Event trigger system

申请号 JP51768797 申请日 1996-11-08 公开(公告)号 JP3726143B2 公开(公告)日 2005-12-14
申请人 ロケイタ コーポレイション プロプライエタリー リミテッド; 发明人 デービッド・スモール;
摘要
权利要求
  • 移動装置においてイベントをトリガーする方法であり、この方法は、
    前記移動装置の位置を計算し、
    前記移動装置の位置が、或る所定の位置の周囲に定められた所定の領域内にあり、前記移動装置の位置と前記所定の位置との間の距離が、許容量を超えて増大する時にイベントをトリガーし、
    前記移動装置の前記所定の位置からの距離が、所定のトリガーリング距離よりも大きくなく、且つ距離以外のサブトリガー条件が満たされる場合に、前記所定の位置と関連するイベントをトリガーすることを含み、
    前記許容量は、前記移動装置の位置と前記所定の位置との間の距離に比例し、前記許容量は前記距離が小さいほど小さいことを特徴とするイベントトリガー方法。
  • 前記サブトリガー条件が、前記移動装置が所定の方向又は所定の範囲内の方向に移動することであることを特徴とする請求項1記載のイベントトリガー方法。
  • 前記サブトリガー条件が、曜日、日日、高度、時刻、天気、又は装置の速度が、所定のもの又は所定の範囲内のものであることを特徴とする請求項1記載のイベントトリガー方法。
  • 前記イベントが、オーディオ及び/又はビジュアルファイルをプレイすることを含む請求項1記載のイベントトリガー方法。
  • 移動装置においてイベントをトリガーする装置であり、この装置は、
    前記移動装置の位置を計算する手段、
    前記移動装置の位置が、或る所定の位置の周囲に定められた所定の領域内にあり、前記移動装置の位置と前記所定の位置との間の距離が、許容量を超えて増大する時にイベントをトリガーする手段、及び前記移動装置の前記所定の位置からの距離が、所定のトリガーリング距離よりも大きくなく、且つ距離以外のサブトリガー条件が満たされる場合に、前記所定の位置と関連するイベントをトリガーする手段を含み、
    前記許容量は、前記移動装置の位置と前記所定の位置との間の距離に比例し、前記許容量は前記距離が小さいほど小さいことを特徴とするイベントトリガー装置。
  • 前記サブトリガー条件が、前記移動装置が所定の方向又は所定の範囲内の方向に移動することであることを特徴とする請求項5記載のイベントトリガー装置。
  • 前記サブトリガー条件が、曜日、日日、高度、時刻、天気、又は装置の速度が、所定のもの又は所定の範囲内のものであることを特徴とする請求項5記載のイベントトリガー装置。
  • 前記イベントが、オーディオ及び/又はビジュアルファイルをプレイすることを含む請求項5記載のイベントトリガー装置。
  • 说明书全文

    技術分野
    本発明は、移動装置の位置に基づいて、又は所定の関心のある位置(ポイント・オブ・インタレスト(POI))からの移動装置の計算された距離に基づいて、移動装置でイベントをトリガーする方法に関係する。
    本発明は、飛行機、バス、電車及びフェリーの様な公共輸送手段内のオーディオ及び/又はビジュアルシステムをトリガーすることの応用に限定的ではないが、特に関係する。 このシステムは、また、レンタル又は個人所有の車両で特定の応用を有し、また、歩行者が携帯することもできる。 このシステムは、また、運行管理にも使用することができる。
    背景技術
    全地球測位衛星を使用するシステムが、パイオニア株式会社(Pioneer Electronic Corporation)名義の欧州特許出願91310888.2(公告番号0511447)に開示されている。 このシステムにおいて、自動車の位置は、GPSによって追跡される。 自動車が所定の領域に入った時、イベントがトリガーされる。 特に、音楽の特定の一曲が演奏され、サービス施設の様なその場所特有の情報を視覚的又は聴覚的に与えることができる。 この形態のトリガーリングは、本明細書では「重要領域トリガーリング」と称しており、図1及び2に示されている。
    発明の開示
    一つの或る形態おいて、本発明は、移動装置においてイベントをトリガーする方法であり、この方法は、
    装置の位置を計算し、
    この計算された位置と所定のポイントとの間の距離を計算し、
    この計算された距離が所定のアーミング距離よりも大きくない場合に、装置をアーミング、
    前記計算された距離が所定のトリガーリング距離よりも大きくない場合にイベントをトリガーするか、又は、前記計算された距離が増大する時にイベントをトリガーするか、又は、前記計算された距離がアーミング距離未満でない時にイベントをトリガーする。 (ここで、「アーミング」又は後述する「アーム」は“arming”又は“arm”の訳語であり、イベントをトリガーすることを可能な準備状態にすることを意味する。)
    好適には、計算された距離は、イベントをトリガーすることの無い限界量を増加することができる。 好適な実施の形態において、この限界量は計算された距離に比例する。
    好適には、本発明の方法は、装置の進行方向を決定し、装置が所定の方向又は所定の範囲内の方向で移動する場合のみにイベントをトリガーすることを含む。 これは、方向サブトリガーとして知られており、高度、曜日、日日、時刻、天気、速度サブトリガーの様な、変数パラメータに基づいた他のサブトリガーも使用することができる。
    好適な実施の形態において、装置は、携帯型又は車両搭載オーディオ及び/又はビジュアルシステムを含み、イベントは、オーディオ及び/又はビジュアルファイルのプレイである。 しかしながら、イベントは、灯を暗くしたり、「シートベルトを締めろ」のサインを点けたり、又は位置の送信又は他のデータを基地に戻す等のその他の何であってもよい。
    他の実施の態様においては、本発明は、移動装置でイベントをトリガーする方法であり、この方法は、
    装置の位置を計算し、
    この計算された位置が所定のアーミング領域に入る時に装置をアーミングし、そして計算された位置が所定のトリガーリング領域に入る時にイベントをトリガーするか、又は、計算された位置がアーミング領域を出る時にイベントをトリガーする。
    別の実施の形態において、本発明は、
    装置の位置を計算するための手段、
    この計算された位置と所定のポイントとの間の距離を計算するための手段、
    前記計算された距離が所定のアーミング距離より大きくない場合に装置をアーミングするための手段、及び前記計算された距離が所定のトリガーリング距離よりも大きくない場合にイベントをトリガーするか、又は前記計算された距離が増加する時にイベントをトリガーするか、又は前記計算された距離が、アーミング距離未満でない時にイベントをトリガーするための手段、を含む装置である。
    別の実施の態様において、本発明は、
    装置の位置を計算するための手段、
    この計算された位置が所定のアーミング領域に入る時に装置をアーミングするための手段、
    前記計算された位置が所定のトリガーリング領域に入る時にイベントをトリガーするか、又は前記計算された位置がアーミング領域を出る時にイベントをトリガーするための手段を含む装置にある。
    別の実施の形態において、本発明は、移動装置でイベントをトリガーするための方法であり、この方法は、
    1)装置の位置、及び2)可変パラメータの値に基づいてイベントをトリガーすることを含む。
    好適には、可変パラメータは、移動装置の高度、進行方向又は速度、又は曜日、日日、天気、又は時刻である。
    最も好適には、可変パラメータは移動装置の進行方向である。 従って、移動装置が所定の領域内にあり且つ所定の方向に移動している時にイベントがトリガーされる。
    【図面の簡単な説明】
    本発明をより容易に理解し且つ実施するために、添付図面の参照がここで成される。
    図1は、従来の技術に従う重要領域トリガーリングの概略図。
    図2は、従来の技術に従う重要領域トリガーリングの概略図。
    図3は、トリガーリング領域がない本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図4は、トリガーリング領域を有する本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図5は、トリガーリング領域及び方向サブトリガーを有する本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図6は、トリガーリング領域及び方向サブトリガー及び高度サブトリガーを有する本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図7は、トリガーリング領域及び段階率を有する本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図8は、トリガーリング領域及びセクターサブトリガーとして知られる複数方向サブトリガーを有する本発明に従うトリガーリングの概略図。
    図9は、円形で無いアーミング及びトリガーリング領域の概略図。
    最適の形態
    GPS位置情報は、種々の理由によって、浮動する。 米国国防省は、米国軍でないユーザに対して精度を下げるために、意図的に誤差を加えている。 このことは、GPS受信機が移動しない間でも、その計算された値は、その真の位置から100メータまで浮動することがあることを意味している。 別の誤差は、電離層及び対流圏遅延、及び多重経路等のために生じる。
    差動GPS(DGPS)はこれらの誤差を打ち消す様に工夫され、約1メートルの精度を可能にする。
    DGPSは、本質的に、上述した誤差を修正するためにGPSと直接通信する無線周波数(RF)モデムである。 しかしながら、DGPSは、世界の選択された領域内でのみ利用可能であり、これら領域は、主に、大都市及びその周辺領域である。
    パイオニア株式会社名義の欧州特許出願91310888.2(公告番号0511447)に開示されるシステムは、車両の計算された位置が所定のトリガーリング領域内にある時に、イベントをトリガーする(図1及び2参照)。 これは、「重要領域トリガーリング」として呼ばれる。
    10乃至100km/hrの速度で移動することが合理的であることが出来る車両ベースのGPS受信機に対して、POIからの実際の所定のトリガーリング距離は100mであり、POIを既に通過した後、又は、POIに到達するのには余りにも長い場合には、イベントはトリガーされないことを保証する。 これは、100mの半径を有する円形トリガー領域は、図1内に図示される様にPOIの回りについて定義されることを意味する。
    DGPSが利用可能でない領域においては、円形トリガー領域の境界は、100mまでドリフトすることがある。 従って、最悪な場合において、GPS受信機の真の位置がPOIから200m又はPOIから0mである場合に、イベントがトリガーされる場合がある。
    装置が、勿論同様にドリフトすることのあるより小さいトリガーリング領域に入ることに失敗することがあるので、トリガーリング領域が図2に示される様に半径10mまで減少される場合は、イベントは全くトリガーされない場合がある。
    ここで図3を参照すると、本発明に従ったアーム領域のトリガーの一例が図示されている。 この場合、装置がアーミング領域に入った後に、POIから計算される距離が増大する時に、イベントがトリガーされる。 このタイプのトリガーリングは、装置によって追随されるルートが常には一定ではない状況においては、特に有用である。 例えば、装置が、フェリーに組み込まれており、フェリーがPOIに到達する以前にPOIから遠ざかる必要がある状況では、ポイントに最も近づいた直後にイベントがトリガーされる。
    ここで、図4を参照する。 アーミング領域及びトリガーリング領域の両方を有するトリガーリングシステムの例が図示されている。 アーム領域内にある時にPOIから計算される距離が増大するか、又は装置がトリガーリング領域に入る場合に、イベントがトリガーされる。
    別の実施の形態においては、トリガーリング領域は無く、装置がアーミング領域を出る時に、イベントがトリガーされる。 これは、例えば、フェリーが埠頭を出る時に、利用することができる。 フェリーが離れる厳密な埠頭及びフェリーが埠頭から離れる方向は、可変である。 埠頭領域がアーミング領域である場合、イベントは出発の際にトリガーされる。
    図5を参照する。 接近の方向は、サブトリガーとして使用することができる。 この場合、装置が、所定の方向又は所定の方向の範囲から接近する場合だけ、イベントがトリガーされる。 このことは、固定されたルートが、ツアー中に、POIに複数回近接して通過する時に、特に有用である。
    図6を参照する。 装置が、飛行機その他に搭載される時に、高度サブトリガーが有用になる。 例えば、実際、シドニー空港上で空中待機状態にある時に、「シドニー空港に着陸しつつある」がプレイされることは望ましくはない。 時刻、日日、速度、又は他のパラメータに基づいた他のサブトリガーを、イベントが、それらのパラメータが満足される時だけトリガーされる様に、使用することができる。
    図7は、いわゆる、“段階率(step ratio)”を適用した1例を示す。 このシステムでは、計算距離が増大した場合、すぐにイベントがトリガーされるのではなく(GPSの位置データが浮動しているため、あるいは、装置自体が動いているために起きることもありえるので)、許容量を超えて距離が増大したときに始めてイベントがトリガーされるものである。 この場合、その許容量は計算距離に比例する。 即ち、許容量は計算距離が小さいほど小さい。
    図8は、セクタートリガーリング方法の一例を示す。 この場合、POIへのアプローチは、4つの90度セクター(異なるサイズの如何なる数のセクターも使用することができる。)に分けられる。 従って、もしある歩行者が北からアプローチしているときに、説明する建物等がPOIの西に位置する場合、この歩行者は「右には....が見えます」という説明を聞きます。 そして、もし歩行者が南からアプローチしている場合には「左には....が見えます」という説明を、束からアプローチしている場合には「あなたの前方には....が見えます」という説明を聞くこととなる。
    最後に、図9参照すると、非円形アーミング及びトリガーリング領域が図示されている。 勿論、領域を如何なる所望の形状とすることか出来る。
    本発明の好適な実施の形態においては、このシステムを、移動オーディオ/ビジュアルシステムを含んで、フェリー、バス、電車などに搭載させ、例えば、ポイント・オブ・インタレスト、次ぎに止まる場所、到着時間などの情報を与える。 本システムは、さらに、場所、平均速度などのデータを中央データ・ベースに送信することもできる。 従って、本システムは、有効なバスや電車などの運行管理のツールとなる。
    フェリー、バス、電車などは、通常、規定の路線を走る。 途中、オーディオ・ビジュアルの放送で、例えば、「右には....が見えます」「この電車は、ただ今....中央駅に到着しました」などの説明を入れるのは旅客者に役に立つ。 本システムは、運転者の操作を必要とせずに、正しい場所で適切な案内を自動的に流すことを可能にする。 勿論、運転者は必要に応じてシステムをオーバーライドしたり、説明を付け加えたりができる。 本システムには、カウントダウンのタイマー、もしくは、距離測定器を設置して、運転者に次ぎの案内がいつ起きるかを予告し、運転者のアナウンスと重ならないようにすることも可能である。
    できれば、始終バックグランド・ミュージックを流しながら、各ファイルに要所要所に関連の案内を入れるのが望ましい。 特定の場所に到着したらバックグランド・ミュージックは自動的に音量が下げられ、次ぎのアナウンスが入るようにする。
    場合によっては、“ウエイト・アンド・プレイ”の方法で、例えば、GPSの受信のできないところ(例えば、トンネルのなか)で一定のファイルを流すことが望ましいこともある。 この場合、ファイルは電車がトンネルに入った時を契機としてトリガーさせることが可能である。 ただし、この場合、トリガーされてから実際にプレイされるまでに30秒間の遅れが見込まれる。
    また、ファイルは、1回で一度以上プレイされないよう、一度プレイされたものにフラグをたてることが望ましい。
    アナウンスメントオーディオ/ビジュアルファイルに予め記録され、それらがプレイされるべきPOIが記録される。 この情報はルートデータと共に記録される。 勿論、このシステムは、非固定ルートでも使用できる。
    オーディオ/ビジュアルシステムは、オーディオ/ビジュアルシステムの位置を決定する異なる全地球測位システムを含む。
    このシステムは、衛星受信損失に対する対策も有している。 GPSが故障する状況において、このシステムの近似的位置は、時間測定手段、距離測定手段、及びルートデータの一つ又はそれ以上を使用して、推定される。 例えば、バスは、車輪の回転を計数するタコメータを含むことができ、受信が失われた時に、距離を計算することを可能にする。 所定のルートに沿った最後のGPS位置に加えられるこの距離は、現在の位置の良好な推定を与える。
    ツアー中の各個人が、個人用のオーディオ・ビジュアル・システムを有し、またそのオーディオ・ビジュアルのファイルを多数の言語に吹き込んでおくこともできる。 ツアーに参加する人が好きな言語を選べばよい。 同様にして、複数の人によるアナウンス、好みによって別のアナウンサーによるファイルを作ることも可能である。
    本システムは映画などの上映が、途中、正しい場所でなされるよう確認するためにも使用できる。
    本システムに時計または衛星からの時間や日付に対する情報を取り込んで、例えば、キャンベラから15分というときには、「キャンベラには、今から(現在の時間+15分)で到着します」のようなアナウンスを流すこともできる。 同様に、本システムに、その他の日、時間、日付、天候情報などを盛り込むことも可能である。 それにより、例えば、「おはようございます(時間)。この寒い(天候)冬(日付)のキャンベラにようこそ」というようなアナウンスを流すことができる。 観光名所に関するファイルについて、定休日には情報を流さないようにすることができる。 本システムには、例えば、「あなたは、現在、時速90kmで走行しています。ここでの制限時速は時速80kmです」などの特定の速度に関するアナウンスをいれることもできる。
    ファイルは適切な媒介内に収納され、例えば、RFリンクにより、時々アップデートできるので、例えば、ニュースや時事の話題などを定期的にアップデートしたり、必要に応じてその他の資料をアップデートしたりすることが可能である。
    本発明において、オーディオ/ビジュアルファイルがCDROMに記憶されており、これから、データが、要求される出速度よりも高い速度でRAMバッファーに送られる。 これは、CDROMの読み飛ばしによって、発生するエラーを修正する機会をシステムに与える。 データは、RAMからデジタル−アナログ変換器に出力される。
    上記のように、本システムは、バスなどの運行管理に有効である。 例えば、移動電話の受信のよい、特定の場所を選んで通過中のバスやトラックはモーデムを使用して、ベースにその現在位置、平均速度、燃料消費量などを報告することができるので、ベースが車両を呼び出したいときに、車両が通信不通の状態にあるとき、車両を呼び出す必要もなくなる。
    上記の発明は添付のいくつかの図例で示されているが、ここに記載された図例以外に修正を加えたり、バリエーションを持たせることも、当該技術に通じる者に明らかなように、ここに記す本発明でできることであると理解してよい。

    QQ群二维码
    意见反馈