Integrated fuel delivery system

申请号 JP2006041955 申请日 2006-02-20 公开(公告)号 JP2006258096A 公开(公告)日 2006-09-28
申请人 Walbro Engine Management Llc; ウォルブロ エンジン マネージメント リミテッド ライアビリティー カンパニー; 发明人 DOUYAMA YOSHIAKI; GRIFKA KERRY E; ISRAELSON KEVIN L; ROCHE RONALD H;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a multi function fuel pump module of an integrated fuel delivery system for an internal combustion engine including a universal structure pod supporting a fuel pump, a motor and a reversible filter cartridge, reducing number of components which varies based on application, and materializing a low cost pressure regulator.
SOLUTION: A fuel delivery system 20 for an internal combustion engine has a fuel tank 22 which defines an access hole 28 with a cover provided on a top wall 30 or a bottom wall 32 of the tank. The module has the universal pod in the fuel tank and the pod erects between a top part and the bottom wall. The pod has the fuel pump stored in a first bore and has the reversible filter cartridge stored in a second bore. The filter cartridge has a fuel filter member and an integrated pressure regulator. Pressurized fuel goes out of the pump and flows in the second bore through a fuel passage of the pod, and fuel flows through the reversible cartridge filter and the pressure regulator, and flows to each port of the second bore as supply or bypass fuel. The fuel pump module is provided and the module reduces number of components which varies based on application and materializes the low cost pressure regulator.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 燃料ポンプモジュールであって、該燃料ポンプモジュールは、燃料タンク内に配置され、該燃料タンクの頂部のアクセスホールを覆う頂部フランジにより保持され、又は、該燃料タンクの底のアクセスホールを覆う底フランジにより保持され、該燃料ポンプモジュールは、
    安定した直立状態に配置され、該頂部又は底フランジにより支持された構造用ポッドと、
    該ポッドに形成された第一ボアと、
    該第一ボアは、底燃料入口ポートを有する径方向内側に突出する底肩部に、軸方向下向きに面し、
    該底肩部に軸方向に当接した、該第一ボア内に配置された燃料ポンプと、
    該ポッドに形成された第二ボアと、
    該第二ボアは該第一ボアから径方向外側に離間しており、
    該第一・第二ボアの間を径方向に通じて、加圧燃料を該燃料ポンプから該第二ボアに送るための燃料流路と、
    該燃料流路からの加圧燃料を濾すための、該第二ボアに配置されたフィルタカートリッジと、を具備したことを特徴とする上記燃料ポンプモジュール。
  • 前記濾された燃料の圧力を制御する、前記フィルタカートリッジ内に統合された圧力調整器を具備した請求項1記載の燃料ポンプモジュール。
  • 前記第二ボア内に同心に配置され、前記ポッドから径方向に離間した、前記フィルタカートリッジに設けられた円筒形フィルタ部材と、
    該フィルタ部材は相対する一対の環状端を有し、
    環状第一リテーナと、
    該第一リテーナは、該環状端の一方にシールするように軸方向に係合し、前記ポッドにシールするように径方向に係合し、
    環状第二リテーナと、を具備し、
    該第二リテーナは、該環状端の他方にシールするように軸方向に係合し、前記ポッドにシールするように径方向に係合した、請求項2記載の燃料ポンプモジュール。
  • 前記第一リテーナに形成され前記フィルタ部材の前記環状端の一方をシールする連続溝と、前記第二リテーナに形成され前記フィルタ部材の前記環状端の他方をシールする連続溝と、を具備した請求項3記載の燃料ポンプモジュール。
  • 中央孔を有する、前記第二リテーナの環状ベースセグメントと、
    該ベースセグメントに同心に取り付けられたドームセグメントと、
    該ドームセグメントは、内向きにバルブチャンバを形成し、迂回燃料孔を有するバルブシートを有し、
    前記第二リテーナに設けられたガイドセグメントと、
    該ガイドセグメントは、該ベースセグメントに取り付けられ、前記バルブチャンバ内に軸方向に延在し、
    前記圧力調整器に設けられた偏倚閉鎖されるバルブヘッドと、を具備し、
    該バルブヘッドは、該バルブチャンバ内に該ガイドセグメントにより滑動可能に支持されたバルブシャンクを有する、請求項4記載の燃料ポンプモジュール。
  • 前記ガイドセグメントに軸方向の面する、前記バルブヘッドに設けられた環状棚と、
    前記圧力調整器に設けられた圧縮スプリングとを具備し、
    該圧縮スプリングは、前記バルブシャンクの周りに配置され、前記ガイドセグメントと該環状棚との間に圧縮された、請求項5記載の燃料ポンプモジュール。
  • 燃料ポンプモジュールであって、該燃料ポンプモジュールは、燃料タンク内に配置され、該燃料タンクの頂部壁及び底壁を有して、内燃エンジン用の統合型燃料送給装置の燃料室を部分的に形成し、該燃料ポンプモジュールは、
    ユニバーサルポッドと、
    該ユニバーサルポッドは安定した直立状態にフランジにより支持され、該フランジは該燃料タンクの該頂部壁又は底壁に配置されたアクセスホールを覆い、
    該ポッドに形成された収容ボアと、
    該ポッドに形成され該収容ボアと通じる対向ボアと、
    可逆フィルタカートリッジと、
    該可逆フィルタカートリッジは、フィルタを通した供給燃料を該内燃エンジンに流すための主端リテーナと、迂回燃料を該燃料室に戻すための相対する副端リテーナとを有し、両該リテーナは、該ボア内で該ポッドとシールするように当接し、
    該主端リテーナに設けられた軸方向外側に延在するカラー部と、を具備し、
    該カラー部は、該アクセスホールが該燃料タンクの該頂部壁に配置された場合に、該対向ボア内で該ポッドとシールするように当接し、該カラー部は、該アクセスホールが該燃料タンクの該底壁に配置された場合に、該フランジに形成された供給燃料チャネル内で該フランジとシールするように当接した、ことを特徴とする上記燃料ポンプモジュール。
  • 前記主及び副端リテーナの軸方向に配置されたフィルタ部材を具備した請求項7記載の燃料ポンプモジュール。
  • 前記フィルタ部材は円筒形であり前記ポッドから径方向内側に離間し、前記主及び副端リテーナは略輪状である、請求項8記載の燃料ポンプモジュール。
  • 前記ポッドに形成された第一ボアと、
    該第一ボアから径方向外側に配置された第二ボアと、
    該第二ボアは前記収容ボアであり、
    該第一ボア内に配置された燃料ポンプと、
    前記ポッドに形成され該第一ボアを該第二ボアに通じて、加圧燃料を該燃料ポンプから送る燃料路と、を具備した請求項9記載の燃料ポンプモジュール。
  • 内燃エンジン用の統合型燃料送給装置であって、
    燃料タンクと、
    該燃料タンクは、部分的に燃料室を形成する頂部壁及び底壁と、該燃料タンクの該頂部又は底壁に配置されたアクセスホールとを有し、
    フランジと、
    該フランジは該燃料タンクにシールするように連結され、該フランジは該アクセスホールを覆い、該フランジは燃料を送給するための該フランジを貫通するチャネルを有し、
    ユニバーサルポッドと、
    該ポッドは、該フランジにより保持され、該燃料室内に配置され、第一ボアと第二ボアとを有し、
    該ユニバーサルポッドの該第一ボア内に配置された燃料ポンプと、
    該ユニバーサルポッドの該第二ボア内に少なくとも部分的に配置された可逆フィルタカートリッジと、
    該ポッド内に形成された燃料路と、
    該燃料路は該第一ボアを該第二ボアに通じて加圧燃料を該燃料ポンプから該第二ボアに流し、
    該フィルタカートリッジに設けられた環状主リテーナと、
    該主リテーナは該第二ボア内で該ポッドにシールするように係合し、該主リテーナは孔を有して、該フィルタを通過した加圧供給燃料が該第二ボアの一端を通って該燃料タンクから流れ出るように構成され、、
    該フィルタカートリッジに設けられた環状副リテーナと、
    該副リテーナは、該主リテーナから軸方向に離間し、該第二ボア内で該ポッドにシールするように係合し、該副リテーナは孔を有して、該フィルタを通過した迂回燃料が該第二ボアの他端を通って該燃料タンクに戻り、
    該フィルタカートリッジに設けられたフィルタ部材と、を具備し、
    該フィルタ部材は該主・副リテーナの間にシールするように軸方向に連結され、該フィルタ部材は該燃料路を該主・副リテーナの該孔から隔離した、ことを特徴とする上記装置。
  • 前記第一ボア内に配置され前記燃料ポンプに機械的に連結されたポンプモータと、
    前記ポッドに形成され、冷却及び潤滑用に、限られた加圧迂回燃料を該燃料ポンプから該モータ内に送るための迂回燃料路と、を具備した請求項11記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記燃料路は前記第一・第二ボアの間を径方向に通じる請求項11記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記ポッドに形成され上方から前記第二ボアに軸方向に通じる対向ボアと、
    前記主リレーナに形成され前記第二ボア内で前記ポッドにシールするように係合する環状基部と、
    前記主リレーナに設けられた軸方向に延在するカラー部と、を具備し、
    該カラー部は、前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記頂部壁に配置された場合に、該対向ボア内で該ポッドとシールするように当接し、該カラー部は、前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記底壁に配置された場合に、前記チャネル内で前記フランジとシールするように係合した、請求項11記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記フィルタ部材は円筒形であり、その両端の各々は前記主・副リテーナの各々にシール係合した、請求項11記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記頂部壁に配置された場合に、前記ユニバーサルポッドとシールするように当接する、前記第二ボアを覆う底カバーと、
    該底カバーに形成された孔と、を具備し、
    該孔は前記第二リテーナの孔に通じて、迂回燃料を前記燃料室に戻すように構成された、請求項11記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記ユニバーサルポッドから外側に一体に突出する複数の隆起タブと、
    前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記頂部壁に配置された場合には、前記底カバーに設けられた複数のフレキシブルアームと、を具備し、
    各該アームは、各前記隆起タブとスナップばめされるスロットを有し、
    前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記底壁に配置された場合には、前記フランジに設けられた複数のフレキシブルアームと、を具備し、
    各前記アームは、各前記隆起タブとスナップばめされるスロットを有する、請求項16記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記頂部壁に配置された場合に、前記フランジと前記ポッドとの間で連結された少なくとも一つのストラットを具備した、請求項17記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記対向ボアと通じる、前記ポッドに設けられた燃料出口金物と、
    燃料供給チューブと、を具備し、
    該チューブは、前記チャネルで該出口金物と前記フランジとの間で係合するように配置され、前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記頂部壁に配置された場合に、供給燃料を前記タンクから送出するように構成された、請求項14記載の統合型燃料送給装置。
  • 前記アクセスホールが前記燃料タンクの前記底壁に配置された場合に、前記出口金物に取付けられたディフレクタを具備し、該ディフレクタは、迂回燃料の散乱を調整する、請求項19記載の統合型燃料送給装置。
  • 说明书全文

    この発明は、一般的には内燃エンジン用の統合型燃料送給装置に関し、より詳しくは、その装置の多機能燃料ポンプモジュールに関し、そのポンプモジュールは、燃料ポンプとモータと可逆フィルタカートリッジとを支持するユニバーサル構造ポッドを有する。

    自動車の燃料ポンプモジュールは、一般的には燃料ポンプとポンプモータとフィルタと圧調整器と有し、燃料タンク内に配置されている。 そのモジュールは、典型的には燃料タンクのアクセスホールを通して配置され、そのアクセスホールをシールして覆うフランジにより支持される。 燃料送給装置の用途により、既知の燃料ポンプモジュールは、互いに広く相違している。 例えば、モジュールの多くは、燃料タンクの頂部を通って挿入され、頂部フランジに取付けられる。 一方、モジュールの極少数は、燃料タンクの底を通って挿入され、底フランジに取付けられ、典型的には自動二輪車の燃料タンクの用途に使用され、ウォルブロ エンジン マネッジメント社が譲受人である2003年8月5日に出願された米国特許出願第10/634258号に開示されていて、この開示をここで引用する。

    不都合には、その様々な用途では、それらモジュール、特にそれらモジュールの支持構造は異なっている。 例えば、その支持構造のデザインは、取り付けフランジが燃料タンクの頂部又は底に設けられるかにより、大きく影響を受ける。 更に、支持構造の相違は、出口フィルタと圧力調整器における設計の相違に影響し、それらは互いに分離していて、モジュール構造により個々に支持される。 異なるシステムに関して異なるモジュール要素が必要であることは、設計・製造コストを増加し、一般的には保守・修理作業を複雑にする。 更に、各モジュール要素を分離して配置することは、燃料流用の余分の配管と金物を必要とし、モジュールの全体寸法を増加し、それは小型燃料タンクには不都合である。 小型燃料タンクでは、アクセスホールの寸法はタンク構造の連続のために小さくし、燃料タンクから漏れる燃料蒸気を少なくする必要がある。

    内燃エンジン用の燃料送給装置が燃料タンクを有し、そのタンクは覆い付きアクセスホールを具え、そのアクセスホールは好ましくはそのタンクの頂部壁又は底壁の何れかに設けられる。 多機能燃料ポンプモジュールは、燃料タンク内にユニバーサルポッドを有し、そのポッドは好ましくは頂部・底壁の間に略鉛直に延在して安定して直立し、種々の燃料タンクの用途に使用され、アクセスホールは頂部壁又は底壁に設けられるか否かに係わらない。 そのポッドは、その第一ボアに燃料ポンプを収容し、その第二ボアに可逆フィルタカートリッジを収容し、好ましくはそのフィルタカートリッジは、燃料フィルタ部材と一体型圧力調整器を収容する。 燃料はポッドの底孔を通って燃料ポンプに入り、加圧された燃料はポンプを出て、ポッドの燃料路を通って第二ボアに流れ、そこで、燃料は可逆カートリッジフィルタと圧力調整器とを通って流れ、燃料はそのモジュールから押し出されて、第二ボアの各ポートを通って、供給及び迂回燃料として流れる。 燃料ポンプとフィルタカートリッジは、ユニバーサルポッドと関連して使用され、それは燃料タンク内のアクセスホールの位置に係わらない。

    アクセスホールが燃料タンクの頂部壁に配置される場合の用途では、燃料ポンプモジュールはその孔を覆う頂部フランジを使用する。 頂部フランジは燃料供給路を有して、加圧燃料をタンクから、第二ボアの上部孔を介して、ポッドと頂部フランジとの間の連結されたフレキシブルチューブを通して流す。 カートリッジは好ましくは底カバーにより第二ボア内に保持され、その底カバーは、ポッドに固定され、下側ポートを有する。 圧力調整器に調整される余剰又は迂回燃料は、その下側ポートを通って流れて燃料タンク室に戻る。 アクセスホールが燃料タンクの底壁に位置している適用例では、燃料ポンプモジュールは底フランジを使用し、好ましくはその底フランジは、頂部フランジと同じ形状であり、底アクセスホールを覆い、加圧燃料を燃料供給路を通ってタンクから送るように構成されている。

    カートリッジが一体型圧力調整器を収容する適用例では、カートリッジの方向は、頂部フランジの場合と比べて、逆向きにされ、供給燃料は概して下向きに、下側ポート・燃料路を通って流れ、迂回燃料を上側ポートを通って略上向きに流して燃料タンク室に戻す。 底フランジを適用した場合は、底カバーは好ましくは使用されず、底フランジが、好ましくは底カバーと同様な方法でポッドに固定される。

    この発明の目的・特徴・利点に関連して、燃料ポンプモジュールが提供され、その燃料ポンプモジュールは、より丈夫であり、用途に柔軟性があり、経済的で、用途により変わる部品数を減らし、低コストの圧力調整器を可能にする。 更に、そのモジュールは分解可能であり、保守が容易であり、丈夫・コンパクトで耐久性・信頼性があり、比較的簡明なデザインであり、経済的に製作・組立ができ、有効使用寿命が長い。

    この発明のこれら及び他の目的・特徴・利点は、以下の好適実施例の詳細な記載・請求項の記載・添付図面から明らかになる。

    図面を詳細に説明すると、図1〜7は、内燃エンジン用の燃料送給装置20を図示し、その装置は、燃料タンク22を有し、そのタンクは燃料室24を形成し、その燃料室内に配置された多能燃料ポンプモジュール26を有する。 燃料ポンプモジュール26の様態は、反転、及び又は、回転した配置が可能であり、それは燃料タンク22のアクセスホール28がタンクの頂部壁30又は底壁32に配置されることによる。 この説明では、アクセスホール28を有する燃料タンク22に関する様態を先ず説明する。

    図1〜3に明瞭に図示したように、燃料タンク22の頂壁30に配置されたアクセスホール28は、頂部フランジ34によりシールされるように覆われる。 燃料タンク22の燃料室24内に頂部フランジ34から固定され吊るされた、二つスプリング付勢された緩衝部材又は鉛直移動可能ストラット36が、ユニバーサル構造ポッド40のストラットガイド38内に滑動係合して、そのポッドを支持し、そのタンク壁が少し撓み、広がり、又は接触しても、そのポッドの底壁42が燃料タンク22の底壁32に対して保持される。 ポッド40は多くの構成品を収容し支持する。 それらの構成品は、燃料ポンプ44と、そのポンプに連結された電気モータ46と、可逆フィルタカートリッジ48とを含む。 フィルタカートリッジ48は、フィルタ部材50と一体型圧力調整器52とを収容する。 燃料はポッド内を通って各構成品の間を流れて、従来のホース・チューブ・金物の必要をなくす。 電力線53が頂部フランジ34のシールグロメット55を通って電気モータ46に導かれる。

    ポッド40は内側円筒第一面54を有し、その第一面54は第一ボア56を形成し、第一ボア56の中央軸58は略鉛直に延在している。 ポッド40は又内側円筒第二面60を有し、その第二面60は第二ボア62を形成し、第二ボア62は第一ボア56から径方向外側に離間し、その中央軸64は第一ボア56の中央軸58と略平行である。 燃料ポンプ44、電気モータ46は第一ボア56内に組み付けられ、フィルタカートリッジ48は第二ボア62内に組み付けられる。

    製作中に、燃料ポンプ44の構成品は、好ましくは開いた頂端66を通して第一ボア56内に組み付けられ、内側円筒第一面54から径方向に一体に内側に突出する連続底肩68に置かれる。 燃料ポンプ44が組み付けられた後に、電気モータ46が燃料ポンプ44の上から第一ボア56内に挿入され、燃料ポンプ44に連結される。 電気モータ46は、一対の軸受けで回転軸支された駆動シャフト57を具えた電機子を囲む固定子を有する。 開端66は端キャップ70によりシールされ、端キャップ70は好ましくは軸受けの一つを保持する。 少なくとも一つの電力線53が端キャップ70を通って延設される。 運転時、燃料はポッド40の連続底肩68により概して形成された底ポート72を通って流れ、加圧された燃料が、燃料ポンプ44を出て燃料路74を通って第二ボア62内に流れる。 燃料路74は、ポッド40により形成された第一・第二面54、60を通って通じる。

    図2〜4に明瞭に示すように、フィルタカートリッジ48は、好ましくはフィルタ部材50から径方向内側に位置する一体型圧力調整器52と、予め組立てられる。 フィルタ部材50は、軸方向に、矢印78で示すエンジン供給燃料を流す逆煙突状主端リテーナ76と、矢印82で示す迂回燃料を流すためのフィルタカートリッジ48の副端リテーナ80との間に配置される。 各ディスク状端リテーナ76、80は、円形溝84(図4に明瞭に示す)が形成され、互いに軸方向に相対してフィルタ部材50の両端86をシールし、そのフィルタ部材を円筒第二面60から径方向内側に間隔をあけて、濾過効率とフィルタ面積を最適にする。 この構造は、第二ボア62内でフィルタ部材50の移動を妨げて、燃料がフィルタ部材50を迂回するのを防止する。

    主端リテーナ76は逆さボール状基部88を有し、基部88は円筒形内面90とカラー部94とを有する。 内面90は部分的に燃料洞92を形成し、燃料洞92は圧力調整器52によりシステムの運転圧力に維持される。 カラー部94は基部88から上向きに突出して、燃料洞92と軸方向に通じる燃料出口路96を形成する。 カラー部94は、ポッド40に続く円筒第三面100により形成された対向ボア98内に突出している。 基部88の円筒外面102は、周方向に連続した環状連続溝104を有して、そこに弾力性シール又はO−リング106が座して、第二ボア62の円筒第二面60をシールする。 カラー部94の外側円筒面108は、周方向に連続した環状連続溝110を有して、そこにO−リング112が座して、対向ボア98の円筒第三面100をシールする。 同様に、副端リテーナ80のベースセグメント116の外側円筒面114は、周方向に連続した環状連続溝118を有して、そこにO−リング120が座して、第二ボア62の円筒第二面60をシールする。 この三個のO−リング106、112、120と、主端リテーナ76、副端リテーナ80に対するフィルタ部材50のシール配置により、燃料路74から流れる燃料の全てが濾されて燃料洞92に入る。

    濾された後、燃料洞92に入った燃料は、カラー部94の燃料出口路96を通り、ポッド40の上向きに突出する鉤付ニップル122を通り、ニップル122にプレスばめされたフレキシブルチューブ124を通り、エンジンに流れる。 フレキシブルチューブ124は上向きに延設されていて、頂部フランジ34から下向きに突出する同様のニップル126に連結している(図2に明瞭に示す)。 フレキシブルチューブ124から、燃料はフランジ路128を介してそのタンクから流れ出る。 その系統の燃料圧力が、燃料ポンプ44により過剰になると、圧力調整器52が開いて燃料82を迂回させて、燃料洞92から副端リテーナ80を通って燃料室24に流す。

    図4に明瞭に示すように、好ましくは一体に形成された主端リテーナ76とは相違して、副端リテーナ80は、バルブヘッドガイド130と、圧力調整器52の予組立て時にベースセグメント116にプレスばめされたドーム132とを保持する。 組立時に、ドーム132は、軸方向にベースセグメント116から上向きに同心に突出して、フィルタ部材50から径方向内側に離間している。 このように、燃料洞92は、軸方向に、主端リテーナ76と、副端リテーナ80のベースセグメント116の輪状面134との間に形成される。 輪状面134は、環状溝84とドーム132との間に径方向に形成されている。 ドーム132は、内向きに圧力調整器52の内側バルブチャンバ136を形成して、下向きに突出するシャフト又はシャンク140に取付けられた拡幅バルブヘッド138を収容し、圧縮スプリング142により偏倚閉鎖される。 バルブヘッドガイド130は、内側バルブチャンバ136内に同心に配置されて、ベースセグメント116から、径方向内側で、延在している。 シャンク140は圧縮スプリング142を通って同心に延在する。 圧縮スプリング142は、バルブヘッドガイド130と、拡幅バルブヘッド138の環状肩144との間に、軸方向に保持されている。 拡幅バルブヘッド138の弾力性円錐先端146は、環状肩144に対面し、ドーム132に設けられたバルブシート148を弾力的にシールする。 ドーム132は開口150を有し、開口150は系統圧の燃料洞92とタンク圧の内側バルブチャンバ136との間を通じる。

    燃料圧が過剰になると、圧縮スプリング142は圧縮され、拡幅バルブヘッド138がバルブシート148から下向きに軸方向に離れるように動く。 迂回燃料82は開口150を通って流れて内側バルブチャンバ136を通って下向きに流れ、ベースセグメント116の孔152を通り底壁42の少し大きい孔154を通って第二ボア62から出る。

    製作中に、底壁42の、少なくとも一つ好ましくは三つの上向きに突出するフレキシブルアーム156が、ポッド40にスナップばめされて、第二ボア62内にフィルタカートリッジ48を保持する(図1、3に明瞭に示す)。 各フレキシブルアーム156はスロット158を有して、ポッド40から外側に突出する隆起タブ160を収容して、底壁42を定位置に止める。 図3に明瞭に示すように、ポッド40は冷却用路162を有し、燃料ポンプ44からの迂回燃料流を制限し、電気モータ46の固定子と電機子との間で層状燃料流を可能にして、効率を改善し、モータのブラシと整流子の付着物を減らす。

    図6、7を説明すると、タンクのアクセスホール(非図示)が底壁にある場合に、底フランジ34'はそのホールを覆う。 燃料ポンプモジュール26'は、この場合は、支持ストラットは必要なく、ポッド40のストラットガイド38は使用されない。 更に、底壁42は使用されず、何故ならば、底フランジ34'がフィルタカートリッジ48を所定位置に固定する。 好ましくは、ポッド40の隆起タブ160が、底フランジ34'に上向きアーム156'のスロット158'内にスナップばめされる。 図示されていないが、頂部フランジ34と底フランジ34'は同一でも良く、アーム156'等の特徴を有して、それらの特徴は、アクセスホールがタンクの頂部又は底にあるかにより使用が決められる。

    前述のように、フィルタカートリッジ48は上下逆にされ、カラー部94と各O−リング112は、底フランジ34'の対向ボア98'に挿入されて、底フランジ34'の燃料出口路128'に軸方向に通じて、概して同心に位置する。 送給燃料78'は第二ボア62の底から出る。 迂回燃料82'は第二ボアの頂部を通り、対向ボア98とニップル122とを通って出る。 好ましくは、ディフレクタ166がニップル122にナップばめされ、タンク給油キャップが突然外された場合に、燃料が散乱してタンクからでるの防ぎ、燃料ポンプ入口フィルタ(非図示)に燃料が散乱して流入するのを防ぐ。

    図8を説明すると、燃料ポンプモジュール26”の他の様態が図示されていて、前述のフィルタカートリッジにから外側に向けて搭載された圧力調整器52”を有する。 ある燃料装置の用途では、圧力調整器が特別な正確な仕様が必要な場合に、この構成が好ましい。 この様態では、フィルタカートジ48の、拡幅バルブヘッド138と、シャンク140と、ドーム132と、バルブヘッドガイドリッ130と、圧縮スプリング142とは、カートリッジに組込まれないで、フィルタ部材50と端リテーナ76、80が使用される。 圧力調整器52”は、燃料洞92に通じるニップル122に連結される。

    ここで開示した発明の形態は、現在好適な実施例を構成していて、多くの他の実施例が可能である。 ここでは、この発明の全ての同等な形態又は変化例を説明することを意図していない。 ここで使用した術語は、説明用のもので発明を限定することを意図していない。 本発明の骨子の範囲内で、種々の変化例が可能である。

    統合型燃料送給装置の側面図であり、その装置は本発明を具現する燃料ポンプモジュールを有し、そのモジュールは頂部アクセスホールを具えた燃料タンクに使用される。

    図1の線2−2に沿った燃料ポンプモジュールの横断面図である。

    図2の長円3で囲んだ燃料ポンプモジュールの部分拡大横断面図である。

    その燃料ポンプモジュールの可逆フィルタカートリッジの分解断面図である。

    図3の線3−3に沿った、燃料ポンプモジュールの下端図である。

    燃料タンク内に使用される統合型燃料送給装置の第二実施例の横断面図であり、その燃料タンクは底アクセスホールを有し、一方、第一実施例と同じ燃料ポンプモジュールの様態を使用している。

    図6の線7−7に沿った、燃料ポンプモジュールの上端面図である。

    統合型燃料送給装置の第三実施例の斜視図である。

    符号の説明

    20、20” 燃料送給装置 22 燃料タンク 24 燃料室 26、26'、26” 燃料ポンプモジュール 28 アクセスホール 30 頂壁 32 底壁 34 頂部フランジ 34' 底フランジ 36 ストラット 38 ストラットガイド 40 ポッド 42 底壁 44 燃料ポンプ 46 電気モータ 48 フィルタカートリッジ 50 フィルタ部材 52、52” 圧力調整器 53 電力線 54 円筒第一面 55 シールグロメット 56 第一ボア 57 シャフト 58 中央軸 60 円筒第二面 62 第二ボア 64 中央軸 66 開端 68 底肩 70 端キャップ 72 底ポート 74 燃料路 76 主端リテーナ 78、78' 供給燃料 80 副端リテーナ 82、82' 迂回燃料 84 円形溝 86 両端 88 基部 90 内面 92 燃料洞 94 カラー部 96 燃料出口路 98、 98' 対向ボア 100 円筒第三面 102 円筒外面 104 環状連続溝 106 O−リング 108 外側円筒面 110 環状連続溝 112 O−リング 114 外側円筒面 116 ベースセグメント 118 環状連続溝 120 O−リング 122 ニップル 124 フレキシブルチューブ 126 ニップル 128、128' フランジ路
    130 バルブヘッドガイド 132 ドーム 134 輪状面 136 内側バルブチャンバ 138 拡幅バルブヘッド 140 シャンク 142 圧縮スプリング 144 環状肩 146 円錐先端 148 バルブシート 150 開口 152 孔 154 孔 156、156' アーム 158、158' スロット 160 隆起タブ 162 冷却用路 166 ディフレクタ

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