Wind-up doll |
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申请号 | JP5999988 | 申请日 | 1988-05-06 | 公开(公告)号 | JPH0639760Y2 | 公开(公告)日 | 1994-10-19 |
申请人 | 弘美 森藤; | 发明人 | 弘美 森藤; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】基枠に取付けられ音に応じた電気信号が与えられる電磁ソレノイドと、前記基枠に取付けられた復帰用スプリングと、この復帰用スプリングに支持され前記電気信号の大きさに応じて前記電磁ソレノイドにより吸引移動されるプランジャと、このプランジャに長孔状の連結部を介して遊嵌状態に挿通係合され前記プランジャの移動に応じて移動する作動部材と、この作動部材の移動に応じてオンオフされるスイッチ手段と、このスイッチ手段のオンオフ時間に応じて負荷を駆動するピストンロッドの往移動ストロークおよび復移動ストロークを変化するエアシリンダとを具備してなるからくり人形。 |
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说明书全文 | 【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、音に応じた電気信号の大きさに応じてスイッチ手段をオンオフさせてエアシリンダを駆動し、もって負荷を動作させるようにしたからくり人形に関する。 (従来の技術) 従来、例えば、各部をさまざまに動作させるなどして観る者を楽しませるいわゆるからくり人形としては、各部にエアシリンダ等の駆動機構を設けて、これらの駆動機構を簡単なシーケンス回路により選択的にオンオフ制御して駆動させるものが供されている。 (考案が解決しようとする課題) しかしながら、このようなからくり人形は、シーケンス回路に従って画一的に動作するだけであるため、たとえば、音楽のリズムや人の声等の音の大きさに応じて動作させて、観る者の興味を一層高めるといったものではなった。 尚、上述のような音の大きさに応じて動作させるからくり人形を実現させる手段としては、マイクロコンピュータを用い、使用する音楽のリズムに対応した動作のプログラムを作成して、このプログラムに基づいて各部の駆動機構の制御を行なうことが考えられるが、これではマイクロコンピュータが高価であることに加えて、使用する音楽に応じてその都度プログラムを作成しなければならない等多大な費用がかかるため、産業用ロボット等とは異なりそれほど高精度の制御が要求されないからくり人形の制御装置としては経済的負担が大きく、現実的な手段とはなり得ない。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、音楽や人の声等の音の大きさに応じて負荷の動作に変化を持たせることができる構成が簡単で安価なからくり人形を提供するにある。 [考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のからくり人形は、基枠に取付けられ音に応じた電気信号が与えられる電磁ソレノイドと、前記基枠に取付けられた復帰用スプリングと、この復帰用スプリングに支持され前記電気信号の大きさに応じて前記電磁ソレノイドにより吸引移動されるプランジャと、このプランジャに長孔状の連結部を介して遊嵌状態に挿通係合され前記プランジャの移動に応じて移動する作動部材と、この作動部材の移動に応じてオンオフされるスイッチ手段と、このスイッチ手段のオンオフ時間に応じて負荷を駆動するピストンロッドの往移動ストロークおよび復移動ストロークを変化するエアシリンダとを具備したところに特徴を有する。 (作用) 本考案のからくり人形によれば、音に応じた電気信号が電磁ソレノイドに与えられると、電磁ソレノイドには前記電気信号の大きさに応じた磁束を発生するようになり、これによって、復帰用スプリングに支持されたプランジャが吸引及び復帰の移動を繰り返し、このプランジャの移動に応じて連結部が移動すると、小さい音に応じた電気信号の有無に対しては、遊嵌状態に係合された作動部材が移動されることがなく、所謂チャタリングを防止することができ、大きい音に応じた電気信号の有無に対しては、この連結部の移動量が多くなって作動部材が移動されるようになり、スイッチ手段をオンさせるようになる。 そして、そのときのオン時間に応じてエアシリンダのピストンロッドの往移動ストロークが変化され、 (実施例) 以下、本考案をギターを弾くからくり人形に適用した一実施例について図面を参照して説明する。 まず、第1図に示した音弁別器11の構成について述べる。 1は基枠であり、これは、底部のベース板2と、このベース板2に垂直に固定された取付板3とからなる。 なお、前記連結部材6は、プランジャ5と復帰用スプリング7とを連結すると共に、プランジャ5と作動部材10 次に、第2図に従って上記音弁別器11の入力側の構成について述べる。 12は音に応じた電気信号を出力するステレオアンプであり、この入力端子には音源としてのテープデッキ13が接続されており、スピーカ用出力端子のうちR側(右側)出力端子にはスピーカ14が接続され、L さて、第3図に従って音弁別器11の出力側の構成について述べる。 15,16は駆動用電源端子であり、これら両端子15,16間には、電源用スイッチ17,前記マイクロスイッチ8及び電磁弁18の励磁コイル19が直列に接続されて電気回路が構成されている。 電磁弁18は、その流入口20がエアコンプレッサ21に配管され、オン時流出口22及びオフ時流出口23が夫々駆動機構たるエアシリンダ24に設けられた押出用流入口25及び引込用流入口26に配管されており、エアコンプレッサ21から流入口20に流入する圧縮空気を、励磁コイル19が通電されるとオン時流出口22に導き、断電されるとオフ時流出口23に導くようになっている。 エアシリンダ24は図示しないギターを弾くからくり人形の手を動作させる部分に組込まれているもので、 次に、本実施例の作用について説明する。 まず、電源用スイッチ17をオンさせるとともにエアコンプレッサ21を動作させる。 この状態では、マイクロスイッチ8はオフの状態で励磁コイル19には通電されていないので、エアコンプレッサ21の圧縮空気は電磁弁18のオフ時流出口23及びエアシリンダ24の引込流入口26を経てシリンダ27に流入するようになり、ピストンロッド29は左方に引込まれた図示の原位置に保持され、従って、からくり人形の手はギターを弾く動作前の初期状態の位置に保持される。 而して、テープデッキ13に音楽の収録されたテープをセットしてステレオアンプ12とともに動作させると、ステレオアンプ12は楽音に応じた大きさの電気信号をR側出力端子からスピーカ14に与え、且つ、L側出力端子から電磁ソレノイド4に与えるようになる。 これにより、スピーカ14は楽音を発生するようになり、電磁ソレノイド4は与えられた電気信号の大きさに応じて磁束を発生するようになる。 そして、プランジャ5は、この磁束による吸引力が復帰用スプリング7の付勢力よりも大きくなったときに下方に吸引移動されるが、その移動量が小のときには、作動部材10は連結部材6と遊嵌状態に設けられていることから移動されず、チャタリングを防止することができる。 そして、プランジャ5の移動量が大きくなって連結部材6が作動部材10と当接するようになると、作動部材10が下方に回動されて押釦8bを押圧し、マイクロスイッチ8をオンさせるようになる。 これによって、励磁コイル19が通電されて、電磁弁18はエアコンプレッサ21の圧縮空気をオン時流出口22から流出させるようになり、エアシリンダ24のピストン28は、押出用流入口25からシリンダ27に流入する圧縮空気の圧力で右方に移動し、これに伴ってピストンロッド29は右方に押圧され、以て、からくり人形の手はギターを弾く動作をするようになる。 そして、その後、ステレオアンプ12からの電気信号が小さくなって電磁ソレノイド4によるプランジャ5の吸引力が小さくなると、プランジャ5は復帰用スプリング7 そして、このような動作をステレオアンプ12から与えられる電気信号の大きさに応じて繰り返して行なうものである。 この場合、ステレオアンプ12から与えられる電気信号の大きさに応じてマイクロスイッチ8のオン時間あるいはオフ時間が変化すると、エアシリンダ24のピストンロッド29の右方あるいは左方への移動ストロークがその時間に比例して変化するようになる。 これにより、からくり人形の手を、テープに収録された音楽の内容に応じて微妙な動作をさせることができるようになる。 このような本実施例によると、次のような効果を得ることができる。 すなわち、ステレオアンプ12から楽音の電気信号が電磁ソレノイド4に与えられると、その電気信号の大きさに応じて発生する磁束により、復帰用スプリング7に吊持されたプランジャ5を吸引下降させたり復帰上昇させ、 また、マイクロスイッチ8のオンオフの動作を復帰用スプリング7により吊持されたプランジャ5の移動により行なっているので、同じオン動作でも、ステレオアンプ さらに、音に応じた電気信号をステレオアンプ12によって与えるようにしたので、マイクロコンピュータによってからくり人形を制御するときとは異なり、その都度プログラムを作成する必要がなく、音源として用いるテープデッキ13に任意の音楽の収録されたテープをセットするだけでからくり人形の動作を制御できる。 尚、上記実施例においては、スイッチ手段としてマイクロスイッチ8を用いたが、これに限らず、例えば、他のメカニカルスイッチを用いても良いし、発光,受光素子を利用してプランジャ5の移動によって受光素子への光を遮るようにしてオンオフを行なうような光電スイッチを用いても良い。 また、上記実施例においては、音に応じた電気信号を与えるものとしてステレオアンプ12及びテープデッキ13を用いたが、これに限らず、例えば、レコードプレーヤやマイクロフォンを用いても良い等、音を電気信号に変換する装置であれば良い。 さらに、上記実施例においては、制御する対象としてギターを弾くからくり人形の手について述べたが、これに限らず、人形の頭,足等の他の部分或いは動物の人形の部分等動作させたい部分に適用できるし、また、1ケ所だけでなく複数の部分を同時に動作させるように電磁弁 [考案の効果] 以上説明したように、本考案のからくり人形は、電磁ソレノイドに音に応じた電気信号が与えられると、この電気信号の大きさに応じて復帰用スプリングに支持されたプランジャが吸引及び復帰の移動をし、その移動量に応じて連結部を介して作動部材によりスイッチ手段がオンオフされると、そのオンオフ時間に対応してエアシリンダのピストンロッドの往復移動ストロークを変化させるようにしたので、これにより、音の電気信号の大小によりスイッチ手段をオンオフさせると共にそのオンオフ時間に応じてエアシリンダのピストンロッドの往移動ストロークおよび復移動ストロークを変化させるものを簡単な構成で安価に製作し得、しかも、任意の音に応じた電気信号を電磁ソレノイドに与えるだけで良いので、マイクロコンピュータとは異なり、音に応じてプログラムを作成する必要がないという優れた効果を奏するものである。 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は側面図、第2図は入力側の構成図、第3図は出力側の構成図である。 図面中、1は基枠、4は電磁ソレノイド、5はプランジャ、6は連結部材(連結部)、7は復帰用スプリング、 |