Tool-free collet fastener

申请号 JP2001208460 申请日 2001-07-09 公开(公告)号 JP2002066816A 公开(公告)日 2002-03-05
申请人 Black & Decker Inc; ブラック アンド デッカー インコーポレイティド; 发明人 BERRY ROBERT ALAN; BITZEL MICHAEL E; BRELSFORD ALLEN K; MCKIBBEN JOHN L;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a collet assembly for a power tool. SOLUTION: The collet assembly includes a collet nut which can be rotatably coupled to the tool, a collet which can be operatively coupled to the collet nut, and a collet wrench movably coupled to the tool and engageable with the collet nut so as to fasten and loosen the collet.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 工具に回転できるように結合可能なコレットナットと、 前記コレットナットに作用上結合できるコレットと、 前記工具と移動できるように結合可能であり、且つ前記コレットを締め付け、緩めるように前記コレットと係合可能なコレットレンチとを備える工具用コレット組立体。
  • 【請求項2】 出力部材を有する工具に結合されるコレット組立体であって、 前記工具の前記出力部材にねじ結合され且つ軸線方向ボアを有するコレットナットと、 少なくとも部分的に前記コレットナットの前記ボアの内部に位置され且つ軸線方向ボアを有するコレットと、 前記工具に回転できるように装着され、係合位置では前記コレットレンチは前記コレットナットに接触し且つ前記コレットレンチの回転により前記コレットを締め付け、緩めることができ、非係合位置では前記コレットレンチは前記コレットナットを制限しないように係合位置と非係合位置との間で移動可能であるコレットレンチとを備えるコレット組立体。
  • 【請求項3】 前記コレットは、出力部材に不可欠な部分である請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項4】 前記コレットは、前記コレットナットと前記出力部材との内部且つ間に位置する別個の部分である請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項5】 前記工具と前記コレットレンチとの間に結合され且つ前記コレットレンチを前記非係合位置に正常に付勢するばねをさらに含む請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項6】 前記ばねは、圧縮ばねである請求項5に記載のコレット組立体。
  • 【請求項7】 前記コレットレンチを前記非係合位置に付勢するための手段をさらに含む請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項8】 前記コレットレンチは、前記非係合位置と前記係合位置との間で軸線方向に移動する請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項9】 前記コレットレンチは、前記非係合位置と前記係合位置との間で半径方向に移動する請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項10】 前記出力部材と同軸に配置され、前記係合位置と前記非係合位置との間で移動させるために前記コレットレンチを支持し、前記コレットを締め付け、
    緩めるために回転可能である作動部材をさらに含む請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項11】 前記作動部材は手で把持可能な略円筒状コレットグリップを含む請求項10のコレット組立体。
  • 【請求項12】 前記作動部材は、手で前記コレットレンチを前記係合位置と前記非係合位置との間で移動させるための前記コレットレンチに結合されたコレットレンチボタンをさらに含む請求項10に記載のコレット組立体。
  • 【請求項13】 前記コレットナットは、手により又は手持工具を用いて前記コレットナットを把持させるように前記作動部材を少なくとも部分的に外部に突出させる請求項10に記載のコレット組立体。
  • 【請求項14】 前記コレットレンチは、開放型レンチである請求項2のコレット組立体。
  • 【請求項15】 前記コレットレンチは、閉鎖型レンチである請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項16】 前記コレットレンチは、前記コレットナットを略包囲する開口を形成するプレートを備え、 前記開口は、第一部分と第二部分とを有し、前記コレットナットは、前記工具が作動されたときに前記開口の前記第一部分の内部で自由に回転可能であり、前記第二部分は変化させるために前記コレットナットに係合可能である請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項17】 スピンドルロックをさらに含む請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項18】 前記作動部材は、前記コレット組立体からダストを排出させるために開口を有する請求項10
    に記載のコレット組立体。
  • 【請求項19】 前記工具と前記作動部材との間の寸法を有するジョイントを含み、前記ジョイントの寸法は、
    前記コレット組立体からダストを排出させるように寸法付けされた請求項10に記載のコレット組立体。
  • 【請求項20】 前記コレットレンチボタンを略包囲する前記作動部材の表面をさらに含み、前記表面は、前記コレットレンチボタンの周りで前記コレット組立体からダストを排出させるように寸法付けされた請求項12に記載のコレット組立体。
  • 【請求項21】 前記コレットナットと前記出力部材との少なくとも1つは部分的にノンスティック材料でコーティングされる請求項2に記載のコレット組立体。
  • 【請求項22】 前記コレットは、第一ボアと第一外部表面とを有する第一コレットと、第二ボアと第二外部表面と有する第二コレットとのうちの1つであり、前記第一ボアと前記第二ボアとは異なる寸法を有し、前記第一外部表面と前記第二外部表面とは、前記コレットナット及び出力部材と交換できるように協働するために略同一である請求項4に記載のコレット組立体。
  • 【請求項23】 一体のコレットレンチを有する回転式工具にシャンクを有する工具付属物を結合する方法であって、 コレットのボアの中に前記シャンクを挿入する工程と、 前記工具内のシャフトの回転を制限する工程と、 前記一体のコレットレンチにコレットナットを係合する工程と、 前記コレットナットを締め付けるために前記一体のコレットレンチを回転させ且つ前記シャンクの周りに前記コレットを圧縮する工程とを備える方法。
  • 【請求項24】 前記一体のコレットレンチに前記コレットナットを係合する工程は、半径方向に前記一体のコレットレンチを移動させる工程を備える請求項23に記載の方法。
  • 【請求項25】 前記コレットナットを前記一体のコレットレンチに係合する工程は、軸線方向に前記一体のコレットレンチを移動させる工程を含む請求項23に記載の方法。
  • 【請求項26】 前記コレットナットを前記一体のコレットレンチに係合する工程は、 非係合位置から係合位置に前記一体のコレットレンチを移動させるためにコレットレンチボタンを押圧する工程と、 コレットレンチばねを圧縮する工程とを備える請求項2
    3に記載の方法。
  • 【請求項27】 前記一体のコレットレンチを回転させる工程は、コレットグリップにより作動部材を把持する工程と、 前記一体のコレットレンチを回転させるために前記作動部材を回転させる工程とを備える請求項23に記載の方法。
  • 【請求項28】 一体のコレットレンチを有する回転式工具からシャンクを有する工具を解放するための方法であって、 前記工具内のシャフトの回転を制限する工程と、 コレットナットを前記一体のコレットレンチに係合する工程と、 前記コレットナットを緩めるために前記一体のコレットレンチを回転させ且つ前記シャンクの周りのコレットの圧縮を軽減する工程と、 前記コレットのボアから前記シャンクを取外す工程とを備える方法。
  • 【請求項29】 前記コレットナットを前記一体のコレットレンチに係合する工程は、 非係合位置から係合位置に前記一体のコレットレンチを移動させるためにコレットレンチボタンを押圧する工程と、 コレットレンチばねを圧縮する工程とを備える請求項2
    8に記載の方法。
  • 【請求項30】 前記一体のコレットレンチを回転する工程は、 コレットグリップにより作動部材を把持する工程と、 前記一体のコレットレンチを回転させるために前記作動部材を回転させる工程とを備える請求項28に記載の方法。
  • 【請求項31】 ハウジングと、 前記ハウジング内部のモータと、 前記モータに連結する電源と、 前記モータに駆動できるように結合される出力部材と、 前記モータに電力を選択的に付与するために前記電源とモータとに連結された始動部材と、 前記出力部材に連結されるコレット組立体とを備える電動工具であって、 前記コレット組立体は、 前記出力部材に回転できるように結合されるコレットナットと、 前記コレットナットに作用上結合されるコレットと、 前記ハウジングに移動できるように結合され且つ前記コレットを締め付け、緩めるために前記コレットナットと係合可能なコレットレンチとを含む電動工具。
  • 【請求項32】 ハウジングと、 前記ハウジング内部のモータと、 前記モータに結合された電源と、 前記モータに駆動できるように結合される出力部材と、 前記モータに電力を選択的に付与するための前記電源と前記モータとに結合される始動部材と、 コレット組立体とを備える電動工具であって、 前記コレット組立体は、 前記出力部材にねじ結合可能であり且つ軸線方向ボアを有するコレットナットと、 前記コレットの前記ボアの内部に少なくとも部分的に位置され且つ軸線方向ボアを有するコレットと、 前記ハウジングに移動できるように結合され且つ係合位置と非係合位置との間で移動可能であるコレットレンチとを含み、前記係合位置にあるときには前記コレットレンチは前記コレットナットに接触し且つ前記コレットレンチの回転により前記コレットを締め付け、緩めることができ、前記非係合位置にあるときには前記コレットレンチは前記コレットナットを制限しない電動工具。
  • 【請求項33】 前記コレットは前記出力部材の一体部分である請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項34】 前記コレットは、前記コレットナットと前記出力部材との内部且つ間に位置される別個独立の部分である請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項35】 前記コレット組立体は、前記コレットレンチを前記非係合位置に付勢するために前記ハウジングと前記コレットレンチとの間に結合されるばねをさらに含む請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項36】 前記ばねは、圧縮ばねである請求項3
    5に記載の電動工具。
  • 【請求項37】 前記コレット組立体は、前記コレットレンチを前記非係合位置に付勢するための手段をさらに含む請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項38】 前記コレットレンチは、前記非係合位置と前記係合位置との間で軸線方向に移動する請求項3
    2に記載の電動工具。
  • 【請求項39】 前記コレットレンチは、前記非係合位置と前記係合位置との間で半径方向に移動する請求項3
    2に記載の電動工具。
  • 【請求項40】 前記コレット組立体は、前記出力部材と同軸に配置され且つ前記係合位置と前記非係合位置との間で移動するために前記コレットレンチを支持し且つ前記コレットを締め付け、緩めるために回転可能である作動部材をさらに含む請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項41】 前記作動部材は、手で把持可能な略円筒状コレットグリップを含む請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項42】 前記作動部材は、前記係合位置と前記非係合位置との間で前記コレットレンチを手で移動するために前記コレットレンチに結合されるコレットレンチボタンをさらに含む請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項43】 前記コレットナットは、手により又は手持工具を用いて前記コレットナットを把持させるために、少なくとも部分的に前記ハウジングの外側に突出する請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項44】 前記コレットレンチは開放型レンチである請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項45】 前記コレットレンチは、閉鎖型レンチである請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項46】 前記コレットレンチは、前記コレットナットを略包囲する開口を形成するプレートを備え、前記開口は第一部分と第二部分とを有し、前記コレットナットは、前記工具が作動されたときに前記開口の前記第一部分の内部で自由に回転可能であり、前記第二部分は変化させるために前記コレットナットに係合可能である請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項47】 出力部材ロックをさらに含む請求項3
    2に記載の電動工具。
  • 【請求項48】 ダストを前記作動部材に及び前記作動部材から流す開口を有する前方ハウジングシュラウドをさらに含む請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項49】 ベアリングプレートをさらに含み、前記ベアリングプレートは、前記前方ハウジングシュラウドの内部に装着されるが、前記ベアリングプレートの周りのダストの通路用に、該ベアリングプレートとハウジングシュラウドとの間の周囲の一部分の周りに隙間を残す請求項48に記載の電動工具。
  • 【請求項50】 前記作動部材は、前記コレット組立体からダストを排出させる開口を有する請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項51】 前記ハウジングと前記作動部材との間に寸法を有するジョイントをさらに有し、該ジョイントの寸法は前記コレット組立体からダストを排出することができるような大きさである請求項40に記載の電動工具。
  • 【請求項52】 前記コレットレンチボタンを略囲う作動部材の表面をさらに有し、該表面は前記コレットレンチボタン周りで前記コレット組立体からダストを排出することができるような大きさである請求項42に記載の電動工具。
  • 【請求項53】 前記コレットナットと前記スピンドルの少なくとも一方は部分的にノンスティック材料でコーティングされる請求項32に記載の電動工具。
  • 【請求項54】 前記コレットは第一ボアおよび第一外部表面を有する第一コレットと第二ボアおよび第二外部表面を有する第二コレットとの一方であり、第一ボアと第二ボアとは異なった寸法を有し、第一外部表面と第二外部表面とは相互交換可能に前記コレットナットおよび前記出力部材と協働するように略同一である請求項34
    に記載の電動工具。
  • 【請求項55】 ダスト処理システムを有する電動工具であって、 ハウジングと、 該ハウジング内のモータと、 該モータに連結された電源と、 前記モータに駆動上の関係をもって連結された出力部材と、 前記モータに選択的に動力を加えるように前記電源および前記モータに連結された始動部材と、 作動部材とコレット組立体内に蓄積されてしまうダストの排出を促すための手段とを有するコレット組立体とを具備し、 前記促進手段は、前記コレット組立体からダストを排出することができるようにするための前記作動手段内の開口と、前記工具と前記作動部材との間に寸法を有し且つ該寸法が前記コレット組立体からダストを排出することができるような大きさであるジョイントと、前記コレットレンチボタンを略囲い且つ前記コレットレンチボタン周りで前記コレット組立体からダストを排出することができるような大きさである作動部材の表面とを有する電動工具。
  • 【請求項56】 前記作動部材へのおよび該作動部材からのダストの流れのための開口を有する前方ハウジングシュラウドをさらに有する請求項55に記載の電動工具。
  • 【請求項57】 前方ハウジングシュラウド内に取付けられたベアリングプレートであって、該ベアリングプレートと前方ハウジングシュラウドとの間の周囲の部分に隙間が残されて該ベアリングプレート周りにダストの通路が形成されるようにしたベアリングプレートをさらに有する請求項56に記載の電動工具。
  • 【請求項58】 付属物を回転できるように駆動させるための電動工具であって、 ハウジングと、 前記ハウジング内部に装着されるモータと、 前記モータに連結される電源と、 前記モータに動力を選択的に付与するために前記電源と前記モータとに連結されるスイッチと、 前記モータに駆動できるように結合される出力シャフトと、 軸と前方端部と後方端部とを有するスピンドルとを備え、前記スピンドルの前記後方端部は前記シャフトに結合され、前記スピンドルの前記後方端部は内部表面と外部表面とを有し、前記スピンドルの前方内部表面は、後方及び内側にテーパが付けられた部分を有し且つ前記スピンドルの前方外部表面はねじ山を有し、 さらに、第一位置と第二位置との間で前記ハウジングを移動できるように結合されたスピンドルロックとを備え、前記第一位置において前記スピンドルロックは、前記スピンドルの回転を制限せず、前記第二位置において前記スピンドルロックは、前記スピンドルの回転を制限し、 さらに、コレット組立体とを備える電動工具であって、 前記コレット組立体は、 軸線方向ボアと前方端部と後方端部と内部表面と外部表面とを有する略円筒状のコレットナットを含み、前記コレットナットの前記前方内部表面は、前方及び内側にテーパが付けられ、前記コレットナットの前記後方内部表面は、前記スピンドルの前記前方外側ねじ山にねじ付けできるように係合可能な部分を有し、 さらに、前記スピンドルの前記前方端部と前記コレットナットとの内部且つ間に位置される略管状コレットを含み、前記コレットは、軸線方向ボアと複数の前方片持ジョーと複数の後方片持ジョーとを有し、前記前方片持ジョーは、前方及び内側にテーパを付け且つ前記コレットナットの前記前方内部表面に滑動できるように係合する外部表面を有し、前記後方片持ジョーは、後方及び内側にテーパを付け且つ前記スピンドルの前記前方内部表面に滑動できるように係合する外部表面を有し、 さらに、前記ハウジングに回転できるように結合され、
    前記スピンドルと前記コレットと前記コレットナットとに同軸であり且つ該スピンドルと該コレットと該コレットナットとを部分的に囲む略円筒状作動部材と、 前記作動部材に滑動できるように装着され且つ係合位置と非係合位置との間で迅速に滑動可能であるコレットレンチプレートとを含み、前記プレートは、前記コレットナットを略囲む前記プレートを貫通する開口を形成する内部周囲を有し、前記開口は第一部分と第二部分とを有し、前記コレットナットは、前記工具が作動され前記非係合位置に一致するときには前記開口の第一部分との内部で自由に回転可能であり、前記第二部分は変化させるために前記コレットナットに係合可能であり、前記係合位置に一致し、 さらに、前記コレットレンチプレートを前記非係合位置に正常に付勢するために前記作動部材と前記コレットレンチプレートとに結合されたばねと、 前記コレットレンチプレートに結合され、前記コレットレンチプレートを前記係合位置に正常に移動させ且つ前記ばねを圧縮するために外部に露出されたコレットレンチボタンと、 前記作動部材に結合された手で把持可能な略円筒状コレットグリップとを含む電動工具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明の概ね電動工具の分野に関する。 特に本発明は、ドリルビット等の交換可能な工具の付属物を把持し且つダスト処理システムを含む無工具コレット組立体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】種々のタイプの器具においてユーザは、
    ドリル又はルータビット(えぐり器具の先端部)等の工具付属物を選択的に取付けることが必要である。 特定のプロジェクト又は仕事(ワーク)の期間を過ぎると、このような種々の付属物を使用し、磨耗又は破壊された付属物を交換することが必要である。 従って、簡単に交換用工具付属物を取外し交換できることが望ましい。 交換可能な付属物を把持するために一般的に使用される2つの機構はチャックとコレットである。 コレットタイプの機構は、通常、高回転速度の工具に適している。

    【0003】コレットタイプのホルダー内において、工具付属物のシャンクはコレットのボアに挿入される。 コレットは、概ね長手方向のボアを有する筒状要素である。 コレットは、コレットの周囲に等に配置され且つ複数の長手方向に延びるカットにより離間された、複数の長手方向に延びる弓形のジョーを備えた少なくとも1
    つの端部を有する。 コレットは、シャフト、スピンドル、アーバー等の工具の出要素の端部に加工されても良く、又は別個の筒形等の要素であっても良い。

    【0004】コレットの上にはコレットナット又はコレットリングが取付けられる。 コレットナットは工具シャフト又はスピンドルの端部にねじ結合される。 スピンドルにコレットナットをねじ込むことにより、ナット及び/又はシャフトの内部表面は工具付属物のシャンクの周りにコレットのジョーを押圧する。 このようにして工具付属物は電動工具のシャフト/スピンドルに固定される。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】工具付属物を変更するときに、ナットはコレットを拡張させ工具付属物上のグリップを外すことができるように緩められなければならない。 コレットナットの締め付けと緩めとは、部分的に手で実行されるが、コレットナットのサイズと形状によっては、手の力だけでコレットナットを適当に締め付け、緩めることが困難及び/又は不十分である。 従って、コレットナットに十分なトルクを付与するようにハンドレンチ又は同様の工具を使用することが必要である。

    【0006】回転式すなわち電動工具の場合、コレットナットを締め付け又は緩めるときには、シャフト及び/
    又はスピンドルが回転しないようにしなければならず、
    そのようにしなければナットと回転可能なスピンドルとの間の相対的運動が困難となる。

    【0007】慣習的に緩める工程と締め付ける工程では、オペレータが2つ別個のハンドルレンチ又はこれと同様の物を用いてシャフト/スピンドルとナットとの両者を同時に把持することが必要である。 次に、トルクがナットに付与され、シャフトが定位置に把持される。 これは不便な工程であり、工具の重量を支持する必要がよりいっそう高まる。

    【0008】近年、工具は、工具のハウジングに対してシャフト/スピンドルをロックするロッキング機構を組み込むように形成される。 このように、シャフトの回転は組込式のシャフトロックを使用することにより簡易に回避可能である。 このような電動工具にとって、片手用ハンドレンチだけでコレットナットを緩める又は締め付けることができる。 例えば、米国特許第5、496,1
    39号及び同第5,813,805号に開示されている。

    【0009】しかしながら、工具付属物を変更するために手持工具を1つ使用することが必要であり、依然不便である。 例えば、ビット交換が必要なときに工具のオペレータはレンチを探すために作業停止しなければならない。 これによる作業の遅延は、高生産率を有することが不可欠な乾式壁の主要構築又は再構築プロジェクト中の取付作業等の仕事の上で大きな欠陥となる。

    【0010】本発明に組み込まれる多数の工具は、作業中に生じる埃や破片の中で使用されるので、このような工具に追加される特徴が埃による汚染に対抗するように形成されることであることが好ましい。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】従って、本発明の1つの目的はユーザが手動工具を使用せずに付属物を便利に取付け又は取外し可能なコレット組立体を備える工具を提供することである。

    【0012】ユーザが手動工具を使用する必要なくコレットナットを締め付け又は緩めるための十分なトルクを作用させることができる機構的利点を付与する露出され且つ把持可能なコレットグリップを備える作動部材を提供することである。

    【0013】本発明のこの目的と他の目的とは、一体化したコレットレンチを備える無工具の工具組立体により達成される。 コレットレンチは、コレットを締め付け又は緩め付けるようにコレットナットを回転するために工具に回転可能な状態で装着される。 またコレットレンチは、コレットラッチがコレットナットを回転可能な係合位置とコレットレンチがコレットナットを制限せず且つ工具の作動時にコレットナットの通常回転と相互作用しない非係合位置との間で移動可能である。 係合位置と非係合位置との間のコレットレンチの移動は、軸方向運動、半径方向運動、回転運動又はこれらの組合せが可能である。

    【0014】コレットレンチは、非係合位置に付勢されても良い。 これは、ばね又は付勢力を作用させる他の手段によりなされることができる。

    【0015】作動部材は、コレットレンチを工具に結合しても良い。 作動部材は、係合位置と非係合位置との間での移動のためにコレットレンチを支持する。 また作動部材は、運動をコレットレンチに分与するために工具に移動できるように装着される。 作動部材は、外部に拡張され且つ手で把持可能なコレットグリップを含む。 コレットグリップによって、オペレータはコレットレンチを回転方向及び/又は軸線方向に移動させることができる。

    【0016】またコレットレンチのボタンは、係合位置と非係合位置との間でコレットレンチを移動するために設けられる。

    【0017】コレットレンチは、いくつかのタイプを有する。 開端部又は閉端部(ボックスレンチ)タイプ設計のコレットレンチでも良い。 あるいは複雑な内部形状のコレットレンチでも良い。 このような形状は2つの部分を有しても良い。 第一部分は、非係合位置に一致し、第一部分の内部においてコレットナットは工具の通常作動中に自由回転する。 第二部分は、係合位置に一致し、第二部分の表面はコレットナットを接触し且つ回転させるように形成される。

    【0018】ねじ溝を付けられたコレットナット及び/
    又はスピンドルは、コレットを緩めるために必要なトルクを減ずるようにノンスティック材料(the non-stick
    material)で部分的にコーティングされても良い。 ノンスティック材料は、登録商標Teflonでできる。

    【0019】コレットナットの内部表面とスピンドルとは、実質的に同一の外形及び寸法を有する一方、種々の寸法及び外形のシャンクを備える付属物を把持するための異なるボアを有する交換可能なコレットと共に協働しても良い。

    【0020】本発明の他の特徴は、改良されたスピンドルロック設計である。 改良された設計は、コレットレンチの設計に類似し、開放型レンチ又は本明細書に記載されるように複雑な形状の1つのいずれかを組み込むことができる。

    【0021】ドライウォール(乾式壁)のカッティング等の切抜き及びえぐり工具を使用する一定の作業は、工具の内部に溜まり且つボタン及び作業部材の作業の邪魔をするダストを生成する。 従って、本発明のさらに他の目的は、埃っぽい又は汚染された環境において汚染されない無工具のコレット組立体を提供することである。 この目的は、ダストが入らないようにし、機構に入ったダストを排出させるように作動し、工具の作動と相互作用するレベルまでダストを蓄積させない、設計にすることにより達成される。 このデザインは、以下のようなダスト処理システムを創造するようないくつかの基本的な特徴又は技術を組み込む。 互いに相対的に移動する部分の間の緩み誤差を使用すること、ダストが非常にゆっくりとしか排出されない内部デッドエンド又はポケットを回避し又は最小化すること、移動部分の動作は、ダストを一般流れに沿って目的出口点方向に移動又は押出させる役割を付随的に有すること、付属の組立体の間の平又は垂直方向の境界は、ダストを移動させるように通過孔が設けられること、内部部品は、ダストが内部部品周りで移動できるように内部周囲全体の周りで外部シース又はハウジングに密着しないこと。

    【0022】このダスト処理デザイン方法は、消極的な方法である。 すなわち、ダスト排除をさせるための特別な手段は設けられない。 むしろ、ダストを捕獲させず、
    オペレータが使用し無作為に種々の位置及び方向に移動させることによる工具の移動により発生するダスト流を期待する。 移動部分の運動とモータファンにより生成された冷却空気流とにより、運動力がダストに付与される。 最終的に、ダストの蓄積を防止する同一の特徴は、
    必要な場合に圧縮空気とともに噴出すこと等により工具を容易に掃除させることがである。 本発明の追加の目的と利点とは、以下、添付図面を参照しつつ好ましい実施形態を詳細に説明することにより明白になろう。

    【0023】

    【発明の実施の形態】本発明は、工具用の無工具コレット組立体を提供する。 種々の回転式切抜き工具の実施形態の図面で示されるが、当業者は本発明がここで示される範囲に限定されないことが理解されよう。 これについて、本発明の教示により工具付属物を把持するためにコレット組立体を組み込む工具において容易に使用できることが理解されよう。

    【0024】同一又は同様の要素が類似の参照番号で示された図面、特に図1と2とを概ね参照すれば、電動工具は参照番号10で示されている。 示された特定の電動工具は、例えば、ハウジング12を含む回転式切抜き又はえぐり工具10である。 ハウジング12内部には冷却ファン15を備えるモータ14を有する。 図示された実施形態では、モータ14はスイッチ18を介して電導コード16に結合される。 出力部材は、モータ14に連結される。 この場合、モータシャフト20はスピンドル2
    2に直結され、その結果、図示しない工具の付属物は、
    モータ速度で回転する。 あるいは、モータ速度と異なる速度で工具付属物を回転させるために、従来から良く知られた歯車装置をモータ出力に位置することも可能である。

    【0025】図2と3とは、コレットレンチ機構23及びその付随構造の拡大図を示している。 ここには、モータシャフト20は前方ハウジングシュラウド(ハウジング囲い板)13の中に装着されるベアリングプレートの中でベアリング26により支持されることが示されている。 モータシャフト20の前方端部にスピンドル22が結合される。 また、前方ハウジングシュラウド13に位置させるものは、図示しない付属物を取付け又は取外すときに回転しないようにスピンドル/シャフトをロックするスピンドルロック機構24である。 前方ハウジングシュラウド13内のスピンドルロックボタン30は、スピンドルロックプレート32に結合される。 スピンドルロックプレート32は、スピンドル32が通過する切抜き34を有する。 スピンドルロックプレート32内の切抜き34は、2つの部分を有する。 第一部分36は、電動工具10の通常作動中には第一部分の中でスピンドル22が自由回転できるように寸法付けされる。 第二部分38は、スピンドル22を接触し、スピンドル22が回転しないように形成される。 このように、スピンドルロックプレート32は、切抜き34の2つの部分36、3
    8に対応するロック位置と非ロック位置とを有する。 ばね40は、スピンドルロックプレート22とボタン30
    とを半径方向上方に非ロック位置に付勢する。

    【0026】スピンドル22は、前方ハウジングシュラウド13の開口17を通って延びる。 スピンドルの前方端部はボア42を有する。 スピンドルのボア42は、軸線方向前方及び半径方向外側にテーパを付けた部分44
    を形成する。 スピンドル22の前方外部表面46はねじ山が付けられている。

    【0027】コレットナット50は、スピンドル22のねじ山46にねじ付けされる。 図4(A)、(B)、
    (C)に示すように、コレットナット50は、従来方法のレンチ又はこれに類似する物により把持されるための多面外部表面51を有する。 コレットナット50は、2
    つの部分を有する長手方向のボア52を有する。 後方部分54は、外部ねじ山をスピンドル22の前方外部表面46に機構的に係合するように寸法付け及びねじ付けされる。 ボア52の前方部分56は、コレットナット50
    の前面の開口58に向かって軸線方向前方及び半径方向内側に先細りする。

    【0028】コレット60は、スピンドルボア42の前方端部とコレットナット50との内部でその間に捕獲されるように適当に寸法付けされ且つ形成される。 図5に示すように、コレット60は、コレットの端部に向かって半径方向内側に先細りする軸線方向ボア61と円錐端部62との形状をした略管状である。 そのうえ、コレット60は、複数の前方片持ジョー64と複数の後方片持ジョー66とになるように軸線方向に分裂する。

    【0029】コレット60がスピンドル22とコレットナット50との間でその内部に取付けられたときに、テーパが付けられた外部表面はスピンドルボア42内のテーパが付けられた表面44とコレットナット50内のテーパが付けられた表面56とに接触する。 コレットナット50がスピンドル22に締め付けられるように、コレットナット50のテーパが付けられた表面56は、スピンドルボア42のテーパが付けられた表面44とは、コレット60の円錐状のテーパが付けられた表面62に対して圧縮力を作用させる。 この力は、コレット60の片持ジョー64、66を図示しない工具付属物のシャンクを把持するように半径方向内側に圧縮する。 逆に、コレットナット50がスピンドル22を後退させたときには、片持ジョー64、66上にテーパが付けられた表面44、56により作用される圧縮力は減少され、これらのジョーは図示しない付属物のシャンクを解放するように拡張する。

    【0030】一般に利用し得る3.175mm(1/8
    インチ)及び6.35mm(1/4インチ)の直径サイズ等の種々寸法のシャンクを備える工具付属物と適合させるために、適当な内径のボア61を備えるコレット6
    0は互いに置換可能である。 交換可能なコレット60
    は、上述のように普通のコレットナット50とスピンドル22と効果的に協働し、交換可能なコレットはコレットの部分62、64、66について実質的に同一の構造と寸法とを有する。

    【0031】図2と3とを再び参照すれば、コレット6
    0とコレットナット50とは作動部材70の内部に部分的に囲まれる。 作動部材70は、前方ハウジングシュラウド13に回転できるように装着される略円筒構造であり、通常の工具作業中にシャフト20とスピンドル22
    と共に回転しない。 作動部材70は、十分な直径を有し、コレットナット50が締め付けられ又は緩められるために十分なトルクを作用させた状態にオペレータを補助するような十分な把持を確保させる織目模様表面のコレットグリップ71を備えている。

    【0032】作動部材70内に半径方向に摺動可能にコレットレンチボタン72が取付けられる。 コレットレンチボタン72の半径方向内側にはコレットレンチプレート74が取付けられる。 本発明の一つの実施例では、コレットレンチプレート74はコレットレンチプレート7
    4を通る開口75を有し、この開口75はコレットナット50を囲う。 コレットレンチプレート74の開口75
    は二つの部分を有する。 第一部分76は非係合部分に対応すると共に、電動工具10の通常作動中にコレットナット50が第一部分76内で自由に回転できるような大きさである。 第二部分78は係合部分に対応すると共に、コレットナット50の外部表面と接触するような大きさおよび形状である。 コレットレンチばね80はコレットレンチボタン72とコレットレンチプレート74とを半径方向外側に向かって非係合位置へと付勢する。

    【0033】付属物(図示せず)のシャンク周りにコレット60を締め付けるためまたは緩めるために、オペレータはまずスピンドルロックボタン30を押し下げて保持することによってスピンドル22を回転しないようにロックする。 このことにより、ばね40が圧縮させられ、スピンドルロックプレート32の切抜き34の第二部分38がスピンドル22と接触させられる。

    【0034】そして、オペレータは他方の手でコレットレンチボタン72を押し下げてコレットグリップ71を把持する。 コレットレンチボタン72を押し下げることにより、コレットレンチばね80が圧縮されると共にコレットレンチプレート74が係合位置へと半径方向内側へ移動させられる。 係合位置では、コレットレンチプレート74の第二部分78はコレットナット50の外部表面51と接触する。

    【0035】こうして、オペレータは、コレットナット50を締め付けるためまたは緩めるためにおよびコレット60を圧縮するためまたは解放するために、作動部材70を回転させることができる。 コレットナット50は開口77を通って作動部材70の前方端部73を越えて部分的に延びてもよい。 コレットナット50の露出された端部は、コレットレンチ機構23に大きなトルクを加えてビットを挿入または取外しする前または後に好都合に指で締め付けられたりまたは緩められたりすることができる。 工具付属物のシャンクを堅固に保持するのに必要とされるトルクを小さくするために、コレットナット50および/またはコレットナット50がねじ込まれるスピンドル22はテフロン(Teflon(登録商標))のようなノンスティック材料でコーティングされてもよい。

    【0036】あるいは、図6(A)および6(B)に示したように、コレットレンチ90は、従来の端部の開いたレンチと同様に端部が開いていてもよい。 この実施例では、コレットレンチ90はコレットナット50の外部表面を把持するための二つのアーム92と開いた部分に対面する内部表面94とを有する。 工具の通常作動中にコレットナット50が自由に回転することができるように、少なくとも一つのばね96がコレットレンチ90を係合しないように付勢する。

    【0037】更なる別の実施例では、図7に示したように、コレットレンチ100がコレットナット50と係合するように軸線方向に移動する。 このような実施例では、回転方向と同様に軸線方向にも移動するように作動部材102が配置される。 ばね104がコレットレンチ100と作動部材102とを軸線方向に非係合位置へと付勢する。 この実施例では、コレットレンチ100はボックスレンチのような端部の閉じたレンチで形成されてもよい。

    【0038】図7の実施例では、付属物(図示せず)のシャンク周りにコレット60を締め付けるためまたは緩めるために、オペレータはまずスピンドルロックボタン30を押し下げて保持することによってスピンドル22
    を回転しないようにロックする。 このことにより、ばね40が圧縮させられ、スピンドルロックプレート32の切抜き34の第二部分38がスピンドル22と接触させられる。

    【0039】そして、オペレータは他方の手でコレットグリップ103を把持して軸線方向後方へと引く。 コレットグリップ103を引くことにより、作動部材102
    が後方へ移動してばね104が圧縮され、コレットレンチ100が軸線方向後方に係合位置へと移動させられる。 係合位置では、コレットレンチ100はコレットナット50の外部表面51と接触する。 そして、オペレータはコレットナット50を締め付けるためまたは緩めるために、およびコレット60を圧縮するためまたは解放するために作動部材102を回転させることができる。
    コレットグリップ103を開放すると、ばね104は作動部材102を軸線方向前方へ押し、コレットレンチ1
    00を非係合位置へと戻す。

    【0040】最初に説明したコレットレンチ機構23の実施例について再考し、且つ図2、8および9を参照すると、工具によって生成されたダストの流れを処理するために、ダスト処理システムを形成するように様々な協働特性が行われる。 例えば、作動要素70はダストが移動することができるように複数の開口69で形成されている。 ダストを開口69を通して後方へ移動させることで、ダストは作動要素70と前方ハウジングシュラウド13との間のジョイント79を通って排出される。 ジョイント79はダストの排出を促すようににおよびジョイントに必然的に侵入してしまうダストの存在を許容するように故意に大きな公差で共に取付けられる。

    【0041】あるいはまたは加えて、ダストはプレート73の開口77を通って延びるコレットナット50周りで前方へ移動することによって作動要素の内部に排出される。 このとき、開口77の大きさはコレットナット5
    0周りに周囲隙間81を提供するような大きさである。

    【0042】作動要素70内のダスト用の別の排出路はコレットレンチボタン72周りである。 表面68、コレットレンチボタン72が備わる開口を形成する表面68
    の大きさは、コレットレンチボタン72の周囲に緩んだ状態で固着させるような大きさである。

    【0043】加えて、前方ハウジングシュラウド13には回転方向に応じて作動要素70の開口69に通じる開口11が形成されてもよい。 ベアリングプレート27はベアリングプレート27と前方ハウジングシュラウド1
    3の内部表面との間に間隙28ができるような大きさであり、そのように取付けられてもよい。 ダストが前方ハウジングシュラウド13の前方領域から間隙28を介して排出されると、ダストは排気孔29に入ってモータファン15によって駆動された冷却空気流によって排気孔29から吹き出される。

    【0044】本発明の三つの好適な実施例について説明したが、特許請求の範囲またはその正当な趣旨を逸脱することなく本発明を修正、変更、改変することができることは明らかである。 例えば、本発明について教示が工具付属物を保持するためにコレットを用いる別の工具にも直接利用可能であることは理解されよう。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に従った無工具コレット組立体を組み入れた電動工具の断面図である。

    【図2】図1の電動工具の部分拡大図である。

    【図3】図1のコレットを備える電動工具の組立分解図である。

    【図4】(A)は、図1のコレットナットの斜視図を、
    (B)は、(A)のコレットナットの側面図を、(C)
    は、(A)のコレットナットの断面図を示している。

    【図5】図1のコレットの斜視図である。

    【図6】本発明に従ったコレットレンチの代替の実施形態の正面図である。

    【図7】本発明に従ったコレット組立体の代替の実施形態の組立分解図である。

    【図8】作動部材の内部図である。

    【図9】前方ハウジングシュラウドの内部図である。

    【符号の説明】

    10…回転式切抜き又はえぐり工具 12…ハウジング 13…前方ハウジングシュラウド 14…モータ 15…冷却ファン 16…電導コード 17…開口 18…スイッチ 20…モータシャフト 22…スピンドル 23…コレットレンチ機構 24…スピンドルロック機構 26…ベアリング 27…ベアリングプレート 29…排出孔 30…スピンドルロックボタン 34…切抜き 36…第一部分 38…第二部分 40…ばね 46…前方外部表面 50…コレットナット 51…多面外部表面 60…コレット 64…前方片持ジョー 66…後方片持ジョー 70…作動部材 71…コレットグリップ 72…コレットレンチボタン 73…前方端部 74…コレットレンチプレート 76…第一部分 78…第二部分 80…コレットレンチばね 90…コレットレンチ 100…コレットレンチ 102…作動部材 103…コレットグリップ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート アラン ベリー アメリカ合衆国,メリーランド 21771, マウント エアリー,ハーディ ロード 17010 (72)発明者 マイケル イー. ビッツエル アメリカ合衆国,メリーランド 21136, レイスターズタウン,ウィンターベリー コート 3431 (72)発明者 アレン ケー. ブレルスフォード アメリカ合衆国,メリーランド 21013, バルドウィン,ムーレス ロード 3003 (72)発明者 ジョン エル. マックキベン アメリカ合衆国,ペンシルバニア 17313, ダラスタウン,ブラサム ヒル レーン 660 Fターム(参考) 3C032 BB12 JJ11

    QQ群二维码
    意见反馈