X-ray radiating switch for x-ray device

申请号 JP8948593 申请日 1993-03-25 公开(公告)号 JPH06283297A 公开(公告)日 1994-10-07
申请人 Hitachi Medical Corp; 株式会社日立メディコ; 发明人 TAKISHITA AKIRA;
摘要 PURPOSE: To provide an X-ray radiation informing means by which an operator is informed reliably of X-ray radiation and vibration is not transmitted to the other person as a noise in the nighttime or the like.
CONSTITUTION: A vibrating body 6 to vibrate when an X-ray is radiated is arranged in an X ray radiating switch itself of an X-ray device sure to be gripped by an operator when the X-ray is radiated. Vibration of this vibrating body is given directly or indirectly to an external part (a palm or a finger or the like of the operator), and the operator is informed of X-ray radiation.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】X線が放射された時に振動する振動体を備え、この振動体の振動を直接又は間接的に外部に与えてX線の放射を報知することを特徴とするX線装置のX線放射スイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、X線装置においてX線放射を指令するX線放射スイッチ、特にコード付きのハンドスイッチや、ワイヤレスのハンドスイッチに適用されるX線装置のX線放射スイッチに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来からX線装置は、X線が放射されたことを操作者に報知するため、通常、X線放射表示灯を発光し、また音を発するようになされている。 また、操作者が被検者を観察しながら撮影したり、あるいはX線被曝を避けるため、任意の位置で操作できるように、通常、X線放射スイッチは制御部を含む操作卓と長いコードで接続されていたり、ワイヤレス形のハンドスイッチとして構成されている。 一方、前記X線放射表示灯と放射報知音発生器(ブザーやチャイム)は制御部(操作卓)に取り付けられている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来の表示灯と音によるX線放射の報知は、次の点で問題があった。 X線を放射するとき、操作者は被検者が動いていないかとか、息を止めているかなど、撮影の瞬間まで被検者に注意を払っているため、前記X線放射表示灯は見ることができず、X線放射の報知が操作者に確実にはなされなかった。 また、音による報知は一般のX線撮影室では有効といえるが、そうでない場合に、他の装置との音の区別が必要であるばかりか、特に移動形X線装置においては、操作者及び装置間距離の遠近や使用時の昼夜の別などにより、その音量を可変とすることが最近要求されるようになってきている。 特に夜間はX線放射の音による報知は、他の患者には騒音として感じられ、迷惑になる虞もでてきた。 このように従来のX線放射報知手段(表示灯,報知音発生器)では、X線放射の報知が操作者に確実になされなかったり、夜間などにおいて他者に騒音として伝わり、迷惑になる虞もあるなどの問題点があった。

    【0004】本発明の目的は、X線放射の報知が操作者に確実になされ、かつ夜間などにおいても他者に騒音として伝わることがなく、迷惑になることのないX線放射の報知手段を備えたX線装置のX線放射スイッチを提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記目的は、X線が放射された時に振動する振動体を設け、この振動体の振動を直接又は間接的に外部に与えてX線の放射を報知することにより達成される。

    【0006】

    【作用】振動体は、X線が放射された時に振動し、外部に直接又は間接的にそれ(X線放射)を報知する。 本発明では、X線放射スイッチはX線放射時には操作者が必ず握らなければならない点に着目したものであり、X線スイッチの前記振動体の振動は、振動体に直接に、又はスイッチハウジングなどを介して間接に、各々手のひらや指などで触れることにより、皮膚感覚を通じて操作者へ伝達される。

    【0007】これにより、操作者にはX線放射が確実に報知される。 また、外部に無用な音を発せず、夜間などにおいても他者に騒音として伝わることがなく、迷惑になることはない。 操作者へのX線放射報知をより効果的にするために、振動体を、振動発生と共に若干の音を発生させることも考えられが、この音は報知の第一義的なものではなく、夜間などにおいて外部への騒音となるまでには至らない。

    【0008】

    【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 図1は、本発明によるX線装置のX線放射スイッチの一実施例を示す断面図である。

    【0009】この図1において、1はスイッチハウジング、2,3は操作用押釦である。 操作用押釦2,3は、
    各々スプリング2S,3Sにより支えられている。 この場合、操作用押釦3を支えているスプリング3Sは、操作用押釦2を支えているスプリング2Sより強いのが一般的である。 1段目スイッチとしての操作用押釦2を押すとマイクロスイッチ4が閉じる。 2段目スイッチとしての操作用押釦3を押すとマイクロスイッチ5が閉じる。 以上の構成は、ハンドスイッチ形のX線放射スイッチとして一般的なものである。

    【0010】本発明では、このような構成に振動体、ここでは振動板6と、電磁発生器7を付加したものである。 すなわち、振動板6及び電磁発生器7は、図示するようにスイッチハウジング1内に設けられ、X線が放射されると、これに同期して信号が電磁発生器7に伝えられる。 これにより、電磁発生器7はX線放射と同期して交番磁界を発生する。 振動板6は、電磁発生器7により発生する磁界により振動する。 ここで、前記ハウジング1の振動板6に対向する箇所には小穴1aが開けられており、操作者はこの小穴1aを介して手指により直接、
    振動板6に触れることができ、X線の放射を知ることができる。

    【0011】電磁発生器7の発生する交番磁界の周波数と振幅を適宜変えることにより、同時に音(夜間などにおいて外部への騒音となるまでには至らない程度の音)
    をも発生させることができ、報知をより効果的に行える。

    【0012】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
    線放射の報知が操作者に確実になされ、しかも夜間などにおいて他者に騒音として伝わることがなく、迷惑になることがないなどの効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるX線装置のX線放射スイッチの一実施例を示す断面図である。

    【符号の説明】

    1 スイッチハウジング 1a 小穴 2 操作用押釦(1段目スイッチ) 3 操作用押釦(2段目スイッチ) 2S スプリング 3S スプリング 4 マイクロスイッチ 5 マイクロスイッチ 6 振動板(振動体) 7 電磁発生器

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