Cutting tool

申请号 JP2003526607 申请日 2002-09-04 公开(公告)号 JP2005501746A 公开(公告)日 2005-01-20
申请人 ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング; 发明人 マティアス オエトル,;
摘要 本発明は切削工具に関し、特に、孔をあけるために取付ホルダーに工具を固定するための取付部分(10)を有する。 取付部分(10)は、取付部分(10)の一方の側(32)の方向において収束し、取付部分(10)の他方の側(34)の方向において屋根形状(36)に変化する2つの取付表面(30)を有している。 取付ホルダーから離れた取付部分(10)の側面はネック部分(12)に連結され、ネック部分(12)は取付部分(10)に対して断面が先細りになり、ネック部分(12)の自由端はその外端部に切削刃(16)を備えた切削部分(14)と一体に連結され、切削部分(14)の表面(18)はネック部分(12)に連結されている。 ネック部分と切削部分の補強は、その自由端にブレードまたはブレード刃を備えることで達成される。 ネック部分(12)は、切削刃(16)の平面に沿ってその平面を横切るように伸びる2つの補強片を有している。 補強片は、切削部分(14)の方向に収束するように、先細りである補強リブ(20、22)の形態である。 補強リブのそれぞれは、ネック部分(12)に対して完全に反対側にあり、取付部分(10)へと移り変わる 位置 で幅が最大である。
权利要求
  • 特にドリルホールを形成するための切削工具であって、
    取付部分(10)の一方の側(32)の方向において互いに収束し、取付部分(10)の他方の側(34)の方向において屋根形状(36)が変化する、2つの取付表面(30)を有する、工具ホルダーに工具を固定するための取付部分(10)と、
    取付部分(10)の側面に隣接し且つ取付部分(10)に対して断面が先細りになるロッド形状のネック部分(12)と、
    ネック部分(12)の方向において切削部分(14)の表面(18)に隣接する切削刃(16)を外端部に備えた切削部分(14)とを有し、
    ネック部分(12)は、切削刃(16)の平面に沿うと共に、その平面を横切るように伸びる2つの補強部分を有しており、その補強部分は切削部分(14)の方向において収束するように先細り状である補強リブ(20、22)の形態であって、
    補強リブ(20、22)はネック部分(12)において互いに完全に向き合って位置し、補強リブ(20、22)は取付部分(10)へと移り変わる位置で幅が最大であることを特徴とする切削工具。
  • 補強リブ(20、22)は研削プロセスによってネック部分(12)から得られ、好ましくは、切削部分(14)の方向において異なる曲率半径の凹面状である2つの異なる研削パターン(23、25)を示す請求項1に記載の切削工具。
  • 補強リブ(20、22)に対して選択された研削パターン(23、25)は、切削部分(14)の方向において取付部分(10)の方向よりも大きく湾曲している請求項2に記載の切削工具。
  • 機械加工の方向(X)において最先端に位置する切削部分(14)の自由表面(26)は、角度Aだけ、好ましくは5゜だけ、垂直から後方へ傾斜している請求項1〜3のいずれか1項に記載の切削工具。
  • 切削部分(14)の最先端の自由表面(26)は、付加角度(B)だけ、好ましくは8゜だけ、切削刃(16)から後方へ傾斜している請求項4に記載の切削工具。
  • 表面(18)は、第三の角度(C)だけ、好ましくは5゜だけ、機械加工の方向(X)において水平から後方へ傾斜している請求項1〜5のいずれか1項に記載の切削工具。
  • 切削刃(16)の自由端は、機械加工の方向(X)において、超過量(E)だけネック部分(12)を越えて突出し且つ機械加工の方向(X)と平行に伸びる支持表面(28)になる請求項1〜6のいずれか1項に記載の切削工具。
  • 取付部分(10)は、取付部分(10)の底部(32)において互いに収束し且つ取付部分(10)の頂部(34)において半円の屋根形状(36)に変化する2つの取付表面(30)を有している請求項1〜7のいずれか1項に記載の切削工具。
  • 冷却液供給経路(38)は、2つの取付表面(30)によって制限される取付部分(10)の領域で機械加工の方向(X)と平行に伸びている請求項8に記載の切削工具。
  • ネック部分(12)から取付部分(10)へと移り変わるように、ネック部分(12)の後方には取付部分(10)があり、その移り変わる点において冷却液供給経路(38)は開放されて空になる請求項9に記載の切削工具。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は切削工具に関し、特にドリルホールを形成するために、工具ホルダーに工具を固定するための取付部分と、工具ホルダーから離れて取付部分の側面に隣接し且つ取付部分に対して断面が先細りになるネック部分と、ネック部分の方向において、その表面に隣接する切削刃を先端に備えた一体の切削部分とを有している。
    【背景技術】
    【0002】
    本発明と比較しうる切削工具は、EP-B-0 385 280に開示されている。 そこに開示された解決手段は、例えば、ドリルホール壁に周方向の溝を切削する目的や、仕上げ旋盤によっドリルホール壁を正確に機械加工する目的や、ボアホール等にねじ切りする目的のために、ドリルホールの内表面を機械加工するための内面カッターに関する。
    【0003】
    工具の切削刃は、ドリルホールの内部の壁を機械加工する際の切削中に半径方向に移動する。 加工プロセスにおいて、切削刃は、半径方向に平行に伸びる各直径方向の平面内において、可能な限り最大限正確に位置決めしなければならない。 このように正確に位置決めされた切削刃のみによって、最適のクリアランス度が得られる。 直径方向の平面から切削刃が離間すると、工具の振動のように、金属除去において好ましくない結果を招くクリアランス角度になる。
    【0004】
    そのため、荷重が工具に付加されるとき、工具ホルダーの中の工具には非常に正確な回転位置が確保されなければならず、工具の位置は容易に感知できる程度に変化してはいけない。 このように、切削刃と直径方向の平面との間の距離は機械加工される小さな直径のドリルホールの場合は特に重要である。 ゼロから僅かにその距離が変化しても、クリアランス角度は大きく変化する。
    【0005】
    そのような事態を防ぐために、ヨーロッパの先行文献に開示された切削工具は、少なくともある程度まで互いに収束する取付表面をその取付部分に有している。 切削工具は、取付表面によって旋盤のような加工機械に固定することができる。 それによって、工具ホルダーの対応する接触表面に接触する表面がもたらされる。
    【0006】
    開示された把持工具の正確に特定された回転位置に関する型閉鎖手段によって、工具ホルダーに対する切削工具の回転位置は、取付表面を付加することで、容器の孔を半径方向に拡大する動作を確実にするので、この取付手段の作用によって、工具ホルダーの台座凹部が半径方向に拡張したり、把持工具の軸成分が半径方向に突出するということはなく、切削工具を半径方向に正確に突出させて、切削工具が接触する表面を半径方向に拡張し、荷重が工具に付加されるとき、直径方向の平面に対して垂直の方向に切削位置が変化するということは防止される。
    【0007】
    極めて小さな直径のドリルホールを機械加工できることを可能にするために、一ピースの把持工具を形成するのに有利な解決手段が示されている。 把持工具が切削用合金からなる場合、切削用合金の大きな弾性係数のために、比較的高い荷重のもとに置かれても、切削刃は正確に最初の位置に留まるので、切削目的に対する多くの利点が得られ、荷重が付加されても、直径方向の平面に対する切削位置の変化は事実上なくなる。
    【0008】
    しかしながら、0.7mmのように、1ミリメートル未満の極めて小さな直径のドリルホールが機械加工されるとき、開示された手段にも関わらず、開示された切削工具では、その加工限界に接近していることが分かった。 有利な工具保持手段、工具の集合配置、および切削用合金材料を使用するという条件にも関わらず、開示された手段では、所望の機械加工特性を有する1mm未満の直径の孔を加工することはできない。
    【0009】
    EP-A-0 947 267は、ねじ接続によって3つの切削刃を有するプレートが固定されたホルダーを備えた一般的な工具を開示している。 切削工具が据え付けられるホルダーの自由端は、補強リブが形成される凹部を有している。 凹部を形成するために切り欠かれることによってホルダー部分が減少するにも関わらず、そのような補強リブは機械加工中の機械加工特性に有害である振動を吸収し、ホルダーを補強する。 ホルダーの端部に3つの切削刃を有するプレートを平方向で使用し、且つネジ接続によって固定されるために、機械加工刃の誤調整が生じるかもしれない。 さらに、開示された解決手段の形状が非常に大きいので、極めて小さい直径のドリルホールに適用することはできない。
    【発明の開示】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0010】
    以上のような従来技術に鑑みて、本発明の目的は、切削工具の利点を保持しつつ、高品質基準を維持しつつ、1mmよりかなり小さいような極めて小さな直径のドリルホールを機械加工することを可能にするために、従来の切削工具を改良した、改良切削工具を提供することにある。
    【課題を解決するための手段】
    【0011】
    請求項1記載の特徴を組み合わせることによって、この目的は達成される。
    【0012】
    高度の補強が切削工具のネック部分のために成し遂げられ、且つその自由端に装着された切削刃を有する切削部分は、請求項1の前文に記載されているように、保持部分が、切削刃の平面に対して横方向に伸びている補強リブのような2つの補強部分を有し、補強リブは切削部分の方向において収束するように先細りであり、補強リブは保持部分において互いに完全に向き合って位置し、補強リブはシャンク部分へと移り変わる位置で幅が最大である。
    【0013】
    一般的に設計されたリテーナーの場合、切削部分の補強リブは、切削部分へ導入された機械加工を保持部分経由でシャンク部分へ吸収し、その後、機械に組み込まれた把持部分で吸収する。 特に、本発明の補強リブは、機械加工中に切削部分で生じる振動を抑制し、また、切削部分を所望の機械加工平面に正確に保持する。 本発明の補強リブは、切削刃を有する切削部分の平面に対して垂直に伸びているので、構造上のスペースをほとんど占めず、本発明の補強リブは収束するように配置されているために、小さな直径のドリルホールでさえ、切削部分が係合することが可能になる。
    【0014】
    本発明の補強リブは、好ましくは、研削プロセスによってネック部分から得られ、且つ本発明の補強リブは、切削部分の方向において異なる曲率半径の好ましくは凹面状である2つの異なる研削パターンを常に有することにより、非常に高い支持力が切削部分のために得られ、そして、本発明の補強リブのために必要な構造上のスペースは適正化される。 その結果、高硬度が幾何学的に小さな補強リブで達成され、さらに、その直径が1mm未満、特にその直径が0.7mmのものを機械加工するためにドリルホールで切削部分が係合することが可能にする。
    【0015】
    本発明の切削工具の他の有利な実施形態は、追加の従属する請求項に記載されている。
    【実施例1】
    【0016】
    本発明の有利な実施形態は、非常に拡大した図形の中に例示されており、典型的な実施形態に関して下記に詳細に記述する。
    【0017】
    図面で示された切削工具は、孔直径1mm未満、好ましくは0.7mmであるドリルホールを形成するために使用される。
    【0018】
    切削工具は、工具ホルダー(図示せず)の中に工具を固定するために取付部分10を備えている。 例えば、本出願人に対して特許された欧州特許EP-0 385 280に記載されているような工具ホルダーが使用できる。 工具ホルダーから離間している取付部分10の側面はネック部分12に隣接しており、ネック部分12は取付部分10に対して先細りであり、そのようなネック部分12は、ネック部分12の方向において切削部分14の表面18に隣接する切削刃16を外端部に備えた切削部分14と一体である。 工具による機械加工の方向は、図1〜3において、矢印Xで示されている。
    【0019】
    特に、図2に示されるように、ネック部分12は、切削刃16を有する平面に沿って、その平面を横切るように伸びる2つの補強リブ20と22の形状をしている2つの補強部分を有している。 2つの補強リブ20、22は、切削部分14の方向において収束するように先細りになっている。 さらに、2つの補強リブ20、22は、特に切削工具の長軸24に関して、ネック部分12において互いに完全に向き合って位置している。 ネック部分12は、多かれ少なかれ、長軸24のまわりにおいて回転対称となるように伸び、また、2つの補強リブ20、22はネック部分12に沿って長軸24の両側に翼のように伸びる。 さらに、補強リブ20、22は、切削工具のシャンクまたはシャンク部分と呼ばれる取付部分10へと移り変わる位置で幅が最大である。
    【0020】
    切削工具の他の幾何学的な形状と同様に、2つの補強リブ20、22は研削プロセスによって特に得られ、ネック部分12から得られた補強リブ20、22は、各々、切削部分14の方向において異なる曲率半径の好ましくは凹面状である2つの異なる研削パターンを示す。 切削刃16に高度の係合深さを確保するために、2つの補強リブ20、22に選択された研削パターンは、取付部分10の方向よりも切削刃16の方向において大きく湾曲している。
    【0021】
    機械加工の方向Xにおいて、端部に位置している切削部分14の自由表面26は、垂直から角度Aだけ、好ましくは5゜だけ後方へ傾斜している(図2参照)。 切削部分の自由表面26が角度Bだけ、好ましくは8゜だけ後方へ傾斜している(図3参照)。 さらに、図2に示すように、表面18は、特に、取付部分またはシャンク部分10の方向に、水平から角度Cだけ、好ましくは5゜だけ後方へ傾斜している。 さらに、切削刃16は、機械加工の方向Xにおいて機械加工の方向Xと平行に伸びる支持表面28(図2、図3参照)に自由端が移り変わり、支持表面28の外周面は超過量Eだけネック部分12を越えて突出している。 従って、超過量Eの分だけ、支持表面および切削刃はネック部分12に対して一種のフック工具を形成する。
    【0022】
    図1および図4の例は、取付部分10が、取付部分10の底部32の方向において互いに収束し、半円の屋根形状36へと変化する2つの取付表面30を本質的に有していることを示す。 このように、詳細に示されない調節ねじによって取付部分の対応する台座に取付部分10を固定することもできる。 このような取付部分は、EP-B-0 385 280に、非常に詳しく記載されているので、これに関してさらに説明しない。
    【0023】
    2つの取付表面30によって制限される取付部分10の領域では、冷却液供給経路38が機械加工の方向Xと平行に伸びている。 特に、冷却潤滑剤は、機械加工される工具(図示せず)と切削刃16の係合方向に冷却液供給経路38を経て供給することができる。 冷却液供給経路38が開放されて空になる点において、ネック部分12は完全に反対側の切削工具の頂部34に比べて十分な長さだけ明確に取付部分10の方向に引っ込んでいる(図3参照)。 図2で例示されるように、切削刃16を有する切削部分14の一種のドーム状サポートは、少なくとも一つの直径方向の平面において、切削工具の外形に適合した研削パターン23、25と共に、それぞれの形状に基づいて生産される。
    【0024】
    MG12、TN35、TI25またはTF45のような硬い合金は、特によく適合していることが分かった。 図示された切削工具の形状は、右手用の実施形態であり、提案された図の鏡像形状が対応する左手用の実施形態をもたらし、そのようなことが機械加工のために必要である。
    【図面の簡単な説明】
    【0025】
    【図1】本発明の切削工具の斜視図である。
    【図2】図1に示された切削工具の底面図である。
    【図3】図1に示された切削工具の一部である、正面と頭部をさらに拡大した図である。
    【図4】図3の線I−Iに沿った断面図である。
    【図5】図3の線II−IIに沿った断面図である。
    【符号の説明】
    【0026】
    10 取付部分12 ネック部分14 切削部分16 切削刃18 表面20 補強リブ22 補強リブ23 研削パターン24 長軸25 研削パターン26 自由表面28 支持表面30 取付表面32 底部34 頂部36 屋根形状38 冷却液供給経路

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