Communication means arrangement structure of compact vehicle |
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申请号 | JP2004295402 | 申请日 | 2004-10-07 | 公开(公告)号 | JP2006103603A | 公开(公告)日 | 2006-04-20 |
申请人 | Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; | 发明人 | KUSHIDA KAZUMITSU; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a communication means arrangement structure of a compact vehicle capable of transmitting/receiving the signals in all directions while preventing occupants themselves from forming a barrier by one communication means, and expanding the communication range of the electromagnetic waves of high directivity affected by the ambient situation as much as possible. SOLUTION: In the communication means arrangement structure of the compact vehicle such as a two-wheeler or a three-wheeler, at least one of communication means 40, 41, 42 to perform at least one of transmission and reception of the signals is arranged above occupants D, P seated in a seat. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI | ||||||
权利要求 | 2輪または3輪等の小型車両において、 座席に着座した乗員の上方に信号の送信または受信の少なくとも一方を行う少なくとも1種類の通信手段が配設されたことを特徴とする小型車両の通信手段配置構造。 座席後方より上方へ立ち上がる鉛直ステーとその鉛直ステー上端で屈曲して前方へ延出した水平メンバとからなる支柱部材が設けられ、 同支柱部材の水平メンバの前部に前記通信手段が配設されたことを特徴とする請求項1記載の小型車両の通信手段配置構造。 前記通信手段の1つは、車両間で信号の送受信を行って互いの車両位置等の検出を行うための車車間通信用アンテナであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の小型車両の通信手段配置構造。 前記通信手段の1つは、GPSアンテナであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造。 前記通信手段の1つは、前方に向けて発光するよう配置されたLEDであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造。 前記LEDは、白色LEDまたは近赤外線LEDであることを特徴とする請求項5記載の小型車両の通信手段配置構造。 前記支柱部材の鉛直ステーにおける後面の所定高さ位置に、後方監視カメラを設けたことを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造。 |
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说明书全文 | 本発明は、2輪または3輪等の小型車両のアンテナ等の通信手段の配置構造に関する。 自動2輪車等で通信用のアンテナは、車体前方にあると、視界の邪魔になり易いので、車体後部に取り付けられるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。 同特許文献1に開示されたアンテナは、自動2輪車の座席後部の右側部から上方に立設され、若干斜め後方に傾いている。 しかし、車両間で信号の送受信を行って互いの車両位置等の検出を行うためのアンテナとなると、多量のデータの伝送をする極超短波の波長帯域の搬送波が送受信されるので、指向性が高く、乗員や建物等が障害となる。 特に乗員が障害になるときは、アンテナから見て乗員側が通信不能範囲となり、全方位に亘って通信可能とするためには、乗員を越えてさらにアンテナを高くするか車体の前後または左右にそれぞれアンテナを少なくとも2つ配置しなければならない。 アンテナを高くする場合は、車体の前部および左右は支障があるので車体後部に配置することになる。 本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、1つの通信手段で乗員自体が障害とならずに全方位に信号の送受信が可能であり、周囲の状況に影響される指向性の高い電磁波の通信範囲を可及的に拡大することができる小型車両の通信手段配置構造を供する点にある。 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の小型車両の通信手段配置構造は、2輪または3輪等の小型車両において、座席に着座した乗員の上方に信号の送信または受信の少なくとも一方を行う少なくとも1種類の通信手段が配設されたことを特徴とする。 請求項2記載の発明は、請求項1記載の小型車両の通信手段配置構造において、座席後方より上方へ立ち上がる鉛直ステーとその鉛直ステー上端で屈曲して前方へ延出した水平メンバとからなる支柱部材が設けられ、同支柱部材の水平メンバの前部に前記通信手段が配設されたことを特徴とする。 請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の小型車両の通信手段配置構造において、前記通信手段の1つが、車両間で信号の送受信を行って互いの車両位置等の検出を行うための車車間通信用アンテナであることを特徴とする。 請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造において、前記通信手段の1つが、GPSアンテナであることを特徴とする。 請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造において、前記通信手段の1つが、前方に向けて発光するよう配置されたLEDであることを特徴とする。 請求項6記載の発明は、請求項5記載の小型車両の通信手段配置構造において、前記LEDが、白色LEDまたは近赤外線LEDであることを特徴とする。 請求項7記載の発明は、請求項2から請求項6までのいずれかの項記載の小型車両の通信手段配置構造において、前記支柱部材の鉛直ステーにおける後面の所定高さ位置に、後方監視カメラを設けたことを特徴とする。 請求項1記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、座席に着座した乗員の上方に信号の送信または受信の少なくとも一方を行う少なくとも1種類の通信手段が配設されるので、種類ごとに1つの通信手段が乗員の上方の高い位置に配置され、乗員自体が障害とならずに全方位に亘って信号の送受信が可能であり、かつ通信手段が乗員の上方でできるだけ車体前方に寄っているので、周囲の状況が両側を高い建物で挟まれた交差点などでの指向性の高い電磁波の通信範囲を可及的に拡大することができる。 請求項2記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、前記通信手段を支持する支柱部材が、座席後方より上方へ立ち上がる鉛直ステーとその鉛直ステー上端で屈曲して前方へ延出した水平メンバとからなるので、左右側方からの乗員の乗り降りに支障となることがない。 請求項3記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、車両間で信号の送受信を行って互いの車両位置等の検出を行うための車車間通信用アンテナが、乗員の上方に、支柱部材の水平メンバの前部に配設される。 車両間で信号の送受信を行って互いの車両位置等の検出を行うための車車間通信用アンテナからは、多量のデータの伝送をする極超短波の波長帯域の搬送波が送受信されるので、電波の指向性が高く建物等が障害になり易いが、車車間通信用アンテナが乗員の上方に配置され、できるだけ車体前方に寄っているので、両側を高い建物で挟まれた交差点等での指向性の高い電磁波の通信範囲を可及的に拡大することができる。 請求項4記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、GPSアンテナが乗員の上方に、支柱部材の水平メンバに配設されるので、衛星からの電波を確実に受信することができる。 請求項5記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、乗員の上方でLEDが前方に向けて配置されるので、車体前方から対向車がCCDカメラまたはC・MOSカメラ等で撮像すると乗員より高い位置にLEDをモニターを介して認識でき、別途車体下部にLEDを配置すれば複数のLEDが互いの間隔を大きくあけて遠距離からでも容易に識別することができる。 請求項6記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、請求項5のLEDに白色LEDを用いれば、可視光なので、人間が目で視認することもできれば、CCDカメラ等で撮像してモニターで確認することもできる。 請求項7記載の小型車両の通信手段配置構造によれば、支柱部材の鉛直ステーにおける後面の所定高さ位置に、後方監視カメラを設けたので、適当な高さから後方を撮像することができ、モニターの映像が見易く車体後方の状況の認識を容易にする。 以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図4に基づいて説明する。 自動2輪車1は、2人乗りの自動2輪車であり、ハンドル2により前輪3を操向させる操舵系をフロントカバー4とレッグシールド5が覆っている。 ボディカバー7の下方にスイング式パワーユニット8が前端を枢支して上下に揺動自在に設けられ、車体フレームとの間でリヤクッション9が介装されるパワーユニット8の後部に後輪10が軸支されている。 ボディカバー7の上部には前座席15fと後座席15rとが前後連続した座席が設けられていて、前座席15fには運転者Dが、後座席15rには添乗者Pが着座する。 フロントカバー4の上端縁からは上方にウインドスクリーン16が斜めに後傾して延設されている。 なお、このウインカライト18,18の左右側方に白色LED43,43が前方に向けて発光するように配設されている(図3参照)。 そして、ボディカバー7の後部には、後座席15rの後方でリヤコンビネーションライト19の上方位置に支柱部材30が上方に向けて立設されている。 図2を参照して、後座席15rと支柱部材30の鉛直ステー31と水平メンバ32とによって側面視コ字状の乗車空間が構成され、水平メンバ32は、地上から約180cm程度あり、前座席15fより少し高い位置にある後座席15rに着座した添乗者Pの頭上幾らか余裕をもった高さに水平に位置している。 この水平メンバ32は、前方へ延びたその前端が、前座席15fに着座した運転者Dの頭の略上方位置にあって、車体の前後方向の略中央位置まで前方に水平メンバ32は延出している。 車体に鉛直姿勢で固定された鉛直ステー31の前面下部は、添乗者P用の背もたれ31aとなっている(図1参照)。 以上のような支柱部材30において、水平メンバ32の前半部に上方に山形に盛り上がった膨出部32aが形成されていて、同膨出部32a内の前部に車車間通信用アンテナ40が配設され、膨出部32aの頂部にGPSアンテナ41が配設されている。 このように、支柱部材30における水平メンバ32の前部の膨出部32aに、車車間通信用アンテナ40,GPSアンテナ41,白色LED42等の通信手段が、1つずつまとめて配置されている。 車車間通信用アンテナ40は、車車間通信システムの一部であり、車車間通信システムでは、自車の周囲に走行する複数の車両の位置や種類を検出したりするので、識別コードや位置情報など多量のデータの伝送を短時間に送受信しなければならない。 極超短波は、指向性が高く、乗員や建物等が障害となる。 本車車間通信用アンテナ40の場合、極超短波は指向性が高いので、送信に関しては、最も必要性のある前方に向けて送信しており、有効な通信範囲は、前方120度程度の範囲である。 図5に示すように、本自動2輪車1がわき道50から大きな幹線道路51に出るような場合に、わき道50の両側に建物55,56があると、通信範囲が限定されるが、車車間通信用アンテナ40は、乗員の上方で車体の前後方向中央位置辺りにあるので、通信範囲は、図5に実線で示す扇形の範囲αであり、比較的広く確保されている。 例えば、従来のアンテナのように車体の後部に設けた場合は、乗員より高い位置に配設したとしても、通信範囲は図5に破線で示す扇形の範囲βのように狭い範囲となる。 このように、車車間通信用アンテナ40を乗員の上方で車体の前後方向中央位置辺りまで前方にもってくることで、通信範囲を可及的に拡大することができる。 GPSアンテナ41は、支柱部材30の乗員より高い位置にある水平メンバ32に配設されるので、衛星からの電波を確実に受信することができる。 また、白色LED42も水平メンバ32の前端にあって、乗員より高い位置にある。 したがって、車体前方から対向車がCCDカメラまたはC・MOSカメラ等で撮像すると、車体の正面図である図3を参照して、車体の左右方向の中心で乗員より高い位置にある1個の白色LED42と左右のウインカライト18,18のさらに外側の左右対称位置にある2個の白色LED43,43とが、大きな縦長の二等辺三角形(図3に2点鎖線で示す)の頂点を構成しており、モニターを介してこの二等辺三角形を確認することができる。 このように、モニターの画像情報から複数の白色LEDを頂点として構成される形状(発光パターン)によって車種を識別したり、その形状の大きさや変形の状態から距離や進行方向などの車両の状態や状況の種々の情報を得ることが可能である。 本自動2輪車1に配置された白色LED42,43,43は、縦長の二等辺三角形の形状から自動2輪車であること等の情報を得ることができるが、上側の白色LED42が乗員より高い位置にあって白色LED43,43との間隔が大きく、大きな二等辺三角形を構成することができるので、かなり遠距離からでも発光パターンを識別することができる。 なお、白色LEDの数および配置は、上記以外に種々考えられる。 白色LEDは、可視光であり、直接人間が視認することもできる。 前記テールランプ20は、支柱部材30の鉛直ステー31にあって、ボディカバー7の後部のリヤコンビネーションライト19にあるテールランプより高い位置にあるので、上下のテールランプにより視認性を向上させることができる。 また、後方監視カメラ21は、支柱部材30の鉛直ステー31の中央高さ位置に設けられているので、適当な高さから後方を撮像することができ、モニターの映像が見易く車体後方の状況の認識を容易にする。 次に、以上の実施の形態に示された支柱部材30の変形例を図6に示し説明する。 図6に示すように、支柱部材70は、鉛直ステーが、上下2分割され、下側鉛直ステー71と上側ステー72とが互いの連結部で枢着され、上側ステー72は水平メンバ73と互いにL字に屈曲した関係で一体に形成されている。 後座席15rの後方に車体フレームに一体に固着され立設された下側鉛直ステー71に対して上側ステー72を鉛直にして下側鉛直ステー71と一直線にした姿勢で固定した状態を図6に2点鎖線で示す。 上側ステー72は下側鉛直ステー71の上方に直線的に立設された姿勢で固定されるが、この固定を解除すると、上側ステー72を水平メンバ73とともに前方に揺動することができ、図6に実線で示すように、後座席15r上にコンパクトに折り畳むことができる。 以上の実施の形態では、ルーフ(屋根)を持たない自動2輪車に適用すべく支柱部材を備えていたが、ルーフ付きの2輪または3輪の小型車両の場合は、ルーフを利用して前記アンテナ等通信手段をルーフが支持するようにし、ルーフにおける乗員の上方位置に通信手段を配設するようにしてもよい。 D…運転者、P…添乗者、 |