Fluorine-based reaction and separation system |
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申请号 | JP50431998 | 申请日 | 1997-06-26 | 公开(公告)号 | JP4050321B2 | 公开(公告)日 | 2008-02-20 |
申请人 | ユニヴァーシティ オブ ピッツバーグ; | 发明人 | パトリック イェーガー; ピーター ウィプフ; デニス ピー カーラン; スン ヨウン キム; アルミド シュトゥーデル; マサヒデ ハシノ; ルアー サビーン ハディーダ; ラファエル フェルリット; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | すくなくとも第1の有機化合物と第2の有機化合物を含有する混合物に対して行う分離方法であって、該方法は、 a. 前記第1の有機化合物をフッ素化反応成分と選択的に反応させ、前記第1の有機化合物にフルオラス基を結合させてフッ素含有化合物を得るステップ、ここで前記フルオラス基は、有機/フッ素系相分離技術によって前記第2の化合物から前記フッ素含有化合物を分離することができるのに充分なフッ素を含有する、 b. 前記フッ素含有化合物を有機/フッ素系相分離技術によって前記第2の化合物から分離するステップとを有することを特徴とする方法。 さらに前記フッ素含有化合物を反応させて前記第1の化合物を再生するステップを有する請求項1に記載の方法。 前記第1の有機化合物及び前記第2の有機化合物は、前記第1の有機化合物に前記フルオラス基が選択的に反応させる際に混合される請求項1に記載の方法。 前記フッ素含有化合物は、少なくとも20重量%のフッ素を含有する請求項1に記載の方法。 前記フッ素含有化合物は、少なくとも50重量%のフッ素を含有する請求項1に記載の方法。 前記有機/フッ素系相分離技術は、有機/フッ素系液相−液相抽出を含む請求項1に記載の方法。 前記フッ素化反応成分は、化学式が XM[(R)(Rf)] 3 であって、Xは、H,F,Cl,Br,I,N 3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,ヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,アルケニル基,アルキニル基,アシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,又はOOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge又はSnであり、R 1及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。 Xは、Br,F,又はOHであり、Rは、-CH 2 CH 2 -であり、Rfは、-C 6 F 13又は-C 10 F 21であることを特徴とする請求項7に記載の方法。 前記有機/フッ素系相分離技術は、有機/フッ素系固相抽出を含んでいる請求項1に記載の方法。 |
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说明书全文 | 関連参照文献本出願は、1996年6月28日出願の米国特許出願第08/871,945号、名称「フッ素系反応システム」の一部係属出願であり、上記出願の開示内容は、本件出願明細書の記載に含まれるものとする。 6 F 14異性体の混合物である。 FC−72及びFC−77は、3Mから市販のものが利用できる。
2雰囲気中、パーフロロメチルシクロヘキサン(フッ素系可溶溶媒)とトルエン(有機可溶溶媒の液体2相混合物中で下記のように行われる。
(fluorous)成分または分子の フルオラス基(fluorous group:フッ素基 )の存在下で、 フルオラス基を有する化合物と フルオラス基を有しない化合物を分離するための技術を言う。 このような技術としては、フッ素系液体と有機液体との簡単な抽出を含むものであるが、これに制限されるわけではない。 フッ素含有相はまた、そこから分離される液体又は固体のフッ素成分を含有する。 また、向流分配及び「固相抽出」も含有するものである。 固相抽出としては、例えば高度にフッ素化されたポリマー又は有機又は有機/水といった移動相と組み合わせた固定相を用いるものを挙げることができる。 結合された固定相を有するクロマトグラフ材料としては、例えば「S-OSi-(Me) 2 (CH 2 ) n Rf」(ここで、「S」は、シリカゲルと言った標準的な担体であり、「n」は、2又は3であり、Rfは、直鎖又はパーフロロアルキル基である)が知られている。 これらの固定相のいくつかのものは、(すなわちフッ素系固定相)市販の(例えばフルオリックス(Fluorix)(登録商標)カラムが、キーストーンサイエンティフィック(Keystone Scientific)社(USA)及びNEOS Co.(日本)と言った会社からのものが利用できる。高度にフッ素化された化合物は、有機又は有機/水が移動相として流された場合に、これらのカラムによって強固に保持され、有機化合物は、通過することが知られている。例えば、HAHビレー(Biliet)等、ジャーナルオブクロマトグラフィー(J.Chromat.)、第218巻、第443頁、1981年、及びGEベレンセン(Berendsen)等、アナリティカルケミストリー(Anal.Chem.)、第52巻、1990頁、1980年を参照されたい。しかしながら、フッ素系移動相による溶離は、保持されたフッ素系化合物をすべて放出させる。好ましい場合には、標準的な「通常」(シリカ、アルミナ等)又は「逆相」(C18)固定相を用いることができるが、この理由としては、フッ素基の存在は、フッ素基を含有しないものに比べて著しくフッ素基を含有するものの、流動性を変化させることを挙げることができる。すべての好ましい有機/フッ素系相分離技術は、フッ素系化合物と非フッ素系化合物の分離を比較的簡単にさせる。
3 CH 2 OHは、2相混合物を形成する)が、このようなハイブリッド有機/フッ素系溶媒は、単独でも、又は別の溶媒との組み合わせにおいても有機/フッ素系可溶化液相を形成するためには有用である。 ハイブリッド有機/フッ素系溶媒の例としては、ベンゾトリフロリド(BTF;C 6 H 5 CF 3 )、トリフロロエタノール、p−クロロベンゾトリフロリド(ClC 6 H 4 CF 3 )及び1,4−ビス(トリフロロメチル)ベンゼン(CF 3 C 6 H 4 CF 3 )を挙げることができるが、これらの化合物に限定されるわけではない。 ハイブリッド有機/フッ素系溶媒と有機溶媒及び/又はフッ素系溶媒の本発明における均一混合物としては、BTF/CH 2 Cl 2 ,H 2 O/BTF/THF/アセトン、BTF/FC−72、BTF/FC−72/エーテルを挙げることができる。 ハイブリッド有機/フッ素系溶媒は、有機溶媒とも水とも2相混合物を形成しないハイブリッド有機/水系溶媒、例えばアルコール(例えば有機部分と水性(水様)部分とを有する(CH 3 CH 2 OH))と幾分か類似している。
d (Rf) eを有するフッ素領域を有するように修飾されている。 (Rf) eは、少なくとも1つのフッ素系基でありeは、整数である。 (R) dは、例えば炭化水素と言った有機スペーサ基であり、このスペーサ基は、存在していても良く又は存在していなくとも良く、dは、少なくともゼロに等しい整数である。 溶媒システムはまた、実質的に有機反応成分又は複数の反応成分を実質的に溶解させ、1つ以上の反応を含む反応スキーム内において有機生成物へと変換するように適合化されている。
dは、H及びCを含有していても良く、又O,N,S,P,As,Siの他、追加のH及びCを主鎖又は置換基に有する基を含有していても良い。 概ね、(R) dは、(Rf) eに比較して、水素原子がリッチとされていることが好ましい。 dは、少なくともゼロ又はどのような整数とされていることが好ましい。 dは、4より小さな整数であることがより好ましく、dは、0,1,2,3とされていることが最も好ましい。 多くの場合には、有機スペーサグループは、フッ素基の強い電子吸引性のため、好ましく、又必要とされる。 フッ素含有基と反応性成分との間にスペーサ基として炭化水素基(例えば-CH 2 -CH 2 -基)を加えることは、反応成分のフッ素含有基の電子吸引性効果を低減させる。 ある場合には、フッ素含有基の電子吸引性は、反応成分に対して全く効果を有しないか又は有用な効果を有しない。 このような場合には、上述の有機スペーサ基を用いないこともできる(すなわちd=0である)。
d (Rf) e ] z 、ここに、Qは、標準的な反応成分であり、Z>1である。)を含んでいても良い。 このフッ素含有領域は、フッ素含有反応性成分の同一の原子に結合されていても良く、又フッ素反応性成分の別の原子に結合されていても良い。 充分なフッ素含有領域を用いて、残留するどのようなフッ素含有反応成分及び又はどのようなフッ素含有バイプロダクトでも有機/フッ素相分離技術によって有機目的生成物から分離されるようにすることが好ましい。 しかしながら、アンダーラインで示す反応性成分Qの化学活性は、フッ素部分(Rf) eの付加によってはわずか又は全く変化しないことが好ましい。
2 CH 2 MgBrといったグリニャール試薬と知られたスズ電気吸引性基Cl 3 SnXとを結合させることである。 このような結合は、直接的又は1つ以上の付加的な変換を通して行うことができる。 ここで、1つの基Xは、フッ素含有反応成分[RfCH 2 CH 2 ] 3 SnXの新しい部類を生成するために置換することができる。 有機化学において、この基Xを互いに交換することは、当業者には周知であり、スズ前駆体において生成X基の求核性前駆体をX基のみを残して(例えばハロゲン又はトリフレート(triflate))スズ前駆体(例えばアルコールのスタンニル化)により反応させる反応か、又はスズ求核体(X=金属)を生成X基に付加又は置換する(例えばスタンニル金属とアリルハライドとを置換する)反応か、又はスズSnX結合を多重結合に付加する反応(例えば、アルケン又はカルボニル基の水素スタンニル化)等、多くの種類によって行うことができる。 同様にして、別の求核体及びスズ吸電子体の別の部類を使用して、スズに別のフッ素置換基を試薬に関連させつつ導入することもできる。 類似の変換は、概ね関連するシリコン及びゲルマニウム反応成分の合成にも適用することができる。
3 MX(ここで、Mは、Si,Ge,Snであり、Xは、有機化合物との反応を行わせる原子又は基である)の有機反応は、ルーチンとして当業者によって行われており、多くの異なった有機変換が行われている。 これらの反応成分によるほとんどの反応は、均一の液相中で行われることが好ましい。 これらの反応成分に類似のフッ素系反応体[(Rf) e (R) d ] 3 MXは、同様に均一の液相で行われることが好ましい。 例えば、試薬[C 6 F 13 CH 2 CH 2 ] 3 SiX(ここで、本発明で説明する方法において、ハイドロシリレーション及び還元(X=H)又はシリレーション(C=Cl)の反応を行うために用いるためのXが、H及びClのものが既知であり、これらは、標準的な(非−フッ素含有)試薬R 3 SiX(X=H又はClであり、R=アルキル基又はシクロアルキル基である)と同様にして用いられる。同様にして、フッ素含有アリル基、ビニルスズ基、アリル基及びビニルシラン反応性分は、典型的なイオン性アリレーション及びビニレーション、フッ素含有アリル基及びビニルスズ反応成分は、典型的なラジカルアリレーション及びビニレーションと同様に用いることができる。これらは、化学的に知られたスズ、ゲルマニウム、シリコン等多くものから選択した数少ない例示にすぎない。
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,例えばアリール基と言った環状基、例えば置換されたアリール基と言った置換された環状基、例えばヘテロアリール基と言った置換されたヘテロ環状基、又は例えば置換されたヘテロアリール基と言った置換されたヘテロ環状基といった環状基である。 このような環状基は、炭素原子が5〜25とされていることが好ましい。
3 ,OM'((R')(Rf')) 3又はOOM'((R')(Rf')) 3であって、M'は、Si,Ge,Snとされていることが好ましい。 R 1及びR 2は、それぞれの独立に同一であっても異なっていても良く、H、直鎖又は分岐鎖のアルキル基、置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基、環状アルキル基、置換された環状アルキル基、アルキルスルフホニルオキシ基(alkylsulfonyloxy group)、パーフロロアルキルスルホニルオキシ基(perfluoroalkylsulfonyloxy group)、アシル基、置換されたアシル基、パーフロロアシルオキシ基(perfuluoroacyloxy group)とされていても良い。 R及びR'は、それぞれ独立しており、同一でも異なっていても良く、炭素数1〜6のアルキレン基又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基である。 Rf及びRf'は、それぞれ独立しており、同一でも異なっていても良く、炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基、炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基、炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、このヒドロフロロアルキル基は、各フッ素原子2つあたりに1つの水素原子を含有している。
n H 2n -(例えば-CH 2 CH 2 -)であり、水素原子は、1価の置換体によって置換されていても良い。
3 ,OH,OSn(CH 2 CH 2 Rf) 3 、アリル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、2−ピリジル基又は2−フリル基である。
3
d (Rf) e ]) zにおいて、d=e=1及びz=3であることが好ましい。 (R)は、炭化水素基であり、-CH 2 CH 2 -基であることが好ましい。 Mは、シリコン、ゲルマニウム、スズを含む群から選択されることが好ましい。 Xは、有機置換体と反応する際に含まれる原子又は基である。 これらの反応成分は、合成において、多くの異なった方法で用いられるとともに、後述するように有機分子を精製するために用いられる。
3で与えられるフッ素化試薬と反応が行われる、この試薬は、所望により過剰に用いることができる。 有機/フッ素系可溶化液相内での反応の後、適切な共溶媒を添加することにより有機−フッ素系抽出/分離を行い、有機液相中に目的生成物、及び過剰のフッ素化試薬とこれから生成した生成物をフッ素系液相中に得る。 この方法は、既存の方法に対して目的生成物の精製を容易にするばかりではなく、再使用できる元の試薬へと再生するために好適な状態でフッ素化副生成物を回収することを可能とする。 ある場合には、元の試薬は、直接的に再生される。 したがって、精製及び廃棄の双方のコストが低減できる。
6 F 13 CH 2 CH 2 ) 3 SnH]を合成した。 与えられたフッ素スズヒドリド試薬3の名前は、トリス(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフロロオクチル)スズヒドリドである。 この試薬は、「標準的」な(すなわち非−フッ素化された)スズヒドリド試薬とラジカル還元において極めて類似した挙動を示すことが見出され、さらには著しい実際上の(及び又エコロジー的な)効果を通常用いられる化合物トリブチルスズヒドリド、トリス(トリメチルシリル)シリコンヒドリド、及びそれらに関連する試薬に対して示すことを見出した。 検討を加えた反応においては、ハイブリッド有機/フッ素系溶媒としては、ベンゾトリフルオリド(BTF、C 6 H 5 CF 3 、トリフロロメチルトルエン)又はベンゾトリフルオリドをtert−ブタノールに混合したものを用い、均一反応媒体すなわち相を得た(有機/フッ素系可溶化液相である)。 均一な液相溶媒は、有機溶媒とフッ素系溶媒とを混合したものが知られており、また本発明の反応に用いることができる。 フッ素系試薬が実質的に可溶な有機溶媒(例えばヘキサン、THF及び/又はエーテル)はまた、用いることができる。 ベンゾトリフルオリド(BTF)は、好ましい特徴及び低コストのために用いた。
2 Cl 2 ,47mg,EtOAc,104mg;CHCl 3 ,141mgである。
2 Cl 2 )により、スズ生成物を分離し、アダマンタンを90%の収率で単離した(GC積分値により決定した)。 この量論的な手法の下で、フッ素化スズヒドリド試薬3は、ハライドに比較して数多くの別の官能基を還元した。 これが図1に示されている。 これらの基質において、ニトロ基、フェニルセレノ基(phenylseleno)、又はキサンテン(xanthate)基は、水素により置換された。
3 1.3eqivとを用い、BTF及びtert−ブタノールの1/1混合物中において還流させて行った。 この手法は、ストーク(Stork)によって行われた非フッ素含有スズヒドリドの「標準的」反応に類似した手法である。 ストーク,G及びシェア(Sher),PM、ジャーナルオブアメリカンケミカルソサエティー(J.Am.Chem.Soc.)、第108巻、303頁、1986年を参照されたい。 約3時間後、1−ブロモアダマンタンの還元は完了した。
1 H NMR及び 19 F NMRによる分析(検出限界の見積もりは、1〜2%である)によれば、塩化メチレン相の残査からは、いかなるフッ素化された生成物も検出されなかった。 同様に、フッ素系抽出物中には、アダマンタンは全く検出されなかった。 フッ素系抽出物の残査は、5回再利用して、触媒的作用の収率の低下を招かずにブロモアダマンタンを還元できた。 分離実験においては、フッ素化スズヒドリド試薬3の1%程度でも1−ブロモアダマンタンを良好に還元できた。 比較例としての実験では、上述した条件下で約24時間かけても1−ブロモアダマンタンは、NaCNBH 3単独によっては還元できなかった。
2 CH 2 C 6 F 13 ) 3の構造の化合物が代表的なスティーレカップリングにおいて分配性を有しており、本発明におけるフッ素化合成スキームのすべての効果を与えながらバイアリール類及びジアリールメタン類を形成することができることを見出した。 本検討によれば、液相結合合成の明らかな分野の新規な任意性を開示することができる。
6 H 5 CF 3を等量部用いた溶媒の双方を用いて均一液相反応(観測により判定した)を行わせ、80℃において充分な反応速度を得た(<22時間)。 DMF/THF混合物(1/1)は、標準実験のために用いた。
2 (PPh 3 ) 2 、3equivのLiClとを1/1DMF/THF(1mL)中に混合し、80℃に加熱した。 反応は、個々の容器内で5つのグループに分けて行った(すべての5つのパートナーに対して一つのスズ試薬を用いた)。 約22時間後、各混合物をエバポレータによって溶媒を留去し、その後水(上層)ジクロロメタン(中層)FC−72(下層)の3相中で分配した。 FC−72相を留去して、フッ素化スズクロリド8(C 6 F 13 CH 2 CH 2 ) 3 SnClを得た(80〜90%)。 フッ素化スズクロリド8の残査の10〜20%は、ほとんど有機相中に残留していた。 所望により、この残査量は、FC−72によって洗浄することによって除去することが可能であった。 回収されたフッ素化スズクロリド8は、ルーチン的に再利用することができた。 有機相を留去して、粗有機生成物を得、これをさらにプレパラティブTLCによって精製して主にクロスカップリングされたバイアリール体又はジアリールメタン6をスズ反応体によって得られる対称的なバイアリール体7(5〜10%)を少量としつつ、得ることができた。 この対称的バイアリール体は、標準的なスティーレカップリングにおける共通のバイプロダクトである。
d (Rf) e ] gに付加される。 図5は、親核置換反応により、この付加を行うのが示されている。 この例示は、単に1一例として示したものにすぎない。 標準的な別の多くの反応を用いることができる。 ある場合には、このフッ素タグはそれ自体又はタギングプロセス自体を「標準」(すなわち非フッ素系)保護基として用いることができる。 例示的な標準的保護基としては、例えばグリーネ(Greene),TW及びウッツ(Wuts),PGMによる「有機合成における保護基」(Protective Groups in Organic Synthesis)、ワイリー−インターサイエンス:ニューヨーク、1991年に開示されているものを挙げることができる。 本発明のこのフッ素タギング法は、しかしながら上述した設計に制限されるわけではない。 例えば、別の手法においてはフッ素タグは、最終生成物中における別の原子又は基の代わりに用いることができる。
d (RF) e ] gは、フッ素領域(又は複数の領域)(R) d (Rf) e部分(R,Rf,d,eは、上述したと同一であり、gは、1以上の整数である。)を有機分子Oに連結させるためのリンカLを有している。 ある場合には、1分子あたり1つ以上のタグを有していることが望ましく、又これらのタグは同一でも異なっていても良い。 Rは、上述したように存在していても存在していなくとも良い。 リンカLは、同様に存在していても存在していなくとも良いが、リンカLの存在は、フッ素タグを付加・除去するための良好な手段となるため多くの場合に好ましい。 リンカLは、どのような標準的な原子又は官能基とされていても良く、有機又はフッ素系でも良く、標準的な反応条件において付加又は必要に応じて除去することができることが好ましい。
3 CH 2 NO 2及びPhNCO)、フロキサンダイマー、必然的に生じるsym-ジフェニル尿素(PhNHCONHPh)副生成物がすべて有機化合物であるため、特に試みる必要がある。 分離のため、クロマトグラフ法が通常用いられている。
2 CH 2であり、dは、1であり;Rfは、C 6 F 13であり;eは、1であり;gは、3である。
2 Cl 2 (中層)FC−72(下層)を用いる3相液相抽出を含むものである。 未反応のアルコールを含有する有機相及びアミンヒドロブロミド(amine hydrobromide)(及びこれらの基質の場合には幾分かのアルコール)を含有する水相を捨て、フッ素含有相を濃縮して所望するフッ素化タグされたシリルエーテル11を得た。 この段階で、この方法によればタグされた生成物11からの有機基質10の分離が容易になるが、これは、過剰のアルコールを意図的に用いるためである。 いくつかの例又は低分子量のアルコールすべてについては、過剰のアルコールは、蒸留段階において除去される。
3 =Pr及びMe)又はフイスゲン法(R 3 =tBu又はPh)条件の下で行った。 完結させるために必要な及び分離の際に意図的に不純物を与えるため、すべての試薬を4倍から10倍過剰に用いて行った。 フィスゲン反応は、CH 2 Cl 2中で行い、フッ素化された置換体11の溶媒としては、完全に溶解させるものではないが(裸眼で観測した)、ムカイヤマ反応では、ベンゾトリフルオリド(トリフロロメチルベンゼンC 6 H 5 CF 3 )中で行うので、基質11は、完全に溶解していた。 反応後、3相抽出をベンゼンを有機相抽出溶媒として用いたことを除き上述したようにして行った。 水(中層)及び有機相(上層)を再度捨て、フッ素含有相(下層)をその後有機物(及び無機物)不純物が実質的に含まない状態で環状アダクト12を得た。
2 O中室温においてHF・ピリジンにより脱シリル化して除去した。 このフッ素タグを除去した後、アンモニウムクロリド水溶液(上層)CH 2 Cl 2 (中層)FC−72(下層)の最終的な3相抽出において有機相は、所望する生成物を含有していた。 CH 2 Cl 2相を蒸発させた後、最終生成物13が得られ、この最終生成物13は、高収率であるとともに、さらにどの様な精製を必要としないほど高純度であった。 全シーケンスを結晶化又はクロマトグラフィーを用いずに行い、3つの段階がシーケンスとされている13a〜eについて分離された全収率が、それぞれの最終生成物に対して図7に示されている。 単離された後の収率は良好であり(13dの場合には、低収率の原因は、材料の蒸発による損失である)、特に故意に量論的な誤りを生じさせるように大量のバイプロダクトを形成するようにしたにもかかわらずGC純度は極めて良好である。 興味深いことに13eについて得られたanti/syn比は、通常の(非フッ素系)トリアルキルシリルエーテルを用いるニトリルオキシドのシクロ付加において得られる比とほぼ一致した。 これについては、ホーク(Houk),KN等ジャーナルオブアメリカンケミカルソサエティー(J.Am.Che.Soc.)、第106巻、3880〜82頁、1984年を参照されたい。
2 CH 2 C 6 F 13 ) 3を形成するものと仮定して反応させる。 このシラン体は、第1の抽出によりフッ素系相内に所望するシリルエーテルとして抽出される。 しかしながら、これはCsFとは反応しないため、アルコールが有機相へとスイッチングされて、戻された場合には、第2の抽出の間はフッ素系相内に残留する。 このため、シリルエーテル14は、「一時的にフッ素化され」るが、シランは、「本来がフッ素親和性」であることによる。 これらは、したがって2つの異なったトリガにより引き起こされることになる。 その1つはフッ素系相内へのスイッチングでありもう1つのフッ素系相外へのスイッチングである。
6 F 13 CH 2 CH 2 ) 3 SnCl8であり、これは最終的なフッ素系相から容易に取り去ることができ高収率で再利用することができる。
7 =tol)がほとんど定量的に得られる。
7 =tol)は、ブロム化物を含有しない実験とほぼ同一の収率で単離され、また純度を得ることができる。
8 NH 2 、アルデヒドR 9 CHO、イソニトリルR 10 NCよりも大過剰に(概ね17equiv)用いている(アミン及びアルデヒドは、縮合してイミンを形成することが知られており、例示のためには、予めイミンを形成しておくことも又いくつかの実施例では好適である)。 次いで、2相抽出(ベンゼン/FC−72)及びフッ素系相を蒸留してフッ素化されたウジ生成物を得た(図示せず)。 未反応物又は一部が反応した成分及びバイプロダクトは、有機相中に残留させた。 さらに精製することなく、フッ素化されたウジ生成物をテトラブチルアンモニウム(TBAF)を用いて脱シリル化した。 抽出精製によってフッ素化されたタグ及びこれ以外の別のフッ素化された化合物が分離され、有機ウジ生成物21から分離され、さらに最終的な有機相を蒸留することによって単離した。 生成物のシリーズにおける収率及び純度は、図12に示されている。 これらの収率及び純度は、特に生成物21が混合物中において全部で52のモル当量のうち4当量しか用いられていない反応であることを考慮すれば驚くべきことである。 したがって、反応成分から得られる未反応成分及びバイプロダクトは、元の粗反応生成物の主要部を占めていることになる。
4 Cl溶液で加水分解し、有機相を5%Na 2 S 2 O 3溶液及び脱イオン水により洗浄し、その後無水MgSO 4上で乾燥させた。 この溶媒を蒸発乾固させた。 主要なバイプロダクトであるビス(1,4−パーフロロヘキシル)ブタンを真空蒸留(87〜92℃,0.2mmHg)によって除去した後、得られた残査を中性アルミナを用いヘキサンによるカラムクロマトグラフィーで精製して純粋な化合物1a(56.1g,86%)を無色のオイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.41(s,5H),2.31(m,6H),1.31(t,J=8.3Hz, 2 J( 119 Sn-H)=53.4Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )−11.7ppm;IR(薄いフィルム)3100,2950,1238,1190,1144,655cm -1 ;MS(m/z)1161(M + −Ph),891(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
1 H NMR(CDCl 3 )d 2.42(m,6H),1.56(t,J=8.3Hz, 2 J( 119 Sn-H)=53.4Hz,6H); 119 Sn NMR(ヘキサン)259.2ppm(m);IR(薄いフィルム)3600,1250,1227,1145,534cm -1 ;MS(m/z):1161(M + −Br),893(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4 (0.8mL,0.8mmol)のエーテル溶液(1M)を氷冷したトリス(2−パーフロロヘキシル)エチルスズブロミド(1.0g,0.8mmol)のエーテル(20mL)溶液中に滴下して加え、0℃で3時間加熱したこの反応混合物を水(5mL)をゆっくり加え、続いて酒石酸ナトリウムカリウムの20%溶液(20ml)をゆっくり加えて冷却した。 エーテル層を分離した後、水相をエーテル(3x25mL)で抽出し、混合した抽出物を無水MgSO 4上で乾燥させた。 蒸留によるエーテルの除去後僅かに黄色の液体が得られた。 これを減圧下で分留した。 3mmHgにおいて145〜150℃の沸点の流出成分を回収してヒドリド体3を910mg(97%)で無色のオイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 5.27(s,1H),2.35(m,6H),1.16(t,J=8.1Hz, 2 J( 119 Sn-H)=53.4Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )−84.5( 1 J( 119 Sn-H)=1835Hz);IR(薄いフィルム)1842,1197cm -1 .MS(m/z)1161(M + −H),813(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4上で乾燥させ、蒸留後純粋な化合物としてのアダマンタンを得た(200mg,92%)。
2 Cl 2及び内部標準としてヘキサメチルジシロキサンを用いた 1 H NMRを用いて決定した(図3参照)。
4上で乾燥させて蒸発させた後、シクロペンタン誘導体を得た。 6−ブロモ−1,1−ジフェニルヘキセン,7−ブロモヘプト−2−エンニトリルから出発し、ジフェニルメチルシクロペンタン,シクロペンタンアセトニトリルがそれぞれ75%,66%の収率で得られた。
4上で乾燥させ、シリカでろ過し、減圧下で蒸留して純粋のアルコールを得た。 このようにしてベンジルアルコール,p−ニトロベンジルアルコール,3−フェニル−1−プロパノールがベンズアルデヒド,p−ニトロベンズアルデヒド,3−フェニルプロパンアルデヒドからそれぞれ78%,64%,68%の収率で得られた。
4 Cl溶液で冷却し、エーテルで希釈し、有機相を脱イオン水で洗浄し、その後無水MgSO 4上で乾燥させた。 その溶媒を蒸発させて乾固させた。 真空蒸留(166℃,0.25mmHg)及びヘキサンを用いた中性アルミナによるカラムクロマトグラフィーによる精製の後、純粋な化合物1b(5.20g,74%)を無色のオイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.30(d,J=8.3Hz,2H),6.98(d,J=8.3Hz,2H),3.82(s,3H),2.29(m,6H),1.27(t,J=8.3Hz, 2 J( 119 Sn-H)=54.0Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )123.7ppm;IR(薄いフィルム)1500,1375,1240,1205,1145,1065,745,700cm -1 ;MS(m/z)1267(M + ),1161(M + −C 6 H 4 OMe),921(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4 Cl溶液で冷却し、エーテルで希釈した。分離の後、有機相を脱イオン水で洗浄し、その後無水MgSO 4上で乾燥させた。この溶媒を蒸発させて乾固した。中性アルミナによるヘキサンを用いたカラムクロマトグラフィーにより、純粋な化合物1c(2.44g,28%)を無色のオイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.76(s,1H),6.63(s,1H),6.47(s,1H),2.35(m,6H),1.29(t,J=9.7Hz, 2 J( 119 Sn-H)=56.8Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )100.7ppm;IR(薄いフィルム)1445,1355,1240,1205,1145,1065,745,700cm -1 ;MS(m/z)1228(M + ),1161(M + −フリル),881(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4 Cl溶液で冷却した。分離した後、エーテルで希釈し、有機相を脱イオン水で洗浄し、その後無水MgSO 4上で乾燥させた。溶媒を蒸発させて乾固し、得られた残差をトルエン及びFC−72で分配させた。2相に分離した。このFC−72相をトルエンで洗浄し、濃縮して純粋な化合物1d(2.18g,88%)を淡黄色オイルとして得た。 1 H NMR(CDCl3)d 8.71(d,J=4.3Hz,1H),7.58(t,J=7.7Hz,1H),7.36(d,J=7.3Hz,1H),8.20(m,1H),2.29(m,6H),1.34(t,J=8.2Hz, 2 J( 119 Sn-H)=54.3Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )88.6ppm;IR(薄いフィルム)1570,1450,1360,1240,1205,1145,1060,735,700cm -1 ;MS(m/z)1238(M + ),1161(M + −pyridyl),892(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4上で乾燥させた。 FC−72を蒸発させて、クロロトリス(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフロロオクチル)スズ,クロロトリス(2−パーフロロヘキシル)エチルスズ 8を得、これをルーチン的に再利用した。 ジクロロメタン相を蒸留して粗有機生成物を得、シリカゲルプレパラティブTLCにより精製してクロスカップリングされた主生成物6(図4Cを参照)及び少量(5〜10%)の対称的なバイアリール体7とスズ反応物として得た。
1 H NMR(CDCl 3 )d 2.46(m,6H),1.53(t,J=7.9Hz, 2 J( 119 Sn-H)=47.6Hz,6H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )273ppm;IR(薄いフィルム)1450,1360,1240,1205,1145,1065,735,700cm -1 ;MS(m/z):1161(M + −Cl),849(M + −CH 2 CH 2 C 6 F 13 ).
4上で乾燥させ蒸発させて、フッ素化反応体1a及びフッ素化スズハライドを含有しない黄色結晶を得た。 粗有機生成物をさらにシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製し、クロスリンクされた生成物4−ニトロビフェニル(337mg、85%)の黄色結晶及びホモカップリングされた生成物のビフェニル(17mg、5%)を白色結晶として得た。
4 Cl溶液で加水分解し、エーテルで希釈し、この有機相を脱イオン水で洗浄して、無水MgSO 4上で乾燥させた。 この溶液を蒸発乾固した。 中性アルミナを用いたヘキサンによるカラムクロマトグラフィーにより、純粋な1a(2.85g,上述のセクションにおける1aに対して全体で96%の収率)を無色のオイルとして得た。
6 F 13 CH 2 CH 2 ) 3 Sn] 2 O;スズヒドリド3の製造のための別手法:8.4mLの水中の水酸化ナトリウム(254mg,6.33mmol)をトリス(2−パーフロロヘキシル)エチルスズブロミド(5.23mg、4.22mmol)のアセトン(55mL)の溶液に加えた。この混合物を12時間還流した。溶媒混合物を蒸発させた。この残査に対して無水トルエン10mLを加え、得られた溶液をディーン−スタークタイプの水トラップを取り付けた還流装置内で12時間加熱した。トルエン溶液を蒸発させ、残査をP2O5上で真空デシケータ内で12時間乾燥させた。この残査を乾燥ヘキサンで抽出した。回収した有機物分留物を濃縮してビス[トリス(2−パーフロロヘキシル)エチルスズ]オキシド(3g,61%)を粘重な黄色オイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 2.45(m,12H);1.55(t,J=8.3Hz, 2 J( 119 Sn-H)=53.4Hz,12H); 119 Sn NMR(CDCl 3 )165.54ppm.
6 F 13 CH 2 CH 2 ) 3 SnCHCH 2 ]の製造:アリルマグネシウムブロミド(0.10ml,0.10mmol)の1Mエーテル溶液をエーテル(4mL)中の2(100mL,0.08mmol)溶液に添加した。 この混合物を攪拌しつつ加熱還流した。 反応物を0℃に冷却し、塩化アンモニウムの飽和水溶液(3mL)及びエーテル(5mL)を添加した。 2相に分離した後、水相をエーテル(2x10mL)で2回抽出した。 エーテル層をMgSO 4上で乾燥させて、蒸発させた後、アリル化誘導体(62mg,64%)を白色のオイルとして得た。 1 H NMR(CDCl 3 )d 5.95(m,1H);5.0-4.8(m,2H);2.30(m,6H);1.95(d,2H,J=9Hz);1.20(t,J=8.3Hz,6H).
2 Cl 2で2回洗浄した。フッ素含有相の蒸発により、ブロモシラン9を無色のオイルとして得た:(1.08g,99%):IR(neat)2952,1443,1362,1317,1240,1209,1145,1122,1073,905,812,737,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.24-1.30(m,6H),2.11-2.28(m,6H); 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to FCCl 3 )−126.82,−123.88,−123.53,−122.55,−116.32,−81.43.
2 Cl 2 (10mL),H 2 O(10mL)により3相抽出した。 有機−水の2相に対し、さらにFC−72(10mL)により抽出を行った。 混合されたフッ素抽出物の蒸留の後、この残査をフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン-Et 2 O,50:1)によりさらに精製を行い、アリルオキシ−トリス[2−(パーフロロヘキシル)エチル]シラン 11を無色のオイル(115mg,45%)として得た:IR(neat)2949,2910,1362,1317,1234,1211,1196,1144,1121,1075,1040,904,845,812,736,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.93-0.99(m,6H),2.03-2.20(m,6H),4.21(d,J=5.0Hz,2H),5.18(dd,J 1 =10.4Hz,J 2 =1.5Hz,1H),5.26(dd,J 1 =17.1Hz,J 2 =1.5Hz,1H),5.84-5.97(m,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.44,25.56(t,J=23.3Hz),64.93,108.21-123.06(m,CF 2 ,CF 3 ),115.93,137.85; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−126.89(t,J=4.7Hz),−124.06,−123.60,−122.64,−116.96(t,J=18.8Hz),−81.57(t,J=9.4Hz);MS m/z 1126(M + ),451,349,309,239,195.
2 Cl 2 (20mL),H 2 O(20mL)で3相抽出を行った。 有機−水2相をさらにFC−72(20mL)により2回抽出した。 混合されたフッ素含有抽出物の蒸留の後、残査をフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン-Et 2 O,50:1)によりさらに精製し、トリス[2−(パーフロロヘキシル)エチル]−(2−メチル−アリルオキシ)シランを無色のオイルとして得た(602mg,46%):IR(neat)2949,2916,1362,1317,1237,1206,1145,1121,1074,905,736,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.94-0.99(m,6H),1.72(s,3H),2.03-2.21(m,6H),4.08(s,3H),4.89(s,1H),4.94(s,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.48,18.96,25.68(t,J=22.5Hz),67.65,105.87-124.09(m,CF 2 ,CF 3 ),111.91,145.11; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−126.95(q,J=4.7Hz),−124.13,−123.64,−122.68,−117.01(t,J=14.1Hz),−81.64(t,J=9.4Hz);MS m/z 1140(M + ),239,137.
2 Cl 2 (15mL),H 2 O(15mL)で3相抽出を行った。 有機−水2相をさらにFC−72(15mL)により2回抽出した。 混合されたフッ素含有抽出物を蒸発させることにより、トリス[2−(パーフロロヘキシル)エチル](prop−2−イニルオキシ)シラン及びシラノールを87:13の比で無色のオイルとして得た(960mg,98%):IR(neat)3317,2950,2911,1443,1362,1317,1244,1234,1221,1198,1144,1120,1076,905,812,736,708cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.98-1.04(m,6H),2.07-2.24(m,6H),2.50(t,J=2.5Hz,1H),4.38(d,J=2.6,2H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.72,25.71(t,J=23.3Hz),52.50,75.85,82.46,105.94-124.18(m,CF 2 ,CF 3 );MS m/z 778((M + +1)−CH 2 CH 2 (CF 2 ) 5 CF 3 ),374,293,226,184.
2 O(20mL),及びベンゼン(20mL)を用いて3相抽出により精製した。 有機−水2相をさらに2度FC−72(20mL)で抽出した。 混合したフッ素抽出物を蒸発して所望するイソオキサゾール(リン)を得た。 (小スケールの反応のため、粗反応混合物は、ベンゼンにより希釈し、3回FC−72により抽出した。混合されたフッ素抽出物をろ過し、蒸発させた。)
2 Cl 2 (6mL)中に添加し、トリエチルアミン(0.36mmol)を加え、反応混合物を25℃で24時間攪拌した。 溶媒を除去した後、残査をFC−72(15mL),H 2 O(15mL),ベンゼン(15mL)を用いた3相抽出によって精製した。 有機−水の2相をさらに2回FC−72(15mL)で抽出した。 混合したフッ素を含有する抽出物を蒸留して、所望するイソオキサゾール(リン)を得た。 (小スケールの反応のため、粗反応混合物をベンゼン中に懸濁させ、3回FC−72により抽出を行った。
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.91-1.00(m,6H),1.96(s,3H),2.00-2.22(m,6H),2.75(dd,J 1 =17.1Hz,J 2 =7.3Hz,1H),2.98(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =10.8Hz,1H),3.68(dd,J 1 =11.4Hz,J 2 =4.5Hz,1H),3.80(dd,J 1 =11.4Hz,J 2 =3.1Hz,1H),4.57-4.66(m,1H); 13 C NMR(750MHz,CDCl 3 )d 2.94,12.74,24.68(t,J=23.3Hz),39.85,64.73,79.51,104.61-121.39(m,CF 2 ,CF 3 ),155.11; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−126.74(t,J=4.7Hz),−123.86,−123.46,−122.51,−116.72(t,J=14.1Hz),−81.37(t,J=9.4Hz);MS m/z 1164(M + −F),936,836,508,309,239,195;HRMS計算値C 21 H 16 NO 2 F 26 Si(M + −(CH 2 ) 2 (CF 2 ) 5 CF 3 )m/z 836.0535,観測値836.0514.
2 Cl 2 (4mL)中でイソオキサゾリン(73mg,96%)を得た:IR(neat)2945,2912,1442,1359,1316,1240,1205,1144,1122,1072,1018,904,745,737,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.91-1.00(m,6H),2.01-2.19(m,6H),3.20(dd,J 1 =16.6Hz,J 2 =8.1Hz,1H),3.40(dd,J 1 =16.6Hz,J 2 =10.9Hz,1H),3.78(dd,J 1 =11.5Hz,J 2 =4.4Hz,1H),3.91(dd,J 1 =11.5Hz,J 2 =2.9Hz,1H),4.79-4.87(m,1H),7.35-7.40(m,3H),7.63-7.66(m,2H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 2.95,24.66(t,J=23.3Hz),36.13,64.85,80.47,104.61-119.13(m,CF 2 ,CF 3 ),126.55,128.74,129.06,130.28,156.51; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−126.72(t,J=4.7Hz),−123.86,−123.45,−122.52,−116.72(t,J=14.1Hz),−81.34(t,J=9.4Hz);MS m/z 1245(M + ),1226(M + −F),898(M + −(CH 2 ) 2 (CF 2 ) 5 CF 3 ),378,309,239,195.
2 Cl 2 (4mL)中でイソオキサゾリン(59mg,99%)を得た:IR(neat)2363,1442,1363,1317,1240,1199,1144,1121,1072,905,811,744,737,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.91-1.00(m,6H),1.10(s,9H),2.04-2.22(m,6H),2.78(dd,J 1 =16.9Hz,J 2 =7.2Hz,1H),3.00(dd,J 1 =16.9Hz,J 2 =10.6Hz,1H),3.66(dd,J 1 =11.4Hz,J 2 =4.9Hz,1H),3.76(dd,J 1 =11.2Hz,J 2 =3.3Hz,1H),4.57-4.65(m,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 2.78,24.61(t,J=23.3Hz),27.71,32.86,35.42,64.59,79.47,104.54-122.85(m,CF 2 ,CF 3 ),165.81; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )-126.78(t,J=4.7Hz),−123.87,−123.50,−122.54,−116.72(t,J=14.1Hz),−81.41(t,J=14.1Hz);MS m/z 1206(M + −F),309,239,195,126.
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.89-1.00(m,9H),1.51-1.63(m,2H),2.03-2.21(m,6H),2.29(t,J=7.4Hz,2H),2.73(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =7.3Hz,1H),2.96(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =10.8Hz,1H),3.67(dd,J 1 =11.4Hz,J 2 =4.7Hz,1H),3.78(dd,J 1 =11.3Hz,J 2 =3.1Hz,1H),4.57-4.65(m,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.48,13.98,20.44,25.47(t,J=23.3Hz),38.85,65.81,80.38,109.32-123.54(m,CF 2 ,CF 3 ),159.19;MS m/z 1211(M + ),1192(M + −F),848,803,293,226,157.
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.93-0.99(m,6H),1.30(s,3H),1.91(s,3H),2.02-2.19(m,6H),2.58(d,J=17.1Hz,1H),2.91(d,J=17.1Hz,1H),3.57(d,J=11.0Hz,1H),3.63(d,J=10.9Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 2.87,12.92,22.26,24.68(t,J=24.0Hz),45.68,68.06,85.35,105.16-122.96(m,CF 2 ,CF 3 ),155.05;MS m/z 1178(M + −F),928,850(M + −(CH 2 ) 2 (CF 2 ) 5 CF 3 ),795,309,239.
2 Cl 2 (4mL)中で一般的手法2にしたがい、イソオキサゾリン(115mg,99%)を得た:IR(neat)2976,2939,2913,2875,2361,2343,2331,1365,1316,1239,1208,1144,1120,1073,899,745,736,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.94-0.99(m,6H),1.16(s,9H),1.31(s,3H),2.10-2.21(m,6H),2.61(d,J=16.7Hz,1H),2.94(d,J=16.7Hz,1H),3.57(d,J=10.9Hz,1H),3.62(d,J=11.0Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 2.89,22.15,24.73(t,J=24.0Hz),27.73,33.03,41.32,67.80,85.22,105.16-122.96(m,CF 2 ,CF 3 ),165.95; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−127.06(t,J=4.7Hz),−124.10,−123.72,−122.74,−116.96(t,J=14.1Hz),−81.79(t,J=14.1Hz);MS m/z 1220(M + −F),1126,795,475,309,239,195,140.
-1 r1; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.89-0.99(m,9H),1.31(s,3H),1.49-1.62(m,2H),2.03-2.19(m,6H),2.26(t,J=7.4Hz,2H),2.56(d,J=16.7Hz,1H),2.90(d,J=16.7Hz,1H),3.58(d,J=10.9Hz,1H),3.63(d,J=10.9Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.49,13.96,20.44,22.65,25.50(t,J=23.2Hz),44.73,68.86,85.92,105.76-124.42(m,CF 2 ,CF 3 ),159.13;MS m/z 1226(M + +1),1206(M + −F),878(M + −(CH 2 ) 2 (CF 2 ) 5 CF 3 ),795,309,239,195.
2 Cl 2 (4mL)中で一般的手法2にしたがい、イソオキサゾリン及びシラン(比97:3)を得た:IR(neat)2934,2915,2363,1443,1361,1316,1238,1206,1144,1121,1074,907,736,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.93-0.99(m,6H),1.43(s,3H),2.02-2.16(m,6H),3.03(d,J=16.6Hz,1H),3.37(d,J=16.6Hz,1H),3.69(d,J=11.1Hz,1H),3.74(d,J=11.0Hz,1H),7.37-7.42(m,3H),7.60-7.63(m,2H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.47,22.66,25.45(t,J=22.5Hz),42.57,68.98,87.86,105.75-123.50(m,CF 2 ,CF 3 ),127.26,129.50,130.58,131.39,157.25; 19 F NMR(470MHz,CDCl 3 )d(rel.to CFCl 3 )−126.78(t,J=4.7Hz),−123.73,−123.51,−122.57,−116.78(t,J=14.1Hz),−81.43(t,J=9.4Hz);MS m/z 1240(M + −F),990,912(M + −(CH 2 ) 2 (CF 2 ) 5 CF 3 ),795,309,239,160.
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.95-1.01(m,6H),1.99-2.17(m,6H),2.28(s,3H),4.77(s,2H),6.05(s,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.37,11.17,25.41(t,J=23,3Hz),57.61,103.98,105.27-124.41(m,CF 2 ,CF 3 ),160.53,171.10;MS m/z 1162(M + −F),910,828,506,309,239.
2 Cl 2 (6mL)中で一般的手法2にしたがい、イソオキサゾリン(108mg,99%)を得た:IR(neat)2973,2950,2912,2360,2342,1367,1317,1237,1206,1144,1121,1076,904,812,745,736,707cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.95-1.01(m,6H),1.31(s,9H),2.00-2.17(m,6H),4.77(s,2H),6.11(s,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.42,25.46(t,J=23.3Hz),32.76,57.81,101.19,105.78-124.00(m,CF 2 ,CF 3 ),170.96,172.74;MS m/z 1209(M + −14),1204(M + −F),918,871,813,462,310.
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.94-1.02(m,9H),1.64-1.71(m,2H),2.00-2.17(m,6H),2.62(t,J=7.4Hz,2H),4.77(s,2H),6.06(s,1H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.39,13.91,22.29,25.43(t,J=23.3Hz),28.54,57.74,102.90,105.75-123.47(m,CF 2 ,CF 3 ),164.63,171.06;MS m/z 1209(M + ),1190(M + −F),857,309,239,195.
2 Cl 2 (6mL)中で一般的手法2にしたがい、イソオキサゾリン及びシラノール(1H NMRにより40%がシラノールと決定された)を得た。 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.00-1.06(m,6H),2.04-2.21(m,6H),4.87(s,2H),6.53(s,1H),7.45-7.47(m,3H),7.76-7.80(m,2H); 13 C NMR(75MHz,CD 3 COCD 3 )d 3.35,25.37(t,J=23.3Hz),57.71,101.37,107.77-123.44(m,CF 2 ,CF 3 ),127.55,129.87,130.10,131.01,163.23,172.26;MS m/z 1243(M + ),1224(M + −F),893,568,309,240,158.
2 O(THF)(3mL)に25℃で溶解した。 HF・ピリジン(0.1mL)を添加し、この溶液を25℃で1時間攪拌した。 溶媒除去後、残査をCH 2 Cl 2 (20mL)に溶解させた。 飽和NH 4 Cl(10mL)水溶液を加え、有機−水2相をFC−72(10mL)によって2回洗浄した。 相を分離した後、水相をCH 2 Cl 2で2回抽出した。 混合した有機相を乾燥させて(MgSO 4 )蒸発させた後、保護基が切断されたイソオキサゾール(リン)を得た。 純度はGC分析によって決定した。
2 O(6mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾリン(8.5mg,29%)を93%の純度で得た。 物理的データは、文献に報告されたデータと一致した。
-1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.98(t,J=7.9Hz,3H),1,54-1.66(m,2H),1.92(s,br 1H),2.32(t,J=7.4Hz,2H),2.82(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =7.6Hz,1H),2.96(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =10.7Hz,1H),3.56(dd,J 1 =12.1Hz,J 2 =4.6Hz,1H),3.77(dd,J 1 =12.1Hz,J 2 =3.1Hz,1H),4.62-4.70(m,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 13.79,19.78,29.61,38.50,63.68,80.00,159.66;MS m/z 143(M + ),115,112,84;HRMS計算値C 7 H 13 NO 2 m/z 143.0946,観測値143.0943.
3 )3588,2976,2954,2925,2874,1431,1388,1353,1334,1241,1222,1178,1055cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.31(s,3H),1.95(s,3H),2.55(s,br 1H),2.58(d,J=17.0Hz,1H),3.04(dd,J 1 =17.0Hz,J 2 =0.9Hz,1H),3.44(d,J=12.0Hz,1H),3.61(d,J=11.9Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 13.59,22.73,45.92,67.46,86.36,156.29;MS m/z 129(M + ),98,74,59;HRMS計算値C 6 H 11 NO 2 m/z 129.0790,観測値129.0790.
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾリン(15.6mg,99%)を99%の純度で得た:IR(neat)3700-3100br.,2968,2931,2871,2361,2342,1479,1462,1434,1395,1367,1340,1260,1244,1205,1126,1056,895,797cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.19(s,9H),1.31(s,3H),1.98(s,br 1H),2.62(d,J=16.7Hz,1H),3.08(d,J=16.7Hz,1H),3.46(d,J=12.0Hz,1H),3.62(d,J=11.8Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 22.56,28.21,33.36,41.59,67.49,86.20,167.03;MS m/z 171(M + ),140,98,82;HRMS計算値C 9 H 17 NO 2 m/z 171.1259,観測値171.1253.
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾリン(8mg,99%)を99%の純度で得た:IR(neat)3700-3100br.,2963,2929,2874,2855,1457,1434,1378,1363,1336,1317,1236,1054,909cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.95(t,J=7.4Hz,3H),1.32(s,3H),1.58(q,J=7.5Hz,2H),1.97(s,br 1H),2.29(t,J=7.6Hz,2H),2.58(d,J=17.0Hz,1H),3.04(d,J=17.0Hz,1H),3.46(d,J:11.9Hz,1H),3.63(d,J=11.9Hz,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 13.92,19.94,22.79,30.03,44.27,67.59,85.93,159.97;MS m/z 157(M + ),126,97;HRMS計算値C 8 H 15 NO 2 m/z 157.1103,観測値157.1099.
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾール(11.4mg,99%)を99%の純度で得た:IR(neat)3700-3100br.,2966,2935,2910,2872,1607,1488,1465,1409,1367,1211,1193,1068,1042,998cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.31(s,9H),2.57(s,br 1H),4.71(s,2H),6.15(s,1H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 29.63,32.22,56.67,100.03,171.09,172.36;MS m/z 155(M + ),140,124,94,68,57;HRMS計算値C 8 H 13 NO 2 m/z 155.0946,観測値155.0939.
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾール(10.7mg,99%)を97%の純度で得た。 物理データは、文献に報告された値と一致した。
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾール(8.5mg,99%)を99%の純度で得た。 物理データは、文献に報告された値と一致した。
2 O(3mL)中で一般手法3にしたがい抽出後イソオキサゾリン(6.8mg,99%)を98%の純度で得た。 物理データは、文献に報告された値と一致した。
2 Cl 2 (20mL)中で行いイソオキサゾリンを得た。 シリル基の切断は、一般手法3にしたがって、HF・ピリジン(0.5mL)を用いてEt 2 O(20mL)中で行い、抽出後イソオキサゾリン(68mg、66%)を99%の純度で得た。
2 O(12mL)中で行い、抽出後イソオキサゾリン(39.5mg、73%)を94%の純度で得た。
2 O(12mL)中で行い、抽出後イソオキサゾリン(15.5mg、32%)を99%の純度で得た。
2 O(10mL)中で行い、抽出後イソオキサゾリン(37.3mg、83%)を97%の純度で得た。
2 Cl 2 (6mL)中で行ってイソオキサゾリンを得た。 シリル基の切断を一般手法3にしたがって、HF・ピリジン(0.5mL)を用いEt 2 O(20mL)中で行い、抽出後エリトロ/トレオ−a−メチル−3−フェニル−2−イソオキサゾリン−5−メタノール(10.4mg,62%)を70:30のジアステレオマー混合物として97%の純度で得た。 ジアステレオマーの比は、 1 H NMR分析で決定した。
6 F 13 (CH 2 ) 4 C 6 F 13を含有)を上述の混合物中に加えた。 14時間後、残査を蒸留し、水(20mL)クロロホルム(20mL)、FC−72(1x15mL及び2x10mL)によって3相抽出した。 この混合した有機相をクロロホルム(1x10m)で洗浄した。 クロロホルム抽出物を分離した後、残った水相をクロロホルム(1x10mL)で洗浄した。 混合した有機相(CHCl 3 )をMgSO 4で乾燥し、蒸発させた。 得られた残査をアセトニトリル(15mL)で抽出し、2相抽出すべくFC−72(1x10mL、その後(2x5mL)で洗浄した。3相及び2相抽出によって得られたフッ素含有相を混合し、蒸発させた後、この残査を1:1THF:ベンゾトリフルオリド(10mL)で希釈した。KHCO 3 (100mg)、フッ化セシウム(2mmol、2mLの1MMeOH)を25℃で加え、この混合物を2時間攪拌した。残査を蒸留の後に得、水(20mL)、FC−72(20mL)、クロロホルム(3x15mL)で抽出した。フッ素含有相をアセトニトリル(1x10mL)によって洗浄した。混合された有機相(クロロホルム及びアセトニトリル)相をMgSO 4で乾燥させ、蒸発させた。残査をアセトニトリル(15mL)で希釈し、これをFC−72(1x10mL、その後2x5ml)で洗浄した。アセトニトリル溶液を蒸発させ、対応するアルコール15を得た。すべてのアルコールは既知化合物である。
4上で乾燥させた。 溶媒を蒸発させて乾固し、スズアジド(9.4g、97%収率)を無色のオイルとして得た:IR(thin film)2080,1360,734cm -1 ; 1 H NMR(CDCl 3 )d 2.48(m,6H),1.51(m.6H); 119 Sn NMR(BTF-C 6 D 6 )d 11.53
2 O(20mL)に懸濁させ、1−ヨウ化−1H,1H,2H,2H−パーフロロドデカン(0.50g,0.77mmol)を添加した。 得られた懸濁物を30min.超音波処理した。 1−ヨウ化1H,1H,2H,2H−パーフロロドデカン(9.50g,14.7mmol)のEt 2 O(70mL)溶液を徐々に添加した。 この混合物を2時間還流下加熱した。 トリクロロシラン(0.40mL,3.87mmol)を徐々に加え、反応混合物を還流下で16時間攪拌した。 25℃に冷却した後、飽和NH 4 Cl水溶液及びCH 2 Cl 2を加えた。 濁った2相を5回FC−72で抽出した。 混合したフッ素抽出物を蒸発させて白色固体として粗生成物を得た。 バルブ−バルブ蒸留(0.5Torr,210℃)により不純物(ダイマー,ウルツカップリング生成物)を除去してトリス[2−(パーフロロドデシル)エチル]シランを白色固体として得た(4.7g,76%)を得た:mp 76−78℃;IR(FC-72)2977,2950,2914,2873,2136,1444,1426cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,FC-72ベンゼンを内部ロック(lock)とした)d 1.15-1.22(m,6H),2.24-2.41(m,6H),4.14(s,1H).
2 Cl 2で洗浄した。 フッ素層の蒸発の後、ブロモトリス[2−(パーフロロデシル)エチル]シランを白色固体(586mg,99%)として得た:mp 80−81℃;IR(FC-72)2980,2953,2907,2847,1444,1423cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,FC-72ベンゼンを内部ロックとした)d 1.41-1.55(m,6H),2.33-2.44(m,6H).
3 (5.30g,39.7mmol)の混合物に加えた。 この混合物を60℃で48時間加熱し、冷却して、氷冷し攪拌した4NNaOH水溶液(75mL)中にゆっくり注いだ。 エーテルで抽出し、有機相を食塩水で洗浄して乾燥後(MgSO 4 )粗生成物を赤色オイルとして得た。 フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO 2 ,NEt 3を1%含有するヘキサン)により無色のオイルとしてオルトチオベンゾエート(1.78g,45%)を得た:IR(neat)2962,2929,2871,1582,1483,1456,1391,1378,1337,1291,1237,1076,1008cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.93(t,J=7.3Hz,9H),1.48-1.55(m,6H),2.54(t,J=7.3Hz,6H),7.43(d,J=8.7Hz,2H),7.73(d,J=8.7Hz,2H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 13.80,21.80,33.82,72.87,121.53,129.68,130.94,141.33.MS m/z 351(M + −propyl),349,319(M + −S(CH 2 ) 2 CH 3 ),317,201,109;HRMS計算値C 13 H 18 S 2 81 Br(M + −S(CH 2 ) 2 CH 3 )m/z 319.0013,観測値319.0000.
2 O(7.5mL)中に溶解させ−78℃に冷却した。 t−BuLi(ペンタン中1.7モル、0.82mL,1.39mmol)をゆっくりと加え、得られた黄色の溶液を上記の温度で45min.攪拌した。 黄色のアリールリチウム相液をその後カニューレを通じてBTF(15mL),FC−72(2.5mL)中のブロモトリス[2−(パーフロロドデシル)エチル]シラン(500mg,0.29mmol)へと25℃で移した。 反応混合物を30min.25℃で攪拌させた。 H 2 Oの添加後、この反応混合物をCH 2 Cl 2で3回抽出した。 混合した有機相を乾燥(MgSO 4 )し、蒸発させて得られたオイルをFC−72により抽出し、ベンゼンで洗浄した。 このベンゼン層をさらに2回FC−72で抽出した。 混合したフッ素含有層を蒸発させて粗オルトチオエステルを得、これをBTF(7.5mL),THF(7.5mL),アセトン(5mL),H 2 O(0.5mL)に25℃で溶解させた。 AgNO 3 (135mg,0.80mmol)を加え、得られた懸濁物を25℃で12時間攪拌した。 ろ過及びろ過物の蒸発後、この粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO 2 ,Et 2 O/ヘキサン;1/40)で精製し、4−トリス[2−(パーフロロデシル)エチル]シリルチオベンゾイックS−プロピルエステルを無色の固体(319mg,60%)として得た:mp 69-71℃;IR(CHCl 3 )2970,2935,1668,1246,1193,1157; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.04(t,J=7.3Hz,3H),1.15-1.21(m,6H),1.68-1.75(m,2H),1.94-2.06(m,6H),3.08(t,J=7.1Hz,2H),7.54(d,J=8.0Hz,2H),8.03(d,J=8.0Hz,2H); 13 C NMR(125MHz,CDCl 3 ,30℃)d 1.60,13.43,23.00,25.60(t,J=23.0Hz),31.19,108.45-118.40(m,CF 2 ,CF 3 ),127.23,133.99,137.79,139.27,191.85.
2 Cl 2で洗浄し、フッ素含有層を蒸発させて4−トリス[2−(パーフロロドデシル)エチル]シリル安息香酸ブロミドを無色の固体として得た。 この酸ブロミドをTHF(12mL),BTF(3mL)中に溶解した。 H 2 O(1.5mL)を加え、溶液を25℃で12時間攪拌した。 溶媒の蒸発後、4−トリス[2−(パーフロロドデシル)エチル]シリル安息香酸を無色の固体として得た(196mg,97%)。 mp 134-136℃; 1 H NMR(300MHz,TFA-d)d 1.35-1.39(m,6H),2.10-2.35(m,6H),7.78(d,J=8.1Hz,2H),8.27(d,J=7.9Hz,2H); 13 C NMR(75MHz,TFA-d)d 2.95,27.42,105-120(m,CF 2 ,CF 3 ),131.78,132.05,136.15,142.95,175.38.MS(EI)m/z 1243(M + −CH 2 CH 2 (CF 2 ) 9 CF 3 ),706,601,474,423,378,175.
3 CH 2 OH(0.3mL)とともに加えた。 (いくつかの例では、予め形成したイミンを用いた)。 この懸濁物をアルゴン下で90℃48時間加熱した。 溶媒を除去した後、残査をFC−72中(15mL)に溶解し、ベンゼン(15mL)で洗浄した。 このベンゼン層をさらにFC−72(15mL)によって2回洗浄した。 混合したフッ素含有相を蒸発させてパーフロロシリレート化されたアミノ酸アミドを得た。 このアミノ酸アミドの脱シリル化をするため、THF(2mL)に25℃で溶解し、TBAF(THF中1モル,0.22mL,0.22mmol)を加え、得られた溶液を25℃で30min.攪拌した。 溶媒除去後、残査をベンゼン(30mL)で抽出し、FC−72(15mL)で2回洗浄した。 Et 2 O(30mL)をこの有機相に加え,0.1N HCL,飽和Na 2 CO 3水溶液,食塩水(各15mL)で洗浄した。 得られた有機相を乾燥(MgSO 4 )させ、蒸発させてベンゾイル化されたアミノ酸アミドを得た。 純度は、GC分析によって確認した。
3 )1684,1631,1518,1240,1218,1157cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1,14(s,br.6H),1.34(s,9H),1.90-2.20(br.6H),4.35-4.50(br.1H),4.71(d,J=17.6,1H),5.52(s,1H),5.63(s,1H),6.91(s,br.2H),7.26(s,br.4H),7.30-7.49(m,8H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 1.50,25.54,28.75,51.93,105-125(m,CF 2 ,CF 3 ),127.08,127.15,127.24,128.45,128.95,129.15,129.25,129.98,137.63,138.89,168.42,172.70.上述した一般手法による脱シリル化をTHF(2mL)中でTBAF(0.022mL,0.022mmol)を用いて行い、N−ベンゾイル−N−ベンジル−フェニルグリシン−tert−ブチルアミド(5.0mg,83%)を85%の純度で得た:IR(CHCl 3 )3424,3066,3032,2969,2934,2907,2246,1681,1635,1514,1496,1453,1430,1409cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.30(s,9H),4.47(s,br.1H),4.73(d,J=16.4Hz,1H),5.46(s,1H),5.40-5.75(s,br.1H),7.03(s,br.2H),7.13-7.16(m,4H),7.26-7.49(m,9H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 28.67,51.74,126.79,127.02,128.41,128.66,128.92,129.73,129.90,135.33,136.46,168.53,173.38;MS m/z 328(M + −NHC(CH 3 ) 3 ),300(M + −CONHC(CH 3 ) 3 ),210,191,105,91,77;HRMS計算値C 21 H 18 NO(M + −CONHC(CH 3 ) 3 )m/z 300,1388,観測値300.1389.
3 )3423,3066,3031,2968,2937,2911,2246,1681,1633,1581,1512,1455,1412,1395,1366,1339,1306,1252,1224,1179,1033cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.30(s,9H),3.77(s,3H),4.43(s,br.1H),4.72(d,J=16.4Hz,1H),5.43(s,1H),5.40-5.70(s,br.1H),6.79(d,J=8.3Hz,2H),7.02-7.47(m,12H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 28.70,51.67,55.42,114.24,126.77,126.92,127.25,128.35,128.58,129.79,131.18,136.60,159.76,168.84,173.28;MS m/z 430(M + ),358(M + −NHC(CH 3 ) 3 ),330(M + −CONHC(CH 3 ) 3 ),240,224,105,91,77;HRMS計算値C 22 H 20 NO 2 (M + −CONHC(CH 3 ) 3 )m/z 330.1494,観測値330.1498.
3 )2964,2935,2858,2249,1674,1618,1510,1452,1363cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.90-2.00(m,10H),1.31(s,9H),2.38(m,1H),4.14(d,J=10.5Hz,1H),4.44(d,J=16.1Hz,1H),4.70(d,J=16.1Hz,1H),5.30(s,br.1H),6.90-7.50(m,10H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 25.06,25.88,26.49,28.80,29.77,30.32,36.50,51.19,52.65,126.72,127.25,127.64,128-31,128-53,129.74,136.99,137.41,169.42,173.99;MS m/z 406(M + ),306(M + −CONHC(CH 3 ) 3 ),216,197,105,91,77;HRMS calcd.for C 26 H 34 N 2 O 2 m/z 406.2620,found 406.2635.
3 )2934,2856,2244,1660,1613,1578,1529,1450,1419,1352cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.61(t,J=7,3Hz,3H),0.85-1.84(m,22H),2.39(m,1H),3.20(m,2H),3.75-3.78(m,1H),4.00(s,br.1H),7.34-7.43(m,5H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 11.21,22.59,24.71,25.79,26.50,29.69,30.47,32.79,32,97,35.53,47.75,126.64,128.61,129.76,136.96,170.27,173.70;MS m/z 384(M + ),258(M + −CONHC 6 H 11 ),223,105,77;HRMS計算値C 24 H 36 N 2 O 2 m/z 384.2777,観測値384.2781.
3 )3422,3066,3031,2935,2857,2246,1673,1634,1603,1515,1497,1452,1431,1411,1349,1313,1253cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 1.07-2.20(m,10H),3,83(m,br.1H),4.47(s,br.1H),4.70(s,br.1H),5.47(s,1H),5.67(s,br.1H),7.12-7.49(m,15H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 24.91,25.60,32.84,48.71,126.83,127.15,128.51,128.73,128.99,129.73,129.96,135.24,136.34,168.39,173.36;MS m/z 321(M + −PhCO),300(M + −CONHC 6 H 11 ),217,210,105,91,77;HRMS計算値C 21 H 18 NO(M + −CONHC 6 H 11 )300.1388,観測値300.1398.
3 )3423,3303,3064,3029,2970,2931,2860,2242,1665,1617,1518,1450,1340,1309cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.78-1.37(m,11H),1.51-1.79(m,5H),2.69(m,br.1H),3.63(m,br.1H),4.16(d,J=10.6Hz,1H),4.44(d,J=15.8Hz,1H),4.67(d,J=15.9Hz,1H),6.93(s,br.2H),7.11-7.26(m,7H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 19.39,19.91,24.63,25.53,27.24,32,58,32.87,47.76,52.54,68.17,126.57,127.20,127.49,128.17,128.42,129,64,136.79,137.08,169.27,173,92;MS m/z 287(M + −PhCO),266(M + −CONHC 6 H 11 ),211,183,105,91,77;HRMS計算値C 18 H 27 N 2 O(M + −PhCO) m/z 287.2123,観測値287.2128.
3 )2933,2856,2246,1671,1620,1515,1451,1415,1351,1329cm -1 ; 1 H NMR(300MHz,CDCl 3 )d 0.85-1.84(m,20H),2.41(m,1H),3,65-3.71(m,1H),4.15(d,J=11.0Hz,1H),4.45(d,J=15.8Hz,1H),4.67(d,J=15.9Hz,1H),4.92(s,br.1H),6.96(s,br.2H),7.15-7.43(m,8H); 13 C NMR(75MHz,CDCl 3 )d 24.72,25.62,25.77,26.41,29.73,30.32,32.69,32.99,36.31,47.85,126.67,127,25,127.50,128.25,128.47,129.70,136.89,137.24,169.26,174.01;MS m/z 432(M + ),327(M + −PhCO),306(M + −CONHC 6 H 11 ),223,105,91,77;HRMS計算値C 28 H 36 N 2 O 2 (M + ) m/z 432.2793,観測値432.2778.
2 (酢酸エチル/ヘキサン1:1)のクロマトグラフィーで精製した。
3 )3425,3016,1711,1684,1623,1450,1392,1270,1178; 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.96(d,2H,J=7.8Hz),7.60-7.10(m,8H),5.39(bs,2H),4.50-4.40(m,3H),4.15-3.90(m,3H),2.60(s,3H),1.18(t,3H,J=7.1Hz); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.3,165.9,153.4,148,0,143.0,133,1,129.6,128.6,128.4,127.7,126.0,105.3,63.4,60.2,54.0,40.9,16.4,14.1;MS(El)m/z(相対強度)408(M + ,4),393(16),331(16),303(8),286(6),259(20),209(10),149(100),105(99),77(54);HRMS(El)計算値C 23 H 24 N 2 O 5 408.1672,観測値408.1685.
1 H NMR(CDCl 3 )d 7.95-7.25(m,12H),5.58(d,1H,J=2.8HZ),5.49(d,1H,J=2.8Hz),4.60-4.35(m,3H),4.15-4.00(m,3H),2.63(s,3H),1.18(t,3H,J=7.1Hz); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.4,166.2,153.7,148.4,140.5,133.2,132.9,129.7,128.8,128.5,128.0,127.6,126.3,126.0,125.0,124.4,105.3,63.6,60.4,54.3,41.2,16.6,14.3;MS(El)m/z(相対強度)458(M + ,26),443(22),412(9),385(11),353(11),331(24),309(30),263(6),209(12),149(100),105(87),77(36);HRMS(El)計算値C 27 H 26 N 2 O 5 458.1842,観測値458.1842.
3 )3425,3025,1704,1677,1621,1514,1454,1392,1270,1174,1114,1069; 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.96(d,2H,J=7.1Hz),7,56(t,1H,J=7.6Hz),7.41(t,2H,J=7.6Hz),7.14(d,2H,J=8.7Hz),6.62(d,2H,J=8.7Hz),5.34(bs,2H),4.50-4.40(m,3H),4.15-3.95(m,3H),3.66(s,3H),2.60(s,3H),1.19(t,3H,J=7.1Hz); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.4,166.2,159.0,153.9,147.9,135.5,133.2,129.7,128.5,127.4,113.9,105.8,63.6,60.3,55.1,53.3,40.9,16.5,14.3;MS(El)m/z(相対強度)438(M + ,5),423(27),365(13),331(7),316(6),289(30),243(6),209(5),149(92),105(100),77(50);HRMS(El)計算値C 24 H 26 N 2 O 6 438.1787,観測値438.1791.
3 )3425,3012,1708,1683,1623,1454,1392,1275,1188,1115,1076; 1 H NMR(CDCl 3 )d 7.88(d,2H,J=8.0Hz),7.70-7.30(m,10H),5.57(d,1H,J=2.6Hz),5.52(bs,1H),4.55-4.45(m,3H),4.10-3.95(m,1H),3.66(s,3H),2.63(s,3H); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.5,166.3,153.9,148.7,140.3,133.1,132.8,129.5,128.7,128.3,128.0,127.5,126.1,125.9,124.7,124.2,104.9,63.5,53.8,51.5,41.0,16.5;MS(El)m/z(相対強度)444(M + ,10),429(10),339(6),317(12),295(15),149(81),105(100),77(35);HRMS(El)計算値C 26 H 24 N 2 O 5 444.1686,観測値444.1685.
1 H NMR(CDCl 3 )d 7.85(d,2H,J=7.1Hz),7.70-7.25(m,10H),5.55(d,1H,J=3.3Hz),5.52(bs,1H),4.55-4.45(m,3H),4.20-4.05(m,2H),4.05-3.85(m,1H),3.55-3.35(m,1H),2.90-2.75(m,1H),1.25(t,3H,J=7.2Hz),1.20(t,3H,J=7.1Hz); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.4,165.7,154.4,154.1,140.4,133.2,133.0,129.7,129.5,128.9,128.4,128.1,127.7,126.3,126.1,125.0,124.3,104.5,63.7,60.5,53.9,40.8,22.1,14.3,13.1;MS(El)m/z(相対強度)472(M + ,14),443(25),350(11),323(14),277(7),223(13),149(100),105(95),77(41);HRMS(El)計算値C 28 H 28 N 2 O 5 472.1980,観測値472.1998.
1 H NMR(CDCl 3 )d 7.94(d,2H,J=7.2Hz),7.55-7.05(m,8H),5.41(bs,1H),5,36(d,1H,J=3.2Hz),4.55-4.40(m,3H),4.20-4.00(m,2H),4.00-3.85(m,1H),3.50-3.30(m,1H),2.90-2.70(m,1H),1.23(t,3H,J=7.3Hz),1.19(t,3H,J=7.1Hz); 13 C NMR(CDCl 3 )d 166.4,165.7,154.2,154.1,143.2,133.2,129.7,128.7,128.5,127.8,126.2,104.6,63.7,60.4,53.7,40.7,22.0,14.2,13.0;MS(El)mlz(相対強度)422(M + ,5),393(95),377(10),345(31),317(14),273(35),243(8),223(36),195(11),149(100),105(92),77(52);HRMS(El)計算値C 24 H 26 N 2 O 5 422.1827,観測値422.1842.
1 H NMR(アセトン-d 6 )d 8.10(d,2H,J=8.1Hz),7.86(d,2H,J=8.1Hz),5.96(bs,1H),5.13(bs,2H),4.35(t,2H,J=5.5Hz),3.53(q,2H,J=5.5Hz),2.45-2.20(m,6H),1.50-1.40(m,6H).
3水溶液(3x10mL)及び食塩水(3x10mL)で抽出し、乾燥後(Na 2 SO 4 )ろ別し濃縮した。 得られた生成物25(図14)は、分光法(1H NMR)により従来の手法によって製造された製造物と同一であった。
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,又はOOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge又はSnであり、R 1及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有する(1)に記載の方法。
2 CH 2 -であり、Rfは、-C 6 F 13又は-C 10 F 21である(7)に記載の方法。
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,OOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge又はSnであり、R 1及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基はそれぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有する(10)に記載の方法。
2 CH 2 -であり、Rfは、-C 6 F 13又は-C 10 F 21である(13)に記載の方法。
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,OOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge,Snであり、R1及びR2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有することを特徴とする化合物。
2 CH 2 -であり、Rfは、-C 6 F 13又は-C 10 F 21である(15)に記載の化合物。
1 Si[(R)(Rf)] 3
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,OOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge,Snであり、R 1及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有する(19)に記載の方法。
d (Rf) eを有する少なくとも1つのフッ素領域を含むように機能化されており、(R) dは、存在していても存在していなくとも良い有機スペーサ基であり、dは、少なくともともゼロに等しい整数であり、(Rf) eは、少なくとも1つのフッ素含有基であり、eは、整数であり、前記溶媒系はまた、前記フッ素化反応成分の存在下で生成物へと変換可能な少なくとも1つの有機反応性成分を実質的に溶解させるように選択されているステップと、
d (Rf) e ) 3であって、前記Mは、スズ,ゲルマニウム,シリコンからなる群から選択され、Xは、前記有機反応成分と反応するように選択された領域である(22)に記載の方法。
3
3 ,OR 1 ,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数が1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,OOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge,Snであり、R 1 、及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有する(25)に記載の方法。
3 ,OH,OSn(CH 2 CH 2 Rf) 3 ,アリル基,フェニル基,4−メトキシフェニル基、2−ピリジル基,又は2−フリル基である請求項(28)に記載の方法。
2 CH 2 -である(30)に記載の方法。
3
3 ,OR1,OH,OOH,OOR 1 ,SR 1 ,SeR 1 ,CN,NC,NR 1 R 2 ,環状基,置換された環状基,ヘテロサイクリック基,置換されたヘテロサイクリック基,直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜20のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,アルケニル基,置換されたアルケニル基,アルキニル基,置換されたアルキニル基,アシル基,置換されたアシル基,M'((R')(Rf')) 3 ,OM'((R')(Rf')) 3 ,OOM'((R')Rf')) 3であり、M'は、Si,Ge,Snであり、R 1及びR 2は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良いH,直鎖又は分岐鎖のアルキル基,置換された直鎖又は分岐鎖のアルキル基,環状アルキル基,置換された環状アルキル基,アルキルスルホニルオキシ基,パーフロロアルキルスルホニルオキシ基,アシル基,置換されたアシル基,又はパーフロロアシルオキシ基であり、Mは、Si,Ge,Snであり、R及びR'は、それぞれ独立して同一でも異なっていても良い炭素数1〜6のアルキレン基,又は炭素数1〜6の置換されたアルキレン基であり、Rf及びRf'は、それぞれ独立して炭素数3〜20の直鎖のパーフロロアルキル基,炭素数3〜20の分岐鎖のパーフロロアルキル基又は炭素数3〜20のヒドロフロロアルキル基であって、該ヒドロフロロアルキル基は、それぞれ2つのフッ素原子に対して1つ以下の水素原子を有することを特徴とする化合物。
3 ,OH,OSn(CH 2 CH 2 Rf) 3 ,アリル基,フェニル基,4−メトキシフェニル基、2−ピリジル基、又は2−フリル基である(35)に記載の方法。
2 CH 2 -であることを特徴とする(37)に記載の化合物。
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