加工装置

申请号 JP2016547812 申请日 2015-09-14 公开(公告)号 JPWO2016039480A1 公开(公告)日 2017-05-25
申请人 株式会社Kmc; 株式会社Kmc; 发明人 安部 新一; 新一 安部; 篤彦 高瀬; 篤彦 高瀬; 声喜 佐藤; 声喜 佐藤;
摘要 【課題】加工 精度 にバラツキなく製品を製造することができ、軸芯出しが不要な加工装置10を提供すること。【解決手段】本発明の加工装置10は、ベット1と、保持移動部2と、主軸20と、測定部30と、 研磨 部40と、主軸移動部3と、制御部50とを具備する。保持移動部2は、ベット1上に配置され、被削材を保持して移動させる。主軸20は、保持移動部2により保持された被削材を切削加工するエンドミル23を保持し、エンドミル23を回転させる機構を有する。測定部30は、ベット1上に配置され、主軸20により保持されたエンドミル23の刃部24の摩耗量を測定する。研磨部40は、ベット1上に配置され、主軸20により保持されたエンドミル23の刃部24を研磨する。主軸移動部3は、エンドミル23を保持した主軸20を測定部30及び研磨部40へ移動させる。制御部50は、測定部30により測定されたエンドミル23の刃部24の摩耗量に応じて、研磨部40により研磨されるエンドミル23の刃部24の研磨代を制御する。【選択図】図1
权利要求
  • ベットと、
    前記ベット上に配置され、被削材を保持して移動させる保持移動部と、
    前記保持移動部により保持された被削材を切削加工するエンドミルを保持し、前記エンドミルを回転させる機構を有する主軸と、
    前記ベット上に配置され、前記主軸により保持されたエンドミルの刃部の摩耗量を測定する測定部と、
    前記ベット上に配置され、前記主軸により保持されたエンドミルの刃部を研磨する研磨部と、
    前記エンドミルを保持した主軸を前記測定部及び前記研磨部へ移動させる主軸移動部と、
    前記測定部により測定されたエンドミルの刃部の摩耗量に応じて、前記研磨部により研磨される前記エンドミルの刃部の研磨代を制御する制御部と を具備する加工装置。
  • 請求項1記載の加工装置であって、
    前記制御部は、前記研磨部より研磨された前記エンドミルの刃部の研磨代に応じて、前記被削材を切削加工するように制御する 加工装置。
  • 請求項1又は2記載の加工装置であって、
    前記研磨部は、当該研磨部の研磨面が、前記主軸によって保持されたエンドミルの外周の接線に対して任意の角度をもって、前記エンドミルの刃部に当接する 加工装置。
  • 請求項1又は2記載の加工装置であって、
    前記研磨部は、当該研磨部の研磨面が、前記主軸によって保持されたエンドミルの外周の接線に対して平行になるように、前記エンドミルの刃部に当接する 加工装置。
  • 说明书全文

    本発明は、エンドミルを用いて被削材を加工する加工装置に関する。

    加工装置で用いられるエンドミルは、使用に伴って刃部が摩耗し、切れ味や面粗度が悪くなるため、刃部を適宜研磨し、使用される。

    特許文献1には、研磨が必要な場合に研削装置より工具を外し、作業者が工具を研磨する技術が開示されている。

    特開2001−252852号公報

    エンドミルを加工装置の主軸より外して刃部を研磨する場合には、研磨後のエンドミルを主軸に取り付けた後、エンドミルと主軸との軸芯を一致させる軸芯出しの工程が必要になる。 特に、エンドミルを用いて被削材を加工する加工装置の場合、極めて高い加工精度が要求されるようになってきているため、研磨後にエンドミルを主軸に取り付けて軸芯出しをする工程に多大な時間を要し、生産性に影響を与えている。

    以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、加工精度を高め、かつ、生産性を向上させることができる加工装置を提供することにある。

    上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る加工装置は、ベットと、前記ベット上に配置され、被削材を保持して移動させる保持移動部と、前記保持移動部により保持された被削材を切削加工するエンドミルを保持し、前記エンドミルを回転させる機構を有する主軸と、前記ベット上に配置され、前記主軸により保持されたエンドミルの刃部の摩耗量を測定する測定部と、前記ベット上に配置され、前記主軸により保持されたエンドミルの刃部を研磨する研磨部と、前記エンドミルを保持した主軸を前記測定部及び前記研磨部へ移動させる主軸移動部と、前記測定部により測定されたエンドミルの刃部の摩耗量に応じて、前記研磨部により研磨される前記エンドミルの刃部の研磨代を制御する制御部とを具備する。

    本発明の一形態に係る加工装置では、エンドミルの刃部の研磨を主軸に保持したまま行うことができるので、研磨後にエンドミルを主軸に取り付けて軸芯出しをする工程が不要となる。 加えて、エンドミルの刃部の摩耗量の測定及び研磨を、人手を介することなく行うことができるので、加工工程の途中でエンドミルの刃部の研磨工程を挟んでも加工装置の連続運転が可能である。 従って、本発明の一形態に係る加工装置によれば、加工精度を高め、かつ、生産性を向上させることができる。

    本発明の一形態に係る加工装置では、上記制御部が、上記研磨部より研磨された上記エンドミルの刃部の研磨代に応じて、上記被削材を切削加工するように制御してもよい。

    研磨後のエンドミルの刃部の径は研磨前とは異なることになるが、本発明の一形態に係る加工装置では、研磨されたエンドミルの刃部の研磨代に応じて、被削材を切削加工するように制御しているので、研磨後においても加工精度を維持できる。

    本発明の一形態に係る加工装置では、前記研磨部は、当該研磨部の研磨面が、前記主軸によって保持されたエンドミルの外周の接線に対して任意の度をもって、前記エンドミルの刃部に当接するように構成してもよい。
    本発明の一形態に係る加工装置では、少ない研磨代で研磨後のエンドミルの刃部にいわゆる新刃を形成できるので、エンドミルの寿命を延ばすことができる。

    本発明の一形態に係る加工装置では、前記研磨部は、当該研磨部の研磨面が、前記主軸によって保持されたエンドミルの外周の接線に対して平行になるように、前記エンドミルの刃部に当接するように構成してもよい。
    本発明の一形態に係る加工装置では、刃物の加工部はすべて工具を回転させながら研削を行うことができ、工具の研削量はエンドミルの切り込み量の合計数値を利用し、工具の径は計算で算出でき、工具の測定は初めに1回のみでよく、さらに逃げの1番角は0°で加工できる。

    本発明によれば、加工精度を高め、かつ、生産性を向上させることができる。

    本発明の一実施形態に係る加工装置の構成概略図である。

    同実施形態に係る刃部の拡大図である。

    同実施形態に係る刃部の拡大図である。

    同実施形態に係る刃部の拡大図である。

    同実施形態に係る加工装置を上面側から見た模式図である。

    同実施形態に係る刃部の研磨方法を示す図である。

    同実施形態の加工装置の動作を示す図である。

    以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。

    [加工装置の構成]
    図1は、本発明の一実施形態に係る加工装置の構成概略図である。 図中、X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直行する3軸である。

    図1に示すように、加工装置10は、ベット1、保持移動部2、主軸移動部3、主軸20、測定部30、研磨部40及び制御部50を有する。

    ベット1上には、保持移動部2、主軸移動部3、主軸20、測定部30及び研磨部40などが配置されている。

    保持移動部2は、例えばX−Yテーブルにより構成され、被削材を上面に保持し、被削材をX及びY方向に移動させる。 保持移動部2は、X及びY方向に加えて、Z方向に保持した被削材を移動させるものであってもよい。

    主軸移動部3は、主軸20を保持し、主軸20をX方向及びZ方向に移動させるもので、コラム4、X方向誘導部材5及び可動スライダ6から構成される。 コラム4は、ベット1上に2つ配置され、これら2つのコラム4間でX方向誘導部材5を保持する。 X方向誘導部材5は、可動スライダ6をX方向に移動可能に保持する。

    可動スライダ6は、主軸20を保持しつつ、X方向誘導部材5上をX方向に移動し、主軸20をZ方向に移動させる。 可動スライダ6が主軸20を保持しつつ、X方向誘導部材5上をX方向に移動させることにより、主軸20を保持移動部2と測定部30及び研磨部40との間で移動させることができる。

    主軸20は、スピンドル21及び工具ホルダー22を有する。

    スピンドル21は、可動スライダ6に保持され、その下端で工具ホルダー22を保持する。 工具ホルダー22は、エンドミル23を保持する。 スピンドル21は、エンドミル23を保持する工具ホルダー22を回転させる。

    測定部30は、例えばレーザー光を使った非接触式の外径測定器により構成され、例えば凹部31間に照射されたレーザー光Lによりエンドミル23の刃部24の摩耗状態が測定する。 測定部としては、接触式の測定器を用いても構わない。

    研磨部40は、エンドミル23の刃部24を研磨するもので、円筒状の砥石41を回転するように構成される。 円筒状の砥石41は、例えばX方向に平行な軸を回転軸としてY方向に回転可能に構成される。 砥石41の材質は、例えば一般鋼材、鋳鋼、ステンレス鋼及び炭素鋼等の金属からなるものであってもよく、耐火物及び石材等の非金属からなるものであってもよい。

    制御部50は、例えばPC(Personal Computer)により構成され、加工装置10全体の動作を統括的に制御する。

    次に、エンドミル23の刃部24の研磨について説明する。

    図2乃至図4は、本実施形態に係る刃部24の拡大図である。 図2は刃部24を一方向から見た図、図3は刃部24を別方向から見た図であり、図4は刃部24の刃先を拡大した図である。 図5は、加工装置10を上面側から見た模式図であり、図6は、本実施形態に係る刃部24の研磨方法を示す図である。

    刃部24は、図2乃至図4に示すように、すくい面25(図2の左上がり斜線部)、外周刃26(図2の右上がり斜線部)、逃げ面27及び逃げ角θ (外周第1逃げ角)を備える。 刃部24は、逃げ面27を有することにより、図示しない被削材との摩擦が最小となるので、刃先を被削材内に自由に送り込むことができる。 したがって、被削材を効率的に切削することが可能となる。 また、ユーザは、すくい面25又は外周刃26を研磨することにより、被削材を切削することによって摩耗した刃部24の切削を取り戻すことができる。

    本実施形態に係る研磨部40は、図5に示すように、その長手方向がX方向又はY方向と平行に取り付けられる。 そして、研磨部40の研磨面が主軸20によって保持されたエンドミル23の外周の接線に対して任意の角度θ をもって、エンドミル23の刃部24に当接するように制御される。 例えば、研磨部40における砥石41の砥面が、刃部24の逃げ面27と平行となるように、保持移動部2上に配置される。 これにより、研磨部40は、エンドミル23が有する逃げ角θ の角度に合せて主軸21の角度を制御し研磨を行う。 つまり、本実施形態に係る刃部24の研磨は、図6に示すように、砥石41が逃げ面27に沿って刃部24を研磨することとなる。 逃げ面27は、図2乃至図4に示すように、すくい面25及び外周刃26より面積が小さい。 よって、すくい面25又は外周刃26を研磨するよりも、摩耗した刃部24の研磨代をきわめて少量に抑えつつ、エンドミル23の刃部24に新刃を形成することができる。 したがって、工具寿命を延長させることが可能となる。

    本実施形態に係るエンドミル23の刃部24の形状は、図2及び図3の構成に限定されるものではない。 例えば、スケアエンドミルやラジアスエンドミル、ボールエンドミル等であってもよい。
    エンドミル23の刃部24の刃数は、図3に示すように、4枚刃に限定されるものではない。 例えば、2枚刃、3枚刃及び6枚刃等であってもよい。 エンドミル23の刃部24の刃数は被削材の硬度や切削量等に応じて選択すればよい。

    次に、本実施形態に係る加工装置10の動作を図7に示すフローチャートに基づき説明する。

    NC動作(図7、St20稼動中の所定のタイミングで、被削材を切削したことにより摩耗した刃部24の摩耗量が、測定部30により測定される(図7、St11)。測定部30では、摩耗した刃部24の特徴を分析し、摩耗量を測定するのに最適な測定点が抽出される。そして、測定点毎に測定値が設定される。次いで、刃部24を備えるエンドミル23が、初期位置(原点位置)に復帰する。

    測定部30により、摩耗量を測定することで得られた測定値は、制御部50に供給される(図7、St12)。 制御部50は、格納された研磨プログラムに基づき、供給された測定値から研磨代を算出する(図7、St13)。 ここで、算出される研磨代は、エンドミル23の摩耗量に応じて、研磨部40により研磨される研磨代となる。

    次に、制御部50は、算出した研磨代を研磨するための研磨指令を主軸20及び研磨部40に供給する(図7、St14)。 主軸20は、供給された研磨指令に基づいて自動的に稼働し、研磨部40へ移動する。 この際、制御部50は、エンドミル23の研磨面が逃げ面27となるように主軸20を制御する。 研磨部40は、制御部50により砥石41の回転数が制御される。

    ここで、主軸20に保持されたエンドミル23の刃部24が、研磨部40により自動的に研磨される(図7、St15)。 この際、研磨代は、エンドミル23の刃部24の摩耗量に応じて、制御部50により制御された研磨代となる。

    刃部24の研磨後は、主軸20が再び自動的に稼働し、測定部30へ移動する。 ここで、研磨後の刃部24の径が測定部30により自動的に測定される(図7、St16)。

    測定部30により、刃部24の径を測定することで得られた測定値は、制御部50に供給される(図7、St17)。 制御部50は、格納された自動補正プログラム基づき、供給された測定値から主軸20のNC(Numerical Control)動作を補正するための補正値を算出する(図7、St18)。 ここで、算出される補正値とは、エンドミル23の刃部24の研磨代に応じて、算出されるものとなる。

    次に、制御部50は、算出された補正値に基づいて補正されたNC動作指令を主軸20に供給する(図7、St19)。 主軸20は、供給されたNC動作指令に基づいて稼働するものとなる(図7、St20)。 そして、NC動作により、摩耗した刃部24は、測定部30により再び摩耗量が測定される。

    このように本実施形態に係る加工装置10では、エンドミル23の刃部24の研磨を主軸20に保持したまま行うことができるので、研磨後にエンドミル23を主軸20に取り付けて軸芯出しをする工程が不要となる。 加えて、エンドミル23の刃部24の摩耗量の測定及び研磨を、人手を介することなく行うことができるので、加工工程の途中でエンドミル23の刃部24の研磨工程を挟んでも加工装置の連続運転が可能である。 従って、本実施形態に係る加工装置10によれば、加工精度を高め、かつ、生産性を向上させることができる。

    また、上述に係る加工装置10によれば、エンドミル23の刃部24の研磨後のNC動作は、研磨後のエンドミル23の刃部24の径に応じて補正された動作となる。 つまり、研磨後のNC動作は、研磨前のNC動作と加工精度が異なるものとならないように補正されている。 したがって、エンドミル23の刃部24における研磨前の加工精度を研磨後においても維持することができる。

    本実施形態に係る加工装置10では、エンドミル23は被削材の加工中に摩耗していくが、摩耗が進行しないうちに再研磨することで、いつでも切れ味を保持することができ、研磨量が少なく高精度に仕上げることができる。 通常は、摩耗が大きくなるところまで使用してしまうため、再研磨が数回程度である。 しかしながら、本発明の加工装置10によれば、数百回程度の再研磨が可能となり、エンドミル23がきわめて長寿命となる。

    ここで、本実施形態に係る加工装置10では、研磨部40は、当該研磨部40の研磨面が、主軸20によって保持されたエンドミル23の外周の接線に対して任意の角度をもって、エンドミル23の刃部24に当接するように構成していたが、その場合には以下に示すプロセスとなる。 なお、ここでは、工具の対象をフラットエンドミル、ラジアスエンドミル、ボールエンドミル、加工部位をエンドミルの側面、R面、底面とする。

    すなわち、測定部30において、まず工具(エンドミル)の選別を行い、次にその工具を測定する。 工具選別では、フラットエンドミル、ラジアスエンドミル、ボールエンドミル、刃の枚数、刃のねじれ角、Rの測定を行うことで、工具を選別する。 工具測定では、フラットエンドミルの場合には工具径及び工具長を、ラジアスエンドミルの場合にも工具径及び工具長を、ボールエンドミルの場合にも工具径及び工具長を、それぞれ計測する。

    次に、制御部50がこの計測値より工具研磨プログラムに変数を代入し、NCデータを固定サイクルで出力する。 例えば、工具径(位置変数)、工具研磨刃先位置(位置変数)、工具研磨(位置変数)、ねじれ角(回転角変数)を固定サイクルプログラムに自動代入する。
    次に、工具の研磨プログラムを動作させる。 例えば、研磨プログラムでは、工具径研磨(刃の枚数分研磨)、工具コーナーR研磨や底面研磨(ラジアスエンドミルの場合)、工具R研磨(ボールエンドミルの場合)を行う。
    次に、工具を測定する。 すなわち、研磨後の寸法をチェックする。 例えば、工具径研磨(刃の枚数分研磨)、工具コーナーR研磨や底面研磨(ラジアスエンドミルの場合)、工具R研磨(ボールエンドミルの場合)を行った後の寸法をチェックする。
    次に、フラットエンドミルとラジアスエンドミルについては、工具径補正と加工データを出力する。 工具のオフセット、加工NCデータをもう一度出力する。

    上記実施形態では、以上の工具(エンドミル)の研磨に以上のステップを踏むが、本発明はこれに限定されず、研磨部40の研磨面が、主軸20によって保持されたエンドミル23の外周の接線に対して平行となるように、エンドミル23の刃部24に当接させて研磨をするように構成してもよく、その場合には、以下のプロセスの如く簡便化することが可能である。 ここでは、工具の対象をフラットエンドミル、ラジアスエンドミル、ボールエンドミル、逃げ角を0°、加工部位をエンドミルの側面、R面、底面とする。

    すなわち、測定部30において、まず工具(エンドミル)の選別を行い、次にその工具を測定する。 工具選別では、フラットエンドミル、ラジアスエンドミル、ボールエンドミルの測定を行うことで工具の選別を行う。 すなわち、刃の枚数、刃のねじれ角、Rの測定は不要である。 工具測定では、フラットエンドミルの場合には工具径及び工具長を、ラジアスエンドミルの場合にも工具径及び工具長を、ボールエンドミルの場合にも工具径及び工具長を、それぞれ計測する。

    次に、制御部50がこの計測値より工具研磨プログラムに変数を代入し、NCデータを固定サイクルで出力する。 ここで、工具径(位置変数)、工具研磨刃先位置(位置変数)、工具研磨(位置変数)を固定サイクルプログラムに自動代入すればよく、ねじれ角(回転角変数)は不要である。
    次に、工具の研磨プログラムを動作させる。 例えば、研磨プログラムでは、工具径研磨(刃の枚数分研磨)、工具コーナーR研磨や底面研磨(ラジアスエンドミルの場合)、工具R研磨(ボールエンドミルの場合)を行うが、この場合にはすべて連続回転状態で外形を研磨することができる。
    次に、工具径などを測定するのではなく、研磨後の追い込み量で工具径を自動算出する。 すなわち、工具径は外形研磨量を自動オフセット計算する。 工具コーナーRのZ方向研磨量を自動オフセット計算する(ラジアスエンドミルの場合)。 工具Rの Z方向研磨量を自動オフセット計算する(ボールエンドミルの場合)。
    次に、フラットエンドミルとラジアスエンドミルについては、工具径補正と加工データを出力する。 工具のオフセット、加工NCデータをもう一度出力するが、計算値で行うか、粗加工の場合にはそれ自体は不要である。

    以上ように、研磨部40の研磨面が、主軸20によって保持されたエンドミル23の外周の接線に対して平行となるように、エンドミル23の刃部24に当接させて研磨をするように構成することで、刃物の加工部はすべて工具を回転させながら研削を行うことができ、工具の研削量はエンドミルの切り込み量の合計数値を利用し、工具の径は計算で算出き、工具の測定は初めに1回のみでよく、さらに逃げの1番角は0°で加工できるという効果を奏する。

    以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

    1・・・ベット 2・・・保持移動部 3・・・主軸移動部10・・・加工装置27・・・逃げ面30・・・測定部40・・・研磨部50・・・制御部

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