Process for combinatorial preparation of substance library with removal of zwitterionic compound by precipitation |
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申请号 | JP2001277290 | 申请日 | 2001-09-12 | 公开(公告)号 | JP2002145857A | 公开(公告)日 | 2002-05-22 |
申请人 | Basf Ag; ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト; | 发明人 | TIETZE LUTZ F; EVERS HOLGER; TOPKEN ENNO; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a process for combinatorial preparation of a substance library, having both advantages of conventional solid synthesis and liquid synthesis, but capable of substantially avoiding the disadvantages thereof. SOLUTION: This process for the combinatorial preparation of the substance library from n different compounds in an array of n different reaction solutions at n spatially separate reaction sites, is characterized in that at each of the n reaction sites (a) from in each case m reactants, in one reaction or reaction sequence, a zwitterionic compound is obtained dissolved in a polar solvent, (b) the zwitterionic compound is precipitated as a solid by addition of a nonpolar solvent, isolated and then obtained in pure form, (c) if appropriate the zwitterionic compound is further reacted, with each of the n reaction solutions differing from each of the n-1 other reaction solutions in at least one of the m reactants. | ||||||
权利要求 | 【請求項1】 n個の空間的に分離された反応部位で、n 個の異なる反応溶液のアレイにおいてn個の異なる化合物から物質ライブラリーを調製するためのコンビナトリアル調製方法であって、n個の反応部位の各々において、 (a) それぞれの場合にm種の反応物から、単一の反応または一連の反応において、双性イオン化合物を極性溶媒中に溶解した状態で取得し、 (b) 非極性溶媒の添加により該双性イオン化合物を固体として沈殿させ、分離し、次いで純粋な状態で取得し、 (c) 適切な場合には、該双性イオン化合物を、m種の反応物のうち少なくとも1種がn-1個の他の反応溶液の各々と異なっているn個の反応溶液の各々とさらに反応させる、ことを特徴とする上記方法。 【請求項2】 m種の反応物として、式1、2または3 の保護アミノアルデヒドを、式5のエノールエーテルおよび式4の1,3-ジカルボニル化合物と下記の一連の反応A: 【化1】 [式中、R dはベンジルまたはSi(CH 3 ) 3である]において反応させて、式6、7または8のベタインを双性イオン化合物として得ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 【請求項3】 保護アミノアルデヒドが、下記の式1a〜 1e: 【化2】 [式中、R 1は、H、アルキル、CH 2 OH、CH 2 SHであり、R 2は、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、 エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチルまたはペンチルである] 【化3】 [式中、R 1 、R 2は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、R 3 、R 4は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、 エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチルまたはペンチルである] 【化4】 [式中、R 1 、R 2 、R 3 、R 4は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、R 5 、R 6は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、 イソブチルまたはペンチルである]で表されるα-、β- およびγ-アミノアルデヒドから選択されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。 【請求項4】 前記エノールエーテルが、下記の式2a〜 2d: 【化5】 [式中、R 7 、R 8 、R 9は、同一でも異なっていてもよく、 H、アルキル、ベンジル、フェニル-C 2 H 4 、CH 2 OR、CH 2 S R、CH 2 NHAc、CH 2 CH 2 OR、CH 2 CH 2 SR、CH 2 CH 2 NHAcであり、 そして、R 9は、さらにフェニルであり、R 12は、ベンジルまたはSi(CH 3 ) 3であり、ここで、アルキルはメチル、 エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチルまたはペンチルである]で表されるエノールエーテルから選択されることを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。 【請求項5】 前記1,3-ジカルボニル化合物が、下記の式3aおよび3b: 【化6】 [式中、X、Z、Yは、同一でも異なっていてもよく、NH、 N-アルキル、CH 2 、CMe 2 、O、Sであり、そして、Yは、CH 2 、CMe 2 、C=O、C=Sである、または、XYZは、NH-CR 10 = CR 11 、N-アルキル-CR 10 =CR 11 、O-CR 10 =CR 11 、N-アルキル-CHR 1 -CHR 2であり、ここで、R 10およびR 11は、同一でも異なっていてもよく、アルキル、置換されていないまたはOH、O-アルキル、NH 2 、NHアルキルもしくはN(アルキル) 2で置換されたフェニル、置換されていないまたは OH、O-アルキル、NH 2 、NHアルキルもしくはN(アルキル) 2で置換された1,3-ブタジエン-1,3-ジエニルであり、最後の場合にはR 10およびR 11は同一の環系の一部であり、 ここで、アルキルはメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチルまたはペンチルである]で表される1,3-ジカルボニル化合物から選択されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の方法。 【請求項6】 前記双性イオン化合物が、極性溶媒としての水、メタノールまたはそれらの混合物中で生成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 【請求項7】 前記双性イオン化合物が、非極性溶媒としてのジエチルエーテルの添加により沈殿される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、n個の異なる化合物からの物質ライブラリーの調製方法に関する。 【0002】 【従来の技術】コンビナトリアル合成は、現在、液相と固相の両方で行われているが、いずれの方法も欠点を抱えている。 固相合成においては、2つの工程、すなわちポリマー支持体への結合とポリマー支持体からの切断、 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来の固相合成と液相合成の利点を併せ持つがそれらの欠点を実質的に回避する、物質ライブラリーのコンビナトリアル合成方法を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、この課題が、n個の空間的に分離された反応部位で、n個の異なる反応溶液のアレイにおいてn個の異なる化合物から物質ライブラリーを調製するためのコンビナトリアル調製方法であって、n個の反応部位の各々において、(a) それぞれの場合にm種の反応物から、単一の反応または一連の反応において、双性イオン化合物を極性溶媒に溶解した状態で取得し、(b) 非極性溶媒の添加により該双性イオン化合物を固体として沈殿させ、分離し、次いで純粋な状態で取得し、(c) 適切な場合には、該双性イオン化合物を、m種の反応物のうち少なくとも1種がn-1個の他の反応溶液の各々と異なっているn個の反応溶液の各々とさらに反応させる、ことを特徴とする上記方法により達成し得ることを見出した。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の方法は、双性イオン化合物(ベタイン)が、水性媒体、水性-有機媒体または極性有機媒体には可溶性であるが、非極性媒体には不溶性である中間体または最終生成物として形成される。 その結果、単一の反応または一連の反応の過程で形成された双性イオン化合物は、非極性有機溶媒を添加して極性溶媒中の溶液から固体として沈殿させ、それを単離することにより、問題なく反応混合物から分離することができる。 【0006】好適な極性溶媒は、双性イオン化合物が溶解し得る全ての溶媒である。 かかる溶媒の例としては、 【0007】双性イオン化合物は極性溶媒に溶解した状態で得られる。 双性イオン化合物は極性溶媒中ですでに形成されたものでも、また予め形成された該化合物を後処理工程で極性溶媒に溶解したものでもよい。 【0008】本発明方法の1つの実施形態においては、 【化7】 [式中、Cbzはベンジルオキシカルボニル基であり、Rdはベンジル基またはトリメチルシリル基である]。 【0009】保護アミノアルデヒド1、2または3と1, 【0010】保護アミノアルデヒド1、2または3は、 【0011】水素化分解は、どのような好適な水素化触媒(例えば、活性炭上のパラジウム)上で実施してもよい。 この工程は溶媒としてメタノールを用いて行うのが好ましく、ベタイン6、7または8は極性溶媒としてのメタノール中に得られる。 好ましくは、非極性溶媒としてのジエチルエーテルの添加によりベタインを沈殿させる。 沈殿工程の前にメタノールを留去してベタイン溶液を濃縮してもよい。 【0012】ベタイン6、7および8は、好ましくは80 【0013】好適な化合物1〜5は、例えば、バルビツール酸やヒドロキシクマリンなどのファーマコフォア基を含むもの、天然および合成アミノ酸とアミノアルコールから調製し得る、アミノアルデヒドと反応し得る他の 【0014】好ましい保護アミノアルデヒドは、下記の式1a〜1eで表されるα-、β-およびγ-アミノアルデヒドである: 【化8】 [式中、R1は、H、アルキル、CH 2 OH、CH 2 SHであり、R 2は、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、
【化9】 [式中、R1 、R 2は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、R 3 、R 4は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、
【化10】 [式中、R1 、R 2 、R 3 、R 4は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、R 5 、R 6は、同一でも異なっていてもよく、H、アルキルであり、ここで、アルキルはメチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、
【0015】好ましいエノールエーテルは、下記の式2a 【化11】 [式中、R7 、R 8 、R 9は、同一でも異なっていてもよく、
2 H 4 、CH 2 OR、CH 2 S
2 NHAc、CH 2 CH 2 OR、CH 2 CH 2 SR、CH 2 CH 2 NHAcであり、
9は、さらにフェニルであり、R 12は、ベンジルまたは-Si(CH 3 ) 3であり、ここで、アルキルはメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、se
【0016】好ましい1,3-ジカルボニル化合物は、下記の式3aおよび3bで表されるものである: 【化12】 [式中、X、Y、Zは、同一でも異なっていてもよく、NH、
2 、CMe 2 、O、Sであり、そして、Yは、CH 2 、CMe 2 、C=O、C=Sであり、またはXYZは、NH-CR 10 =CR 11 、N-アルキル-CR 10 =CR 11 、O-CR 10 =CR 11 、N-アルキル-
1 -CHR 2であり、ここで、R 10およびR 11は、同一でも異なっていてもよく、アルキル、置換されていないまたはOH、O-アルキル、NH 2 、NHアルキルもしくはN(アルキル) 2で置換されたフェニル、置換されていないまたはO
2 、NHアルキルもしくはN(アルキル) 2
10およびR 11は同一の環系の一部であり、
【0017】いくつかの反応例を以下に示す。 【0018】アミノアルデヒド1、2または3をジカルボニル化合物5およびエノールエーテル4と組み合わせると、非常に多くの異なるベタイン6、7および8が得られる。 【0019】単離した双性イオン化合物をさらに反応させてもよい。 【0020】反応は、n個の空間的に分離された反応部位で、n個の異なる反応混合物中で行う。 nは少なくとも2である。 反応混合物ごとに、m種の反応物のうち少なくとも1種を変えて、n個の反応混合物の各々が、残りのn-1個の反応混合物およびm種の反応物のうち少なくとも1種と異なるようにする。 例えば、10の異なるアミノアルデヒド1、2または3と、10の異なるエノールエーテル5、および10の異なる1,3-ジカルボニル化合物4との組合せにより、全部で1000の異なる反応混合物が得られる。 nの反応を並行して自動で行うことができ、その場合には従来の自動合成システムを使用できる。 自動操業の場合には、nは非常に大きな数、例えば100、1000、 【0021】得られた化合物は、例えば、それらの薬理学的活性および/または作物保護剤としての効力について、好適な試験系で試験することができる。 【0022】本発明を以下の実施例により、さらに詳細に説明する。 【0023】 【実施例】 一般的操作方法(GOP) GOP: 保護されたアミノアルデヒドを用いたドミノ-ク 【0024】 得られた生成物 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサヒドロピリミ 【0025】 【0026】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0027】 【0028】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0029】 【0030】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0031】 【0032】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0033】 【0034】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0035】 【0036】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0037】 【0038】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0039】 【0040】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0041】 【0042】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0043】 【0044】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0045】 【0046】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0047】 【0048】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0049】 【0050】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0051】 【0052】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0053】 【0054】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0055】 【0056】 3-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0057】 【0058】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0059】 【0060】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0061】 【0062】 3-(2,4-ジオキソクロマン-3-イル)-2-メチ 【0063】 【0064】 4-(2,4-ジオキソクロマン-3-イル)ピぺリ 【0065】 【0066】 3-(3,3-ジメチル-2,6-ジオキソシクロへキ 【0067】 【0068】 3-(4,4-ジメチル-2,6-ジオキソシクロへキ 【0069】 【0070】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0071】 【0072】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0073】 【0074】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0075】 【0076】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0077】 【0078】 4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオキソヘキサ 【0079】 【0080】 1-ブチル-4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオ 【0081】 【0082】 1-ブチル-4-(1,3-ジメチル-2,4,6-トリオ 【0083】 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルガー,エバース アメリカ合衆国 53705 ウィスコンシン 州,マディソン,エアー クレア 409 (72)発明者 エンノ,トープケン ドイツ連邦共和国 37073 ゲッティンゲ ン,マシュムーレンウェグ 4 Fターム(参考) 4C050 AA01 BB04 CC04 EE01 FF01 GG01 HH04 4C063 AA01 BB02 CC29 CC79 DD03 DD10 DD20 EE10 4C069 AA05 CC02 |