Manufacture of gelatin coating and its device

申请号 JP34935491 申请日 1991-11-05 公开(公告)号 JPH05212092A 公开(公告)日 1993-08-24
申请人 Mcneil Ppc Inc; マクニール−ピーピーシー・インコーポレイテッド; 发明人 NOOBAATO AI BAATA;
摘要 PURPOSE: To provide coating with a high degree of efficiency, by holding a plate which has a tablet holder for holding articles, and which has been conveyed to a vacuum chamber device, under vacuum, and by elevating the plate in this condition so as to dip the same into a dipping tank in order to coat the same.
CONSTITUTION: A plurality of articles 10 to be coated, are introduce into a hopper 82 of a feeder device 80, and are aligned and arranged in a suitable mode by a feeder pipe 84, are then paid out onto a plate 50, and are accommodated in a plurality of tablet holders 30, respectively. The plate 50 carrying thereon the articles 10 is shifted into a vacuum chamber 60 by means of a conveyer means, and then the vacuum chamber 60 in which the articles 10 are held under vacuum, is rotated about a pivot point 62 so as to be inverted. Thereafter, the chamber 60 is lowered so as to be dipped into a coating material such as gelatin in a dipping tank 120 so as to cause the articles to be coated. Thereafter, the plate 50 is returned to its original position while the coating is cured when it passes through a dryer device 130.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 製品にコーティングを与える装置であって、 製品を保持する1個以上の錠剤ホルダーを有する第1プレートと、 真空源に接続された真空室装置と、 前記真空室内に配設され前記真空源に接続された1個以上の真空管と、 前記真空管を前記真空室に対し相対的に上下動させる真空管アクチュエーター装置と、 前記プレートを操作する1個以上のコンベアー装置と、 前記プレートを上下動させる浸漬ステーション装置と、
    及び或る量のコーティング材料を保持する浸漬タンク装置から成る装置。
  • 【請求項2】 製品にコーティングを適用する方法であって、 複数個の錠剤保持装置を有する第1プレート装置を提供する段階と、 製品を1個以上の前記錠剤保持装置内に据え付ける段階と、 内部に複数個の伸長可能な真空管を有する真空室と真空密連通状態に前記プレートを位置付ける段階と、 前記真空管を製品と係合するよう延在させる段階と、 前記プレートを1/2回転させる段階と、 製品の少なくとも一部分が前記コーティング材料内に浸漬される迄或る量のコーティング材料内に前記プレートを下げる段階と、 前記プレートを前記コーティング材料から引き出す段階と、 前記プレートを1/2回転させる段階と、 前記真空管を前記製品から非係合状態にする段階と、及び前記プレートを前記真空室から移送する段階から成る方法。
  • 【請求項3】 更に第2プレート装置を前記第1プレート装置上方に位置付け、前記第1プレートと前記第2
    プレートの前記錠剤ホルダーが実質的に整合している段階と、 前記第2プレートの前記錠剤ホルダーが1個以上の前記製品に接触する迄前記第2プレート装置を下げる段階と、 前記第1プレートと前記第2プレートを少なくとも1/
    2回転同時的に回転させる段階と、 前記第1プレートを上昇させる段階と、 前記第2プレートを真空室へ移送する段階と、 前記真空管を製品に係合するよう延在させる段階と、 前記プレートを1/2回転、回転させる段階と、 製品の少なくとも一部分が前記コーティング材料内に浸漬される迄前記プレートを或る量のコーティング材料内に下げる段階と、 前記プレートを前記コーティング材料から引き出す段階と、 前記プレートを1/2回転させる段階と、 前記真空管を前記製品から非係合状態にする段階と、及び前記プレートを前記真空室から移送する段階から成る方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】処方薬から通常入手可能な糖衣錠ビタミン剤にいたる多くの製品が「錠剤」と称することが出来る形態で製造されている。 錠剤の主たる機能は、
    製造、包装及び消費上、簡便な様式にて製品の簡単な処方又は「使用(serving)」を提供することにある。 先に参照した本出願人の従前の特許及び出願において指摘され如く一部の個人は錠剤を飲み下す能を阻害するような生理学的及び心理学的問題に悩まされることが判明している。 錠剤に滑らかなコーティングを設けることでゼラチン又はゼラチン状物質から成るコーティングは錠剤の「飲み下し性」を著しく高めることも判明している。 こうしたコーティング及びその調合と乾燥時間といった適用例に含まれる一般的考察内容については当技術の熟知者に良く知られている。

    【0002】飲み下し性が高められることに加えて、錠剤にコーティングを設けることが望まれる理由が他にも多数ある。 こうしたコーティングはその下にある製品を劣化しないよう防止するとともに、確認用色又はマーキングをその製品のデザインに導入可能とし、製品の識別性を高めるとともにブランドの認識を高める作用がある。 本出願人の従前の特許と出願で指摘された如く、多くの場合、シームを形成すべく2個以上のコーティングを重ねて固いゼラチン・カプセルの外観を真似るとともにコーティングされた固い(従って変形防止)製品を提供することも望ましい。

    【0003】錠剤形態になっている製品にゼラチン状コーティング又は他のコーティングを適用する各種方法及び装置については通常の知識を有する者に良く知られている。 こうした方法にはコーティング材料を錠剤上にパンで浸漬させるか又は真空で噴霧することが含まれる。
    しかしながら、こうした方法は原始的であり、商業的使用に対し一般的に受け入れられない不均一なコーティングをもたらす。 当技術の状態を改善する努力の中で、本出願人の従前の特許と出願で開示された各種発明では個々の製品を部分的にスリーブ又は「コレット」内に保持し、製品の露呈部分を正確に浸漬タンク内に下げる方法と装置を提供している。 開示された如く、浸漬すべき複数個の製品を含有する棒又はプレートが運ばれ、回転され、製品自体は品質の高い高容積にて一定性のある均一なコーティングを提供するよう操作される。 しかしながら、これらの発明では錠剤及び医薬品の一部の形式といった製品の全ゆる形態を被覆処理出来ず又は少なくとも特定の様式にて被覆出来ない。 例えば、特に周方向シームが望ましい場合、本出願人の従前の特許と出願で開示された装置を使用して高さが直径と比較した場合比較的小さい実質的に円筒状の錠剤の円形面を浸漬することは困難であろう。 他の諸例には壊れ易い製品又は壊れ易いコーティング組成物のいずれかを被覆する難点が含まれる。 一部のコーティングはコレット又は同様の保持装置内での摩擦嵌合で劣化され、本出願人の従前の発明による装置内での使用に適しないものとすることが判明している。

    【0004】

    【従来の技術】個々の真空管上に錠剤を保持することで個々の錠剤又はカプセルを浸漬被覆槽を通じて移送することが知られている。 例えば、バンカー氏の米国特許第3、896、762号には製薬固体処方形態に対する回転コーティング装置が開示してある。 コーティングの表面は平であるので、この表面は錠剤の通過に対して接線方向にあり、従ってバンカー氏の米国特許には錠剤を保持している真空管をその長手軸線の周りで回転させ均一なコーティングを達成することが必要であると開示してある。 しかしながら、その開示された装置には実際的な欠陥が多数ある。 第1に、ドライヤーと排出装置が開示してあるが、全体のシステムはそれ自体では高容積の生産には適しておらず、又、乾燥時間又は検査等の改変をもたらしていない。 第2に、バンカー氏の特許に開示されたシステムは錠剤の全体の深さ寸法の1/2以上をコーティング溶液に通すよう意図されている。 従って、
    錠剤はランダムに排出され、錠剤及び僅かでも存在していれば、そのコーティングされていない部分の向きを整合させるか又は他の方法で制御する設備がなされていない。 その上、多色又はカプセル状に被覆された製品を達成すべくコーティングを調節する手段が無い。 従って、
    当技術の熟知者はバンカー氏の特許に開示されたシステムが密度と高品質に対する必要性と併せて高容積と柔軟性が重要な現在の製造上の環境においての使用に限界があることが理解されよう。

    【0005】従って、コーティング材料の正確に定められた量を個々の製品上に確実に付けることが出来る方法と装置の必要性が存在している。 こういった方法と装置は被覆された製品を高容積にて生産出来なければならず、又、コーティングの新しいデザインと形式を過度の機械上の再整備を伴わずに導入出来る固有の柔軟性を保有しているべきである。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的はコーティングを薬の錠剤といった個々の製品上の付ける方法及び装置を提供することにある。

    【0007】本発明の他の目的はこうしたコーティングを可変的様式にて製品上に付け、製品の表面積の1/2
    又は多かれ少なかれ1/2以上を1個以上のコーティングで被覆出来るようにする点にある。

    【0008】本発明の他の目的は製品を被覆し、その製品を個々に制御された様式にて導入部分からそのコーティング又は複数個のコーティングが完全に硬化する迄取り扱う方法及び装置を提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的と他の目的はプレート及び複数個の真空管と選択的に係合可能な複数個の錠剤ホルダーから成る装置により達成される。 真空管により提供される優しい取り付けにより製品を含有しているプレートは逆転可能とされ、制御された様式にてコーティング材料の或る量内に正確に浸漬可能とされる。 ここで開示されるプレートと錠剤ホルダーは又、真空管に対し存在している被覆されていない部分が被覆可能とされるようその製品を逆にし第2プレート内に設置可能とする。 この機構では又、製品のこの部分にコーティングの別の色又は形式を付けることが出来る。 製品を被覆する方法も開示してある。

    【0010】

    【実施例】本発明の好適実施態様で使用される装置の一般化された代表的なものを図1に示す。 記載する説明は製品の多数の形式と形状に適用出来ることが理解されよう。 図解されている錠剤の形式と図示のシーケンスは説明の目的にのみ与えてある。

    【0011】被覆すべき複数個の製品10がフィーダー装置80内に設置される。 好適にはこのフィーダー装置はホッパー82及び一連のフィーダー管84から成り、
    これらのフィーダー管は製品10を適切な様式にて整合し、配向し、排出する。 フィーダー管84の真下でフィーダー管84と整合した状態で最初プレート50が配設される。 プレート50には複数個の錠剤ホルダー30が備えられ、この錠剤ホルダーは以下に説明する如くコーティング過程の一部分中に製品を抑止する。 錠剤ホルダー30は好適にはフィーダー管84に対応し、従って、
    最も好適には各フィーダー管84は単一の製品10を単一の錠剤ホルダー30内に供給する。

    【0012】コンベヤー装置がプレート50をフィーダー装置80から真空室60へ移送する。 図1に示された実施態様に於いては、真空室60は真空を受入れ、2枚のプレート50との真空密な接続を成すよう適合している。 矢印で示される如く、真空室60には更に操作装置が備えられ、これにより真空室は上下動可能とされ、ピボット点62の周りで回転する。

    【0013】真空室60の下方には第1浸漬タンク12
    0が配設され、このタンクには或る量のコーティング材料が充填される。 好適には、ゼラチンの如きコーティング材料が使用され、最も好適には第1浸漬タンク120
    にはポンプと導管が備えられこれらによりコーティング材料が連続的に循環される。 図示の如く、第1浸漬タンクは最も好適には大型のタンクである第1浸漬タンク1
    20内へ溢流可能とされる内側タンク124内ヘコーティング材料を吐入することによりメニスカス面122を形成すべく構成される。 こうしたシステムは本装置の使用中にコーティング材料が硬化するのを防止すると共にコーティング材料が均一で実質的に平滑な表面を常時その浸漬されている製品に提供するのを確実にすべく援助する。

    【0014】作動にあたり、プレート50は移動されて真空室60と係合し、次に真空室60とプレート50は1/2回転、回転される。 以下に説明される如く、真空室60は製品10を所定位置及び浸漬される正確な向きに保持する真空を錠剤ホルダー30内に発生する。 次に、真空室60は所定の深さ迄第1浸漬タンク120内に下げられ、次に引き出される。 次に、真空室60はプレート50をその元の向きに戻す目的上、1回転半回転される。 要求される回転以上に付加的に完全に回転させると、コーティングを最初「硬化」可能とする停留時間が提供され、又、製品10を一定に再位置付けすることによる重力が原因でコーティングは走行又は下がることが防止される。 しかしながら、1/2回転程度の僅かの回転が多くの事例において適していよう。 この点において、プレート50はコンベヤー装置に戻され、真空室6
    0から除去可能とされる。

    【0015】真空室60の設計と図示の第1浸漬タンク120の設置により各種広範囲のコーティングを効果的且つ効率的に達成可能である。 周方向シームを有するコーティングを形成すべく凹状面を有する実質的に円筒状錠剤の浸漬が図解してあるが通常の知識を有する者は他のコーティング方法と同様、製品の他の多数の形状がここに開示された装置を使って可能であることを理解しよう。 以下に説明される如く、錠剤ホルダー30の形状及び真空室60の2次構成要素の設計は特定の要件に対し容易に適合可能である。 又、図1に図解される如く、真空室60が回転される度に既に第1浸漬タンク120内に下げられているプレート50がコンベヤー装置に戻されるよう別のプレー卜50との真空密シールを形成する目的で真空室60を設計することにより出力を高めることが出来る。

    【0016】部分的に被覆された製品10を含有するプレート50が真空室60から除去された後、プレートはコーティング材料の硬化の目的上、ドライヤー装置13
    0に通すことが出来る。 当技術の熟知者に理解される如く、ドライヤー装置130は使用されているコーティング材料の熱要件と湿気分要件に対応するよう選択される。 輻射熱、強制高温空気、マイクロ波ドライヤー及びこれらの形式の組み合わせが入手可能な形式の中に含まれる。 選択されたドライヤー装置130の形式に応じて、プレート50をドライヤー装置130に対し搬出入させるべく1個以上のコンベヤー及び他の装置が要求される。

    【0017】コーティングの硬化後、プレート50は再びコンベヤー装置に戻され、好適には他の位置に移送される。 この位置において、各個々の製品10の一部分のみが被覆されるが、製品10を排除し、処理段階が完了したものと考えることが望ましい。 これは例えば、製品が既に被覆され前述した方法が実施されて別の色を製品の一部分に加える場合に望ましい。

    【0018】しかしながら、好適実施態様においては、
    本発明は製品10の被覆されていない部分を被覆可能とする方法及び装置を提供する。 第1に、図1に図解される如く、別のプレート50'が第1プレート50上に含まれる製品と整合して位置付けられる。 第2プレート5
    0'は製品10の被覆側が第2プレート50'の錠剤ホルダー30'内に配設される迄下げられる。 第1プレート50、製品10及び第2プレート50'の結果的に生じる「サンドイッチ」構造が次にコンベヤー/操作装置により1/2回転、回転される。 図示の如く、プレート50、50'の位置が逆にされ、第1プレート50が除去されると、製品10の被覆されていない部分が露呈される。 次に、第2プレート50'が浸漬過程の始動点へ移送可能とされ、同じコーティング材料又は異なるコーティング材料のいずれかを使用して同じ装置又は他の装置のいずれかを使用することで前述したコーティングを形成するのに必要とされる操作シーケンスを通じてセットされる。

    【0019】製品10の被覆されていない部分上にコーティングを付ける目的で同じ装置が使用される場合、第2プレート50'は好適には真空室60直前の箇所即ち図1に図解された真空室60とフィーダー装置80の間の箇所へ搬送されるか又は他の方法で移送可能である。
    第2プレート50'は簡単に挿入されて真空室60と係合状態になり、前述した装置は製品10の浸漬、コーティングの必要に応じた硬化等の点で同じ機能シーケンスを実質的に実施しよう。 製品10が完全に被覆され且つ硬化された後、この製品は第1プレート50と第2プレート50'の間の移送段階前に排出される。

    【0020】本発明の他の実施態様において、部分的に被覆された製品が第2プレート50'に移送された後、
    第2プレート50'は図1に関連して先に説明した如き同じ一連の装置内に入る。 換言すれば、第2真空室、浸漬タンク、ドライヤー及び操作搬送装置を提供出来る。
    この第2組の装置を使用して製品10が被覆され硬化された後、その完了した製品が排出される。

    【0021】ここで図2を参照すると、前述した真空室60の一層詳細な図が示してある。 先に説明した如く、
    好適実施態様においては、2個のプレート50(又は5
    0')が真空室60上に真空密シールにて保持され、かくして装置の上下動の間の及び真空室60からのプレート50の搬出入の間の一層効率的な割り付けを可能にする。

    【0022】図示の如く、室全体は製品10をコーティング材料122の表面に接触させるべく上下動可能である。 図2に想像線で示される如く、垂直運動は又好適には真空室60と操作装置の間の移送を提供する。 この後者の垂直運動は又図1に関連して先に説明した浸漬過程中に真空室60が回転される際間隙を提供する。

    【0023】プレート50と真空室60の破断断面図を図解している図3に真空室60の更に詳細な内容が示してある。 横断面で示される如く、プレート50は一連の開口部内に挿入された複数個の錠剤ホルダー30を備えている。 プレート50は真空室60上に載置し、この室と共にシールを提供する。 複数個の真空管100が錠剤ホルダー30を貫通延在し、使用時に製品10と係合し、図示の如く、錠剤ホルダー30から製品10を僅かに上昇させる。 真空室60内に発生された真空はマニホルド又は同様の装置により真空管100を通じて連通され、かくして真空管100との接触時に製品10の表面に真空を作用出来るようにする。 真空室60に対し、真空管100を相対的に上下動させる真空管アクチュエーター装置102を設けることにより、真空管は選択的に図示の上昇位置に設置可能である。 真空管アクチュエーター装置102は歯車、カム、又はプーリー・システムで移動される共通の棒又は設置構造に出来る。

    【0024】図示の位置にある際、摩擦又は機械的に励起されるクランプの使用を伴わずに前述の如く製品10
    を逆転出来るか又は他の方法で操作出来る。 本願で開示された真空処理システムは製品の確実な保持を提供すると共にコーティング又は製品10自体の損傷の可能性を最低にする。 先に説明した如く、本発明の方法と装置は製品10の多数の形状と寸法に対し有用であるが、最も好適には製品10は図示の如き1個以上の曲面を有する。 この曲面により真空管100はステンレス鋼の如き堅固な材料で作成出来る。 しかしながら、通常の知識を有する者は適当に設計された真空管を使用して製品の殆ど全ゆる形状と全ゆる向きを保持出来ることを実現しよう。 最後に、多くの例においては、充分なグリップを確実にする目的から真空管の先端部上にクッション又は弾性チップを設けることが望ましいであろう。

    【0025】ここで図4ヲ参照すると、錠剤ホルダー3
    0の好適実施態様が図解してある。 確実な停止体を提供すべく錠剤ホルダーの第1端部に肩部32が形成してある。 第2端部に溝が形成され、この溝内に「O」リング等を係合させて錠剤ホルダー30をプレート50内に保持出来る。 当技術の熟知者に理解される如く、錠剤ホルダー30とプレート50は多くの場合一体構造の構成要素として形成可能である。 図4は又、引き出し位置における真空管100を図解している。 真空管100が引き出し位置にある際、錠剤ホルダー30内に形成された窪みが(図4に図示されていない)製品10を抑止する唯一の手段となる。

    【0026】本発明は又、製品10を本発明に従って被覆する方法を提供する。 本発明の方法の好適実施態様を図5に図面の順番で図解する。 図解及び説明の目的上、
    単一製品10、真空管100及び錠剤ホルダー30がプレート50の如き他の装置の破断部分と共に図解してある。 図1の上方左側断面に示してある如く、錠剤ホルダー30を含有するプレート50は前述の錠剤を供給する供給装置80下方に位置付けられ、製品10は錠剤ホルダー30内に配設してある。 次に、個々の製品10を含有しているプレート50は塵埃と粒状物の存在しない真空室60の近くに移動される。 明瞭化の目的の為、真空室60の表示は図における他の図面から省略してある。
    次に個々の真空管100が所定位置にもたらされ、製品10と近接して又は接触して設置される。 この箇所において、真空管100内に発生された真空が製品10を「ピック・アップ」し、又は製品10と係合する。 個々の製品10がしんくうかん100と係合した後、全体のプレート50が1/2回転回転され、製品10を真空管100により懸下する。 真空管100とその真空管に取り付けられた製品10は現時点で所定位置に移動可能とされ、コーティング・タンクたる第1浸漬タンク120
    内へ下げることが出来る。 製品10が下げられる深さは真空管100を励起きする及び/又はプレート50を移動させる油圧アクチュエーター、歯車列又は他の装置により正確に調整可能な真空管100とプレート50の運動の関数である。 次に、真空管100及び部分的に被覆された製品10はコーティング・タンクたる第1浸漬タンク120から引き出されるが、製品10はその錠剤ホルダー30内へは完全に引き出される訳ではない。 その代わりに、プレート50及び部分的に延在している真空管100は1.5回転、回転され、プレート50をその初期の向きに戻す。 更に回転すると、静止し、コーティングを最初に固化可能とし、又、重力に起因するコーティングの走行を防止することでコーティングの提供される均一性を助ける。 しかしながら、或る実施態様においては、この停止は不必要であり、プレートは単に1/2
    回転、回転させる必要がある。 プレート50がそのん初期位置に戻った後、真空管100は製品10が再び、プレート50内の錠剤ホルダー30内で載置する迄引き出される。 真空管100が充分に一旦引き出されると、製品10に対する真空接続が破壊され、重力と錠剤ホルダー30が製品10を抑止する。

    【0027】図5の下方左側部分に示される如く、個々の製品10が一旦真空の作用から解放されると、その部分的に被覆された個々の製品10を支承しているプレート50はドライヤー装置130内へ移動出来る。 コンベヤー又は他の慣用的な手段を使用することでプレートはドライヤー装置130内へ押され乾燥される。 コーティングが硬化し、プレート50がドライヤー装置130から出た後、第2プレート50'は部分的に被覆された製品10を含む第1プレート50内の錠剤ホルダー30に第2プレート50'内の錠剤ホルダー30'が整合するような位置へ移動される。 この第2プレート50'は第2プレート50'内の錠剤ホルダー30'が第1プレート50に保持されている製品と係合する迄第1プレート50へ向かって下げられる。 従って、図示の如く、製品10は第1プレート50と第2プレート50'の間にて「サンドイッチ」状にされる。 次にプレート50、5
    0'の対が半回転され、かくして第1プレート50と第2プレート50'の相対的位置を逆にする。 次に、第1
    プレート50が上げられ、上部の製品10の被覆されていない部分を露呈させ、底部の即ちプレート50'の錠剤ホルダー30内の被覆された側を残す。

    【0028】この箇所において、図示の方法の好適実施態様はコーティングを完全に被覆させ製品10の約半分のコーティングを硬化させている。 しかしながら、前述した方法は、図面の下方右側部分に示されたプレート5
    0'を上方左側部分、換言すれば、個々の製品10がプレート50内に装填された直後の箇所において過程の開始点へ移送することにより繰り返し可能であることが理解されよう。 本発明のこの実施態様において、前述した過程が繰り返され、製品10の残りの部分が被覆される。 しかしながら、異なる全体的な被覆上の効果をもたらすには、いずれにせよ錠剤の半分以上又半分以下を被覆出来ることを更に理解すべきである。 例えば、両方の「パス」が錠剤の高さの半分以下に被覆された場合は、
    被覆されていない製品のバンドが露呈された状態にとどまろう。 他方、「パス」の一方又は両方が実質的に錠剤の高さの半分以上の深さに対し実行された場合は、重なった「シーム」の外観が作成されよう。

    【0029】ここで図6を参照すると、本発明の一部の実施態様の他の特徴が図解してある。 これらの実施態様において、真空管100は図6の矢印で示される如く、
    真空管100がその長手方向軸線の周りに回転されるよう作成される。 当技術の熟知者に理解される如く、こうした回転は回転運動を軸に伝える歯車列、ベルト及びプーリー又は他の手段を使って達成可能である。 真空管1
    00は又、回転中に前述の真空室60又は他の供給源による真空源で作用を受ける。 従って、製品10は図示の如く回転している真空管100上に所定位置にて堅固に保持される。 製品10が回転している間に、この製品はコーティングを付ける目的から回転しているホイール2
    10に接触される。 好適には、この提供された回転しているホイール210は図示の中央「縁部」の如き製品1
    0の部分に近接するような形状にされ操作を受ける。 ホイール210と製品10の回転に伴い、ホイール210
    は又或る量のコーティング材料222を通過し、正確に製品10の部分を被覆する。 ホイール210は矢印bで示される方向にて軸202の周りを回転し、適切な度にて支持構造200上に設置される。

    【0030】

    【発明の効果】従って、本発明は又、コーティング材料の比較的狭い片体又はバンドを製品に適用出来る方法を開示している。 最も好適には、製品及びコーティングを与える装置が回転し、共に近接して設置される。 コーティングを与える装置は好適には少なくとも部分的にその或る量のコーティング材料内に浸漬され、回転中にそのコーティング材料中ヲ通過する。 図6に図解された実施態様を使用すると、異なる色の「バンド」又はストライプを提供するだけでなく、特定の箇所におけるコーティングの厚さを増加させ、かくしてシーム、又は重なったゼラチン・カプセルの外観を作ることが出来る。

    【0031】本発明の方法と装置の一部の実施態様について特に前述したが、これらの諸例は例示の目的であり、限定的な意味はない。 本発明の諸原理と多数の改変及び適合が当技術の熟知者には直ちに明らかとなろう。
    従って、本発明の範囲を確定するには前掲の特許請求の範囲を参照すべきである。

    【0032】この発明の具体的な実施態様は、次のとおりである。

    【0033】1)前記プレートと前記錠剤ホルダーが一体アッセプリーとして形成される請求項1の装置。

    【0034】2)前記プレートが複数個の個々のタブレット・ホルダー及び前記個々の錠剤ホルダーを保持するよう適合したプレートを含む請求項1の装置。

    【0035】3)前記個々の錠剤ホルダーが2個の端部を有する実質的に円筒状の部分、第1端部に形成された肩部分及び第2端部に形成された周方向溝を含む上記実施態様第2項記載の装置。

    【0036】4)前記真空室装置が間に真空密シールを形成すべく前記プレートと係合するよう適合した請求項1の装置。

    【0037】5)前記コーティング材料がゼラチン状材料から成る請求項1の装置。

    【0038】6)前記浸漬タンク装置が前記コーティング材料を循環させる装置を含む請求項1の装置。

    【0039】7)更に、1個以上の前記製品を前記錠剤ホルダー内に配向し配設するフィーダー装置を含む請求項1の装置。

    【0040】8)前記フィーダー装置が1個以上のフィーダー管と前記フィーダー管を前記錠剤ホルダーに整合して位置付ける装置を含む上記実施態様第7項記載の装置。

    【0041】9) 前記コーティング材料が前記製品に適用された後当該コーティング材料を硬化するドライヤー装置を含む請求項1の装置。

    【0042】10) 前記製品を前記プレートから排出する装置を含む請求項1の装置。

    【0043】11)第2プレート装置、前記第2プレート装置を前記第1プレート装置と整合するよう操作する少なくとも第2コンベヤー装置と、前記第1プレート装置と第2プレート装置が整合している間に両者を回転させる装置から成る請求項1の装置。

    【0044】12) 前記プレートを前記真空室装置に移送するコンベヤー装置を含む上記実施態様第11
    項記載の装置。

    【0045】13)真空源に接続された第2真空室装置と、前記第2真空室内に配設され前記真空源に接続された更に複数個の真空管と:前記真空第2管を前記第2真空室に対し相対的に上下動させる第2真空管アクチュエーター装置と、前記第2プレートを操作するコンベヤー装置と、前記第2プレートを上下動させる第2浸漬ステーション装置と、及びコーティング材料の或る量を保持する第2浸漬タンク装置から成る上記実施態様第11項記載の装置。

    【0046】14)前記真空室が更に第2プレートと係合するよう且つそのプレートと真空密シールを形成するよう適合している上記実施態様第4項記載の装置。

    【0047】15)前記真空室と前記プレートを選択的に回転させるべく前記真空室が軸装置に設置してある請求項1の装置。

    【0048】16)前記真空室と前記第1及び第2プレートを選択的に回転すべく前記真空室が軸装置に設置してある上記実施態様第14項記載の装置。

    【0049】17) 前記プレートを塵埃除去装置に晒す段階を含む請求項2 の方法。

    【0050】18)前記コーティングが前記製品に適用された後前記プレートをドライヤー装置内に設置することで前コーティングを硬化する段階を含む請求項2 の方法。

    【0051】19) 前記製品を前記プレート装置か排出する段階を含む請求項 2の方法。

    【0052】20)前記真空管アクチュエーター装置が更に一個以上の前記真空管をその長手方向軸線の周りに回転させる装置を含む請求項1の装置。

    【0053】21) 前記製品にコーティングを与える回転装置を含む請求項1の装置。

    【0054】22)前記回転装置がコーティング材料の量内に少なくとも部分的に浸漬されるホイールを含む上記実施態様第21項記載の装置。

    【0055】23)1個以上の前記真空管をその長手方向軸線の周りに回転させる段階と:及び前記真空管が回転している間に前記真空管の1つの真空管上に配設された製品の少なくとも一部分にコーティング材料を適用する段階から成る請求項3の方法。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明のコーティング装置の部分的に且つ部分的に模式的に表わした図。

    【図2】図1の装置の一部分の破断し、部分的に横断面で表わした側面図。

    【図3】木発明の好適実施態様で使用される錠剤ホルダーとプレートの断面図。

    【図4】本発明の好適実施態様で使用される錠剤ホルダーと真空管を図解している図3のプレートの破断横断面図。

    【図5】本発明に従って錠剤のコーティングをする好適方法の諸段階を表わす部分的に図式的に且つ部分的に模式的に表わした図。

    【図6】本発明の一部の実施態様の他の特徴を表わした図。

    【符号の説明】

    10 製品 30 錠剤ホルダー 30'錠剤ホルダー 32 肩部 50 プレート 50'プレート 60 真空室 62 ピボット点 80 フィーダー装置 82 ホッパー 84 フィーダー装置 100 真空管 102 真空管アクチュエーター 120 第1浸漬タンク 122 メニスカス面(コーティング材料) 124 内側タンク 130 ドライヤー装置 200 支持構造 202 軸 210 ホイール 222 コーティング材料

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