Face toy

申请号 JP2001002338 申请日 2001-04-19 公开(公告)号 JP3081207U 公开(公告)日 2001-10-26
申请人 株式会社タカラ; 株式会社ワンダーファーム; 发明人 研二 堀越; 正義 窪田;
摘要 (57)【要約】 【課題】現在の子供のためにアレンジを施したメンコ玩具の提供。 【解決手段】メンコ本体1aとメンコ本体に着脱可能な錘部材2により構成され、メンコ本体1aは板状であり、錘部材2を落下しないように装着可能な取付部9を少なくとも1つ以上有する。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 メンコ本体とメンコ本体に着脱可能な錘部材により構成され、メンコ本体は板状であり、錘部材を落下しないように装着可能な取付部を少なくとも1つ以上有することを特徴とするメンコ玩具。
  • 【請求項2】 上面にキャラクターや当該メンコ玩具の特性を記載したカード又はシールを着脱自在に有することを特徴とする請求項1記載のメンコ玩具。
  • 【請求項3】 前記メンコ玩具は、弾性を有する素材により構成される競技板上で遊ぶものである、請求項1又は2に記載のメンコ玩具。
  • 【請求項4】 全体がほぼ正方形であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のメンコ玩具。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    本考案はメンコ玩具に関する。

    【0002】

    【従来技術】

    メンコ玩具は長い間子供たちの間で非常にポピュラーな遊びとして親しまれて きた。 自分のメンコを地面におかれた相手のメンコに対して打ち付け、相手のメ ンコをひっくり返して自分のものにするという非常に賭博性が高いので、子ども の遊びとしてふさわしくなく、また現在ではテレビゲームの普及に伴い、メンコ 遊びをする子供はめっきり少なくなった。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    本考案はメンコの高い競技性に着目し、現在の子供のためにアレンジを施した メンコ玩具の提供をその課題とする。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】

    前記課題を解決するため、本考案に係るメンコ玩具は、メンコ本体とメンコ本 体に着脱可能な錘部材により構成され、メンコ本体は板状であり、錘部材を落下 しないように装着可能な取付部を少なくとも1つ以上有することを特徴とする。

    【0005】 なお、上面にキャラクターや当該メンコ玩具の特性を記載したカード又はシー ルを着脱自在に有するようにしてもよい。

    【0006】 また、前記メンコ玩具は、弾性を有する素材により構成される競技板上で遊ぶ ようにするのが好ましい。

    【0007】 さらに、全体がほぼ正方形となるように形成するのが好ましい。

    【0008】

    【考案の実施の形態】

    図1において符号1はメンコ玩具を示す。 このメンコ玩具1は図2に示される ように、メンコ本体1aと錘部材2と表裏のカバー材3a、3b、3cとから構 成されている。

    【0009】 メンコ本体1aは合成樹脂からなる一辺が70mm程度の正方形の板状体で、 図2、図3及び図4に示されるように、表側の四隅には表側のカバー材3a、3 bの係止溝5が形成されている。 この係止溝5はメンコ本体1aの面に沿って開 口している。 裏側の各辺の中央部には裏側のカバー材3cの係止爪6が形成され 係止爪6とメンコ本体1aの裏面との間には溝7(図5参照)が形成されている 。 なお、メンコ本体1aの四隅には表裏方向に穴8が貫通形成されている。

    【0010】 また、メンコ本体1aには4個の錘部材用取付部9が形成されている。 各取付 部9は錘部材2を着脱できるように構成されている。 すなわち、取付部9は裏側 には対向する側に1対の張り出し部10を有し、表側には上記張り出し部10を 含む大きさの円形の開口部を形成し、この開口部を表側に形成されたブリッジ部 11で閉じた形状となっている。

    【0011】 錘部材2は、合成樹脂、木、金属等から構成され、上記取付部9の裏側の形状 とほぼ同じ外形を有し、上記取付部9に裏側から嵌まり合う程度の大きさであり 、その両側には上記取付部9の張り出し部10に対応する片12を備えている 。 また、中央部にはスリット溝13が貫通形成されている。

    【0012】 表側のカバー材3a、3bはキャラクターや適宜の図柄が印刷表示された紙製 のラベルカバーと透明なプラスチックカバーとから成り、裏側のカバー材3cは 透明なプラスチックカバーから構成されている。 各カバー材3a、3b、3cは ほぼ正方形に形成されている。

    【0013】 なお、表側のカバー材は図柄を印刷したプラスチックの1枚カバーでもよく、 カード状に形成されたものでも、シール状に形成されたものでもよい。

    【0014】 次に、上記各部材からメンコ玩具を組み立てるときは、まずメンコ本体1aの 裏側の取付部9に図2のように錘部材2を嵌めこむ。 そして、図5に示すように 錘部材2のスリット溝13にコイン等を係合した状態で回転させると、図4のよ うに耳片12は2個の張り出し部10の間に移動するから、裏側から脱落するこ とはない。 また、表側にはブリッジ部11が形成されているから、表側からも脱 落することがない。 したがって、錘部材2は取付部9に保持される。 さらに、メ ンコ本体1aの裏側に裏側カバー材3cを当て、図6に示すように各辺の中央部 を係止爪6に係止させる。 次に、メンコ本体1aの表側にラベルカバー3bとプ ラスチックカバー3aとを重合させて当て、各隅部を図1及び図4に示すようにメ ンコ本体1aの係止溝5に係止させる。 これにより、図1に示すメンコ玩具1の 組み立てが完成する。

    【0015】 なお、競技をする前に錘部材2を4個の取付部9のうちいずれかを選択して取 り付け、メンコ玩具1の錘バランスを調整しておく。 裏側のカバーは透明なので 、錘部材2がどの部分に収納されているかを視認することができる。

    【0016】 メンコ玩具1を分解するときは、表裏のカバー材3a、3b、3cを外し、錘 部材2を逆側に回して取り外せばよい。

    【0017】 ところで、上記メンコ玩具1は図7に示すような専用の競技板14の上で遊ぶ のが好ましい。 この場合、競技板14は弾性を有する材質のものを選択し、その 大きさは各辺がメンコ玩具1の各辺の長さの約12倍程度にするのが好ましい。 弾性を有する競技板14上に打ちつけることにより、メンコ玩具1自体は破損し にくくなり、また競技板14の弾性を利用することにより相手方のメンコ玩具1 をひっくり返したり、競技板14の外に飛ばしたりすることが比較的容易にでき る。

    【0018】 次に、前記メンコ玩具を用いて競技するにあたっては、例えば次に示すような 一定のルールを設定するのが望ましい。 すなわち、対戦は得点制で、自分のメン コ玩具を相手のメンコ玩具1に打ちつけ、相手のメンコ玩具1を裏返せば得点と なる。 対戦は1人対1人、もしくは2人対2人で行う。 じゃんけんやコイントス で先攻後攻を決めた後、競技者は対戦専用競技板14の四辺のいずれかを自分の 陣地として選ぶ。 1人対1人の場合は、隣接し合う2辺を陣地とし、2人対2人 の場合は四辺のうちいずれか1辺を陣地とする。 対戦中はそれぞれ陣地内からし かメンコ玩具を打ちつけることができない。 後攻の競技者は自分の手持ちのメン コ玩具(1人対1人の場合は各自8枚ずつ所持し、2人対2人の場合は4枚ずつ 所持する)から任意の1枚を対戦車専用競技板14におく。 先攻の競技者は競技 板14上に置かれたメンコ玩具1に自分の手持ちの任意のメンコ玩具1を選び、 従来のメンコと同じように打ちつける。 相手のメンコ玩具1を裏返せばポイント を取得できる。 ただし、裏返った相手方のメンコ玩具1は競技板14上からは取 り除かず、そのまま対戦を続行する。 次に、後攻の競技者は先攻に裏返されたメ ンコ玩具1に自分のメンコ玩具1を打ち当て、再度裏返すことができれば、先の 得点は無効となる。 対戦者用競技板14外に相手のメンコ玩具1を競技板14か ら飛び出させた場合も得点を取得できるが、自分で自分のメンコ玩具1を飛び出 させた場合は相手の得点となる。 また、一度のメンコ玩具1の打ち付けで相手の メンコ玩具1もしくは裏返された自分のメンコ玩具1を2枚以上裏返した場合は 、本来の得点に枚数分を掛け合わせた分が得点となる。 全員が手持ちのメンコ玩 具1を打ち終わったところで得点を集計し、最も得点の高いものが勝者となる。

    【0019】 上述のようにして遊ぶ構成によれば、従来のメンコ遊びの賭博性はなくなり、 ゲーム性、競技性がより高くなるので、健全な遊び又は競技として市場に提供す ることができる。

    【0020】 また、裏面に錘部材2を取り付けることによって各々のメンコ玩具1の特性を 変えることができ、例えば錘のついている方で攻撃をすれば、相手に対するダメ ージも大きくなるし、逆に防御の際も錘のついている方はひっくり返りにくいと いうようになる。 そして、表側のラベルカバーには図柄等が施されているから、 表側からはどの部位に錘部材が配置されているかわからないので、重心位置を 推測して打ちつける必要があり、ひっくり返すのに技やだけでなく、運の要素 も入ってくるので、ゲームをより複雑にすることができる。

    【0021】 また、上面のラベルカバーにはメンコ玩具1の特性を表示するようにし、取り 付けてもよい錘の数を書いたりすることにより、カードのみの収集も楽しむこと ができる。

    【0022】 なお、メンコ玩具1は円形としてもよく、この場合も上述のメンコ玩具に準じ た構成にすればよい。

    【0023】 また、裏側のカバー材は必ずしも透明である必要はない。

    【0024】

    【考案の効果】

    請求項1に係る考案によれば、メンコ本体とメンコ本体に着脱可能な錘部材に より構成され、メンコ本体は板状であり、錘部材を落下しないように装着可能な 取付部を少なくとも1つ以上有するから、メンコ玩具の重心を適宜設定すること ができる。 相手側にすれば、表側からはどの部位に錘部材が配置されているかわ からないので、重心の位置を推測して打ちつける必要があり、ひっくり返すのに 技や力だけでなく、運の要素も入ってくるので、ゲームをより複雑にすることが できる。

    【0025】 また、ルールを確立することにより、賭博性をなくし、競技性を高めることが できる。

    【0026】 請求項2に係る考案によれば、上面にキャラクターや当該メンコ玩具の特性を 記載したカード又はシールを着脱自在に有するので、競技を複雑にし、またコレ クションを楽しむこともできる。

    【0027】 請求項3に係る考案によれば、メンコ玩具は、弾性を有する素材により構成さ れる競技板上で遊ぶものであるから、メンコ玩具自体は破損しにくくなるととも に、競技板弾性を利用することにより相手方のメンコ玩具をひっくり返したり、 競技板の外に飛ばしたりすることができる。

    【0028】 請求項4に係る考案によれば、メンコ玩具はほぼ正方形であるから、相手方の メンコ玩具に打ちつける際にや辺を利用することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案に係るメンコ玩具の斜視図

    【図2】上記メンコ玩具の分解斜視図

    【図3】上記メンコ玩具本体の平面図

    【図4】図3のX−X線上の断面図

    【図5】上記メンコ本体の裏側にカバー材を取り付ける状態の斜視図分解斜視図

    【図6】上記メンコ本体の裏側にカバー材を取り付けた状態の斜視図

    【図7】メンコ玩具と競技板を示す斜視図

    【符号の説明】

    1 メンコ玩具 1a メンコ本体 2 錘部材 9 取付部

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