Methods for fabricating multilayer decorative strip material and multilayer decorative strip |
|||||||
申请号 | JP2006500556 | 申请日 | 2004-01-13 | 公开(公告)号 | JP4723471B2 | 公开(公告)日 | 2011-07-13 |
申请人 | クンストシュトフ−テヒニーク シェーラー ウント トリーア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト; | 发明人 | ライセンヴェーバー ディルク; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 多層の帯材であって、金属から成る上側層(12)が設けられており、該上側層(12)の、多層の帯材の可視面を成す上面(22)が、立体的なレリーフ状の構造部(18)を有しており、上側層(12)の下面(24)が、補強層(14)を固定的に備えている形式のものにおいて、 前記補強層(14)が、プラスチックから製作されており、該補強層が、圧刻されたレリーフ状の構造部(18)をすでに有する上側層(12) の下面(24)にだけプラスチックの押出しにより被着されていることを特徴とする、多層の帯材。 レリーフ状の構造部が、シャープな縁部を有している、請求項1記載の帯材。 上側層(12)が、1mm以下の厚さを有している、請求項1または2記載の帯材。 レリーフ状の構造部(18)が、0.5mm以下の深さを有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の帯材。 補強層(14)が、1mm以下の厚さを有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の帯材。 補強層(14)が、繊維を補強のために含有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の帯材。 補強層(14)が、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリアミド(PA)またはポリプロピレン(PP)を含有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の帯材。 上側層(12)の上面に透明な別のプラスチック層(16)が配置されており、該プラスチック層(16)が、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリアミド(PA)またはポリプロピレン(PP)を含有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の帯材。 別のプラスチック層(16)が、0.5mm以下の厚さを有している、請求項8記載の帯材。 上側層(12)の上面(22)に防護ラッカがかつ/または上側層(12)の下面(24)に固着ラッカが塗布されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の帯材。 金属から成る上側層(12)を有する、請求項1から10までのいずれか1項記載の多層の帯材を製作するための方法において、この場合、当該方法が、以下のステップ:すなわち、 a)上側層を形成するための肉薄の金属帯材(12')を圧刻ユニット(30)内に導入し、レリーフ状の構造部(18)を上側層(12)の上面(22)に圧刻し、 b)引き続き、プラスチックから成る補強層(14)を上側層(12) の下面(24)に だけプラスチックの押出しにより被着するを有していることを特徴とする、多層の帯材を製作するための方法 。 補強層(14)をレリーフ状の構造部(18)の圧刻の直後に取り付け、この場合、上側層(12)が、圧刻後にかつ補強層(14)の取付け前に少なくとも1つの緩衝装置(50)を通過する、請求項11記載の方法。 上側層(12)が、緩衝装置(50)の領域でループ状に延びている、請求項12記載の方法。 ステップb)が、別のプラスチック層(16)の、プラスチックの押出しによる被着を有している、請求項11から13までのいずれか1項記載の方法。 レリーフ状の構造部(18)の圧刻前に防護ラッカを上側層(12)の上面(22)に設ける、請求項11から14までのいずれか1項記載の方法。 レリーフ状の構造部(18)の圧刻前に固着ラッカを上側層(12)の下面(24)に設ける、請求項11から15までのいずれか1項記載の方法。 |
||||||
说明书全文 | 本発明は、多層の帯材、特に装飾帯材であって、金属から成る上側層が設けられており、該上側層の上面にレリーフ状の構造部が圧刻されている形式のものならびにこのような形式の装飾帯材のための製作法に関する。 このような装飾帯材は、たとえば自動車の構造に使用される。 そこでは、装飾帯材を、たとえば上側のカバーとしてドアシルに取り付けることができる。 装飾面のための材料として、装飾帯材に好印象の外観を付与するために、しばしばアルミニウムが使用される。 アルミニウム表面には、レリーフ状の構造部、たとえば製造元の名前または商標が形成されている。 自動車構造を越えて、このような形式の装飾帯材は、あらゆる種類の技術的な機器、考えられるものとして、たとえば家庭用機器(冷蔵庫、冷凍庫、食器洗い器等)、衛生設備(シャワーグリップもしくはシャワー室等)の銘板もしくはラベルとしても使用される。 このような装飾帯材が完全にアルミニウムから製作される場合には、圧刻された構造部が永続的に好印象に維持され続ける十分に安定した装飾帯材を得るために、使用されるアルミニウム薄板の約1.5mmのある程度の最小厚さが必要となる。 すなわち、レリーフ状の構造部の圧刻深さは一般的に0.2mmよりも多くないので、「可視」の表面領域に比べて、比較的大きな量のアルミニウムが必要となる。 原理的に過剰のこの比較的大きなアルミニウム割合は、第1に、このような装飾帯材のための著しいコスト因子を成していて、さらに、装飾帯材の比較的高い重量を生ぜしめる。 大量生産品として使用されるこのような装飾帯材が、当然ながら、可能な限り高貴な外観にもかかわらず、ほとんどさほどの製作コストを生ぜしめたくないことが考えられる場合には、材料節約という価値が難なく明らかとなる。 可視でないアルミニウムの一部が、より軽量かつ/または安価である別の材料(たとえばプラスチック)によって置き換えられる場合には、シャープに描かれるレリーフ状の構造部の簡単な圧刻がもはや成功しないという問題がある。 これに対する原因は、このような複合ワークの個々の構成要素の結合能が異なっていることである。 この理由から、圧刻法で視覚的に好印象の結果を得ることが成功しない。 ワーク、たとえば装飾帯材の表面加工の別の可能性は、所望の構造部を金属表面にエッチングすることにある。 しかし、この手段では、エッチングに製作技術的に比較的手間がかかるという欠点がる。 なぜならば、マスキング層による表面の被覆のための少なくとも1回の別の作業ステップが必要となるからである。 さらに、エッチング過程後、アルミニウム表面が完全に露出し、腐食に対して防護されない恐れがあることが欠点である。 したがって、エッチング過程後、防食層が陽極酸化またはラッカ塗布によって被着されることが強制的に必要になる。 このことは、やはり著しい多額コストを生ぜしめる。 さらに、ラッカ塗布の事例では、レリーフエッチングによって予め加工された艶消し部が消失する恐れがある。 この結果、外観が優美でなくなる恐れがある。 したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装飾帯材ならびにこのような形式の装飾帯材のための製作法を改良して、使用される金属の量が減少させられると同時に、さらに、好印象を与えるレリーフ状の表面構造部を形成することができるようにすることである。 この課題を解決するために、本発明によれば、金属、有利にはアルミニウムから成る上側層を有する多層の帯材、特に装飾帯材が提案される。 上側層の上面には、レリーフ状の構造部が圧刻されており、上側層の下面は、プラスチックから成る補強層に固く結合されている。 この場合、補強層が、すでにレリーフ状の構造部を備えて形成された上側層に取り付けられていると特に有利である。 この事例では、金属製の上側層がまだプラスチック製の補強層に結合されていない限りにおいて、レリーフ状の構造部が上側層に圧刻されるので、圧刻法による正確なかつシャープな輪郭の形成が極めて簡単に可能となる。 このことは、本発明による帯材において、金属製の上側層が比較的肉薄であることによって一層助成される。 圧刻過程では、圧刻ダイが、たとえばアルミニウムから成る、上側層を形成する肉薄の帯材を、相補的に成形された対向片に向かって押圧し、これによって、より複雑なレリーフ状の構造部を正確に再現することもできるのに対して、プラスチック製の補強層は圧刻時にレリーフ形成を、特にシャープな縁部の領域で損なう恐れがある。 また、圧刻後、補強層と上側層との間の結合が少なくとも部分的に損なわれる恐れもある。 こうしてすでに加工された金属製の上側層へのプラスチック製の補強層の取付けは、レリーフ状の構造部を有する上面がもはや変化させられないように行うことができる。 こうして、軽量のかつ安価な金属帯材を製作することが可能となる。 なぜならば、この金属帯材の製作のために使用したい金属の量が慣用の金属帯材に比べて数分の一に減少させられているからである。 アルミニウムの使用の事例では、上面(可視側)の、腐食を防護するラッカ塗布層が帯材の製作時に維持されたままであることを保証することができる。 補強層を上側層に取り付けるためには、補強層が押出し機内に可塑化されて付与され、上側層にプラスチックの押出しにより被着される押出し法が提供される。 特に大量生産品を製作するためには、押出し法は特に適している。 なぜならば、この製作形式によって、製作される生産品の高いスループットが達成可能となるからである。 シャープに圧刻されたレリーフ構造部を備えた、より綺麗な表面を形成するためには、上側層の僅かな厚さしか必要とならないので、上側層の厚さが、1mm未満、有利には0.4mm未満であると有利である。 この場合、レリーフ状の構造部の深さは、0.5mmよりも大きくない、有利には0.2mmよりも大きくないことが望ましい。 補強層の厚さは、十分に形状安定性であると共に十分抵抗性である帯材を得るのに十分大きいことが望ましい。 しかし、帯材がある程度の柔軟性を維持していると有利であり、これによって、補強層の厚さが、1mm以下、さらに有利には0.6mm以下であると有利である。 帯材の安定性は、補強層が、繊維、有利には鉱物繊維を含有していることによって一層改善することができる。 このような繊維によって、金属製の上側層とプラスチック製の補強層との熱的な長さ伸長を互いに補償調整することができる。 補強層が、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリアミド(PA)またはポリプロピレン(PP)を含有していると有利である。 各プラスチックは比較的簡単に押出し法で処理可能であり、理にかなった厚さ(1mm以下の範囲)で十分な強度を有している。 このことは、特にその都度使用されるプラスチック材料に付加的に繊維状の物質が混加されている場合に認められる。 上側層の上面に設けられたレリーフ構造部の防護体として、上側層の上面に透明な別のプラスチック層が配置されていることが提案されていてよい。 この別のプラスチック層も、有利にはポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリアミド(PA)またはポリプロピレン(PP)から形成されている。 別のプラスチック層が、0.5mm以下、有利には0.2mm以下の厚さを有していると有利である。 別のプラスチック層も上側層の上面にプラスチックの押出しにより被着することができる。 この場合、補強層を上側層の下面にかつ別のプラスチック層を上側層の上面にただ1つの押出し機内で同時にプラスチックの押出しにより被着することが有利であり、これによって、別の製作ステップが不要となる。 金属製の上側層とプラスチック製の補強層との結合を改善するためには、上側層の下面に固着ラッカが塗布されていることが提案されていてよい。 さらに、上側層の上面に防護ラッカが塗布されていることが提案されていてよい。 この防護ラッカは、たとえば外的な影響(特にUV放射線および道路散乱物)に対する上側層の可視の表面の防護を生ぜしめる。 さらに、防護ラッカは鉱物または顔料の添加によってデザインエレメントとして使用することもできる。 最終的な支持体への多層の帯材の固定は、最終的な支持体との接着(たとえば二重の接着帯材)だけでなく、クリップ留めまたは溶接によっても実現することができる。 別の使用事例、たとえば建造物では、帯材を補強して、支持エレメントを形成することも可能である。 本発明による多層の装飾帯材を製作するためには、以下のステップ:すなわち、 まさに、金属製の上側層がまだプラスチック製の補強層に結合されていない限りにおいて、レリーフ状の構造部が上側層に圧刻されることによって、圧刻法による正確なかつシャープな輪郭の形成が極めて簡単に可能となることがすでに実施された。 このことは、ますます多い。 なぜならば、金属製の上側層が可能な限り肉薄であることが望ましいからである。 加工された上側層へのプラスチック製の補強層の、可能な限り良好に固着する取付けのためには、上側層の上面に設けられたレリーフ状の構造部がもはや変化させられない方法が適している。 このためには、特に押出し法が適している。 この場合、プラスチック製の補強層がステップb)でプラスチックの押出しにより被着される。 押出し法は、原理的には、設定された各時間単位で、供給したい規定された量の装入材料から、設定された量の最終製品が形成される連続的な製作法であるので、この押出し法を、少なくとも圧刻像に高い品質要求が課せられる場合に、不連続に作業する製作法である圧刻法に組み合わせることは難なく不可能である。 したがって、本事例では、金属上側層へのレリーフ状の構造部の圧刻時に、金属上側層の前進が、圧刻ダイの押当ての間の停止と引き続きの搬送とから成る絶え間ない交番にさらされているのに対して、金属上側層は押出し機を通ってコンスタントな搬送速度で運動させられなければならない問題がある。 したがって、上側層のこの異なる運動モードを調和させるためには、製作経過において、補強層が上側層にレリーフ状の構造部の圧刻の直後に取り付けられることが提案されていてよい。 この場合、上側層は、圧刻後にかつ補強層の取付け前に少なくとも1つの緩衝装置を通過する。 この緩衝装置の内部では、上側層を一時的に集めることができる。 たとえば、このことは、上側層が圧刻ユニットと押出し機との間にループ状の配置形式を形成している(たとえば簡単にある程度弛んでいる)ことによって実現することができる。 この配置形式は周期的な交番で増減する。 さらに、上側層の上面に別のプラスチック層が防護層として配置されている場合には、この別のプラスチック層を同じくステップb)で上側層にプラスチックの押出しにより被着することが有利である。 このためには、互いに反対の側に位置して配置された2つの押出しヘッドを備えた二重押出し器が設けられていてよい。 両押出しヘッドの間を通って上側層は搬送される。 こうして、補強層だけでなく防護層の取付けもただ1回の作業工程で行うことができる。 圧刻されたレリーフ状の構造部の上側層を外的な影響、たとえばUV放射線および腐食に対して防護するためには、上側層の上面に塗布された防護ラッカが役立ち得る。 本発明により方法では、この防護ラッカをすでにレリーフ状の構造部の圧刻前に上側層に設ける可能性が提供される。 なぜならば、圧刻過程によって、防護ラッカ層が損傷されないからである。 すでに防護ラッカを備えた、たとえばアルミニウムから成る帯材を使用することができる。 この帯材は帯材製造元から安価な値段で商業的に入手可能である。 相応して、所望の事例では、同じくすでに圧刻前に上側層の下面に固着ラッカを設けることができる。 この固着ラッカは、上側層への補強層の特に固い固着を生ぜしめるようになっている。 このような帯材もしくは防護ラッカを一方の面に有しているだけでなく、固着ラッカを他方の面にも有している帯材も商業的に過度に有利な状態で入手することができる。 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 図1には、縦断面図で本発明による多層の帯材10の一部が示してある。 本発明によるこの帯材10は3つの層、つまり、中間に配置された、アルミニウムから成る金属層12と、この金属層12の下側に配置された、プラスチックから成る補強層14と、図1で見て上側に配置された別の防護層16とから形成されている。 3つの層は全て、互いに固着するように互いに結合されている。 この場合、アルミニウム層12と補強層14との間の結合は、両層12,14が実際に互いに分離され得ないように固く行われている。 これと異なり、上側の防護層16は弱くしかアルミニウム層12に結合されておらず、これにより、防護層16は手によって容易にアルミニウム層12から引き剥がすことができる。 有利には同じくプラスチックから成る防護層16の機能は、第1に、製作プロセス時の機械的な損傷からのアルミニウム層12の防護である。 第2に、防護層16は、準備された製品への帯材10の最終的な取付けに至るまでの防護体である。 さらに、アルミニウム層12の表面20はレリーフ状の構造部18を備えて形成されている。 この構造部18は、肉薄のアルミニウム薄板12が両プラスチック層14,16に結合される前に、アルミニウム薄板12への特定の文面または図式記号の圧刻によって形成されている。 両プラスチック層14,16はレリーフ状の構造部18の圧刻後、たとえば押出しによって、アルミニウム層12の上面もしくは下面全体にわたってアルミニウム層12に接触するようにアルミニウム層12に結合されている。 この場合、希望に応じて、防護層の上面22および/または補強層14の下面24は滑らかであってもよいし、同じくレリーフ状の構造部の輪郭を、場合によって弱められた形で有していてもよい。 図1に示した多層の帯材10の厚さaは全体的に1.2mmである。 この場合、プラスチックから成る上側の防護層16は0.2mmの厚さを有しており、アルミニウム層12は0.4mmの厚さを有しており、プラスチックから成る下側の補強層14は0.6mmの厚さを有している。 上側のプラスチック層16はポリ塩化ビニルから製作されていて、透明である。 上側のプラスチック層16は比較的僅かな剛性を有していて、これによって、アルミニウム層12のための防護シートを形成している。 下側の補強層14はポリプロピレンから製作されていて、鉱物繊維を含有している。 この鉱物繊維は、特に帯材10の長手方向での下側の補強層14の伸長もしくは変形を防止する。 下側の補強層14の剛性は上側の防護層16の剛性よりも著しく高いので、下側の補強層14は帯材10全体にならびにアルミニウム層12の、圧刻されたレリーフ状の構造部に安定性を付与している。 にもかかわらず、帯材10は、その表面が、湾曲させられた下側層に適合することができるように可撓性のままである。 図2には、著しく簡単な形の横断面図で、本発明による帯材10を製作することができる装置が示してある。 この製作装置は、主として、圧刻ユニット30と、押出しユニット40とを有している。 圧刻ユニット30には、アルミニウム層12を形成する肉薄のアルミニウム帯材12′が、レリーフ状の構造部18を圧刻するために供給される。 押出しユニット40では、圧刻されたレリーフ構造部18を備えたアルミニウム帯材12′に、それぞれ下方からもしくは上方から補強層14もしくは防護層16がプラスチックの押出しにより被着される。 さらに、図2に示した製作装置は、圧刻ユニット30と押出しユニット40との間に緩衝装置50を有している。 この緩衝装置50の領域では、アルミニウム帯材12′が、下方に弛んだループ52を形成している。 圧刻ユニット30では、上側ダイ32を、この上側ダイ32に対応配置された相補的に成形された下側ダイ34に圧着することによって、アルミニウム帯材12′にレリーフ構造部18が圧刻される。 このためには、第1の作業工程で、まだ圧刻されていないアルミニウム帯材12′が圧刻ユニット30内に導入され、その後、停止され、上側ダイ32が下側ダイ34に向かって押し下げられ、再び解放され、その後、アルミニウム帯材12′が図2で見て左方に引き続き運動する。 この場合、同時に、このように平らに圧刻されたレリーフがダイの領域から搬出され、アルミニウム帯材12′の、圧刻したい次の領域が上側ダイ32と下側ダイ34との間の型押しダイ内に押し進められる。 アルミニウム帯材12′は比較的僅かな厚さを有しているので、シャープに規定された縁部を備えた圧刻構造部を形成することは、従来公知の方法によって難なく可能である。 押出しユニット40では、いまや設けられたレリーフ構造部18を有するアルミニウム帯材12′の、それぞれ下面24もしくは上面22にプラスチック層がプラスチックの押出しにより被着される。 このためには、押出しユニット40が第1の押出しヘッド42と第2の押出しヘッド44とを有してる。 両押出しヘッド42,44は互いに反対の側に位置して配置されており、両押出しヘッド42,44の間を通ってアルミニウム帯材12′は、その下面24が下側の押出しヘッド44に面しており、かつ上面22が上側の押出しヘッド42に面しているように搬送される。 下側の押出しヘッド44は、補強層14を形成するために鉱物繊維が混加された可塑化されたポリプロピレンを有している。 上側の押出しヘッド42は、防護層16をアルミニウム帯材12′の上面22に形成するための可塑化されたポリ塩化ビニルを有している。 この場合、両層14,16の被着は、公知の方法により行われる。 押出しユニット40では、アルミニウム帯材12′が連続的に処理されて、最終的な多層の帯材10が形成される。 すなわち、アルミニウム帯材12′はコンスタントな速度で押出しユニット40を通って図2で見て左方に運動させられる。 したがって、緩衝装置50の役割は、アルミニウム帯材12′を緩衝装置50の領域で、多かれ少なかれ著しく弛んだループ52として成形することができるようにして、圧刻ユニット30(不連続な運動)でのかつ押出しユニット40(コンスタントな速度での運動)でのアルミニウム帯材12′の、互いに異なる両運転モードを互いに調和させることである。 補強層14をアルミニウム帯材12′の下面に解離不能に結合するためには、このアルミニウム帯材12′の下面に固着ラッカが塗布されている。 圧刻されたレリーフ状の構造部18を備えたアルミニウム帯材12′の上面を外的な影響(特にUV放射線および腐食)による損傷に対して防護するためには、アルミニウム帯材12′の上面に防護ラッカが塗布される。 上述した両ラッカは圧刻過程前に金属帯材に塗布される。 このようにラッカ塗布された金属帯材は金属帯材製造元から入手することができる。 前述した形式で製作された多層の(少なくとも2層の)帯材は、僅かな材料・製作コストおよび高い形状安定性ならびに、帯材が複雑な圧刻レリーフを備えることができるので、特に良好な外観によって特徴付けられている。 10 帯材、 12 アルミニウム層、 12′ アルミニウム帯材、 14 補強層、 16 防護層、 18 構造部、 20 表面、 22 上面、 24 下面、 30 圧刻ユニット、 32 上側ダイ、 34 下側ダイ、 40 押出しユニット、 42 押出しヘッド、 44 押出しヘッド、 50 緩衝装置、 52 ループ、 a 厚さ |