Rear fender structure

申请号 JP2001263765 申请日 2001-08-31 公开(公告)号 JP2003072623A 公开(公告)日 2003-03-12
申请人 Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; 发明人 NISHIURA HISAO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a firm installing structure preventing fluttering in a movable fender of a motorcycle.
SOLUTION: A movable fender 15 integrally rocking with a rear fork 6 is integrally formed so as to dispose a chain cover 14 in the left side of a main body portion 30 and dispose a hose clamp 33 and a hose clamp 34 in the right side. The right and left sides of a lower part of the main body portion 30 are fixed to a cross portion 19 by a first fixing portion 33 and a second fixing portion 34, and front and rear hose clamps 31, 32 are fixed on an arm portion 17 by a third fixing portion 41 provided on an end portion thereof and the same fixing portion 42 with a brake hose 22. The chain cover 14 is fixed on stays 20, 21 of an arm portion 18 by the fourth fixing portion 50 provided in a front side and the same fixing portion 51 in a rear side. While the first fixing portion 33 and the second fixing portion 34 are accepted to be slightly shifted in a back-and-forth direction in regard to a line connecting the third fixing portion 41 and the fourth fixing portion 50, their 4 points are disposed in the generally same line.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端が車体へ揺動自在に支持され、他端に後輪を支持するとともに、左右のアーム部と、これらの前部を左右に連結するクロス部とを備えたリヤフォークと、このリヤフォーク上へ一体となって揺動するように取付けられたリヤフェンダとを備えた自動2輪車において、前記リヤフェンダは後輪の前部側を覆う本体部を挟んで左右にブレーキホースを固定するためのホースクランプと、チェーンを覆うチェーンカバーとを一体に備えるとともに、前記本体部の前端基部には前記クロス部の左右にて固定される第1及び第2の固定部を備え、かつホースクランプは一方のアーム部上へ固定される第3
    の固定部を備え、かつチェーンカバーも他方のアーム部へ固定される第4の固定部を備えるとともに、これら第1及至第4の固定部を平面視で左右方向へ略一直線上に配置したことを特徴とするリヤフェンダー構造。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は自動2輪車におけるリヤフェンダー構造、特にリヤフェンダがリヤフォークと一体に揺動する可動フェンダの構造に関する。 【0002】 【従来の技術】自動2輪車の可動フェンダは公知である。 また、このような可動フェンダの一側面にブレーキホース固定用のホースクランプを一体に設け、このホースクランプをアーム部へ取付けるとことによって同時に可動フェンダをリヤフォークへ固定するものも公知である(実開昭64−8493号)。 【0003】さらに、可動フェンダの一側下部へ別体に形成されたチェーンカバーを結合部材で取付一体化し、
    このチェーンカバーをアーム部へ固定することにより可動フェンダを同時に固定することも公知である(実開昭64−10493号)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、可動フェンダは走行風によりかなり大きな風圧を受けるため、バタツキを防止することが望まれるが、上記各従来例のように、可動フェンダの左右側部をアーム部へ固定するだけでは十分にバタツキを防止できない。 特に、可動フェンダがチェーンカバーを一体に形成したものでは、前方投影面積が大きくなるため、より強固な固定構造が必要となる。 本願発明は係る要請の実現を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本願発明に係るリヤフェンダー構造は、一端が車体へ揺動自在に支持され、他端に後輪を支持するとともに、左右のアーム部と、これらの前部を左右に連結するクロス部とを備えたリヤフォークと、このリヤフォーク上へ一体となって揺動するように取付けられたリヤフェンダとを備えた自動2輪車において、前記リヤフェンダは後輪の前部側を覆う本体部を挟んで左右にブレーキホースを固定するためのホースクランプと、チェーンを覆うチェーンカバーとを一体に備えるとともに、前記本体部の前端基部には前記クロス部の左右にて固定される第1及び第2の固定部を備え、かつホースクランプは一方のアーム部上へ固定される第3の固定部を備え、かつチェーンカバーも他方のアーム部へ固定される第4の固定部を備えるとともに、これら第1及至第4の固定部を平面視で左右方向へ略一直線上に配置したことを特徴とする。 【0006】 【発明の効果】可動フェンダの本体部左右にホースクランプとチェーンカバーを一体に設け、本体部の基部を左右に設けた第1及び第2の固定部によりリヤフォークのクロス部へ固定し、かつホースクランプを第3の固定部により一方のアーム部へ固定し、さらにチェーンカバーを第4の固定部により他方のアーム部へ固定すると、可動フェンダは第1及至第4の固定部によりその前部を4
    点でリヤフォークへ固定される。 しかも、第1及至第4
    の固定部を略同一直線上に配置したので、ホースクランプ及びチェーンカバーを一体化することにより前方投影面積が大きくなっているにもかかわらず、バタツキの少ない安定した固定が可能となる。 【0007】そのうえ、第3及び第4の固定部により、
    ホースクランプ及びチェーンカバーの固定と同時に上記可動フェンダの強固な固定が可能となり、ホースクランプやチェーンカバーを別体に設けた場合と比べて部品点数や取付工数を削減できる。 【0008】なお、本願発明において、第1及至第4の固定部が略同一直線上にあるとは、平面視において第3
    及び第4の固定部間を結んだ線に対して、第1及び第2
    の固定部がその取付座の大きさ程度前後することを許容した範囲を含むものとする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を説明する。 図1は本実施例の適用される自動2輪車の全体側面図であり、図2は可動フェンダ部分の左側面図、
    図3はその平面図、図4はホースクランプの取付を車体右側から示す斜視図、図5は図2の5−5線断面図、図6はリヤフォークの平面図である。 【0010】まず、図1において、符号1は前輪、2はフロントフォーク、3はヘッドパイプ、4は車体フレーム、5はセンタープレート、6はリヤフォーク、7は後輪、8はドライブスプロケット、9はチェーン、10はドリブンスプロケットである。 【0011】リヤフォーク6は前端をピボット11により車体へ揺動自在に支持され、その中間部にはシート1
    2下方の車体フレームとの間に緩衝器13が架設されている。 リヤフォーク6にはチェーンの上半側を覆うチェーンカバー14を一体に形成した可動フェンダ15が固定され、可動フェンダ15は後輪7の前部を覆うとともに、リヤフォーク6と一体に揺動するようになっている。 【0012】図2及び3に示すように、リヤフォーク6
    は左右一対のアーム部17,18と、これらの前端間を左右へ連結するクロス部19を備え(図3)、左側のアーム部18には、上面から上方へ突出するチェーンカバー支持用のステー20,21が一体に形成されている(図2)。 また、右側のアーム部17上には図示しないリヤブレーキのマスターシリンダからブレーキキャリパへ油圧を送るブレ−キホース22が前後方向へ配設されている(図3)。 【0013】図6に明らかなように、右側のアーム部1
    7の上面には前後にナット部22,23が形成され、クロス部19の後端左右両側にはナット部24,25が形成されている。 ここで前後左右とは車体搭載時を基準とする。 【0014】図3に示すように、可動フェンダ15は樹脂等の適宜部材からなり、後輪の前側を覆う本体部30
    と、車体右側にてアーム部17上へ重なってブレーキホース22を固定するホースクランプ31,32と、車体左側にてアーム部18上へ延びるチェーンカバー14、
    とを一体に備える。 【0015】本体部30の前部側下端部である基部は、
    クロス部19上に重なり、その左右両端は第1の固定部33及び第2の固定部34をなし、ここでネジ35、3
    6によりクロス部19のナット部24、25(図6)へ固定される。 【0016】図3の拡大部及び図4に示すように、これら第1の固定部33及び第2の固定部34には、ナット部24、25と一致する通し穴37,38が設けられ、
    これら通し穴37,38の周囲に取付座39、40が形成される。 図3の拡大部に明らかなように、取付座40
    はネジ36の頭部よりも若干大きな直径D程度である。
    他側の取付座39も同様である。 【0017】図4に明らかなように、ホースクランプ3
    1、32はブレーキホース22を挟んで支持できるように略逆U字状の溝をなし、この溝内へブレーキホース2
    2を通すようになっている。 前側のホースクランプ31
    の外方端部は略平に屈曲してアーム部17へ重なる第3の固定部41をなし、それぞれに通し穴43が形成されている。 後ろ側のホースクランプ32も同様であって、外方端部が略水平に屈曲してアーム部17へ重なる固定部42をなし、通し穴44が形成されている。 各固定部41,42はこれらの通し穴43,44をアーム部17のナット部22、23へ重ねてネジ45、46でアーム部17へ固定されるようになっている。 【0018】前後のホースクランプ31、32の中間部にもフランジ脚47が形成されてアーム部17上へ当接支持される。 アーム部17及びアーム部18は軽合金の押し出し材からなり、断面略日の字状をなす。 【0019】図2及び図5に示すように、チェーンカバー14は可動フェンダ15の左側かつアーム部18に沿ってその上方へ配置され、後端部はアーム部18後端よりも長く後方へ延出し、下方へ開放された溝状をなす。
    その前後には、アーム部7のステー20、21と対応するよう、前側に第4の固定部50,その後方に同様の固定部51が設けられ、それぞれ形成された通し穴よりネジ52.53でステー20、ステー21の各ナット部へ固定されるようになっている。 【0020】再び図3において、第3の固定部41と第4の固定部50は、図示の平面視状態で前後方向位置がほぼ同じであって、これらの中心すなわちネジ45と5
    0の各中心を結ぶ線Lに対して、第1の固定部33の中心すなわちネジ35の中心は若干寸法d1だけ前方にずれている。 また、第2の固定部34の中心すなわちネジ36の中心も若干寸法d2だけ前方にずれ、そのずれはd1よりも大きく、d2とd1の差d分だけ前方へずれている。 【0021】ただし、より大きくずれている方の第2の固定部34においても、そのずれd2よりも取付座40
    の直径Dの方が大きい。 このずれは車体構造等の関係から要請され、線Lに対して取付座40又は39がその直径程度の範囲内で前後へ任意にずれて配置される。 そこで本願発明において、線Lに対して第1の固定部33又は第2の固定部34がこの程度の範囲内でずれていても、第1乃至第4の固定部33,34,41及び50が略同一直線上にあるものとする。 【0022】次に、本実施例の作用を説明する。 可動フェンダ15を構成する本体部30左右にホースクランプ3,32とチェーンカバー14を一体に設け、本体部3
    0の基部を左右に設けた第1及び第2の固定部33,3
    4によりリヤフォーク6のクロス部19へ固定し、かつホースクランプ31を第3の固定部41により右側のアーム部17上へ固定し、さらにチェーンカバー14を第4の固定部50により左側のアーム部18へ固定すると、可動フェンダは15第1及至第4の固定部(33,
    34,41及び50)によりその前部を4点でリヤフォーク6へ固定される。 【0023】しかも、第1及至第4の固定部(33,3
    4,41及び50)を略同一直線L上に配置したので、
    ホースクランプ31、32及びチェーンカバー14を一体化することにより前方投影面積が大きくなっているにもかかわらず、バタツキの少ない安定した固定が可能となる。 【0024】ただし、本実施例のように平面視で車体内側となる第1及び第2の固定部33,34を、左右両側における第3及び第4の固定部41及び50よりも若干量前方へずらせば、可動フェンダ15の前面における風圧分布に適した支持構造となり、よりバタツキを少なくすることができる。 【0025】また、アーム部17側では前後のホースクランプ31、32及び中間のフランジ脚47で支持するとともに、アーム部18側では本体部30を前後に挟む固定部50,51でそれぞれ支持するので、支持をより強固にすることができる。 【0026】そのうえ、可動フェンダ15と一体にホースクランプ31及び32並びにチェーンカバー14を設けたので、可動フェンダ15をリヤフォーク6へ取付けると同時に、前後のホースクランプ31及び32によるブレーキホースの固定並びにチェーンカバー14の取付けができるから、ホースクランプ31,32やチェーンカバー14を別体に設けた場合と比べて部品点数や取付工数を削減できる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】実施例の適用される自動2輪車の全体側面図【図2】実施例に係る可動フェンダ部分の左側面図【図3】実施例に係る可動フェンダ部分の平面図【図4】実施例に係るホースクランプの取付を車体右側から示す斜視図【図5】図2の5−5線断面図【図6】実施例に係るリヤフォークの平面図【符号の説明】 6:リヤフォーク、14:チェーンカバー、15:可動フェンダ、17:アーム部、18:アーム部、19:クロス部、20:ステー、21:ステー、22:ブレーキホース、30:本体部、31:ホースクランプ、32:
    ホースクランプ、33:第1の固定部、34:第2の固定部、39:取付座、40:取付座、41:第3の固定部、50:第4の固定部

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