Scooter-type vehicle

申请号 JP2002151390 申请日 2002-05-24 公开(公告)号 JP4145568B2 公开(公告)日 2008-09-03
申请人 本田技研工業株式会社; 发明人 和則 川目; 雄一郎 森川; 謙吾 矢野;
摘要
权利要求
  • 操向ハンドル(35)を操向自在に支承するヘッドパイプ(26)を前端に備える車体フレーム(25)を覆う車体カバー(101)に、前記車体フレーム(25)に搭載されるエンジン(E)の上方に配置されるライダー座乗用のシート(105)が設けられるとともに、ライダーの足を載せるステップフロア(103)が前記操向ハンドル(26)および前記シート(105)間に配置されるようにして形成されるスクータ型車両において、前記車体フレーム(25)は、前記ステップフロア(103)の下方を通るロアフレーム部(27b)と、 車体フレーム(25)の左右方向に延びて前記ロアフレーム部(27b)の後端に固着されるクロスパイプ(28)とを備え、 前記ロアフレーム部(27b)の後部を上方から覆うようにして下方に開いた略U字状の横断面形状のカバー部(120e)を有して前記クロスパイプ(28)を少なくとも前方から覆うように形成される泥よけ部材(120)が、前記エンジン(E)側に泥水がはね上げられるのを防止するようにして前記ロアフレーム部(27b)の後端に設けられることを特徴とするスクータ型車両。
  • 操向ハンドル(35)を操向自在に支承するヘッドパイプ(26)を前端に備える車体フレーム(25)を覆う車体カバー(101)に、前記車体フレーム(25)に搭載されるエンジン(E)の上方に配置されるライダー座乗用のシート(105)が設けられるとともに、ライダーの足を載せるステップフロア(103)が前記操向ハンドル(26)および前記シート(105)間に配置されるようにして形成されるスクータ型車両において、前記車体フレーム(25)は、前記ステップフロア(103)の下方を通るロアフレーム部(27b)を備え、該ロアフレーム部(27b)の後端に、前記エンジン(E)側に泥水がはね上げられるのを防止する泥よけ部材(120)が設けられ、前記ステップフロア(103)に、バッテリ(112)を収納するバッテリ収納ボックス(110)が設けられ、該バッテリ収納ボックス(110)の後壁(110a)には、バッテリ収納ボックス(110)内に引き込まれる配線(118)用の開口部(117)が設けられ、該開口部(117)を後方側から覆う遮蔽壁(127)が前記泥よけ部材(120)に一体に形成されることを特徴とするスクータ型車両。
  • 前記泥よけ部材(120)の前面の少なくとも下部には、前上がりに傾斜した傾斜面(125)が形成されることを特徴とする請求項1または2記載のスクータ型車両。
  • 前記泥よけ部材(120)が、前記クロスパイプ(28)の両端開口部を覆うように形成されることを特徴とする請求項1記載のスクータ型車両。
  • 合成樹脂から成る前記泥よけ部材(120)に、ハーネスおよびケーブル類の保持部(128)が一体に形成されることを特徴とする請求項 1または 2記載のスクータ型車 両。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、操向ハンドルを操向自在に支承するヘッドパイプを前端に備える車体フレームを覆う車体カバーに、前記車体フレームに搭載されるエンジンの上方に配置されるライダー座乗用のシートが設けられるとともに、ライダーの足を載せるステップフロアが前記操向ハンドルおよび前記シート間に配置されるようにして形成されるスクータ型車両に関し、特に、ステップフロアの下方からエンジン側に泥等がはね上げられるのを防止するための構造に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    エンジン側に泥水等がはね上げられるのを防止するために、特許第2788471号公報で開示されたスクータ型車両では、ステップフロアの下面全体が大型のアンダーカバーで覆われている。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    ところが、上記従来のように大型のアンダーカバーを用いるものでは、部品コストの増大を招くことになる。
    【0004】
    本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品コストの低減を図りつつ、エンジン側への泥水等のはね上げを防止したスクータ型車両を提供することを目的とする。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ハンドルを操向自在に支承するヘッドパイプを前端に備える車体フレームを覆う車体カバーに、前記車体フレームに搭載されるエンジンの上方に配置されるライダー座乗用のシートが設けられるとともに、ライダーの足を載せるステップフロアが前記操向ハンドルおよび前記シート間に配置されるようにして形成されるスクータ型車両において、前記車体フレームは、前記ステップフロアの下方を通るロアフレーム部と、 車体フレームの左右方向に延びて前記ロアフレーム部の後端に固着されるクロスパイプとを備え、 前記ロアフレーム部の後部を上方から覆うようにして下方に開いた略U字状の横断面形状のカバー部を有して前記クロスパイプを少なくとも前方から覆うように形成される泥よけ部材が、前記エンジン側に泥水がはね上げられるのを防止するようにして前記ロアフレーム部の後端に設けられることを特徴とする。
    【0006】
    このような請求項1記載の発明の構成によれば、ロアフレーム部の後端に泥よけ部材が設けられるので、大型のアンダーカバーを用いていた従来のものと比べて部品コストを低減することを可能としつつ、エンジン側に泥水がはね上げられるのを防止することができ、しかも車体フレームの左右方向のほぼ全体にわたって泥水がエンジン側にはね上げられるのを防止することができる。
    【0007】
    上記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、操向ハンドルを操向自在に支承するヘッドパイプを前端に備える車体フレームを覆う車体カバーに、前記車体フレームに搭載されるエンジンの上方に配置されるライダー座乗用のシートが設けられるとともに、ライダーの足を載せるステップフロアが前記操向ハンドルおよび前記シート間に配置されるようにして形成されるスクータ型車両において、前記車体フレームは、前記ステップフロアの下方を通るロアフレーム部を備え、該ロアフレーム部の後端に、前記エンジン側に泥水がはね上げられるのを防止する泥よけ部材が設けられ、前記ステップフロアに、バッテリを収納するバッテリ収納ボックスが設けられ、該バッテリ収納ボックスの後壁には、バッテリ収納ボックス内に引き込まれる配線用の開口部が設けられ、該開口部を後方側から覆う遮蔽壁が前記泥よけ部材に一体に形成されることを特徴とする
    【0008】
    このような請求項2記載の発明の構成によれば、ロアフレーム部の後端に泥よけ部材が設けられるので、大型のアンダーカバーを用いていた従来のものと比べて部品コストを低減することを可能としつつ、エンジン側に泥水がはね上げられるのを防止することができ、しかもバッテリ収納ボックスが備える配線用の開口部を泥よけ部材の遮蔽壁で覆うので、専用の部品を設けることなくバッテリ収納ボックス内に泥水等が侵入するのを防止することができる。
    【0009】
    請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記泥よけ部材の前面の少なくとも下部には、前上がりに傾斜した傾斜面が形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、泥よけ部材に衝突した泥水等を泥よけ部材の後方かつ下方に案内することで、エンジン側への泥水等のはね上がりをより確実に防止することができる。
    【0010】
    請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記泥よけ部材が、前記クロスパイプの両端開口部を覆うように形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、クロスパイプの両端を閉じる加工が不要となり、加工工数を低減することができる。
    【0011】
    さらに請求項記載の発明は、上記請求項1 または2記載の発明の構成に加えて、合成樹脂から成る前記泥よけ部材に、ハーネスおよびケーブル類の保持部が一体に形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、泥よけ部材の近傍に配置されるハーネスおよびケーブル類を泥よけ部材で保持することができ、ハーネスおよびケーブル類を保持するための専用の部品を不要として部品点数の低減に寄与することができる。
    【0012】
    【発明の実施の形態】
    以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
    【0013】
    図1〜図23は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2は車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態でのスクータ型自動二輪車の後部斜視図、図3は車体フレームの側面図、図4は図3の4矢視拡大図、図5は図4から泥よけ部材および防振リンクを除いた状態の平面図、図6は図1の6矢示部拡大縦断面図、図7は図4の7−7線断面図、図8は防振リンクの平面図、図9は車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態でのスクータ型自動二輪車の中間部斜視図、図10はエアクリーナおよびコネクティングチューブを上方から見た平面図、図11はエアクリーナを省略した状態での図10の11−11線に沿う側面図、図12は車体カバーを省略した状態のスクータ型自動二輪車の上部を後方から見た図、図13は吸気チューブの上流端のリヤフレームパイプへの接続部を示すための要部切欠き断面図、図14は二次空気制御弁の構成を示す縦断面図、図15は図6の15−15線断面図、図16はステップフロアの斜視図、図17はステップフロアの一部平面図、図18は泥よけ部材の正面図、図19は図18の19矢視側面図、図20は図19の20矢視平面図、図21は図18の21−21線断面図、図22は図18の22−22線断面図、図23は図18の23−23線断面図である。
    【0014】
    先ず図1〜図5において、スクータ型自動二輪車の車体フレーム25は、前端にヘッドパイプ26が固着されたメインフレームパイプ27と、該メインフレームパイプ27の後端に直に固着されるクロスパイプ28と、クロスパイプ28の両端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ29,30とを備える。
    【0015】
    メインフレームパイプ27は、ヘッドパイプ26から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部27aと、ダウンフレーム部27aの後端からほぼ水平にして後方に延びるロアフレーム部27bとが一体に連設されて成り、ロアフレーム部27bの後端部には、上下方向に押し潰されて成る筒状のラバー支持部31が形成される。 クロスパイプ28は車体フレーム25の左右方向に延びるものであり、該クロスパイプ28の軸方向中央部を前記ラバー支持部31が貫通するようにして、クロスパイプ28の軸方中央部がメインフレームパイプ27の後端部に直角に固着される。 またクロスパイプ28およびメインフレームパイプ27間には、クロスパイプ28およびメインフレームパイプ27の連設部を補強するための上下一対の補強部材32,33が設けられる。
    【0016】
    左右一対のリヤフレームパイプ29,30は、前記クロスパイプ28の両端部から後ろ上がりに延びるライズフレーム部29a,30aと、ライズフレーム部29a,30aの後端からほぼ水平にして後方に延びるととともに後端部開口が相互に対向するように水平面内で彎曲するアッパーフレーム部29b,30bとが一体に連設されて成るものである。
    【0017】
    前記ヘッドパイプ26には前輪WFを跨ぐフロントフォーク34が操向可能に支承され、フロントフォーク34の上端には操向ハンドル35が連結される。
    【0018】
    車体フレーム25における両リヤフレームパイプ29,30の前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される無段変速機Mとから成るパワーユニットPが、上下に揺動することを可能として支承され、後輪WRはパワーユニットPの後部に軸支される。 而してエンジンEは、シリンダをほぼ水平に配置した単気筒の4サイクルエンジンであり、無段変速機Mは、たとえばベルト式のものである。
    【0019】
    パワーユニットPの後部と、左右一対のリヤフレームパイプ29,30のうち左側のリヤフレームパイプ29との間にはリヤクッションユニット36が設けられる。 またエンジンEからの排気ガスを導く排気管37がエンジンEから後輪WRの右側方側に延出されており、この排気管37は、後輪WRの右側方に配置される排気マフラー38に接続される。
    【0020】
    両リヤフレームパイプ29,30の前部間には、ヘルメット等を収納可能な収納ボックス39が、前記エンジンEの上方に配置されるようにして支持されており、両リヤフレームパイプ29,30の後部間には燃料タンク40が支持される。
    【0021】
    ところで、パワーユニットPは防振リンク41を介して車体フレーム25に上下揺動可能に支承されるものであり、この防振リンク41の構造について、図6〜図8を併せて参照しつつ説明する。
    【0022】
    防振リンク41は、パワーユニットPの前寄り下部に設けられる左右一対のエンジン側ブラケット42,42と、車体フレーム25の両リヤフレームパイプ29,30におけるライズフレーム部29a,30aの下部にそれぞれ設けられる左右一対のフレーム側ブラケット43,43と、前記両エンジン側ブラケット42,42間に配置される円筒状の回動筒44と、該回動筒44を回動可能に支承するようにして両エンジン側ブラケット42,42間に設けられる連結軸45と、横断面矩形の筒状に形成されて前記回動筒44に一端が固着される左右一対のリンク部材46,46と、前記両フレーム側ブラケット43,43間に配置されるとともに前記リンク部材46,46の他端が固着される円筒状の外筒47と、該外筒47内に同軸に配置される円筒状の内筒48と、内筒48の両端部に内周がそれぞれ焼き付けられるとともに前記外筒47の両端部に圧入される円筒状のケース49に外周がそれぞれ焼き付けられるゴムブッシュ50…と、前記内筒48を回動可能に支承するようにして前記両フレーム側ブラケット43,43間に設けられる揺動支軸51と、前記外筒47の軸方向中間部に固着されて前方に延びるアーム52と、アーム52の先端に装着されるストッパラバー53とを備える。
    【0023】
    前記ストッパラバー53は、メインフレームパイプ27の後端に形成されているラバー支持部31に、該ラバー支持部31の上下内面にストッパラバー53の上下両面を接触させるようにして挿入される。
    【0024】
    このような防振リンク41では、パワーユニットPのエンジンEから揺動支軸51に作用する荷重は、ゴムブッシュ50…の弾性変形によって吸収されるとともに、ストッパラバー53がラバー支持部31の上下内面に押付けられて弾性変形することにより吸収される。
    【0025】
    しかも両リンク部材46,46には、パワーユニットPよりも前方の各部材のうち最も低い位置にあってフレーム側ブラケット43よりも低くなるようにして、各リンク部材46,46よりも下方に膨出するガード部材54,54がそれぞれ固着される。 これらのガード部材54…は、軽量化および高強度化を図るために、たとえば棒鋼(パイプ)を半円状に彎曲させて形成されるものである。
    【0026】
    図9を併せて参照して、エンジンEの吸気系57は、エンジンEの上部に接続される吸気管58と、該吸気管58の上流端に接続される気化器59と、該気化器59よりも後方で後輪WRの左側方に配置されるエアクリーナ60と、エアクリーナ60および気化器59間を結ぶ合成樹脂製のコネクティングチューブ61とを備え、収納ボックス39およびエンジンE間に配置されている。
    【0027】
    図10および図11をさらに併せて参照して、エアクリーナ60は、後輪WRの上部左側に配置されるようにしてパワーユニットPの後部に取付けられる。 またコネクティングチューブ61は、後輪WRの上部左側に配置されるエアクリーナ60と、後輪WRの前方に配置される気化器59とを結ぶようにしてほぼ水平面内で彎曲するように配置されるものである。
    【0028】
    コネクティングチューブ61の上部には、該コネクティングチューブ61から上方に突出する立ち上がり壁61aが一体に突設されており、コネクティングチューブ61の上方に配置されている収納ボックス39の下部には、前記後輪WRの前方で前記立ち上がり壁61aと前後に重なる垂下壁39aが、下方に垂下するようにして一体に設けられる。 而して立ち上がり壁61aおよび垂下壁39a間には、後輪WRからはね上げられる泥水等がコネクティングチューブ61よりも前方すなわち気化器59側に侵入するのを防止する迷路62が形成される。
    【0029】
    またコネクティングチューブ61の下部には、後輪WRからはね上げられる泥水等が前方に向かうのを阻止する泥よけ壁61bが、コネクティングチューブ61から下方に垂下するようにして一体に設けられる。
    【0030】
    図12を併せて参照して、両リヤフレームパイプ29,30のうち左側のリヤフレームパイプ29におけるアッパーフレーム部29bの前部には、エンジンEの排気ポート(図示せず)に供給する二次空気を浄化するための二次空気用エアクリーナ63が支持される。
    【0031】
    この二次空気用エアクリーナ63の吸入口には吸気チューブ64の下流端が接続されており、該吸気チューブ64の上流端は、図13で示すように、両リヤフレームパイプ29,30のうち右側のリヤフレームパイプ30におけるアッパーフレーム部30bの後端部にその後端部開口30cから挿入される。 しかも吸気チューブ64の上流端は、その外面およびリヤフレームパイプ30の内面間に圧縮状態で介装される防音材65によってリヤフレームパイプ30に支持されており、防音材65は、通気性を有する弾性材料たとえばスポンジ等から成るものである。 すなわち吸気チューブ64の上流端は、防音材65をリヤフレームパイプ30の内面との間に介在させてリヤフレームパイプ30の後端部開口30cに挿入されている。
    【0032】
    前記吸気チューブ64を、滑らかに彎曲させてリヤフレームパイプ30の後端部開口30cに挿入するために、他方のリヤフレームパイプ29の後端下部は、下方に向かうにつれてリヤフレームパイプ30から遠ざかるように傾斜した傾斜面29cを形成するようにカットされており、吸気チューブ64は、その傾斜面29cに沿うように配置される。
    【0033】
    エンジンEおよび二次空気用エアクリーナ63間に設けられる二次空気制御弁66が、左側のリヤフレームパイプ29のライズフレーム部29aの上部に取付けられたステー67で支持されており、該二次空気制御弁66は、前記二次空気用エアクリーナ63がライズフレーム部29aの後方に配置されるのに対し、ライズフレーム部29aを二次空気用エアクリーナ63との間に挟むようにしてライズフレーム部29aの前方に配置される。
    【0034】
    図14において、二次空気制御弁66は、ダイヤフラムアクチュエータ68と、該ダイヤフラムアクチュエータ68で閉弁駆動される開閉弁69と、エンジンEの排気ポート側への空気の流通だけを許容するリード弁70とで構成される。
    【0035】
    ダイヤフラムアクチュエータ68は、ケーシング71と、該ケーシング71で周縁部を挟持されたダイヤフラム72と、該ダイヤフラム72の中央部に一端が連結される金属製のロッド73とを備える。
    【0036】
    ケーシング71は、ボディ74と、前記ダイヤフラム72の周縁部を相互間に気密に挟持して該ボディ74に締結されるカバー75とから成るものであり、カバー75およびダイヤフラム72間には該ダイヤフラム72の一面を臨ませる負圧室76が形成され、ボディ74およびダイヤフラム72間には大気圧室77が形成される。 カバー75の中央部には、先端に絞り孔78を有する接続管部79が連設されており、前記絞り孔78を介して負圧室76内に通じる負圧取出管路80が接続管部79に接続され、該負圧取出管路80は、吸気系57の吸気管58に接続される。 これにより負圧室76には吸気管58内の負圧が作用することになる。
    【0037】
    ロッド73は、ボディ74により軸方向移動可能に支承されており、該ロッド73の一端は大気圧室77側で前記ダイヤフラム72の中央部に直接連結される。
    【0038】
    このようなダイヤフラムアクチュエータ68においては、吸気管58内の負圧が高くなったときには、ダイヤフラム72が負圧室76の容積を減少する方向に撓み、ロッド73が図14の左方に作動することになる。
    【0039】
    開閉弁69は、弁ハウジング81と、前記ロッド73の他端に固着される弁体82と、弁ハウジング81および弁体82間に設けられる戻しばね83とを備える。
    【0040】
    弁ハウジング81は、前記ボディ74と、該ボディ74に気密に締結されるサクションカバー84とで構成されるものであり、ボディ74には、空気流通路85と、空気流通路85を大気圧室77に連通せしめる連通孔86と、空気流通路85の上流端に通じて前記ロッド73と同軸に配置される弁孔87と、前記空気流通路85とは反対側で前記弁孔87を中央部に開口させた弁座88と、前記弁孔87に一部を同軸に挿入せしめた支持筒部89とが設けられ、弁孔87を同軸に貫通するロッド73が前記支持筒部89内に軸方向摺動可能に嵌合される。
    【0041】
    前記ボディ74およびサクションカバー84間には弁室90が形成される。 またサクションカバー84には弁室90に通じる接続管部91が一体に形成されており、管路92の下流端が接続管に接続される。 而して管路92の上流端は二次空気用エアクリーナ63に接続される。
    【0042】
    前記弁座88は弁室90に臨むようにしてボディ74に形成され、弁座88に着座することを可能として弁室90に収納される弁体82がロッド73の他端に固設される。
    【0043】
    また戻しばね83は、前記支持筒部89を囲繞するコイル状のものであり、弁体82を弁座88から離座せしめる方向、すなわちダイヤフラムアクチュエータ68のダイヤフラム72を大気圧室77側に撓ませる方向のばねを発揮してボディ74および弁体82間に設けられる。
    【0044】
    リード弁70は、弁孔93を中央部に有して円板状に形成される弁支持板94に、前記弁孔93の開閉を可能として支持されるものであり、弁支持板94は、前記弁孔93を空気流通路85の下流端に連通させるようにして、前記ボディ74ならびに該ボディ74に締結されるカバー95間に気密に挟持される。 またカバー95および弁支持板94間には前記リード弁70を収納する弁室96が形成され、弁室96に通じるようにしてカバー95に一体に設けられた接続管部97に、二次空気供給管路98の上流端が接続される。 而して二次空気供給管路98の下流端は、エンジンEの排気ポートに通じるようにしてエンジンEの下部に接続される。
    【0045】
    このような二次空気制御弁66は、ボディ74に一体に設けられるフランジ部77aが、ステー67に締結されることにより、左側のリヤフレームパイプ29におけるライズフレーム部29aの上部に支持される。
    【0046】
    また左側のリヤフレームパイプ29におけるライズフレーム部29aの下部には、該ライズフレーム部29a内に通じる接続管部99が設けられており、パワーユニットPの無段変速機M内から冷却空気を導出するためのダクト100が前記接続管部99に接続される。
    【0047】
    図1に注目して、車体フレーム25は、合成樹脂製の車体カバー101で覆われるものであり、この車体カバー101は、運転者の足の前方を覆うレッグシールド102と、ライダーの足を載せるべくレッグシールド102の下部に連なるステップフロア103と、ステップフロア103に連なって車体後部を両側から覆うサイドカバー104とを備える。
    【0048】
    前記収納ボックス39および燃料タンク40は、上記サイドカバー104で覆われており、ライダーを座乗させるようにして収納ボックス39を上方から覆うシート105が、サイドカバー104の上部に開閉可能に取付けられる。 すなわちステップフロア103は、操向ハンドル35およびシート105間に配置されるようにして車体カバー101に形成され、ステップフロア103の後端よりも下方に、パワーユニットPを車体フレーム25に揺動可能に支承するためのフレーム側ブラケット43…が配置される。
    【0049】
    メインフレームパイプ27におけるロアフレーム部27bの前部には、支持部材106が固着されており、前記ロアフレーム部27bの上方で自動二輪車の左右方向に延びる前部支持パイプ107の中央部が前記支持部材106に固着される。 またクロスパイプ28の両端部には後部支持パイプ108,108が立設されており、前部支持パイプ107の両端部および後部支持パイプ108、108の上端部に、ロアフレーム部27bと平行に延びる一対のフロア支持フレーム109,109が固着される。
    【0050】
    図6で示すように、ステップフロア103の左右両側における前部および後部には、前記フロア支持フレーム109,109の前部および後部上面に当接するボス部103a,103aが下方に突出するようにして一体に設けられており、それらのボス部103a,103a…がフロア支持フレーム109,109に締結されることで、ステップフロア103が両フロア支持フレーム109,109に支持される。
    【0051】
    図15〜図17において、ステップフロア103の略中央部には、上部を開放した箱形のバッテリ収納ボックス110が、ステップフロア103から下方に突出するようにして一体に形成され、このバッテリ収納ボックス110の上部開口端は、ステップフロア103に着脱可能に取付けられる合成樹脂製の蓋板111で閉鎖される。
    【0052】
    バッテリ収納ボックス110内には、バッテリ112、CDIユニット113、スタートリレー114およびヒューズボックス115等が収納、固定される。 しかもバッテリ収納ボックス110の後壁110aには、前記バッテリ112、CDIユニット113、スタートリレー114およびヒューズボックス115等に接続される配線118をバッテリ収納ボックス110内に引き込むための開口部117が設けられる。
    【0053】
    車体フレーム25のうち前記ステップフロア103の下方を通るロアフレーム部27bの後端には、エンジンE側に泥水等がはね上げられるのを防止する合成樹脂製の泥よけ部材120が設けられる。
    【0054】
    の泥よけ部材120は、ロアフレーム部27bの後端に固着されるクロスパイプ28を少なくとも前方から覆って該クロスパイプ28に取付けられる。
    【0055】
    図18〜図23において、泥よけ部材120は、ロアフレーム部27bの後端に固着されるクロスパイプ28を少なくとも前方から覆うように形成されるものであり、クロスパイプ28を前方側から覆う前壁120aと、前壁120aの上端から後方にほぼ水平に延びるように形成される上壁120bと、前壁120aおよび上壁120bに連なる一対の側壁120c,120dと、下方に開いた略U字状の横断面形状を有して前壁120aの略中央部から前方に延びるカバー部120eとを一体に備える。
    【0056】
    前記上壁120bはクロスパイプ28を上方から覆うものであり、また両側壁120c,120dで前記クロスパイプ28の両端が覆われる。 すなわち泥よけ部材120は、クロスパイプ28を、その前方、上方および両側から覆うように形成されることになる。 またロアフレーム部27bの後部はカバー部120eで上方から覆われる。
    【0057】
    ところで、クロスパイプ28およびメインフレームパイプ27の連設部を補強するためにクロスパイプ28およびメインフレームパイプ27間に設けられた上下一対の補強部材32,33のうち下方の補強部材33には、前記泥よけ部材120における上壁120bの左右両側に下方から当接する一対の支持腕部33a,33aが一体に設けられており、それらの支持腕部33a…にはウエルドナット121…が固着される。 一方、支持腕部33a…に対応する部分で前記上壁120bには一対の挿通孔122,122が設けられており、それらの挿通孔122…に挿通されるねじ部材123…を前記ウエルドナット121…に螺合して締めつけることにより泥よけ部材120が両支持腕部33a…に取付けられる。
    【0058】
    前記カバー部120eの右側で前壁120aの上部には、バッテリ収納ボックス110の右側後部を収納するための収納凹部124が設けられる。
    【0059】
    この泥よけ部材120の前面の少なくとも下部、この実施例では前記収納凹部124を除く前壁120aの前面に、前上がりに傾斜した傾斜面125が形成される。 またクロスパイプ28の両端開口部を覆う両側壁120c,120dの下部にも、下方に向かうにつれて内方位置となる傾斜面126,126が形成され、クロスパイプ28の両端下部もそれらの傾斜面126…に対応して斜めに切除される。
    【0060】
    ところで、ステップフロア103に一体に設けられたバッテリ収納ボックス110の後壁110aには、バッテリ収納ボックス110内に引き込まれる配線118用の開口部117が設けられているが、泥よけ部材120の上壁120bには、前記開口部117を後方側から覆う遮蔽壁127が上方に突出するようにして一体に形成される。
    【0061】
    さらに前記両挿通孔122,122のうち左側の挿通孔122よりも前方で上壁120bの前部には、周方向1箇所にスリット129を有して円形に形成される保持部128が一体に形成されており、この保持部128には、前記スリット129から挿入することにより、ハーネスおよびケーブル類を保持することが可能である。
    【0062】
    次にこの実施例の作用について説明すると、パワーユニットPの前部を車体フレーム25に上下揺動可能に支承するための一対のリンク部材46…は、ステップフロア103の後端よりも下方に配置されて車体フレーム25の一部を構成するフレーム側ブラケット43…と、パワーユニットPの下部に設けられた一対のエンジン側ブラケット42…とを連結するものであり、これらのリンク部材46…には、該リンク部材46…よりも下方に膨出するガード部材54…がそれぞれ固着されている。 しかもガード部材54…は、パワーユニットPよりも前方の各部材のうち最も低い位置にあってフレーム側ブラケット43よりも低くなるようにして下方に膨出している。
    【0063】
    したがって縁石等の障害物に乗り上げたときには、パワーユニットPよりも先に障害物がガード部材54…に当たることになり、リンク部材46…がパワーユニットPを上方に浮き上がらせるように回動するので、パワーユニットPに障害物が直接衝突することを回避することができる。 しかもリンク部材46…にガード部材54…を固設するだけの極めて簡単な構造でパワーユニットPへの障害物の衝突を回避することができる。
    【0064】
    ところで、パワーユニットP よびシート105間には、該シート105で上端開口部が閉鎖されるようにして収納ボックス39が配置されており、エンジンEの上部に接続される吸気管58、該吸気管58の上流端に接続される気化器59、該気化器59よりも後方に配置されるエアクリーナ60、ならびにエアクリーナ60および気化器59間を結ぶコネクティングチューブ61を備える吸気系57が、エンジンEおよび収納ボックス39間に配置されている。 しかもコネクティングチューブ61の上部に一体に設けられて上方に突出する立ち上がり壁61aと、収納ボックス39の下部に一体に設けられて下方に垂下する垂下壁39aとが、後輪WRからはね上げられる泥水等がコネクティングチューブ61よりも前方に侵入するのを防止する迷路62を立ち上がり壁61aおよび垂下壁39a間に形成するようにして前後に重なる位置に配置されている。
    【0065】
    したがって後輪WRではね上げられる泥水等がコネクティングチューブ61よりも前方のエンジンE側に向かうのを極力阻止することができ、しかも収納ボックス39およびコネクティングチューブ61以外の部品は不要であるので、部品点数の低減を図るとともに組付け作業工数の低減を図ることができる。
    【0066】
    またコネクティングチューブ61の下部には、後輪WRからはね上げられる泥水等が前方に向かうのを阻止する泥よけ壁61bがコネクティングチューブ61から下方に垂下するようにして一体に設けられており、後輪WRではね上げられる泥水等がコネクティングチューブ61よりも前方側に向かうのを、前記泥よけ壁61bによってより一層確実に阻止することができる。
    【0067】
    また車体フレーム25は、ステップフロア103の下方を通るロアフレーム部27bを備えており、このロアフレーム部27bの後端には、エンジンE側に泥水等がはね上げられるのを防止する泥よけ部材120が設けられている。
    【0068】
    このため大型のアンダーカバーを用いていた従来のものと比べて部品コストを低減することを可能としつつ、エンジンE側に泥水等がはね上げられるのを防止することができる。
    【0069】
    また車体フレーム25は、車体フレーム25の左右方向に延びて前記ロアフレーム部27bの後端に固着されるクロスパイプ28を備えており、泥よけ部材120は、クロスパイプ28を少なくとも前方から覆うように形成されるので、車体フレーム25の左右方向のほぼ全体にわたって泥水がエンジンE側にはね上げられるのを防止することができる。
    【0070】
    また泥よけ部材120の前面の少なくとも下部には、前上がりに傾斜した傾斜面125が形成されており、泥よけ部材120に衝突した泥水等を泥よけ部材125の後方かつ下方へと前記傾斜面125で案内することで、エンジンE側への泥水等のはね上がりをより確実に防止することができる。
    【0071】
    ところで、ステップフロア103には、バッテリ112等を収納するバッテリ収納ボックス110が設けられ、該バッテリ収納ボックス110の後壁110aには、バッテリ収納ボックス110内に引き込まれる配線118用の開口部117が設けられるのであるが、前記泥よけ部材120には、その開口部117を後方側から覆う遮蔽壁127が一体に形成されている。 したがって専用の部品を設けることなくバッテリ収納ボックス110内に泥水等が侵入するのを防止することができる。
    【0072】
    しかも泥よけ部材120は、クロスパイプ28の両端開口部を覆うように形成されるので、クロスパイプ28の両端を閉じる加工が不要となり、加工工数を低減することができる。
    【0073】
    また合成樹脂から成る泥よけ部材120に、ハーネスおよびケーブル類の保持部128が一体に形成されており、泥よけ部材120の近傍に配置されるハーネスおよびケーブル類を泥よけ部材120で保持することができ、ハーネスおよびケーブル類を保持するための専用の部品を不要として部品点数の低減に寄与することができる。
    【0074】
    さらにエンジンEの排気系に供給する二次空気を正常化するための二次空気用エアクリーナ63は、車体フレーム25の外部に配置されて左側のリヤフレームパイプ29に支持されており、二次空気用エアクリーナ63のメンテナンスは容易である。
    【0075】
    しかも二次空気用エアクリーナ63の吸入口に吸気チューブ64の下流端が接続されており、この吸気チューブ64の上流端は、防音材65を右側のリヤフレームパイプ30の内面との間に介在させて、該リヤフレームパイプ30の後端部開口30cに挿入されている。
    【0076】
    したがってリヤフレームパイプ30に吸気チューブ64を接続するにあたって余分な部品の取付けを不要としてコストを低減することができ、また吸気チューブ64の上流端およびリヤフレームパイプ30の内面間に、空気の流通を可能とした防音材65が配置されるので、リヤフレームパイプ30内で吸気音が反響するのを抑制して消音効果を得ることができる。
    【0077】
    たエンジンEおよび二次空気用エアクリーナ63間に設けられて車体フレーム25に支持される二次空気制御弁66が、車体フレーム25の一部であるリヤフレームパイプ29のライズフレーム部29aを挟んで二次空気用エアクリーナ63とは反対側に配置されているので、二次空気用エアクリーナ63および二次空気制御弁66を近接配置して、二次空気用エアクリーナ63および二次空気制御弁66間を接続するための構造を簡略化することができる。
    【0078】
    さらに車体フレーム25は、後端を相互に対向して開口せしめた左右一対のリヤフレームパイプ29,30を後部に備えており、それらのリヤフレームパイプ29,30のいずれか一方であるリヤフレームパイプ30の後端部開口に吸気チューブ64の上流端が挿入されるので、吸気チューブ64をリヤフレームパイプ30に接続するためにリヤフレームパイプ30に余分な加工を施すことを不要とし、コストをより一層低減することができる。
    【0079】
    しかも後端を相互に対向して開口せしめた左右一対のリヤフレームパイプ29,30のうち他方のリヤフレームパイプ29の後端には、傾斜面29cが形成されており、吸気チューブ64は傾斜面29cに沿うように配置されるので、吸気チューブ64を大きく屈曲せずに前記リヤフレームパイプ30の後端部開口30cに挿入することができ、吸気チューブ64内の吸気の流れを良好とすることができる。
    【0080】
    以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
    【0081】
    【発明の効果】
    以上のように請求項1記載の発明によれば、大型のアンダーカバーを用いていた従来のものと比べて部品コストを低減することを可能としつつ、エンジン側に泥水等がはね上げられるのを防止することができ、しかも車体フレームの左右方向のほぼ全体にわたって泥水がエンジン側にはね上げられるのを防止することができる。
    【0082】
    また請求項2記載の発明によれば、大型のアンダーカバーを用いていた従来のものと比べて部品コストを低減することを可能としつつ、エンジン側に泥水等がはね上げられるのを防止することができ、バッテリ収納ボックスが備える配線用の開口部を泥よけ部材の遮蔽壁で覆うので、専用の部品を設けることなくバッテリ収納ボックス内に泥水等が侵入するのを防止することができる。
    【0083】
    請求項3記載の発明によれば、泥よけ部材に衝突した泥水等を泥よけ部材の後方かつ下方に案内することで、エンジン側への泥水等のはね上がりをより確実に防止することができる。
    【0085】
    請求項記載の発明によれば、クロスパイプの両端を閉じる加工が不要となり、加工工数を低減することができる。
    【0086】
    さらに請求項記載の発明によれば、泥よけ部材の近傍に配置されるハーネスおよびケーブル類を泥よけ部材で保持することができ、ハーネスおよびケーブル類を保持するための専用の部品を不要として部品点数の低減に寄与することができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】スクータ型自動二輪車の側面図である。
    【図2】車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態でのスクータ型自動二輪車の後部斜視図である。
    【図3】車体フレームの側面図である。
    【図4】図3の4矢視拡大図である。
    【図5】図4から泥よけ部材および防振リンクを除いた状態の平面図である。
    【図6】図1の6矢示部拡大縦断面図である。
    【図7】図4の7−7線断面図である。
    【図8】防振リンクの平面図である。
    【図9】車体カバーおよび収納ボックスを省略した状態でのスクータ型自動二輪車の中間部斜視図である。
    【図10】エアクリーナおよびコネクティングチューブを上方から見た平面図である。
    【図11】エアクリーナを省略した状態での図10の11−11線に沿う側面図である。
    【図12】車体カバーを省略した状態のスクータ型自動二輪車の上部を後方から見た図である。
    【図13】吸気チューブの上流端のリヤフレームパイプへの接続部を示すための要部切欠き断面図である。
    【図14】二次空気制御弁の構成を示す縦断面図である。
    【図15】図6の15−15線断面図である。
    【図16】ステップフロアの斜視図である。
    【図17】ステップフロアの一部平面図である。
    【図18】泥よけ部材の正面図である。
    【図19】図18の19矢視側面図である。
    【図20】図19の20矢視平面図である。
    【図21】図18の21−21線断面図である。
    【図22】図18の22−22線断面図である。
    【図23】図18の23−23線断面図である。
    【符号の説明】
    25・・・車体フレーム26・・・ヘッドパイプ27b・・・ロアフレーム部28・・・クロスパイプ35・・・操向ハンドル101・・・車体カバー103・・・ステップフロア105・・・シート110・・・バッテリ収納ボックス110a・・・後壁112・・・バッテリ117・・・開口部118・・・配線120・・・泥よけ部材125・・・傾斜面127・・・遮蔽壁128・・・保持部E・・・エンジン

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