Operation aiding system

申请号 JP10922199 申请日 1999-04-16 公开(公告)号 JP2000304551A 公开(公告)日 2000-11-02
申请人 Toshiba Corp; 株式会社東芝; 发明人 MURAMATSU HIDEO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve advantage by utilizing information obtained in operating a moving body for next and further operation of the moving body.
SOLUTION: An operation information forming means 21 is provided to an information processor 2 constituted as a work station, for example, new information for next operation of aircraft is formed with the operation information forming means 21 based on the information concerning the operation of the aircraft accumulated as a data base and information generating for every operation of the aircraft recorded by a data recorder 3. This formed information is recorded in the data recorder 3 and offered to the aircraft.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 運行者に移動体の運行に関する情報を提供する運行支援システムにおいて、 前記移動体の運行に際して生じた情報を記録する記録手段と、 前記移動体の運行に関する情報を蓄積したデータベースを格納するデータベース格納手段と、 前記記録手段で記録された情報と、前記データベースに蓄積されている情報とをもとに前記移動体の運行のための新たな情報を作成する情報作成手段とを有しており、 この情報作成手段で作成された新たな情報を、前記移動体の次回の運行に際して前記移動体に提供するようにしたことを特徴とする運行支援システム。
  • 【請求項2】 前記データベース格納手段に、移動体の運行毎に記録手段に記録された情報と、移動体の運行毎に情報作成手段で作成される情報とを少なくとも蓄積したデータベースを格納するようにしたことを特徴とする請求項1記載の運行支援システム。
  • 【請求項3】 前記データベース格納手段に、移動体の運行毎に記録手段に記録された情報と移動体の運行毎に情報作成手段で作成される情報とをもとに、統計的処理により作成された情報を蓄積したデータベースを格納するようにしたことを特徴とする請求項2記載の運行支援システム。
  • 【請求項4】 前記データベースに蓄積されている情報が変更された場合には、変更後の情報を新たに前記データベースに書き込む蓄積情報変更手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の運行支援システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、例えば航空機や自動車などの移動体の運行を支援するために用いられるナビゲーションシステムなどの運行支援システムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年になり、例えば自動車などの移動体に搭載され、移動体の運行に際して種々の情報提供を行うようにしたシステム(ナビゲーションシステム)が提供されている。 この種のシステムは、例えばCD−RO
    Mなどの媒体からのデータの読み込み、ユーザのデータ入操作、または移動体に搭載されている慣性航法装置などから与えられた地図情報、目的地情報、または位置情報などのデータをもとに、例えば目的地までの最適経路を計算してこの経路をディスプレイ上に表示するなどして運転者に対する便宜を図るようにしたものである。

    【0003】このようなナビゲーションシステムに関する公知の技術として、例えば特開平7−318361号公報、特開平8−122090号公報に示すようなものがある。

    【0004】上記公報で紹介されたナビゲーション装置は、目的地情報などの記録や入力を行うための記録媒体またはデータ入力ユニットを本体と分離可能に設けることで、従来のナビゲーション装置では行えなかった車外でのデータ入力を可能とし、これによりユーザの操作性の向上を図ったものである。

    【0005】また別の提案として、例えば特開平5−6
    137号公報に示されたものがある。 この公報で紹介されたナビゲーション用システムは、光ディスクメモリーなる追加書き込み可能な記録媒体を用いることで、従来はメーカからCD−ROMなどの形で提供されていた地図情報などの固定的情報に、ユーザごとのプライベートな情報(よく行くレストランの電話番号など)を新たに付加して利用できるようにし、これによりユーザに対する便宜の向上を図ったものである。

    【0006】上記のように、現在用いられているナビゲーションシステムに対して様々な改良を加え、更なる利便性の向上を図ったシステムが種々提案されている。

    【0007】一方、近年になり、例えばVICS(Vehi
    cle Information Communication System:道路交通情報通信システム)に代表されるように、外部からリアルタイムに例えば渋滞情報、駐車場の空き情報などの情報をナビゲーションシステムに対して供給し、ユーザに提供し得る情報をさらに多くすることができるシステムが実用化されている。 このVICSからの情報は、無線回線を介してナビゲーションシステムに供給される。

    【0008】このように、CD−ROMなどの媒体やユーザのデータ入力操作により、また移動体に搭載された位置認識装置などにより、さらに外部施設からのデータ供給によりナビゲーションシステムには種々の情報が与えられる。 さらに、ナビゲーションシステムでの情報処理により、例えば目的地までの最適経路などの新たな情報が生成される。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、上記運行に際して生じた様々な情報は、いずれもその場限りで使い尽くされてしまう。 すなわち従来のナビゲーションシステムは、運行過程で生じた様々な情報を記録し、処理し、蓄積して次の運行の際に有効に利用できるようにする機能を備えていない。

    【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、移動体の運行に際して得られた情報を移動体の次回以降の運行に際して利用できるようにし、
    これにより利便性の更なる向上を図り得る運行支援システムを提供することにある。

    【0011】なお、ここで言う“利用”とは、移動体の運行に際して得られた情報をそのままの形で使用するだけでなく、例えば統計処理などにより様々な形に加工された情報を使用することも含む。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、運行者に移動体の運行に関する情報を提供する運行支援システムにあって、前記移動体の運行に際して生じた情報を記録する例えばフロッピーディスクなどを記録媒体とする記録手段と、前記移動体の運行に関する情報を蓄積したデータベースを格納するデータベース格納手段と、前記記録手段で記録された情報と前記データベースに蓄積されている情報とをもとに前記移動体の運行のための新たな情報を作成する例えばワークステーションなどの情報作成手段とを有しており、この情報作成手段で作成された新たな情報を、前記移動体の次回の運行に際して前記移動体に提供するようにしたことを特徴とする。

    【0013】上記データベースには、移動体の運行毎に記録手段に記録された例えば渋滞情報および移動体の運行毎に情報作成手段で作成される例えば最適経路などの情報や、これらの情報をもとに例えば統計的処理により作成された情報が蓄積される。

    【0014】このようにすれば、例えば自動車などの移動体の運行に際して生じる例えば渋滞情報などの情報が記録手段に記録される。 この渋滞情報と、データベースに蓄積されている過去の渋滞情報とをもとに、次回の移動体の運行に際して予想される渋滞情報およびこの渋滞情報に基づく最適経路などの新たな情報が情報作成手段により作成される。 この作成された新たな情報は、次回の運行に際して例えばフロッピーディスクなどを介して移動体に提供される。

    【0015】したがって、移動体の過去の運行に際して得られた情報を次の運行に際して役立てることができるようになり、情報の正確さの向上などとも相舞って運行者に対する利便性はさらに向上する。

    【0016】また本発明は、蓄積情報変更手段を備え、
    データベースに蓄積されている情報が変更された場合には、変更後の情報を蓄積情報変更手段により新たに前記データベースに書き込むようにしたことを特徴とする。

    【0017】このようにすれば、例えば地図上の地名が変更された場合でもデータベース内の地名を書き換えることができるようになり、この書き換えられた地名情報は新たな情報の一部として、次回の運行に際して例えばフロッピーディスクなどを介して移動体に提供される。

    【0018】したがって、運行者は新たなCD−ROM
    などを購入することなしに常に最新の情報を持って移動体を運行することが可能となるので、運行者に対する利便性はさらに向上する。

    【0019】

    【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。

    【0020】図1は本発明の実施の形態に係わる運行支援システムの構成を示すシステム図である。 図中1は、
    移動体として示した航空機である。 図中2は、例えば汎用のパーソナルコンピュータやワークステーションなどとして実現される情報処理装置である。 この情報処理装置2は、航空機の運航に係わる情報を蓄積したデータベースを有している。 このデータベースは、後述の(図3)データベース記憶部に格納される。 これら航空機1
    と情報処理装置2との間で、航空機1の運用に係わるデータとして例えば経路情報、気象情報、地図情報、運行計画(フライトプラン)、慣性航法装置やILSなどから得られた位置情報などの種々の情報が、ハードディスクドライブやDVD−RAMなどの書き換え可能なデータ記録装置3に載せられ、図中矢印に示すように双方向にやり取りされる。

    【0021】図2は、本発明の実施の形態に係わる運行支援システムにおけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 このナビゲーション装置は航空機1
    に搭載して使用されるもので、例えば液晶ディスプレイなどの表示部41と、いわゆるグラフィクスジェネレータとしての機能を有するデータ処理部42と、ナビゲーション装置の動作に係わる各種制御を行うと共に、図示しない入出力部に接続されてヒューマンインタフェースとしての機能も果たす制御部43とを備えている。 ここで、図1におけるデータ記録装置3はデータ処理部42
    に着脱して使用される。

    【0022】図3は、本発明の実施の形態に係わる情報処理装置2の構成を概略的に示すブロック図である。

    【0023】図3に示すように、情報処理装置2は、例えばソフトウェア処理や、記録媒体に記録されたプログラムなどとして実現される運行情報作成手段21を有している。 この運行情報作成手段21は、ヒューマンインタフェース5を介して入力される情報(気象情報、フライトプラン、NOTAMなど)、慣性航法装置から与えられる位置情報、エンジンモニタからのエンジンに関するデータ、データ記録装置3に記録されたデータおよびデータベース記憶部22に蓄積されている過去の気象情報の統計的データなどをもとに、航空機1の運行のための新たな情報を作成する機能を有するものである。

    【0024】さらに運行情報作成手段21は、例えば地図上の地名が変更された場合のように、データベース記憶部22に蓄積された内容に変更があった場合には、そのデータの更新を行う機能も併せて有している。

    【0025】上記構成において、以下にその動作を説明する。

    【0026】まず、飛行前の段階においては、情報処理装置2で作成された各種データがデータ記録装置3に書き込まれる。 情報処理装置2で作成されるデータとしては、上記した新たなデータのほかにも、例えば従来は操縦者の手入力操作により与えられていた予定通過ポイント位置などもある。 このデータ記録装置3は航空機1に運ばれてデータ処理部42に接続され、ここに書き込まれているデータをもとに航空機1が運行されることになる。

    【0027】さて、航空機1の運行段階において、例えば急激な乱気流の発生に対して機長が適切な処置を行ったとする。 この過程は、制御部43の制御によりデータ記録装置3にデータとして記録される。

    【0028】この記録されたデータは、航空機1の運行終了後に情報処理装置2においてデータ記録装置3から読み出され、データベースに蓄積される。 またこのデータを基に、“乱気流の種類は”、“いかにして乱気流から脱出したか”、“不適切な処置はなされなかったか”、“より適切な処置はあるか”などの解析が行われ、この解析結果もデータベースに蓄積される。

    【0029】このようにして、航空機1が運行されるたびに、その過程で生じたデータが情報処理装置2においてデータベースとして蓄積される。 この蓄積されたデータは、例えば乗務員の教育用のデータとして役立てることができる。 一般に、航空機の乗務員の教育には多大な経費が必要であるが、実際の飛行の中で得られたデータをそれに役立てることができれば、経費の大幅な削減を図ることができる。 また、実際の飛行の中で得られたデータは、乗務員の危機対処能力の向上のための貴重な資料となることが予想される。

    【0030】さらに、従来は操縦者の手入力操作により与えられていた予定通過ポイント位置などのデータを、
    予め情報処理装置2においてデータ記録装置3に記録した上で航空機1に持ち込むことができるので、操縦者にかかる手間を省くことができるようになり、操縦者のストレスの軽減や、人的要因によるデータ入力ミスなどの発生を防ぐことができるようになる。

    【0031】さらに、航空機1の運行に係わるデータを、データ記録装置3に記録した上で運搬できるので、
    例えば軍事ミッションなどにおいて秘密情報をやり取りする場合にも便利である。

    【0032】かくして本実施の形態では、例えばワークステーションとしてなる情報処理装置2に運行情報作成手段21を設け、データベースとして蓄積された航空機1の運行に関する情報と、データ記録装置3に記録された航空機1の運行ごとに発生する情報とをもとに、航空機1の次回の運行のための新たな情報を運行情報作成手段21により作成し、この作成された情報をデータ記録装置3に記録して航空機1に与えるようにしている。

    【0033】したがって、航空機1の運行に際して得られた情報を記録し、この記録されたデータを適切に処理および蓄積して次回以降の運行の際に有効に利用できるようになる。 これにより、利便性の更なる向上を図り得る運行支援システムを提供することが可能となる。

    【0034】なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。 例えば飛行中に取得される情報としては、上記乱気流に係わるものだけでなく、例えば貿易風、偏西風の向きや速度、上空の気温、天候、気圧など、その他様々なものがある。 これらのデータを年間に渡って取得し、蓄積しておくことで、例えば季節ごとの大気の状態の統計的データを作成することができる。 情報処理装置2によりこのような統計データを作成し、データベース記憶部22やデータ記録装置3に書き込み、
    利用することで、航空機1の安全な運行にさらに寄与することが可能となる。

    【0035】また上記実施の形態では、ハードディスクドライブなるデータ記録装置3をドライブごと移動するようにしたシステムを紹介したが、例えばフロッピーディスクなどの記録媒体に必要な情報のみを記録し、この記録媒体を移動することでデータのやり取りを行うようにしてもよい。 または、無線回線を使用することで、記録媒体を持ち運ぶことなしにデータのやり取りを行うようにしてもよい。

    【0036】また上記実施の形態では、航空機の運行中に発生する情報を、制御部3の制御により自動的にデータ記録装置3に記録するようにしたが、データの種別によっては操縦者の手入力操作によりデータ記録装置3に記録するようにしてもよい。

    【0037】また上記実施の形態では、航空機1の運行の際に生じた情報を航空機1の次回の運行の際に利用するようにしたが、この情報を他の航空機の運用の際に利用することも勿論可能である。 すなわち、複数の航空機で情報を共有するようにしてもよい。 さらに、航空機の運行のためだけでなく、フライトシミュレータなどによる乗務員の訓練の際にも過去の情報を利用できる。

    【0038】また上記実施の形態では、航空機の運行に関する応用例を示したが、カーナビゲーションシステムなどの別の運行支援システムに対する応用も勿論可能である。 カーナビゲーションシステムに対して本発明を適用すると、例えばドライブ時に見つけた行楽地の紅葉に関する情報などをデータベース化できる。

    【0039】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことが可能である。

    【0040】

    【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、移動体の運行に関する情報を蓄積したデータベースを格納するデータベース格納手段と、運行情報作成手段とを設け、運行情報作成手段により、上記データベースに蓄積されている情報と移動体の過去の運行に際して生じた情報とをもとに移動体の運行のための新たな情報を作成し、この新たな情報を移動体の次回の運行に際して移動体に提供するようにしたので、移動体の運行に際して得られた情報を移動体の次回以降の運行に際して利用できるようになり、これにより利便性の更なる向上を図り得る運行支援システムを提供することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の実施の形態に係わる運行支援システムの構成を示すシステム図。

    【図2】 図1の航空機に搭載されるナビゲーション装置の構成を示すブロック図。

    【図3】 図1の情報処理装置2の構成を概略的に示すブロック図。

    【符号の説明】

    1…航空機 2…情報処理装置 21…運行情報作成手段 22…データベース記憶部 3…データ記録装置 5…ヒューマンインタフェース 41…表示部 42…データ処理部 43…制御部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AA05 AB03 AB13 AC03 AC08 AC09 AC13 AC16 AC20 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 MM02 MM04 MM11 ND03 ND06 ND23 NS10 PQ02 PQ05 PQ20 PQ26 PR03 UU13 UU16 UU40 5H180 AA01 AA26 BB13 EE02 EE12 FF01 FF22 FF33

    QQ群二维码
    意见反馈