Rotary operation type electronic part with push switch

申请号 JP7924295 申请日 1995-04-05 公开(公告)号 JPH08279320A 公开(公告)日 1996-10-22
申请人 Matsushita Electric Ind Co Ltd; Nifco Inc; 松下電器産業株式会社; 株式会社ニフコ; 发明人 FUKUDA TETSUYA; RYU TETSUJI;
摘要 PURPOSE: To provide a rotary operation type electronic parts with a push switch, which can separately and securely operate a rotary part and a push switch with one operating knob. CONSTITUTION: This rotary operation type electronic party with a push switch is provided with a rotary part 2 such as an encoder, which has a rotor 11 to be horizontally rotated at a constant position, a knob shaft 14, an operating knob 4 concentrically arranged in the periphery of the knob shaft 14, an elastic body part 15 arranged between the knob shaft 14 and the inside of the operating knob 4, and a push switch unit 3 positioned outside of the operating knob 4. The rotary part 2 is operated by the horizontal rotation of the operating knob 4, and the push switch unit 3 is operated by the horizontal movement of the operating knob 4.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 一定位置で水平回転する回転体を有する回転部品部と、前記回転部品部の回転体を水平回転させるつまみ軸と、前記つまみ軸の外周に同心状に配されて一定の範囲で水平方向に動き得る操作つまみと、前記つまみ軸と操作つまみの内側間に配置された弾性体と、前記弾性体を圧縮して操作つまみを水平方向に押すことにより動作するプッシュスイッチ部と、回転部品部とプッシュスイッチ部を所定の位置関係に保持する取付基板からなるプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品。
  • 【請求項2】 回転部品部の回転体は長円孔を有し、操作つまみは前記長円孔で一定水平方向にガイドされる突起部を有する請求項1記載のプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品。
  • 【請求項3】 弾性体は断面形状がN字状に形成された請求項1記載のプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、主として各種電子機器のリモートコントローラや携帯用電子機器に使用され、
    操作つまみの平回転操作およびプッシュ操作により駆動するプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、この種の電子部品を使用する機器においては、水平回転操作するエンコーダ等の電子部品とプッシュ操作するスイッチ等を各々個々の部品として配置し、2つの部品各々に操作用つまみを取付けていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記の電子部品は、少なくとも2つの操作用つまみを必要とすることから、部品数が多くなり、操作用つまみの製造、部品管理の上で好ましくなく、2つの電子部品を配置することから、広い取付スペースを必要とし、また、2つの電子部品の操作を個々にしなければならないという問題があった。

    【0004】本発明は前記従来の問題に留意し、2つの電子部品の操作つまみを単一化し、しかも、2つの電子部品を確実に操作できるプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は一定位置で水平回転する回転体を有する回転部品部と、前記回転部品部の回転体を水平回転させるためのつまみ軸と、前記つまみ軸のまわりに同心状に配されて一定の範囲で一水平方向に動き得る操作つまみと、前記つまみ軸と操作つまみの内側間に配置されたゴム等の弾性体と、操作つまみの一側に配置され、操作部が操作つまみの外側に対向したプッシュスイッチを備え、操作つまみを水平回転することにより回転部品部を作動させ、また、前記弾性体を圧縮して操作つまみを水平方向に押すことによりプッシュスイッチ部を作動させるプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品の構成とする。

    【0006】

    【作用】上記構成において、操作つまみを水平回転すると回転部品部が作動する。 また、操作つまみを一方向に側方より押すと、弾性体を圧縮して操作つまみは水平移動し、その外側に対向したプッシュスイッチの操作部を押してプッシュスイッチを作動させる。 前記押圧を解除すれば、弾性体によって操作つまみは復帰する。 したがって、1個の操作つまみで回転部品部とプッシュスイッチを個々に操作することができることとなる。

    【0007】

    【実施例】本発明のプッシュスイッチ付き回転型電子部品の一実施例であるスイッチ付き回転型エンコーダを図1〜図5により説明する。

    【0008】本実施例のスイッチ付き回転型エンコーダは、図1の外観斜視図に示すように、取付板1上に回転型エンコーダ部2とプッシュスイッチ部3が所定の間隔で配置されて取付けられ、回転型エンコーダ部2の水平回転する操作つまみ4を側方から押すことによりスイッチ部3を動作させる関係をもたせている。

    【0009】なお、取付板1は必ずしも金属製である必要はなく、成形樹脂等で形成してもよい。 また、以下の説明において、回転型エンコーダ部2はエンコーダ部2、プッシュスイッチ部3はスイッチ部3と称す。

    【0010】前記エンコーダ部2は、図2および図3に示すように、成形樹脂製の箱形ケース5と、その底面にインサート成形保持された金属薄板6から上方に伸ばされた弾性接点脚7、および側端部から下方に伸ばされた接続用端子8と、箱形ケース5の底面中央を中心に水平回転するように中心軸9を保持され、下面に放射状接点板10を有する円板状の成形樹脂製の回転体11と、回転体11が浮き上がらないように上方から抑える蓋板1
    2とから構成されている。

    【0011】そして、エンコーダ部2は取付金具13で取付板1に固定されている。 操作つまみ4は、エンコーダ部2の回転体11の中心軸9の内周小判形状の貫通孔に回転方向に遊びが無いように嵌合された小判形状軸部14Aと、上方に太径の軸部14Bと、つば部14Cとを有するつまみ軸14と、その太径の軸部14Bの外周に同心状に配されN形状の断面を有し上面をつまみ軸部14のつば部14Cに接した円筒状の弾性体部15と、
    軸部14Bの外周に同心状に配された下方に弾性体部1
    5の受け部16Aと、前記受け部16Aの内周下方に形成され前記取付金具13の長円孔13Aの短辺方向と嵌合する円筒部16Bと、受け部16Aの外周下方に形成された円筒部16Cを有するつまみ操作部16とから構成されている。

    【0012】ここで、弾性体部15はゴムまたはポリエステルエラストマー等で形成されており、弾性とN型の断面形状により操作つまみ4のつまみ操作部16の外周部16Eからの押に対し、水平方向に圧縮し易く、回転方向に捩れにくくなっている。

    【0013】また、つまみ操作部16の円筒部16Bは取付金具13の長円孔13Aの短辺と嵌合し、操作つまみ4の水平方向動作時の方向規制をし、受け部16Aの下面に形成された円筒状突起16Dは取付金具13の上面と接動し、前記水平方向動作時のつまみ振れを防止する役目をしている。

    【0014】また、つまみ操作部16の円筒部16C
    は、水平方向動作時にスイッチ部3の水平方向に突出した操作ボタン17を押す役目をしている。 また、つまみ部4は、つまみ軸部14の下方端部に座板20を介しかしめによりエンコーダ部2の箱形ケース5と回転自在に取り付けられている。

    【0015】なお、つまみ部4とエンコーダ部2の取り付けはプッシュナット等で行なってもさしつかえない。
    また、スイッチ部3は、図2に示すように、操作ボタン17がエンコーダ部2の方に向き、後端部が押し止め壁18に当たるように前記取付板1に固定され、接続用端子19が下方に出されている。

    【0016】本実施例のプッシュスイッチ付き回転型エンコーダは以上のように構成され、電子機器に装着する場合は、図4に示すように、取付板1の下面の脚部1A
    とエンコーダ部2の接続用端子8およびスイッチ部3の接続用端子19を機器のプリント配線基板21の取付孔22,23および24に挿入して半田付けにより接続され、円板状の操作つまみ4のスイッチ部3とは反対側の外周部16Eが機器の外装ケース25の隙間から外部に突出するように取付られる。

    【0017】ここで機器の外装ケース25の上部から下方へ突起25Aを出して操作つまみ4の上面中心部を押え、操作つまみ4の浮き上りを防止することもできる。
    次に、本実施例のプッシュスイッチ付き回転型エンコーダの動作について説明する。

    【0018】まず、図2に示すように、エンコーダ部2
    の上端に取付けられた円板状の操作つまみ4を、外周部16Eに接線方向の力を加えて回転させることにより、
    つまみの弾性体部15とつまみ軸14を介してエンコーダ部2の円板状の回転体11が箱形ケース5の底面中央を中心として回転し、その下面の放射状接点板10上を弾性接点脚7が弾接摺動していき、この接触部分で円板状の操作つまみ4の回転操作に連動したパルス信号を発生する。

    【0019】そして、このパルス信号が弾性接点脚7から接続用端子8を経て使用機器のプリント配線基板21
    の回路に伝達される。 次に図5に示すように、操作つまみ4がスイッチ部3から離れた位置にあるように付勢している弾性体部15の付勢力に逆らって、円板状の操作つまみ4のつまみ操作部16の外周部16Eに図示矢印のように操作つまみ4とスイッチ部3を結ぶ直線方向の力を加えると、操作つまみ4の弾性体部15が圧縮し、
    円筒16Bが取付金具13の長円孔13Aの短辺にガイドされて操作つまみ4のつまみ操作部16が水平方向に動き、つまみ操作部16の円筒部16Cが操作ボタン1
    7を押してスイッチ部3を動作させ、その信号が接続用端子19を経て使用機器のプリント配線基板21の回路に伝達される。

    【0020】そして、円板状の操作つまみ4に加えていた押力を解くと、弾性体部15の弾性復元力によってつまみ操作部16が押し戻されて元の図2の状態に戻る。
    なお、以上の実施例では、水平回転操作する電子部品として回転型エンコーダを例として説明したが、これは回転形可変抵抗器など、他の電子部品でもよいことは勿論である。

    【0021】

    【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
    本発明のプッシュスイッチ付き回転操作型電子部品は、
    水平回転型部品部とプッシュスイッチ部を1個の操作用つまみで個別に操作することができるので、リモートコントローラや携帯用電子機器等の小形化に有利であるとともに、回転型部品部とプッシュスイッチ部を連続して操作する場合に、つまみを操作する指を一方のつまみから離して他方のつまみへ移す必要がないので、迅速に容易に操作することができる。

    【0022】また、水平回転型部品部とプッシュスイッチ部を1つの取付基板上に装着して、これらを1つのまとまった部品として取扱うことができるので、回転型部品部とプッシュスイッチ部との位置関係を正確に保つことができてプッシュ操作時の動作が確実であるとともに、電子機器への装着も容易である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例のプッシュスイッチ付き回転型エンコーダの外観斜視図

    【図2】同プッシュスイッチ付き回転エンコーダの側断面図

    【図3】同プッシュスイッチ付き回転エンコーダの分解斜視図

    【図4】同プッシュスイッチ付き回転エンコーダを使用機器へ取付けた状態を示す部分断面図

    【図5】同プッシュスイッチ付き回転エンコーダにおける操作つまみを水平方向に押した状態を示す側断面図

    【符号の説明】

    1 取付板 2 回転型エンコーダ部 3 プッシュスイッチ部 4 操作つまみ 5 箱形ケース 6 金属薄板 7 弾性接点脚 8 接続用端子 9 中心軸 10 放射状接点板 11 回転体 12 蓋板 13 取付金具 13A 長円孔 14 つまみ軸 14A 小判形状軸部 14B 大径の軸部 14C つば部 15 弾性体部 16 つまみ操作部 16A 受け部 16B 円筒部 16C 円筒部 16D 円周状突起 16E 外周部 17 操作ボタン 18 押し止め壁 19 接続用端子 20 座板 21 プリント配線基板 22 取付孔 23 取付孔 24 取付孔 25 外装ケース 26 突起

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