ミルク泡立て装置およびこの種のミルク泡立て装置を有するコーヒーまたはエスプレッソマシンおよび自動飲料販売機

申请号 JP2014536153 申请日 2012-08-16 公开(公告)号 JP2014533999A 公开(公告)日 2014-12-18
申请人 シェーラー アーゲー; シェーラー アーゲー; 发明人 アエベルハルド、ブルーノ; エグリ、ペーター; モシマン、ブルーノ; ルッシ、アンドレ;
摘要 ミルク泡立て装置は、使い捨て部品の形態であり交換が容易である泡生成ユニットであって、混合室と、混合室から外部につながる生成されたミルク泡のための出口と、泡生成ユニットに蒸気と空気を供給する第1の手段と、泡生成ユニットにミルクを供給する第2の手段とを備える泡生成ユニットを備え、泡生成ユニットは、脱着可能な方法で保持手段に接続させることができる。泡生成ユニットは、簡素で確実な方法で交換することができ、それと同時に蒸気と空気が泡生成ユニットに一緒に進入する第1の入口を備える第1の手段によって、また、外向きに突き出し、蒸気生成器と空気ポンプに接続され、蒸気と空気が一緒に送られる、保持手段に設けられた一体化した蒸気/空気ノズルによって、それらが脱着可能な液圧プラグ接続を形成するように設計され互いに適合された第1の入口と、蒸気/空気ノズルとによって柔軟性のある方法で作動する。【選択図】図2
权利要求
  • コーヒーまたはエスプレッソマシンのためのミルク泡立て装置であって、使い捨て部品または再生可能部品の形態で交換し易い泡生成ユニットを備え、前記泡生成ユニットは、混合室と、前記混合室から外部につながる生成されたミルク泡のための出口と、前記泡生成ユニットに蒸気と空気を供給する第1の手段と、前記泡生成ユニットにミルクを供給する第2の手段と、を備え、前記泡生成ユニットは、着脱可能な方法で保持手段に接続させることができ、前記第1の手段は、蒸気と空気が一緒に前記泡生成ユニットに進入する第1の入口を備えること、外向きに突き出し、蒸気発生器と空気ポンプに接続され、蒸気と空気が一緒に送られる一体化した蒸気/空気ノズルは、前記保持手段に設けられること、および前記第1の入口と前記蒸気/空気ノズルは、着脱可能な液圧プラグ接続を形成するように設計され互いに適合されること、を特徴とするミルク泡立て装置。
  • 前記第1の入口と前記蒸気/空気ノズルとから形成される前記液圧プラグ接続は、回転ロック手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記第1の入口と前記蒸気/空気ノズルとから形成される前記液圧プラグ接続は、ラッチ固定された状態で着脱可能にラッチさせることができるラッチ手段を備えることを特徴とする、請求項2に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記第1の入口は、前記混合室に一体式に形成された第1のパイプ接続部品の形態であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記第2の手段は、前記第1のパイプ接続部品から半径方向に突き出す第2のパイプ接続部品の形態の第2の入口を備えることを特徴とする、請求項4に記載のミルク泡立て装置。
  • ミルクホースが押しつけられるホース取付け具は、前記第2のパイプ接続部品に一体に形成されることを特徴とする、請求項5に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記第2のパイプ接続部品は、着脱可能なラッチ装置の一部であることを特徴とする、請求項5または6に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記ラッチ装置は、前記保持手段に取付けられる弾性ラッチアームを備え、前記第1の入口と前記蒸気/空気ノズルとから形成される前記液圧プラグ接続が回転してロックされる際に、前記弾性ラッチアームは前記第2のパイプ接続部品にラッチして係合することができることを特徴とする、請求項7に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記泡生成ユニットは、プラスチック射出成型部品を備え、前記プラスチック射出成型部品は一部品に作られ、頂部が開放し嵌合するカバーによって閉鎖される混合室を持つ、請求項1から8のいずれか一項に記載のミルク泡立て装置。
  • 電気的切り替え手段は、前記保持手段に配置され、前記電気的切り替え手段は、前記第1の入口と前記蒸気/空気ノズルとから形成される前記液圧プラグ接続がロックされた状態で着脱可能にラッチされる際に、作動されることを特徴とする、請求項3に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記電気的切り替え手段を作動させるための作動要素は、前記泡生成ユニットに配置されることを特徴とする、請求項10に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記電気的切り替え手段は、マイクロスイッチを備えることを特徴とする、請求項10または11に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記回転ロック手段は、前記保持手段に取付けられる保持要素を備え、前記保持要素の背後で前記泡生成ユニットは、一体に形成された回転ボルトを介して係合することを特徴とする、請求項2に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記泡生成ユニットをすすぎ洗いするための手段が設けられることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記泡生成ユニットをすすぎ洗いするための前記手段が、すすぎ媒体を供給するためのすすぎ液の通路を備え、前記すすぎ液の通路は、前記蒸気/空気ノズルに接続されることを特徴とする、請求項14に記載のミルク泡立て装置。
  • 前記泡生成ユニットに前記ミルクを供給するためにミルクホースが設けられること、および前記ミルクホースの一端に挿入することができる減圧ノズルによって前記ミルクホースを通る前記ミルクの流通量を調節することができることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のミルク泡立て装置。
  • 請求項1から16のいずれか一項に記載されるミルク泡立て装置を備えるコーヒーまたはエスプレッソマシン。
  • 請求項1から16のいずれか一項に記載されるミルク泡立て装置をそなえる自動飲料販売機。
  • 前記ミルク泡立て装置は、前記自動飲料販売機の出口モジュールに一体化されることを特徴とする、請求項18に記載の自動飲料販売機。
  • 说明书全文

    本発明は、コーヒーまたはエスプレッソマシンあるいは自動飲料販売機に関する。 この発明は、請求項1の前文に主張されるミルク泡立て装置に関する。

    この発明はさらに、この種のミルク泡立て装置を有するコーヒーまたはエスプレッソマシンおよび自動飲料販売機に関する。

    新たに淹れられたコーヒーを排出するコーヒーマシンまたはエスプレッソマシンあるいは自動飲料販売機は一般に、例えばカプチーノまたはラテマキアート、あるいはミルクを含む別の混合飲料を調製するためにミルクを加熱するおよび/または泡立てる作業のオプションを有する。

    この場合、ミルク泡は一般に、蒸気ランスを利用して外部から生成することができ、これは、マシンに配置され、ミルクを含んだ外部の器に浸され、ランスから出現する蒸気の噴射によってミルクを加熱し、ミルクを空気と混合することによってミルクを泡立てる。

    しかしながら、内部ミルク泡立て装置はまた、マシン内に設けられることも多く、別個のミルク容器からのミルクは、ミルクが吸引また汲み上げられて引き込まれることによって、内部ミルク泡立て装置内の混合室に導入され、ミルクは、供給される蒸気および空気によって加熱され泡立てられる。 生成されたミルク泡はその後、外部に分配される。

    このミルク泡の内部生成に関する1つの問題は、ミルクに関連する機械部品(混合室、ミルク通路など)の汚染である。 味および/または衛生に関して悪影響を及ぼすマシン内のミルクの残留物の腐敗を防ぐために、マシンからミルクのいかなる残留物も定期的かつ確実に除去する必要がある。

    したがって、ミルクの残留物によるマシンの汚染を防ぐ特殊な洗浄装置と調節が、この種のマシンに対して設けられるのが一般的である。 このような場合、一定の時間間隔で、またはミルク泡が調製される毎にミルクに曝される機械部品を洗い流すことが実現可能である。 しかしながら、特定の機械部品を取り外し可能に設計し、特定の間隔で機械部品を取り外し、機械部品を外部で洗浄し、機械部品を再び取付けるようにすることも実現可能である。

    この種の洗浄装置およびプロセスは、複雑であり、成功するには操作者による相当の注意を必要とし、かなりの時間量を必要とするため、望ましくない比較的に長いマシンのダウンタイムにつながることはすぐに明白である。

    欧州特許第1578236号はここで、コーヒーマシンの蒸気出口に嵌合させることができる、ミルクを泡立てるためのノズルを提案しており、このノズルは、使い捨て部品の形態であり、プラスチックから射出成型され互いに対して溶着された2つのミラー反転したシェルを一体化することによって形成される。 ノズルは、蒸気が進入するための口と、口への伸張部としての締め付け部分と、口に対して垂直の、ミルクが進入するための通路と、ミルクのための通路へ流入する通路を備える空気入口とを有する。

    既存の蒸気ランスを使用して作動するこのような外部からの解決法の1つの欠点は、空気が、吸引によって引き込まれることによって受動的方法でミルクに直接投入されることであり、別々の開ループまたは閉ループ制御による空気の供給が実質的に不可能である点である。 2番目に、ノズルのための特殊な留める作業の選択肢が開示されていないため、ノズルの確実な作動および交換が保証されない点である。

    欧州特許第1746920号は、ミルクを泡立てるための装置を開示しており、これは、エスプレッソマシンまたは同様の家庭用マシンの蒸気ノズルを備えた蒸気供給通路に接続するための補助装置として外部ミルク取込み通路を有し、この場合、装置は、蒸気の流れを利用して負圧室内に負圧を生成するために設けられたノズル構成を装備し、別個にまたは一緒に経路が定められ、負圧室に接続されたミルクおよび空気またはミルク/空気の混合物のための取込み通路と、生成された蒸気/ミルク/空気の混合物を分配するための分配開口と、を有し、ミルク取込み通路は、蒸気/ミルク/空気の混合物を収容するために設けられた容器の中、または別個の容器の中の処理されるミルクに浸すことができる。

    この既知の装置は、蒸気ノズルを備えた蒸気供給通路に接続させることができる永久的な部分と、永久的な部分に接続させることができる容易に交換することができる使い捨て部分とで少なくとも構成されている。 使い捨て部分は、永久的な部分の領域内に配置され、負圧室と、取込み通路を有する少なくとも1つのノズル構成と、ミルク取込みパイプと、ミルク泡排出パイプも備えており、この場合少なくとも2つのパイプは実質的に、押出し成型によって形成することができる薄い壁のプラスチックパイプの形態である。

    この外部からの解決法はまた、吸引によって引き込まれる空気の混合物とミルクをもたらすが、これは、蒸気が導入される前であり、先に記載した解決法と同様の欠点を有する。

    欧州特許出願公開第2189085号は、自動温飲料販売機においてミルクを泡立てるための構成を教示しており、この構成は、泡立てユニットと、高温蒸気を供給するために第1の供給通路によって泡立てユニットに接続された高温蒸気生成器と、第2の供給通路に嵌合させることができるぜん動式の汲上げ装置を使用する第2の供給通路を利用して、ミルク保存容器から泡立てユニットに泡立てるべきミルクを供給するミルク供給装置と、を有し、この場合、ミルクおよび高温蒸気は、周辺空気の供給によって泡立てユニット内で混合されてミルク泡を形成する。

    この構成は、第2の供給通路が泡立てユニットに永久に接続される点、高温蒸気および周辺空気が、第1の供給通路によって一緒に泡立てユニットに供給される点、泡立てユニットを1つのユニットとして第2の供給通路と一緒に自動飲料マシンから取り外すことができる点で区別される。 加えて、ミルク泡と混合させることができる飲料を供給するための飲料供給チャネルが、この構成の中を通っている。

    この解決法の1つの欠点は主に、1つの物理的ユニットにおけるミルク泡生成手段と、コーヒー出口を備えた飲料供給源との組み合わせが複雑な点である。 第1にこれは、相対的に高い材料要件となり、第2に交換する場合に蒸気ホースとコーヒーホースの両方を切り離す必要がある点である。 泡立てユニットとミルク供給通路は、同一材料から作製すべきであるということもまた、柔軟性に欠けるという点において欠点と見なされる場合がある。

    独国特許出願公開第102005010600号は、別のやり方で達成する外部からの解決法として、エスプレッソマシンまたは同様の家庭用マシンの蒸気ノズルを備えた蒸気供給通路に接続するための補助装置としての、ミルクを泡立てるための装置を開示しており、この場合、装置は、蒸気の流れを利用して負圧室に負圧を生成するために設けられたノズル構成を装備し、ミルクおよび空気またはミルク/空気の混合物のために別個にまたは一緒に経路が定められ、負圧室に接続された取込み通路と、生成されたミルク泡を分配するための分配開口を備えたミルク泡排出パイプと、を有し、ミルク取込み通路は、ミルク容器の中の処理されるミルクに浸される。

    新規の特徴は、少なくともこのノズル構成が、負圧室、ミルク容器、ミルク取込み通路およびミルク泡放出パイプと共に、互いに実質的に固定式に接続される方法でミルク泡立て装置を形成しており、この装置は全体が、使い捨て部品の形態であり、使用後に容易に廃棄され、容易に交換することができるように蒸気供給通路に留められる。

    この同様の外部からの解決法の欠点は、ミルクを最初に充填させる必要があり、空気の供給を制御することができず、このような構成に関する製造および材料の点での経費が相対的に高い点である。

    最後に欧州特許出願公開第1374748号は、自動飲料マシンを記載しており、このマシンは冷却されたミルク容器を収容するための冷却区画と、乳化ユニットと、を有しており、この乳化ユニットはベンチュリシステムに基づいており、ミルクを乳化および排出することを目的としている。 冷却区画は、乳化ユニットに配置される。 電気により作動するミルクのための流れ制御弁が、冷却区画と乳化ユニットとの間に配置される。 流れ制御弁が始動されると、ミルクは、重により保存容器から出て下方に流れ、乳化ユニットへと直接流れる。 この記載(段落[0014])において、乳化ユニットは、洗浄作業を簡素化する、または省くために使い捨て部品の形態であってよいことに留意されたい。

    このようなケースにおける1つの問題は、乳化ユニットを留める方法であり、乳化ユニットは、単純にプラグ式に設置されており、比較的複雑な方法で流れ制御弁に接続させる必要がある。

    よって本発明の目的は、できるだけ既知のミルク泡立て装置の欠点を回避するミルク泡立て装置を提供することであり、特には、それは第1に交換が容易であり、第2に確実に留め、同時に柔軟性のある泡の生成を可能にする点で区別される。

    本発明の別の目的は、この種のミルク泡立て装置を有するコーヒーまたはエスプレッソマシンおよび自動飲料販売機を特定することである。

    これらのおよび他の目的は、請求項1、17および18の特徴によって達成される。

    本発明は、ミルク泡立て装置に基づいており、具体的には、これはコーヒーまたはエスプレッソマシンのためのミルク泡立て装置であり、使い捨て部品または再生可能部品の形態であり、交換し易い泡生成ユニットを備え、泡生成ユニットは混合室と、混合室から外につながる生成されたミルク泡のための出口と、泡生成ユニットに蒸気と空気を供給する第1の手段と、泡生成ユニットにミルクを供給する第2の手段とを備え、泡生成ユニットは、着脱可能な方法で保持手段に接続させることができる。

    本発明は、第1の手段は、蒸気と空気が一緒に泡生成ユニットに進入する第1の入口を備えること、外向きに突き出し、蒸気生成器および空気ポンプに接続され、蒸気と空気が一緒に送られる一体化した蒸気/空気ノズルは、保持手段に設けられること、および第1の入口と蒸気/空気ノズルは、着脱可能な液圧プラグ接続を形成するように設計され、互いに適合されることで区別される。

    本発明の1つの改善点は、第1の入口と蒸気/空気ノズルから形成される液圧プラグ接続は、回転ロック手段を有することを特徴とする。 これにより、泡生成ユニットの蒸気/空気ノズルからの望ましくない離脱を確実に阻止する。

    このような場合、第1の入口と蒸気/空気ノズルから形成される液圧プラグ接続は、ラッチ手段を備え、この手段を利用してそれをロックされた状態で着脱可能にラッチさせることができる場合に特に有利である。

    本発明の別の改善点は、第1の入口は、混合室に一体式に形成された第1のパイプ接続部品の形態であることで区別される。 これによりロック装置およびラッチ装置、および装置の機能に有利な他の補助装置のための空間が生成される。

    本発明の別の改善点は、第2の手段は、第1のパイプ接続部品から半径方向に突き出す第2のパイプ接続部品の形態の第2の入口を備えることを特徴とする。 この種のミルク供給による実際の液圧プラグ接続の障害物は、ほとんど存在しない。

    ミルクホースに押しつけられるホース取付け具は好ましくは、第2のパイプ接続部品に一体に形成される。 このようにして、泡生成ユニットおよびミルクホースは、極めて簡素な方法で、柔軟性のある方法で使用することができ、使用後は廃棄することができる1つのユニットを形成することができる。

    ミルク泡立て装置は、第2のパイプ接続部品が、着脱可能なラッチ装置の一部である場合、特に簡素である。

    ラッチ装置はこの場合、さらに保持手段に取付けられる弾性ラッチアームを備え、第1の入口と蒸気/空気ノズルとから形成される液圧プラグ接続が回転してロックされる際に、弾性ラッチアームは第2のパイプ接続部品にラッチして係合することができる。

    本発明によるミルク泡立て装置のさらに別の改善点は、泡生成ユニットは、プラスチック射出成型部品を備え、プラスチック射出成型部品は一部品に作られ、頂部が開放し、嵌合するカバーによって閉鎖される混合室を持つことを特徴とする。 泡生成ユニットの製造コストは、このようにして低価格を維持する。

    加えて、電気的切り替え手段は、保持手段に配置される場合もあり、電気的切り替え手段は、第1の入口と蒸気/空気ノズルより形成される液圧プラグ接続がロックされた状態で着脱可能にラッチされた場合に作動する。 泡生成ユニットと保持手段間との接続の正確な位置および状態は、監視され、このようにして簡素な方法で制御する目的で利用することができる。

    具体的には、電気的切り替え手段を作動させるための作動要素を泡生成ユニットに配置することできる。

    電気的切り替え手段は好ましくは、マイクロスイッチを備える。

    別の改善点によると、回転ロック手段は、保持手段に取付けられる保持要素を備え、保持要素の背後で泡生成ユニットが、一体に形成された回転ボルトを介して係合する。

    別の改善点によると、泡生成ユニットをすすぎ洗いするための手段もまた設けられる。
    結果として、泡生成ユニットをすすぎ洗いすることが可能であり、結果として必要に応じて泡生成ユニットの交換を遅らせることも可能である。

    具体的には、泡生成ユニットをすすぎ洗いするための手段は、すすぎ媒体、例えばを供給するためのすすぎ液の通路を備えており、すすぎ液の通路は、蒸気/空気ノズルに接続される。

    別の改善点は、ミルクを泡生成ユニットに供給するためのミルクホースが設けられることと、ミルクホースの一端に挿入することができる減圧ノズルによってミルクホースを通るミルク流通量を調節することができることを特徴とする。

    本発明によるコーヒーまたはエスプレッソマシンおよび本発明による自動飲料販売機は、本発明によるミルク泡立て装置を備え、具体的にはミルク泡立て装置は、自動飲料販売機の出口モジュール内に一体化される。

    本発明は、図面に関連する例示の実施形態を参照して以下により詳細に説明される。

    泡生成ユニットを有するミルク泡立て装置に関するコーヒーまたはエスプレッソマシンの一例の流体のダイアグラムの詳細を示す。

    プラグ接続またはロックの前の本発明の1つの例示の実施形態による関連する保持手段(コーヒーまたはエスプレッソマシンの)を備えた泡生成ユニットの側面斜視図を示す。

    ロックが行なわれるときの図2による泡生成ユニットおよび保持手段の側面斜視図を示す。

    ラッチ式に保持手段内にロックされる泡生成ユニットの斜め下からの斜視図を示す。

    異なる度から見る、および部分的に断面の図4からの装置を示す。

    ミルク流通量を調節するための減圧ノズルを通る断面図を示しており、この減圧ノズルは、着脱可能な方法でミルクホースの容器側のホース端部に留められる、またはプラグ式に設置される。

    ある方向から見た例示の実施形態の泡生成ユニットをそのまま斜視図に示す。

    別の方向から見た例示の実施形態の泡生成ユニットをそのまま斜視図に示す。

    挿入されるミルク泡立てユニットまたは泡生成ユニットに特に適合された自動飲料販売機の、前方から見た簡素化された図を示す。

    図8による自動飲料販売機の内部の種々のモジュールの例示の配置を示す。

    本発明のミルク泡立て装置は通常、コーヒーまたはエスプレッソマシンの一部であり、必要に応じて手動で、またはプログラム制御された方法で別個の容器からのミルクを加熱するおよび/または泡立てるのに使用され、生成されたミルク泡を利用して、例えばカプチーノなどの混合飲料を調製する。

    図1は、泡生成ユニット22を有するミルク泡立て装置10に関連するこの種のコーヒーまたはエスプレッソマシンの一例の流体のダイアグラムの詳細を示している。 泡生成ユニット22は、蒸気通路13を利用して蒸気生成器11に接続され、蒸気弁12を利用して制御することができる方法で蒸気生成器から高温蒸気が供給される。 T字型部品16が、蒸気通路13に組み込まれ、T字型部品を利用して圧縮空気を蒸気に混合させることが可能であり、圧縮空気は、駆動モータ19を備える空気ポンプ18によって生成され、圧縮空気通路17を利用して供給される。 駆動モータ19の作動は、制御手段55によって制御され、この手段は、中でも蒸気弁12の作動を担っている。 空気21が、調節することができるスロットル装置20を利用して空気ポンプによって引き込まれる。 しかしながら、これに対する代替形態として、T字型部品16によって分配し、直接または水供給源を利用して圧縮空気を蒸気生成器11に取り込むことも実現可能であり、空気は、蒸気生成器内で蒸気と混合され、蒸気/空気の混合物として蒸気生成器11を出て蒸気通路13に進入する。

    供給されたミルクを加熱し泡立てるために泡生成ユニット22内で使用される蒸気/空気の混合物は、流れの方向にT字型部品16の下流で蒸気通路13内に形成される。 生成されたミルク泡はその後、マグまたはカップ27に分配される。 ミルク通路23を利用する吸引によって、ミルク26で満たされ、例えば別個のミルク冷却器24内に収容される場合もあるミルク容器25からミルクが引き出される。

    すすぎ液の通路14を、別のT字型部品15を利用して蒸気通路13に流入することができ、すすぎ液の通路を利用して、このラインを必要に応じてすすぎ洗いすることができるすすぎ媒体を外部から取り込むことが可能である。 これにより、すすぎ媒体または水が、蒸気と同一の経路によって泡生成ユニットに進入することができるため、「洗浄作業」を作動中に行なうことができるという利点となる。 蒸気生成器11には、別の通路を利用して水が供給され、水は、熱湯として別の(図示せず)熱湯生成器から発生させることも可能である。

    泡生成ユニット22は、使い捨て部品部または容易に交換することができる再生可能部品の形態であり、図6および図7に別々に示されており、図2〜図5による保持手段30を利用してコーヒーまたはエスプレッソマシンに接続されている(マシン自体は、図面に示されていないが、この構成は、導入部分で引用されるEP1374748A2の図1に示されるものと同様である可能性がある)。 泡生成ユニット22および保持手段30は、この場合、容易に着脱させることができると同時に、確実なやり方で保持することができる流体接続を、迅速かつ簡素な方法で泡生成ユニットと保持手段との間に確立することができるように形成される。 この目的で、両方の部品は、電気的監視手段を備えたラッチ式の回転ロック手段によって確実に固定されるように液圧プラグ接続式に設計され、保持手段30における泡生成ユニット22の不正確な位置決めが検知された場合、例えば制御手段55を利用して、蒸気および/または空気の供給を中断または阻止する電気的監視手段を備える。

    制御手段55を利用する電気信号の切替作業のオプションの他に、付加的な接点を利用して蒸気弁12の供給電圧を中断することも可能である。 この変形形態は、安全性の理由でそれが必要な場合、泡生成ユニット22を嵌合させずに蒸気が出ていくのを阻止する効果がある。

    泡生成ユニット22は、混合室40を有しており、その底部に対して、生成されたミルク泡のためのパイプ接続部品の形態の出口39が接続される。 混合室40は、カバー41によって頂部で閉鎖され、このカバーは球形キャップの形態であり、接着剤により接着される、または溶着されるが、着脱可能な方法で設置される場合もある。 液圧プラグ接続の一部である、別のパイプ接続部品の形態の入口42は、混合室40から接線方向に横方向に突き出すように一体式に形成される。 別の入口43も同様に、パイプ接続部品の形態であり、ホース取付け具43aと合体し、入口またはパイプ接続部品42から半径方向に突き出している。 図4および図5によると、ミルクホース46は、ミルク通路23を形成し、ミルク容器25につながっており、入口43またはホース取付け具43aに接続される。 泡生成ユニット22と、ミルクホース46は、1つのユニットを形成し、このユニットは、使用後、全体が、またはそうでなければ一部分が(泡生成ユニットのみ、またはミルクホースのみのいずれか)交換される、または廃棄される、または再利用される。

    半径方向に突き出る回転ボルト45は、ロックする目的で、保持手段30(図4を参照)に嵌合した角度付きの保持要素36の背後に係合し、これも同様にパイプ接続部品または入口42に一体式に形成される。 回転ボルト45は、保持要素36の背後に差し挟み易くするために、前方端部において頂部面が傾斜されている。 パイプ接続部品または入口43は同時にラッチ機構の一部であり、これもまた、保持手段30に一体式に形成されたラッチ装置34を備える。 ラッチ装置34は、収容スペース35を有し、このスペースは、接線方向にプラグ接続まで延在し、一方の側で弾性ラッチアーム37によって、他方の側で保持要素36によって境界が区切られており、この場合ラッチアーム37は、ラッチアームが泡生成ユニットの残りの部分と共に図3に示される開始位置からブロック位置(図3の回転矢印を参照)に回転される際、ラッチ式に内側に突き出るつまみ(図4を参照)を介してパイプ接続部品43を囲繞する。

    液圧プラグ接続は、一方の側に入口またはパイプ接続部品42を備え、これに加えて、他方の側に蒸気/空気ノズル33を備えており、蒸気/空気ノズルは、プラグ方向に保持手段30から外向きに延在している。 蒸気/空気ノズル33は、図2および図5に明示されており、前方端部において円錐形になるように先細になっている。 中央ノズル穴50がそこに設けられ、後方から供給される蒸気/空気の混合物53が、中央のノズル穴を通って入口42の内部に噴射される。 発生する蒸気/空気の噴射は、この地点で内部に流入するミルク穴51を利用してミルクを運び、ミルクは引き続きミルクホース46を利用して流れ、吸引によって引き込まれる。 蒸気、空気およびミルクが一緒になった流れはその後、噴射チャネル52(図5)を利用して実質的に接線方向に隣接する混合室40に進入し、そこで、渦巻き作用および混合作用により、加熱されたミルク泡を形成することになり、これは出口39を利用して底部において外に出ていく。 空気はその後、混合室40を通るように下流に誘導される通気パイプ54を利用して流れることができるため、ミルク泡はおおかた、混合室40から外に流れ出ることができる。 蒸気/空気ノズル33の入口またはパイプ接続部品42の規定された厳密な位置決めを確実にするために、ノズルは、円周方向の止め具48とシール49を備えており、例えばこれは、溝の中に配置されたOリングの形態である。

    図5aによると、減圧ノズル56を泡生成ユニット22からそれるミルクホース46の端部に留めることができる。 減圧ノズル56は、ミルクホース46に挿入された一体型のプラスチック部品であり、所定の内径のノズル穴57を介して吸引プロセスにおいてミルクの流通量に影響を与える。 この減圧ノズルの1つの利点は、ミルクの流通量を変化させるまたは調節することによって、比較的簡素な方法で排出されたミルクの温度に影響を及ぼすことができる点である。 したがって泡生成ユニット22、ミルクホース46および減圧ノズル56を備える1つのセットを形成することができ、セットは、簡素な方法で異なる状況(冷却された、または冷却されないミルクなど)に適合させることが可能である。 具体的には、減圧ノズル56は、各々のミルク容器に適合された接続システムの一部であってよく、これらのミルク容器は、ポーチまたはカートンまたは何らかの他の容器の形態であってよい。 しかしながら泡生成ユニット22をミルク容器に直接接続させる、すなわち別個のミルクホースなしで接続させることも実現可能である。

    泡生成ユニット22が、確実にラッチし作動可能な方法でロックされるような保持手段30内での泡生成ユニット22の位置決め作業は、マイクロスイッチ47によってチェックされ、これは制御手段55に接続され、保持要素36の背後で保持手段30内に配置され、保持要素36より上に斜めに突き出る作動レバー38(図2)を利用して作動させることができる。 マイクロスイッチ47を作動させるために、入口43に一体式に形成され、入口42に対して接線方向に配向され、図3によるロック動作中に作動レバー38に乗りげ、マイクロスイッチ47の方向に作動レバーを押すプレート状の作動要素44が、泡生成ユニット22に設けられる。

    泡生成ユニット22および/またはミルクホース46はさらに、コード化手段(バーコード、RFIDなど)を装備することができ、これらはマシンによって識別され、特有の交換部品のみが使用される、あるいは既に使用されている部品が再び使用されないことを保証する。

    記載される泡生成ユニットまたはこの種の泡生成ユニットを備えたコーヒーマシンを、例えば歩行者ゾーンなどの公共の場所に設置され、できるだけ簡素で確実な方法で特別に訓練されていない人でもサービスを受けることができる自動飲料販売機と併用した利用が特に有利である。

    図8は、一例の自動飲料販売機60を前方から見た簡素化された図を示しており、自動飲料販売機は、新鮮に淹れられたコーヒーベースの飲料を一定量供給し、それに対してお金を支払うためのキオスクの形態である。

    自動飲料販売機60は、上部分63aと下部分63bとを有する筐体61の中に収容されており、部分は、飲料を排出するためのプラットフォームを形成するコンソール62によって隔てられている。 実際の飲料の排出64は、コンソール62より上の凹部空間内に配置される。 オペレータ制御/ディスプレイユニット65が、飲料の排出より上に配置され、オペレータ制御/ディスプレイユニットは、例えば、タッチスクリーンを装備しており、調製すべき飲料を選択し表示するのに使用される。 飲料を受け取るためのカップを取り出すことができる側方のカップシャフト66が、左側に配置される。 砂糖、スプーンなどを保管することができる側方の区画67が、右側に配置される。 コインまたはスマートカードによって選択された飲料に対して支払いをするのに使用される支払いユニット68もさらに設けられる。 個々の要素64〜68もまた、別のやり方で配置することができる、あるいは他の要素を追加としてまたは代替として設ける場合もあることは言うまでもない。

    図8による自動飲料販売機60は、有利な内部構造を備えており、これは、図9を参照して以下で説明する。

    図9による自動飲料販売機の内部構造の中心構成部は、新たに挽かれたコーヒーを利用してコーヒー飲料を調製するように設計されたコーヒーマシンの形態の本来閉鎖されたベースモジュール70である。 ベースモジュール70に加えて、自販機の基本的な装備は、出口モジュール69(図9では点線の円によって識別することができる)を含んでおり、これはベースモジュール70との流体接続を形成し、その下に設置されたカップ78などにコーヒー飲料を排出する役割を担っている。 泡生成ユニット22は、出口モジュール69内に見ることができる。 従来のコーヒーマシンとは対照的に、この出口は、マシン(ここではベースモジュール)に一体式に固定されるのではなく、むしろ1つのモジュールとして別々に形成されるため、独立して配置することができる。 このようにして、ベースモジュール70(図9に識別することができる)を、自動飲料販売機内で中央から側部へと移動させることも可能であり、これにより、自販機の構成に対してより高い柔軟性を与えることができる。

    図9による自動飲料販売機において、ベースモジュール70は、飲料の調製の制御、自販機の監視、およびパウダー、シロップ、コーヒー豆などの利用可能な供給物の監視を行なうためのオペレータ制御/制御部を含む。 オペレータ制御/制御部はまた、事前に指定された動作時間の後、または一日の終わりに泡生成ユニット22を交換する必要があることを表示し、交換が行なわれたことを確認するのに使用される場合もある。 さらに、ベースモジュール70は、コーヒーを淹れるために設けられたブリューイングユニットと、ブリューイングユニットと相互作用するコーヒーグラインダーも備えており、これによって、異なる種類のコーヒーを挽くことができ、飲料を調製するために設けられる場合もある。 液滴開口74が、ブリューイングユニットの真下に配置され、ブリューイングプロセスが終わった後に残りのコーヒーかすをベースモジュール70から比較的大きなコーヒーかす用の容器73に排出することが可能になり、この容器は、その真下に配置される。 ブリューイングユニットは好ましくは、例えば国際公開第93/02605号または国際公開第2009/027259号または国際公開第2009/056426号に開示されるような全体がプラスチックで構成された1つのユニットの形態である。

    出口モジュール69に加えて、別のモジュールが、ベースモジュール70と協働し、ベースモジュールによって制御され、対応する流体境界面によってベースモジュールと、または出口モジュール69と、またはそれ以外では互いとの流体接続を形成する。 5つのシロップモジュール75、3つのパウダーモジュール76および1つのミルクモジュール71が、図9の自動飲料販売機の中に別のモジュールとして設けられる。 シロップモジュール75は、出口モジュール69と流体接続を形成し、例えばコーヒー飲料に風味付けするために所定の量のシロップを分配する。 パウダーモジュール76は、紅茶などの他の飲料を調製するために、冷たい水または熱湯と共に使用されすぐに使用できる飲料用のパウダーを保存している。 ミルクモジュール71は、自動飲料販売機の下部分63b内でコンソールの真下に配置され、ミルクモジュールの真下に設置された冷却ユニット72内で冷却されて保管されたミルクをミルク容器から移送する。

    10 ミルク泡立て装置11 蒸気生成器12 蒸気弁13 蒸気通路14 すすぎ液の通路15、16 T字型部品17 圧縮空気通路18 空気ポンプ19 駆動モータ20 スロットル装置21 空気22 泡生成ユニット23 ミルク通路24 ミルク冷却器25 ミルク容器26 容器27 マグまたはカップ28 すすぎ媒体29 水(熱湯)
    30 保持手段31 本体32 張り出し33 蒸気/空気ノズル34 ラッチ装置35 収容スペース36 保持要素(角度付き)
    37 ラッチアーム38 作動レバー(マイクロスイッチ)
    39 出口40 混合室41 カバー42、43 入口43a ホース取付け具44 作動要素45 回転ボルト46 ミルクホース47 マイクロスイッチ48 止め具49 シール50 ノズル穴51 ミルク穴52 噴射チャネル53 蒸気/空気の混合物54 通気パイプ55 制御手段56 減圧ノズル57 ノズル穴60 自動飲料販売機61 筐体62 コンソール63a 上部分63b 下部分64 飲料排出65 オペレータ制御/ディスプレイユニット(例えばタッチスクリーン)
    66 カップシャフト67 区画68 支払いユニット69 出口モジュール70 ベースモジュール71 ミルクモジュール72 冷却ユニット73 コーヒーかす用の容器74 液滴開口75 シロップモジュール76 パウダーモジュール

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