Control device and the car multimedia devices |
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申请号 | JP2005211924 | 申请日 | 2005-07-21 | 公开(公告)号 | JP4806225B2 | 公开(公告)日 | 2011-11-02 |
申请人 | ハーマン ベッカー オートモーティブ システムズ ゲーエムベーハー; | 发明人 | ベーレンス ラルフ; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 電子 システムを制御するコントロール装置であって、 該コントロール装置が、 回転プッシュボタンスイッチと、 該回転プッシュボタンスイッチを支持するフレームと 、 該回転プッシュボタンスイッチを支持し、該フレームと係合して摺動移動をするように構成された支持プレート(38)と、 該回転プッシュボタンスイッチ(32)の周囲に均等に配置され、該支持プレート(38)上に支持されている4つのプッシュスイッチ(36)と を 含み、 該回転プッシュボタンスイッチ(32)が、第1 の位置と第2の位置 との間を摺動可能に該フレームに 配置され、 該電子システムが、該回転プッシュボタンスイッチ(32)の位置を検出する位置検出 要素 (54) をさらに含み、 該回転プッシュボタンスイッチが、 該位置に応じて、第1のモードまたは第2のモードで操作され、 該4つのプッシュスイッチ(36)のそれぞれが、該回転プッシュボタンスイッチ(32)の該位置に応じて、第1の動作モードまたは第2の動作モードで操作される、コントロール装置。 前記コントロール装置が、前記第1 の位置および第2の位置に おいて、前記回転プッシュボタンスイッチ (32)を解除可能に保持する係止手段(58)を さらに含む、請求項1に記載のコントロール装置。 前記コントロール装置が、前記 回転プッシュボタンスイッチ (32)、前記4つのプッシュスイッチ(36)、および/または、前記位置検出 要素 (54)により生成される制御信号を送信する送信機(56)を さらに含む、請求項1 または請求項2に記載のコントロール装置。 前記送信機 (56)が、前記信号を無線で送信する無線送信 機要素を含む、請求項 3に記載のコントロール装置。 前記無線送信 機要素が、ブルーツゥース 要素を 含む、請求項 4に記載のコントロール装置。 前記送信機 (56)が、ワイヤを介して前記 信号を送信するワイヤード結合された送信 機要素を 含む、請求項 3に記載のコントロール装置。 前記フレーム(41) が、前記第1 の位置と第2の位置 との間で前記回転プッシュボタンスイッチの摺動移動を案内および制限する少なくとも1つ の平行で細長い孔(49) を含む、請求項1 〜6のうちのいずれか一項に記載のコントロール装置。 前記コントロール装置が、光素子(61)をさらに含み、該光素子(61)は、前記位置検出 要素に割り当てられ、前記回転プッシュボタンスイッチの位置を光学的 に通知する ように構成されている、請求項1 〜7のうちのいずれか一項に記載のコントロール装置。 ダッシュボード に配置されるように構成されたフロントパネル(22)と、 該フロントパネルにより支持されるディスプレイ(24)と 請求項1 〜8のいずれか一項に記載のコントロール装置 と を含む、カーマルチメディア装置。 前記コントロール装置が、前記フロントパネルおよび前記ディスプレイから離れ た位置に配置され ている、請求項 9に記載のカーマルチメディア装置。 前記電子システムが、カーマルチメディアシステムである、請求項1に記載のコントロール装置。 前記少なくとも1つの平行で細長い孔(49)が、2つの平行で細長い孔である、請求項7に記載のコントロール装置。 前記光素子(61)が、異なる色の光により、前記回転プッシュボタンスイッチの位置を光学的に通知するように構成されている、請求項8に記載のコントロール装置。 |
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说明书全文 | 本発明は、電子装置を制御する、特に、カーマルチメディア装置を制御する、回転プッシュボタンスイッチと該スイッチを支持するフレームとを備えるコントロール装置に関する。 そのようなコントロール装置は一般に知られている。 例えば、これらの装置は本発明のオーディオ部品を制御するのに使用される。 特に、回転プッシュボタンスイッチは、スイッチを回転させてオーディオ部品の音量を制御し、スイッチを押してオーディオ部品のをオン/オフするのに使用される。 最近、いわゆる車両用マルチメディアがますます一般的になってきている。 オーディオ部品に加え、マルチメディア装置は、インターネット検索、電子メールサービス、ナビゲーションサービス等の幾つかの新しいサービスを提供する。 提供される機能とサービスの増加により、特に情報の読み出しとサービスおよび機能の選択に関して、上記のシステムの取り扱いがより複雑になっている。 機能とサービスの選択と実行ができるようにするために、現在利用可能な車両用マルチメディア装置は、第2の回転プッシュボタンスイッチを備えている。 このスイッチを回転させて、1つの選択項目から他の項目にマルチメディア装置のカーソル状のマークをユーザが移動できる。 スイッチを押して、各選択項目の実行を行うこともできる。 そのようなカーマルチメディア装置は問題なく動作するが、システムへの人間工学的な改良の要求が存在する。 それゆえ、本発明の目的の1つは、双方とも人間工学的に改良が加えられた上述したコントロール装置とカーマルチメディア装置を提供することである。 この目的は上記のコントロール装置により達成され、本発明の回転プッシュボタンスイッチが、第1と第2の位置の間を摺動可能にフレームに配設され、回転プッシュボタンスイッチの位置を検出する位置検出部が設けられ、回転プッシュボタンスイッチの位置に応じて第1または第2のモードで動作する。 すなわち換言すれば、回転プッシュボタンスイッチは、第1と第2の位置の間の回転プッシュボタンスイッチの回転軸に垂直な面で移動できる。 この位置検出部により、回転プッシュボタンスイッチの位置を検出することができ、それに応じて、第1または第2のモードでの実行が可能になる。 例えば、第1のモードにおいて、回転プッシュボタンスイッチは、コントロール装置を使用する各カーマルチメディア装置の音量を制御できる。 例えば、第2のモードにおいて、同じ回転プッシュボタンスイッチを、インターネット、電子メール、ナビゲーション等の機能とサービスを選択・実行するのに使用することができる。 このため、本発明のコントロール装置により、既存のカーマルチメディア装置の回転プッシュボタンスイッチを不要にするが、2つの回転プッシュボタンスイッチの代わりに、1つの回転プッシュボタンスイッチだけで足りる。 しかしながら、コントローラ部品が削減された場合であっても、システムの取り扱いがより複雑になることはない。 これに対して、第1と第2の回転プッシュボタンスイッチの間でユーザが変更を強制されないので、取り扱いが改善される。 よって、本発明のコントロール装置により人間工学的な改良を実現できる。 好適な実施形態において、回転プッシュボタンスイッチを第1と第2の位置に解除可能に保持する係合手段を設けた。 この手段を設けることは、回転プッシュボタンスイッチが、各々の位置に保持され、所望の位置からのスイッチの意図しない移動を回避できる利点がある。 また、係合手段は、触覚的例えばカチッという音により位置の1つに到達したことをユーザに示す。 別の好適な実施形態において、4つのプッシュボタンが回転プッシュボタンスイッチの周囲に等間隔で配設されている。 こうすることは、コントロール装置の柔軟性、特に異なる制御信号を生成する可能性を増大させることができる利点がある。 別の好適な実施形態において、スイッチおよび/または位置検出部により生成された制御信号を送信する送信機が設けられている。 送信機が無線で制御信号を送信する無線通信部を備えることがより好ましい。 すなわち換言すれば、コントロール装置と電子機器の間にケーブル、ワイヤ等を敷設することなく、コントロール装置は、各電子機器、特にカーマルチメディア装置へ制御信号を送信できる。 これにより、コントロール装置の柔軟性と応用範囲を著しく増大させる。 信号を無線で送受信する標準的なブルーツゥースプロトコルの使用を可能にするブルーツゥース部を送信機が備えることが好ましい。 標準的な既成の部品を利用できるので、データ送信の標準的なブルーツゥースプロトコルを使用することもコストの観点からの利点がある。 しかしながら、本発明のコントロール装置は、データの無線送信に限定されていない。 もちろん、電子機器とコントロール装置の間でケーブル、無線等を介して各制御信号を送信することも可能である。 好適な実施形態において、第1と第2の位置の間で、少なくとも1つ、または2つが好ましい回転プッシュボタンスイッチの摺動を案内・制限する平行で細長い孔がフレームに形成されている。 すなわち換言すれば、回転プッシュボタンスイッチが、例えば、2つのピンにより細長い孔と係合する。 最初に、細長い孔は、回転プッシュボタンスイッチの摺動の制限について停止部材として機能する。 次に、細長い孔が、回転プッシュボタンスイッチを案内して、所定の経路を確実に移動できるようにする。 この細長い孔を形成する利点は、構成上の設計がそれ程複雑でないため、回転プッシュボタンスイッチの摺動を可能にするその他の可能な構成よりも安価で済む。 別の好適な実施形態において、位置検出部に割り当てられ、回転プッシュボタンスイッチの位置を光学的に別の色の光で通知することが好ましい。 すなわち、回転プッシュボタンスイッチの設定位置に応じて、第1の色または第2の別の色で光源が光を出射する。 例えば、スイッチが第1の位置にあるときに、光源が赤色の光を出射し、スイッチが第2の位置にあるときに、光源が緑色の光を出射する。 光源自体は、ユーザの視界に直接入るか、好ましくは、回転プッシュボタンスイッチとその周囲の部品の間の空隙を通して出射するようにコントロール装置内に配設してもよい。 後者の場合、光源は間接照明のように振舞う。 このような光源を設ける利点は、改良された人間工学において見ることができる。 別の好適な実施形態において、回転プッシュボタンスイッチと、任意の4つのスイッチを支持し、フレームと係合して摺動をする支持プレートが設けられている。 すなわち、回転プッシュボタンスイッチ並びにその周囲の任意の4つのスイッチは、装置を保持し、摺動を可能にするフレームと係合して別の支持プレートにより支持される。 このため、第1と第2の位置の間で回転プッシュボタンスイッチと一緒に支持プレートが移動する。 このようにする利点は、非常に強固で、信頼性の高いコントロール装置を実現できることである。 本発明のこの目的は、ダッシュボードへの配設に使用されるフロントパネルと、フロントパネルにより支持されたディスプレイを備え、本発明のコントロール装置に特徴があるカーマルチメディア装置によっても達成できる。 すなわち換言すれば、上記の本発明のコントロール装置は、カーマルチメディア装置の構成要素として使用されるということである。 本発明のコントロール装置により、従来において使用されている2つの回転プッシュボタンスイッチを不要にし、代わりに、第1から第2の位置またはこの逆に回転プッシュボタンスイッチを移動させて2つの異なるモードで動作する1つの回転プッシュボタンスイッチを使用できるようにする。 そのため、2つの回転プッシュボタンスイッチの代わりに、たった1つの回転プッシュボタンスイッチを使用してカーマルチメディアを人間工学的に改良できる。 また、より多くの情報をカーマルチメディア装置のディスプレイに表示できるようにするの装置のサイズを大きくしてもよい。 好適な実施形態において、コントロール装置は、フロントパネルとディスプレイから離して配設されている。 すなわち換言すれば、例えば、コントロール装置は、ダッシュボードの中間および水平部の何処かに配設され(2つの正面座席の間)、ダッシュボードのオーディオ部品に充てられた通常の標準的な位置(搭載スロット)に設置できる。 このようにする利点は、コントロール装置をカーマルチメディア装置のフロントパネル領域内に配設する必要がないため、ディスプレイのサイズをさらに大きくできることである。 下記の説明と添付した図面からさらなる特徴と利点を導出できる。 本発明は、さらに以下の手段を提供する。 (項目2) (項目3) (項目4) (項目5) (項目6) (項目7) (項目8) (項目9) (項目10) (項目11) (項目12) (摘要) 上述した特徴と下記にまだ説明していない特徴は、本発明の範囲を逸脱することなく、各々の組み合わせに使用できるだけでなく、他の組み合わせや分離にも使用できる。 本発明の実施形態は図面に示されており、図面を参照した下記の説明で詳細に説明する。 図1において、カーマルチメディア装置を概略的に示し、参照符号10で示す。 図1が本発明を説明するのに必要なカーマルチメディア装置のこれらの部分だけを示している。 一般的に、カーマルチメディア装置は、複数の構成要素つまり複数の機能とサービスをユーザに提供するのに必要な装置を備えている。 例えば、カーマルチメディア装置は、無線局を選択する無線チューナ装置と、経路案内を提供するナビゲーション装置と、音楽やビデオディスクを演奏するCDとDVDプレーヤ、または電子メール等の複数のインターネットサービスをユーザに提供するインターネット装置を備えている。 これらの構成要素は決して完全とは言えないので、別の機能とサービスを提供するその他の装置を設けてもよい。 カーマルチメディア装置10は、フロントパネル22とフロントパネル装置と一体化されたディスプレイ24を有するフロントパネルユニット20を備えている。 この実施形態において、フロントパネルのサイズは、車両のダッシュボードのDIN ISO装着スロットの収納開口のサイズに適合される。 ディスプレイのサイズは、フロントパネルのサイズにそれぞれ適合され、フロントパネルのほぼ全領域がディスプレイによって占められている。 ディスプレイ22は、ドットマトリックスディスプレイとして好適に設けられている。 ディスプレイ上24に、選択可能メニュー項目等の情報を表示できる。 このメニュー項目は、カーマルチメディア装置10により提供された各機能やサービスを実行するのに必要である。 選択と実行プロセスは、コントロール装置30により実行できる。 概略的に示されたコントロール装置30は、フロントパネルユニット20から離れた車両内に配設され、この装置と無線でやり取りをする。 コントロール装置30とフロントパネルユニット20の間のデータ通信媒体としてブルーツゥースプロトコルを使用するのが好ましい。 コントロール装置30は、回転プッシュボタンスイッチ32を備え、以降において単にRPスイッチと呼ぶことにする。 RPスイッチ32は、2つの異なる機能すなわち回転軸33の周囲を回転させて実行する回転スイッチと、回転軸33の方向に押して実行できるプッシュスイッチを提供する。 矢印34はこの押す方向を示している。 等間隔に配設された4つのプッシュスイッチ36.1〜4がRPスイッチ32の周囲に設けられている。 プッシュスイッチ36は、回転軸33と垂直な1つの平面に配設されている。 プッシュスイッチ36は、矢印35で示すように、回転軸33に平行な方向にこれらのスイッチを押すことで実行できる。 RPスイッチ32と4つのプッシュスイッチ36から構成される装置全体は、回転軸33にも垂直な支持プレート38上に支持または設置される。 このため、このコントロール装置は、全部で5つのプッシュスイッチと1つの回転スイッチを備えている。 コントロール装置30つまりRPスイッチ32、プッシュスイッチ36、および支持プレート38は、フレーム上に摺動可能に配設して(図2を参照して説明する)、第1の位置から第2の位置およびこの逆に移動できる。 この移動方向は、矢印39により示される。 コントロール装置30は、支持プレート38の面の回転軸に平行な面にある回転軸33に垂直な面で移動する。 この実施形態において、コントロール装置30は、第1と第2の位置でそれぞれ保持される。 すなわち換言すれば、コントロール装置30は、押圧力を解除しても、メイン位置または最初の位置に自動的に戻る。 図2aと2bについて説明する。 コントロール装置30が、側断面図で示されており、図1に示す同じ構成要素を同じ参照符号で示す。 上述したように、コントロール装置30は、支持プレート38を支持するフレーム41並びにコントロール装置に必要なその他の構成要素を備えている。 フレーム41は、フレームの内部空間に延びるスイッチ32部を収納する開口45を有するプレート43を備えている。 2つの方向への支持プレート38の平行移動(つまり、プレート43に水平)を同時に可能にしつつ、支持プレート38を支持・保持するのにこのプレート43を使用している。 図2aと2bに関して、スイッチ32,36を有する支持プレート38が左側と右側に移動することができる。 支持プレート38は、支持プレート38の下側に設置され、プレート43を通して延びる案内ピン47を備えている。 プレート43は、案内ピン47を収納する細長い孔が形成されている。 図3aと3bから分かるように、2つの細長い孔49はプレート47の反対側の部分に形成されている。 細長い孔49は、案内ピン47を案内するだけでなく、支持プレート38と2つの方向へのスイッチ32,36の移動を制限する停止手段としても使用される。 図2aにおいて、支持プレート38は、その外側の左側の位置(第1の位置)と、図2bにおいて、その外側の右側の位置(第2の位置)に示されている。 フレーム41の内部空間において、幾つかの電子部品が収納されている。 例えば、RPスイッチ32とプッシュスイッチの切り換えを検出する各々の電子部品は、支持プレート38のすぐ下に設けられており、各スイッチと接触している。 これらの部品を参照符号52で示す。 スイッチ電子部品52に隣接しているのが、位置検出部54である。 この位置検出部54は、支持プレート38とRPスイッチ32の移動を検出するのに使用される。 特に、位置検出部は、第1と第2の位置への到達を検出する。 これに応じて、位置検出部54は、カーマルチメディア装置のフロントパネルユニット20に送信される位置検出信号を生成する。 位置検出部54からだけでなく、全てのスイッチ32,36からも制御信号を送信するために、コントロール装置30は、フレーム41内に設けられた送信機56を備えている。 送信機56は、位置検出部54から制御信号を受信し、これらの制御信号を無線で送信するブルーツゥースプロトコルを使用する。 これらの制御信号を受信するために、フロントパネル装置は受信機を備えている。 もちろん、フロントパネルの送信機56と対応する受信機を、信号の送受信を可能にする送受信部と置き換えることも可能だろう。 これにより、フロントパネルユニット20とコントロール装置30の間での双方向通信が可能になるであろう。 コントロール装置30は、スイッチ32,36により第1と第2の位置に支持プレート38をそれぞれ解除可能に係止するのに使用される係止手段58をさらに備えている。 係止手段58は機械的に動作し、支持プレート38を第1と第2の位置にそれぞれ保持し、支持プレート38へまたはRPスイッチ32へ反対側の所定の力の付与に応じて、支持プレート38との係合を解除する。 コントロール装置30が、カーマルチメディア装置と一緒に使用された場合、加速度力または車両により生成される支持プレート38に作用する力により生じた振動にかかわらず、支持プレート38がその位置を離れないように係合力を選択すべきである。 係止手段58は、支持プレート38がユーザによる手動の実行に応じてのみその位置を確実に離れるようにしなければならない。 コントロール装置30は、支持プレート38の方向に光を出射する光源61を備えている。 この実施形態において、光源61はフレーム41の底部に配設されている。 とはいえ、支持プレート38の方向へ光を出射できるならば、フレーム41内の任意の他の面に光源61を設けてもよいことが理解される。 光源61から出射された光は、フレーム41の開口45と幾つかのスイッチ32、36の間の間隙63を通過する。 光源61は、2つの異なる色の光源、例えば、赤い光源と緑の光源を備えている。 支持プレート38の位置に応じて、光源61は赤い光か緑の光を出射する。 その結果、光の色により支持プレート38の位置をユーザが認識できる。 上述したように、図2bは、第2の位置に支持プレート38を有するコントロール装置を示す。 図2aに対するさらなる差異は光源61の位置である。 図2bにおいて、光源61はフレーム41の底部でなく、プレート43のすぐ近くに設けられている。 図3aと3bにおいて、コントロール装置30の上面図が示されている。 図3aにおいて、支持プレート38とスイッチ32は第1の位置にあり、図3bにおいて、支持プレート38は第2の位置にある。 両方の図から明らかなように、案内ピン47は、フレーム41のプレート43に形成された細長い孔49内で案内される。 案内ピン47が第1の位置の細長い穴49の左端に当接し、第2の位置の細長い穴の右端に当接することも図3a,と3bから明らかである。 また、図3a,3bは、フレームの内部空間から外側に光が通過するスイッチ32,36の間の隙間63を示している。 図1を参照して上述したように、コントロール装置30は、カーマルチメディア、特にフロントパネルユニット20の制御に使用される。 しかし、本発明のコントロール装置30は、他の電子装置例えば単純な車両無線装置や自動車の範囲を超える電子機器の制御にも使用することができる。 コントロール装置30は、支持プレート38、RPスイッチ32、およびフロントスイッチ36.1から36.4が第1の位置から第2の位置へ移動できるようにする。 2つの位置でのこの移動は、第1の位置に割り当てられた第1のスイッチングモードと第2の位置に割り当てられた第2のスイッチングモードの間で切り換えるのに使用される。 この2つのスイッチングモードを使用して、RPスイッチ32と4つのスイッチ36を異なる別のスイッチ装置として使用できる(例えば、従来のマルチメディア装置のフロントパネル上の回転プッシュボタンスイッチの2つの回転ノブ)。 すなわち換言すれば、例えば、第1のスイッチングモードを実行したとき、回転プッシュボタンスイッチ32を音声装置の制御に使用でき、第2のスイッチングモードを実行しとき、メニュー項目を選択するディスプレイ上のカーソルの移動に使用できる。 支持プレート38を第1の位置から第2の位置またはこの逆に単に移動させることで、両方のスイッチングモード間でユーザが容易にが切り換えることができる。 単なる一例として、第1のスイッチングモードにおいて(第1の位置に支持プレートがある)、RPスイッチ32は音量(左または右に回して)を制御し、スイッチを押してシステムをオン/オフさせ、スイッチ36.1から36.4は、電話機能、ナビゲーション機能、CD/DVD機能、およびチューナ機能をそれぞれ実行する。 第2のスイッチングモードにおいて(第2の位置に支持プレート38がある)、RPスイッチ32は、例えば、スイッチを押してメニュー項目を選択し、スイッチ32を押して選択したメニュー項目を実行し、スイッチ36.1から36.4は、後退キー、CD/DVD排出キー、ソフトキー1,2としてそれぞれ機能する。 スイッチへのこの機能の割り当ては、単なる1つの可能性にすぎず、もちろんその他の割り当ても想等し得る。 簡単に要約すれば、本発明のコントロール装置30は、カーマルチメディア装置が好ましい電子機器の非常に容易で人間工学的な制御を可能にするメニューを提供する。 2つの異なる位置の同じコントロール装置を使用して、コントロール装置30は、従来において使用された別のコントロール装置を置き換えることが可能である。 コントロール装置(支持プレート38とスイッチ32,36)を1つの位置から他の位置にユーザが移動でき、その結果、第1のスイッチングモードと第2のスイッチングモードの間で切り換える。 図に示す実施形態は、RPスイッチ32とプッシュスイッチ36を支持する支持プレート38を使用する。 しかしながら、支持プレート38は全く任意であり、本発明を実施するのに必要でないことを当業者は認識する。 回転プッシュボタンスイッチ32とスイッチ36を移動できることだけが必要である。 また、本発明によるコントロール装置は、4つのプッシュスイッチ36から構成する必要はない。 プッシュスイッチ36を備えない回転プッシュボタンスイッチ36だけを有するコントロール装置30を設け得る。 当業者は、発明の広範な教示を様々な形態で実施できることを上記の説明から理解できる。 よって、本発明の特定の実施形態に関して本発明を記載しているが、図面、明細書、およびクレームを精査すると、その他の変形例が当業者に明らかになるので、本発明の実際の範囲はそのように限定すべきでない。 10 カーマルチメディア装置22 フロントパネル30 コントロール装置32 回転プッシュボタンスイッチ36.1〜36.4 プッシュスイッチ38 支持プレート41 フレーム47 案内ピン49 細長孔54 位置検出部56 送信機58 係止手段61 光源 |