Secondary driven shaft control device

申请号 JP2007509630 申请日 2005-04-21 公开(公告)号 JP2007533937A 公开(公告)日 2007-11-22
申请人 ティムケン ユーエス コーポレーション; 发明人 エイ ジョキ、マーク;
摘要 A clutch assembly is provided for a vehicle having at least one primary driven axle supporting a first wheel and at least one secondary driven axle supporting a second wheel. The at least one primary driven axle is driven by a vehicle transmission. The clutch assembly includes a clutch movable between a first position, wherein the transmission engages the at least one secondary driven axle when the first wheel slips and disengages the at least one secondary driven axle when the first wheel does not slip, and a second position, wherein the at least one secondary driven axle engages the transmission to provide engine braking. A single actuator is operable to move the clutch between the first and second positions.
权利要求
  • 第1ホイールを支持する少なくとも一つの一次被駆動軸と第2ホイールを支持する少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリであって、少なくとも一つの一次被駆動軸が車両変速装置によって駆動されるクラッチアセンブリにおいて、第1ホイールがスリップしたときに少なくとも一つの二次被駆動軸と係合し、第1ホイールがスリップしていないときに少なくとも一つの二次被駆動軸と離合する変速装置の第1位置と、少なくとも一つの二次被駆動軸が変速装置と係合してエンジン・ブレーキを提供する第2位置間を可動であるクラッチと;第1位置と第2位置間でクラッチを移動するように作動可能な単一アクチュエータとを備えるクラッチアセンブリ。
  • 単一アクチュエータが、単一ソレノイドを含む請求項1のクラッチアセンブリ。
  • 単一アクチュエータが、第1状態と第2状態を有し、またアクチュエータが少なくとも一つの二次被駆動軸と結合されたプレートを含み、アクチュエータが第1状態にあるときにこのプレートが少なくとも一つの二次被駆動軸と自由に回転し、第1および第2位置の一つにクラッチを移動させ、またアクチュエータが第2状態にあるときにこのプレートプレートは少なくとも一つの二次被駆動軸との回転を実質上阻止し、第1および第2位置の他方にクラッチを移動させる請求項1のクラッチアセンブリ。
  • プレートが第1プレートであって、アクチュエータが、第1プレートと摩擦係合する第2プレートをさらに含み;さらに、少なくとも一つの二次被駆動軸と係合する内面と、クラッチ内部レースを支持する外面を有する駆動スリーブと、変速装置に関連し、これによって駆動されるキャリアにおいて、クラッチ内面レースと整列されたクラッチ外部レースを支持する内面を有し、クラッチ外部レースが一連のローラ・ポケットを規定する隔置リッジを有するキャリアと、クラッチ内部レースと外部レース間でそれぞれローラ・ポケット内に配置された複数のローラと、クラッチ内部レースと外部レース間に回転可能に支持され、クラッチ内部レースと外部レース間に延長する複数のフィンガーを含み、少なくとも一つのフィンガーが近接ローラ間に延長するケージとを含み、第2プレートが突出部を含み、キャリアと係合して複数のフィンガーを選択的に移動させ、これによってそれぞれのローラ・ポケット内でローラをシフトさせて第1および第2クラッチ位置を達成する請求項3のクラッチアセンブリ。
  • 第2プレートが第1プレートと係合する第1摩擦パッドとクラッチ内部レースと係合する第2摩擦パッドを含む請求項4のクラッチアセンブリ。
  • 第1および第2摩擦パッドが概して環状をなし、異なる直径を有する請求項5のクラッチアセンブリ。
  • 第2プレートが第1プレートとクラッチ内部レース間に挟持されている請求項4のクラッチアセンブリ。
  • 単一アクチュエータがさらにソレノイドを含み、ソレノイドがアクチュエータを第1状態に位置付けるように付勢せれ、ソレノイドがアクチュエータを第2状態に位置付けるように消勢される請求項3のクラッチアセンブリ。
  • 第1ホイールを支持する少なくとも一つの一次被駆動軸と第2ホイールを支持する少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリであって、少なくとも一つの一次被駆動軸が車両変速装置によって駆動されるクラッチアセンブリにおいて、第1ホイールがスリップしたときに少なくとも一つの二次被駆動軸と係合し、第1ホイールがスリップしていないときに少なくとも一つの二次被駆動軸と離合する変速装置の第1位置と、少なくとも一つの二次被駆動軸が変速装置と係合してエンジン・ブレーキを提供する第2位置間を可動であるクラッチと、第1および第2状態を有するとともに、少なくとも一つの二次被駆動軸と結合されたプレートを有するアクチュエータにおいて、前記アクチュエータが第1状態にあるときに、プレートが第1および第2位置の一つにクラッチを移動させるように少なくとも一つの二次被駆動軸との回転が自由であり、前記アクチュエータが第2状態にあるときに、プレートが少なくとも一つの二次被駆動軸との回転を実質上阻止して第1および第2位置の他方へクラッチを移動させるアクチュエータとを備えるクラッチアセンブリ。
  • アクチュエータが単一ソレノイドを含む請求項9のクラッチアセンブリ。
  • ソレノイドが付勢されてアクチュエータを第1状態に位置付けし、ソレノイドが消勢されて第2状態にアクチュエータを位置付けする請求項10のクラッチアセンブリ。
  • プレートが第1プレートであって、アクチュエータが、第1プレートと摩擦係合する第2プレートをさらに含み、さらに、少なくとも一つの二次被駆動軸と係合する内面と、クラッチ内部レースを支持する外面を有する駆動スリーブと、変速装置に関連し、これによって駆動されるキャリアにおいて、クラッチ内面と整列されたクラッチ外部レースを支持する内面を有し、クラッチ外部レースが一連のローラ・ポケットを規定する隔置リッジを有するキャリアと、クラッチ内部レースと外部レース間でそれぞれローラ・ポケット内に配置された複数のローラと、クラッチ内部レースと外部レース間に回転可能に支持され、クラッチ内部レースと外部レース間に延長する複数のフィンガーを含み、少なくとも一つのフィンガーが近接ローラ間に延長するケージとを含み、第2プレートが突出部を含み、キャリアと係合して複数のフィンガーを選択的に移動され、これによってそれぞれのローラ・ポケット内でローラをシフトさせて第1および第2クラッチ位置を達成する請求項9のクラッチアセンブリ。
  • 第2プレートが第1プレートと係合する第1摩擦パッドとクラッチ内部レースと係合する第2摩擦パッドを含む請求項12のクラッチアセンブリ。
  • 第1および第2摩擦パッドが概して環状をなし、異なる直径を有する請求項13のクラッチアセンブリ。
  • 第2プレートが第1プレートとクラッチ内部レース間に挟持されている請求項12のクラッチアセンブリ。
  • 少なくとも一つの一次被駆動軸と少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリであって、少なくとも一つの一次被駆動軸が車両変速装置によって駆動されるクラッチアセンブリにおいて、二次被駆動軸と係合する内面とクラッチ内面レースを支持する外面を有する駆動スリーブと、車両変速装置に関連し、これによって駆動されるキャリアにおいて、クラッチ内部レースと配列されたクラッチ外部レースを支持する内面を有し、クラッチ外部レースが、一連のローラ・ポケットを規定する隔置内方向延長リッジを有するキャリアと、クラッチ内部レースと外部レース間にローラ・ポケットのそれぞれ一つ内に配置された複数のローラと、クラッチ内部レースと外部レース間に回転可能に支持され、クラッチ内部レースと外部レース間に延長する複数のフィンガーを含み、少なくとも一つのフィンガーが近接ローラ間に延長するケージと、駆動スリーブによって回転可能に支持されたブレーキ・プレートと、ブレーキ・プレートの回転を選択的に係合し阻止するように構成されたソレノイド・アーマチュアと、駆動スリーブによって回転可能に支持されるとともにケージと回転可能に係合する摩擦プレートにおいて、クラッチ内部レースと係合する第1直径の第1摩擦パッドと、ブレーキ・プレートと係合する第1直径よりも大きい第2直径の第2摩擦パッドを有する摩擦プレートとを備えるクラッチアセンブリ。
  • 前記クラッチアセンブリが、第1ホイールを支持する少なくとも一つの一次被駆動軸と第2ホイールを支持する少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両に結合され、少なくとも一つの一次被駆動軸が車両変速装置によって駆動され、ソレノイド・アーマチュアがブレーキ・プレートの回転を阻止したときに前記クラッチアセンブリが第1位置をとり、これによって変速装置は第1ホイールがスリップしたときに少なくとも一つの二次被駆動軸と係合し、第1ホイールがスリップしていないときに少なくとも一つの二次被駆動軸を離合する請求項16のクラッチアセンブリ。
  • ソレノイド・アーマチュアがブレーキ・プレートと係合せず、回転を阻止したときにクラッチアセンブリが第2位置をとり、これによって少なくとも一つの二次被駆動軸が変速装置と係合してエンジン・ブレーキを提供する請求項17のクラッチアセンブリ。
  • 说明书全文

    本発明は一次被駆動軸および二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチに関する。 より詳しく説明すると、本発明は二次被駆動軸のオーバーライド係合を制御するための電動双方向ローラ・クラッチに関する。

    全地上車両のための四輪駆動システムにおいて、オーバーランニング・クラッチは、一次軸車輪が優れた牽引を有し、一次軸車輪がスリップしたときに、二次被駆動軸に対してフリーホイールを許容する。 しかし、オーバーランニング・クラッチは下り坂操作で惰性走行する。 これは補助軸に対してもエンジン・ブレーキまたは負性駆動トルクを提供する利点がある。 再発行RE38,012を伴う米国特許第5,971,123号は、オーバーランニング・クラッチを制御する二つ以上のコイルまたはアクチュエータを有することによってこの状況を処理する。

    再発行RE38,012を伴う米国特許第5,971,123号

    本発明は、一次軸でホイール・スリップ中二次軸と係合し、かつ、二次軸と係合してエンジン・ブレーキを導くようにオーバーランニング・クラッチを制御可能な単一アクチュエータを含むオーバーランニング・クラッチアセンブリを提供する。 単一アクチュエータと共動することによって、オーバーランニング・クラッチアセンブリの設計が簡略化されるとともに全体コストが低減される。

    一実施形態において、本発明は第1ホイールを支持する少なくとも一つの一次被駆動軸と第2ホイールを支持する少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリを提供する。 少なくとも一つの一次被駆動軸は車両変速装置によって駆動される。 クラッチアセンブリは、第1ホイールがスリップしたときに少なくとも一つの二次被駆動軸と係合し、第1ホイールがスリップしていないときに少なくとも一つの二次被駆動軸と離合する変速装置の第1位置と、少なくとも一つの二次被駆動軸が変速装置と係合してエンジン・ブレーキを提供する第2位置間を可動であるクラッチアセンブリを含む。

    別の実施形態において、本発明は第1ホイールを支持する少なくとも一つの一次被駆動軸と第2ホイールを支持する少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリを提供する。 少なくとも一つの一次被駆動軸は車両変速装置によって駆動される。 クラッチアセンブリは、第1ホイールがスリップしたときに少なくとも一つの二次被駆動軸と係合し、第1ホイールがスリップしていないときに少なくとも一つの二次被駆動軸と離合する変速装置の第1位置と、少なくとも一つの二次被駆動軸が変速装置と係合してエンジン・ブレーキを提供する第2位置間を可動であるクラッチアセンブリを含む。 クラッチアセンブリは第1および第2状態を有するアクチュエータをさらに含む。 このアクチュエータは、少なくとも一つの二次被駆動軸と結合されたプレートを有する。 プレートは少なくとも一つの二次被駆動軸との回転が自由で、アクチュエータが第1状態にあるときクラッチを第1および第2位置の一つに移動させ、アクチュエータが第2状態にあるときプレートは少なくとも一つの二次被駆動軸との回転を実質上阻止してクラッチを第1および第2位置の他方に移動させる。

    さらなる実施形態において、本発明は少なくとも一つの一次被駆動軸と車両変速装置によって駆動される少なくとも一つの一次被駆動軸を伴った少なくとも一つの二次被駆動軸を有する車両のためのクラッチアセンブリを提供する。 このクラッチアセンブリは二次被駆動軸と係合する内面とクラッチ内部レースを支持する外面を有する駆動スリーブを備える。 車両変速装置に関連するとともにこれによって駆動されるキャリアが、クラッチ内部レースと配列されたクラッチ外部レースを支持する内面を有する。 クラッチ外部レースは、一連のローラ・ポケットを規定する隔置内方向延長リッジを有する。 複数のローラがクラッチ内部レースと外部レース間でローラ・ポケットのそれぞれ内に配置されている。 クラッチ内部レースと外部レース間に回転可能に支持されたケージが、クラッチ内部レースと外部レース間に延長する複数のフィンガーを含み、少なくとも一つのフィンガーが各対の近接ローラ間に延長する。 ブレーキ・プレートが駆動スリーブによって回転可能に支持され、またソレノイド・アーマチュアがブレーキ・プレートと選択的に係合され、その回転を阻止する。 摩擦プレートが駆動スリーブによって回転可能に支持され、ケージと回転可能に係合する。 この摩擦プレートはクラッチ内部レースと係合する第1直径の第1摩擦パッドと、ブレーキ・プレートと係合する第1直径よりも大きい第2直径の第2摩擦パッドを有する。

    本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明は次の説明または次の図面に示す要素の構造および構成の詳細にその適用を制限しないことを理解すべきである。 本発明は他の実施形態が可能であり、また種々の方法で実施され、または実行される。 さらに、本明細書で使用された表現および用語は説明を目的とし、限定するものではない。 「含む」、「備える」または「有する」およびその変形表現は本明細書では以後に取り上げた語句、およびその等価表現だけでなく付加的な語句を包含する。 特定または限定しない限り、語句「取り付けられた」、「連結された」、「支持された」、および「結合された」およびその変形表現は広範に使用され、また直接的および間接的取付け、連結、支持および結合に使用される。 さらに、「連結された」、および「結合された」は物理的または機械的連結または結合に限定されない。

    本発明は添付図面を参照して説明し、同様の番号は全体を通して同様の要素を表わす。 例えば、「頂部」、「底部」、「右」、「左」、「前」、「前方向」、「前方の」、「後ろ」、「後方」および「後方の」のようなある一定の用語は、次なる説明において関連説明を明確にするためのみに使用し、これに限定することを意図していない。

    図1を参照して、本発明による双方向オーバーランニング・クラッチアセンブリ100を共動する駆動システムの一実施形態の概略を示す。 この駆動システムは変速装置112、一次駆動シャフト114、一次差動装置116および一次ホイール122を駆動する第1および第2一次被駆動シャフト118、120を含む。

    駆動システムは、またスプライン連結部材のような当業者にとって既知の従来手段によって双方向オーバーランニング・クラッチアセンブリ100に回転可能に連結された二次駆動シャフト124を含む。 オーバーランニング・クラッチアセンブリ100は、次にホイール130に固定された二つの二次被駆動シャフト126、128を回転可能に駆動する。 オーバーランニング・クラッチアセンブリ100は車両によって支持されたハウジング1を含む。

    双方向オーバーランニング・クラッチアセンブリ100の詳細を次に図2〜6に関して説明する。 図2を参照して、キャリア2がハウジング1内でベアリング(図示せず)によって支持されている。 キャリア2が従来方法で二次被駆動シャフト124に連結されるとともにこれによって駆動される。 オーバーランニング・クラッチアセンブリ100は、二つのクラッチ機構を含み、各々二次被駆動シャフト126、128用である。 各クラッチ機構は、それぞれの車両ホイール130に固定されたそれぞれの二次被駆動シャフト126、128と係合するように構成された駆動スリーブ3を含む。 図示を簡略化するために、ただ一つの駆動スリーブ3およびクラッチ機構の関連要素のみを図2に示す。 他の駆動スリーブ3およびクラッチ機構の関連要素は図示したものと鏡像をなし、以下に説明するような同様の方法でキャリア2と関連する。

    駆動スリーブ3はブッシング7およびローラ・ベアリング8によって半径方向に支持されている。 キャリア2の内周面にクラッチ外部レース4が固定されている。 駆動スリーブ3の外周面にクラッチ内部レース5が固定されている。 外部レース4の内周面にポケットが形成された多数の長手方向リッジ16が形成され、ここにローラ6が配置されている。 各ローラ6間にケージ14のスプリング・フィンガー17が配置されている。 駆動スリーブ3によって回転可能に支持された摩擦プレート13は、内部レース5上でフランジ19と接触する小径の概して環状摩擦パッド18と、ブレーキ・プレート12と接触する大径の概して環状摩擦パッド20と、ケージ14と回転可能に係合する突出部21を有する。 図3はケージ14および摩擦プレート13を示す。 図2を参照し直して、ブレーキ・プレート12が駆動スリーブ3によって回転可能に支持され、ソレノイド15のアーマチュアによって回転可能にブロックできる外周面上に突出部22を有する。 図示される実施形態において、ソレノイド15のアーマチュアがばね荷重され、その消勢された状態が突出部22と係合し、ブレーキ・プレート12の回転をブロックする。 円板ばね11が、摩擦プレート13の両摩擦パッド18、20に抗して軸を保持する。 スラスト・ベアリング10が、低摩擦で軸力の伝送を許容する。 シール9がベアリング10を収容する。

    図2、4および5を参照して、ソレノイド15のアーマチュアが消勢され、ブレーキ・プレート12の回転を阻止する。 非回転ブレーキ・プレート12が摩擦プレート13の大径摩擦パッド20上のドラグ・トルクを引き起こし、このドラグ・トルクは直径差のために小径パッド18のドラグ・トルクよりも大きくなる。 結果的に、ソレノイド15のアーマチュアが消勢され、キャリア2の回転と対向する正味ドラグ・トルクが生成され、摩擦プレート13の突出部21がケージ14と係合し、フィンガー17が力をローラ6に対して反時計方向に印加する(図4および5参照)。 一次軸における優れた牽引力により、二次軸ホイール130がより高い駆動率のためにより早く走行する。 これは駆動スリーブ3の相対的時計方向回転(図4で二重矢印によって示すように)に起因する。 反時計方向に力が印加されたローラ6が、駆動スリーブ3と内部レース5をスリップさせる。 これは強い牽引力があるときのオーバーランニング状態である。 このオーバーランニング状態において、変速装置112は軸126に対して駆動係合せず、または動力を伝達しない。 牽引力が弱いときは、駆動スリーブ3と内部レース5が、この駆動スリーブ3と内部レース5の相対的反時計方向回転にあるキャリアよりも遅く稼動するようにされる(図5で二重矢印によって示すように)。 ケージ14がローラ6を反時計方向に、内部レース5と外部レース4両方と接触し、外部レース4と内部レース5との接触点の接線間に形成された浅い3から6度の度に保持し、ローラ6が強い力でロックし、キャリア2が軸126を駆動する。 これが変速装置112を軸126と駆動係合するとともに動力を伝達することになる。 同じ摩擦が逆回転に発生する。

    図2と6を参照すると、車両は下り坂を走行し、エンジン・ブレーキが望まれる。 制御システムがソレノイド15を付勢して、アーマチュアを図2で示す位置から上方向に移動させ、ブレーキ・プレート12上の突出部22と離合させ、これによって摩擦プレート13との摩擦接触のためにブレーキ・プレート12を回転させる。 摩擦プレート13上の小径パッド18と内部レース5上のフランジ19間の摩擦が維持され、図6に示すドラグ力を引き起こし、摩擦プレート13、従ってケージ14が駆動スリーブ3との回転を試行する。 この結果、ケージ・フィンガー17がローラ6を時計方向に押しやり、外部レース4に関して駆動スリーブ3の時計方向運動が生じる(図6で二重矢印によって示すように)。 ローラ6および軸126がここでエンジン・ブレーキのためにキャリア2を駆動する。 換言すれば、軸126が変速装置112と係合し、結果としてエンジン・ブレーキとなる。 同じ機能が逆回転に発生する。

    本発明の種々の特徴を特許請求の範囲で説明する。

    本発明と共動する車両における一つの駆動系実施形態を概略的に示す図である。

    本発明を実施する軸心の部分断面図である。

    ケージおよび摩擦プレートの部分斜示図である。

    オーバーランニング・モードにあるクラッチを示す概略図である。

    ロック・モードにあるクラッチを示す概略図である。

    ブレーキ・ロック・モードにあるクラッチを示す概略図である。

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