Method and mold for use in the manufacture of the lateral hole with microneedles

申请号 JP2007502767 申请日 2004-03-12 公开(公告)号 JP4500851B2 公开(公告)日 2010-07-14
申请人 エイジェンシー・フォー・サイエンス,テクノロジー・アンド・リサーチ; 发明人 ス、ユアン; イン、ジョイス タン、ペイ; マ チェン、メイ; リ、チョンリ; リム、チー、イェン;
摘要
权利要求
  • マイクロ針の製造に使用するためのマイクロ針製造用モールドの製造方法であって、
    凹所を有するマイクロ針製造用モールドであって、その凹所が製造しようとするマイクロ針に対応し、マイクロ針製造用モールドベースの第1の表面から延伸させているようなマイクロ針製造用モールドベースを用意するステップ、および、
    マイクロ針製造用モールドベース内に横穴形成孔を形成するステップであって、前記凹所の横穴形成位置において、前記マイクロ針製造用モールドベース内の前記凹所の側面に延伸する前記横穴形成孔を形成するステップ、を含んでいる方法。
  • 前記横穴形成孔が、前記凹所の頂部または底部へと延びることなく、前記凹所の側面に延伸している請求項1に記載の方法。
  • 前記横穴形成孔が、前記個々の凹所のただ1つの側面に延伸している請求項1または2に記載の方法。
  • 個々の凹所に、前記横穴形成孔がただ1つの点で交差している請求項3に記載の方法。
  • 前記横穴形成孔が、前記個々の凹所の対向する側面に延伸している請求項1または2に記載の方法。
  • 前記横穴形成孔が、前記個々の凹所の隣接する側面に延伸している請求項1、2または5に記載の方法。
  • 前記マイクロ針製造用モールドベースの前記第1の表面上および前記凹所内に、シード層を設けるステップをさらに含んでいる請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  • 横穴形成孔をマイクロ針製造用モールドベースに形成するステップが、前記シード層が設けられた後に行なわれることで、前記シード層が前記横穴形成位置から取り除かれる請求項7に記載の方法。
  • 前記シード層が、前記マイクロ針製造用モールドベースに前記横穴形成孔が形成された後に堆積させられ、実質的に前記横穴形成位置には堆積できない請求項7に記載の方法。
  • 横穴形成孔を形成するステップが、
    ・前記凹所の前記横穴形成位置において、前記凹所の側面に不連続部を設けるステップ、および・前記横穴形成用不連続部を設けた後に、前記シード層を、実質的に前記横穴形成用不連続部には堆積できないように堆積させるステップを含んでいる請求項7に記載の方法。
  • 前記凹所の側面に不連続部を設けるステップが、前記凹所の側面に前記モールドベースの第1の表面に対しておおむね直交する部位を形成するステップを含んでいる請求項10に記載の方法。
  • 前記凹所の側面の前記おおむね直交する部位が、該凹所とともに形成される請求項11に記載の方法。
  • 前記凹所の側面に不連続部を設けるステップが、前記モールドベースに前記凹所に交差する横穴形成チャネルを形成するステップを含んでいる請求項10に記載の方法。
  • 前記横穴形成孔は、前記モールドベースの横穴形成チャネルが前記モールドベースの前記凹所に交差する位置に形成される請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記横穴形成チャネルが、前記マイクロ針製造用モールドベースの1つの端面から該マイクロ針製造用モールドベースの反対側の端面まで、該マイクロ針製造用モールドベースの前記第1の表面とおおむね平行に延伸している請求項13または14に記載の方法。
  • 前記横穴形成チャネルが、隣接する凹所の間を延伸している請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記マイクロ針製造用モールドベースが、重なり合う複数のモールドベースシートを有しており、
    当該方法が、
    前記横穴形成孔をモールドベースに形成するステップであって、前記複数のモールドベースシートを分離させるステップと、前記モールドベースシートのうちの少なくとも1つの対向する表面のうちの少なくとも一方に横穴形成チャネルを形成するステップとを有しているステップ、および前記複数のモールドベースシートを重ね合わせて、前記マイクロ針製造用モールドベースを再構成するステップをさらに含んでいる請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記対向する表面のうちの少なくとも一方の横穴形成チャネルが、前記対向する表面のうちの少なくとも一方の溝として形成される請求項17に記載の方法。
  • 前記マイクロ針製造用モールドベースが、前記2つまたは各2つの隣り合って重なり合うモールドベースシートの間に分離層をさらに有している請求項17または18に記載の方法。
  • 前記複数のモールドベースシートを重ね合わせて前記マイクロ針製造用モールドベースを再構築するステップに先立ち、前記1つ以上の分離層を取り除くステップをさらに含んでいる請求項19に記載の方法。
  • 前記凹所が、前記マイクロ針製造用モールドベースの第1の表面から反対側の第2の外表面まで延伸する貫通孔である請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  • マイクロ針製造用モールドベースを用意するステップが、前記マイクロ針製造用モールドベースの前記凹所に対応する複数の母型針を突出させてなる母型ベース表面を有する母型上へと、前記マイクロ針製造用モールドベースを成型するステップを含んでいる請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記マイクロ針製造用モールドベースが、ホットプレスによって前記母型上へと成型される請求項22に記載の方法。
  • 前記母型を用意するステップをさらに含んでいる請求項22または23に記載の方法。
  • 母型を用意するステップが、母型ブロックから前記母型をワイヤ切断するステップを含んでいる請求項24に記載の方法。
  • 複数の凹所を自身の第1の表面から延伸させて備えているマイクロ針製造用モールドベースと該マイクロ針製造用モールドベース内の複数の横穴形成孔とを有するマイクロ針製造用モールドであって、
    前記横穴形成孔が、前記マイクロ針製造用モールドベース内の前記凹所の側面に、該凹所の横穴形成部において延伸しているマイクロ針製造用モールド。
  • 前記横穴形成孔が、前記モールドベースの横穴形成チャネルと前記モールドベースの凹所との間の交差によるものである請求項 26に記載のマイクロ針製造用モールド。
  • 前記横穴形成孔が、前記凹所の側面の不連続部からなる請求項 26に記載のマイクロ針製造用モールド。
  • 前記凹所の側面の不連続部が、前記マイクロ針製造用モールドベースの第1の表面に対して実質的に直角に延びている請求項 28に記載のマイクロ針製造用モールド。
  • 前記凹所が、側面にシード層を有している請求項 26〜29のいずれか一項に記載のマイクロ針製造用モールド。
  • 前記不連続が、前記シード層の途切れを含んでいる少なくとも請求項 28に従属する請求項 30に記載のマイクロ針製造用モールド。
  • 说明书全文

    本発明は、横穴付きマイクロ針に関し、すなわち少なくとも1つの側面に開口を有しているマイクロ針に関する。 特には、本発明は、例えばアレイをなす横穴付きマイクロ針の製造に使用される方法および型、ならびにそのようにして製造された横穴付きマイクロ針に関する。

    マイクロ針(microneedle)は、典型的には長さが1μm(ミクロン)から3mmの範囲にあって、ベースにおける直径が10nmから1mmの範囲にあり、これらの範囲は、例えば長さが最大10mmであって、基部において2mmであるなど、より幅広くてもよいが、いずれにせよ小さな針である。 マイクロ針は、典型的には、例えば経皮的に薬物を投与するためなど、生物医学的な装置における用途を有している。 既存のマイクロ針製造技術は、柔らかすぎ(ポリマー材料で作られている)、脆すぎ(シリコンまたはガラスで作られている)、及び/またはコストのかかりすぎるマイクロ針を生み出しがちであり、及び/または信頼性に乏しすぎる傾向にある。 経皮的な薬物の投与においては、外皮(質層)の貫通が必要であり、マイクロ針の強度および靭性に最小限の要求が存在する。 マイクロ針は、通常は使い捨ての製品であるため、価格が低くなければならない。

    2001年4月4日付で公開されたBecton Dickinson & Co. 名義の欧州特許出願公開第EP−A1−1,088,642号が、成型による中実マイクロ針のアレイの製造方法を説明している。 凹部付きの表面を有するシリコン製の母型部材が、成型用のキャビティ内に配置される。 プラスチック材料が、成型用のキャビティに送り込まれる。 マイクロ針が、母型部材の凹部に形成される。

    2003年3月5日付で公開されたLifescan,Inc. 名義の欧州特許出願公開第EP−A1−1,287,847号は、プラスチックの射出成型によって中空マイクロ針を製造する方法を説明している。 型が、2つの部分から作られており、上部が、成型用表面に円錐形の凹部を有している。 上部および下部のうちの一方が、針の管腔を形成するため、他方の成型用表面へと延伸する突起を有している。 この針の管腔を形成するための部分が、出来上がった針の針管腔が偏心した様相で針の先端かつ片側のみに途中まで下った部位から延びるように、上部の円錐形の表面に出会っている。

    2002年1月1日にAllenらへと発行された米国特許第US−B1−6,334,856号は、中空マイクロ針のアレイを製作する種々の方法を説明している。 一例においては、マスクが、シリコン製マイクロ針アレイの中実マイクロ針の先端に形成され、二酸化シリコンまたは金属の層が、このマイクロ針アレイの表面に形成され、シリコンがエッチングによって除かれて、金属または二酸化シリコンからなる中空マイクロ針のアレイが残される。 他の例においては、エポキシの層が、中実のシリコン製マイクロ針のアレイへと注型される。 エポキシの位は、マイクロ針の先端を下回るように少なくされる。 シリコン製のアレイが取り除かれ、エポキシ製のマイクロ針製造用モールドが残される。 Ti−Cu−Tiのシード層が、このエポキシ製のマイクロ針製造用モールドの表面にスパッタによって堆積され、このシード層へと、Ni−Feが電気めっきされる。 その後、エポキシの層が取り除かれ、中空の金属製マイクロ針のアレイが残される。

    2002年4月30日にGartsteinらへと発行された米国特許第US−B1−6,379,324号は、中空マイクロ針のアレイを製作する種々の方法を説明している。 1つの方法は、ポリマー・フィルムをマイクロ柱上へと、加熱によって自発的に成型させている。 第2の方法は、ポリマー・フィルムをマイクロ柱上へと配置し、このフィルムを加熱して、凹部付きのプレートを使用してマイクロ柱へと下方に押し付けるやり方である。 第3の方法は、型の下部においてプラスチック・フィルムを加熱し、この下部へと型の上部をもたらす方法である。 型の上部が、中心からマイクロ柱を突出させてなるマイクロ凹所を有している。 型の上部が下降するにつれて、マイクロ柱の下部が、プラスチック・フィルムのプラスチックをマイクロ凹所内へと上方に移動させる。

    従来技術の大部分の針は、針の先端に開口を有しており、これは、針が先端において最小限の幅を有しているに相違なく、したがって鋭さが限られていることを意味している。 さらに、注入される流体が、針の軸方向を通って出されるときに、より大きな組織の逆圧に直面し、流体を上手く注入するためにより多くのを必要としている。

    本発明の一態様によれば、マイクロ針の製造に使用するためのマイクロ針製造用モールドの製造方法であって、製造しようとするマイクロ針に対応する凹所を第1の表面から延伸させて有しているマイクロ針製造用モールドベースを用意するステップ、およびマイクロ針製造用モールドベースの凹所の横穴形成位置において該凹所の側面に延伸する横穴形成孔を、マイクロ針製造用モールドベースに形成するステップ、を含んでいる方法が提供される。

    横穴形成孔は、好ましくは、マイクロ針製造用モールドベースにチャネルを形成することによって形成される。 あるいは、凹所の横穴形成位置において、凹所の側面に不連続部が設けられ、この横穴形成用の不連続部を設けた後に、凹所へとシード層が堆積させられるが、シード層は、実質的に、この横穴形成用の不連続部には堆積できない。

    本発明の第2の態様によれば、マイクロ針の製造に使用するための母型の製造方法であって、複数の母型針を突出させて備える母型ベース表面を有する母型を用意するステップを含んでおり、複数の母型針が、横穴形成部を母型ベース表面に実質的に直交する平面に延伸させて備えている少なくとも1つの第1の側面を有している方法が提供される。

    本発明の第3の態様によれば、上記第2の態様の母型製造方法を使用して製造されるマイクロ針製造用母型が提供される。

    本発明の第4の態様によれば、マイクロ針の製造に使用するための母型であって、複数の母型針を突出させて備える母型ベース表面を有しており、複数の母型針が、横穴形成部を備える少なくとも1つの第1の側面を有しており、該横穴形成部が、母型ベース表面に実質的に直交して広がる平面内で、母型針の第1の側面上に広がっている母型が提供される。

    本発明の第5の態様によれば、マイクロ針の製造に使用するためのマイクロ針製造用モールドの製造方法であって、マイクロ針製造用モールドベースを上記第3または第4の態様の母型上で成型するステップを含んでいる方法が提供される。

    本発明の第6の態様によれば、上記第1または第5の態様の方法を使用して製造されたマイクロ針製造用モールドが提供される。

    本発明の第7の態様によれば、複数の凹所を自身の第1の表面から延伸させて備えているマイクロ針製造用モールドベースと該マイクロ針製造用モールドベース内の複数の横穴形成孔とを有するマイクロ針製造用モールドであって、該横穴形成孔が、マイクロ針製造用モールドベース内の凹所の側面に、該凹所の横穴形成部において延伸しているマイクロ針製造用モールドが提供される。

    本発明の第8の態様によれば、上記第6または第7の態様のマイクロ針製造用モールドを使用するマイクロ針の製造方法が提供される。

    本発明の第9の態様によれば、上記第8の態様の方法を使用し、あるいは上記第1〜7の態様のうちの任意の1つ以上の方法または型を使用して製造される1つ以上のマイクロ針が提供される。

    次に、添付の図面を参照しつつ、本発明を限定するものではない単なる例として、本発明をさらに説明する。

    本明細書は、投与の効率を向上させるために側面(側壁)に横穴を備える中空マイクロ針の製造に関する。 ここに説明する方法を、充分な強度および靭性を備える金属製の針の製作に使用することができる。 製造コストは低い。 横穴付きマイクロ針は、先端に開口を必要とせず、皮膚を貫くためのより小さくて尖った先端を可能にする。 さらに、横穴を通じての液体の送出は、組織からの後方圧がより大である針の先端の開口を通じての送出とくらべ、より容易である。

    図面においては、種々の図において、同様の参照番号が、全体を通して同様の要素を指し示すために使用されている。

    マイクロ針の製造方法は、典型的には、
    (i)母型を製作する工程、
    (ii)二次の型であるマイクロ針製造用モールドを製作する工程、および(iii)マイクロ針を形成する工程という3つの主要な工程を含んでいる。

    本明細書において説明される本発明の実施の形態は、とくには、二次の型であるマイクロ針製造用モールドを製作する工程(ii)、およびマイクロ針を形成する工程(iii)に関係している。 母型を製作する工程(i)の例については、後述することにする。

    マイクロ針製造用モールドの製作-[工程(ii)]
    図1〜18が、第1の主たる実施の形態およびその変形例による横穴付きマイクロ針の製造および関連のプロセスに関係している。 本発明を限定するものではないが、要約するならば、マイクロ針製造用モールドベースが、その中に複数のマイクロ針成型用凹所を備えて製作される。 マイクロ針製造用モールドベースの一表面が、シード層で被覆される。 マイクロ針製造用モールドベースは、2つのマイクロ針成型シートを含んでおり、2つのマイクロ針成型シートは、一方のマイクロ針成型シートの内表面へのアクセスを可能にするため、分離される。 横穴形成チャネルが、一方の内表面に形成され、関連のマイクロ針成型シートの凹所と交差している。 2つのマイクロ針成型シートが再び一体に配置され、一体のマイクロ針製造用モールドとして一体に接合される。 マイクロ針が、シード層を有する表面へとマイクロ針層を堆積させることによって、凹所内に形成される。 マイクロ針層は、横穴形成チャネルが凹所に交差し、あるいは凹所を中断している場所である横穴形成用の穴には堆積できず、結果として成型されたマイクロ針に横穴がもたらされる。

    図1は、二次の型であるマイクロ針製造用モールドを用意するために使用される母型10の斜視図である。 母型10は、ベース12(この実施の形態においてはおおむね平行六面体であるが、そのようでなくてもよい)を有しており、ベース12の片面から、多数の母型針14のアレイが延伸している。 母型10は、後述のように精密ワイヤカットによって、あるいは例えばCNT加工などの他の精密加工によって、あるいは他の方法によって、有効に製作することができる。

    簡潔さのため、図(図2を除く)においては、母型針のアレイが1つだけ示されているが、通常は製造には、母型およびマイクロ針製造用モールドならびにマイクロ針が形成される製品に形成されるアレイを多数備えるアレイが含まれる。

    図2は、8×8個の母型アレイ10からなるアレイを、ただ1つの母型針14の拡大図と共に、例示の目的で示している。 当然ながら、針14および母型10のアレイは、他の寸法および形状であってよい。

    図3は、二次の型であるマイクロ針製造用モールドを製作すべく型押しされる前のブランクの第2のマイクロ針製造用モールドプレート22の側面図である。 マイクロ針製造用モールドプレート22は、この実施の形態においては第1および第2の型押しシート24、26であるが、間に分離層28を備えつつ重ね合わされた2枚のモールドベースシートで形成されている。 図示の目的のため、分離層28の厚さは誇張されている。

    第1および第2の型押しシート24、26は、例えば、ポリカーボネート、ポリイミドやPMMAなどといった熱可塑性のポリマー材料から作られる。 マイクロ針製造用モールドプレート22を形成すべく2枚の型押しシート24、26を一体に配置する前に、分離層28が設けられる。 2枚の型押しシート24、26は、合わせマーク(図示されていない)を有しており、合わせマークは、型押しシート24、26を一体に合わせる前から存在していてもよく、あるいは型押しシート24、26を一体に合わせた後に追加されてもよい。 第1の型押しシート24は、典型的には、50〜250μm(ミクロン)のいずれかの厚さであってよく、第2の型押しシート26は、典型的には、100〜1500μm(ミクロン)のいずれかの厚さであってよい。 ここでは、2枚の型押しシート24、26が、おおむね同じ厚さで示されているが、異なる厚さであってもよいことは、明らかである。

    分離層28は、第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24の第2の表面すなわち底面、または、第2の型押しシートすなわち下側の型押しシート26の第1の表面すなわち上面、または両面に対して貼り付けられるフィルムであってよい。 分離層28の目的は、後の高温型押し工程において、2枚の型押しシート24、26が一体に貼り付くことがないようにすることにある。 分離層28は、例えば、Al、Ti、Cr、などの金属からなる堆積層、PTFEなどのポリマー・フィルム、またはシリコーン射出成型離型剤の薄い層であってよい。 分離層28は、典型的には、1〜100μm(ミクロン)のいずれかの厚さであってよい。

    図4は、二次の型であるマイクロ針製造用モールドベースを製作するための型押し工程の図である。 母型10が、ホットプレス(図示されていない)の上面に、母型針14を下方に向けて水平に固定される。 マイクロ針製造用モールドプレート22が、母型10の下方において、ホットプレス(図示されていない)の下部プレートに配置される。 第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24は、母型針14の高さほどには厚くない。 マイクロ針製造用モールドプレート22の全体の厚さは、母型針14がマイクロ針製造用モールドプレート22を完全に貫いてしまうことがないよう、母型針14の高さよりも大きい。

    母型10が、マイクロ針製造用モールドプレート22の軟化温度を少し上回る第1の温度まで加熱される(ポリカーボネートの場合には、150℃を上回り、150〜200℃の範囲にある)。 この第1の温度において、母型10が、ホットプレスの下部プレートを母型10と同じ温度にしつつ、マイクロ針製造用モールドプレート22へと押し下げられる。

    マイクロ針製造用モールドプレート22の軟化温度よりも低い第2の値へと、温度の低下が可能にされる。 この第2の温度値において、マイクロ針製造用モールドプレート22が硬化する。 型押し済みのマイクロ針製造用モールドプレート22が、正方形のピラミッド状凹所30が「刻印」された状態で、母型10から解放される(図5A)。 この型押し済みのマイクロ針製造用モールドプレート22は、未完成のマイクロ針製造用モールドベース32を構成している。 母型10は、さらなるマイクロ針製造用モールドを製作すべく再使用可能である。

    図5A〜5Cは、マイクロ針製造用モールドベース32の種々の図である。 図5Aは、マイクロ針製造用モールドベース32の上面図である。 図5Bは、図5Aの線A−Aに沿ったマイクロ針製造用モールドベース32の断面図である。 図5Cは、図5Bの一部の拡大斜視図であって凹所30を示している。

    図6は、図5Cと同様の図であるが、マイクロ針製造用モールドベース32上にシード層34を備えている。 マイクロ針製造用モールドベース32の第1の表面すなわち上面36と凹所30の壁面とに電気導電性のシード層34を付加する(しかしながら、マイクロ針製造用モールドベース32の第2の表面すなわち下面には付加しない)ため、メタライゼーション(金属化)・プロセスが使用される。 シード層34は、PVD、CVD、熱的蒸発法、Niまたは他の金属/合金の無電界めっき、薄い銀の層のための銀鏡反応、または他の何らかの方法のうち、任意のいずれかによって適用できる。 この導電層は、金属/合金であってよく、あるいはカーボン、ダイアモンド状カーボン、非晶質カーボン、ダイアモンド、金属シリサイド、導電性カーバイド、など、他の材料であってよい。 シード層34は、上面36の全体を覆うとともに、凹所30を内張りしている。 シード層34は、典型的には10nm〜数ミクロン(または、それ以上)の間の範囲にある実質的に一定の厚さを有している。

    メタライゼーションの後、2枚の型押し済み型押しシート24、26が互いに引き離されるが、これは、分離層28が存在していることから比較的容易である。 第1の型押しシート24の第2の表面すなわち下面に、この実施の形態においては表面の溝の形態である横穴形成チャネル38が、この第2の表面すなわち下面を横切って形成される。 横穴形成チャネル38は、第1の型押しシート24の第2の表面すなわち下面において、凹所30の開口に出会うとともに、中心を凹所30の開口に一致させている(凹所30は、実際には第1の型押しシート24を貫いている貫通孔である)。 図7は、横穴形成チャネル38が形成された後の第1の型押しシート24の第2の面すなわち下面の平面図である。 図7における破線は、第1の型押しシート24の第1の面すなわち上面36の凹所34の開口である。

    横穴形成チャネル38は、レーザ・アブレーション(溶除)、精密機械加工、リソグラフィ、または他の何らかの手段によって、形成することができる。 この実施の形態においては、ポリカーボネートの薄いプレート24について、波長355nmのYAGレーザによるレーザ・アブレーションが使用される。 横穴形成チャネル38は、例えば幅約50μm(ミクロン)×高さ60μm(ミクロン)近辺の寸法を有する矩形の断面であるが、通常は一定の断面である矩形、正方形、三角形、円形、楕円形、または他の断面を有することができる。 横穴形成チャネル38の寸法は、針の設計に応じてさまざまである。

    2枚の型押しシート24、26の間の境界に位置する分離層28が、型押しシート24、26の対向する表面のいずれかまたは両方から取り去られ、2枚の型押しシート24、26が、上述の合わせマークを使用して再び整列され、一体に合わせられる。 2枚の型押しシート24、26が、マイクロ針製造用モールドプレート22へと凹所30を型押しする際に使用した高温型押しの温度および圧力よりも低い温度および圧力にて、ホットプレスによって一体に接合(接着)される。 この低下した温度および圧力は、今や一体となって二次の型であるマイクロ針製造用モールド40となっている再組み立てされたマイクロ針製造用モールドベース32において、そこに形成されている構造(凹所30および横穴形成チャネル38)のひずみを防止するためのものである。

    図8Aおよび8Bは、再組み立てされたマイクロ針製造用モールドベース、すなわちマイクロ針製造用モールド40の種々の図である。 図8Aは、図7の線B−Bに相当する線に沿ったマイクロ針製造用モールド40の断面図である。 図8Bは、図8Aの一部の拡大斜視図であって、横穴形成チャネル38と交差する凹所30が示されている。

    この実施の形態によるマイクロ針製造用モールドの製作に関する工程を説明するフロー図が、図9に示されている。 ステップS110において、母型10が用意される。 ステップS112において、マイクロ針製造用モールドプレート22が用意される。 ステップS114において、マイクロ針製造用モールドプレート22からマイクロ針製造用モールドベース32が、母型10を使用して形成される。 ステップS116において、シード層34が、マイクロ針製造用モールドプレート32に形成される。 2枚の型押しシート24、26が、ステップS118において分離される。 ステップS120において、横穴形成チャネル38が、第1の型押しシート24に形成される。 分離層28が、ステップS122において取り除かれる。 ステップS124において、2枚の型押しシート24、26が、今度は直接合わされて一体に接合され、マイクロ針製造用モールドプレート32が再組み立てされてマイクロ針製造用モールド40がもたらされる。

    マイクロ針の形成-[工程(iii)]
    例えば図8に示され、上述のとおり製造されたマイクロ針製造用モールド40であるが、マイクロ針製造用モールド40が、マイクロ針のアレイを形成するために使用される。 マイクロ針製造用モールド40は、一般的には、片面に凹所30を有する薄い平行六面体である。 凹所の側面ならびにモールドにおいて凹所が形成されている一面が、シード層34で覆われている。 さらには、凹所30の側面に横穴形成孔42が、凹所内のシード層34をも貫いて存在している。 この実施の形態においては、横穴形成孔42が、マイクロ針製造用モールド40を一辺から他辺まで横切る横穴形成チャネル38によって形成されている。

    マイクロ針製造用モールドを製作する一方法を上述したが、例えば一体式のマイクロ針製造用モールドベースの製作による(例えば、射出成型による)など、他のやり方も使用可能である。 小さな凹所または横穴形成孔などといった横穴形成用の不連続部を、主たる凹所の側面に加えることができる。 例えば、マイクロ針製造用モールドベースを2つに切断し、横穴形成チャネルを上述のように形成し、次いで2つの部分を再結合させることによって、あるいはマイクロ針製造用モールドベースを2つに切断することなく、マイクロ針製造用モールドベースを貫いて片側から他方の側へと横穴形成チャネルを切り込むことによって、横穴形成孔を加えることができる。

    マイクロ針層44が、マイクロ針製造用モールド20の上面へとNiまたはNi/Fe合金あるいは他の金属/合金を電鋳することによって設けられる。 マイクロ針層44は、横穴形成チャネル38が交差してなる凹所30を示す図10に示されているように、マイクロ針製造用モールド40上および凹所30内の薄い金属シード層34の上へと形成される。 図10は、マイクロ針層44がめっきされてなるマイクロ針製造用モールド40の一部の斜視の断面図であり、図6および8Bの図に相当している。 めっきされた金属/合金の厚さは、好ましくは、20〜100μm(ミクロン)の範囲である(より幅広い範囲も可能である)。 とくには高価ではあるかもしれないがカーボンなどの非金属の層を堆積させるため、電鋳の代わりに、例えば無電界めっきまたは気相成長など、他の技法も使用可能である。

    凹所30を通過する横穴形成チャネル38が、凹所30内のマイクロ針層44に異形を生み出している。 詳しくは、マイクロ針層の金属が、横穴形成チャネル38が凹所30を通過している場所である孔42を覆うようには、金属が成長するためのシード層34が存在していないため、堆積できない。 したがって、横穴形成チャネル38が凹所30を通過している場所である孔42は、そのままマイクロ針層44を貫く横穴または孔46として存続する。

    めっきによる金属/合金構造体、すなわちマイクロ針層44が、マイクロ針製造用モールド40から解放される。 これを行なう方法の例としては、a)針層を物理的に引き剥がす方法、またはb)モールドを化学的に溶解させる方法が挙げられる。 マイクロ針層44が引き剥がされる場合、めっきによる構造体を、まずは例えば或る特定の温度まで加熱することができる。 この方法が使用される場合には、使用されるシード層は、電鋳される針層および/またはモールドへの付着が弱いものであるように選択される。

    解放された構造体は、図11Aに示されているように、所望のマイクロ針52のアレイを備える所望のマイクロ針アレイ製品50である。 簡潔さのため、図11Aにはマイクロ針アレイが1つだけ示されているが、通常は、製造は、このようなアレイが多数形成されてなるアレイに関する(例えば、図2の母型を用いて64個(8×8)のアレイが形成される)。 図11Bは、ピラミッド状のマイクロ針52の1つの拡大図である。 図10のマイクロ針層44の孔46が、マイクロ針アレイ製品50のマイクロ針52の一部であって、1つの側壁からもう1つの側壁へと延びている。 これらの孔46が横穴であって、マイクロ針52のベースから上方へと延びる針管腔と連通している。

    解放されたマイクロ針製造用モールド40は、解放の方法がモールドを傷つけない場合には、解放の後に再使用してもよいし、破棄してもよい。

    この実施の形態によるマイクロ針の製作に関する工程を説明するフロー図が、図12に示されている。 ステップS130において、マイクロ針製造用モールド40が用意される。 ステップS132において、マイクロ針層44が、マイクロ針製造用モールド40上および凹所30内のシード層34へと電鋳される。 ステップS134において、マイクロ針アレイ製品50が、マイクロ針製造用モールドから解放される。

    他の形状および第1の実施の形態の他の変形例
    マイクロ針製造用モールド40の製作に使用されるマイクロ針製造用モールドプレート22は、上述の実施の形態(図1〜5を参照)においては、母型針14の高さよりも厚いものとして示されている。 これに代えて、マイクロ針製造用モールドプレート22の厚さと母型針14の高さとが、同じであってもよい。 さらには、母型針14の高さが、マイクロ針製造用モールドプレート22の厚さよりも大きくてもよい。 この場合、ホットプレスのプロセスにおいて、母型針14の余分な高さは、ホットプレスの下部プレートの凹部、またはホットプレスの下部プレートの上の追加のプレートの凹部に、受け入れられる。 このようにして、(図5〜10に示されているような)マイクロ針製造用モールド40の凹所30が、貫通孔となる。 これにより、後の電鋳工程における均一電着性を向上させることができる。

    上述の実施の形態においては、横穴形成チャネル38が、第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24の第2の表面すなわち底面に位置している。 代案となる実施の形態においては、代わりに、横穴形成チャネル38が、第2の型押しシートすなわち下方の型押しシート26の第1の表面すなわち上面に位置している。 さらなる実施の形態においては、横穴形成チャネルが、両方の表面に位置している。 例えば、それらが対向する表面において互いに整列している場合、マイクロ針アレイ製品50により大きな孔46がもたらされる。 あるいは、第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24の第2の表面すなわち底面に位置する横穴形成チャネルが、第2の型押しシートすなわち下方の型押しシート26の第1の表面すなわち上面に位置する横穴形成チャネルに対し、或る角度であってもよい。

    図13Aは、開口表面において、第2組の横穴形成チャネル202を、対向する表面の第1組の横穴形成チャネル38に直交して備えている二次の型200の上面図である。 図13Bは、マイクロ針層204にてめっきされた図13Aのマイクロ針製造用モールド200の一部分の斜視の断面図であり、図6、8B、および10に対応している。 第1の孔46に加え、やはり第2の横穴形成チャネル202が進入している場所である第2の横穴形成孔にシード層34が存在していないために、各凹所30のマイクロ針層204に2つの第2の孔206が存在している。 得られるピラミッド状マイクロ針208が、図13Cに示されており、4つの面のそれぞれに1つの孔46、206を有している。 対向面の孔46、206が同じ高さに位置する一方で、隣り合う面の孔46、206は、異なる高さに位置している。

    2組の横穴形成チャネルが、2枚の型押しシートの一方の同じ表面、すなわち第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24の第2の表面すなわち底面、または第2の型押しシートすなわち下方の型押しシート26の第1の表面すなわち上面に、互いに直交して形成されるならば、結果は図13A〜13Cに示したものと同様になるが、横穴(孔)がすべて同じ高さに位置するであろう(横穴形成チャネルの寸法が異なる場合、異なる寸法であるかも知れないが)。 しかしながら、凹所を通過する横穴形成チャネルが2つ以上存在する場合には、横穴形成チャネルを対向する型押しシートの表面に持たせることが好ましい(すなわち、1つが、第1の型押しシートすなわち上側の型押しシート24の第2の表面すなわち底面に位置し、2つ目が、第2の型押しシートすなわち下方の型押しシート26の第1の表面すなわち上面に位置する)。 そうでない場合、同じ高さに位置する4つの開口が、マイクロ針の断面積および強度を過剰に減じてしまう可能性がある。

    上述の実施の形態においては、横穴形成チャネルが、該当の型押しシートを片側から他方の側まで全体にわたって横切って延びている。 しかしながら、全体にわたって延びている必要はなく、連続的である必要すらない。 代わりに、別個独立の短い横穴形成チャネルが一列に存在し、それぞれの横穴形成チャネルがただ1つの凹所へと交差し、あるいはただ1つの凹所を横切ってもよい(あるいは、2つ以上の凹所のみを、直線上のすべての凹所へと延びることなく横切ってもよい)。 このような構成が、図14Aおよび14Bに示されている。 図14Aは、上述のような凹所30を備える一方で、より短い横穴形成チャネル212を有している代案となる二次の型210の上面図であり、横穴形成チャネル212が、それぞれの凹所の対向する2つの面を通過して一方向にのみ延伸している。 図14Bは、図14Aの断面図である。 得られる針は、図11Bの針とほとんど変わらないように見受けられる。

    横穴形成チャネルは、必ずしも凹所の両側を通過して延びている必要はなく、代わりに、図15Aのように、凹所の1面のみへと延びてもよい。 図15Aは、上述のような凹所30を備える一方で、より短い横穴形成チャネル222を有している代案となる二次の型220の上面図であり、横穴形成チャネル222が、一方向にのみ延伸し、それぞれの凹所のただ1つの面のみへと延伸している。 図15Bは、図15Aの断面図である。 得られる針は、1つの面にのみ横穴(孔)を有する点で、図11Bの針と相違する。

    図16A〜16Cは、3つのさらなる変形例を示している。 図16Aは、例えば図13Cに示したようなマイクロ針をもたらすため、より短い横穴形成チャネル232を、直交する2つの方向において凹所30の両側面を横切って延伸させて備えている代案となる二次の型230の上面図である。 図16Bは、より短い横穴形成チャネル242、244を、直交する2つの方向に延伸させて備えている代案となる二次の型240の上面図である。 しかしながら、横穴形成チャネルのうちの一方の組の横穴形成チャネル242のみが、凹所30の両面を通過して延伸している。 横穴形成チャネルのうちの他方の組の横穴形成チャネル244は、各凹所30のただ1つの面にのみ延伸している。 図16Cは、より短い横穴形成チャネル252を、直交する2つの方向において各凹所30のただ1つの面にのみ延伸させて備えている他の代案となる二次の型250の上面図である。

    横穴形成チャネルは、必ずしも長い必要はない。 凹所の側面に、例えば孔であり、あるいは単なる凹所であってさえよい有意な不連続を形成しさえすればよい。

    上述の実施の形態においては、マイクロ針製造用モールドプレートが、ただ1つの分離層によって隔てられて重なり合う2枚の型押しシートを有している。 他の実施の形態においては、マイクロ針製造用モールドプレートが、3枚以上のこのような型押しシートを重ね合わせ、すべて分離層によって隣のプレートから分離して有している。 したがって、3枚の型押しシートにおいては、2つの分離層が存在している。 この構成においては、3枚以上の型押しシートのすべてが、型押しの後で分離され、横穴形成チャネルが必要に応じて設けられる。 これにより、得られるマイクロ針の側面に2つ以上の孔を出現させることができる。

    マイクロ針の全体形状は、母型針の形状を反映している。 上述の実施の形態においては、母型針が、正方形のピラミッド状であり、したがってマイクロ針も同じである。 しかしながら、母型針が、例えば三角形、六角形、八角形など(正多角形であっても、そうでなくても)、他の形状であってもよい。 このような母型にもとづくマイクロ針製造用モールドを、上述のように製作することができるが、横穴形成チャネルの方向、長さ、および位置は、必要に応じて変更される。

    図17Aは、三角形の凹所262および短い横穴形成チャネル264を有する他の二次の型260の上面図であり、横穴形成チャネル264が、一方向にのみ延び、かつそれぞれの凹所に対して直角にそれぞれの凹所のただ1つの側面へと延びている。 図17Bは、図17Aの二次の型260を使用して生み出されるマイクロ針266の等角投影図である。

    図17Aおよび17Bの実施の形態の横穴形成チャネルは、つながっておらず、それぞれの凹所のただ1つの面にのみ延伸している。 もし横穴形成チャネルが連続的であるならば、それぞれの凹所を完全に横切ることとなり、それぞれのマイクロ針において正面の横穴に対向する稜部の横穴がもたらされることになる。

    図18A〜18Dは、マイクロ針製造用モールドの凹所および横穴形成チャネルにおけるさらなる変形例の上面図の例を示している。 当然ながら、他にも多くの変形例が存在しうる。 図18Aは、三角形の凹所272および短い横穴形成チャネル274を有する他の二次の型270の上面図であり、横穴形成チャネル274が、お互いに対して120°に位置する2つの方向に延び、それぞれの凹所の2つの面へと該当するそれぞれの面に対して直角に延びている。 図18Bは、三角形の凹所282および短い横穴形成チャネル284を有する他の二次の型280の上面図であり、横穴形成チャネル284が、お互いに対して120°に位置する3つの方向に延び、それぞれの凹所の3つの面へと該当するそれぞれの面に対して直角に延びている。 図18Cは、六角形の凹所292および長い連続的な横穴形成チャネル294を有する他の二次の型290の上面図であり、横穴形成チャネル294が、それぞれの凹所をマイクロ針製造用モールド290の片側から他方の側まですべて横切って一方向に延びている。 図18Dは、六角形の凹所302および短い横穴形成チャネル304を有する他の二次の型300の上面図であり、横穴形成チャネル304が、それぞれの凹所のただ1つの面においてただ1つの方向に、面に対して直角に延びている。

    上述のすべての実施の形態において、横穴形成チャネルは、凹所の該当する面に90°で中心に交わっている。 代案として、交差が他の角度であってもよい。 さらには、交差が、それぞれの面に対して中心である必要はない。 例えば、横穴形成チャネルが、角において凹所に交わり、1つの面に沿って全体に延びてもよく、あるいは隣接する2つの面を通って延びてもよい、などである。

    上述のマイクロ針製造用モールドの製造の順序においては、横穴形成チャネルが、メタライゼーション・プロセスの後に製作されている。 またさらなる実施の形態においては、これら2つの作業の順序を変更してもよく、すなわち横穴形成チャネルが、上述と同じやり方で、しかしながらメタライゼーションの前に形成される。 メタライゼーションが、マイクロ針製造用モールドベースが再組み立てされるまで、すなわち型押しシートが再び合わされて一体に接合されるまで、行なわれない。 メタライゼーションが、金属/合金またはカーボンあるいは他の導電性材料のスパッタ技法を用いて実行される。 横穴形成孔または開口が、横穴形成チャネルと凹所との間の交差位置に生成されているため、スパッタされた原子は、これらの位置に堆積することはできない。 したがって、堆積させたシード層に孔が生成される。 上述のとおり、電鋳の際に、これらの孔には金属が堆積されることがない。 これらの孔が、電鋳された針の壁面に残される。 解放の後に、壁面に横穴を備えるマイクロ針のアレイが形成される。

    上述した種々の変形例および代案となる手法は、自由に組み合わせることが可能である。

    母型の製作-[工程(i)]
    図1に示したような母型10の製作は、精密な機械加工を必要とする。 例えば平行六面体の工具鋼プレートの形態である素材ブロック(例えば、AISI A2または他の合金鋼の指定)が、硬化処理され、すべての表面が鏡面仕上げされる。 仕上げの後、プレートの1面が、図19A〜19Cに関して示されるように、精密ワイヤカット(または、例えばCNT機械加工などの他の精密機械加工)によって切削される。

    図19Aは、図1の母型へと切削される鏡面仕上げの表面を有する平行六面体工具鋼プレート16の側面図であり、1回のワイヤカット経路においてワイヤがとる経路を示している。 図19Bおよび19Cは、切削プロセスの最中の異なる時点における図19Aのプレートの図である。 図19Bは、X方向の1回の通過の後の同じ工具鋼プレート16の等角投影図である。 図19Cは、X方向の1回の通過およびY方向の半分までの通過の後の同じ工具鋼プレート16の等角投影図である。

    ワイヤ切断の最初の通過は、X方向に行なわれる。 図19Aが、ワイヤ切断線18を示している。 ワイヤ切断線18は、ベース切断部18aのための高さにてプレート16を水平方向に通過して最初の母型針ラインの位置まで延び、この点において、ワイヤ切断線18は、ベース12の表面に対して母型針の第1の面が延びる角度である上向きの切断角度aにて、第1の斜めの切断部18bに沿って上方へと延びている。 プレート16の上面にて、ワイヤ切断線18は、ベース高さに向かって再び下方へと延びる。 ワイヤ切断線18は、母型針の第1の面に対向する第2の面がベース12の表面に対して延びる角度である下向きの切断角度βにて、第2の斜めの切断部18cに沿って下方へと延びている。 この実施の形態において、上向きおよび下向きの切断角度a、βは等しく、したがって母型針の第1および第2の面は、二等辺である。 最初の通過において、この上向きおよび下向きの切断、すなわち第1および第2の斜めの切断部18b、18cの組が、2つのベース切断部18aの間に隆起部20を生み出す。 ワイヤ切断線18は、他のベース切断部18aのためのベース高さに沿って、次の針14が形成されるべき位置まで再び水平方向に継続し、この点において、ワイヤ切断線18が再び上方へと延び、次いで下方へと延びて、もう1つの隆起部20が切り出される。 これが、X方向に存在すべき母型針と同数の隆起部20が設けられるまで、続けられる、

    理想的には、上向きの切断の頂点において、下向きの切断が速やかに開始する。 しかしながら、現在のワイヤ切断機は、それらがどれだけ正確であったとしても、常に精度の限界を有している。 したがって、ワイヤが1つの隆起部20の頂点に達したとき、現実にはワイヤは、下方へと進むことができる前に、或る程度(典型的には、1〜20μm[ミクロン])は横方向に移動しなければならない。 結果として、現実には、形成された隆起部20および後に形成される母型針14は、現在のところ完全に鋭い先端ではなく、小さな平坦な上面を有している。 隆起部20および母型針14が、図において、小さな平坦な先端面ではなく完全に尖った先端を有しているように見える場合、それは簡単化のためである。

    最初の切断の通過の後に、プレート16の上部が、図19Bに見られるように、鋼製プレートの1表面上に平行な隆起部を残して取り去られている。 次いで、このプレート16(または、ワイヤ切断工具)が、Z軸(プレート16に直交して下方へと貫く方向)を中心として90°回転させられる。 次に、Y方向における第2のワイヤ切断の通過が実行される。 これは、今回は最初の切断の方向に対して90°の方向である点を除き、図19Aに示した最初の通過と同じ経路に従う。 上向きおよび下向きの切断は、第3および第4の面の角度である。 すでに最初の切断が行なわれているため、第2のワイヤ切断の通過によって、隆起部の第2の列が切り出されるのではなく、個々の母型針14が生み出される。 図19Cは、第2の切断の通過の途中のプレート16を示している。 いくつかの母型針14が、すでに生み出されており、隆起部20は、依然としてプレートに沿って途中まで延びている。 第2のワイヤ切断の通過の終わりにおいて、プレートが図1のように出現する。 この実施の形態においては、それぞれの母型針が、同じ正方形のピラミッド錐台の形状を有している。

    図19A〜19Cは、母型針のアレイを1つだけ有する母型について、製造プロセスを示している。 より大きな鋼製プレートが使用される場合には、数十またはそれ以上の母型針のアレイを、2回のワイヤ切断の通過によって形成することができる。

    母型は、鋼である必要はなく、アルミニウム合金や亜鉛合金などといった他の金属/合金から製作することができる。 例えばダイアモンドカーボン皮膜、ダイアモンド状カーボン皮膜(DLC)、無電界Ni皮膜、硬質クロム皮膜、チッ化物皮膜、カーバイド皮膜、またはホウ化物皮膜といった1つ以上の硬質皮膜を、母型表面および母型針へと適用することができる。 これは、母型の寿命を長くすべく母型の固さを向上させるためのものである。 これに加え、あるいはこれに代えて、マイクロ針製造用モールドの生成に使用されるプレートの剥離を容易にするため、例えばカーボン被覆、ダイアモンド状カーボン被覆、あるいは何らかのまたは適切な皮膜など、皮膜層を加えてもよい。 いくつかの皮膜は、硬さの向上および剥離層としての機能という両方の機能を有することができる。

    この実施の形態による母型の製作に関する工程を説明するフロー図が、図20に示されている。 ステップS140において、素材ブロックが用意される。 ステップS142において、このブロックについて第1の切断が第1の方向に行なわれ、複数の隆起部が形成される。 このブロックが、ステップS144において回転させられて再び切断される。 ステップS146において、すべての切断が行なわれたか否か(すなわち、切断が完了して、隆起部が母型針に変化したか否か)について、判断がなされる。 すべての切断がなされている場合、プロセスは終了する。 切断がすべては完了していない場合、プロセスはステップS144に戻る。

    マイクロ針アレイ製品50(図11A)上の最終のマイクロ針52の寸法および形状は、母型10の製作時のワイヤ切断の経路18を変更することによって、調節可能である。 図19Aに示した切断線18(Y方向についても繰り返される)によれば、母型針14(したがって、最終のマイクロ針52)の4つの側面が、同じ形状、底面に対する同じ傾斜角度、および正方形の断面を有する。 切断経路の上り坂および下り坂の切断角度a、βを変化させることで、母型針の形状を調節することができる。 そのような種々の形状の母型を、上述と同じやり方にて種々の形状のマイクロ針製造用モールドを形成すべく使用することができる。 これら種々の形状のマイクロ針製造用モールドを、マイクロ針アレイ製品を製作するために、やはり上述と同じやり方で使用することができる。

    上述の実施の形態においては、母型針および最終的に生み出されるマイクロ針が、正方形のベースから生じる四角形の断面を有している。 ワイヤ切断の通過の回数および/または各切断の間におけるプレート16の回転角度を変更することによって、例えばすでに述べた三角形、六角形、および八角形の形状など、他の形状を生み出すことが可能である(たとえば、お互いに対して120°である3回の切断を使用して三角形または六角形の母型針(ただし、下降位置が異なる)、お互いに対して45°である4回の切断を使用して八角形の母型針)。 この手法を、三角形、正方形、矩形、菱形、平行四辺形、台形、または何らかの特別な不規則な五角形、規則的または何らかの特別な不規則な六角形、規則的な八角形、またはおそらくは何らかの他の形状の母型針を製作するために、容易に使用することができる。

    第2の主要な実施の形態
    次に、横穴付きのマイクロ針を製作するための第2の主要な実施の形態を、説明する。 この方法は、上述の第1の主要な実施の形態およびその変形例と異なり、2つ以上の積層型押しシートを使用しない。 代わりに、マイクロ針層における異形が、製造プロセスを通じて母型に導入される。

    母型の製造の際に、それぞれの母型針の1つの面のうちの短い部分が、母型のベース表面に対して直交するように作られる。 この変形例の母型は、例えば図1および2の母型の製作に使用されるプロセスと類似のプロセスで製作できる。 そのようなプロセスを、以下で図21A〜21Dを参照して説明する。

    図21Aは、第1の切断が図19Bの半完成母型を生み出すべく行なわれる第1の切断と同様に行なわれた後(この実施の形態においては、わずかに鈍い隆起部が形成されているが)の、工具鋼プレート316の側面図である。 平行な第1組の隆起部320が生成されている。 しかしながら、或る相違を、図21Aの一部分の拡大図である図21Bに見つけることができる。 隆起部320の1つの面の上向きの傾斜において、横穴形成部が不連続部322の形態で存在しており、そこでは、傾斜が第1の上向きの方向から第2の実質的に垂直な方向へと変化しており、その後に第1の上向きの方向に再び変化し、隆起部320の頂点に達している。 この傾斜部の垂直部分すなわち不連続部322は、上方への切断の際にワイヤの上方への移動角度を注意深く制御することによって、達成される。

    第2の方向の第2の切断は、上向き切断の際に方向を変化させることなく、通常どおり行なわれる。 図21Cは、第2の切断の途中の工具鋼プレート316の等角投影図である。 図21Dは、この時点までに生成された母型針314のうちの1つの拡大図である。 最終の母型において、それぞれの母型針314が、側面のうちの1つに垂直部分322を有している。

    マイクロ針製造用モールドは、例えば図21A〜21Dに関して上述したような不連続部を有する母型から製造される。 マイクロ針製造用モールドベースが、マイクロ針製造用モールドプレートを母型へとホットプレスすることによって製作される。 ホットプレスの作業は、すでに述べたホットプレス法と同様のやり方で実行される。 しかしながら、マイクロ針製造用モールドプレートの構成に主たる相違が存在する。 マイクロ針製造用モールドプレートが、間に分離層を有する2枚の型押し層の積層ではない。 代わりに、マイクロ針製造用モールドプレートは、先の実施の形態における2枚(または、それ以上)の型押しシートのいずれかと同様の素材からなり、母型針314の高さと同じ厚さであるただ1枚の型押しシートである。

    ホットプレスの結果は、図22Aに示すようなマイクロ針製造用モールドベース332であり、正方形のピラミッド錐台状の貫通孔330が片面から他方の面へと貫いて刻印されている。 図22Bは、図22Aの一部分の拡大斜視図であり、凹所330を示している。 図22Cは、図19Bの一部分の拡大図であり、母型針314の不連続部322に対応する凹所330の1つの表面の不連続部338を示している。 凹所の不連続部は、マイクロ針製造用モールドベース332の上面および下面におおむね垂直または直交している。

    マイクロ針製造用モールドプレート322が、第1の実施の形態と同様に、導電性のシード層334にてメタライゼーションされる。 この実施の形態においては、スパッタリングが好ましい技法である。 スパッタされた金属原子が、凹所330の上部(図22A、22B、および22Cの向き)へと下降して入り、正方形のピラミッド錐台の表面へとほぼ真っ直ぐな垂直線にて下方へと飛行し、凹所330の底部および側壁のうちのモールド上面に対して傾斜角度を有している主要部分へと堆積する。 一方で、モールド上面に対して垂直である(すなわち、凹所230内への原子の移動の方向と平行である)部分に堆積する原子は、ほとんどない。 図23Aは、図22Aの一部分の拡大斜視図であり、スパッタリング後の凹所330を示している。 図23Bは、図23Aの一部分の拡大図である。 スパッタによるシード層334が、マイクロ針製造用モールドベース332の上部を覆って広がるとともに、凹所330の中へと、凹所の不連続部338を除くすべての表面に広がっている。 シード層が、垂直壁部分には定着せず、したがって横穴形成孔または開口342が、シード層334の当該壁部分に生成される。 マイクロ針製造用モールドベース332とシード層334とがマイクロ針製造用モールド340を形成している。

    電鋳工程が、例えば図22A〜23Bに関して説明したプロセスを用いて製造されたマイクロ針製造用モールド340など、マイクロ針製造用モールド340に対して行なわれる。 電鋳工程は、第1の実施の形態に関して上述したとおりに行なわれる。 マイクロ針層344が、マイクロ針製造用モールド340の上面へとNiまたはNi/Fe合金あるいは他の金属/合金を電鋳することによって設けられる。 マイクロ針層344は、図24Aおよび24Bに示されているように、マイクロ針製造用モールド40上および凹所330内の薄い金属製シード層334の上へと形成される。 図24Aは、図22Aの一部分の拡大斜視図であり、スパッタリング後かつ電鋳後の凹所330を示している。 図24Bは、図24Aの一部分の拡大図である。 電鋳によるマイクロ針層344が、シード層334によって覆われたマイクロ針製造用モールドベース332の上部を覆って広がるとともに、シード層334によって覆われた凹所330の中へと、シード層334が存在するすべての表面に広がっている。 シード層が定着していないため、マイクロ針層344は、不連続部338すなわちシード層の開口部342を覆って延びてはいない。 したがって、凹所330内のマイクロ針層344の側面に孔346が存在している。

    このめっきによる金属/合金構造体、すなわちマイクロ針層344が、マイクロ針製造用モールド340から解放される。 解放された構造体が、図25Aに示されているような所望のマイクロ針アレイ製品350であり、所望のマイクロ針352のアレイを備えている。 図25Bは、ピラミッド状のマイクロ針352のうちの1つの拡大図である。 凹所内のマイクロ針層344の孔346が、マイクロ針アレイ製品350のマイクロ針352の一部であり、横穴として1つの側壁へと延伸し、マイクロ針352のベースから上方へと延びる針管腔に連通している。

    このやり方で生み出された横穴346は、マイクロ針352の1つの面の外表面を全体にわたって横切って広がっている。 これは、上述したような母型製造方法の結果であり、他の製造方法からは必ずしも存在しないかもしれない。 マイクロ針352の壁を貫いている孔346の幅は、側方のシード層334へとより多くの材料が電鋳されるため、壁の内面に向かって減少している。

    明らかなように、不連続部332は、図21Dの母型針310においては1つの面にのみ存在しており、したがって得られるマイクロ針352のただ1つの面にのみ存在する。 しかしながら、追加の不連続部を、同じ面の異なる高さに導入することができ、さらには/あるいは別の面に導入することができる。 さらに、不連続部332は、必ずしも上方への切断の際にのみ生成される必要はなく、下方への切断の際に形成されてもよい。 不連続部322は、必ずしも第1回の切断の際に生成される必要はなく、第2の(または、さらなる)切断の際に生成されてもよい。

    また、このようなやり方で製造される横穴は、ベースが正方形のマイクロ針には限定されず、マイクロ針製造用モールド内のマイクロ針凹所に垂直面を設けることが可能であるほぼ任意の他の形状のマイクロ針に位置することができる。

    上述の説明においては、マイクロ針製造用モールドが、二次的な型である。 しかしながら、マイクロ針製造用モールドを、絶対に母型によって、あるいは母型から製造しなければならないというわけではない。

    本発明の実施の形態によれば、強度および靭性に富んでいる中空マイクロ針アレイまたは中実ポリマー針などの中実針を、産業用の大規模で容易に製造することができる。 マイクロ針の製造のための型を、安価なポリマー材料を使用して製作でき、したがって型を低コストかつ使い捨てにすることができる。 さらに、母型を製作するためにワイヤ切断を使用する例示のマイクロ針製造用モールドの製作方法は、より安価である。 ワイヤ切断法を使用することで、規則的であっても、不規則であっても、先細りであっても、先細りでなくても、真っ直ぐであっても、斜めであっても、あるいは面の数がさまざまであっても、マイクロ針の寸法または形状を容易に変化させることができる。 マイクロ針が横穴を有しており、端部に孔を必要としないため、このようなマイクロ針の鋭さをさらに向上させることができ、針による皮膚の貫通および液体の注入がより簡単になる。 このようなマイクロ針アレイを、従来からの注射針/シリンジを置き換えるための無痛注射装置において使用することができる。

    本明細書において種々の実施の形態を説明したが、本発明がこれらに限定されるわけではない。 例えば添付の特許請求の範囲に定められる本発明の技術的範囲に依然として包含される他の変形例が、当業者にとって容易に明らかである。

    マイクロ針製造用モールドの製作に使用される母型10の斜視図である。

    母型針のアレイを64個(8×8)有している母型の等角投影図である。

    型押しプレートの側面図であり、マイクロ針製造用モールドを形成するための型押しされる前である。

    マイクロ針製造用モールドベースを製作するための型押しプロセスを説明する図である。

    図4に示したプロセスによって生み出されたマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    図4に示したプロセスによって生み出されたマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    図4に示したプロセスによって生み出されたマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    マイクロ針製造用モールドベースの一部分の斜視図であり、シード層の被覆を有している。

    横穴形成チャネルが形成された後のマイクロ針製造用モールドベースの一部分の第2の面の平面図である。

    横穴形成チャネルが形成された後に再組み立てされたマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    横穴形成チャネルが形成された後に再組み立てされたマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    第1の主要な実施の形態によるマイクロ針製造用モールドの製作に関する工程についてのフロー図である。

    マイクロ針製造用モールドの一部分の斜視断面図であり、マイクロ針層がめっきされている。

    第1の主要な実施の形態のマイクロ針アレイおよびマイクロ針の図である。

    第1の主要な実施の形態のマイクロ針アレイおよびマイクロ針の図である。

    他の実施の形態によるマイクロ針の形成に関する工程についてのフロー図である。

    マイクロ針製造用モールドの製造およびマイクロ針の形成に関する図であり、代案となる構成の横穴形成チャネルを備えている。

    マイクロ針製造用モールドの製造およびマイクロ針の形成に関する図であり、代案となる構成の横穴形成チャネルを備えている。

    マイクロ針製造用モールドの製造およびマイクロ針の形成に関する図であり、代案となる構成の横穴形成チャネルを備えている。

    さらなる代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、他の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    さらなる代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、他の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    他の代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、他の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    他の代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、他の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    またさらなる代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    またさらなる代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    またさらなる代案となるマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを備えている。

    三角形の横穴付きマイクロ針の製造に関する図である。

    三角形の横穴付きマイクロ針の製造に関する図である。

    他の形状のマイクロ針を製造するための他のマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを有している。

    他の形状のマイクロ針を製造するための他のマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを有している。

    他の形状のマイクロ針を製造するための他のマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを有している。

    他の形状のマイクロ針を製造するための他のマイクロ針製造用モールドの図であり、別の構成の横穴形成チャネルを有している。

    図1の母型へと切削されるプレートについての図である。

    図1の母型へと切削されるプレートについての図である。

    図1の母型へと切削されるプレートについての図である。

    母型の製造に関するフロー図である。

    第2の主要な実施の形態のための不連続部を備えている別の形態の母型へと切削されるプレートについての図である。

    第2の主要な実施の形態のための不連続部を備えている別の形態の母型へと切削されるプレートについての図である。

    第2の主要な実施の形態のための不連続部を備えている別の形態の母型へと切削されるプレートについての図である。

    第2の主要な実施の形態のための不連続部を備えている別の形態の母型へと切削されるプレートについての図である。

    第2の主要な実施の形態によるマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    第2の主要な実施の形態によるマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    第2の主要な実施の形態によるマイクロ針製造用モールドベースの図である。

    図22Bおよび22Cの図の拡大部分について、メタライゼーションの後の図である。

    図22Bおよび22Cの図の拡大部分について、メタライゼーションの後の図である。

    図22Bおよび22Cの図の拡大部分について、メタライゼーションおよび電鋳の後の図である。

    図22Bおよび22Cの図の拡大部分について、メタライゼーションおよび電鋳の後の図である。

    第2の主要な実施の形態のマイクロ針アレイおよびマイクロ針の図である。

    第2の主要な実施の形態のマイクロ針アレイおよびマイクロ針の図である。

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