小さい鋸歯を有する鋸身

申请号 JP2014119226 申请日 2014-06-10 公开(公告)号 JP2015003380A 公开(公告)日 2015-01-08
申请人 アルベルト・クネーベル・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト・ホールディング; Albert Knebel Gmbh & Co Kg Holding; 发明人 ALEXANDER KNEBEL;
摘要 【課題】鋸歯の寸法が小さい場合でも鋸歯と鋸身体の間の良好な結合を可能にする鋸歯と鋸身を提供する。【解決手段】本発明は、鋸歯(12a)が、切断面(16a)を有する切断面部分(15a)を備え、切断面の高さ(HS)が、長手方向に延在し、切断面の幅(BS)が、長手方向に対して垂直に延在し、切断面(16a)の幅(BS)が、切断面(16a)の高さ(HS)よりも大きい、その長手方向に少なくとも部分的に鋸身(10a)の鋸身体(14a)から突出するように鋸身体(14a−14d)に固定可能な鋸身(10a)用の鋸歯(12a)に関する。【選択図】図1
权利要求
  • 鋸歯(12a−12v)が、切断面(16a,16b,16e−16g)を有する切断面部分(15a,15g−15i,15k,15l)を備え、切断面の高さ(H ,H ',H ”)が、長手方向に延在し、切断面の幅(B ,B ',B ”)が、長手方向に対して垂直に延在する、
    その長手方向に少なくとも部分的に鋸身(10a−10d)の鋸身体(14a−14d)から突出するように鋸身体(14a−14d)に固定可能な鋸身(10a−10d)用の鋸歯(12a−12v)において、
    切断面(16a,16b,16e−16g)の幅(B ,B ',B ”)が、切断面(16a,16b,16e−16g)の高さ(H ,H ',H ”)よりも大きいこと、を特徴とする鋸歯。
  • 鋸歯(12a−12o,12q−12v)が、長手方向に切断面(16a,16b,16f,16g)から突出する固定凸部(18a−18d,18g−18j,18l,18s,18t)を備えること、を特徴とする請求項1に記載の鋸歯。
  • 固定凸部(18l)が、長手方向に切断面の高さよりも大きいこと、を特徴とする請求項2に記載の鋸歯。
  • 固定凸部(18a−18d,18g−18j,18l,18s,18t)の幅(B )が、切断面(16a,16b,16f,16g)の幅(B ,B ”)よりも小さいこと、を特徴とする請求項2又は3に記載の鋸歯。
  • 鋸歯(12a−12h,12l−12o,12q−12v)が、切断面(16a,16b,16e−16g)の高さ(H ,H ',H ”)に対して垂直で、切断面(16a,16b,16e−16g)の幅(B ,B ',B ”)に対して垂直に延在する厚さを備え、切断面部分(15a,15g,15h,15l)の厚さが、固定凸部(18a−18d,18g,18h,18l,18s,18t)の厚さに一致すること、を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 切断面部分(15i,15k)の厚さが、固定凸部(18i,18j)の厚さよりも大きいこと、を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 切断面部分と固定凸部(18b)の間の少なくとも1つの移行部が、丸み付けして形成されていること、を特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 切断面部分と固定凸部(18b)の間の全ての移行部が、丸み付けして形成されていること、を特徴とする請求項7に記載の鋸歯。
  • 切断面(16a,16b,16e−16g)が、コーティング(32g,32h,32j,32k)を備え、このコーティングの硬さが、残りの切断面部分(15a,15g−15i,15k,15l)の硬さよりも大きいこと、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 固定凸部(18h,18l)が、コーティングを備えないこと、を特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 鋸歯(12c,12d)、特に固定凸部(18c,18d)が、位置決め凹部(26,28)及び/又は位置決め凸部を備えること、を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の鋸歯。
  • 鋸歯(12a,12l−12o,12u,12v)が、鋸身体(14a−14d)の鋸歯収容部(38a−38e)内に固定されている、鋸身体(14a−14d)と少なくとも1つの請求項1〜11のいずれか1項に記載の鋸歯(12a,12l−12o,12u,12v)を有する鋸身(10a−10d)。
  • 鋸歯収容部が、位置決め凹部に対応する位置決め凸部及び/又は位置決め凸部に対応する位置決め凹部を備えること、を特徴とする請求項11に関係した請求項12に記載の鋸身。
  • 鋸身(10b,10d)の切断方向の鋸歯収容部(38a,38e)の深さ(T )が、切断面部分(15l)の厚さ及び/又は固定凸部(18l)の厚さに一致すること、を特徴とする請求項12又は13に記載の鋸身。
  • 鋸身(10c,10d)の切断方向の鋸歯収容部(38b,38c,38d)の深さ(T ,T )が、切断面部分の厚さよりも大きいこと、を特徴とする請求項12又は13に記載の鋸身。
  • 鋸身(10a−10d)が、丸鋸身、帯鋸身、ディスク状のミルカッタ又は弓鋸身の形態で形成されていること、を特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の鋸身。
  • 说明书全文

    本発明は、鋸歯が、切断面を有する切断面部分を備え、切断面の高さが、長手方向に延在し、切断面の幅が、長手方向に対して垂直に延在する、その長手方向に少なくとも部分的に鋸身の鋸身体から突出するように鋸身体に固定可能な鋸身用の鋸歯に関する。 本発明は、更に、少なくとも1つの鋸歯を有する鋸身に関する。

    鋸身の鋸身体に鋸歯を装備することは公知である。 鋸歯に、その最終的な形状及び鋭利さを与えるために、鋸身体に装備をした後、研削加工、レーザ加工及び/又は放電加工が必要である。 この加工を短時間で実施し得るように、鋸歯をできるだけ小さく形成することは有利である。

    小さく形成された鋸歯は、更に、特に高速回転する丸鋸身において騒音発生がわずかであるとの利点を備える。 更に、小さく形成された鋸歯は、横への移動及び軸方向の振動運動に対して高い安定性を示し、これにより、改善された切断品質及び鋸身の長い耐用年数を達成することができる。

    最後に、鋸身は、しばしば高いコーティング、特にダイヤモンドベースのコーティングを備えられる。 小さい鋸歯の製造時、僅かしかコーティング材料が消費されず、これにより、鋸歯は、安価に生産することができる。

    しかしながら、小さい鋸歯の場合は、個々の鋸歯と鋸身体の間に小さい結合面しか使用可能でなく、結合部の安定性は、大部分が結合面の大きさに依存するので、鋸身体に対する鋸歯の不十分な固着の危険がある。

    記号:232 DE/EN/FR/IT/ES 09.03、“CERATIZIT Saw Tips”との名称のFirma CERATIZITのカタログ

    2005年の“Providing Productivity solutions for Wood & Metal sawing applications”との名称のFirma SANDVIKのカタログ

    従って、本発明の根底にある課題は、鋸歯の寸法が小さい場合でも鋸歯と鋸身体の間の良好な結合を可能にする鋸歯と鋸身を提供することにある。

    この課題は、本発明により、鋸歯が、その長手方向に少なくとも部分的に鋸身の鋸身体から突出するように鋸身体に固定可能であり、鋸歯が、切断面を有する切断面部分を備え、切断面の高さが、長手方向に延在し、切断面の幅が、長手方向に対して垂直に延在する、鋸身用の鋸歯において、切断面の幅が、切断面の高さよりも大きいこと、によって解決される。

    幅に比べて小さい高さに基づいて、僅かなレバーしか鋸歯に作用しない。 これにより、鋸歯は、確実に鋸身に固定することができる。

    本発明の特に好ましい形態では、鋸歯が、長手方向に切断面から突出する固定凸部を備える。 固定凸部は、鋸身体に不動に固定することができ、これにより、鋸身と鋸歯の特に安定した結合を生じさせることができる。 固定凸部は、“突起”と呼ぶこともできるが、切断面を有する切断面部分は、鋸歯の“作業部”である。

    固定凸部は、長手方向に任意に長く形成することができる。 固定凸部は、長手方向に幅内よりも大きくすることができる。 特に、固定凸部は、長手方向に切断面の高さより大きい。 これにより、鋸歯に作用するレバー力は、良好に補償することができる。

    固定凸部の幅は、切断面の幅よりも小さくすることができる。 これにより、鋸歯の全体としてピン状に形成された固定凸部が得られる。 このような固定凸部は、鋸身の固定凹部内に導入することができる。

    鋸歯は、切断面の高さに対して垂直で、切断面の幅に対して垂直に延在する厚さを備えることができ、切断面部分の厚さは、固定凸部の厚さに一致する。 換言すれば、鋸歯は、切断方向に、統一された厚さを備えることができるということである。 これにより、鋸歯は、特に簡単に製造可能である。

    これに対して選択的に、切断面部分の厚さは、固定凸部の厚さよりも大きくすることができる。 これにより、鋸歯の固定凸部と切断面部分の間にストッパが形成され、このストッパまで、鋸歯は、鋸身の固定凹部内に導入可能である。 鋸歯は、鋸引きの際、ストッパを介して鋸身体に支持することができる。

    切断面部分と固定凸部の間の少なくとも1つの移行部は、丸み付けして形成することができる。 このような丸み付けにより、望ましくない応力集中を、これにより亀裂形成の危険を回避することができる。 丸み付けは、特に鋸歯の片側に設けられ、その面は、切断面に対して垂直に形成されている。

    特に、切断面部分と固定凸部の間の全ての移行部が、丸み付けして形成されている。 これにより、応力集中と亀裂形成は、特に効果的に回避することができる。

    特に好ましい実施形態によれば、切断面が、コーティングを備え、このコーティングの硬さが、残りの切断面部分の硬さよりも大きい。 例えば、切断面がダイヤモンド層から成り、切断面部分が−切断面まで−超硬合金から成ることができる。 コーティングは、特に、多結晶ダイヤモンド(PKD)から形成されている。 特に、コーティングの硬さは、残りの鋸歯の硬さよりも大きい。 コーティングは、任意の厚さを備えることができる。

    固定凸部も、少なくとも部分的にコーティングを備えることができる。 しかしながら特に、良好にぬらすはんだ接合を鋸歯と鋸身体の間に生成できるように、固定凸部は、コーティングを備えない。 固定凸部がコーティングを備えない場合、固定凸部は、後面も下面及び前面もはんだでぬらすことができる。 これから、非常に強い結合が、鋸歯と鋸身体の間に生じる。 この場合、コーティングは、研削、レーザ加工又は他の適当な方法によって除去することができる。

    鋸歯は、位置決め凹部及び/又は位置決め凸部を備えることができる。 特に、位置決め凹部及び/又は位置決め凸部は、固定凸部に形成することができる。 位置決め凹部もしくは位置決め凸部により、鋸歯は、簡単なやり方で位置正確に鋸身体と結合することができる。 この場合、位置決め凹部は、面取りノッチ、斜面、R及び/又はそれ以外の幾何学形状を備えることができる。

    本発明は、更に、鋸歯が、鋸身体の鋸歯収容部内に固定されている、鋸身体と少なくとも1つの前記の鋸歯を有する鋸身に関する。 特に、鋸身体には、複数の前記の鋸歯が固定されている。 この場合、鋸歯は、規則的に又は不規則に鋸身体の歯支持領域に沿って分配することができる。 この場合、鋸身体における鋸歯の固定は、クランプ、接着、はんだ及び/又は溶接接合によって行われる。

    組立て時に鋸歯を鋸身体に対して相対的に正確に整向できるように、鋸歯収容部は、位置決め凹部に対応する位置決め凸部及び/又は位置決め凸部に対応する位置決め凹部を備えることができる。

    本発明の一形態によれば、鋸身の切断方向の鋸歯収容部の深さは、切断面部分の厚さ及び/又は固定凸部の厚さに一致させることができる。 これにより、鋸歯は、切断方向に、鋸身体に圧入することができる。 鋸身体と鋸歯の(それぞれ切断方向の)前面及び後面の接触により、鋸歯は、特に確実に鋸身体に固定することができる。 これに対して付加的に、鋸歯と鋸身体の間に非常に強い結合を得るため、鋸歯は、はんだ、接着及び/又は溶接接合によって固定することができる。

    しかしながら、鋸身の切断方向の鋸身体の鋸歯収容部の深さは、切断面部分の厚さよりも大きくすることができる。 これにより、切断方向で鋸歯背の後に切削スペースを提供することができる。 この場合、鋸歯の鋸歯背とは反対側の前面は、少なくとも部分的に鋸身体に対する結合面として使用される。 これに対して選択的に、鋸歯背は、鋸身体と結合することができ、これにより、鋸歯の前面の前に切削スペースが得られる。

    鋸身は、丸鋸身、帯鋸身、ディスク状のミルカッタ又は弓鋸身の形態で形成することができる。

    本発明の更なる特徴及び利点は、発明にとって重要な細部を示す図面の図に基づいた複数の実施例の後続の詳細な説明と、特許請求の範囲からわかる。

    図面に図示した特徴は、必ずしも縮尺通りではないと理解すべきであり、発明による独自性が明らかに可視となるように図示されている。 異なった特徴は、それぞれ個々に単独でも、複数を任意に組み合わせても、本発明のバリエーションにおいて実現することができる。

    概略的な図面に本発明の複数の実施例を図示し、以下の説明で詳細に説明する。

    第1の鋸歯を有する第1の鋸身の部分正面

    第2の鋸歯の正面図

    第3の鋸歯の正面図

    第4の鋸歯の正面図

    第5の鋸歯の正面図

    第6の鋸歯の正面図

    第7の鋸歯の正面図

    第7の鋸歯の側面図

    第8の鋸歯の側面図

    第9の鋸歯の側面図

    第10の鋸歯の側面図

    第11の鋸歯の側面図

    第12の鋸歯及び第13の鋸歯を有する第2の鋸身の部分側面図

    第12の鋸歯単独の側面図

    第14の鋸歯及び第15の鋸歯を有する第3の鋸身の部分側面図

    第16の鋸歯の正面図

    第17の鋸歯の正面図

    第18の鋸歯の正面図

    第19の鋸歯の正面図

    第20の鋸歯の正面図

    第21の鋸歯と第22の鋸歯を有する第4の鋸身の部分正面図

    図1は、第1の鋸歯12aを有する鋸身10aの正面図を示す。 第1の鋸歯12aは、鋸身体14aに固定されている。 鋸身体14aは、断面にして図示されている。 第1の鋸歯12aは、切断面16aを有する切断面部分15aを備える。 切断面16aは、切断面部分15aの前面を構成する。 第1の鋸歯12aの固定凸部18aは、切断面部分15aに接続する。 二重矢印20は、第1の鋸身10aもしくは第1の鋸歯12aの長手方向を示す。 第1の鋸歯12aは、長手方向に鋸身体14aから突出する。

    長手方向に、切断面16aは高さH を備える。 この高さH に対して垂直に、切断面16aは幅B を備える。 幅B は、切断面16aの高さH の2倍以上の大きさである。 これにより、第1の鋸歯12aは、確実に鋸身体14aに固定することができ、鋸引き時にレバー力によって鋸身体14aから第1の鋸歯12aを持ち上げることはできない。

    第1の鋸歯12aは、切断面16aの領域内のその背面で鋸身体14aに固定されている。 鋸身体14aに対する第1の鋸歯12aの固着力は、固定凸部18aによって更に拡大される。 固定凸部18aは、長手方向に高さH を、長手方向に対して垂直に幅B を備える。 切断面の高さH と固定凸部の高さH から成る全高H は、切断面16aの幅B よりも小さい。

    固定凸部18aの幅B は、鋸身体14aの幅に適合させられている。 換言すれば、固定凸部18aの幅B は、鋸身体14aの幅と同一であるということである。

    図2は、第2の鋸歯12bの正面図を示すが、この第2の鋸歯は、実質的に図1による第1の鋸歯12aに一致する。 第1の鋸歯12aとは違い、第2の鋸歯12bは、切断16bと固定凸部16bの間を丸み付けして形成されている。 このR部は、符号22及び24を備えている。 R部22及び24は、第2の鋸歯12bにおける応力集中による亀裂形成の危険が防止される。

    図3は、固定凸部18cに丸い位置決め凹部26を備える第3の鋸歯12cの正面図を示す。 丸い位置決め凹部26により、第3の鋸歯12cは、鋸身体(示してない)に対して相対的に位置決めし、組み立てることができる。

    図4は、固定凸部18dを有する第4の鋸歯12dの正面図を示す。 固定凸部18dは、ノッチ上の位置決め凹部28を備える。 ノッチ状の位置決め凹部28は、第4の鋸歯12dを合致する鋸身体(示してない)に正確に位置決めするために設けられている。

    図5は、平型歯の形態の第5の鋸歯12eの正面図を示す。 第5の鋸歯12eの切断面16eは、切断面16eの幅B 'よりも小さい高さH 'を備える。 第5の鋸歯12eは、固定凸部を備えない。 従って、高さH 'は、全高H 'に一致する。

    図6は、屋根型歯の形態の第6の鋸歯12fを示す。 第6の鋸歯12fの切断面16fも、高さH ”よりも大きい幅B ”を備える。

    一般的に言えば、鋸歯は、任意の適当な刃形状を、例えば台形歯又は横歯の形態(示してない)も備えることができるということである。

    図7aは、第7の鋸歯12gの正面図を示す。 第7の鋸歯12gの正面図は、以下で説明する図7b−7fによる鋸歯の正面図と一致するが、輪郭エッジ29は、図7c及び7fに対応する正面図においてのみ見られる。

    図7bは、第7の鋸歯12gを側面図で示す。 第7の鋸歯12gは、切断面部分15gと固定凸部18gを備える。 第7の鋸歯12gの前面は、コーティング32gを備えている。 この場合、コーティング32は、切断面部分15gの前面、即ち切断面16gと、固定凸部18gの前面の両方にわたって延在する。

    図7cは、切断面部分15h、固定凸部18h及びコーティング32hを有する第8の鋸歯12hの側面図を示す。 コーティング32hは、切断面部分15hの前面だけに設けられている。 これに対して、固定凸部18hは、コーティングを備えない。 これにより、第8の鋸歯12hは、固定凸部18hを介して容易に相応の鋸身体(示してない)と容易にはんだ付け、溶接及び/又は接着することができる。

    図7dには、第9の鋸歯12iの側面図が示されている。 第9の鋸歯12iは、実質的に図7bによる第7の鋸歯12gに一致し、固定凸部18iは、固定凸部18gとは違いその背面を薄く形成されている。 これにより、固定凸部18iと切断面部分15iの間に段部34が形成される。 段部34を介して、切断面部分15iは、鋸引き時に鋸身体(示してない)に支持することができる。 これにより、鋸引き時の第9の鋸歯12iの負荷能力を高めることができる。

    図7eは、実質的に図7dによる第9の鋸歯12iに一致する第10の鋸歯12jを示す。 しかしながら、第10の鋸歯12jの場合、固定凸部18jの厚さは、コーティング32jしか残らないところまで低減されている。

    図7fは、第11の鋸歯12kを示す。 第11の鋸歯12kは、実質的に図7dにより第9の鋸歯12iに一致するが、第9の鋸歯12iとは違い、切断面部分15kだけがコーティング32kを備える。

    図8aには、第2の鋸身10bの側面図が部分的に図示されている。 第2の鋸身10bは、鋸身体14bを備える。 鋸身体14bに、第12の鋸歯12lと第13の鋸歯12mが固定されている。 矢印36は、第2の鋸身10bの切断方向を示す。

    図8bには、第20の鋸歯12lが、第2の鋸身10bなしで図示されている。 図8aと8bの比較から、図8aによる第12の鋸歯12lが、プレス嵌めによって鋸身体14b内に固定されていることがわかる。 同様に、第13の鋸歯12mは、プレス嵌めによって鋸身体14b内に固定され、鋸歯12l及び12mは、同一に形成されている。 プレス嵌めによる鋸歯の固定に対して選択的又は付加的に、鋸歯12l,12m又は全ての鋸歯12l,12mは、その他、鋸身体14bに固定、特に、はんだ付け、溶接及び/又は接着することができる。

    第12の鋸歯12lを収容するため、図8aによれば、鋸身体14bに鋸歯収容部38aが設けられている。 鋸歯収容部38aは、実質的にU字型に形成されている。 鋸歯収容部38aの深さは、T で指示されている。 鋸歯収容部38aの深さT は、第12の鋸歯12lの切断面部分15lの厚さと固定凸部18lの厚さに一致する。 これにより、第12の鋸歯12lは、鋸身体14bに保持することができる。

    図9は、鋸身体14cを有する第3の鋸身10cの側面図を示す。 鋸身体14cに、第14の鋸歯12nと第15の鋸歯12oが固定されている。 第14の鋸歯12nと第15の鋸歯12oは、同一に形成されている。 鋸身体14cは、鋸歯収容部38bと鋸歯収容部38cを備える。 鋸歯収容部38bの深さはT で、鋸歯収容部38cの深さT で指示されている。 T 及びT は、第14の鋸歯12nもしくは第15の鋸歯12oのそれぞれの厚さよりも大きい。 これにより、第3の鋸身10cは、切断方向に対して第14の鋸歯12nと第15の鋸歯12oの後にそれぞれ1つの切削スペースを備える。

    10aは、第16の鋸歯12pを正面図で示す。 前記の鋸歯とは違い、第16の鋸歯12pは、2つの測定突起40a,40bを備える。 測定突起40a,40bにより、第16の鋸歯12pの側面42a,42bの延長部が得られる。 測定突起40a,40bは、研削加工又は放電加工時の側面42a,42bの姿勢及び傾斜度(ラジアルアングル)の正確な測定能力及び調整能力を可能にする。 第16の鋸歯12pが図10aに図示したように製造した後、測定突起40a,40bは、破線に沿って除去され、“仕上がった”鋸歯にはもはや存在しない。

    図10bは、第17の鋸歯12qを示す。 第17の鋸歯12qの形状を正確に設定することができるように、鋸歯は、測定突起40c,40dを備える。 図示したように所望の形状が得られた後、測定突起40c,40は、破線に沿って除去される。

    図10cは、第18の鋸歯12rを示す。 第18の鋸歯12rの形状も、製造時に相応の測定突起、ここでは測定突起40e,40fによって正確に設定し、検査することができる。 その後、測定突起40e,40fは、破線に沿って除去することができる。

    図11aは、固定凸部18sを有する第19の鋸歯12sを示す。 固定凸部18sは、下に向かって、即ち鋸身体(示してない)に向かって広くなるように形成されている。 これにより、固定凸部は、実質的に燕尾状に形成されている。

    図11bは、下に向かって細くなるように形成された固定凸部18tを有する第20の鋸歯12tを示す。 固定凸部18s(図11a)と18tは、相応に形成された鋸歯収容部(示してない)に鋸歯12s(図11a)と12tを固定するために特に良好に適している。

    一般的に言えば、鋸歯の固定凸部は、図11a及び11bから模範的に明らかであるように、鋸身体の中心平面に対して平行でない変化を備えるということである。

    図12は、鋸身体14dを有する第4の鋸身10dの部分側面図を示す。 鋸身体14dにおいて、第21の鋸歯12uと第22の鋸歯12vは、鋸歯収容部38d,38e内に固定されている。 前記の鋸身体とは違い、鋸身体14dは、切断方向で鋸歯収容部、ここでは鋸歯収容部38d,38eの前に、それぞれ1つの隆起部44a,44b隆起部44a,44bは、鋸歯12u及び12vの負荷を軽減する。 この場合、隆起部44bは、片側を、鋸身体14dの中心平面に向かって面取りされている。 これに対して選択的に、隆起部44bは、両側を、鋸身体14dの中心平面に向かって面取りするか斜角面を備えることができる。

    図12に示した図において、隆起部44a,44bは、鋸歯12u,12vに対してそれぞれ1つの間隙46a,46bを備える。 しかしながら、隆起部44a,44bと鋸歯12u,12vの間に間隙を設けないことも考えられる。

    一般的に言えば、鋸歯収容部の前の鋸身体のこのような半径方向の隆起部は、前記の任意の鋸歯と関係して使用することができるということである。

    10a 第1の鋸身 12a 第1の鋸歯 14a 鋸身体 15a 切断面部分 16a 切断面 18a 固定凸部 20 二重矢印 H 切断面の高さ B 切断面の幅 H 固定凸部の高さ B 固定凸部の幅 H 切断面の高さと固定凸部の高さから成る全高

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