Method of manufacturing a drilling tool and drilling tools for machine tools

申请号 JP2010523455 申请日 2008-07-29 公开(公告)号 JP5205458B2 公开(公告)日 2013-06-05
申请人 コメート グループ ゲーエムベーハー; 发明人 リコ シュナイダー; ゲルハルト シュトルツ;
摘要
权利要求
  • 端部のカッティングヘッド(12)と端部のシャンク(16)を有するドリルボディ(10)からなるドリル工具の製造方法であって、
    基材ボディがドリルボディ輪郭に回転成形され、回転可能で対称的な第1のブランクが形成され、
    少なくとも2つの深穴(36)が第1のブランクに組み込まれ、これらの深穴(36)は、互いにある距離を置いて配置され、中央軸(34)に対して偏心してカッティングヘッドのブランク端部の端面に配置された位置からブランクのシャンク(16)の方向に延在し、
    このようにして予め製造された第2のブランクが、互いに軸方向のある距離を置いて配置された締付位置(38,40)で、これら締付位置(38,40)の間に位置する領域において所定の温度まで加熱され、所定の角度だけ螺旋形に可塑的に捩じられる方法において、
    深穴(36,26)の数に対応する多数のチップ溝(20)が、このようにして形成された第3のブランクにおいて螺旋形に切削加工され、それにより、捩じられた深穴が、チップ溝(20)の隣接するフランクの間に残ったリブ(18)内で延在し、深穴(36,26)は捩じられていない直線領域(26')でカッティングヘッド側を切削加工され、チップ溝(20)に開口する出口開口(28)が形成されることを特徴とする方法。
  • カッティングヘッドを形成する少なくとも1つのカッティングインサート又はドリルビット(12')のためのホルダーが、出口開口(28)のすぐ近傍に、このようにして形成された第4のブランクのカッティングヘッド端部に組み込まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • チップ溝(20)が切削加工された後、第4のブランクのカッティングヘッド端部は短くされることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  • 深穴(36)は、中央軸(34)に対して平行に又は傾いて第1のブランクに組み込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  • 深穴(36)は、中央軸(34)から異なる距離を置いて第1のブランクに組み込まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  • 深穴(36,26)は、それらの捩じられていない直線領域(26')においてカッティングヘッド側を切削加工され、長円形又は卵形の輪郭を有する出口開口(28)が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  • 深穴(36,26)が切削加工され、チップ溝(20)のプロフィールとして細長い輪郭を有する出口開口(28)が形成されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  • 深穴(36,26)は、それらの捩じられていない直線領域(26')においてカッティングヘッド側を切削加工され、チップ溝(20)のプロフィールとしてエッジで開口した溝(30)の形状を有する出口開口が形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  • チップ溝(20)は、深穴(36)と基本的に平行に、かつ増大する螺旋ピッチを有し又は螺旋を有さずに、深穴(36,26)の捩じられていない領域(26')で切削加工され、深穴はこの場合、エッジで開口する溝(30)の形状を有する出口開口が形成されるように切削加工されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  • エッジで開口する溝(30)が出口開口(28)に隣接するチップ溝(20)まで切削加工されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  • カッティングヘッド(12)はドリルビットの形状をしており、エッジで開口する溝がカッティングヘッドに組み込まれ、組み立て状態において、ドリルボディ(10)の出口開口(28)に連通することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  • ドリルボディ(10)と、該ドリルボディ(10)の端部に配置されたカッティングヘッド(12)とを有する、機械工具用のドリル工具であって、
    ドリルボディ(10)は少なくとも2つのチップ溝(20)を有し、該チップ溝はリブ(18)によってそれらのフランク上で画定され、その少なくとも1つは螺旋形に湾曲しており、
    螺旋形に湾曲した冷媒通路(26)が、ドリルボディ(10)のリブ(18)内に配置され、ドリルボディのカッティングヘッド端部に出口開口(28)を有しているドリル工具において、
    複数の出口開口(28)が、それぞれの場合に1つのチップ溝(20)内部に配置され、捩じられていない通路端部ピース(26')を介して、リブ(18)内に配置された1つの冷媒通路(26)と連通していることを特徴とするドリル工具。
  • 出口開口(28)は、チップ溝(20)の方向に細長くされた長円形又は卵形の輪郭を有することを特徴とする請求項12に記載のドリル工具。
  • 出口開口(28)は、エッジで開口しチップ溝(20)に沿って延びる1つの溝(30)を形成することを特徴とする請求項12に記載のドリル工具。
  • エッジで開口しカッティングヘッド(12)の方向に延びる複数の溝(30)が、チップ溝(20)内部で出口開口(28)に隣接することを特徴とする請求項12又は13に記載のドリル工具。
  • チップ溝(20)は、カッティングヘッド端部に向かって冷媒通路(26,26')に沿って少なくとも部分的に捩じれていないことを特徴とする請求項14又は15に記載のドリル工具。
  • カッティングヘッド(12)はドリルビットの形状をしており、ドリルボディ(10)の溝及び/又は冷媒通路(26)に連通する溝がカッティングヘッドに配置されることを特徴とする請求項12〜16のいずれか一項に記載のドリル工具。
  • チップ溝(20)は、ドリルボディ(10)のシャンク端部に向かってより急勾配になることを特徴とする請求項12〜17のいずれか一項に記載のドリル工具。
  • 冷媒通路(26)は、ドリルボディのシャンク端部に向かってより急勾配に延びることを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載のドリル工具。
  • 说明书全文

    本発明は、ドリルボディとドリルボディの端部に配置されたカッティングヘッドとを有する機械工具用のドリル工具に関する。 ドリルボディは2つのチップ溝(切り屑溝)を有し、チップ溝はリブによってそれらのフランク上で画定される。 少なくとも1つのチップ溝は螺旋形に湾曲している。 冷媒通路(クーラント通路)がドリルボディのリブ内に配置され、その少なくとも1つは螺旋形に湾曲し、ドリルボディのカッティングヘッド端部に出口開口を有している。 本発明は、さらに、端部カッティングヘッド及び端部シャンクを有するドリルボディを備えたドリル工具の製造方法に関する。 基材ボディはドリルボディ輪郭に回転成形され、回転可能で対称的な第1のブランクが形成される。 少なくとも2つの深穴が第1のブランクに組み込まれ、これらの深穴は互いにある距離を置いて配置され、中央軸に対して偏心してカッティングヘッドブランク端部の端面に配置された位置からブランクのシャンクの方向に延在する。 また、このようにして予め製造された第2のブランクは、互いに軸方向のある距離を置いて配置された締付位置で、これら締付位置の間に位置する領域で所定の温度まで加熱され、所定の度にわたって螺旋形に可塑的に捩じられる。

    このタイプのドリル工具の場合、特許文献1から、深穴及びチップ溝が捩じられていない基材ボディに組み込まれ、このようにして予め製造されたブランクが、互いに軸方向のある距離を置いて配置されている締付位置において、これら締付位置の間に位置する領域で所定の温度まで加熱され、所定の角度にわたって螺旋形に可塑的に捩じられる一方、チップ溝と冷媒通路が同時に回転させられることが知られている。 この場合、冷媒通路は、リブの端面の端部でドリルボディから現れる。 後ろ向きに挿入されたカッティングインサート又はそこに配置されたドリルビットによって形成されたカッティングヘッドのカッターは、それらの切断面の領域でチップ溝に隣接しているので、冷媒通路はそれらの端面の端部で近接し、タップホール(tap hole)を介してチップ溝の方向に偏向されなければならない。 この手法は付加的な製造上の努を要する。 さらに、冷媒通路の偏向は所望でない圧力損失をもたらす。

    EP0883455B1

    この背景に鑑み、本発明は、公知のドリル工具及び公知のドリル工具の製造方法を改良して、冷媒通路がより容易に導入されることを保障し、冷媒通路の出口位置での改良された流れプロフィールを保障することを目的とする。

    これを達成するために、請求項1及び12で特定される特徴の組み合わせを提案する。 本発明の有利な変形例や発展形態は従属請求項で特定される。

    本発明に従う解決法は、深穴を具備したブランクが捩じられる時、捩じられていない領域が締付位置の外側に創出されるという知識に基づく。 チップ溝が捩じりプロセスに続いて螺旋形にドリルボディに組み込まれ、好ましくは切削加工され(milled in)、螺旋形の切削加工プロセスがブランクの捩じれていないカッティングヘッド端部まで継続される場合、チップ溝に開口する出口開口が形成されるように、そこに位置した直線通路端部ピースが切削加工される。

    これを実現するために、本発明は、出口開口がそれぞれの場合にチップ溝の内の1つの内部に配置され、それぞれの場合に直線通路端部ピースを介して冷媒通路の内の1つと連通している。 この場合、出口開口は、チップ溝の方向に長くなった長円形又は卵形の輪郭を有する。 原則として、出口開口がエッジで開口しチップ溝に沿って延びる1つの溝を形成しても、又はエッジで開口しカッターの方向に延びる複数の溝をチップ溝内で出口開口に隣接させてもよい。 この場合、チップ溝はカッティングヘッド端部において冷媒通路に沿って少なくとも部分的に捩じれていなくてもよい。

    本発明に係るドリル工具の製造の間、本発明に係る方法では、以下のことが保障されるように留意される。 つまり、複数の深穴の数に対応する多数のチップ溝が、深穴を具備した捩じられたブランクで螺旋形に切削加工され、それにより、捩じられた深穴が、チップ溝の隣接するフランクの間に残ったリブ内で延在し、深穴は捩じられていない直線領域でカッティングヘッド側で切削加工され、チップ溝に開口する出口開口が形成される。 次いで、カッティングヘッドを形成する少なくとも1つのカッティングインサート又はドリルビットのためのホルダーが、出口開口のすぐ近傍に、このようにして形成された第4のブランクのカッティングヘッド端部に組み込まれる。 チップ溝が切削加工された後、第4のブランクのカッティングヘッド端部は有利には短くされる。

    原則として、ドリルボディの溝及び/又は冷媒通路と連絡する溝をカッティングヘッドに配置することも可能である。 チップ除去は、ドリルボディのシャンク端部に向かってより急勾配になるチップ溝によって改良される。 ゆえに、冷媒通路もドリルボディのシャンク端部に向かってより急勾配で延びると有利である。

    製造中に、深穴が中央軸から同じ又は異なる距離を置いて互いに平行に又は傾いて関連するブランクに組み込まれてもよい。 深穴はこの場合、それらの捩じられていない直線領域においてカッティングヘッド側を切削加工され、好ましくは長円形又は卵形の輪郭を有する出口開口が形成される。 これにより、チップ溝の途中に細長くされた輪郭を有する出口開口が得られる。 本発明の1つの有利な変形例では、深穴は、それらの捩じられていない直線領域においてカッティングヘッド側を切削加工され、それによりエッジで開口しチップ溝のプロフィールと一直線に合わされた溝が形成される。 これを実現するために、チップ溝は、深穴と基本的に平行に、増大する螺旋ピッチを有し又は螺旋を有さず、深穴の捩じられていない領域で切削加工され、深穴はこの場合、エッジで開口する溝が形成されるように切削加工されると有利である。 原則として、エッジで開口する付加的な溝をチップ溝の組み込みの後にチップ溝まで加工することができる。

    交換可能なヘッドドリルの側面図(図1a)と平面図(図1b)である。

    ドリルボディ輪郭に回転成形されたブランクからなる捩じられたドリルボディの製造のための方法プロセスのチャートを示す図である(図2a〜2c)。

    螺旋形ドリルボディブランクのカッティングヘッド端部の拡大詳細図である。

    溝の形状の冷媒通路出口を備えたカッティングヘッド側のドリルボディブランクの概略図(図4a)と側面図(図4b)である。

    以下では、図面に概略的に示された例示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。
    図面に示されたドリル工具は、機械工具での使用を意図しており、ドリルボディ10と、該ドリルボディ10の端部に配置され、ドリルビットの形状をしたカッティングヘッド12と、ストップカラー14を介してドリルボディ10に連結され、工具ホルダー(図示せず)に締め付けられるシャンク16とを有する。 ドリルボディ10は2つのチップ溝20を含み、チップ溝はリブ18によってそれらのフランク上で画定され、カッティングヘッド側でドリルビット12'内で、カッター22により画定されるチップ表面24まで延在する。 図1a,1bに示される例示の実施形態では、チップ溝20とそれらの境界リブ18は、ドリルボディの全長にわたって螺旋形・渦巻き形である。 さらに、ドリルボディには冷媒通路26があり、これら冷媒通路は、同じピッチで大部分のリブ18内を螺旋形に延び、カッティングヘッド端部に向かって直線通路部分26'に合流する。 直線通路部分26'は、そこで螺旋形チップ溝20から切断され、チップ溝に向いた長円形の出口開口28を形成している。 出口開口28は、これらがチップ表面24を介してドリルビット12'の関連するカッター22に向くように位置決めされている。

    図4a,4bから分かるように、螺旋のないカッティングヘッド側にあるチップ溝部分20'を残し、冷媒出口のための細長い溝30によって出口開口28を長くすることができる。

    原則として、カッティングヘッドのエッジに開口した溝であって、組み立て状態においてドリルボディ10の出口開口28と連通する溝を組み込むこともできる。 これは、冷却とチップ運搬の両方を改善させる。 チップ運搬は、ドリルボディのシャンク端部に向かってより急勾配になる(険しくなる)チップ溝によっても改良され得る。 冷媒通路も対応してドリルボディのシャンク端部に向かってより急勾配で延びる。

    図1a,1bから分かるように、カッティングヘッド12はドリルビットの形状をしており、ドリルボディは、ドリルビットに配置された結合部分のための結合ホルダーを有している。

    図2a〜2cから分かるように、ドリルボディ10は以下のプロセスステップで製造される。
    先ず、円柱形の基材ボディが旋盤(レース)においてドリルボディ輪郭に回転成形され、ストップカラー14にシャンク16と円錐形の移行部13が具備される。 さらに旋盤において、供給通路32を形成する中央穴がシャンク端部からストップカラー14の領域に組み込まれる。 さらに、中央軸34に対して偏心した2つの深穴36が、カッティングヘッド端面から組み込まれ、ドリルボディ10のシャンク端部における中央供給通路32に延在する(図2a)。 最終的に、ドリルボディ10のカッティングヘッド端面12はドリルボディの直径まで回転成形され、端部で短くされる(カットされる)。

    このようにして予め製造された第2のブランクが、図2bの矢印で示される位置38,40で締め付けられ、これらの締付位置38,40の間に位置する領域41で所定の温度まで加熱され、所定の角度だけ螺旋形に可塑的に捩じられる。 結局深穴36は所定のピッチを有する螺旋形に湾曲され、冷媒通路26が形成される。 深穴36は、カッティングヘッド領域の締付位置38の前に残り、捩じれの全くない直線通路部分26'が形成される(図2b)。 同じ状況が、締付位置40から離れるシャンクのない領域にも当てはまる。

    図2cに示されるように第3の方法ステップでは、次に、チップ溝20の境界を定めるリブ18に螺旋形の冷媒通路26が載るように、チップ溝20がドリルボディ10の長さにわたって螺旋形に切削加工される。 螺旋形の切削加工プロセスはドリルボディの捩じれていない領域43にも継続され、従って直線通路部分26'はそこで切削加工され、長円形又は卵形の出口開口28が形成されることになる。 それらの直線通路部分26'を有する冷媒通路26に対する出口開口28の位置は、これら出口開口が冷媒通路26に対する螺旋形チップ溝20の相対的関連によりそれらのチップ溝(図2c、図3)内で所定の方向に指向するように確立される。

    原則として、切削加工プロセスの間螺旋ピッチを変更することで、細長い溝30を形成するために出口開口28をより長くすることもできる。 これと対照的に、図4a,4bに示される例示の実施形態では、捩じられていないチップ溝部分20'がこの目的のためにドリルボディ10のカッティングヘッド端部に組み込まれ、冷媒輸送のために出口開口28から軸と平行に延びる溝30がそこに形成される。 この手段は、出口開口28から何の外乱もなく冷媒がカッティングヘッド端部のチップ表面24に到達し、作られたチップをそこから外により容易に冷媒が運搬し得ることを意味する。

    要するに、次のことが言える。 本発明は、ドリルボディ10と、該ドリルボディ10の端部に配置されたカッティングヘッド12とを有する様々な機械工具用のドリル工具に関する。 ドリルボディ10は少なくとも2つのチップ溝20を有し、チップ溝はリブ18によってそれらのフランク上で境界を定められ、その少なくとも1つは螺旋形に湾曲している。 冷媒通路26がドリルボディ10のリブ18内に配置され、ドリルボディのカッティングヘッド端部で出口開口28を有している。 1つの特別な特徴は、出口開口28がそれぞれの場合にチップ溝20の内の1つの内部に配置され、直線通路端部ピース26'を介して、リブ18内に配置された冷媒通路26の内の1つと連通していることである。

    10 ドリルボディ 12 カッティングヘッド 16 シャンク 18 リブ 20 チップ溝 28 出口開口 34 中央軸 36 深穴 38,40 締付位置

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