Cutting facility for cutting grid piece of selective length from grid structure

申请号 JP23947591 申请日 1991-09-19 公开(公告)号 JPH05146911A 公开(公告)日 1993-06-15
申请人 Evg Entwickl & Verwert Gmbh; エー フアウ ゲー エントヴイツクルングス− ウント フエルヴエルツングス−ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング; 发明人 GERUHARUTO RITSUTERU; KURAUSU RITSUTERU; GERUTO YAARUBATSUHAA; PEETAA FUYURUNDERUFURAA;
摘要 PURPOSE: To avoid risk of generating deformation and breakage on a cutting tool caused by action of shearing force to be generated in cutting, by accurately conveying a grid structure to a cutting device and fixing it in the cutting position.
CONSTITUTION: A stopper 37 for the start end of a grid structure R to be supplied is rotatably provided in a feeding flat surface 0-0. An additional feeding device 3 capable of positioning the grid structure R from the position specified by the stopper relatively to the cut flat surface S-S is provided. A guide beam 26 and a cutter beam 27 of a cutting device 4 are rotatably provided and engaged with a supporting device 28 so arranged as to be adjusted in the height in the cutting flat surface S-S in the operating position.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 複数本の平行な支持材と、該支持材に対して直交していて該支持材に溶接された複数本の横材とから成る格子構造体から選択可能な長さの格子片を分断するための切断設備であって、前記格子構造体用の供給装置と、前記支持材を切断するために供給方向に対して直角な横方向に延びる定置のガイドビーム及び切断平面に沿って水平方向で該ガイドビームに対して相対運動可能なカッタービームを有する切断装置と、前記供給装置及び前記切断装置のための制御装置を備え、前記ガイドビーム及びカッタービームが櫛状の切断歯と前記支持材を受け入れるための櫛状の歯溝とを有する形式のものにおいて、供給される格子構造体(R)の始端部のためのストッパ(37)が設けられており、該ストッパが、前記格子構造体の送り方向で見て切断平面(S−S)の手前で、前記格子構造体(R)の支持材(T)の上縁によって規定された送り平面(0−0)内へ旋回可能に構成されており、前記ストッパ(37)によって規定された0位置から前記格子構造体(R)を前記切断平面(S−
    S)に対して相対的に位置決め可能な付加的な送り装置(3)が設けられており、切断装置(4)のガイドビーム(26)とカッタービーム(27)が前記送り平面(0−0)外の不作用位置から、前記送り平面(0−
    0)の範囲内にある作業位置へ旋回可能に構成されており、該作業位置において前記ガイドビーム(26)とカッタービーム(27)が、該ガイドビーム及びカッタービームのために切断平面(S−S)内で、高さ調節可能に配置された支持装置(28)と係合させられることを特徴とする、格子構造体から選択可能な長さの格子片を分断するための切断設備。
  • 【請求項2】 支持装置(28)が固定支持ビーム(3
    1)と可動支持ビーム(32)とを有し、両支持ビームが夫々、切断装置(4)のガイドビーム(26)とカッタービーム(27)との所属の歯溝(40;41)内へ係合して実質的に送り平面(0−0)にまで達する櫛状に構成された歯(42;43)を備え、前記可動の支持ビーム(32)の運動が支持材(T)を切断するために前記カッタービーム(27)の運動と連動可能であり、
    かつ前記ガイドビーム(26)及びカッタービーム(2
    7)の歯(38;39)が前記支持ビーム(31;3
    2)の対応する歯(42;43)に支持可能である、請求項1記載の切断設備。
  • 【請求項3】 支持ビーム(31;32)の歯(42;
    43)の下縁(42c;43c)が、支持材(T)の切断時に該支持材のための支持面を形成する、請求項2記載の切断設備。
  • 【請求項4】 固定支持ビーム(31)が、ガイドビーム(26)に対する該固定支持ビームの相対位置を調整する装置(44)を有し、また可動支持ビーム(32)
    が、前記固定支持ビーム(31)とカッタービーム(2
    7)とに対する該可動支持ビームの相対位置を調整し位置固定するための調整兼位置固定装置(45,46,4
    7,48)を有している、請求項2又は3記載の切断設備。
  • 【請求項5】 供給装置が、送り方向では遊転する支持ローラ(6)を有する高さ調節可能かつ駆動可能なローラテーブル(2)として構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の切断設備。
  • 【請求項6】 格子構造体(R)の定尺分断時に発生する格子構造残部(A)を搬出するために少なくとも切断平面(S−S)にまで前進可能な搬送装置(56)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の切断設備。
  • 【請求項7】 搬送装置が、走行キャリッジ(55)上に配置された駆動可能なコンベヤベルト(56)によって構成されており、前記走行キャリッジが、切断装置(4)の架台(22)と固定的に結合された走行路(5
    4)に沿って移動可能かつ制御装置によって制御可能である、請求項6記載の切断設備。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、複数本の平行な支持材と、該支持材に対して直交していて該支持材に溶接された複数本の横材とから成る格子構造体から選択可能な長さの格子片を分断するための切断設備であって、前記格子構造体用の供給装置と、前記支持材を切断するために供給方向に対して直な横方向に延びる定置のガイドビーム及び切断平面に沿って平方向で該ガイドビームに対して相対運動可能なカッタービームを有する切断装置と、前記供給装置及び前記切断装置のための制御装置を備え、前記ガイドビーム及びカッタービームが櫛状の切断歯と前記支持材を受け入れるための櫛状の歯溝とを有する形式の切断設備に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】ガイドビームとカッタービームとを架台内で垂直方向に一緒に移動可能にした前記形式の切断設備はオーストリア国特許第356481号明細書に基づいて公知である。 該公知構造の欠点は、降下した不作用位置から上昇した切断位置へのガイドビーム及びカッタービームの垂直移動が、両ビームの傾斜を避けるために、両ビームの正確な平行昇降運動を必要とすることである。 更に公知の剪断機では、支持材の切断時に切断歯が殊に歯溝の基底で片面負荷を受け、これによって横材ピッチが小さい場合又は支持材が幅広で、その結果切断歯の幅が狭い場合には切断歯が屈曲したり折損したりするという欠点がある。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭で述べた形式の切断設備を改良して、ガイドビームとカッタービームとを正確に作業位置へ運動させる一方、格子構造体を正確に切断装置へ搬送し、該切断装置内で切断位置に固定できるようにすると共に、切断時に発生する剪断の作用で切断工具に変形や折損を生じさせる危険を同時に回避しようとするものである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための構成手段は、供給される格子構造体の始端部のためのストッパが設けられており、該ストッパが、前記格子構造体の送り方向で見て切断平面の手前で、前記格子構造体の支持材の上縁によって規定された送り平面内へ旋回可能に構成されており、前記ストッパによって規定された0位置から前記格子構造体を前記切断平面に対して相対的に位置決め可能な付加的な送り装置が設けられており、切断装置のガイドビームとカッタービームが前記送り平面外の不作用位置から、前記送り平面の範囲内にある作業位置へ旋回可能に構成されており、該作業位置において前記ガイドビームとカッタービームが、該ガイドビーム及びカッタービームのために切断平面内で高さ調節可能に配置された支持装置と係合させられる点にある。

    【0005】本発明の有利な実施態様では、支持装置が固定支持ビームと可動支持ビームとを有し、両支持ビームが夫々、切断装置のガイドビームとカッタービームとの所属の歯溝内へ係合して実質的に送り平面にまで達する櫛状に構成された歯を備え、前記可動の支持ビームの運動が支持材を切断するために前記カッタービームの運動と連動可能であり、かつ前記ガイドビーム及びカッタービームの歯が前記支持ビームの対応する歯に支持可能である。

    【0006】本発明によって、ガイドビーム及びカッタービームのいかなる運動不精度も避けられる。 格子構造体はその都度正確に所望の切断位置へ移され、かつまた切断工具のすべての過負荷も避けられ、従って正確な切断を行なうことができるので有利である。

    【0007】

    【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。

    【0008】図1に示したように、切断機械は機械架台1を有し、該機械架台上には、高さ調節可能な駆動式のローラテーブル2と、該機械架台1上にやはり設置された切断装置4へ送り方向P 1相応して定尺分断すべき格子構造体Rを供給するための送り装置3が配置されている。 また前記切断機械には、図1では図示を省いたが図4では図示した格子構造残部Aを搬出するための搬送装置5が所属している。

    【0009】格子構造体Rは、間隔をおいて平行に延在していて複数の平帯鋼から成る支持材Tと、該支持材T
    に対して垂直に延在する複数の横材Qとから成っており、該横材は平材と溶接されている。 横材Qの相互間隔は格子構造体の製造時にすでに、所望の分断すべき格子長に相応して後述の切断工具を横材間隙内へ導入できるように選定されるのが有利である。 支持材Tの上縁は、
    高さの一定な送り平面0−0によって規定される。 ローラテーブル2は矢印P 2の方向に駆動可能な複数本の支持ローラ6を有し、該支持ローラは、後述の理由に基づいてフリーホイールを有していなければならない。 ローラテーブル2は二重矢印P 3に相応して高さ調節可能であり、これによって、支持材の高さが相違した場合に該支持材の上縁が常に前記送り平面0−0内に位置することが保証される。 また前記ローラテーブル2は格子構造体Rのためのサイドガイド(図示せず)を有している。

    【0010】送り装置3は、走行路支持体7に沿って二重矢印P 4に相応して移動可能なキャリッジ8を有している。 該キャリッジ8を駆動するために駆動モータ9が設けられており、該駆動モータの、二重矢印P 5に相応して回転可能な駆動ピニオン10は、前記キャリッジ8
    に固定結合されたラック11と噛合っている。 キャリッジ8の運動は行程測定系、例えば、前記駆動ピニオン1
    0と結合された回転角信号発信器(図示せず)によって測定される。 キャリッジ8の運動制御は制御装置(図示せず)を介して行なわれる。

    【0011】キャリッジ8上には、旋回可能な掴みトング12と、旋回レバー13と、前記掴みトング12を旋回させる作動シリンダ14とから成るグリッパ装置が配置されている。 前記掴みトング12は掴みフック15
    と、1本の横材Qを挟持するために作動シリンダ16によって二重矢印P 7の方向に運動可能なクランプフック17とを有している。

    【0012】切断装置4は、ベースフレーム18と、入口側に配置された複数本の控え材19と、出口側に配置された複数本の控え材20と上部フレーム21とから構成された定位の架台22を有している。 切断装置全幅にわたって送り方向P 1に対して直角方向に延在する切断ビーム23が、切断装置の各側で夫々1つの旋回支承装置24によって前記架台22と連結されており、かつ装置の両側でベースフレーム18に支持された作動シリンダ25によって二重矢印P 8に相応して、図4に示した不作用位置から図1に示した作業位置つまり送り平面0
    −0の範囲内の切断位置へ旋回することができる。

    【0013】前記切断ビーム23は、装置全幅にわたって送り方向P 1に対して直角に延在していて切断ビーム23と固定的に結合された水平なガイドビーム26並びに、該ガイドビームに対して相対運動可能であってやはり装置全幅にわたって延在する水平なカッタービーム2
    7を支持している。 なお後述するが、総体的に符号28
    で示した支持装置が前記ガイドビーム26及びカッタービーム27と協働する。 該支持装置28は、架台22の上部フレーム21に二重矢印P 9の方向で高さ調節可能に装着された桁材29と、装置全幅にわたって延びる定置の水平な支持ビーム31のため及びやはり装置全幅にわたって延在していて送り方向P 1に対して直角に運動可能な水平方向の支持ビーム32のための、やはり装置全幅にわたって送り方向P 1に対して直角に延在するガイド30とを有している。

    【0014】格子構造体Rの支持材Tを切断するために二重矢印P 11 (図2)に相応して行なうべきカッタービーム27の切断運動は、送り方向P 1に対して垂直に前記カッタービーム27の両端に作用する作動シリンダ(図示せず)によって生ぜしめられる。 この場合、各切断を行なう毎にカッタービーム27は再び出発位置に戻される。

    【0015】ガイドビーム26とカッタービーム27との間のパーティング(分割)平面によって、送り平面0
    −0に対して垂直でかつ図平面に対しても垂直な切断平面S−Sが規定される。

    【0016】架台22の上部フレーム21には送り方向で見て前記切断平面S−Sの前方に装着された水平な横桁33がストッパ装置34を支持している。 該ストッパ装置34は、ブラケット35と、作動シリンダ36によって二重矢印P 10に相応して送り平面0−0内へ旋回可能なストッパレバー37とを有している。 切断装置4内で格子構造体Rをガイドするために必要な装置は、図1
    では図面を判り易くするために省かれており、図4で改めて図示されている。

    【0017】図2には、ガイドビーム26、カッタービーム27及び支持ビーム31,32の詳細並びに該支持ビームのための調節兼位置固定装置が送り方向P 1で見て示されている。 図面において可視のエレメントの背後に位置しているが図形合同のゆえに不可視のエレメントの対照符号には括弧を付して示した。 ガイドビーム26
    及びカッタービーム27は、支持ビーム31,32に対面した方の上部狭幅側に、櫛状に構成された切断歯3
    8,39を有している。 該切断歯の歯数と、切断前に支持材Tを受入れる歯溝40,41の数は支持材Tの最大本数と最小可能な支持材間隔に適合されている。

    【0018】固定支持ビーム31と可動支持ビーム32
    は、ガイドビーム26及びカッタービーム27に対面した方の下部狭幅側に、歯42,43を有し、これらの歯は、ガイドビーム26及びカッタービーム27の切断歯38,39の各歯溝40,41内へ遊びをもって噛み合いかつ歯下縁42c,43cが実質的に支持材Tの上縁の送り平面0−0にまで達するように構成・配置されている。

    【0019】二重矢印P 9 (図1)で示したように支持装置28を高さ調節できるようにしたことによって、送り平面0−0に対して歯下縁42c,43cの正確な調節が可能になる一方、横材Qが支持材Tの上縁に溶接されている場合でも、支持装置28を、ひいては歯42,
    43を横材の送り軌道から持ち上げることが可能になる。 本発明によれば、切断運動、すなわち二重矢印P 11
    に相応したガイドビーム26に対するカッタービーム2
    7の相対運動を、送り方向P 1の方向で見て、右手へ向かっても左手へ向かっても行なうことが可能である。 この場合可動の支持ビーム32はカッタービーム27の前記切断運動に追従する。 それというのは、可動の支持ビームが、カッタービーム27の切断歯39の歯溝41内への歯43の噛み合いによって該カッタービームと連結されているからである。 切断を行なったのち、かつ、出発位置へ戻る前の、カッタービーム27又は可動支持ビーム32の相応の右と左の終端位置が、図2において符号27′,27″及び32′,32″を付して鎖線で略示されている。

    【0020】ガイド30の両側に調整ねじ44が装着されており、該調整ねじによって、ガイドビーム26に対する固定支持ビーム31の正確な調節が可能になる。

    【0021】横桁29の両側には夫々1つの支承板45
    が配置されており、該支承板は作動シリンダ46を支持している。 該作動シリンダ46の、二重矢印P 12の方向に運動可能なピストン棒には、取付け部47が固定的に結合されており、該取付け部は固定支持ビーム31のための調整可能なストッパ48と、可動支持ビーム32のためのやはり調整可能なストッパ49とを有している。
    切断ビーム23が送り平面0−0から離反旋回させられる場合、可動支持ビーム32はもはや位置固定されてはいず、それゆえに例えば右手位置32′に位置することがきるので、取付け部47は、それ相応の右手位置4
    7′を占める。 この場合、固定支持ビーム31の歯42
    はもはや可動支持ビーム32の歯43とぴったり重なり合ってはいず、これによって、歯43とカッタービーム27の歯溝41との噛み合い、ひいては切断位置への切断ビーム23の戻り旋回は不可能になる。 作動シリンダ46によって可動支持ビーム32は固定支持ビーム31
    と正確にぴったり重なり合う位置へもたらされ、その位置で固定されるので、切断位置への切断ビーム23の戻り旋回時に可動支持ビーム32の歯43がカッタービーム27の歯溝41内へ確実に噛み合うことができる。

    【0022】図3には2本の支持材T 1 ,T 2 、1本の横材Q及び送り平面0−0が鎖線で示されている。 図2における図示と同様に、可視のエレメントの背後にぴったり重なって位置している不可視のエレメントの対照符号は括弧付けして示した。 前記支持材T 1に隣接したガイドビーム26の切断歯38′,38″及び支持材T 1の切断時に前記切断歯と協働するカッタービーム27の切断歯39′,39″が部分的に示されている。 また図3
    では、固定支持ビーム31の隣合った歯42′,4
    2″,42″′及び、該歯の背後に隠蔽されている可動支持ビーム32の歯43′,43″,43″′も示されている。

    【0023】切断歯38′,38″;39′,39″
    は、送り方向P 1で見て、左手の切断エッジ38′a,
    38″a;39′a,39″a及び右手の切断エッジ3
    8′b,38″b;39′b,39″bを有している。

    【0024】前記と同様に歯42′,42″,4
    2″′;43′,43″,43″′は左手の歯面42′
    a,42″a,42″′a;43′a,43″a,4
    3″′aと右手の歯面42′b,42″b,42″′
    b;43′b,43″b,43″′bを有している。 送り方向P 1で見て例えばカッタービーム27の切断運動を左手へ向かって行なうことによって支持材T 1を切断する場合、送り平面0−0の上位に位置するガイドビーム26の切断歯38′の左手の切断エッジ38′aの範囲は固定支持ビーム31の歯42′の右手の歯面42′
    bに支持され、また送り平面0−0の上位に位置しているカッタービーム27の切断歯39″の右手の切断エッジ39″bの範囲は可動支持ビーム32の歯43″′の左手の歯面43″′aに支持される。 これは、格子構造体のすべての支持材を切断する場合についても同様に該当するので、送り平面0−0の上位に位置しているガイドビーム26の切断歯38の範囲もカッタービーム27
    の切断歯39の範囲も夫々支持ビーム31,32の対応歯42,43に支持される。 すべての歯の長さは、支持材の切断時に発生する最大曲げ力を吸収するために切断歯と支持ビーム歯との間に最適の支持面が生じるように選ばれる。 ガイドビーム及びカッタービームの切断歯並びに支持ビームの歯を前記のように配置・構成することによって、支持材切断時に発生する応力が切断歯全体に均等に分配され、かつ殊に切断歯の自由端部が支持されるので、切断歯の屈曲や折損が避けられる。

    【0025】また支持ビーム歯の下縁は、支持材Tの上縁が切断時に歯の下縁に支えられ、これによって切断時に格子構造体Rが垂直方向に逃げるのを阻止するように、構成かつ調整されている。

    【0026】図4には、切断ビーム23が降下した不作用位置で示されている。 支持装置28と掴みトング12
    は概略的に図示されているにすぎない。 切断装置4では、切断すべき格子構造体Rは、二重矢印P 13の方向に摺動可能な入口側の滑りガイド50によって切断平面S
    −S内にまでガイドされるのに対して、定長分断された格子構造体R′は出口側に相応に配置された滑りガイド51に沿って矢印P 14の方向に導出される。 格子構造体始端部又は格子構造体終端部の切断時に場合によって発生する格子屑片A及び、それ以上は定尺分断不可能な格子構造体部分は搬送装置5によって切断装置4から搬出される。 この場合、各格子屑片Aは、掴みトング12によって掴みうるようにするために、横材を少なくとも1
    本有していなければならない。

    【0027】シフト装置52と転動ローラ53とによって二重矢印P 15の方向に、架台22と固定結合された走行路54上を摺動可能な走行キャリッジ55は、コンベヤベルト54を支持し、該コンベヤベルトは、駆動モータ57によって矢印P 16の方向に駆動可能な駆動ロール58と変向ガイドローラ59とを介してガイドされている。 格子屑片Aを切断したのち、該格子屑片の横線材は改めて掴みトング12によって掴まれ、切断ビーム23
    はその不作用位置へ旋回され、入口側の滑りガイド50
    は送り方向P 1とは逆方向に引き戻され、コンベヤベルト56は切断平面S−Sにまで前進させられる。 掴みトング12は格子屑片Aをコンベヤベルト56上に投下し、該コンベヤベルトは該格子屑片Aを矢印P 17の方向に、かつサイドガイド60によって付加的にガイドしつつ搬出する。 前記コンベヤベルト56から格子屑片Aは掻出し器61と滑り路62とを経て格子屑捕集容器63
    内に達する。 格子屑片Aの搬出後コンベヤベルト56
    は、切断ビーム23の運動経過を妨げないようにするために、走行キャリッジ55によって再び引き戻される。

    【0028】切断設備の稼動態様は次の通りである。 貯蔵供給部から到来する格子構造体Rは、該格子構造体R
    の最前位の横材Qが送り平面0−0内へ旋回されたストッパレバー37に当接するまで、ローラテーブル2によって切断装置4内へ搬送される。 この機械的なストッパによって、切断平面S−Sへの、前記搬送に続くすべての位置決め運動のための格子構造体Rの一義的な出発位置が規定されている。 ところで送り装置3のキャリッジ8は、切断装置4から離反した方の出発位置から、掴みトング12が次の横材Qを掴みうるまで、シフトされる。 掴みトング12は、このために下向旋回され、クランプフック17の閉鎖によって該横材Qを掴む。

    【0029】横材Qによって規定された掴みトング12
    の出発位置はキャリッジ8のそれ以降のすべての位置決め運動を決定し、かつ、該キャリッジ8の運動を制御する電子制御装置に0位置としてインプットされる。 前記電子制御装置内には更に又、定尺分断すべき格子構造体の所定の横材ピッチ並びに所望の切断プログラムが貯えられている。

    【0030】前記ストッパレバー37は次いで、格子構造体Rの送りを可能にするために、図1に示したように送り平面0−0の上位に位置する出発位置へ戻り旋回する。 キャリッジ8はローラテーブル2の今は遊転する支持ローラ6と入口側の滑りガイド50とを介して、格子構造体始端部を平滑切断するための切断位置、格子構造体を定尺分断するための切断位置又は格子構造体終端部を平滑切断するための切断位置が切断平面S−Sと合致するまで格子構造体Rを送り方向P 1に前進させる。 次いで切断ビーム23は送り平面0−0内で切断位置へ旋回し、かつ掴みトング12は、支持材の切断中に格子構造体のずれが万一発生して掴みトングの変形が生じるようなことがないようにするために、軽く開かれる。 支持材Tの切断後、切断ビーム23は図4に示した不作用位置へ戻り旋回し、これによって新たな切断位置へキャリッジ8によって格子構造体Rを送るための経路が解放される。 掴みトング12は、場合によってはキャリッジ8
    が0位置へ復帰したのち、改めて1本の横材Qを掴み、
    かつキャリッジ8は次の格子片を定尺分断するために格子構造体Rを新たな切断位置へ移動する。 前記の操作は、定尺分断すべき格子片R′をすべて切断し終るまで、反復される。

    【0031】格子構造体の、場合によって生じる格子構造体残片又は格子屑片Aは、搬送装置5が、図4に示した作業位置へもたらされたのち、該搬送装置5によって搬出され、この場合コンベヤベルト56の、前記格子屑片Aの引取り側端部は切断平面S−Sを超えて張出し、
    かつ殊に送り平面0−0のすぐ下にまで達しているのが有利である。

    【0032】以上説明した切断設備は、図示の実施例にのみ限定されるものではなく、発明の思想の範囲内で種々異なった態様で実施することができるのは勿論である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による切断設備の側面図である。

    【図2】ガイドビーム、カッタービーム及び所属の支持ビーム並びに前記支持ビーム用の調整兼位置固定装置の細部をそれぞれ格子構造体の送り方向で見た図である。

    【図3】支持ビームの歯に対するガイドビーム及びカッタービームの切断歯の噛み合い態様を示す拡大図である。

    【図4】降下した不作用位置における切断装置並びに格子屑片を搬出装置を一緒に示した異なった実施態様の切断設備の側面図である。

    【符号の説明】 1 機械架台、 2 ローラテーブル、 3 送り装置、 4 切断装置、 5 搬送装置、 R
    格子構造体、 A 格子構造残部、 T支持材、
    Q 横材、 6 支持ローラ、 7 走行路支持体、 8キャリッジ、 9 駆動モータ、 10
    駆動ピニオン、 11 ラック、 12掴みトング、
    13 旋回レバー、 14 作動シリンダ、15
    掴みフック、 16 作動シリンダ、 17
    クランプフック、18 ベースフレーム、 19
    入口側の控え材、 20 出口側の控え材、 21
    上部フレーム、 22 架台、 23 切断ビーム、 24 旋回支承装置、 25 作動シリンダ、 26 ガイドビーム、 27 カッタービーム、 28 支持装置、 29 桁材、 30
    ガイド、 31,32 支持ビーム、 33 横桁、
    34 ストッパ装置、35 ブラケット、36
    作動シリンダ、 37 ストッパレバー、38,3
    9 切断歯、 40,41 歯溝、 42,43
    歯、 42c,43c 歯下縁、 44 調整ねじ、 45 支承板、 46 作動シリンダ、 4
    7 取付け部、 48,49 調整可能なストッパ、 50 入口側の滑りガイド、51 出口側の滑りガイド、 52 シフト装置、 53 転動ローラ、54 走行路、 55 走行キャリッジ、5
    6 コンベヤベルト、 57駆動モータ、 58
    駆動ロール、59 変向ガイドローラ、 60 サイドガイド、 61 掻出し器、62 滑り路、
    63 格子屑捕集容器

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス リツテル オーストリア国 グラーツ ペーターシユ タールシユトラーセ 157 (72)発明者 ゲルト ヤールバツハー オーストリア国 ペツガウ 163 (72)発明者 ペーター フユルンデルフラー オーストリア国 グラーツ ヤーコプ グ シールガツセ8−6−25

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