Universal synchronous marine navigation lighting device

申请号 JP22321387 申请日 1987-09-08 公开(公告)号 JPH0682440B2 公开(公告)日 1994-10-19
申请人 オートマテイツク・パワー・インコネポレイテツド; 发明人 DEIBITSUTO OO ADAMUSU; NARESHU PATERU;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】複数の二重ランプステーション(12,14,1
    6,18、12′,14′,16′、12″,14″、12,14)を備え、各ステーションが、所定の位置に位置づけられ、かつ、2またはそれ以上のacランプを有する第1の部分(20,20′,20′,22′,20,20,L1,L2)と、少なくとも1つのacランプを有する第2の部分(22,22″,22,L
    3)と、前記ステーションの前記第1および第2部分にそれぞれ存する前記acランプの2つを第1のモードにおいて通常のON/OFFパターンで一緒に作動し、かつ前記ステーションの第2部分にある前記acランプの1つのみを第2のモードにおいて前記通常のON/OFFパターンで作動するためのプログラム設定されたマイクロコンピュータ手段(24,24′,24″,24,μc)とを備え、そして前記二重ランプステーションの各々に対する前記マイクロコンピュータを通信ループで相互接続するための手段(30,32,34,36、30′,32′,34′、30″、30)を備え、前記マイクロコンピュータ手段の各々が、前記複数のランプステーションにある前記ランプを同期的に作動するようにプログラム設定されていることを特徴とする万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項2】前記第2部分(22)が少なくとも1つのdc
    ランプ(L4)を有し、前記ステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、該ステーションの前記dcランプのみを第3のモードにおいて前記通常ON/OFFパターンと異なるデフォルトON/OFFパターンで作動するようにプログラム設定された特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項3】前記二重ランプステーションの各部分(2
    0,22、20′,22′、20″,22″、20,20)が、一方の部分の1つのランプを同じ部分の他のランプと機械的に交換するための監視されたランプチェンジャ(LC1,LC
    2、LC1′,LC2′)を備えており、前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記ステーションの前記第1部分にあるacランプの故障を検出し、この検出に基づき信号を発生するための手段と、前記信号に応答して焼け切れたac
    ランプを有効acランプと機械的に交換するため、前記第1の部分の監視されたランプチェンジャを作動する手段(M1,M2、M1′,M2′、M1″,M2″)を備える特許請求の範囲第2項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項4】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記acランプを、前記第1
    および第2モードのいずれかにおいて通常のON/OFFパターンと異なる代替のON/OFFパターンで作動するように前記通常のON/OFFパターンを変更する手段を備える特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項5】ある二重ステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、ac電力源の中断を検出し、この検出に基づいて信号を発生するための手段を備えており、
    当該マイクロコンピュータが、前記dc作動ランプを、前記信号に応答して前記第3モードにおいて前記デフォルトON/OFFパターンで作動させるようにプログラムされている特許請求の範囲第2項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項6】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)手段が、dc電源の低減状態を検出し、この検出に基づき信号を発生する手段を備え、当該マイクロコンピュータが、前記dcランプを、前記信号に応答して前記第3モードにおいて前記デフォルトON/O
    FFパターンで作動するようにプログラムされている特許請求の範囲第2項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項7】他の予定された位置に位置づけられ、前記二重ランプステーションのマイクロコンピュータ(μ
    c)の少なくとも1つに作動上接続された2またはそれ以上のdcランプを有する少なくとも1つのランプステーション(38,40)を備え、当該マイクロコンピュータが、前記少なくとも1つのランプステーションにあるdc
    ランプを、前記マイクロコンピュータを有する二重ランプステーション(12″,14″)にある少なくとも1つのa
    cランプと一緒に作動するようにプログラム設定されている特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項8】前記通信ループがRS422通信ループである特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項9】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、該ステーションにおけるac
    ランプの故障を検出し、この検出に基づき警報出力信号を発生する手段を備える特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項10】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、該ステーションにあるランプの故障を検出し、この検出に基づき前記通信ループを介してメッセージを発生する手段を備えており、当該マイクロコンピュータが、前記通信ループを介して送られるメッセージを検出し、この検出に基づき警報出力信号を発生するようにプログラムされている特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項11】ある二重ランプステーションにある前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記acランプを試験するための手段を備える特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項12】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、昼夜時条件を検出し、その検出に基づいて信号を発生する手段と、該信号に基づいて前記通信ループを介してメッセージを発生する手段を備え、当該マイクロコンピュータが、前記通信ループを介してメッセージを検出し、もし前記信号に従って検出メッセージが昼光条件を指示すればその動作を休止する特許請求の範囲第1項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項13】ある二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記ステーションの前記第1および第2部分にあるacランプのすべての故障を検出し、その検出に基づき信号を発生するための手段と、
    該信号に応答して焼け切れたacランプを前記第2部分の有効dcランプと機械的に交換するため、前記第2部分の監視されたランプチェンジャ(LC2,LC2′LC2″)を作動するための手段を備えている特許請求の範囲第3項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項14】前記少なくとも1つのランプステーションが、前記2またはそれ以上のdcランプの1つを、当該
    dcランプの他のものと機械的に交換するための監視されたランプチェンジャ(LC3)を備える特許請求の範囲第7項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項15】前記二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記信号に基づき警報出力信号を発生する手段を備える特許請求の範囲第5項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項16】前記二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記信号に基づき警報出力信号を発生する手段を備える特許請求の範囲第6項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項17】前記二重ランプステーションにおける前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記信号に基づき前記通信ループを介してメッセージを発生する手段を備え、当該マイクロコンピュータが、該通信ループを介して送られるメッセージを検出し、この検出信号に基づき警報出力信号を発生するようにプログラムされている特許請求の範囲第5項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項18】前記二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記信号に基づき前記通信ループを介してメッセージを発生する手段を備え、当該マイクロコンピュータが、前記通信ループを介して送られるメッセージを検出し、この検出に基づき警報出力信号を発生するようにプログラムされている特許請求の範囲第6項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 【請求項19】前記二重ランプステーションの前記マイクロコンピュータ(μc)が、前記信号に基づき前記通信ループを介してメッセージを発生する手段を備え、当該マイクロコンピュータが、前記通信ループを介して送られるメッセージを検出し、この検出信号に基づき警報出力信号を発生するようにプログラムされている特許請求の範囲第13項記載の万能型同期式海洋航行照明装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明は海洋航行照明装置に関する。

    〔従来技術〕

    この種の装置は、一般に人工の離岸構造体ないしプラツトフオーム(基台)上の特定のコーナーに取り付けられた多数(4位置、3位置等)のランプステーシヨン(設置部)を備える。 従来この種のランプステーシヨンは、
    別個の複数の論理要素より成る中央配置の論理的コントローラにより制御された。 各ステーシヨンは、例えば、
    各々「15マイル」照明を生ずるように配置された1または2個のacランプ、および「10マイル」照明を生ずるための単一のdc予備ランプを備えよう。 通常の動作中、各ステーシヨンの1つの「15マイル」acランプは、アルフアベツトの特定の文字を指示する可視のモールスコードを生ずるように、オン/オフパターンで閃光される。 通常の動作中acランプの1つが機能不全を生じたような場合、コントローラは全ステーシヨンにおけるすべてのac
    ランプを発切り替え、警報をオフにしながらステーシヨンのdc予備ランプの動作を開始することになる。 普通、
    コントローラは中央位置に取り付けられるが、これは、
    ステーシヨンのランプに電を供給するために長距離にわたり多くの大径の導線を張ることを必要とした。

    従来、海洋航海照明システムは、特定の国または取締り組織体の要件に適合した、特別に配置されたランプステーションを備えるが、その要件を越えるものではなかった。 例えば、いわゆる「北海」の要件は、2つの15マイルランプステーシヨンがプラツトフオームの対線を挾んで相対するコーナーに位置づけされることを特定する。 また、この種の各ステーシヨンは、「10マイル」予備ランプを備えねばならない。 他の2つのプラツトフオームコーナーは、「3マイル」の赤ランプを有しなければならない。 それゆえ、「15マイル」ステーシヨンにおけるacランプが故障すると、そのステーシヨンから「15
    マイル」照明を発生することが不可能となる。 ステーシヨンの「10マイル」dcランプは、acランプの故障の場合に予備ランプとしてのみ提供されるているから、ステーシヨンは、「15マイル」光から「10マイル」光動作に切り替えられよう。 かくして、dc予備ランプは、acランプと同じオン/オフパターンを発生するために通常動作中に利用された。 これは、利用可能なdc電力に相当の消耗をもたらした。 いわゆる「オランダ域」要件においても、「3マイル」赤色ランプに代えて「10マイル」dcランプが用いられる以外、同じ要件がおおむね特定されている。

    従来海洋航行照明システムとして、Frungelの米国特許第3,393,321号、Jacobsの米国特許第3,781,853号、Behl
    の米国特許第3,964,040号、Pellerin等の米国特許第4,0
    24,491号、Mounceの米国特許第4,340,936号、Sheffield
    の米国特許第4,595,978号、Tigwell等の米国特許第4,62
    0,190号、Jacobsの米国特許第4,647,929号等に開示されるものがあるが、いずれの特許も、「北海」要件、「オランダ水域」要件を含む海洋航行照明システムのすべての国際的要件に容易に適合し得るシステムについて開示していない。

    〔解決しようとする問題点〕

    本発明の課題は、ランプステーシヨンを制御するために長距離にわたり多数のコントローラケーブルを走らせる必要なしに、「北海」および「オランダ水域」要件を含む全ての国際的海洋照明航行システムのすべての要件に適合しそしてその要件を実際に越すように都合よく構成することができる,万能的な海洋航行照明システムを提供することである。

    〔問題点を解決するための手段〕

    本発明者の解決方法は、専用のマイクロコンピユータ制御装置を有する万能的ランプステーシヨンの形式で基本的ビルデイングブロツク上に組み込まれる海洋照明航行システムであり、通常の動作がac電力で常時行なわれ、
    それによりDC電力の消耗を避けたシステムである。 このような各ランプステーシヨンは、1つのacランプの故障に拘らずacラインによつて「15マイル」動作ができ、また2つのacランプの故障に拘らずacラインによつて「12
    マイル予備」動作ができる。 dc電源に依る動作は、通常の動作がもはやできない場合に、「デフオルト」信号を発生するためにのみ必要とされる。 専用のマイクロコンピユータ制御装置は、各ステーシヨンを動作させるための配線要件を極端に簡単化し、全ステーシヨンの同期的動作を保証するように、任意の数のこの種のステーシヨンが通信ループで相互接続されることを可能にする。 その結果、プラツトフオームに関して全部の視野方向に同じ照明特性が提供される。 ハードウエアおよび配線の付随的な減少により、各マイクロコンピユータ制御装置は比較的小形の破裂防止型包囲体内に取り付けられることが可能となり、したがつてステーシヨンは潜在的に危険な領域に設置して動作させることができる。 専用マイクロコンピユータ制御装置はまた、閃光シーケンスのON間隔およびOFF間隔における動作中実質的に連続的に全ac
    ランプの状態を監視することを可能にする。

    〔発明の概要〕

    本発明の万能型の同期的航行照明システムは、複式の2
    重ランプステーシヨンを含む。 各2重ランプステーシヨンは、プラツトフオームのコーナーのような予定位置に配置される。 各ステーシヨンは、2またはそれ以上のac
    ランプを有する第1の部分と、少なくとも1つのacランプを有する第2の部分と、「15マイル」照明を提供するため2つのacランプを一緒に作動し、「12マイル予備」
    照明を提供するためacランプのいずれかの1つを作動するためのプログラム設定マイクロコンピユータとを備える。 全ステーシヨンに対するマイクロコンピユータは、
    全ランプステーシヨンが同期して作動され得るように通信ループで相互接続される。

    好ましくは、各マイクロコンピユータ制御ランプステーシヨンの第2部分はまた、dc予備ランプを備え、そのステーシヨンのマイクロコンピユータは、「デフオルト(故障)」閃光パターンでdcランプを作動するようにプログラム設定されるのがよい。

    〔具体例〕

    以下図面を参照して本発明を具体的について説明する。
    図面において同じ参照番号は同じ部品を示している。 第1図を参照すると、本発明に依る4コーナ式万能型同期的海洋航行照明システムが総括的に10で指示されている。 システムは、4つの同一のマイクロコンピユータ制御ステーシヨン12、14、16、18を備えており、各ステーシヨンは、プラツトフオームに固定された支柱上に取り付けられたFA250−EXランタンアセンブリ(ランプアセンブリ)の2重配置を備えている。 ステーシヨン12、1
    4、16および18は同一であるから、ステーシヨン14の説明だけで十分であろう。 ステーシヨン14は、2個の80Va
    c、500W(公称)ランプL1、L2を入れた2位置ランプチエンジヤ(ランプ交換器)LC1を含む上部ランタンアセンブリ20を備える。 ランプチエンジヤLC1は、モータ化されていてdcモータM1により駆動され、API8087−0046
    のごとき商業的に入手し得る部品である。 ステーシヨンはまた、dcモータM2により駆動され、80Vac、500W(公称)ランプL3および12V、3Adc(公称)予備ランプL4を入れた2位置モータ駆動ランプチエンジヤLC2より成る下部ランタンアセンブリ22を備える。 ランプチエンジヤ
    LC2は、API8087−0047のような商業的に入手し得る部品である。 ランプL1〜L4の好ましい配置は第6D図に詳細に示されている。

    プログラム設定されたマイクロコンピユータ24は、追つて詳細に説明されるように、上部および下部ランタンアセンブリランプチエンジヤを制御する。 マイクロコンピユータは、12Vdcニツケルカドミユーム電池バンク26により電力供給され、該電池バンク26は、主ac電源(60Hz
    にて120Vacまたは50Hzにて240V)に接続された充電器28
    により充電される。 電池バンクは、下部ランタンアセンブリdc(予備)ランプに96時間電力供給するように12V
    を供給し得る。 マイクロコンピユータ24、電池バンク26
    および充電器28は、EX包囲体に収容される。 モータ化されたランプチエンジヤを含む上部および下部ランタンアセンブリ20、22は、プラツトフオームの4コーナーの1
    つの支柱Sに取り付けられる。 4つの全ステーシヨンに対するマイクロコンピユータは、RS422バス30、32、3
    4、36により形成されるRS422通信ループにより相互接続される。 マイクロコンピユータは、各ステーシヨン12、
    14、16、18のランタンアセンブリを後述のように同期してかつ種々のモードで作動するように同じようにプログラム設定される。

    システム10の各マイクロコンピユータ制御ステーシヨン
    12、14、16、18は、少なくとも3つの異なる照明モードで動作し得る。 第1のすなわち「15マイル」モードでは、マイクロコンピユータは、上部ランタンアセンブリ
    20の2つのacランプL1、L2の1つおよび下部ランタンアセンブリ22のacランプL3を一緒に閃光させるように作動し、大気透過率T=0.74にて約15海星(nm)に亘り少なくとも約14,000cdの総見掛け強度でアルフアベツトの文字を指示する15秒モールスパターンを生じさせる。 例えば、acランプに対する閃光パターンは、文字「U」を指示するため、1秒ON、1秒OFF、1秒ON、1秒OFF、3秒
    ONおよび8秒OFF(公称)とし得る。 全4つのステーシヨン12、14、16、18の上部および下部ランタンアセンブリ20、22のacランプL1またはL2およびL3は、このように「15マイル」モードで同期的に作動される。

    いずれかのステーシヨンの上部ランタンアセンブリ20の焦点位置acランプL1が故障すなわち焼け切れた場合、そのステーシヨンのマイクロコンピユータ24は、故障を検出し、上部ランタンアセンブリランプチエンジヤLC1を作動し、第2のすなわち予備のacランプL2を焦点位置に移動する。 マイクロコンピユータは、予備のacランプL2
    を下部ランタンアセンブリのacランプL3と一緒に閃光し続け、第1のすなわち「15マイル」動作モードで14,000
    cdの総見掛け強度を維持する。

    上部ランタンアセンブリの予備のacランプL2が故障の場合、マイクロプロセツサは故障を検出し、第2のすなわち「12マイル予備モード」でステーシヨンを作動する。
    マイクロコンピユータは、上述のコードパターンで下部ランタンアセンブリ22のacランプL3を閃光し続け、大気透過率T=0.74で約12nmの範囲にわたり少なくとも約7,
    000cdの見掛けの強度を提供する。 マイクロコンピユータはまた、警報出力信号を発生する。 他方、他のすべてのステーシヨンのマイクロコンピユータは、その上部および下部ランタンアセンブリACランプL1またはL2および
    L3(もし動作していれば)を「15マイル」モードで「12
    マイル」モードで動作しているステーシヨンと同期して作動し続ける。

    同様に、あるステーシヨンにおいて、下部ランタンアセンブリacランプL3のみが故障していると、そのステーシヨンにおけるマイクロプロセツサは故障を検出し、上部ランタンアセンブリacランプL1またはL2を「12マイル予備モード」で上述したのと同じ閃光パターンで作動し続け、T=0.74の大気透過率で約12nmの範囲にわたり少なくとも約7,000cdの見掛け強度を提供する。 マイクロコンピユータはまた、警報出力信号を発生する。 しかしながら、残りのステーシヨンの他のマイクロコンピユータは、その上部および下部ランタンアセンブリacランプL1
    またはL2およびL3(もし動作していれば)を上述のごとく「15マイル」モードで同期して作動し続ける。

    第3のすなわち「10マイル予備」モードにおいては、あるステーシヨンのマイクロプロセツサ24は、RS422ループのすべての他のマイクロコンピユータをして同じ「10
    マイル予備」モードに入らせる。 これは、いずれかのステーシヨンの上部および下部ランプアセンブリ20、22のすべての3つのACランプL1〜L3が故障したときのみ起こる。 この状態は、そのステーシヨンのマイクロコンピユータにより検出される。 マイクロコンピユータは、それに応答して、下部ランタンアセンブリランプチエンジヤ
    LC2を作動し、dc予備ランプL4を下部ランタンアセンブリの焦点位置に位置づける。 マイクロコンピユータは、
    dc(予備)ランプL4を迅速「デフオルト」オン/オフパターンで閃光させ、大気透過率T=0.74で約10nmの範囲にわたり約1,400cdの見掛けの強度でアルフアベツトの文字を指示するモールスコード信号を提供する。 このモード中、マイクロコンピユータはまた、RS422ループを介して全マイクロコンピユータに伝送されるメツセージを発生する。 各マイクロコンピユータは、これに応答して、その下部ランタンアセンブリランプチエンジヤLC2
    を作動し、dc(予備)ランプ14を焦点位置に移動させる。 各マイクロコンピユータは、そのdc(予備)ランプ
    14を同じ迅速「デフオルト」パターンで閃光させ、「10
    マイル予備」モードでモールスコード信号を発生する。
    かくして、ループ内の全マイクロコンピユータはこのモードで同期して動作し、すべての下部ランタンアセンブリdc(予備)ランプ14を同じ「デフオルト」パターンで一緒に閃光させる。 このモードにおいては、特定のステーシヨンにおいて上部および下部ランタンアセンブリac
    ランプL1〜L3のいずれもが故障してなくても、これらのランプはいずれのステーシヨンでも付勢されない。 「10
    マイル予備」動作モードに入ることを開始したマイクロコンピユータは、警報出力信号を発生し、RS422ループを介してすべての他の、マイクロコンピユータにメツセージを伝送し、そしてこれらコンピユータは、各々「デフオルト」モードに入り、それに応答して警報出力信号を発生する。

    各ステーシヨンのマイクロコンピユータ24は、主acラインの電力の停止ないし損失を検出する。 ac電力の損失があるステーシヨンで検出されると、そのステーシヨンのマイクロプロセツサは、下部ランタンアセンブリランプチエンジヤLC2を作動し、「10マイル予備」動作モードに入る。 この動作モードにあつては、dc(予備)ランプ
    L4のみが、マイクロコンピユータにより「デフオルト」
    閃光モードでON・OFF閃光される。 すべての残りのステーシヨンも上述のように「10マイル予備」動作モードに入り、それらのdc(予備)ランプL4を「デフオルト」フラツシユパターンで作動する。

    4コーナ式の万能型同期的海洋航行照明システム10のマイクロコンピユータ制御ステーシヨンの動作の上述の説明は、第2図に示される3コーナ式のシステム10′にも当て嵌まる。 第1図および第2図におけるのと、同じ要素は「′」付きの番号により指示されている。 ステーシヨン12′、14′は、別個のプラツトフオームコーナーに配置されている。 ステーシヨン16′は、全3つのステーシヨンにより形成される三角形の頂点に位置づけられている。 第1図におけると同様に、第2図のすべてのステーシヨン12′、14′、16′は同一である。 各ステーシヨンは上部ランタンアセンブリ20′を備えており、各アセンブリは、dcモータM1′により駆動され2個の80V500W
    (公称)acランプL1、L2を入れたモータ化ランプチエンジヤLC1′を備える。 各ステーシヨンはまた下部ランタンアセンブリ22′を備えており、各アセンブリは、dcモータM2′により駆動され、1つの80V500W(公称)acランプL3および1つの12V、3Adc(公称)予備ランプL4を入れたモータ化ランプチエンジヤLC2′を備える。 各ステーシヨは、電池バンク26′および充電器28′により電力を供給されるプログラム設定されたマイクロコンピユータ24′により制御される。 マイクロコンピユータ24′
    は、第1図のシステム10との関連において前述した上部および下部ランタンアセンブリ20′、22′を制御する。
    すべてのマイクロコンピユータは、RS422バス30′、3
    2′、34′により形成されるRS422ループで相互接続されており、第1図のシステム10と関連して説明したように、「15マイル」モード「12マイル予備」モードおよび「10マイル予備」モードで全ステーシヨンを同期して作動させる。

    海洋航海照明システムに対する要件は全世界中一様でないが、第1図に示される万能型システム10は、すべての国際的要件に合致し得る。 しかしながら、本システムは、装置および設置に費用の節約を伴ない、他方において特定の国の最小の要件になお適合しつゝ簡単化できる。 例えば、「オランダ水域」の4コーナープラツトフオームに対する最小の要件は、対角線を挾んで相対するプラツトフオームのコーナーに「15マイル」モードおよび「10マイル予備」モードで動作し得る2つのステーシヨンおよび残りの対角線を挾んで相対する2つのコーナーに「10マイル」モードで動作し得る2つのステーシヨンを含むことである。 「オランダ水域」の要件に適するように配置された簡単化されたシステム10″は第3図に示されており、第1図および第3図の同じ要素は「″」
    付番号で指示されている。 「15マイル」モード、「12マイル予備」モードおよび「10マイル予備」モードで動作し得る(前述のように)同一のマイクロコンピユータ制御ステーシヨン12″、14″が、プラツトフオームの対角線を挾んで相対するコーナーに配置されている。 第3図のステーシヨン14″は第1図のステーシヨン14と同一である。簡単化されたシステム10″においては、2つのマイクロプロセツサのみがあり、これが単一のRS422バス3
    0″により相互接続される。プラツトフオームの残りの2つの対角線を挾んで相対するコーナーには、マイクロコンピユータ制御装置を含まない同一の「10マイル」ステーシヨン38、40が配置されている。 ステーシヨン38および40は同一であるから、ステーシヨン38の説明で十分であろう。 ステーシヨン38は単一のFA250−EXランタンアセンブリ42を備えており、該ランタンアセンブリ42
    は、dcモータM3で駆動され4つの12ボルト、3A(公称)
    dcランプL5〜L8を入れた4位置APL1297ランプチエンジヤLC3を備えている。 ランプチエンジヤLC3は、96時間動作し得かつ、主acラインから作動される12Vdc充電器46
    に接続される12ボルトdcニツケルカドミウム電池バンク
    44により電力を供給される。 電池バンク44および電池充電器46はEX包囲体内に取り付けられている。 ランタンアセンブリ42およびEX包囲体は、プラツトフオームコーナーの支柱Pに取り付けられている。 ステーシヨン12″、
    14″の両マイクロコンピユータは、ステーシヨン38、40
    の各ランタンアセンブリ38、40の各ランタンアセンブリに接続されており、一方または他方のマイクロコンピユータが、任意の時点にステーシヨン38、40のdcランプL
    5、L6、L7またはL8を駆動できるようになされており、
    それにより、いずれかのマイクロコンピユータが故障の場合ステーシヨン38、40の連続的動作を保証する。 しかしながら、マイクロコンピユータは、ステーシヨン38、
    40のランプチエンジヤを制御しない。 加えて、各マイクロコンピユータは、関連するFA250−EXランタンアセンブリ48、50を作動する。 しかして、この各アセンブリには、2対の「常灯」のランプL9、L10およびL11、L12を備えている。 ランタンアセンブリ48、50は、「オランダ水域」の要件にしたがつて中央に配置されたプラツトフオームブリツジB上に取り付けられており、各常灯ランプは少なくとも200cdの光を発生する。

    ステーシヨン12″、14″は、第1図のステーシヨン14と同じ態様で、「15マイル」、「12マイル予備」および「10マイル予備」モードで動作する。 加えて、各ステーシヨン12″、14″のマイクロコンピユータは、各ステーシヨン38、40のdcランプL5〜L8を監視し、ランタンアセンブリ焦点位置にあるランプがマイクロコンピユータ命令に応答して必要とされる態様で閃光していることを確認する。 かくして、各ステーシヨン38、40にあるランタンアセンブリ42は、ランタンアセンブリの焦点位置にあるdcランプL5、L6、L7またはL8に向けられたホトセルPC
    を備える。 ホトセル出力は、ステーシヨン12″、14″にあるマイクロコンピユータにより監視される。 ステーシヨン38または40のdcランプがマイクロプロセツサにより閃光すべきことを命令されたに拘らず閃光しなかつたことをホトセル出力が指示すると、マイクロコンピユータは、ランプチエンジヤLC3により、3つの他の予備ランプの1つをランタンアセンブリの焦点位置に位置づける。 ランプチエンジヤLC3は、いずれのマイクロコンピユータからの命令なしに1つの予備ランプを焦点位置に移動させる。 このように、ステーシヨン38のランタンアセンブリ42は、ホトトランジスタPTのような光学的検出器を備えており、該検出器は、焦点位置にあるランプの故障を検出し、ランプチエンジヤモータM3に信号を供給し、それにより、ランプチエンジヤは、予備のランプを焦点位置に回転する。 保存のランプがマイクロコンピユータにより閃光するように命令された後予備のランプが閃光されなかつたことをホトセルPCが指示すると、マイクロコンピユータは、ランプチエンジヤにより予備のランプをランタンアセンブリの焦点位置に位置づける。 このシーケンスは、予備のランプがマイクロコンピユータ命令に応答して閃光し、閃光がホトセルにより検出されてランプの正しい動作が確認されるまで反復される。 マイクロコンピユータ命令に応答して予備のランプが全然閃光せず、ホトセルPCが各予備のランプに対して同じことを指示すると、マイクロコンピユータは警報出力信号を発生する。

    「北海」要件に適合するように配置された簡単化されたシステム10が第4図に示されているが、この図にあつては、第3図および第4図における同様の部品は、
    「」を付した参照番号により指示されている。 4コーナープラツトフオームに対する「北海」の最小要件は、
    対角線を挾んで相対するプラツトフオームのコーナーに2ステーシヨンを備えていて「15マイル」モードおよび「10マイル予備」モードで動作することを可能とし、対角線を挾んで相対する残りの2つのコーナーに2ステーシヨンを備えていて「3マイル」モードで動作できることを可能にすることである。 第4図に図示される簡単化されたシステム10においては、「15マイル」モード、
    「12マイル予備」モード、および「10マイル予備」モード動作(前述したような)できる同一のマイクロコンピユータ制御ステーシヨン12、14が、プラツトフオームの対角線を挾んで相対するコーナーに配置されている。 第4図のステーシヨン14は第1図のステーシヨン
    14と同一である。 第3図に示される「オランダ水域」形態におけると同様に、2つのマイクロコンピユータしかなく、そしてそれらが単一のRS422バス30で相互接続されている。 同じ「3マイル」ステーシヨン52、54が、
    プラツトフオームの対角線を挾んで相対する残りの2つのコーナーに配置されている。 ステーシヨン52、54は同一であるから、ステーシヨン52について記述すれば十分である。 ステーシヨン52はFA250−EXランタンアセンブリ56を備えており、そして該アセンブリは、dcモータM
    3′により駆動され4個の赤色ランプL13−L16を入れたA
    PL1297 4位置ランプチエンジヤLC3′を備えている。 ランタンアセンブリ56は、プラツトフオームコーナーの支柱Qに取り付けられている。 ランプチエンジヤLC3′
    は、主acラインから作動される12Vdc電池充電器により電力を供給される。 電池バンクおよび電池充電器は、支柱Qに取り付けられたEX包囲体内に取り付けられている。 「15マイル」モード、「12マイル予備」モードおよび「10マイル予備」モードにおけるステーシヨン14の動作は、第1図のステーシヨン14の動作と同一である。
    加えて、マイクロコンピユータ24は、ステーシヨン5
    2、54の1つにおけるランタンアセンブリの焦点位置に配置されるホトセルPC′を監視し、赤色ランプがマイクロコンピユータからの命令に応答して閃光したことを確認する。 マイクロコンピユータの命令に応答してランプが閃光しなかつた場合、マイクロコンピユータは、第3
    図のランプチエンジヤLC3と関連して前述したようにランプチエンジヤLC3′をしてすべての予備ランプを順次動作させる。 もしもマイクロコンピユータの命令に応答して予備ランプが全然閃光せず、それがホトセルにより指示されると、マイクロコンピユータは、警報出力信号を発生する。

    第1図の各ステーシヨン12、14、16、18におけるいずれかのマイクロコンピユータ24に対するハードウエアの好ましいアーキテクチヤは、第5図に示されている。 アーキテクチヤは、RS422バスに接続されたNP19プリント回路板58を含む。 回路板58は、RAMおよびROMメモリを含む
    TI9995 16ビツトマイクロプロセツサ集積回路を備える。 回路板58は、標準母板およびバス60と結合される。
    I/Oインターフエース回路(後述)を備えるNP47I/Oエクスパンダ回路板62が、標準バスを介してマイクロプロセツサ回路板58と通信する。 追加のI/Oインターフエース回路を備えるPB24QI/Oインターフエース回路板64がI/O
    エクスパンダ回路板62と結合される。 I/Oインターフエース板64は従来のI/O回路モジユールを備えており、以下に詳細に論述されるように第5図に指示される各出力を供給する。 電源66は、5Vdc出力を供給し、これが、全論理回路に電力を供給するため母板60を介して板58、62
    および64に分配される。 電源はまた、TTL「電池電圧モニタ」出力を発生し、これがI/Oインターフエース回路板64の入力に接続される。 I/Oインターフエース板64に対するAC入力は、一次巻線が主ac線に接続された単巻変圧器T1により提供される。 第5図に示されるアーキテクチヤは万能形マイクロコンピユータ形態を構成しており、その入出力は、使用者の所望に応じて第1〜4図に示される形態のいずれかで動作するように接続し得る。

    第6A〜6D図を参照すると、第5図に示される回路板上に取り付けられたハードウエアの詳細なブロツク図が示されている。 電源66は、電圧調節器68および低電力感知回路70を備えている。 第6A図参照。 回路70は、「電池電圧モニタ」信号を発生するが、この信号は、マイクロプロセツサ制御ステーシヨン12、14、16、18の電池バンク26
    の公称12Vdc出力のレベルを指示する。 出力信号は、I/O
    モジユール72を介し、回路板コネクタ76、78、並列入力回路80、I/Oデユード回路82、および標準母板バス60を介してマイクロプロセツサ74に送られる。 I/Oモジユール72はオプトアイソレータバンクであり、各々TTL入力線とコネクタ76のTTL線の1つとの間に接続されている。 I/Oデコード回路82は、1対のSN 74LS42 4−10
    ラインデコーダであり、一方はバス60と並列出力回路88
    への入力線との間に接続され、他方はバス60と並列入力回路80の出力線との間に接続されている。 並列入力回路
    80は、ラツチ出力を備えた74LS251 3−8ラインデコーダである。 マイクロプロセツサは、「電池電圧モニタ」信号がメモリ84に記憶された予め選択されたスレツシヨルド以下に落ちたかどうかを決定する。 通常、「電池電圧モニタ」信号はスレツシヨルドより上にあり、マイクロプロセツサは、TTL命令信号を発生する。 この信号は、バス60、I/Oデコード回路82、並列出力回路88および回路板コネクタ90、76を介してI/Oモジユール86に命令し、警報リレーK1を開放状態に維持するAC出力信号を発生する。 I/Oモジユール86は、Opto22により製造されたOAC 5Q quad ac出力モジユールとし得る。 もしも「電池電圧モニタ」信号がスレツシヨルド以下に落ちると、マイクロプロセツサは、TTL命令信号を発生するのを停止し、それによりI/Oモジユール86はリレーK1に対する出力信号を除去する。 これにより、リレーは付勢を解除され、それによりリレーは閉じて警報出力信号を発生する。 この信号は、例えば中央制御・警報ボツクスに配置され得る警報を作動する。

    システムの好ましい具体例においては、昼光ホトセル92
    が各マイクロプロセツサ制御ステーシヨン12、14、16、
    18に取り付けられており、北方の空に向けられている(第6A図参照)。 全ステーシヨンに対するホトセルは、
    ダイオードOR連動回路を介してその出力に相互接続される。 しかして、連動回路の出力は、各ステーシヨンにて調節器68のイネーブル/不能化入力に供給されている。
    昼光条件下において、連動回路出力は調節器68の動作を不能化し、それによりdc電力(+5V)はバス60から除去される。 したがつて、システムは昼光条件中電力を消費しない。 他方、ホトセルのいずれかが夜間条件を指示すると、連動回路出力は各ステーシヨンの調節器の動作を可能化し、ステーシヨンにdc電力を供給する。

    もし望むならば、昼光ホトセル92は、代わりに、I/Oモジユール72に対する「昼光ホトセル」入力に接続してもよい。 マイクロプロセツサ74は、昼光または夜間時条件を指示する「昼光ホトセル」入力信号の状態を感知する。 もしも全てのマイクロプロセツサ制御ステーシヨン
    12、14、16、18に昼光条件が検出されると、マイクロプロセツサ74は休止し、I/Oモジユール86、94にac出力信号を発生せず、あるいはI/Oモジユール108にdc出力信号を発生しない。 したがつて、ランプL1〜L4のいずれも作動されない。 それゆえ、I/Oモジユール72の「昼光ホトセル」の入力に昼光ホトセル92を接続することにより、
    昼光条件中マイクロコンピユータによりほんの無視できるほどの電力が引き出されるにすぎない。 他方、いずれかのマイクロコンピユータ制御ステーシヨンのホトセルが夜間時条件を指示すると、各ステーシヨンのマイクロプロセツサ74は、ランプL1〜L4を作動するに必要とされるI/Oモジユール86、94および108のacおよびdc出力信号を発生する。

    本発明のマイクロプロセツサ制御ステーシヨンは、上部および下部アセンブリacランプL1、L2およびL3の実質的に連続的な監視を可能にする。 追つて後述するように、
    マイクロプロセツサは、I/Oモジユール94を周期的にイネーブルし、acランプL1、L2、L3のフイラメントに接続される出力線(第6D図において「テスト出力」と標記される)上に88Vac信号を発生する。 I/Oモジユール94はOp
    to22により製造されたOAC5Qquad ac出力モジユールである。 I/Oモジユール94の出力は、降下用抵抗R1〜R3を介してランプフイラメントに接続される。 モジユール94
    は、単巻変圧器T1の88Vac出力に接続される。 ランプL
    1、L2、L3が働いていると、すなわち焼け切れていないと、関連する接続点J1、J2、J3の電圧は約8Vac(公称)
    に降下する。 接続点は、降下用抵抗R5〜R7を介してI/O
    モジユール96の「テスト入力」線に接続される。 I/Oモジュール96は、Opto22により製造されたIDC5Qac/dc入力モジユールである。 モジユールの出力は、回路板コネクタ76、78、並列入力回路80、I/Oデコード回路82およびバス60を介してマイクロプロセツサ74に供給される。 接続点J1、J2またはJ3が低電圧(公称8Vac)にあると、マイクロプロセツサは、モジユール96の対応する出力に低
    TTL電圧を感知し、対応するランプL1、L2またはL3のフイラメントが働いていることを指示する。 他方、フイラメントが焼け切れてしまうと、関連する接続点J1、J2またはJ3は高ac電圧にあり、そしてこれはモジユール96の「テスト入力」線の1つに反映される。 モジユール96の対応するTTL電圧出力は相応に変化し、これがマイクロプロセツサ74により感知され、それによりランプL1、L2
    またはL3のフイラメントが焼け切れたことを指示する。
    これに対応して、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール86の入力にTTL命令信号を発生し、リレーK2、K3の1
    つを介して適当なランプチエンジヤLC1またはLC2を制御する。

    I/Oモジユール96はまた、降下抵抗R4を介して主acラインを監視する(第6D図参照)。 主ac電力が失なわれると、モジユール96に対する抵抗R4入力が降下し、マイクロプロセツサ74は、モジユールの対応出力にこの条件を感知し、I/Oモジユール86に作用してリレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。

    上述のように、上部および下部ランタンアセンブリランプチエンジヤLC1、LC2は、I/Oモジユール86の出力に接続されたリレーK2、K3によりそれぞれ制御される。 I/O
    モジユール86は、各リレーK1〜K3を制御するac出力を発生する。 通常、全リレーK1〜K3はモジユール86の出力により付勢される。 リレーK1は、付勢されると、警報をオフ状態に維持する。 リレーは、付勢を解除されると、警報出力信号を発生し警報を作動する。 リレーK2、K3が付勢されると、ランプチエンジヤモータM1、M2は、ランプチエンジヤをその「主」位置に維持する。 この位置にあつては、例えばランプL1は上部ランタンアセンブリ20の焦点にあり、ランプL3は下部ランタンアセンブリ22の焦点位置にある。 リレーK2、K3のいずれかが付勢を解除されると、関連するランプチエンジヤモータM1またはM2を「副次的」位置に回転せしめる信号が発生される。 この位置にあつては、例えばacランプL2が上部ランタンアセンブリ20の焦点位置に移動され、dc予備ランプL4が下部ランタンアセンブリ22の焦点位置に移動される。

    各acランプL1、L2、L3は、「15マイル」または「12マイル予備」モードにおける通常の動作中、ソリツドステートリレー98、100、102により所望のモールスコードパターンを生ずる。 しかして、各ソリツドステートリレーは、単巻変圧器T1からの88Vac出力信号を受信する。 ソリツドステートリレー98、100、102はオプトロールリレーとし得る。 各リレーは、I/Oモジユール104からのTTL
    出力に基づき単巻変圧器からの88Vac信号を接続点J1、J
    2またはJ3に通す。 I/Oモジユール104は、コネクタ76とオプトロール98、100、102のdc入力間の直接TTL接続である。 通常の動作中、acランプL1、L2またはL3は、例えば第9図に示されるようにモジユール104TTL出力信号に応答してON、OFF閃光される。 このパターンは、モールスコード「U」に対して、公称1秒ON、1秒OFF、1秒O
    N、1秒OFF、3秒ONおよび8秒OFFの可視閃光パターンを生ずる。 システムの動作についての後続の説明から明らかなように、任意の他の文字を指示するため他のパターンも採用できる。

    I/Oモジユール108の出力は、下部ランタンアセンブリ22
    におけるdc予備ランプ14、および第3図に示される「オランダ水域」形態における「10マイル」ステーシヨン3
    8、40のdcランプL5〜L8を制御する。 モジユール108は、
    Opto22により製造されたODC5Qquad dc出力モジユールで、TTL入力および+12Vdcレベル出力を有する。 もちろん第1図および第2図に示される形態のような形態が採用され、したがつて、第3図の「オランダ水域」形態におけるような「10マイル」ランプL5〜L8が採用されない場合、モジユール108の「10マイル光」出力は利用されない。 同様に、モジユール108は、第3図に示される「オランダ水域」形態におけるプラツトフオームブリツジの固定ないし常灯のランプ48、50を駆動する1対の出力を有し、この出力は、ブリツジ照明48、50を採用しない形態には利用されない。 第3図に示される「オランダ水域」形態の「10マイル」ランプL5〜L8を駆動するモジユール108の出力は、第9図に示される駆動信号と通常同じである。 ただし、ONおよびOFF時間A−Fは、dcランプ特性に起因して約0.25秒減ぜられる。 常灯ランプ4
    8、50を駆動するモジユール108の出力は、変化しない定常dc信号である。

    もし望むならば、第9図に示される駆動信号(ON/OFF)
    パターンは、「代替閃光特性」と記したI/Oモジユール7
    2に対するスイツチ入力に基づき変えることができる。
    かくして、通常動作中のランプ駆動信号に対するONおよびOFF時間A−Fには、メモリ84のROM部分の異なるブロツク位置に記憶される代わりの値が割り当てられる。 メモリ内に記憶される記号は、駆動信号を発生するために、ROMメモリのどのブロツクがアクセスされるべきでありメモリのRAM部分に一時的に記憶されるべきであるかを指示する。 これらのメモリブロツク内の駆動信号の
    ON/OFF時間は、順序および継続時間が異なり、それにより記号の状態にしたがつて異なるON/OFF閃光パターンおよびモールスコード文字を発生することができる。 記号は、モジユール72に入力される「代替閃光特性」信号の状態に基づく。

    後述のある種の条件下では、dcランプL4、ならびに第3
    図における「オランダ水域」形態に対するステーシヨン
    38、40における「10マイル」dcランプL5〜L8を「デフオルト」閃光パターンで作動することが望ましい。 かゝる環境下では、マイクロプロセツサ74はモジユール108を作動してモジユール出力線に駆動信号を発生し、この駆動信号で、ランプL4および「オランダ水域」形態の「10
    マイル」ランプ(もしあれば)を第10図に示されるパターンで制御する。 「デフオルト」駆動パターンに対する
    ON・OFF時間G−Lは、メモリ84のROM部分の他のブロツクに記憶されており、後述の特定の条件がマイクロプロセツサ74により感知されるときマイクロプロセツサによりアクセスされる。

    第3図に示される「オランダ水域」形態に対する場合、
    各「10マイル」ステーシヨン38、40に対するランタンアセンブリは、ランタンアセンブリの焦点位置に向けられたホトセルPCを備える。 ホトセル出力は、第3図のマイクロコンピユータ制御ステーシヨン12″、14″の1つにおけるモジユール72に対する「ランタンホトセルモニタ」入力で感知される。 「10マイル」dcランプL5、L6、
    L7またはL8がマイクロコンピユータにより閃光することを命令されたときに閃光しなかつたことをホトセルが指示すると、マイクロプロセツサ74は、I/Oモジユール86
    を介してリレーK1の付勢を解除し、警報出力信号を発生する。

    マイクロプロセツサ回路板(第6A図および第6B図)は、
    マイクロプロセツサ74、メモリ84およびバス60に接続されたフアームウエアデコードROM110を含む。 メモリ84
    は、マイクロプロセツサプログラムを含むROM部分と、
    データが記憶され動作中マイクロプロセツサにより利用されるRAM部分を含む。 プログラムは、第7A−7Iに示される詳細なフローチヤートを参照して後述する。 フアームウエアデコードROMは、メモリをデコードしデータを入力−出力するように予めプログラム設定されたTBP28S
    42チツプである。 パワアツプリセツト回路112が、マイクロプロセツサ74に接続されている。 パワアツプリセツト回路112はLM3905チツプである。 マイクロプロセツサ7
    4は、I/Oデコード回路114を介してRS422ループの他のマイクロコンピユータと通信する。 しかして、該回路はTM
    S9902チツプの形式の万能型非同期式レシーバ−トランスミツタ(UART)である。 I/Oデコード回路は、直列のI
    /O回路116、118によりRS422線に結合される。 しかして、各I/O回路はSN75151ドライバチツプである。

    マイクロコンピユータ制御ステーシヨン12、14、16、18
    に対するマイクロプロセツサ74の動作プログラムは、第
    7A−7I図のフローチヤートおよび第8図に示される表に提示されている。 このプログラムにしたがうと、任意のステーシヨン12、14、16、18におけるマイクロコンピユータは、前述の「15マイル」モードおよび「12マイル予備」モードおよび「10マイル予備」または「デフオルト」モードにおいてステーシヨンを制御する。 マイクロコンピユータが第3図に示される簡単化された「オランダ水域」形態において接続された場合、マイクロコンピユータは、前述のように、「10マイル」ランプステーシヨン38、40(これらはそれ自身のマイクロコンピユータを備えていない)をも制御する。

    マイクロコンピユータが第4図に示される「北海」形態で接続される場合、マイクロコンピユータは、前述のように「3マイル」ランプステーシヨン52、54(それ自身のマイクロコンピユータを備えていない)を制御する。
    このように、任意のステーシヨン12、14、16、18におけるマイクロコンピユータは、種々の制御形態で動作するようプログラムされ、そしてこの種々の制御形態は、I/
    Oモジユールおよびシステム要素間に適当な接続をなすことにより簡単に実施される。

    例えば、第3図に示される「オランダ水域」形態において、マイクロコンピユータは、後述のごとく「赤色補助光」出力信号(第6D図)を発生するが、「オランダ水域」形態においては「3マイル」赤色補助光は利用されないから、信号出力は切断される。 同様に、第4図に示される「北海」形態においては、マイクロコンピユータは、後述のように、「10マイル」光および「固定光」出力信号(第6D図)を発生するが、「北海」形態は「10マイル」ランプすなわち常灯ランプを利用しないから、これらの信号出力は切断される。 しかしながら、このいずれの出力も、第3図および第4図に示されるごとき「オランダ水域」または「北海」形態を実現するため、適当な制御要素に接続できる。 そのとき、任意のマイクロコンピユータ制御ステーシヨン12、14、16、18は、基本的ビルデイングブロツクと考えることができ、使用者は、
    国際海洋航行照明システムの要件を満足するように第1
    〜4図に示される形態のいずれをも実施できるようにこれをプログラム設定できる。

    第7A図を参照すると、電力の印加の際、パワアツプリセツト回路112(第6A図)は、マイクロプロセツサ74を、
    動作を開始するための適当な内部論理状態にイニシヤライズする。 マイクロプロセツサはまた、RS422で通信のため直列I/O回路116、118をイニシヤライズする。 2つの直列I/O回路116、118が存在するから、マイクロプロセツサは、RS422ループの少なくとも2つの同一のマイクロコンピユータと通信することができる。 直列I/O回路の数は、ループにおける2以上の他のマイクロコンピユータと通信できるように増加できる。 しかしながら、
    特定の他のシステム形態に依ると、マイクロコンピユータは、RS422ラインを介して1つのみの他のマイクロコンピユータと接続し得る(第3図および第4図に示される「オランダ水域」および「北海」形態におけるごとく)。 したがつて1つの直列I/O回路のみがRS422ループに接続されよう。 パワアツプリセツト回路の電力印加の際、マイクロプロセツサはまた、全てのI/Oモジユール出力(第6D図)をプリセツトする。 I/Oモジユール86出力は、すべてのリレーK1〜K3を付勢するから、警報出力信号はリレーK1により発生されず、リレーK2およびK3は上部および下部ランプチエンジヤLC1、LC2をその「主」
    位置に維持する。 この主位置においては、acランプL1およびL3は、それらのランタンアセンブリの焦点位置にある。 そのとき、マイクロプロセツサは30秒タイマルーチンに入る。

    30秒タイマルーチンにおいて、マイクロプロセツサは、
    その動作をシステムの他のマイクロコンピユータ制御ステーシヨンのマイクロプロセツサと同期させようとする。 動作中、RS422ループの各マイクロコンピユータは、ループを介して他のマイクロコンピユータにメツセージを送り、種々の条件を指示する。 すなわち、マイクロコンピユータが「活動中」であること、すなわち該マイクロコンピユータがその30秒タイマルーチンを出てしまい、ループ中の少なくとも1つの昼光ホトセルが夜間条件を指示していること、acランプL1、L2、L3の状態がマイクロコンピユータにより制御されつゝあること、マイクロコンピユータがacまたはdc電力の損失を検出したことなどの条件を指示する。 最初、マイクロプロセツサは、直列I/O回路116、118を他の(外部)マイクロコンピユータからのメツセージについて試験し、そのコンピユータが活動中であることを指示する。 ループ内のマイクロコンピユータは、該マイクロコンピユータがその30
    秒タイマルーチンを出てしまい、それが監視している昼光ホトセル(またはループ内の任意の他の昼光色ホトセル)が夜間条件を指示していればそのようなメツセージを発生する。 マイクロプロセツサが、RS422ループの「活動中」のマイクロコンピユータからメツセージを受け取ると、そのマイクロコンピユータは「従属」役割の動作を引き受け、それ自身の昼光ホトセル92の条件に拘らずacランプL1、L2、L3の試験に移る。 本質的に、「従属」役割の動作においては、マイクロコンピユータは、
    その動作をループ内の「活動中」のマイクロコンピユータの動作に同期させる。 マイクロプロセツサは、他の(活動中の)マイクロコンピユータから、後者のコンピユータがそれ自身のacランプL1、L2、L3を試験するルーチンに入つていることを指示する「同期」メツセージ(ASCIIコード)を待ち、次のそのacランプL1、L2、L3
    を試験し、プログラムの1サイクルに進む。

    任意のマイクロコンピユータから、そのマイクロコンピユータが「活動中」であることを指示するメツセージを受け取らないと、マイクロプロセツサは30秒タイマが計時を終了したかどうかを決定する。 タイマが計時を終了していなければ、マイクロプロセツサは、直列I/O回路を、他のコンピユータが「活動中」であることを指示するそのコンピユータからのメツセージについて再チエツクする。 30秒タイマが計時を終了してしまい、他のマイクロコンピユータからそのコンピユータが「活動中」であることを指示するメツセージを受け取らないと、マイクロプロセツサは、それ自身の昼光ホトセル92(第6D
    図)をチエツクする(第7B図参照)。 ホトセル出力が夜間条件を指示すると、マイクロプロセツサは、RS422ループ内における「主」役割の動作を引き受け、ループを介して「同期」メツセージ(ASIIコード)を発生し、降下抵抗出力R1、R2、R3(第6D図)を介してそのacランプ
    L1、L2、L3を試験する。 ホトセルが昼光条件を指示すると、マイクロプロセツサは30秒タイマルーチンを再開する。 かくして、マイクロプロセツサは、他のマイクロコンピユータが「従属」または「主」役割のいずれかにおいて「動作中」であり、それ自身の昼光ホトセルが夜間条件を指示することを検出するまで、30秒タイマルーチンを反復的に動作し続ける。 第7B〜7I図に示されるフローチヤート部分を参照してなされるマイクロプロセツサのプログラム動作についての以下の説明は、マイクロプロセツサが「主」役割で動作しているか「従属」役割で動作しているかに拘りなく当て嵌まる。

    acランプL1、L2、L3(第7B図)の試験において、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール94(第6D図)に命令し、88Vacを降下抵抗R1、R2、R3を介してランプに伝送する。 各接続点J1〜J3における電圧条件が、降下抵抗R
    5、R6またはR7を介してI/Oモジユール96で試験され、TT
    L信号としてマイクロプロセツサに伝送される。 これらのTTL信号は、ランプL1、L2、L3に対するフイラメント状態を指示する。 ランプフイラメントの状態を表わす信号は、後で使用のためメモリに記憶される。 マイクロプロセツサは、ついで、I/Oモジユール72の出力にて「代替閃光特性」スイツチの状態について試験し、もしもスイツチがオフならば、マイクロプロセツサは、「通常」
    閃光動作を指示するため信号をメモリに設定する。 この場合、記憶された波形パラメータA−F(第9図)がRO
    Mから検索され、acランプに対する駆動信号を発生するのに利用される。 スイツチが「ON」の場合、マイクロプロセツサは、「代替」閃光動作を指示する記号をセツトする。 この場合、他のONおよびOFF時間シーケンスおよび/または値を有する他の記憶されたパラメータA−F
    がROMから検索され、acランプに対する駆動信号を発生するのに使用される。

    第7C図を参照すると、マイクロプロセツサは、ついで照会メツセージをRS422ループを介して送る。 ループ内の各マイクロコンピユータは、そのacランプL1、L2、L3の状態を指示するメツセージで応答する。 メツセージは、
    マイクロプロセツサによりメモリに記憶される。 マイクロプロセツサは、ついで、降下抵抗94(第6D図)を介してI/Oモジユール96にて主ac入力を試験する。 モジユールは、入力の状態を指示するTTL信号を発生し、そしてこの信号は、マイクロプロセツサによりメモリに記憶される。 マイクロプロセツサは、ついで、RS422ループに照会メツセージを送り、各他のマイクロコンピユータに対してI/Oモジユールに対する主ac入力の状態を決定する。 各他のマイクロコンピユータは、これに応答して、
    その主ac入力の状態を指示するメツセージをRS422ループを介して送り、マイクロプロセツサはメツセージをメモリに記憶する。 マイクロプロセツサは、I/Oモジユール72に対する「電池電圧モニタ」入力を試験する。 モジユールは、入力の状態を指示するTTL信号を発生し、そしてこの信号は、マイクロプロセツサによりメモリに記憶される。 マイクロプロセツサは、ついで、照会メツセージをRS422ループを介して送り、各他のマイクロプロセツサに対してI/Oモジユールに対する「電池電圧モニタ」入力の状態を決定する。 各他のマイクロコンピユータは、これに応答して、その「電池電圧モニタ」入力の状態を指示するメツセージをRS422ループを介して送り、メツセージはマイクロプロセツサによりメモリに記憶される。 これにより、マイクロプロセツサ自身のステーシヨンランプ、ならびに他のステーシヨンにおける「10マイル」および「3マイル」赤色ランプを制御するのに必要なデータの収集は完了する。

    ついで、マイクロプロセツサは、ランプフイラメントの状態を指示する記憶された信号を検査することにより、
    そのランプL1フイラメントが焼け切れてしまつたかどうかを決定する(第7C図参照)。 記憶された信号が、ランプフイラメントが焼け切れたことを指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86(第6D図)に命令し、
    リレーK2の付勢を解除してランプチエンジヤLC1を作動し、焼け切れたランプL1の交替のためのランプL2を上部ランタンアセンブリの焦点位置に移動させるようにする。 ランプL1フイラメントが焼け切れていないことを記憶された信号が指示すると、マイクロプロセツサはI/O
    モジユール86に命令し、リレーK2を付勢し、それによりランプチエンジヤLC1を「主」位置に固定する。 この位置にあつては、ランプL1はランタンアセンブリの焦点位置に保持される。

    第7D図を参照すると、マイクロプロセツサは、そのランプL2フイラメントの状態を表わす記憶された信号を検査する。 記憶された信号が、ランプL2フイラメントが焼け切れたことを指示し、ランプL1フイラメントが焼け切れてしまつていると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86(第6D図)に命令し、リレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。 記憶された信号が、
    ランプL2フイラメントが焼け切れていないことを指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユールに命令を発しない。 ついで、マイクロプロセツサは、記憶された信号を検査し、ランプL3フイラメントの状態を指示する。 もしも記憶された信号かランプL3フイラメントが焼け切れたことを指示すると、マイクロプロセツサはI/O
    モジユール86(第6D図)に命令し、リレーK1およびK3の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生しかつランプチエンジヤLC2を付勢し、もつてacランプL3の交替のためdcランプL4を下部ランタンアセンブリの焦点位置に移動させる。 記憶された信号がランプL3フイラメントが焼け切れていないことを指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86に命令してリレーK3を付勢し、
    それによりランプチエンジヤLC2を「主」位置にロツクする。 この位置にあつては、acランプL3は、ランタンアセンブリの焦点位置に留まる。

    ついで、マイクロプロセツサは、RS422ループにおけるすべての他のマイクロコンピユータのacランプL1の状態を指示する記憶されたメツセージを検査する。 すべての他のマイクロコンピユータのacランプL1の状態を指示するメツセージがすべてのランプL1が焼け切れていないことを指示すると、マイクロプロセツサは、すべての他のマイクロコンピユータのacランプL3の状態を指示するメツセージを検査する(第7E図参照)。 もしもかゝるメツセージのいずれもが、他のマイクロコンピユータのacランプL1が焼け切れたことを指示すると、マイクロプロセツサは、マイクロコンピユータのacランプL2の状態を指示する記憶されたメツセージを検査する。 もしもメツセージが、このマイクロコンピユータのacランプL2が焼け切れたことを指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86(第6D図)に命令してリレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。 メツセージがマイクロコンピユータのacランプL2が焼け切れていないことを指示すると、マイクロプロセツサは、すべての他のマイクロコンピユータのacランプL3の状態を指示するメツセージを検査する(第7E図参照)。

    第7E図を参照すると、ループ内の他のマイクロコンピユータのacランプL3のいずれか1つが焼け切れたことを記憶されたメツセージが指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール86(第6D図)に命令してリレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。 記憶されたメツセージが、他のマイクロコンピユータのac
    ランプL3のいずれもが焼け切れていなかつたことを指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール86に新しい命令を発する。

    マイクロプロセツサは、ついでメモリを検査し、リレー
    K1が付勢を解除されたかどうかを指示するフラグの状態を決定する。 電力の印加の際、フラグは、リレーK1が作動されたこと(したがつて警報出力信号は発生できない)を指示するようにリセツトされ、そして動作中リレーK1の付勢解除の際(それにより警報出力信号が発生される)、フラグはその条件を指示するようにセツトされる。 もしもフラグがリレーK1の付勢が解除されたことを指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86
    (第6D図)に命令し、リレーK1を付勢し、それにより警報出力信号をターンオフする。 フラグがリレーK1の付勢が解除されなかつたことを指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール86に新しい命令を発生しない。

    そのとき、マイクロプロセツサは、形態内のacランプL1
    〜L3以外の全ランプが、「デフオルト」ルーチンにおいて「デフオルト」閃光パターン(第10図)で閃光されるべきかどうかを決定する。 「デフオルト」ルーチンに入るべきか否かを決定するために、マイクロプロセツサは、まず、そのI/Oモジユール96に対する主ac入力の状態を指示する記憶された信号を検査する(第7E図参照)。 記憶された信号が主ac電力が損なわれたことを指示すると、マイクロプロセツサは「デフオルト」ルーチンに入る。 記憶された信号が主ac電力が損なわれなかつたことを指示すると、マイクロプロセツサは、ランプフイラメントL1、L2、L3状態を指示する記憶された信号を検査することにより、それ自身のacランプL1〜L3のすべてが焼け切れたか否かを決定する。 記憶された信号がマイクロプロセツサステーシヨンにおけるすべてのランプ
    L1〜L3が焼け切れてしまつたことを指示すると、マイクロプロセツサは「デフオルト」ルーチンに入る。 記憶された信号がacランプL1〜L3のいずれの1つも焼け切れなかつたことを指示すると、マイクロプロセツサは、ループ内の各他のマイクロコンピユータに対する主ac入力の状態を指示する記憶されたメツセージを検査する。 任意の他のマイクロコンピユータに対する入力にて主ac電力が失なわれたことをいずれかの記憶されたメツセージが指示すると、マイクロプロセツサは「デフオルト」ルーチンに入る。 メツセージがすべての他のマイクロコンピユータの入力にて主ac電力が失なわれなかつたことを指示すると、マイクロコンピユータは、RS422ループにおける各他のマイクロコンピユータに対するすべてのacランプL1、L2、L3の状態を指示する記憶されたメツセージを検査する。

    第7F図を参照すると、いずれかの他のマイクロコンピユータに対するすべてのacランプL1〜L3が焼け切れたことを記憶されたメツセージが指示すると、マイクロプロセツサは「デフオルト」ルーチンに入る。 もしメツセージが、他のすべてのマイクロコンピユータに対するacランプL1、L2、L3のいずれの1つも焼け切れていなかつたことを指示すると、マイクロプロセツサは次の制御段階に進む。 こゝでは、そのステーシヨンの適当なacランプ、
    他のステーシヨンにおける「3マイル赤色ランプ」、
    「10マイル」ランプおよび「常灯」ランプ(もしあれば)が一緒に作動される。 しかしながら、次の制御段階における動作について記述する前に、「デフオルト」ルーチンの動作について、第7I図を特に参照して説明する。

    第7I図を参照すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール(第6D図)に命令し、リレーK1およびK3の付勢を解除することにより「デフオルト」ルーチンに入る。 K1
    およびK3の付勢解除は、警報出力信号を発生し、ランプチエンジヤLC2を作動し、それにより、acランプL3の代わりにdcランプL4を下部ランタンアセンブリの焦点位置に位置づける。 また、マイクロプロセツサは、そのI/O
    モジユール108に命令して、ランプL4および「10マイル」ランプ(もしあれば)に対して第10図に図示される「デフオルト」ON/OFFパターンでdc駆動信号を発生する。 マイクロプロセツサはまた、I/Oモジユール108に命令して、「常灯」ランプ(もしあれば)を駆動するための定常dc信号を発生し、また、I/Oモジユール94に命令して、「3マイル」赤色ランプ(もしあれば)に対して第10図に示される「デフオルト」ON/OFFパターンで駆動信号を発生する。 「デフオルト」ルーチンにおける全閃光ランプに対する駆動信号のON/OFF時間を決定するパラメータG−Lは、I/Oモジユール94および108に適当に命令するようにマイクロプロセツサによりROMにより検索される。

    デフオルトパターンにおけるランプの閃光後、マイクロプロセツサはプログラム(第7図)のエントリ点にジヤンプする。 この部分では、マイクロプロセツサは、動作を継続すべきか(「主」役割であれ「従属」役割であれ)ターンオフすべきかを決定する。 プログラムのこの部分におけるマイクロプロセツサの動作を記述する前に、「デフオルト」ルーチンに入らなかつた場合の状態を説明するために、プログラムの動作について説明する。

    第7E図および第7F図を参照すると、I/Oモジユール96に対する主ac入力が失なわれず、ステーシヨンacランプL1
    〜L3のいずれの1つも焼け切れておらず、ループ内のすべての他のマイクロコンピユータに対する主ac電力が失なわれておらず、かつ他のマイクロコンピユータステーシヨンのランプL1〜L3もすべて焼け切れておらなければ「デフオルト」ルーチンに入らない。 「デフオルト」ルーチンに入る代わりに、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール72(第6D図)に対する「電池電圧モニタ」入力の状態を指示する記憶された信号を検査する(第7F図参照)。 記憶された信号が、「電池電圧モニタ」入力がメモリに記憶された予定されたスレツシヨルド以下に落ちたことを指示すると、マイクロプロセツサは、そのI/O
    モジユール86に命令し、リレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。 記憶された信号が、I/
    Oモジユール72に対する「電池電圧モニタ」入力が予定されたスレツシヨルド以下に落ちていないことを指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール16に新しい命令を発しない。 マイクロプロセツサは予熱シーケンスに入るが、このシーケンスにおいては、マイクロプロセツサはI/Oモジユール94に命令し、2秒のごとき予め選択された時間の間定常ac信号を発生し、この信号でそのacランプL1、L2、L3を駆動する。 かくして、ランプL
    1、L2、L3フイラメントは、閃光動作のための準備のため予熱される。 次いで、マイクロプロセツサは、メモリ内のフラグを検査し、リレーK3が予め付勢を解除されたかどうかを決定する。 フラグは、マイクロプロセツサへの電力の印加でリセツトされ、マイクロプロセツサがI/
    Oモジユール86に命令してリレーK3の付勢を解除するとマイクロプロセツサによりセツトされる。 リレーK3が予め付勢を解除されており、それによりランプチエンジヤ
    LC2が「副」位置に移動されていてdcランプL4を下部ランプアセンブリの焦点位置に移動していることをフラグが指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86
    に命令し、リレーK3を作動し、それによりランプチエンジヤLC2を「副」位置に固定する。 リレーK3が予め付勢を解除されておらず、それによりacランプL3がランタンアセンブリの焦点位置にあることをフラグが指示すると、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86に命令を発しない。 マイクロプロセツサは、先行のサイクル中、同期パルスが並列I/O回路120(第6A図)の入力に接続された外部装置から受信されたかどうかを決定する。 この種の装置は、この装置をランプL1、L2、L3と同期して作動することが望まれる場合、I/O回路120に接続されるであろう。 同期パルスを受信すると、パルスはマイクロプロセツサに依る後続の検出のためラツチされる。 この種のパルスが受信されたことをマイクロプロセツサが決定すると、マイクロプロセツサは同じ装置から他の同期パルスを待つ。 後者のパルスを検出すると、マイクロプロセツサは、メモリ84のROM部分に記憶された表を検査することに依り、そのacランプL1、L2、L3のどれが閃光されるべきかを決定する。 表は第8図に論理形式で示されている。 先行のサイクル中同期パルスが受信されていないと、マイクロプロセツサは、それ自身の「同期」パルスをI/O回路120に接続された装置に送り、ついでROMに記憶された表を検査することによりそのacランプL1、L2、
    L3のどれが閃光されるべきかを決定する。

    第8図を参照すると、マイクロプロセツサステーシヨンですべてのacランプL1、L2、L3が焼け切れてしまうと、
    acランプはいずれも閃光せず、1つのdcランプL4のみが閃光する(デフオルトパターンで)。 acランプL1のみが焼け切れていないと、そのacランプのみが「12マイル予備」照明を提供する。 acランプL2のみが焼け切れていないと、そのacランプのみが「12マイル予備」照明を提供するように閃光される。 acランプL3のみが焼け切れており、両acランプL1およびL2が焼け切れていないと、acランプL1のみが閃光され「12マイル予備」照明を提供するように閃光される。 acランプL3のみが焼け切れておらず、両acランプL1およびL2が焼け切れていると、acランプL3のみが、「12マイル予備ランプ」のみを提供するように閃光される。 もしもacランプL1またはL2のいずれかが焼け切れており、acランプL1、L2の他方が焼け切れておらず、そしてacランプL3が焼け切れていなければ、働いているacランプL1またはL2およびacランプL3が、第9
    図に示されているパターンのごときON/OFFパターンを有するac信号に応答して一緒に閃光され、「15マイル」照明を提供する。 もしもすべてのacランプL1〜L3が焼け切れていなければ、第9図に示されるごときON/OFFパターンを有するac駆動信号に応答してacランプL1およびL3のみが一緒に閃光され、「15マイル」照明を提供する。

    第7G図を参照すると、マイクロプロセツサは、メモリ(第8図)に記憶される表を検査後、I/Oモジユール104
    (第6D図)に命令して、適当なソリツドステートリレー
    98、100、102をターンオンし、それにより閃光されるべきacランプL1、L2、L3のフイラメントに必要とされるac
    信号を加える。 閃光動作中、マイクロプロセツサは、I/
    Oモジユール96(第6D図)の「テスト入力」線の状態をチエツクし、ソリツドステートリレーがI/Oモジユール1
    04により命令された状態(ONまたはOFF)にあることを確認する。 「テスト入力」線が、いずれかのソリツドステートリレー98、100、102が必要とされる状態にないことを指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール86に命令を発してリレーK1の付勢を解除し、それにより警報出力信号を発生する。 I/Oモジユール96に対する「テスト入力」線が、全ソリツドステートリレーが要求される状態にあれば、マイクロプロセツサはI/Oモジユール86に新しい命令を発生しない。 そのとき、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール104に命令し、第9図に示されるパターンのごときON/OFFパターンでTTL命令信号を発生し、それにより適当なソリツドステートリレー9
    8、100、102が作動されて88Vac信号をゲートし、適当な
    acランプL1、L2、L3を駆動する。 加えて、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール94に命令し、第9図に示されるパターンのようなON/OFFパターンで88Vac信号を「3
    マイル」赤色ランプ(もしあれば)にゲートする。 マイクロプロセツサはまた、I/Oモジユール108に命令して、
    「10マイル」ランプ(もしあれば)に対して第9図に示されるパターンのごときON/OFFパターンでdc駆動信号を発生し、また「常灯」ランプ(もしあれば)に対して定常dc駆動信号を発生する。 I/Oモジユール94、104および
    108に命令してacランプL1〜L3、「3マイル」赤色ランプ(もしあれば)および「10マイル」ランプ(もしあれば)を閃光するためマイクロプロセツサにより発生されたTTL信号は、第9図に示されるパターンのごときON/OF
    Fパターンで発生される。 駆動信号のON、OFF時間を決定するパラメータは、メモリからマイクロプロセツサにより検索され、I/Oモジユール94、104、108に対する適当なTTL命令信号を発生するプログラムのこの部分の間、d
    cランプL4はI/Oモジユール108により駆動されず、OFF状態に留まることに留意してほしい。 かくして、dcランプ
    L4は、前述のように「デフオルト」ルーチンにおいてのみ利用される。

    前述のように、「通常/代替」または「デフオルト」モードにおいてランプを閃光後、マイクロプロセツサは、
    プログラムの点「J」(第7G図)に入り、動作を継続すべきか(「主」役割であれ「従属」役割であれ)、ターンオフすべきかを決定する。 第7G図を参照すると、マイクロプロセツサは、RS422ループを介して照会メツセージを送り、すべての他のマイクロプロセツサステーシヨンに対して昼光ホトセルの状態を決定する。 第7H図を参照すると、マイクロプロセツサは、ついで、ループ内の他のすべてのマイクロコンピユータから応答して有効メツセージを受け取つたか否かを決定する(第7H図参照)。 もしも、マイクロプロセツサが、ループ内のマイクロプロセツサの任意のものから応答して有効メツセージを受け取つていなければ、これは、かゝるマイクロコンピユータがマイクロプロセツサと同期していないことを指示する。 例えば、他のマイクロコンピユータはパワアツプリセツトを丁度通過したがその30秒タイマルーチンにまだ入つていないかも知れない。 したがつて、マイクロプロセツサは、すべての変数をリセツトし、それ自身の30秒タイマルーチンに戻る。 こゝで、マイクロプロセツサは、「主」または「従属」いずれの役割におけるすべての他のマイクロコンピユータに再同期にする。 他方、マイクロプロセツサがループ内のすべての他のマイクロコンピユータから有効メツセージ応答を受け取ると、マイクロプロセツサは、ループ内の任意のマイクロコンピユータに対する昼光ホトセル(92)が活動中であるかどうか、すなわちホトセルが夜間時条件を指示しているかどうかをなんらかのメツセージが指示しているかどうかを決定する。 もしそうならば、マイクロプロセツサは、その役割を「従属」または「主」役割として保持し、第7B図に指示されるエントリ点にて「主」ルーチンに戻る。 他方、ループ内のすべての他のマイクロコンピユータに対する昼光ホトセル(92)が昼光状態を指示すると、マイクロプロセツサは、I/Oモジユール72(第6D
    図)におけるそれ自身の昼光ホトセル入力をチエツクする。 昼光ホトセル入力が夜間時条件を指示すると、マイクロプロセツサは、その役割を「従属」または「主」役割として保持し、第7B図に示されるエントリ点においてプログラムの「主部」に戻る。 昼光ホトセル入力が昼光状態を指示すると、マイクロプロセツサは「休止」ルーチンに入る。 こゝで、マイクロプロセツサはすべての変数をリセツトし、RS422ループを介してメツセージを送り、マイクロプロセツサが休止中であることをすべての他のすべてのマイクロコンピユータに指示し、ついでその30秒タイマルーチンに戻る。 すべての他のマイクロコンピユータは、メツセージに応答して遮断され、その30
    秒タイマルーチンに戻る。

    [発明の効果] 以上に詳しく説明したように、本発明に従うと、海洋航行照明システムにおいて、複数の二重ランプステーションの各ステーションに、2またはそれ以上のacランプを有する第1の部分と、少なくとも1つのacランプを有する第2の部分とを設け、かつその各ステーションにマイクロコンピュータを設けて、第1および第2部分にそれぞれ存する前記acランプの2つを第1のモードにおいて通常のON/OFFパターンで一緒に作動し、かつ前記ステーションの第2部分にある前記acランプの1つのみを第2
    のモードにおいて前記通常のON/OFFパターンで作動するようにそれをプログラム設定さしたので、「北海要件」、「オランダ水域」要件を含むすべての国際的要件に容易に適合し得る万能的海洋航行照明システムを提供でき、しかもコントローラを中央位置に配置していないので、長距離にわたり多数の制御ケーブルを走らせることを必要としない。 また、DCランプは、作動される機会が極めて少ないから、直流電源は浪費されない。

    以上、本発明を特定の具体例について図示説明したが、
    その技術思想から逸脱することなく特定の形式で具体化されるものであることを理解されたい。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明の海洋航行照明システムの万能型4コーナー形態のブロツク図、第2図は本発明の3コーナー万能型海洋航行照明システムのブロツク図、第3図は本発明の海洋航行照明システムの「オランダ水域」用形態のブロツク図、第4図は本発明の海洋航行照明システムの「北海」用形態のブロツク図、第5図は本発明のマイクロコンピユータ制御ランプステーシヨンを構成するのに利用されるプリント回路板のレイアウトを示す線図、第
    6A〜6D図は本発明のマイクロコンピユータ制御ランプステーシヨンのブロツク図、第7A〜7I図は本発明のマイクロコンピユータランプステーシヨンのマイクロコンピユータのプログラム動作を示すフローチヤート、第8図はマイクロコンピユータに記憶され、本発明にしたがつて
    acランプおよびdc予備ランプを制御するのに利用される論理表を示す図、第9図は15マイルモードおよび12マイル予備モードにおける動作中のランプ駆動信号に対する波形を示す線図、第10図は「デフオルト」モードにおける動作中のdc予備ランプ駆動信号を示す波形図である。 10:万能型同期式海洋航行照明システム 12、14、16、18:マイクロコンピユータ制御ステーシヨン 20:上部ランタンアセンブリ 22:下部ランタンアセンブリ 24:マイクロコンピユータ 26:電池バンク 28:電池チヤージヤ 30:通信ループ LC1、LC2:2位置ランプチエンジヤ L1、L2、L3:acランプ L4:dcランプ M1、M2:dcモータ

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