Manufacturing method of endodontic instrument |
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申请号 | JP2003112278 | 申请日 | 2003-04-17 | 公开(公告)号 | JP2003310640A | 公开(公告)日 | 2003-11-05 |
申请人 | Ormco Corp; オルムコ コーポレイション; | 发明人 | ALOISE CARLOS; GARMAN GARY; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To improve a method for manufacture of an endodontic instrument 10 such as a file or a reamer having a helical flute 24 or a non-helical flute 26 from a superelastic material. SOLUTION: In the method for forming the endodontic instrument 10 having the helical flute, an instrument blank 23 of the superelastic material is brought to a particular annealed state before twisting, it is twisted at a low temperature to a final configuration, and then it is heat-treated and rapidly quenched to a superelastic condition. In a method for manufacture of the endodontic instrument having the helical flute or non-helical flute having a hard surface and a resilient cutting edge, a desired flute pattern is formed on the instrument blank by using an EDM or ECM process. A portion of a material removed from the surface re-deposits onto the surface being machined to form a recast layer having a surface hardness that is higher than the instrument blank material. Or the instrument blank can be twisted at a low temperature after forming it by the EDM or ECM process. COPYRIGHT: (C)2004,JPO | ||||||
权利要求 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 超弾性の歯内器具を形成する方法において、 超弾性材料製のワイヤから形成された器具ブランクを提供するステップであって、該器具ブランクの超弾性材料が、菱面体相、オーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、菱面体相とオーステナイト相との組合せ、菱面体相とマルテンサイト相との組合せ、および菱面体相とオーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、からなる群から選択される相構造を有する焼きなまし状態にあるステップと、 焼きなまし状態のまま、前記器具ブランクをねじって、 器具の最終的なねじれ形状にするステップと、 ねじった後、ねじられた器具を熱処理し、その後、ねじられた器具を急速焼入れして超弾性状態にするステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項2】 ワイヤを形成する前記ステップが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法により第1の硬度を有する材料を除去することによるものであり、また最大金属除去箇所においてワイヤの直径の少なくとも約25% を除去することと、除去した材料の少なくとも一部を器具ブランク上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成することとを含んでいる請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項3】 ワイヤを形成する前記ステップが研削によるものである請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項4】 前記超弾性材料が少なくとも約40原子%のチタンを含んでいる請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項5】 前記超弾性材料がニッケルチタン合金である請求項4に記載の歯内器具形成方法。 【請求項6】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項5に記載の歯内器具形成方法。 【請求項7】 ブランクをねじる前記ステップが約10 0℃未満の温度で行われる請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項8】 ブランクをねじる前記ステップが周囲温度で行われる請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項9】 ねじられた器具を熱処理する前記ステップが約400〜600℃の範囲の温度で行われる請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項10】 急速焼入れの後、ねじられた器具を約150〜300℃の範囲の温度まで加熱して、内部の応力を緩和するステップをさらに含む請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項11】 前記器具が、菱面体相を備える焼きなまし状態で提供される請求項1に記載の歯内器具形成方法。 【請求項12】 超弾性の歯内器具を形成する方法において、 超弾性材料を約250〜700℃の範囲の温度で焼きなましして、菱面体相、オーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、菱面体相とオーステナイト相との組合せ、菱面体相とマルテンサイト相との組合せ、および菱面体相とオーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、からなる群から選択される相構造を有する焼きなまし状態にし、該焼きなましした材料を周囲温度まで冷却するステップと、 前記超弾性材料を器具ブランクに形成するステップと、 前記焼きなまし状態のままで、前記ブランクを約100 ℃未満の温度でねじり、器具の最終ねじれ形状にするステップと、 前記ねじりの後、ねじられた器具を約300〜800℃ の範囲の温度で熱処理し、その後、ねじられた器具を急速焼入れして超弾性状態にするステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項13】 超弾性材料を焼きなましする前記ステップが約350〜550℃の範囲の温度で行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項14】 超弾性材料を焼きなましする前記ステップが、菱面体相を含む相構造を提供するのに十分な温度で行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項15】 超弾性材料を形成する前記ステップが、超弾性材料を焼きなましするステップの前に行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項16】 超弾性材料を形成する前記ステップが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって第1 の硬度を有する材料を除去することによるものであり、 最大金属除去箇所において開始材料の直径の少なくとも約25%を除去することと、除去した材料の少なくとも一部を器具ブランク上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成することとを含んでいる請求項15に記載の歯内器具形成方法。 【請求項17】 超弾性材料を形成する前記ステップが研削によるものである請求項15に記載の歯内器具形成方法。 【請求項18】 超弾性材料を形成する前記ステップが、超弾性材料を焼きなましするステップの後に行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項19】 超弾性材料を形成する前記ステップが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって第1 の硬度を有する材料を除去することによるものであり、 最大金属除去箇所において開始材料の直径の少なくとも約25%を除去することと、除去した材料の少なくとも一部を器具ブランク上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成することとを含む請求項18に記載の歯内器具形成方法。 【請求項20】 超弾性材料を形成する前記ステップが研削によるものである請求項18に記載の歯内器具形成方法。 【請求項21】 ブランクをねじる前記ステップが周囲温度で行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項22】 ねじられた器具を熱処理する前記ステップが約400〜600℃の範囲の温度で行われる請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項23】 急速焼入れした後、ねじられた器具を約150〜300℃の範囲の温度まで加熱して、内部の応力を緩和するステップをさらに含む請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項24】 前記ねじられた器具が約2〜6時間にわたって加熱される請求項23に記載の歯内器具形成方法。 【請求項25】 前記超弾性材料が少なくとも約40原子%のチタンを含む請求項12に記載の歯内器具形成方法。 【請求項26】 前記超弾性材料がニッケルチタン合金である請求項25に記載の歯内器具形成方法。 【請求項27】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項26に記載の歯内器具形成方法。 【請求項28】 超弾性の歯内器具を形成する方法であって、 ニッケルチタン合金を約250〜700℃の範囲の温度で焼きなましして、菱面体相、オーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、菱面体相とオーステナイト相との組合せ、菱面体相とマルテンサイト相との組合せ、 および菱面体相とオーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、からなる群から選択される相構造を有する焼きなまし状態にし、該焼きなましした合金を周囲温度まで冷却するステップと、 前記焼きなましした合金を器具ブランクに形成するステップと、 前記器具ブランクを周囲温度でねじって、器具の最終ねじれ形状にするステップと、 前記ねじられた器具を約300〜800℃の範囲の温度で熱処理し、その後、ねじられた器具を急速焼入れして超弾性状態にするステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項29】 ニッケルチタン合金を焼きなましする前記ステップが約350〜550℃の範囲の温度で行われる請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項30】 ニッケルチタン合金を焼きなましする前記ステップが、菱面体相を含む相構造を提供するのに十分な温度で行われる請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項31】 合金を形成する前記ステップが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって第1の硬度を有する材料を除去することによるものであり、また最大金属除去箇所における開始材料の直径の少なくとも約2 5%を除去することと、除去した材料の少なくとも一部を器具ブランク上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成することとを含む請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項32】 合金を形成する前記ステップが研削によるものである請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項33】 ねじられた器具を熱処理する前記ステップが約400〜600℃の範囲の温度で行われる請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項34】 急速焼入れした後、前記ねじられた器具を約150〜300℃の範囲の温度まで加熱して、内部の応力を緩和するステップをさらに含む請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項35】 前記ねじられた器具が約2〜6時間にわたって加熱される請求項34に記載の歯内器具形成方法。 【請求項36】 前記ニッケルチタン合金が少なくとも約40原子%のチタンを含む請求項28に記載の歯内器具形成方法。 【請求項37】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項36に記載の歯内器具形成方法。 【請求項38】 超弾性の歯内器具を形成する方法であって、 ニッケルチタン合金ワイヤから器具ブランクを形成するステップと、 前記器具ブランクを約250〜700℃の範囲の温度で焼きなましして、菱面体相、オーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、菱面体相とオーステナイト相との組合せ、菱面体相とマルテンサイト相との組合せ、および菱面体相とオーステナイト相とマルテンサイト相との組合せ、からなる群から選択される相構造を有する焼きなまし状態にし、該焼きなましした器具ブランクを周囲温度まで冷却するステップと、 前記焼きなましした器具ブランクを周囲温度でねじって、器具の最終ねじれ形状にするステップと、 前記ねじられた器具を約300〜800℃の範囲の温度で熱処理し、その後、ねじられた器具を急速焼入れして超弾性状態にするステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項39】 器具ブランクを焼きなましする前記ステップが約350〜550℃の範囲の温度で行われる請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項40】 器具ブランクを焼きなましする前記ステップが、菱面体相を含む相構造を提供するのに十分な温度で行われる請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項41】 合金ワイヤを形成する前記ステップが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって第1 の硬度を有する材料を除去することによるものであり、 また最大金属除去箇所において合金ワイヤの直径の少なくとも約25%を除去することと、除去した材料の少なくとも一部を器具ブランク上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成することとを含む請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項42】 合金ワイヤを形成する前記ステップが研削によって行われる請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項43】 ねじられた器具を熱処理する前記ステップが約400〜600℃の範囲の温度で行われる請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項44】 急速焼入れした後、前記ねじられた器具を約150〜300℃の範囲の温度まで加熱して、内部の応力を緩和するステップをさらに含む請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項45】 前記ねじられた器具が約2〜6時間にわたって加熱される請求項44に記載の歯内器具形成方法。 【請求項46】 前記ニッケルチタン合金が少なくとも約40原子%のチタンを含む請求項38に記載の歯内器具形成方法。 【請求項47】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項46に記載の歯内器具形成方法。 【請求項48】 歯内器具を形成する方法であって、 放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって、器具ブランクから第1の硬度を有する材料を除去して、無方向性表面仕上げを有する複数の溝を形成するステップと、 最大金属除去箇所において前記器具ブランクの直径の少なくとも約25%を除去するステップと、 除去した金属の少なくとも一部を、形成した溝上に再付着させて、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度を有する鋳直し層を形成するステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項49】 放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって、材料であるワイヤから器具ブランクを所定の断面形状を有するように形成するステップをさらに含む請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項50】 複数の溝を有する前記器具ブランクをねじって、複数の螺旋溝を形成するステップをさらに含む請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項51】 前記材料が超弾性材料である請求項4 8に記載の歯内器具形成方法。 【請求項52】 前記超弾性材料がニッケルチタン合金である請求項51に記載の歯内器具形成方法。 【請求項53】 前記ニッケルチタン合金が少なくとも約40原子%のチタンを含んでいる請求項52に記載の歯内器具形成方法。 【請求項54】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項53に記載の歯内器具形成方法。 【請求項55】 前記材料がステンレス鋼である請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項56】 前記材料が鋼合金である請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項57】 材料を除去して複数の溝を形成する前記ステップが、 (a)器具ブランクをその中心長手方向軸線の周りで回転させながら、直接接触させずに電極を通過させるように器具ブランクを進めて材料を除去し、それにより器具ブランクの中心長手方向軸線の周りに螺旋状に延びる複数の溝のうちの第1の溝を形成するステップと、 (b)器具ブランクを中心長手方向軸線の周りで180 度以下の角度だけ回転によって割り出してステップ(a)を繰り返し、それにより器具ブランクの中心長手方向軸線の周りに螺旋状に延びる複数の溝のうちの第2 の溝を形成するステップとを含む請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項58】 (c)所望の数の溝を形成するためにステップ(b)を所望の回数繰り返すステップをさらに含む請求項57に記載の歯内器具形成方法。 【請求項59】 電極を静止状態で保ちながら、電極を通過するように前記器具を進めるステップを含む請求項57に記載の歯内器具形成方法。 【請求項60】 電極を回転させながら、電極を通過するように前記器具を進めるステップを含む請求項57に記載の歯内器具形成方法。 【請求項61】 前記器具ブランクが、毎分約0.63 5cm〜約10.16cm(約0.25〜約4インチ) の速度で電極を通過するように進められる請求項57に記載の歯内器具形成方法。 【請求項62】 材料を除去して複数の溝を形成する前記ステップが、 (a)器具ブランクを静止状態に保ちながら、直接接触させずに器具ブランクを通過するように電極を進めて材料を除去し、それにより器具ブランクの中心長手方向軸線に沿って非螺旋状に延びる複数の溝のうちの第1の溝を形成するステップと、 (b)器具ブランクを中心長手方向軸線の周りで180 度以下の角度だけ回転によって割り出してステップ(a)を繰り返し、それにより複数の溝のうちの第1の溝と軸線方向に整列して延びる複数の溝のうちの第2の溝を形成するステップとを含む請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項63】 (c)所望の数の溝を形成するためにステップ(b)を所望の回数繰り返すステップをさらに含む請求項62に記載の歯内器具形成方法。 【請求項64】 前記電極が、毎分約0.635〜約1 0.16cm(約0.25〜約4インチ)の速度で器具ブランクを通過するように進められる請求項62に記載の歯内器具形成方法。 【請求項65】 前記電極に表面パターンを提供するステップをさらに含み、それにより材料が除去されるときに器具ブランク上に該表面パターンの逆イメージが生成される請求項48に記載の歯内器具形成方法。 【請求項66】 歯内器具を形成する方法において、 ワイヤを、第1の硬度を初期硬度として有する材料の器具ブランクに形成するステップと、 放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって器具ブランクに第1の螺旋溝を形成するステップであって、器具ブランクをその中心長手方向軸線の周りで回転させながら、器具ブランクと直接接触させずに電極を通過させるように軸線方向に器具ブランクを進めて器具ブランクから材料を除去し、それにより器具ブランクに第1の螺旋溝を形成し、このとき最大金属除去箇所において器具ブランクの直径の少なくとも約25%を除去し、除去した材料の少なくとも一部を、形成した溝上に再付着させて、無方向性表面仕上げと、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度とを有する鋳直し層を形成するステップと、 前記器具ブランクを中心長手方向軸線の周りで180度以下の角度だけ回転によって割り出し、前記形成ステップを繰り返し、それによって無方向性表面仕上げと、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度とを有する第2の螺旋溝を形成するステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項67】 所望の数の螺旋溝を形成するために、 前記割出しステップを所望の回数繰り返すステップをさらに含む請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項68】 前記器具ブランクが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって、材料のワイヤから所定の断面形状に形成される請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項69】 前記材料が超弾性材料である請求項6 6に記載の歯内器具形成方法。 【請求項70】 前記超弾性材料がニッケルチタン合金である請求項69に記載の歯内器具形成方法。 【請求項71】 前記ニッケルチタン合金が少なくとも約40原子%のチタンを含んでいる請求項70に記載の歯内器具形成方法。 【請求項72】 前記ニッケルチタン合金が、ニオビウム、銅、鉄、クロム、コバルト、バナジウム、ハフニウム、およびパラジウムからなる群から選択される元素をさらに含んでいる請求項71に記載の歯内器具形成方法。 【請求項73】 前記材料がステンレス鋼である請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項74】 前記材料が鋼合金である請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項75】 前記電極を静止状態で保ちながら、電極を通過するように前記器具を進めることを含む請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項76】 前記電極を回転させながら、電極を通過するように前記器具を進めることを含む請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項77】 前記器具ブランクが、毎分約0.63 5〜約10.16cm(約0.25〜約4インチ)の速度で電極を通過するように進められる請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項78】 前記電極上に表面パターンを提供するステップをさらに含み、それにより材料が除去されるときに器具ブランク上に該表面パターンの逆イメージが生成される請求項66に記載の歯内器具形成方法。 【請求項79】 歯内器具を形成する方法において、 ワイヤを、第1の硬度を初期硬度として有する材料の器具ブランクに形成するステップと、 放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって器具ブランクに第1の非螺旋溝を形成するステップであって、器具ブランクをその中心長手方向軸線の周りで静止状態で保ちながら、器具ブランクと直接接触することなく器具ブランクを通過するように軸線方向に電極を進めて、器具ブランクから材料を除去し、それにより器具ブランクに第1の非螺旋溝を形成することを含み、このとき最大金属除去箇所において器具ブランクの直径の少なくとも約25%を除去し、除去した材料の少なくとも一部を、 形成した溝上に再付着させて、無方向性表面仕上げと、 第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度とを有する鋳直し層を形成するステップと、 前記器具ブランクを中心長手方向軸線の周りで180度以下の角度だけ回転によって割り出して前記形成ステップを繰り返し、それによって第1の非螺旋溝と軸線方向に整列して延びる第2の非螺旋溝を形成し、該第2の非螺旋溝が、無方向性表面仕上げと、第1の硬度よりも少なくとも約15%高い第2の硬度とを有しているステップとを含む歯内器具形成方法。 【請求項80】 所望の数の非螺旋溝を形成するために前記割出しステップを所望の回数繰り返すステップをさらに含む請求項79に記載の歯内器具形成方法。 【請求項81】 前記器具ブランクが、放電加工、ワイヤ放電加工、放電研削、および電気化学的加工からなる群から選択される方法によって、材料のワイヤから所定の断面形状に形成される請求項79に記載の歯内器具形成方法。 【請求項82】 前記材料が超弾性材料である請求項7 9に記載の歯内器具形成方法。 【請求項83】 前記超弾性材料がニッケルチタン合金である請求項82に記載の歯内器具形成方法。 【請求項84】 前記ニッケルチタン合金が少なくとも約40原子%のチタンを含んでいる請求項83に記載の歯内器具形成方法。 【請求項85】 前記ニッケルチタン合金がニオビウムをさらに含んでいる請求項84に記載の歯内器具形成方法。 【請求項86】 前記材料がステンレス鋼である請求項79に記載の歯内器具形成方法。 【請求項87】 前記材料が鋼合金である請求項79に記載の歯内器具形成方法。 【請求項88】 前記電極が、毎分約0.635〜約1 0.16cm(約0.25〜約4インチ)の速度で器具ブランクを通過するように進められる請求項79に記載の歯内器具形成方法。 【請求項89】 前記電極上に表面パターンを提供するステップをさらに含み、それにより材料が除去されるときに器具ブランク上に該表面パターンの逆イメージが生成される請求項79に記載の歯内器具形成方法。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ファイルやリーマなどといった歯内器具に関するものであり、より詳細には、根管処置において特に有用なこれらの歯内器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】歯内治療医は、歯の根管を清掃、拡大するための様々なタイプの器具を使用する。 典型的な根管処置では、歯内治療医はまず、歯内にアクセスできるようにするために歯の表面に開口を作成する。 次いで、歯内治療医は、ハンドヘルド・ファイルやリーマなどといった小さな器具を利用して、狭く、テーパの付いている根管を清掃して拡大する。 従来の処置では、歯内治療医は、準備された根管を、ゴム状物質であるガッタ・パーチャで充填し、次いで保護セメントで歯を封止する。 歯内治療医は、最終ステップとして歯に歯冠を付ける場合も時としてある。 【0003】典型的には、歯内治療医は、一連の精巧な可撓性ファイルを使用して、根管を清掃して形状を整える。 各ファイルは、典型的には歯内治療医の指の間に把持するハンドルを含む近位端と、遠位端または先端とを含む。 螺旋溝または非螺旋溝およびカッティング・エッジを備える作業長が、近位端と遠位端の間に位置付けられる。 歯内治療医は、使用するファイルの直径を次第に大きくして、根管の直径を逐次に増大し、所望の直径および形状を形成する。 【0004】螺旋溝を有する所望のタイプの歯内器具は、従来、三角形、正方形、または菱形断面のロッドを永久的にねじることによって製造される。 面の間に形成される角が、器具の作業長に沿って螺旋形に延びるカッティング・エッジを形成する。 螺旋溝または非螺旋溝を有する前述のタイプの器具を製造するための別の方法は、器具ブランクを、回転研削ホイールを通過するように進める加工プロセスによるものである。 その後、器具ブランクは割り出され、研削ホイールを通過するように再び進められ、これらステップが、器具ブランクを所望の断面に形成するのに必要な回数繰り返される。 しかし、この溝研削プロセスは、カッティング軸線に沿う方向性表面仕上げを生成し、これは早期材料破壊を伝播させる。 また溝研削プロセスは材料に加工応力をもたらし、器具ブランクの結晶粒構造を切断する。 さらに、これらの直接研削方法は、時間がかかり、費用がかかる。 【図面の簡単な説明】 【図1】歯と、根管内部で使用した状態で示される本発明による歯内器具との断面図である。 【図1A】螺旋溝を有する本発明による歯内器具の側面図である。 【図1B】非螺旋溝を有する本発明による歯内器具の斜視図である。 【図2】本発明による超弾性ファイルを製造する際に使用される装置の1タイプの概略斜視図である。 【図3】本発明による歯内器具を形成するための例示装置の概略側面図である。 【図4A】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4B】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4C】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4D】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4E】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4F】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4G】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4H】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【図4I】図3の装置を使用して形成された器具の中心長手方向軸線に垂直な横方向断面図である。 【符号の説明】 10 歯内器具12 歯14、16 根管20 ハンドル22 作業長23 器具ブランク24 螺旋溝26 非螺旋溝29 カッティング・エッジ30 ねじり装置31 ドライブ・ヘッド32 コレット34 ジョー36 ステージ37 ばねまたは空気シリンダ38、39 保護層38a、39a 供給源42 「V」ブロック・サポート44 機械スピンドル46 電極ホルダ48 円形電極 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー ガーマン アメリカ合衆国 カリフォルニア、ルヴァ ーン、セカンド ストリート 2541 Fターム(参考) 4C052 AA16 BB14 DD02 DD10 |