Spring manufacturing machine

申请号 JP2003280585 申请日 2003-07-28 公开(公告)号 JP2005046867A 公开(公告)日 2005-02-24
申请人 Shinko Kikai Kogyo Kk; 新興機械工業株式会社; 发明人 TSURITANI KATSUHIDE;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve working performance of a spring manufacturing machine.
SOLUTION: A rotating casing 26 is rotated around a common center line C1. A final wire rod guide 17 is rotated around the common center line C1. A wire rod feeding unit 12 is reciprocated with an actuating device 53. The actuating device 53 is composed of a motor 55, in which the axial center of a normally-reversibly rotatable rotating shaft 56 is laterally directed, an oscillation arm 57, which is oscillated forward and backward by the motor 55, a protrusion 58, which is provided to the free end of the oscillation arm 57 and made so as to oppose to the center line C1 of a wire rod passage of the final wire rod guide 17, and an annular body 60, which has an annular groove 59 to be fitted to the protrusion 58 and is fixedly fitted to a hollow shaft 48.
COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI
权利要求
  • 前後方向に貫通する貫通孔を有する、機枠の前壁と、この貫通孔の前方に形成された線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた少なくとも2つのツール取付スライドと、前壁の後方において機枠に設けられた線材送りユニットとを有し、前記線材送りユニットが、ケーシングと、貫通孔に対向するようにしてケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記線材送りユニットが、前後動自在で、且つ、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心に回転自在となされているばね製造機。
  • 前記線材送りユニットを前後動させる作動装置が、機枠に自由端が前後揺動するように揺動自在に設けられた揺動アームと、この揺動アームの自由端に設けられた、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線に対向する突起と、この突起が嵌まる、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心とする環状溝を外周部に有する、ケーシングに直接又は間接に設けられた環状体とを有している請求項1記載のばね製造機。
  • 前記ファイナル線材ガイドが、線材送りユニットのケーシングに対して、別個・独立にファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心に回転自在となされている請求項1又は2記載のばね製造機。
  • 说明书全文

    本発明はばね製造機に関する。

    従来、この種のばね製造機として以下の如きものは知られている。
    第1の従来のばね製造機は、前後方向に貫通する貫通孔を有する、機枠の前壁と、この貫通孔の前方に形成された線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた少なくとも2つのツール取付スライドと、前壁の後方において機枠に設けられた線材送りユニットとを有し、前記線材送りユニットが、ケーシングと、貫通孔に対向するようにしてケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記線材送りユニットがファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心に回転自在となされたものである。

    第2の従来のばね製造機は、機枠の前壁と、前壁の前方に形成された線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた少なくとも2つのツール取付スライドと、前壁の左側方において機枠に設けられた線材送りユニットとを有し、前記線材送りユニットが、ケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有しており、前記線材送りユニットが、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線と平行な方向に往復動自在となるように機枠に設けられているものである。

    特開2003−48,030号日本国公報

    特開2003−33,839号日本国公報

    前記従来のばね製造機は、いずれも他方のばね製造機の利点を有していず、利便性が低かった。

    本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
    (1)請求項1の発明は、前後方向に貫通する貫通孔を有する、機枠の前壁と、この貫通孔の前方に形成された線材加工空間と、前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた少なくとも2つのツール取付スライドと、前壁の後方において機枠に設けられた線材送りユニットとを有し、前記線材送りユニットが、ケーシングと、貫通孔に対向するようにしてケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって後方から前方に送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記線材送りユニットが、前後動自在で、且つ、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心に回転自在となされているものである。
    (2)請求項2の発明は、前記線材送りユニットを前後動させる作動装置が、機枠に自由端が前後揺動するように揺動自在に設けられた揺動アームと、この揺動アームの自由端に設けられた、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線に対向する突起と、この突起が嵌まる、ファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心とする環状溝を外周部に有する、ケーシングに直接又は間接に設けられた環状体とを有している請求項1記載のものである。
    (3)請求項3の発明は、前記ファイナル線材ガイドが、線材送りユニットのケーシングに対して、別個・独立にファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心に回転自在となされている請求項1又は2記載のものである。

    本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
    (1)請求項1の発明によれば、線材をその中心線を中心として回転させることが出来、且つ、線材をツールに対して前後位置移動させることが出来るので、ばね製造機のばね加工性能を向上させることが出来る。
    (2)請求項2の発明によれば、線材送りユニットを前後動させる作動装置を簡単な構造のものとすることが出来る。

    以下に本発明の実施の形態を説明する。
    なお、この説明において、前とは図1右側を、後とは同左側をいい、左とは図1紙面表側を、右とは同裏側をいう。

    ばね製造機1の機枠2は、垂直な前壁4と、この前壁4の後方に所定間隔をあけて位置する垂直な中間壁5と、この中間壁5の後方に所定間隔をあけて位置する後壁6とを有している。 前記前壁4、中間壁5及び後壁6には、軸心を共通とし且つ軸心を平とした前後方向に貫通した円形孔7、8、9が形成されている。 これら円形孔7、8、9の中心線が後述するファイナル線材ガイド17等の線材通路の共通の中心線C1となるものである。 なお、円形孔7が、請求の範囲でいう、前壁4に形成された貫通孔である。

    前記前壁4及び中間壁5に、線材送りユニット12が、以下に詳述するようにして、前後動自在で、且つ、後述するファイナル線材ガイド17等の線材通路の共通の中心線C1を中心に回転自在に設けられている。

    前記線材送りユニット12の一構成部材である、前部の前後動筒13が前壁4の円形孔7に前後動自在に嵌められている。 この前後動筒13に、後方に開放した断面円形の凹所16を有する回転体15が回転自在に嵌められ、この回転体15の前面の突出部にはファイナル線材ガイド17が取り付けられている。 ファイナル線材ガイド17は、共通の中心線C1に中心線を一致させた線材通路(図示略)を有している。

    前記回転体10の後端部には環状の従動歯車18が取り付けられ、この従動歯車18に動伝達機構20の最終歯車21が噛み合っている。 前記従動歯車18は厚肉となされていて、前後動する線材送りユニット12が移動範囲内のいずれの位置にあろうとも、最終歯車21と噛み合い状態を保持するようになされている。

    前記動力伝達機構20は、中間壁5に設けられたモーター22の正逆回転自在な回転軸の回転を最終歯車21を介して従動歯車18に伝えるものである。 このような構成により、ファイナル線材ガイド17を共通の中心線C1を中心として回転させることが出来る。

    前記ファイナル線材ガイド17の前端の前方が線材加工空間24となされている。

    前記前壁4の前面には、周知のごとく、少なくとも2つのツール取付スライド(図示略)が、ファイナル線材ガイド17に対して進退自在に設けられている。

    前記前壁4と中間壁5とに以下に詳述する手段により線材送りユニット12の回転ケーシング26が共通の中心線C1を中心として回転自在に設けられている。
    前記回転ケーシング26は、ケーシング本体27と、このケーシング本体27の前部に設けられた前側筒体28と、ケーシング本体27の後部に設けられた、線材通過開口を有する後側筒体29とを有している。 そして、前側筒体28が回転体15の凹所16に回転自在に嵌められ、後側筒体29が、中間壁5の円形孔8に前後動自在に嵌められた前後動筒30に回転自在に嵌められている。

    前記後側筒体29の後端部には環状の従動歯車32が取り付けられ、この従動歯車32に原動歯車33が噛み合っている。 前記従動歯車32は厚肉となされていて、前後動する線材送りユニット12が移動範囲内のいずれの位置にあろうとも、原動歯車33と噛み合い状態を保持するようになされている。 前記原動歯車33は、後壁6に設けられた正逆回転自在なモーター34によって回転させられる。 このような構成により、回転ケーシング26を共通の中心線C1を中心として回転させることが出来る。

    前記したごとく回転ケーシング26は回転するが、以下の説明においては図1の状態にある回転ケーシング26につき説明する。 ケーシング本体27の前後部には、軸心を左右方向に向けた上下一対のローラー軸37が回転自在に設けられ、これらローラー軸37の、ケーシング本体27より突出した左端に、外周面に環状の線材溝(図示略)を有する線材送りローラー38が取り付けられている。 前記上下の対となる線材送りローラー38は相互に当接するようになされ、それらの対向した上下の線材溝(図示略)の部分により、共通の中心線C1に中心線を一致させた線材通路が形成される。 このような構成により、下側の線材送りローラー38を図1において時計方向に回転させ、下側の線材送りローラー38と同期させて上側の線材送りローラー38を図1において反時計方向に回転させることにより、線材溝に嵌まり込んだ線材(図示略)を前方に送り出すことが出来る。

    前記ケーシング本体27には、共通の中心線C1に中心線を一致させた線材通路(図示略)を有する補助線材ガイド39が取り付けられている。

    前記前側筒体28には補助線材ガイド40が取り付けられている。 この補助線材ガイド40の前端はファイナル線材ガイド17に繋がり、後端は一番前の補助線材ガイド39に繋がるようになされている。 補助線材ガイド40の線材通路(図示略)(請求の範囲でう線材通過開口)の中心線は、共通の中心線C1に一致するようになされている。

    前記線材送りローラー38は、以下に詳述するローラー駆動装置43によって回転させられるようになされている。 前記ローラー駆動装置43は、後壁6に設けられた、正逆回転自在な回転軸45を有するモーター44と、この回転軸45に嵌め止められた歯車46と、この歯車46に噛み合う歯車47とを有している。 また、前記ローラー駆動装置43は、前記回転ケーシング26の後側筒体29に回転自在に嵌められると共に、後壁6の円形孔9を貫通して後部に突出する中空軸48と、この中空軸48の、回転ケーシング26のから露出した部分に設けられた環状の従動歯車49と、中空軸48の、回転ケーシング26の内側に位置する端部に設けられた環状の歯車50と、この歯車50の回転を線材送りローラー38のローラー軸37に伝える複数個の伝動歯車(図示略)(ケーシング本体27内に設けられている)とを有している。

    前記ケーシング本体27には、環状の歯車50をケーシング本体27外に露出させるための窓が形成されている。

    前記従動歯車49が前記歯車47に噛み合っている。 このような構成により、中空軸48を共通の中心線C1を中心として回転させて線材送りローラー38を前記したように回転させることが出来る。 前記従動歯車49は厚肉となされていて、前後動する線材送りユニット12が移動範囲内のいずれの位置にあろうとも、歯車47と噛み合い状態を保持するようになされている。

    前記線材送りユニット12は、以下に詳述する作動装置53により、前後動させられるようになされている。
    前記作動装置53は、ブラケット54を介して後壁6に固定された、正逆回転自在な回転軸56の軸心を左右方向に向けたモーター55と、このモーター55によって前後に揺動させられる揺動アーム57と、この揺動アーム57の自由端に設けられた、ファイナル線材ガイド17の線材通路の中心線C1に対向するようなされた突起58と、この突起58が嵌まる環状溝59を有すると共に中空軸48に嵌め止められた(回転ケーシング26に間接に設けられた)環状体60とより構成されている。

    以下に変形例等について説明を加える。
    (1)線材送りローラー38は、少なくとも一対あればよい。
    (2)環状体60を回転ケーシング26に直接に取り付けるようにしてもよい。

    本発明は、種々の線材製品のための線材の加工に利用できる。

    本発明の実施の形態を示す要部断面図である。

    図1のII−II線断面図である。

    図1のIII−III線矢視図である。

    図1のIV−IV線矢視図である。

    符号の説明

    1 ばね製造機 2 機枠 4 前壁 7 円形孔(貫通孔)
    12 線材送りユニット 17 ファイナル線材ガイド 24 線材加工空間 26 回転ケーシング 27 ケーシング本体 38 線材送りローラー 53 作動装置 54 ブラケット 55 モーター 56 回転軸 57 揺動アーム 58 突起 59 環状溝 60 環状体

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