Terminal and its manufacturing method

申请号 JP2006085752 申请日 2006-03-27 公开(公告)号 JP2007265657A 公开(公告)日 2007-10-11
申请人 Omron Corp; オムロン株式会社; 发明人 HIRANO KAZUHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a terminal and its manufacturing method with materials saved, less production man-hours, and high productivity. SOLUTION: A butted face of a pair of molding dies 20, 20 and a side face of a linear conductive material 11 of a square cross section are arranged in parallel. Then, recessed parts for cutting 13 are formed on ridge lines 12 of the linear conductive material 11 by first pressing faces 21 provided at each butted face. At the same time, circular tapered faces 14 connecting to the recessed parts for cutting 13 are formed by second pressing faces 22 provided along upper side edge parts of the first pressing faces 21. Next, the recessed part for cutting 13 are cut off to cut out a coil terminal 10 of a unit length. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT
权利要求
  • 断面方形の線状導電材の稜線端部に、テーパ面をそれぞれ形成したことを特徴とする端子。
  • テーパ面が環状に連続していることを特徴とする請求項1に記載の端子。
  • 先端面に柱状突部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の端子。
  • 一対の成形ダイスの突き合わせ面と断面方形の線状導電材の側面とを平行に配置し、前記突き合わせ面に設けた第1プレス面で前記線状導電材の稜線上に切断用凹部を形成するとともに、前記第1プレス面の少なくとも片側縁部を切削して形成した第2プレス面で、前記切断用凹部に連続するテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出すことを特徴とする端子の製造方法。
  • 一対の成形ダイスの突き合わせ面と断面方形の線状導電材の側面とを平行に配置し、前記突き合わせ面にそれぞれ設けた半円形の第1プレス面で前記線状導電材の稜線上に環状の切断用凹部を形成するとともに、前記第1プレス面の少なくとも片側縁部に沿って設けた第2プレス面で、前記切断用凹部に連続する環状のテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出すことを特徴とする請求項4に記載の端子の製造方法。
  • 単位長さ2本分の長さを有する断面方形の線状導電材の中央部分に一対の成形ダイスを突き合わせて切断用凹部を形成するとともに、前記切断用凹部に連続するテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出すことを特徴とする請求項4または5に記載の端子の製造方法。
  • 说明书全文

    本発明は端子、特に、断面方形の線状導電材から切り出される通電用端子およびその製造方法に関する。

    従来、端子としては、図5に示すように、断面方形のピンコンタクト1を、例えば、ベース4等の端子孔5に圧入して抜け止めするものがある。 このようなピンコンタクト1は、圧入する際にピンコンタクト1が端子孔5の内周面を削り取らないように稜線2,2間にテーパ面3を形成してある。 そして、前記ピンコンタクト1を形成するため、図1Dに示すように、成形ダイス7a,7bと、成形ダイス8a,8bとを交互に突き合わせることにより、ピンコンタクト素線6からピンコンタクト1を切り出すピンコンタクト加工処理装置がある(特許文献1参照)。

    特許第2579538号公報

    しかしながら、前記ピンコンタクト加工処理装置でピンコンタクト素線6から単位長さのピンコンタクト1を切り出す場合には、成形ダイス7a,7bと、成形ダイス8a,8bとを交互に突き合わせることにより、ピンコンタクト素線6の稜線2,2間に四錐を形成するテーパ面を設けた後、切断する必要がある。 このため、前記ピンコンタクト1は、コイルを絡げることができる有効巻き付け領域が狭いので、前記ピンコンタクト1の全長を余分に長くする必要があり、材料に無駄が生じる。
    また、ピンコンタクト素線6から単位長さのピンコンタクト1を切り出す場合には、少なくとも3工程が必要であり、生産工数が多く、生産性が低いという問題点がある。

    本発明は、前記問題点に鑑み、材料を節約できるとともに、生産工数が少なく、生産性の高い端子およびその製造方法を提供することを課題とする。

    本発明にかかる端子は、前記課題を解決すべく、断面方形の線状導電材の稜線端部に、テーパ面をそれぞれ形成した構成としてある。

    本発明によれば、断面方形の線状導電材の稜線端部にテーパ面をそれぞれ形成するだけで、端子孔の内周面を削り取ることがないとともに、例えば、コイルを絡げる場合に有効巻き付け領域が広く、端子を必要最小長さで形成できるので、材料を節約できる。

    本発明にかかる実施形態としては、テーパ面が環状に連続するように形成してもよい。
    本実施形態によれば、環状のテーパ面で端子孔を押し広げるので、圧入作業がより一層スムーズな端子が得られる。

    本発明にかかる他の実施形態としては、先端面に柱状突部を形成しておいてもよい。
    本実施形態によれば、端子孔に端子の柱状突部を挿入して位置決めできるので、圧入作業が容易になる。

    本発明にかかる端子の製造方法は、一対の成形ダイスの突き合わせ面と断面方形の線状導電材の側面とを平行に配置し、前記突き合わせ面に設けた第1プレス面で前記線状導電材の稜線上に切断用凹部を形成するとともに、前記第1プレス面の少なくとも片側縁部を切削して形成した第2プレス面で、前記切断用凹部に連続するテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出す工程からなる。

    本発明によれば、一対の成形ダイスによる作業と切断作業との2工程で端子を切り出しでき、生産性の高い端子の製造方法が得られる。

    本発明にかかる実施形態としては、一対の成形ダイスの突き合わせ面と断面方形の線状導電材の側面とを平行に配置し、前記突き合わせ面にそれぞれ設けた半円形の第1プレス面で前記線状導電材の稜線上に環状の切断用凹部を形成するとともに、前記第1プレス面の少なくとも片側縁部に沿って設けた第2プレス面で、前記切断用凹部に連続する環状のテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出す工程であってもよい。
    本実施形態によれば、環状のテーパ面を有する端子が得られ、圧入作業がより一層容易になる。

    本発明にかかる他の実施形態としては、単位長さ2本分の長さを有する断面方形の線状導電材の中央部分に一対の成形ダイスを突き合わせて切断用凹部を形成するとともに、前記切断用凹部に連続するテーパ面を形成した後、前記切断用凹部を切断して単位長さの端子を切り出すようにしてもよい。
    本実施形態によれば、2本の端子を同時に得られるので、生産の高い端子の製造方法が得られるという効果がある。

    本発明にかかる実施形態を図1ないし図4の添付図面に従って説明する。
    第1実施形態は、図1に示すように、断面方形の線状導電材11の所定の位置に一対の成形ダイス20,20を突き合わせることにより、稜線12毎にテーパ面14を不連続に設けたコイル端子10を切り出す場合である。

    前記線状導電材11は断面正方形に限らず、断面長方形であってもよく、また、前記線状導電材はドラムに巻き取られたコイル材、あるいは、単位長さ2本分の長さを有する棒材であってもよい。

    前記成形ダイス20は、突き合わせ面をV字状にカットすることにより、切断用凹部13を形成する第1プレス面21を設けてあるとともに、前記第1プレス面21の上辺縁部をカットすることにより、前記コイル端子1のテーパ面14を形成する第2プレス面22を設けてある。

    そして、前記成形ダイス20の突き合わせ面と前記線状導電材11の側面とを平行に配置し、前記成形ダイス20,20を突き合わせることにより、切断用凹部13を形成するとともに、稜線12上に前記切断用凹部13に連続するテーパ面14をそれぞれ形成する。

    ついで、前記切断用凹部13を切断することにより、図1Bに示すようなコイル端子10が得られる。 前記コイル端子10の先端面15は略正6角形状を有しており、その最大径は圧入する端子孔の直径よりも小さいので、圧入する際に端子孔の内周面を削り取るおそれはない。
    また、切断用凹部13を設けてあるので、切断位置が少しずれたとしても、コイル端子10の先端面15の形状が大きく変化することがなく、圧入作業に悪影響がないという利点がある。

    第2実施形態は、図2に示すように、先端面に柱状突部16を備えたコイル端子10である。 前記コイル端子10を切り出すための成形ダイス20,20は、第1実施形態と同様、その突き合わせ面をV字状にカットすることにより、切断用凹部13を形成する第1プレス面21を設けてある。 また、前記第1プレス面21の上辺縁部および下辺縁部をそれぞれカットすることにより、前記コイル端子10の稜線12上に前記切断用凹部13に連続するテーパ面14を形成する第2プレス面22を設けてある。

    そして、前記成形ダイス20,20の突き合わせ面と前記線状導電材の側面とを平行に配置し、前記成形ダイス20,20を突き合わせることにより、切断用凹部13を形成するとともに、稜線12上に前記切断用凹部13に連続するテーパ面14をそれぞれ形成する。 ついで、前記切断用凹部13を切断することにより、図2Bに示すようなコイル端子10が得られる。

    前記コイル端子10の先端部に形成された柱状突部16が端子孔に圧入する際の位置決めを容易にするので、組立性が高いという利点がある。

    第3実施形態は、図3に示すように、連続する環状のテーパ面14を有するコイル端子10を形成する場合である。 前記コイル端子10を切り出すための成形ダイス20,20は、その突き合わせ面を半円形状にカットすることにより、切断用凹部13を形成する第1プレス面21を設けてある。 また、前記第1プレス面21の上辺縁部をカットすることにより、前記切断用凹部13に連続する環状テーパ面14を形成する第2プレス面22を設けてある。

    そして、前記成形ダイス20,20の突き合わせ面と前記線状導電材11の側面とを平行に配置し、前記成形ダイス20,20を突き合わせて切断用凹部13を形成するとともに、前記切断用凹部13に連続する環状のテーパ面14を形成する。 ついで、前記切断用凹部13を切断することにより、図3Bに示すようなコイル端子10が得られる。 前記コイル端子10の先端面15は円形であり、圧入する端子孔の直径よりも小さいので、端子孔の内周面を削り取るおそれはない。

    第4実施形態は、図4に示すように、先端部に円柱状突部16を備えたコイル端子10を形成する場合である。 前記コイル端子10を切り出すための成形ダイス20は、その突き合わせ面を半円形状にカットすることにより、切断用凹部13を形成する第1プレス面21を設けてある。 また、前記第1プレス面21の上辺縁部および下辺縁部をそれぞれカットし、前記切断用凹部13に連続する環状テーパ面14を形成する第2プレス面22,22を設けてある。

    そして、前記成形ダイス20,20の突き合わせ面と前記線状導電材11の側面とを平行に配置し、前記成形ダイス20,20を突き合わせて切断用凹部13を形成するとともに、前記切断用凹部13に連続する環状テーパ面14を形成する。 そして、前記切断用凹部13を切断することにより、図3Bに示すようなコイル端子10が得られる。 前記コイル端子10の先端に形成された円柱状突部16は、端子孔に圧入する際の位置決めを容易にし、組立性を向上させるという利点がある。

    本発明に係る端子は、前述のものに限らず、他のコイル端子またはコネクタの端子ピン等にも適用できる。

    図1A,図1Bは本発明に係る第1実施形態の製造工程を示す斜視図およびコイル端子の斜視図である。

    図2A,図2Bは本発明に係る第2実施形態の製造工程を示す斜視図およびコイル端子の斜視図である。

    図3A,図3Bは本発明に係る第1実施形態の製造工程を示す斜視図およびコイル端子の斜視図である。

    図4A,図4Bは本発明に係る第1実施形態の製造工程を示す斜視図およびコイル端子の斜視図である。

    図5Aおよび図5Bは従来例に係る組立前および組立後を示す斜視図、図5Cは端子孔とコイル端子との大きさを示す平面図、図5Dは従来例に係る製造工程を示す斜視図である。

    符号の説明

    10:コイル端子 11:線状導電材 12:稜線 13:切断用凹部 14:テーパ面 15:先端面 16:柱状突部 20:成形用ダイス 21:第1プレス面 22:第2プレス面

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