Gear formation cutter

申请号 JP2005152802 申请日 2005-05-25 公开(公告)号 JP2006088313A 公开(公告)日 2006-04-06
申请人 Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi; 亞洲光學股▲ふん▼有限公司; 发明人 CHAO SHENG-JUI; LEE TSU-MENG;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a small gear formation cutter capable of forming a gear tooth on a non-metallic precision apparatus. SOLUTION: A blade part 20 extends along an axis X of a spindle 10 from a cross-section of the spindle 10. The blade part 20 has a blade surface 21 and a peripheral surface 22. The blade surface 21 has a front side 211 and a rear side 212 and has a first side 213 and a second side 214 facing to each other. The first side 213 has a form corresponding to an outline of a side surface of the gear tooth. The peripheral surface 22 is arranged around the axis X and extends to the second side from the first side. Any point on the first side is separated from the axis by a second radial distance. Any point on the second side is separated from the axis by a second radial distance. The second radial distance is smaller than the corresponding first radial distance. The first radial distance to which the rear side corresponds is larger than the first radial distance to which the front side corresponds. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • スピンドル及びブレード部分を有する少なくともひとつのギヤ歯をギヤブランクに形成するギヤ形成カッターであって、
    前記ギヤ歯は、輪郭を持つ2つの側面を有し、
    前記スピンドルは、当該スピンドルの軸に沿って相対する一対の第1及び第2横断面を有し、
    前記スピンドルの前記第1横断面から前記軸に沿って延びる前記ブレード部分は、ブレード面、周辺面及びフロントエンド面を有し、
    前記ブレード面は、フロントサイド及び当該フロントサイドに相対し前記スピンドルの前記第1横断面に設置されるリアサイド、前記フロントサイド及び前記リアサイドを接続する一対の相対する第1及び第2側方サイドを有し、
    前記第1側方サイドは、前記ギヤ歯の前記輪郭に対応する形状を有し、
    前記周辺面は、前記軸の周辺に配置され前記第1側方サイドから前記第2側方サイドに延び、前記ブレード面の前記第1側方サイドの如何なる点も前記軸から第1半径距離だけ間隔を空けられ、前記ブレード面の前記第2側方サイドの如何なる点も前記軸から第2半径距離だけ間隔を空けられ、
    前記第2半径距離は、対応する前記第1半径距離より小さく、
    前記ブレード面の前記リアサイドに対応する前記第1半径距離は、前記ブレード面の前記フロントサイドに対応する前記第1半径距離より大きい、
    ことを特徴とするギヤ形成カッター。
  • 前記周辺面及び前記周辺面を横断し前記軸に垂直である如何なる平面も協調して前記ブレード面の前記第1側方サイドと前記第2側方サイドとの間に周辺線を規定し、前記周辺線の如何なる点も前記軸から第3半径距離だけ間隔を空けられ、前記第3半径距離のそれぞれが対応する前記第1半径距離より小さく、対応する前記第2半径距離より大きいか等しいことを特徴とする請求項1に記載のギヤ形成カッター。
  • 前記周辺面は周辺フロントを有し、
    前記フロントエンド面は、前記ブレード面の前記フロントサイドと前記周辺面の前記周辺フロントとを接続し、前記平面に対し傾斜することをさらに特徴とする請求項2に記載のギヤ形成カッター。
  • 前記ブレード面の前記フロントサイドが前記平面に対し傾斜し、前記ブレード面の前記フロントサイドと前記第1横断面との間の距離が、前記周辺面の前記周辺フロントと前記第1横断面との間の距離よりも大きいことをさらに特徴とする請求項3に記載のギヤ形成カッター。
  • 前記ブレード面の前記第1側方サイドがインボリュート線を形成することを特徴とする請求項1に記載のギヤ形成カッター。
  • 说明书全文

    本発明は、切削工具、より詳細には、非金属の被加工物を機械加工してギヤ歯を形成するためのギヤ形成カッターに関する。

    一般のギヤ形成方法は、転造加工(図1参照。)及びフライス加工(図2参照。)を含んでいる。 図1を参照すると、転造加工において、ギヤ歯転造カッター2は金属ブランク1を機械加工するために回転する。 ギヤ歯転造カッター2は、金属ブランク1の軸に垂直な回転軸の周りを回転する。 金属ブランク1及びギヤ歯転造カッター2が適切な速度比で回転すると、ギヤ歯転造カッター2は複数のギヤ歯を金属ブランク1に形成するために、金属ブランク1とプレスコンタクトするに至る。 図2を参照すると、フライス加工において、フライスカッター3は金属ブランク1に平行に配置され同様の機械加工を行う。 金属ブランク1及びフライスカッター3が反対方向に回転すると、複数のギヤ歯が金属ブランク1に形成される。

    ギヤ歯転造カッター2及びフライスカッター3はギヤ歯を金属ブランク1に形成できるが、これら機械加工装置は巨大である。 従って、ギヤ歯転造カッター2及びフライスカッター3は、例えば、カメラのズームレンズのバレル4(図3参照。)のような非金属精密器具を機械加工するには適当でない。 図3を参照すると、バレル4を駆動するために、バレル4は歯のついた環状の外面を持つドライビングリング400を有する。 バレル4はサイズが小さく、軸歯401及びねじれ刃402を有するのでギヤ歯転造カッター2及びフライスカッター3ではそのドライビングリング400を形成することができない。

    本発明の目的は、ギヤ歯を非金属の精密器具上に形成できる小さなギヤ形成カッターを提供することである。

    本発明に従い、ギヤ歯を非金属のブランクに形成するためのギヤ形成カッターは、スピンドル及びブレード部分を有する。 ブレード部分はスピンドルの横断面からスピンドルの軸に沿って延びる。 そして、ブレード部分はブレード面及び周辺面を有する。 ブレード面はフロントサイド及びリアサイドを有し、また相対する第1側方サイド及び第2側方サイドを有する。 第1側方サイドは、ギヤ歯の側面の輪郭に対応する形状を有する。 周辺面は軸の周りに配置され、第1側方サイドから第2側方サイドに延びる。 第1側方サイド上の如何なる点も軸から第1半径距離だけ間隔が空けられ、第2側方サイド上の如何なる点も軸から第2半径距離だけ間隔が空けられる。 第2半径距離は、対応する第1半径距離よりも小さい。 リアサイドに対応する第1半径距離は、フロントサイドに対応する第1半径距離よりも大きい。

    このように、当該ギヤ形成カッターはギヤ歯を非金属の精密器具に形成するのに適している。 ブランクが切削される際のチップは、ブレード部分とスピンドルの横断面とにより規定されるスペースを介して取り除かれる。

    本発明によるギヤ形成カッターは小さく、非金属被加工物の機械加工に適している。 さらに、機械加工中にチップを効率的に除去することが可能である。

    本発明を好適な実施例によってより詳細に説明する。 説明にあたり、開示全体に渡って類似する要素及び構造を同様な参照数字により指示する点に留意すべきである。

    図4,5及び6は、それぞれ、本発明に従ったギヤ形成カッターの好適な第1実施例の斜視図、正面図及び上面図である。 図4,5,6,10及び11を参照して、ギヤブランク100上に複数のギヤ歯110を機械加工するギヤ形成カッターが提供される。 それぞれのギヤ歯110は2つの側面111を含み、それぞれがインボリュートの輪郭を有する。 ギヤブランク100は、カメラの一部であるズームレンズのバレルを構成する。 ギヤ形成カッターは、スピンドル10及びブレード部分20を有する。

    スピンドル10は、一対の第1横断面11及び第2横断面12を有し、それらはスピンドル10の軸(X)に沿ってそれぞれが相対している。 スピンドル10は可動メインシャフト200上に配置されている(図10参照。)。

    ブレード部分20は、スピンドル10の第1横断面11から軸(X)に沿って延び、ブレード面21、周辺面22及びフロントエンド面23を有する。 ブレード面21はフロントサイド211と、スピンドル10の第1横断面11上にあるリアサイド212とを有する。 リアサイド212は、フロントサイド211に相対する。 また、フロントサイド211とリアサイド212とを相互に連結する一対の相対する第1側方サイド213及び第2側方サイド214を有する。 第1側方サイド213は、ギヤ歯110の側面111の輪郭に対応するインボリュート線を形成する。 ブレード面21のフロントサイド211は、図6に示すように、軸(X)に垂直な参照平面50(図6及び7参照。)に対して傾斜する。 図7を参照すると、ブレード面21のフロントサイド211と第1横断面11との距離(L1)が、周辺面22の周辺フロント221と第1横断面11との距離(L2)よりも大きくなっている。 フロントエンド面23が、ブレード面21のフロントサイド211と、周辺面22の周辺フロント221とを相互に接続し、参照平面50に対して傾斜している。 それゆえに、図6及び7を参照すると、フロントサイド211及びブレード面21の第1側方サイド213は、それらの間にブレード端24を規定する。 ブレード面21及び第1横断面11は、協調してチップ除去スペース30(図4参照。)を規定する。 周辺面22は、軸(X)の周りに配置され第1側方サイド213から第2側方サイド214に延びる。 ブレード面21の第1側方サイド213は、側面111(図10及び11参照。)を形成するための刃先の役目を果たす。 ブレード面21の第1側方サイド213の如何なる点も、軸(X)から第1半径距離(R1)だけ間隔を空けられ、ブレード面21の第2側方サイド214の如何なる点も、軸(X)から第2半径距離(R2)だけ間隔を空けられる。 第2半径距離(R2)は、対応する第1半径距離(R1)より小さい。 ブレード面21のリアサイド212に対応する第1半径距離(R1)は、ブレード面21のフロントサイド211に対応する第1半径距離(R1)より大きい。 図6,8及び9を参照すると、周辺面22と周辺面22を横断する任意の当該平面50とは、協調してブレード面21の第1側方サイド213と第2側方サイド214との間の周辺線222を規定する。 周辺線222の如何なる点も、第3半径距離(R3)だけ軸(X)から間隔を空けられる。 それぞれの第3半径距離(R3)は、対応する第1半径距離(R1)より小さく、対応する第2半径距離(R2)より大きいか又は等しい。 図8及び9を参照すると、第2半径距離(R2)及び第3半径距離(R3)は、対応する第1半径距離(R1)より小さいので、第1側方サイド213がトラック60に沿って回転する場合、チップ通過スペース40がトラック60と周辺線222との間に形成され、チップはその部分を通過できる。 これは、チップの除去を容易にする。

    図9、10及び11を参照すると、使用に際しスピンドル10が先ずメインシャフト200にマウントされる。 スピンドル10がギヤブランク100の方に移動すると、ブレード端24が、先ずギヤブランク100の外面にプレスコンタクトされる。 その結果、ギヤ形成カッターとギヤブランク100との間では、面接触よりもむしろ点接触が行われる。 従って、ギヤ形成カッターとギヤブランク100との間の静止摩擦が減少し、切削効率が向上する。 ブレード部分20が軸(X)の周りを回転すると、刃先がギヤブランク100に食い込む。 従って、ギヤ歯110がギヤブランク100上に形成される。 ギヤ歯形成過程では、チップ除去スペース30及びチップ通過スペース40を介し、チップがギヤブランク100から取り除かれる。

    上述の、本発明に従ったギヤ形成カッターのいくつかの利点は、次のように要約される。
    (1)先行技術によるカッター2及び3(図1及び2参照。)と異なり、本発明によるギヤ形成カッターの各フィードは、ギヤブランク100にただひとつの歯溝の形成だけを行う。 従って、本発明によるギヤ形成カッターは、非金属の精密器具の機械加工に適している。 さらに、ギヤ形成カッターがギヤ歯形成処理のため軸(X)の周りを回転するとき、メインシャフト200は垂直に移動可能で、ギヤブランク100にねじれ刃を形成できる。
    (2)ギヤ形成カッターがフィードされると、ブレード端24が先ずギヤブランク100に接触する。 このように、ブレード部分20とギヤブランク100との間の静止摩擦は低減される。
    (3)ギヤブランク100に形成される歯溝のサイズが小さくてもなお、チップ除去スペース30及びチップ通過スペース40を介してチップが効率的に除去される。

    図12は、本発明に従ったギヤ形成カッターの好適な第2実施例を示す。 この実施例は、ブレード部分20がプレートとして形成されている点で第1実施例と異なる。 ブレード面20の第1側方サイド213及び第2側方サイド214は凸面形状である。

    このような本発明の説明により、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、数々の変形やバリエーションが作成されることは明らかである。 従って、本発明は添付の請求項に示されることでのみ規定される。

    従来のギヤ形成カッターによる転造加工で、金属ブランク上にギヤ歯を形成する様子を示す図である。

    別の従来のギヤ形成カッターによるフライス加工で、金属ブランク上にギヤ歯を形成する様子を示す図である。

    カメラのズームレンズの分解斜視図である。

    本発明に従ったギヤ形成カッターの第1の好適な実施例の斜視図である。

    第1の好適な実施例の正面図である。

    第1の好適な実施例の上面図である。

    第1の好適な実施例の側面図である。

    図6の線8−8に沿った断面図である。

    図6の線9−9に沿った断面図である。

    カメラレンズのバレルが、第1の好適な実施例により機械加工される様子を示す概略側面図である。

    カメラレンズのバレルが、第1の好適な実施例により機械加工される様子を示す概略上面図である。

    本発明に従ったギヤ形成カッターの第2の好適な実施例の斜視図である。

    符号の説明

    10 スピンドル 11 第1横断面 12 第2横断面 100 ギヤブランク 110 ギヤ歯 111 側面 20 ブレード部分 200 可動メインシャフト 21 ブレード面 211 フロントサイド 212 リアサイド 213 第1側方サイド 214 第2側方サイド 22 周辺面 221 周辺フロント 222 周辺線 23 フロントエンド面 24 ブレード端 30 チップ除去スペース 40 チップ通過スペース 50 参照平面 60 トラック L1 距離 L2 距離 X 軸 R1 第1半径距離 R2 第2半径距離 R3 第3半径距離

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