Automotive decorative panel |
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申请号 | JP18686490 | 申请日 | 1990-07-13 | 公开(公告)号 | JP2963155B2 | 公开(公告)日 | 1999-10-12 |
申请人 | 豊田合成株式会社; | 发明人 | NAGATA TAKUJI; NAKAGAWA FUMIO; KURYAMA HIROSHI; MENJU YOSHIHIRO; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】外表面を平滑面及び内表面を細かい凹凸模様付きとし、透過性のある材料で成形した合成樹脂カバー(1)と、 前記合成樹脂カバー(1)の裏面に対応し、前記合成樹脂カバー(1)と別部材で形成し、その表面に前記合成樹脂カバー(1)の内表面の模様よりも大きいサイズの凹面形状の模様(3a)を付してなる取付基部材(3) と、 前記取付基部材(3)の前記凹面鏡の模様(3a)に形成したメタリック塗膜面(4)と を具備することを特徴とする自動車用装飾パネル。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は装飾パネルに関するもので、例えば、乗用車後端部のリヤコンビネーションランプ間に装着されるガーニッシュ等の自動車用装飾パネルに関するものである。 [従来の技術] 従来のこの種の装飾パネルとして、特開平1−275235 即ち、上記技術は、透明樹脂基材の裏面を二個以上に区劃して互いに隣接する領域に無色透明または有色透明の異なる色彩の塗装を施し、それぞれベースコート層を形成し、その裏面に金属反射膜層を形成し、更に、その裏面に保護膜層を設けたことにより、深みのある奥行感を表現し、しかも、1つの透明樹脂基材を用いて多種類の金属感を持たせることができるものである。 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記公報で開示された技術は、無色透明の透明樹脂基材に対して無色透明または有色透明の異なる色彩の塗装を施すものであるから、埃等が付着するとその埃等が目立ち、その製品の見栄えが低下し、製品不良の発生率が高く、また、無色透明または有色透明、ベースコート層、保護膜層と三層の重ね塗りを行なうため、その作業時間が長くなり、生産効率が良くなかった。 そして、塗りむらによって製品毎の色調が均一化できなかった。 これらの事項は、特に、リヤコンビネーションランプ間に装着されるガーニッシュ等の自動車用装飾パネルにおいては、リヤコンビネーションランプとの整合がとれた同一色調とすることができず、その色合せが困難であった。 また、公知の自動車用装飾パネルとして第2図に示すものがある。 第2図は公知のガーニッシュ等の自動車用装飾パネルの断面図であり、第3図は自動車用装飾パネルの使用状態を示す後方からみた斜視図である。 図において、全体が透過性のあるアンバーで成形した合成樹脂カバー11である。 前記合成樹脂カバー11の端部は、自動車の車体側に取付けられる取付基部材13に嵌合するような形状の端部となっている。 また、前記合成樹脂カバー1はリヤコンビネーションランプの色調に一致するように、リヤコンビネーションランプの色彩に一致させるためフィルタ12及び凹状の反射面14を有している。 自動車30の後方の両側にはリヤコンビネーションランプ21が配設されている。 また、その間には、意匠的にリヤコンビネーションランプ21が連続配置されているように、自動車用装飾パネル、即ち、ガーニッシュ20を配設する場合が多い。 通常のリヤコンビネーションランプ21は、第4図の自動車のリヤコンビネーションランプ21の断面図に示すように、最外郭となるカバーとして魚眼レンズが形成されたカバーレンズ25及びその内側に配設されるフレネルレンズ22及びランプ24が配設されるベース23の三層構造から構成されており、複数レンズにより奥行が表現されているから、その見栄えを近似させるには、上記公報に掲載の車輌用装飾板の技術では、その奥行き感を表現することができなかった。 そこで、本発明はリヤコンビネーションランプの奥行き感を表現でき、廉価に製造可能な装飾パネルの提供を課題とするものである。 [課題を解決するための手段] この発明にかかる自動車用装飾パネルは、外表面を平滑面及び内表面を細かい凹凸模様付きとし、透過性のある材料で成形した合成樹脂カバー(1)と、前記合成樹脂カバー(1)の裏面に対応し、前記合成樹脂カバー(1)と別部材で形成し、その表面に前記合成樹脂カバー(1)の内表面の模様よりも大きいサイズの凹面形状の模様(3a)を付してなる取付基部材(3)と、前記取付基部材(3)の前記凹面鏡の模様(3a)に形成したメタリック塗膜面(4)とを具備するものである。 [作用] この発明においては、透過性のある合成樹脂カバーの内表面を模様付きとして、透過光を散乱させ、その後、 [実施例] 以下、本発明の実施例を説明する。 第1図は本発明の一実施例の自動車用装飾パネルの断面図、第3図は自動車用装飾パネルの取付け状態を示す自動車の後方からみた斜視図である。 図において、全体が透過性のあるアンバーで成形した合成樹脂カバー1で、例えば、アクリル樹脂またはポリカーボネート等の合成樹脂でリヤコンビネーションランプに隣接した間に配設されるガーニッシュの全体を形成したものである。 前記合成樹脂カバー1の内側の面、即ち、裏面には細かい凹凸模様、即ち、本実施例では、シボ1aが形成されている。 前記合成樹脂カバー1の端部は、自動車の車体側に取付けられる取付基部材3に嵌合するような形状の嵌合端部1bとなっている。 また、前記合成樹脂カバー1はリヤコンビネーションランプの色調に一致するように、リヤコンビネーションランプの色彩に一致させている。 前記取付基部材3は、前記合成樹脂カバー1とは別部材で成形している。 前記取付基部材3は自動車の車体側に取付けられる形状となっている。 前記合成樹脂カバー1と前記取付基部材3は、前記取付基部材3の外周に形成した凹欠部3bに、前記合成樹脂カバー1の嵌合端部1b このように構成された本実施例の自動車用装飾パネルにおいて、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー1及びその裏面に位置する取付基部材3のメタリック塗膜面4は、前記合成樹脂カバー1側から見ると、外部から入光する光をメタリック塗膜面4で反射し、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー1の色調がリヤコンビネーションランプのアンバーと一致した色調で視認される。 このとき、前記合成樹脂カバー1の裏面の細かい凹凸模様、即ち、シボ1aは合成樹脂カバー1の透過光に対して複雑に屈折し、また、シルバーメタリック塗料を塗布してなるメタリック塗膜面4は、その模様3aの形状からくる凹面鏡の作用によって、入射光の反射の乱れが集約された反射光となる。 これによって、合成樹脂カバー1と取付基部材3の表面に形成したメタリック塗膜面4との実際の距離以上に、奥行きの深さを深く表現することができる。 故に、通常のフレネルレンズを内蔵するリヤコンビネーションランプとの違和感がなくなり、リヤコンビネーションランプ及びガーニッシュのデザイン自由度が高くなる。 また、取付基部材3に形成したメタリック塗膜面4 このように、上記実施例の自動車用装飾パネルは、外表面を平滑面及び内表面を細かい凹凸模様、例えば、シボ1a等の模様付きとし、透過性のある材料で成形した合成樹脂カバー1と、前記合成樹脂カバー1の裏面に対応し、前記合成樹脂カバー1と別部材で形成し、その表面に前記合成樹脂カバー1の内表面のシボ1a等の模様よりも大きいサイズの模様3aを付してなる取付基部材3と、 したがって、透過性のあるアンバーの合成樹脂カバー1及び取付基部材3のメタリック塗膜面4は、前記合成樹脂カバー1の裏面の細かい凹凸模様、即ち、シボ1aは合成樹脂カバー1の透過光に対して複雑に屈折し、また、メタリック塗膜面4はその模様3aの形状からくる凹面鏡の作用によって、入射光の反射が集約された反射光となり、合成樹脂カバー1と取付基部材3の表面に形成したメタリック塗膜面4との実際の距離以上に、奥行きの深さを深く表現することができる。 故に、リヤコンビネーションランプとの違和感がなくなり、リヤコンビネーションランプ及びガーニッシュのデザインの自由度が高くなる。 そして、取付基部材3に形成したメタリック塗膜面4 ところで、本実施例の自動車用装飾パネルは、合成樹脂カバー1自体の色彩であるアンバーを表現する場合について説明したが、本発明を実施する場合には、透過性のあるアンバーで合成樹脂カバー1を形成し、そして、 また、上記実施例では、合成樹脂カバー1の裏側に配設した取付基部材3の表面に平面的に連続した魚眼を形成するものであるが、本発明を実施する場合には、平面または断面を連続した弧状とし一次元方向にのみ凸条としたり、断面を連続した凹凸状とし一次元方向または二次元方向に凹凸状とすることもできる。 このように、所定の起伏を設けたほうが、奥行きの深さを深く表現することができる。 [発明の効果] 以上のように、この発明の自動車用装飾パネルは、外表面を平滑面及び内表面を細かい凹凸模様付きとし、また、前記合成樹脂カバーと別部材で形成した取付基部材の表面に前記合成樹脂カバーの内表面の模様よりも大きいサイズの模様を付し、更に、そこにメタリック塗膜を形成したものであるから、メタリック塗膜面はその模様の形状からくる凹面鏡の作用によって、入射光の反射が集約された反射光となり、合成樹脂カバーと取付基部材の表面に形成したメタリック塗膜面との実際の距離以上に、奥行きの深さを深く表現することができる。 また、 そして、合成樹脂カバーと取付基部材で構成でき、フレネルレンズの装填を必要としないから、自動車用装飾パネルの製造が容易となり、その製造作業時間を短くして生産効率を良くし、製品が廉価となる。 第1図は本発明の一実施例の自動車用装飾パネルの断面図である。 第2図は従来の自動車用装飾パネルの断面図である。 第3図は自動車用装飾パネルの取付け状態を示す自動車の後方からみた斜視図である。 第4図は自動車のリヤコンビネーションランプの断面図である。 図において、 1:合成樹脂カバー 1a:シボ(細かい凹凸模様) 3:取付基部材 3a:取付基部材の模様 4:メタリック塗膜面 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部分を示すものである。 フロントページの続き (72)発明者 毛受 義博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−241801(JP,A) 特開 昭60−261748(JP,A) 特開 昭60−261747(JP,A) 特開 昭60−255541(JP,A) 実開 昭61−196844(JP,U) 実開 平3−41215(JP,U) 実開 昭62−132847(JP,U) 実開 昭63−96952(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) B60R 13/04 |