The methods and compositions reduce the microorganisms for food

申请号 JP50575499 申请日 1998-06-26 公开(公告)号 JP3919828B2 公开(公告)日 2007-05-30
申请人 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー; 发明人 デイビッド、ケント、ローリンズ; トーマス、エドワード、ウォード; ブライアン、ジョセフ、ローゼル;
摘要
权利要求
  • 食物表面上の微生物のレベルを減じ、食べても安全な食物にするための食物の処理方法であって、
    消費直前に行う処理 であって、食物の表面を水性希釈処理組成物 と1/2分を越える時間、接触させる工程を含む 処理を含んでなり、
    ここで、水性希釈処理組成物 は、
    (a) 0.5%重量未満の毒物学的に許容される塩基に安定な陰イオン洗浄剤界面活性剤;
    (b) pHを 10.5〜13にする、水溶性の水酸化物、オルトリン酸、炭酸および/または重炭酸のカリウムおよび/またはナトリウムおよび/またはカルシウム塩よりなる群から選択される毒物学的に許容される塩基性緩衝剤; および
    (f) 少量の低分子量の毒物学的に許容される有機溶媒を含んでいてもよい水よりなる群から選択される水性キャリヤーを含む残余を含 んでなり、かつ
    該組成物は該食物を消費前にすすぐ必要がないように安全性またはおいしさに悪影響を及ぼす物質を本質的に含まない、前記方法。
  • 水性希釈処理組成物が、
    (c) 0.0005〜3重量%のポリリン酸、有機ポリカルボン酸およびこれらの混合物の水溶性塩よりなる群から選択されるカルシウムイオン金属封鎖剤をさらに含んでなる、請求項1に記載の方法。
  • 水性希釈処理組成物が、
    (d) 毒物学的に許容される防腐剤
    をさらに含んでなる、請求項1または2に記載の方法。
  • 水性希釈処理組物が、
    (e) 毒物学的に許容される発泡抑制剤
    をさらに含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (a) 0.2重量%未満であり、かつ溶液の粘度を 50 cp未満に減じるのに十分な、毒物学的に許容される塩基に安定な陰イオン界面活性剤; および
    (b) pHを 10.9〜12.5にする、水溶性の水酸化物、オルトリン酸および/または炭酸のカリウムおよび/またはナトリウム塩よりなる群から選択される毒物学的に許容される塩基性緩衝剤を含む、請求項 1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (c) 0.001〜1重量%の、トリポリリン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、クエン酸およびこれらの混合物のナトリウム塩よりなる群から選択されるカルシウムイオン金属封鎖剤
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (a) 0.1重量%未満であり、かつ溶液の粘度を 10 cp未満に減じるのに十分な、毒物学的に許容される塩基に安定なアルキル硫酸および/またはC 8-14 、セッケンのナトリウムおよび/またはカリウム塩; および
    (b) pHを 11.3〜12.3にする、水溶性のオルトリン酸および/または炭酸のカリウムおよび/またはナトリウム塩よりなる群から選択される毒物学的に許容される塩基性緩衝剤を含む、請求項 1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (c) 0.01〜0.5重量%の有機ポリカルボン酸の塩
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (a) 0.1重量%未満であり、かつ溶液の粘度を cp未満に減じるのに十分な、毒物学的に許容される塩基に安定なアルキル硫酸および/またはC 8-14セッケンのナトリウムおよび/またはカリウム塩を含む、請求項 7または8に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (c) 0.01〜0.2重量%のエチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (a) 0.1重量%未満であり、かつ溶液の粘度を cp未満に減じるのに十分な、毒物学的に許容される塩基に安定なアルキル硫酸および/またはC 8-14セッケンのナトリウムおよび/またはカリウム塩を含む、請求項 に記載の方法。
  • 水性処理組成物が、
    (c) 0.01〜1重量%のトリポリリン酸ナトリウム
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  • 処理組成物が、濃縮組成物を、微生物を含む水で希釈することによってつくられ、濃縮物が、希釈水性処理組成物の 0.1〜5重量%のレベルで用いられる、請求項1に記載の方法。
  • 10.5より大きい塩基性pHで食物を処理するための希釈組成物の製造に用いるのに適した濃縮組成物であって、
    0.5〜2重量%の希釈処理組成物に希釈され、かつ溶液の粘度を約10cp未満に減じるのに 十分な濃縮組成物であり、かつ
    (a) 0.5〜25重量%の毒物学的に許容される塩基に安定なアルキル硫酸および/またはC 8-14セッケンのナトリウムおよび/またはカリウム塩;
    (b) 塩基性緩衝剤としての、希釈処理組成物のpHを 10.9〜12.5にする水酸化物、オルトリン酸、炭酸および/または重炭酸のカリウムおよび/またはナトリウムおよび/またはカルシウム塩;並びに(c) 1〜10重量%のカルシウムイオン金属封鎖剤を含む、 濃縮組成物。
  • (a) 塩基に安定な陰イオン界面活性剤がアルキル硫酸塩および/またはC 8-14セッケンであり;
    (b) 塩基性緩衝剤が希釈処理組成物のpHを 11.3〜12.3にし; かつ
    (c) トリポリリン酸および/またはエチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウムおよび/またはカリウム塩である、 2〜20%のカルシウムイオン金属封鎖剤が存在する、
    請求項 14に記載の組成物。
  • 請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法で使用するための使用説明書が付された、請求項14または15に記載の組成物。
  • 说明书全文

    技術分野
    本発明は、特に食物をすすぐための十分な純が手に入らない場合、食物のおいしさを維持しながら、食物、特に農産物を人が消費しても安全なものにする方法、およびこの方法を実施するのに特に適した組成物、とりわけ濃縮状または相当する希釈液体状の組成物に関する。
    発明の背景
    果物および野菜、時には肉のような他の食品は、汚れおよび表面にぴったり付着しているかもしれない他の不所望な残留物を除去するために、摂取前に洗浄するのが望ましい。 しかしながら、通常の洗浄工程には汚れを物理的に除去するすすぎ工程が必要である。 多くの状況において、すすぎのための純水は少量であってもすぐに手に入らない。 当業界で開示されている多くの洗浄用成分は、それらが完全に除去されない場合、おそらく食物と直接接触させることが使用に望ましくなかったり、および/または十分な抗生物作用をもたらさない。 そのため、すすぎ用の豊富で安全な水が入手できないときに、果物および野菜をおいしく食べるのを安全なものにするための真に効果的な組成物の配合、特に個々の消費者が安全に用いることができる組成物の配合が、配合業者に特有な問題を提示することは明らかである。
    さらに、抗微生物作用をさせるのに用いることができかつ除去することなくおいしい食物を提供する、濃縮形で販売されそして希釈低発泡性溶液をつくるのに用いうる、果物および野菜および/または肉を含めた食物用の効果的で毒物学的に許容される組成物を提供することが特に望ましい。 希釈溶液は、単に浸すことにより、汚れた果物および野菜に直接用いることができ、従って食物の全ての部分が確実に処理されるので、使用者にとって便利である。 希釈液の透明性は、使用者にとって清潔さを意味し、従って非常に望ましい。 低発泡性は消泡が速やかかつ容易であるので重要な特性である。 時には入手しうる水が安全でない水のみであるときがあるので、消費者が使用に安全でない水を用いてそのような濃縮物を希釈することができればまた好都合である。
    都合の悪いことには、多くの毒物学的に許容される「洗浄」成分は、安全でない不純な水と共に用いることができない。
    発明の概要
    本発明は、おいしさを維持しながら、塩基性pHで、特にすすぐことなく、農産物、特に果物および野菜を含めた食物を処理する方法(およびその方法を実施するための後記のような組成物)を包含する。 広義においては、本発明は、微生物レベルを減じるための食物の処理法を含んでなるものである。 この処理は、消費直前に行い、食物の表面を、任意の洗浄剤界面活性剤;および約10.5より大きいpHにする塩基性緩衝剤を含む水性処理組成物と、約1/2分を越える時間、接触させる工程を含む。 ここで、該組成物はおいしさに悪影響を及ぼす物質を本質的に含まず、該食物は摂取前にすすぐ必要はない。
    本発明は下記の側面を含めたいくつかのより具体的な態様を含む:
    1. 再汚染の可能性を最少限にするため食べる直前に食物に、下記の成分を一般に含むpHが約10.5より大きい希釈水性処理組成物を直接適用することにより、食物の表面を該組成物と接触させることを含む、農産物および肉を含めた食物を食べても安全なものにする方法:
    (a) 非常に好ましくは、表面張を減じ、かつ粘度を約50cp未満、好ましくは約10cp未満、より好ましくは約5cp未満に減じて、表面湿潤および/またはドレーンが最大となるのを促して、残留物を最少にするのに十分ではあるが、おいしさに影響する量よりは少ない量、好ましくは約0.5%未満、より好ましくは約0.2%未満、さらにより好ましくは約0.1%未満の毒物学的に許容される洗浄剤界面活性剤、好ましくは塩基に安定な陰イオン界面活性剤、より好ましくはアルキル硫酸および/またはC 8-14セッケンのナトリウムおよび/またはカリウム塩;
    (b) pHを約10.5〜約13、好ましくは約10.9〜約12.5、より好ましくは約11.3〜約12.3にするが、できるだけ安全となるように、好ましくは、一般に約10未満、好ましくは約7未満、さらにより好ましくは約4未満の低いリザーブアルカリ度(reserve alkalinity)を有する(ここで用いる「リザーブアルカリ度」とは、希釈処理組成物のpHを9.5に下げるのに必要なHCl当量の百分率に等しい)、毒物学的に許容される塩基性緩衝剤、好ましくは水溶性の水酸化物、オルトリン酸、炭酸および/または重炭酸のカリウムおよび/またはナトリウムおよび/またはカルシウム塩、ここで、オルトリン酸塩が存在するとき、その量はオルトリン酸当量の約0.01〜約3%、好ましくは約0.05〜約1%、より好ましくは約0.1〜約0.5%である;
    (c) 任意に、約0.0005〜約3重量%、好ましくは約0.001〜約1重量%、より好ましくは約0.003〜約0.5重量%のカルシウムイオン金属封鎖剤、好ましくはポリリン酸塩洗浄剤ビルダー、例えばトリポリリン酸のナトリウム塩(以後、「STPP」と呼ぶ)、または有機ポリカルボン酸の塩、例えばエチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウム塩(以後「EDTA」と呼ぶ)および/またはクエン酸の塩、これらは硬水中のカルシウムを金属イオン封鎖してカルシウム沈殿を調整する;
    (d) 任意に、毒物学的に許容される防腐剤;
    (e) 任意に、毒物学的に許容される発泡抑制剤;並びに(f) 少量の低分子量の毒物学的に許容されるエタノール、グリセロールのような有機溶媒を含んでいてもよい水よりなる群から選択される水性キャリヤー、および/または少量成分を含む残余;
    上記酸性物質の全てはもちろん生成物のアルカリ性条件下で中和されており、上記組成物は毒物学的に許容されない物質を本質的に含まず、上記処理は少なくとも1/2分間、好ましくは少なくとも約1分間、より好ましくは少なくとも約5分間であり、次いで、特にすすぐことなく、ドレーンおよび/または乾燥し、食物はその後すぐ消費でき、望ましいおいしさを有する。
    ここに記載の本発明は、希釈組成物の重量に基づいて約0.1〜約5%、好ましくは約0.5〜約2%の濃縮組成物を用いて水で希釈することによる、約10.5より大きい塩基性pHで食物を処理するための希釈組成物の製造に適した濃縮組成物を好ましくは包含し、該濃縮組成物は下記の成分を含む:
    (a) 約0.1〜約50重量%、好ましくは約0.5〜約20重量%、より好ましくは約1〜約10重量%の毒物学的に許容される洗浄剤界面活性剤、好ましくは塩基に安定な陰イオン界面活性剤、より好ましくはC 6-16アルキル硫酸塩および/またはC 8-14セッケン(b) 希釈組成物のpHを約10.5〜約13、好ましくは約10.9〜約12.5、より好ましくは約11.3〜約12.3にするが、人に害を与えるのを避けるために、好ましくは約10未満、より好ましくは約7未満、さらにより好ましくは約4未満の希釈組成物における低いリザーブアルカリ度を有する、毒物学的に許容される塩基性緩衝剤、好ましくは水酸化物、オルトリン酸、炭酸および/または重炭酸のカリウムおよび/またはナトリウムおよび/またはカルシウム、ここで、オルトリン酸塩が存在するとき、その量はオルトリン酸当量の約3〜約60重量%、好ましくは約5〜約60重量%、より好ましくは約10〜約55重量%である;
    (c) 任意に、約0.1〜約35%、好ましくは約1〜約25%、より好ましくは約2〜約20%の毒物学的に許容されるカルシウムイオン金属封鎖剤、好ましくはポリリン酸塩または有機ポリカルボン酸塩、より好ましくはSTPPもしくはEDTA、またはこれら2つの組み合わせ、これらはカルシウムイオンを調整する;
    (d) 任意に、毒物学的に許容される防腐剤;
    (e) 任意に、毒物学的に許容される発泡抑制剤;並びに(f) 混和性の毒物学的に許容される不活性および/または少量成分を含む残余。
    上に挙げた成分の全てにおいて、1つの成分が1つ以上の場所に分類しうるならば、それはそれが出てきた最初の場所に分類される。 これらの成分は摂取されるので、全成分が食品用グレードであるのが好ましい。
    食物、特に果物および野菜のような農産物を準備するより具体的な方法には、食物を約10.5より大きい塩基性pHの希釈水溶液に約1/2分を越える時間さらすことが含まれ、この水性洗浄溶液はカリウム陽イオンおよび/またはナトリウム陽イオンを含む。 これらの陽イオンは多くの理由で食物に望ましい。 従って、野菜および果物のような食材のすすぎのない処理に用いる組成物中にこれらが存在することは望ましいことである。 また、カリウムセッケンはナトリウムセッケンと比較して、特に低温において、かなり可溶性であるため、セッケンの場合、カリウム陽イオンはナトリウム陽イオンよりも有用である。
    食物を処理するためのアルカリ法は、食物の表面の微生物を殺す純粋な溶液を得るために、上記濃縮組成物および不純な水を用いて、pHが約10.5〜約13、好ましくは約10.9〜約12.5、より好ましくは約11.3〜約12.3の溶液をつくることにより製造した水溶液と、農産物表面とを接触させることを含む。 食物表面上の微生物のレベルを減じることは重要である。
    農産物のような食物を処理するための上記方法の別の好ましい変形法には、ここに記載の濃縮組成物を、指示付き容器に入れ、希釈溶液を形成して、食物を処理することが含まれる。 希釈量、処理時間、すすぎを必要としないこと、および不純な水を用いて処理溶液を形成しうることは直観的に分かるものではないので、そのような指示は非常に重要である。 指示ができるだけ簡単かつ明瞭であることも重要であり、そのため写真および/または図を用いるのが望ましい。
    組成物の残余は、様々な任意の添加剤、pH調節剤、香料またはエキス、防腐剤、発泡抑制剤等よりなりうる。
    上記濃縮組成物中の成分は好ましくは「食品用グレード」のものであり、実質的に透明な希釈組成物となる割合で選択かつ使用される。 「実質的に透明な」という用語には、単に曇りができるだけ少ないという意味が含まれ、好ましくは組成物が完全に透明であることを意味する。 成分はまた、貯蔵の初めおよび後のいずれにおいてもできるだけ臭いが少ないように選択する。 臭いがないことは、食物に用いる組成物において特に重要である。
    不快な臭いを隠すために、組成物は食品用グレードまたはGRAS(下記で定義する)香料またはエキス成分を含有してもよい。 この使用に特に好ましいのは、比較的多量のテルペンを含有する柑橘類、例えば、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、ターンジールミカン、タンジェロー等から誘導される油である。
    ここで用いるのが好ましい組成物は、消費者が誤用するのを防ぐためにGRASとして容認されている直接食品添加物をもちろん含めた食品用グレードまたはGRASの物質のみを含む。 果物および/または野菜の洗浄に対する従来のたいていの提案は、一般に、条件、特にすすぎの量およびすすぎの完全性をより一層調整する商業規模を意図したものであった。 本発明はすすぐことなく個々の消費者によって用いられるものであり、そのため、特別の安全性が製品に組み込まれていることが必須である。 全ての成分がGRASおよび/または食品用グレードであれば、洗浄後のすすぎ不足はあまり重要ではない。
    果物および野菜を洗浄するための洗浄成分の使用および選択については、米国連邦規定法(United State Code of Federal Regulation)、Title21、Section173.315:「Ingredients for use in washing or lye peeling of fruits and vegetables」に記載されている。 これらの規定は、食品との直接接触に用いうる成分を、「一般に安全とみなされる」と記載されているもの(GRAS)およびいくつかの他の選択された成分に制限している。 これらの項はまた一定の状況で用いることができる物質の量に特定の制限を加えている。 しかしながら、除去する必要のない水性組成物を用いて食物を安全に消費する方法についての規制または提案はない。 また、望ましいおいしさをもたらす低レベルの次亜塩素酸塩、ヨウ素等のような物質を用いて微生物を殺す公知の方法はない。
    全ての引例は参照することによってここに記載されたものとする。
    発明の詳細な説明
    次の毒物学的に許容される成分は、本発明の好ましい組成物の製造に用いられる。 「毒物学的に許容される」とは、本組成物で洗浄された果物または野菜に残留しうる組成物の成分の残留物が、人および/または動物が摂取しても安全であることを意味する。
    洗浄剤界面活性剤
    合成陰イオン界面活性剤 −塩基に安定な陰イオン界面活性剤、例えば、米国連邦規定法(United State Code of Federal Regulation)(CFR)、Title21、Section173.315で認められているようなものを用いることができる。 ドデシルベンゼンスルホン酸塩については、一般に0.2%以下の量で詳しく記載されている。 CFRにはまた、エチレンのリン酸エステルおよび/または脂肪族アルコールのエチレン/プロピレンオキシド付加物、ジオクチルスルホスコハク酸塩、および2−エチルヘキシル硫酸塩も記載されている。
    陰イオン界面活性剤は、当業界で公知の物質、例えばC 6-18アルキル硫酸塩および/またはスルホン酸塩;C 6-15アルキルベンゼンスルホン酸塩;ジ−C 6-10アルキルスルホコハク酸塩等から選択するのが好ましい。 抗微生物効果および味のよさという点では、特にナトリウムおよび/またはカリウム塩のような、アルキル硫酸塩が好ましい。 カリウムC 8-14セッケンも好ましい。 そのようなアルキル硫酸塩とセッケンとの混合物も好ましい。
    非イオン界面活性剤 −非イオン界面活性剤を用いるとき、これは当業界で公知の物質、例えばC 10-18脂肪族アルコールまたは酸のアルキレンオキシド(エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド)付加物、グルコース(アルキルポリグルコシド)の脂肪族アルコール付加物から選択するのが好ましい。 選択された具体的な非イオン界面活性剤は、親水性−親油性バランス(HLB)が約10より大きく、組成物中における曇り点が約35℃より上であるのが理想的である。 CFTには分子量が約800のC 12-18脂肪族アルコールのエチレンオキシド/プロピレンオキシド付加物が具体的に記載されている。 そのような物質はPLURAFAC RA−20(BASF)として入手しうる。
    セッケンを含有する組成物では、アルコキシル化アルコールが、洗浄操作中に形成しうるセッケンカードの分散剤として主に働く。 さらに、窒素非含有非イオン界面活性剤を選択すると、希釈界面活性剤組成物中で微生物が成長する可能性をできるだけ少なくすることができることが認められている。
    脂肪酸 −本組成物はセッケン、特にココナッツ脂肪酸ミドルカットセッケンのようなC 8-14セッケンを含有させることができる。 この使用にはラウリン酸が好都合である。 特定の可溶化界面活性剤をより高い割合で用いてこれらのセッケンを可溶化してもよい。 しかしながら、味を考慮するので、セッケンは大量に用いるべきではない。
    洗浄剤界面活性剤の存在は、主に表面張力および粘度を減少させるために重要である。 希釈処理組成物は低い粘度、一般に約50未満、好ましくは約10未満、より好ましくは約5未満であるのが非常に望ましい。 低い粘度は、特に食品に層、しわ等がある場合、食品表面への広がりを促すことによって処理の完全性を向上させる。 低い粘度はまたドレーン性を改善し、従って、少なくともいくらかの汚れを除く。 望ましいならば、粘度を下げるとまた、乾燥速度が改善される。 従って、洗浄剤界面活性剤は処理の面において非常に重要な利点をもたらす。
    洗浄剤界面活性剤はまた、抗微生物作用を向上させる。 界面活性剤、特にアルキル硫酸塩が存在すると、微生物の死亡および/または死亡率が改善される。
    洗浄剤界面活性剤がおいしさに影響を及ぼさないことは重要である。 従って、その量は少なくすべきである。 前に論じたように、味を考慮するので通常はセッケンは大量に用いず、味を考慮すると食品用グレードの界面活性剤が非常に望ましい。
    アルカリ性緩衝剤
    毒物学的に許容される塩基性緩衝剤を本組成物に用いて、製品pHを望ましい範囲に維持する。 配合の容易さの点では、そのような塩基性緩衝剤は、特に液体濃縮物において、カリウム塩の形であるのがしばしば望ましい。 固体、例えば粉末配合物では、ナトリウム塩が許容され、そして好ましい。 炭酸カリウム/ナトリウムおよび/またはオルトリン酸カリウム/ナトリウムが便利で好ましい塩基性pH緩衝剤である。 特に、組成物がカルシウムイオン金属封鎖剤を含有していなければ、水酸化カルシウムおよび/またはマグネシウムも塩基性pHにするのに用いることができる。 水酸化ナトリウムおよびカリウムはアルカリ性緩衝剤系の一部として用いることができる。 成分の量および種類を調整すると、ここに示すような、例えば、≧〜1000sec -1の剪断下で約50センチポアス未満、好ましくは約10センチポアス未満、より好ましくは約5センチポアス未満の望ましい粘度を有する希釈製品が得られる。
    pHは約13以下であるのが好ましく、特に組成物が十分に除去されないとき、消費者の安全のためにこれより高いpHの多量の緩衝剤を含有させない。 リザーブアルカリ度は約0.1〜約10、好ましくは約0.2〜約7、好ましくは約0.3〜約4にすべきである。
    金属イオン封鎖剤/ビルダー
    好ましい金属イオン封鎖剤/ビルダーはポリリン酸塩または有機ポリカルボン酸塩、例えばクエン酸ナトリウムおよび/またはカリウム、および/またはエチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムおよび/またはカリウムであり、これらは標準的な商品であり、GRASである。 他の有機ポリカルボン酸、特にGRASであるもの、例えばクエン酸、酒石酸、リンゴ酸等も用いることができる。 ポリリン酸塩の好ましい変種はFMC社製造の無水速溶解性STPPである。 リン酸塩錯体も用いることができ、硬水から製造した希釈溶液の透明性の維持に非常に有用であるが、これらはリン酸塩を特に禁止するまたは厳しく制限する規制を考慮するため通常避けられる。 一般に、金属イオン封鎖剤/ビルダーは、希釈組成物の重量に基づいて、約0.005〜約3%、好ましくは約0.005〜約0.5%、より好ましくは約0.01〜約0.2%の量で存在する。 金属イオン封鎖剤/ビルダーは硬度の存在下で配合物の効力を維持することができる。
    防腐剤
    本濃縮組成物を高いpHで配合すると、汚染物、例えばバクテリア、菌、カビが生物学的に成長する傾向を減じる。 しかしながら、防腐剤は、製造時または使用時の汚染による生物学的成長を確実になくすのに役立つ。 エチレンジアミンテトラ酢酸および/またはその塩のような標準食品用グレードの防腐剤は約0.01〜約0.2%のエチレンジアミンテトラ酢酸またはそのナトリウムおよび/またはカリウム塩で用いることができるが、一般に、本発明の塩基性pH組成物は防腐剤を必要としない。
    液体キャリヤー
    本希釈組成物の過半量、例えば約2/3を越える量(一般に約80〜99.7重量%)は、成分のための可溶化キャリヤーとしての水よりなる。 下記の実施例に示すように、水−エタノールを用いてもよく、これは本塩基性pH組成物を配合するとき特に好ましい。 希釈組成物中のエタノールの量は農産物の処理に用いる溶液において2%を越えないようにして、アルコール性臭を避けるべきである。 グリセロールのような他の混和性水溶性低分子量溶媒も用いることができる。 グリセロールは固体組成物に用いて、細粉を最少限にすることもできる。 希釈組成物の製造に不純な水を用いることができ、微生物は高pHおよび/または界面活性剤および/またはビルダーで殺されることが本発明の利点である。 ここで用いるように、「不純な水」とは、微生物が存在するために不純である水を意味する。
    任意成分
    ポリエチレングリコール −ここで用いうる水溶性ポリエチレングリコールは公知の商品であり、CARBOWAX(ユニオン カーバイド社)のような様々な商標名で入手しうる。 平均分子量が約200〜約20,000のPEGをここで用いることができ、平均分子量が少なくとも約200、一般には300〜約9500のCARBOWAXのようなPEGが好都合でありかつ好ましい。 本希釈組成物は、少なくとも約0.001重量%のPEGを含むことができ、一般に約0.005〜約0.1重量%のPEGを含む。 使用量は、PEGの分子量、組成物に用いる界面活性剤の量、組成物の所望の粘度、および類似のファクターにより、配合者の裁量の範囲内で変えることができる。
    一般的な方法では、触感が改善された好ましい本組成物は、界面活性剤/PEGを約1:2〜約30:1、好ましくは約1:1〜約15:1の重量比で含む。
    ポリエチレングリコールを含有する本組成物は、すぐれた洗浄性能および発泡/すすぎ性ばかりでなく、改善された「触感」を特徴とする。 使用者の手と接触する組成物の改善された触感は質的な触感である。 しかしながら、この改善された、皮膚の触感における「つるりとしていない」(non-slippery)、「ぬるぬるしていない」(non-soapy)改善は、ボランティアの評価者の手または前腕内側に試験(PEG含有)組成物および対照(PEG非含有)組成物をこすりつけることによって証明することができる。 そのような基本試験においても、評価者は本組成物の改善された触感を容易に識別することができる。
    酸化防止剤 −界面活性剤、特にセッケンの使用は、それらの組成の異臭および/または黄変によって複雑になる。 これらの望ましくない性質は、酸素と主に脂肪酸原料の多不飽和成分との反応によって開始される複雑な副反応によると考えられる。 これらの結果は、空気との接触をさせることによって、または多不飽和物の量および種類が上記のようにできるだけ少なくなるように脂肪酸原料の品質を調整することによって、および/またはキレート化剤および/または酸化防止剤の添加によって回避または最少限にすることができる。
    トコフェノール(例えば、ビタミンEまたはトコフェノールアセテート)は分解することも、強力な色を付与することもないので、これらをアルカリ性配合物に加えることは好都合である。 これらは長期間、異臭の発生を抑制し、そのため、上記のように、特に高品質のオレイン酸原料の場合、臭いのマスキングの必要性は最少限になるか、あるいはなくなる。 ブチル化フェノール、例えばBHTおよびBHAの使用も有用であるが、それらの効果はより限定されていると思われ、そしてそれらは組成物をより強く着色しうる。 他の食品用グレードの酸化防止剤、例えばビタミンC、ソルビン酸塩、および亜硫酸塩は、酸素による組成物への悪影響を妨げるのに望ましいが、ビタミンCは褪色を許容し、亜硫酸塩は臭いの問題の原因となるので注意しなければならない。
    発泡抑制剤 (シリコーンおよびそれらの誘導体) 特に特定の界面活性剤レベルが湿潤性および/または有効性に対して望ましい場合、低レベルで発泡抑制剤または消泡剤を用いることができるが、農産物の洗浄中に生じる発泡度は低く保つのが望ましい。 発泡抑制剤の量は使用界面活性剤の種類および量に適応させることができる。 ダウ・コーニング社のDC−4270およびDC2−4242が有用な発泡抑制剤である。
    前に論じたPEGは、乾燥粉末濃縮配合物中のシリコーン発泡抑制剤粒子のためのキャリヤーまたは結合剤物質として用いてもよい。 一般に、PEGの分子量は、シリコーンを含むためにPEGが室温で固体であるようなものである。 この場合の好ましい分子量は8000である。 PEGが粉末濃縮物中のシリコーン用キャリヤーの一体部分である場合、乾燥製品の過度の剪断を避けるためにその物質の加工には注意すべきである。 PEGは、過度の剪断が、これと共に形成された粒子のもとの状態を変えるほど軟質であってもよい。
    穏やかな香り成分香り成分は濃縮物において低レベルで有用である。 これらは濃縮物に好ましい香りをもたらすことができるが、希釈条件下では、溶液または処理された商品においては分からない。
    一般的なハロゲン抗微生物剤本発明の利点の1つは、微生物数を減らす手段として、次亜塩素酸またはヨウ素を用いる必要をなくしていることである。 そのような物質は望ましくない味をもつことが知られており、そして環境を汚染することになる。 しかしながら、少量の次亜塩素酸塩、一般にリチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよび/またはマグネシウム、並びに/あるいはヨウ素源を低レベルで存在させることが、微生物をさらに殺すために時には望ましい。
    使用法
    本濃縮組成物は、これらをパンのような容器に水、好ましくは純水と共に入れて、希釈組成物を形成し、そして食物の浸漬を容易にすることによって用いるのが好ましい。
    一般的な使用法としては、個々の食品を「浴」中で処理し、その後、食品をドレーンしそして/または乾燥して、食品に残っている組成物の量をできるだけ少なくすることを含む。
    ここに記載の希釈組成物を用いるための任意の方法では、食品を洗浄し、こすり、そして/またはクロス、スポンジ、ペーパータオル等のような適当な清潔なもので拭う。 別の任意な方法では、汚れている可能性のある水を濃縮組成物で処理して微生物を殺し、そしてこの「処理した」水を用いて、別の容器において希釈処理組成物ですでに処理した食品をすすぐ。 これは、本来の処理組成物の検出されない少しずつの汚染に対する防御である。 水自体の中の微生物を殺すことだけが必要であるので、「すすぎ」組成物はより低レベルの濃縮物を含有する。
    意外なことに、ここに記載の組成物および方法は効果的な消毒/殺菌性をもたらすことができる。 微生物、特にバクテリアをうまく殺すためには、高濃度および/またはより長い暴露時間を用いるべきである。 一般に、希釈組成物は十分な濃度で用い、少なくとも約1/2分間、好ましくは少なくとも約1分間、さらに好ましくは少なくとも約5分間、食品上に留めるべきであり、微生物によっては、10分間も必要であるかもしれない。 暴露時間(すなわち、バクテリアが製品と接触する時間)が長いほど、抗微生物効果がよくなる。 時間の重要性は製品のpHおよび配合物濃度による。 高いpH(≧11.5)および高い濃度では、抗菌効果は速やかに達成される。 より低いpH(≦11.0)およびより低い配合物濃度では、同じ効果を達成するのにより長い暴露時間が必要である。
    一般に、より高いpHもよりすぐれている。
    本方法は、(a)純水および/または(b)不純な水を用いて希釈処理組成物を形成すること、そして(1)機械的手段、吸収、および/またはドレーンによって除去するためすすぎを行わないこと;(2)入手しうるならば純水ですすぐこと;および/または(3)不純な水を希釈処理組成物で処理して「きれいな」すすぎ水をつくり、そしてすすぐことを含む。
    食品
    あらゆる種類の食品を処理することができる。 例は、処理後に食べられる果物および野菜のような農産物、例えばリンゴ、ブドウ、桃、ジャガイモ、レタス、トマト、セロリ等、並びに食用の動物性タンパク、特に肉、シーフードおよび家禽、例えばこれらに限定されないが肉、豚肉、鳥肉、七面鳥の肉、魚、甲殻類および狩猟肉(例えば、シカ、ウサギ等の肉)を含めた食物源に見られる本質的にはタンパク質を含む食品である。 上記の食用動物タンパクには、これらに限定されないが牛肉のひき肉、七面鳥のひき肉、ボローニャソーセージ、ホットドック、ソーセージ、魚肉だんご等のような形のものを含めた上記タンパク源を加工したものが含まれる。 食品は処理後すぐ食べるのが好ましく、その直後に食べると再汚染は極めて少ない。
    本組成物はまた、非食品(すなわち、食品として用いない表面、さらに食品と接触しないもの)、無生物、家庭用品の表面、特に食品製造時に用いるもの、および他の食品接触表面(食品と接する表面)の洗浄(特に汚れの除去)、消毒、または殺菌に用いることができる。 例えば、まな板、カウンタートップ、家庭用品、皿、こし器、シンク、スポンジ、タオル、布巾、布ナプキン(食卓用ナプキン)、テーブルクロス、および食品と接触する他の表面。 表面が食品と接触する前に消毒/殺菌するのが望ましく、かつ表面が再汚染されるときはいつでも再消毒/殺菌するのが望ましい。 含まれる全てがGRASおよび/または食品用グレード成分である本製品は、この目的に対して完全である。 もちろん、硬質表面では組成物は、十分な時間が経過した後に、あるいは純粋水が入手しうるならばすすぐことによって、あるいはペーパータオル、スポンジ、スキージー(squeegee)等のような適切なもので吸収させたり/ぬぐうことによって、除去することができる。
    本発明の組成物はまた、他の非食品無生物家庭用品の表面、例えば衣類、靴およびシャワーカーテンのような布地、特に、子供用品、とりわけおもちゃ、おむつ(ナプキン)およびよだれ掛けに使うものの処理/洗浄に用いることもできる。 汚れた布地は消毒/殺菌することができ、その後、ドレーンおよび/または乾燥し、子供が布地または他の物品を口に入れても危険性ができるだけ少なくなるようにする。 しかしながら、布地は、少なくともあまりアルカリ性物質を含まない水ですすぐのが望ましい。 布地は全体的に処理しても、あるいはスポット処理してもよく、そして組成物は、例えばドレーン、吸収、および/または機械力によって、少なくともある程度除去するのが好ましい。
    消毒/殺菌のためのタイミングおよび適切な希釈に関する使用説明書の入った容器に本製品を詰めると、微生物を除去したり/殺すための適切な使用法についての情報が提供されて、個々の消費者の役に立つ。 本発明特有の利点は、再汚染をできるだけ少なくする食品製造工程で同時にこの目的のために使用しうることである。 汚れた水でのすすぎによる再汚染の可能性を避けるために、すすぎが必要ないことを説明書が保証するのが望ましい。
    布地の場合、組成物のpHは好ましくは約11.5より下、より好ましくは11.0より下である。
    布地および硬質表面の場合、本発明の組成物は、噴霧装置、ローラー、パッド等を使用することによって、または組成物の「浴」に浸すことよって分布させることができる。 噴霧は好ましい方法である。
    ここにおける全ての部および比率は、断りがなければ「重量に基づく」ものである。 全ての数値は断りがなければ近似値である。
    次の実施例は本発明の組成物および方法を説明するものであり、本発明を制限するものではない。 例の塩基性液体希釈処理組成物は、濃縮組成物または個々の成分を水または水−エタノールに一般的な混合装置を使用して溶解することにより、pH10.5〜13で製造することができる。 好都合な方法では、例えば、実施例Iの濃縮物、水を処理容器に入れる。 水酸化カリウム、オルトリン酸二カリウム、EDTA二ナトリウム、エタノールおよび界面活性剤(ラウリン酸)を挙げた順に撹拌しながら加える。 任意の香料成分(グレープフルーツオイル)は、界面活性剤を混合物に溶解した後、いつ加えてもよい。
    次の実施例は、標準AOAC殺菌剤および洗浄剤殺菌試験によって測定した本発明のバクテリア殺傷効果を示すものである。 試験有機体E. coli、ATCC11229またはスタフィロコッカス・アウレウス(staphylococcus aureus)、ATCC6538を、より高いcfu/mlを達成するためにフレンチ培養ビンを用いて準備した5%有機汚れ負荷量の接種材料(ウマの血清)の状態で準備した。 試験暴露温度は25℃であり、生存体を数える培養時間は35℃で48〜54時間である。
    実施例
    次の溶液(A〜F)を製造し、E. coliに対する有効性を試験した。 有意な減少率(1分で>50%)を達成するには、pHが約10.5より上である必要がある。

    DI水は脱イオン水であり、TSP−12H

    2 Oは、12モルの結晶水を有するオルトリン酸三ナトリウムである。


    次の実施例溶液(G)を製造し、E. coliに対する有効性について試験した。 再度、有意な減少率を低界面活性剤およびアルカリ性pHで得た。 この実施例では、溶液のpHはNaOHによって達成される。 溶液の快い柑橘類の香りはまた、柑橘類抽出物を用いることによって得ることができる。


    ライム63は食品用グレードのフレーバー剤/香料である。


    次の実施例溶液(I)を製造し、E. coliに対する有効性について試験した。 この場合、最終浸漬試験溶液は、20gの濃縮液体製品を1リットルの水道水で希釈することによって製造した。 希釈する濃縮液は、アルカリ性緩衝剤源用のKOHおよびK

    2 HPO

    4 、並びに界面活性剤としての中和ラウリン酸から誘導したラウリン酸カリウムを用いている。


    浸漬溶液で洗浄した農産物は、すすぎなしで、味またはおいしさに否定的な影響がないと判定された。


    次の実施例溶液(JおよびK)を製造し、E. coliに対する有効性について試験した。 この場合、最終浸漬試験溶液は、3および5gの濃縮粉末製品を1リットルの水道水で各々希釈することによって製造した。 これらの濃縮粉末の希釈により誘導された溶液は、アルカリ性緩衝剤源用の少量の炭酸塩および/またはTSPを、そして界面活性剤としてのラウリル硫酸ナトリウムを有する。


    これらの浸漬溶液で洗浄した農産物は、すすぎなしで、味またはおいしさに否定的な影響がないと判定された。


    次の実施例溶液(LおよびM)を製造し、E. coliに対する有効性について試験した。 この場合、最終浸漬試験溶液は、1および6gの濃縮粉末製品を1リットルの水道水で各々希釈することによって製造した。 これらの濃縮粉末の希釈により誘導された溶液は、アルカリ性緩衝剤源用のリン酸三カリウム、および界面活性剤としてのナトリウムLASを有する。


    次の組成物(N〜P)は、製造し、水で希釈して、洗浄溶液を生成することができる粉末濃縮物の追加実施例である。


    次の実施例組成物(Q)は、製造し、水で希釈して、洗浄溶液を生成することができる、STPPを用いる粉末濃縮物の別の好ましい実施例である。


    蒸留グレープフルーツオイルは食品用グレードのフレーバー剤/香料である。

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