Apparatus for separating air from the flotation tailings

申请号 JP7257691 申请日 1991-03-12 公开(公告)号 JP3138717B2 公开(公告)日 2001-02-26
申请人 ヨット・エム・フォイト・ゲーエムベーハー; 发明人 ハンス−デイーテル、デルフリンゲル; ペーテル、シユヴアイス; ミカエル、ノルテ;
摘要 The apparatus for separation of air from fibre suspensions from flotation devices, which fibre suspensions have high levels of air and foam or are a mixture of liquid and foam, is provided with a hydrocyclone (1), the inlet port (4) of which is disposed at least 2.5 m beneath the outlet port of the flotation device for the air-charged liquid or mixture. The separating region (3) of the hydrocyclone is a slender, truncated cone-shaped body, at the pointed (thin) end of which the deaerated liquid is withdrawn. For this purpose, a counterpressure is maintained at this outlet port, so that the inlet port is not completely covered by the liquid eddy, so that sufficient free entry area still remains for the foam. A mechanical foam destroyer with a rotor (10), which is provided with a wheel, is disposed above the entry area (2) of the hydrocyclone, which wheel is furnished with radial blading. A funnel-shaped suction nozzle feeds the air-foam mixture to the wheel.
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 浮選装置において多量の泡を含んだ残滓として生じる懸濁液から空気を分離する装置において、 a)懸濁液を接線方向へ供給できるように頂部に配設された入口部(2)とその下方に続く円錐台形の分離部(3)を備え、該分離部の円錐の頂角が8から16°、
    好ましくは8から12°の範囲にあり; a1)前記円錐の頂点領域において底部に配設された低空気濃度流体分のための出口開口(6)と; a2)前記出口開口(6)から該出口開口(6)の直径の10〜25%の間隔を置いて配設されたバッフル板(8)とを有し; a3)前記入口部(2)の入口開口(4)の中心軸(Y)
    が、浮選装置(50)の多量の泡を含んだ残滓のための排出開口(41)から少なくとも2.5m下方に配置された液体サイクロン(1)と; b)前記液体サイクロン(1)の入口開口(4)の上方の前記液体サイクロンの取付け部(5)内に備えられていて、回転駆動される放射状の羽根(16)を備えたロータホイール(15)と、該ロータホイール の下側に配
    置されていて、狭い下部の入口開口が前記液体サイクロン(1)の上部と連通して前記羽根(16)の高さの1.5から4倍の高さの円錐台形又はピラミッド形の吸引ソケット(14)と、前記取付け部(5)の頂部に設けられた排気用のソケット(12)と、前記取付け部(5)の底部に設けられた排液用のソケット(13)とから成っている機械的泡除去機(10)と; を備えていることを特徴とする装置。
  • 【請求項2】 前記液体サイクロンが、高さ(h)に対する幅(b)の比h/bが0.25〜0.35である狭い矩形の入口開口(4)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  • 【請求項3】 前記出口開口(6)内に、該出口開口(6)の直径の10から20%の直径と3から8%の高さを有していて前記バッフル板(8)上に据え付けられている円筒形の渦芯支柱(9)を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  • 【請求項4】 前記出口開口(6)に、前記液体サイクロン(1)の円錐台形本体から放射状に外方に配設され且つ前記バッフル板(8)に対して平行に伸びている該バッフル板(8)対する受板(7)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項5】 前記バッフル板(8) 及び受板(7)の直径が前記液体サイクロン(1)の出口開口(6)の直径の2から3倍であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項6】 前記機械的泡除去機(10)が前記液体サイクロン(1)の入口開口(4)の中心軸(Y)の最大で8m上方に配設されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項7】 泡滑降路(37)を備えた浮選装置(5
    0)内で、泡滑降路(37)の底部に、多量の泡を含んだ残滓のための排出開口(41)が備えられており、且つこの排出開口(41)の下方に、漏斗壁が漏斗中心軸に対して1:8から1:15の勾配を有している排出漏斗(40)が続いていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置を用いた 装置
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前文に従う浮選残滓から空気を分離する装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】例えば、故紙の調整における繊維懸濁液の浮選において発生する懸濁液残滓からの空気の分離は、重要な問題である。 先行技術としての泡除去機はドイツ特許公開第3519374号に記載されている。 このように、泡除去機は既に開発されているが、これらは結局浮選残滓全体の脱気をすることはできなかった。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点に鑑み、浮選残滓全体の脱気を可能にした、浮選残滓から空気を分離する装置を提供することを目的としている。

    【0004】

    【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれば、特別な形状の液体サイクロンが特別な方式により浮選装置の浮選残滓ための収集タンクに接続されている。
    脱気された懸濁液は液体サイクロンの円錐部の出口開口から回収されるが、この開口において背圧が制御されるので、多量の空気を含んでいる懸濁液のための液体サイクロンの相対的に大きくて狭い入口開口は、液体サイクロン内に入るべく共有する泡のために十分な入口横断面積がまだ残っているため、液体サイクロン内に形成される流体の渦により完全に閉鎖されることは無い。 相対的に高速の回転による液体サイクロン内の泡立ちは、大きな部分に対して泡を集めることもする気体又は空気の芯である。 この泡は優勢な流入圧により上方へのを受けて、円錐台形又はピラミッド型の吸引ソケットを通って、放射状の羽根を備えたロータホイールを特徴とする機械的泡除去機へと進む。 このようにして、相対的に高い剪断力が泡に及ぼされ、それらの破壊を引き起こす。
    分離された液体がこの泡除去機の底部から排出されている間、空気は上方へ進んで開口に入る

    【0005】好ましくは、回転対称形の渦芯支柱は液体サイクロンの円錐台形部分の円錐の頂点領域に設けられた出口端に配置されており、この渦芯支柱が、前記出口開口と対向した側に配置されて該出口開口からこの開口の直径の10から25%の間隔を置いて配設されたバッフル板の上に装架されている場合、該渦芯支柱の高さは、好ましくはこの出口開口の直径の3〜8%である。
    このバッフル板の外径は、好ましくはこの出口開口の直径の2及び3倍である。

    【0006】

    【実施例】本発明は、図示された実施例基づいて以下に説明される。

    【0007】初めに、脱気装置が、図3乃至図6を参照して以下に説明される。

    【0008】液体サイクロン1は、円筒形の入口部2と円錐の頂が8から16°の範囲にある円錐台形の分離部3を特徴としている。 多量の空気を含んだ流体と泡の混合物のための入口開口4は、相対的に狭く、高さhに対する幅bの比がb/h=2:5から1:4である。 脱気された流体のための出口端には、円錐台の先端において、出口開口6から該出口開口の直径の10から25%
    の間隔を置いてバッフル板8が備えられている。 このバッフル板8上に中心部には渦芯支柱9が配設さており、それは前記出口開口6の直径の3から8%に相当する高さと10から25% 相当する直径とを有している。 バッフル板と対向する側には、液体サイクロンの出口開口に装着されていてバッフル板と同径の受板7が備えられている。 この二枚の板の間隔は、ボルト31とナット32によって適所に固定されたフランジ部材30によって確保されている。 バッフル板8の直径(受板7の外径に等しい)は、出口開口6の直径の2から3倍である。

    【0009】図3及び図4には、液体サイクロン内の渦に順応する液柱が一点鎖線で示されている。 図から明らかなように、この渦は、背圧により入口開口4に泡が入るのに十分な空間が残るように形成される。 この泡は、
    分離された空気と一緒に上方への力を受け、送りソケット20を介して機械的泡除去機10の取付け部5の吸引ソケット14内に進む。 この場合、取付け部5は、液体サイクロン1に着脱自在な部分として形成されている。
    機械的泡除去機10は、放射状の羽根16とカバー板形状のロータホイール15を備えていることを特徴としている。 このロータホイール15は、枕状台23によって着脱自在の取付け部5上に取り付けられたモータ21によってシャフト22を介して駆動される。

    【0010】吸引ソケット14は、本質的に羽根16の外径よりも小さな入口開口17を備えていることを特徴としている。 この円錐台形の吸引ソケット14の開口角は、70から150°の範囲にある。 吸引効果は、泡に対して高い剪断力を及ぼし、それらが吸引ソケット14
    の端部でまだ破壊されていない限り放射状の羽根16のバッフル効果やそこで生じる更なる加速により更に破壊される。 それ故、脱気された液体が機械的泡除去機10
    の底部のソケット13を介して排出されている間、分離された空気は頂部にあるソケット12から逃げだすことができる。 しかしながら、この流体はまだ相当大きな割合の空気を含んでおり、もし懸濁液が新聞紙,箱等のような印刷紙からの故紙繊維懸濁液である場合は、特に印刷インクもまた含んでいる。 この液状混合物は、好ましくは第2の浮選システムにおいて更に浄化される。 これは図2においてポンプ39によって示されており、該ポンプは、ライン42を通って集中タンク38に導かれた脱気された液体をライン46を介して第2の浮選装置6
    0に供給する。

    【0011】図1及び図2は、基本的にはシステム全体の接続状態と、符号60が付けられた第2浮選装置と一緒に符号50が付けられた第1浮選装置を示している。
    第1浮選装置は、平行に配置されていてライン51′及び51″を介して連続的に接続された一列の個々の浮選機50′及び50″から構成されている。 これらのラインは、浮き上がり且つ空気と混ぜられた懸濁液を個々の浮選機に導く混合物供給装置52′及び52″等には無い。全ての浮選機に共通なのは、図2において第1浮選装置に関連して37として示されている泡滑降路である。この泡滑降路の底部に配置されているのは、懸濁混合液を液体サイクロン1に運ぶライン36に排出漏斗4
    0を介して導かれる浮選工程の濃密に泡及び空気が加わった残滓のための排出開口41である。 排出漏斗の中心軸に対する漏斗壁の勾配は、好ましくは1:8から1:
    15である。 泡滑降路37の出口開口41と液体サイクロン1の入口開口4の中心軸Yとの高さ距離h 1は、少なくとも2.5mとなるべきである。

    【0012】円錐台の先端にある、液体サイクロンの脱気された流体ための出口開口は、懸濁液の位が液体サイクロン内の渦の流れに対する所望の背圧が生じるように制御された収集タンク38内に配置されている。 この水位は約1.5から2.5mの水頭と一致すべきである。 脱気装置おいて分離された空気は、例えばライン4
    5を通って第1浮選装置の泡滑降路37の領域に再導入されることができる。 それにより、臭気により悩まされない閉じたシステムが得られる。

    【0013】泡滑降路37の排出漏斗のための寸法のカイドラインとして、次の近似値が仮定され得る:D 1F
    500mm,D 2F =300mm(この直径はパイプ36
    の直径とも一致している),L F =1000mm

    【0014】吸引ソケット14は、好ましくは機械的泡除去機10のロータの構成要素でもある。 しかしながら、それは液体サイクロンの着脱自在な部分として必ずしも設計される必要は無く、パイプを介して送りソケット20と接続されて例えば泡滑降路37のほぼ底部位置に設置されるようにしても良い。 又、一層高い位置への設置も可能であることは言うまでもない。 更に、この泡除去機をそのロータの回転軸が水平に位置するように配置することも可能である。 泡滑降機37の底部と液体サイクロンの入口開口4との高低差は、本質的に泡の特性(例えばその崩壊への抵抗)次第である。

    【0015】

    【発明の効果】上述の如く、本発明による浮選残滓から空気を分離する装置によれば、浮選残滓全体の脱気が可能になるという実用上重要な利点を有している。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】脱気装置を含む浮選装置の基本構成を示す図である。

    【図2】若干拡大して示した浮選装置の原理的横断面図である。

    【図3】脱気装置の縦断面図である。

    【図4】脱気装置の上側部分の拡大縦断面図である。

    【図5】脱気装置の下側部分の拡大縦断面図である。

    【図6】機械的泡除去機のロータホイールの断面図である。

    【符号の説明】

    1 液体サイクロン 2 入口部 3 分離部 4,17 入口開口 5 取付け部 6 出口開口 7 受板 8 バッフル板 9 渦芯支柱 10 機械的泡除去機 12,13 ソケット 14 吸引ソケット 15 ロータホイール 16 羽根 20 送りソケット 21 モータ 22 シャフト 23 枕状台 31 ボルト 32 ナット 33 フランジ部材 36 パイプ 37 泡滑降路 38 収集タンク 39 ポンプ 40 排出漏斗 41 排出開口 42,45,46,51′,51″ ライン 50 第1の浮選装置 50′,50″ 浮選機 52′,52″ 混合物供給装置 60 第2の浮選装置

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