专利类型 | 发明专利 | 法律事件 | |
专利有效性 | 有效专利 | 当前状态 | |
申请号 | JP2003376959 | 申请日 | 2003-11-06 |
公开(公告)号 | JP2005137255A | 公开(公告)日 | 2005-06-02 |
申请人 | Kubota Corp; 株式会社クボタ; | 申请人类型 | 企业 |
发明人 | KUBOTSU MAKOTO; AJIRO SHIGEYOSHI; | 第一发明人 | KUBOTSU MAKOTO |
权利人 | Kubota Corp,株式会社クボタ | 权利人类型 | 企业 |
当前权利人 | Kubota Corp,株式会社クボタ | 当前权利人类型 | 企业 |
省份 | 当前专利权人所在省份: | 城市 | 当前专利权人所在城市: |
具体地址 | 当前专利权人所在详细地址: | 邮编 | 当前专利权人邮编: |
主IPC国际分类 | A01C11/02 | 所有IPC国际分类 | A01C11/02 ; A01B63/08 ; A01B63/10 |
专利引用数量 | 0 | 专利被引用数量 | 3 |
专利权利要求数量 | 0 | 专利文献类型 | A |
专利代理机构 | 专利代理人 | ||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sulky working vehicle which is formed so that a backward reverse rotation power is not transmitted to an implement and in which the implement can smoothly be operated with a forward normal rotation power. SOLUTION: This sulky working vehicle is formed so that an operation clutch 28 is operated in a disconnected state, when a speed change apparatus for travel is operated on the backward side, and so that the operation clutch 28 is left in the disconnected state, when the speed change apparatus for travel is operated from the backward side to the forward side. COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI |
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权利要求 | エンジンの動力を前後進切換自在な走行用の変速装置を介して走行装置に伝達するように構成し、 前記走行用の変速装置と走行装置との間から分岐した動力を、機体に備えられた作業装置に作業クラッチを介して伝達するように構成すると共に、 前記走行用の変速装置が後進側に操作されると作業クラッチを遮断状態に操作する連係手段を備え、 前記走行用の変速装置が後進側に操作されてから前進側に操作されても、前記作業クラッチが遮断状態に残されるように構成してある乗用型作業車。 前記走行用の変速装置を操作するもので人為的に操作される変速操作具を備え、前記変速操作具が後進側に操作されると作業クラッチが遮断状態に操作されるように、前記連係手段を構成してある請求項1に記載の乗用型作業車。 中立経路と、前記中立経路の一方の端部から延出された前進変速経路と、前記中立経路の他方の端部から延出された後進変速経路とを備えて、 前記変速操作具が中立経路に操作されると、前記走行用の変速装置が中立位置に操作され、前記変速操作具が前進変速経路に操作されると、前記走行用の変速装置が前進の高速側に操作され、前記変速操作具が後進変速経路に操作されると、前記走行用の変速装置が後進の高速側に操作されるように構成すると共に、 前記変速操作具が中立経路の他方の端部及び後進変速経路に操作されると作業クラッチが遮断状態に操作されるように、前記連係手段を構成し、 前記変速操作具が中立経路の他方の端部以外の部分及び前進変速経路に操作されると、前記作業クラッチの伝動状態への操作が許容されるように構成してある請求項2に記載の乗用型作業車。 前記作業装置を昇降駆動自在に機体に備え、前記作業装置を昇降駆動するもので人為的に操作される昇降操作具を備えて、前記昇降操作具により作業クラッチを伝動状態に操作可能に構成してある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の乗用型作業車。 前記走行用の変速装置が後進側に操作されると作業装置を強制的に上昇駆動する後進上昇手段を備えてある請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の乗用型作業車。 |
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说明书全文 | 本発明は乗用型田植機や乗用型直播機等の乗用型作業車において、機体に備えられた作業装置の伝動構造に関する。 乗用型作業車の一例である乗用型田植機では、例えば特許文献1に開示されているように、エンジン(特許文献1の図4中の11)の動力を、前後進切換自在な走行用の変速装置(特許文献1の図4及び図5中の41)を介して、前輪及び後輪(走行装置の一例)(特許文献1の図1中の1,2)に伝達するように構成し、走行用の変速装置と走行装置との間から分岐した動力を、機体に備えられた苗植付装置(作業装置の一例)(特許文献1の図1中の4)に伝達するように構成したものがある(特許文献1の図5及び図6中の伝動軸64、伝動ギヤ80,81,83,87、伝動軸86参照)。 このように前輪及び後輪に伝達される動力を分岐させて苗植付装置に伝達することにより、機体の走行速度に同調した速度で苗植付装置が駆動される。 苗植付装置は前進の正転動力によって駆動されるのであり、後進の逆転動力では駆動されないように構成する必要があるので、特許文献1の構造では前輪及び後輪に伝達される動力から分岐した動力が、一方向クラッチ(特許文献1の図5中の53)を介して苗植付装置に伝達されるように構成している。 これにより、前進の正転動力が一方向クラッチを介して苗植付装置に伝達されるのであり、後進の逆転動力が一方向クラッチで遮断されて苗植付装置に伝達されない。 特許文献1の構造において使用される一方向クラッチは、前進の正転動力を伝達し後進の逆転動力を遮断するように構成されているので、前進の正転動力に対して作業装置が先行して回転可能な状態となっている。 これにより、前進の正転動力に対して作業装置が慣性により先行して回転したり、前進の正転動力が作業装置の回転に追い付いたりと言うような状態が繰り返される現象の生じることがある(シャクリ現象)。 前述のようなシャクリ現象が生じると作業装置が円滑に作動しないので、作業装置を円滑に作動させるとい言う面で改善の余地がある。 本発明は乗用型作業車において、前後進切換自在な走行用の変速装置と走行装置との間から分岐した動力を、作業装置に伝達するように構成した場合、後進の逆転動力が作業装置に伝達されないように構成しながら、前進の正転動力により作業装置が円滑に作動するように構成することを目的としている。 [I] (作用) 乗用型作業車では一般に作業装置に動力を伝動及び遮断自在な作業クラッチを備えることが多く、作業クラッチは既存の構造と言ってよいので、本発明の第1特徴では、走行用の変速装置が後進側に操作されると作業クラッチを遮断状態に操作する連係手段を追加するだけでよく、大きな改造を施す必要がない。 一方向クラッチは一般に伝動軸の外面に外嵌され、一方向クラッチの外面に伝動ギヤを外嵌して備えられることが多いので(特許文献1の図5中の64,53,80参照)、一方向クラッチを収容するケースの大型化を招くことがある。 又、一般に一方向クラッチの信頼性もあまり高いものではない。 これにより、本発明の第1特徴によると、一方向クラッチを備える必要がないので、ケースの大型化や信頼性の低下を招くものではない。 本発明の第1特徴によると、走行用の変速装置が後進側に操作されてから前進側に操作されても、作業クラッチが遮断状態に残される。 これによって、本発明の第1特徴によると、走行用の変速装置が後進側に操作されて作業クラッチが遮断状態に操作された場合、走行用の変速装置の前進側の操作とは別の操作を操縦者が行うことにより、作業クラッチを伝動状態に操作する必要があるので、操縦者が意識して作業クラッチを伝動状態に操作することになる。 (発明の効果) 本発明の第1特徴によると、既存の構造と言ってよい作業クラッチを有効に利用している点、一方向クラッチを備える必要がないことによりケースの大型化を招くことがない点及び信頼性があまり高いものではない一方向クラッチを備える必要がない点により、乗用型作業車の構造の簡素化及び信頼性の向上の面で有利なものとなった。 本発明の第1特徴によると、走行用の変速装置が後進側に操作されて作業クラッチが遮断状態に操作された場合、走行用の変速装置の前進側の操作とは別の操作を操縦者が行うことにより、操縦者が意識して作業クラッチを伝動状態に操作することになるので、操縦者が作業クラッチが伝動状態に操作されたことを認識しないと言うことを無くして、操縦者が認識せずに作業クラッチが伝動状態に操作されることによる操縦者の誤解を少なくすることができた。 [II] (作用) (発明の効果) [III] (作用) 前述のように構成した場合、本発明の第3特徴によると、変速操作具が中立経路の他方の端部及び後進変速経路に操作されると作業クラッチが遮断状態に操作されるように、連係手段を構成している。 これにより、本発明の第3特徴によると、変速操作具が中立経路の他方の端部に操作されると、作業クラッチが遮断状態に操作されるのであり、後進の逆転動力が走行用の変速装置から作業装置に伝達されていない状態(走行用の変速装置の中立位置)で、作業クラッチが遮断状態に操作されるので、後進の逆転動力が作業装置に伝達され始めてから遅れて作業クラッチが遮断状態に操作されると言う状態が生じ難い。 本発明の第3特徴によると、変速操作具が中立経路の他方の端部以外の部分及び前進変速経路に操作されると、作業クラッチの伝動状態への操作が許容される。 これにより、本発明の第3特徴によると、機体が停止している状態(変速操作具が中立経路の他方の端部以外の部分に操作されている状態)、及び機体が前進している状態(変速操作具が前進変速経路に操作されている状態)において、作業クラッチを伝動状態に支障なく操作することができる。 (発明の効果) 本発明の第3特徴によると、機体が停止している状態(変速操作具が他方の端部以外の中立経路の部分に操作されている状態)、及び機体が前進している状態(変速操作具が前進変速経路に操作されている状態)において、作業クラッチを伝動状態に支障なく操作することができるので、作業クラッチの操作性を良いものに維持することができた。 [IV] (作用) (発明の効果) [V] (作用) (発明の効果) [1] 次に、苗植付装置5について説明する。 図1に示すように、運転座席13の後側に肥料を貯留するホッパー14及び繰り出し部15が備えられ、運転座席13の下側にブロア16が備えられている。 接地フロート9に作溝器17が備えられて、繰り出し部15と作溝器17とに亘ってホース18が接続されている。 これにより、前述のような苗の植え付けに伴って、ホッパー14から肥料が所定量ずつ繰り出し部15によって繰り出され、ブロア16の送風により肥料がホース18を通って作溝器17に供給されて、作溝器17を介して肥料が田面に供給される。 図1及び図2に示すように、自由に回転する回転体を先端に備えた右及び左のマーカー19が、苗植付装置5の右及び左横側部に備えられており、右及び左のマーカー19が田面に接地して次の植付行程の指標を田面に描く作業姿勢、及び作業姿勢から上昇した退避姿勢に作動自在に構成されている。 右及び左のマーカー19にワイヤ20が接続されており、苗植付装置5が上昇駆動されると、ワイヤ20が引き操作されて右及び左のマーカー19が退避姿勢に操作され、右及び左の電磁ソレノイド21によって右及び左のマーカー19が退避姿勢に保持される。 苗植付装置5が下降駆動された状態で、右又は左の電磁ソレノイド21による保持を解除すると、バネ24によって右又は左のマーカー19が作業姿勢に操作される。 [2] 図3に示すように、副変速装置の上手側から分岐した動力がベベルギヤ12に伝達されている。 苗植付装置5に動力を伝達する出力軸25が備えられ、出力軸25に相対回転自在に外嵌されたベベルギヤ38がベベルギヤ12に咬合しており、ベベルギヤ38に咬合部39が固定されている。 スプライン構造により出力軸25に一体回転及びスライド自在に咬合部40が外嵌され、咬合部40の外周部にカム部40a及びフランジ部40bが備えられており、バネ41により咬合部40が咬合部39に付勢されて、咬合部39,40により植付クラッチ28が構成されている。 図3に示すように、咬合部40のカム部40aに対して、操作ピン42がスライド自在に支持されて、電動モータ30により操作ピン42がスライド操作される。 図3に示す状態は操作ピン42が咬合部40のカム部40aから離し操作され、バネ41により咬合部40が咬合部39に咬合している状態である。 これにより、副変速装置の上手側から分岐した動力がベベルギヤ12,38、咬合部39,40及び出力軸25を介して苗植付装置5に伝達される(植付クラッチ28の伝動状態)。 次に電動モータ30により操作ピン42を咬合部40のカム部40aに向けてスライド操作すると、咬合部40の所定の回転位相で咬合部40のカム部40aが操作ピン42に接当して、咬合部40が咬合部39から離し操作され、植付クラッチ28が遮断状態となって、苗植付装置5が停止する。 この場合、前述の咬合部40の所定の回転位相において、図1に示す植付ケース7が田面と平行な状態(植付ケース7の両端に備えられた一対の植付アーム8の両方が、田面から上方に位置する状態)となる。 図2に示すように、油圧シリンダ4に作動油を給排操作する制御弁27、及び制御弁27を操作する制御装置23が備えられている。 油圧シリンダ4を収縮作動させると、リンク機構3が上方に揺動駆動されて苗植付装置5が上昇駆動される。 油圧シリンダ4を伸長作動させると、リンク機構3が下方に揺動駆動されて苗植付装置5が下降駆動される。 運転座席13の右横側に昇降レバー26が備えられて、昇降レバー26が自動位置、上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在に構成されており、昇降レバー26の操作位置が制御装置23に入力されている。 植付及び施肥クラッチ28,29を伝動及び遮断状態に操作する電動モータ30が備えられており、制御装置23により電動モータ30が操作される。 図2に示すように、苗植付装置5の横軸芯P1周りに中央の接地フロート9の後部が上下に揺動自在に支持されて、苗植付装置5に対する中央の接地フロート9の高さを検出するポテンショメータ22が備えられており、ポテンショメータ22の検出値が制御装置23に入力されている。 機体の進行に伴って中央の接地フロート9が田面に接地追従するのであり、ポテンショメータ22の検出値により苗植付装置5に対する中央の接地フロート9の高さを検出することによって、田面(中央の接地フロート9)から苗植付装置5までの高さを検出することができる。 図2に示すように、苗植付装置5に対する中央の接地フロート9の高さ(田面(中央の接地フロート9)から苗植付装置5までの高さ)に基づいて、苗植付装置5が田面から設定高さに維持されるように(ポテンショメータ22の検出値(ポテンショメータ22と中央の接地フロート9との上下間隔)が設定値に維持されるように)、制御装置23により制御弁27が操作され油圧シリンダ4が伸縮作動して、苗植付装置5が自動的に昇降駆動される自動昇降制御が備えられている。 [3] 前述のように、昇降レバー26を上昇位置、下降位置及び中立位置に操作することによって、苗植付装置5を任意の高さに上昇及び下降駆動して停止させることができる。 図2に示すように、苗植付装置5が上限位置に達したことを検出する上限センサー31が備えられており、昇降レバー26を上昇位置に操作した場合、苗植付装置5が上限位置に達したことが上限センサー31によって検出されると、油圧シリンダ4が自動的に停止する。 このように苗植付装置5が上昇駆動されると、前項[1]に記載のように、右及び左のマーカー19が退避姿勢に操作され、右及び左の電磁ソレノイド21によって右及び左のマーカー19が退避姿勢に保持される。 図2に示すように、昇降レバー26を下降位置に操作した場合、中央の接地フロート9が田面に接地すると(苗植付装置5が田面から上昇している状態で中央の接地フロート9は自重で下限まで下がっているが、中央の接地フロート9が田面に接地すると、中央の接地フロート9が下限から持ち上げられるので、この状態をポテンショメータ22によって検出して、中央の接地フロート9が田面に接地したと判断する)、自動昇降制御が作動して、見掛け上で苗植付装置5が田面で自動的に停止した状態となる。 次に昇降レバー26を植付位置に操作すると、自動昇降制御が作動した状態で、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が伝動状態に操作される。 [4] 操作レバー32が上昇位置Uに操作されると(ステップS2)、自動昇降制御が停止して(ステップS3)、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が遮断状態に操作され(ステップS4)、制御弁27が上昇位置に操作されて油圧シリンダ4が上昇作動し、苗植付装置5が上昇駆動される(ステップS5)。 苗植付装置5が上限位置に達したことが上限センサー31によって検出されると(ステップS6)、制御弁27が中立位置に操作されて油圧シリンダ4が停止し、苗植付装置5が上限位置で自動的に停止する(ステップS7)。 このように苗植付装置5が上昇駆動されると、前項[1]に記載のように、右及び左のマーカー19が退避姿勢に操作され、右及び左の電磁ソレノイド21によって右及び左のマーカー19が退避姿勢に保持される。 前述のステップS3〜S7は、操作レバー32が上昇位置Uに操作されてから中立位置Nに操作されても、操作レバー32が上昇位置Uに操作されて保持されていても行われる。 操作レバー21が下降位置Dに操作されると(ステップS2,S8)、制御弁27が下降位置に操作されて油圧シリンダ4が下降作動し、苗植付装置5が下降駆動される(ステップS9)。 この場合、植付及び施肥クラッチ28,29は遮断状態に保持されている。 苗植付装置5の下降駆動により中央の接地フロート9が田面に接地すると(ステップS10)、自動昇降制御が作動して(ステップS11)、見掛け上で苗植付装置5が田面で自動的に停止した状態となる。 前述のステップS8〜S11は、操作レバー32が下降位置Dに操作されてから中立位置Nに操作されても、操作レバー32が下降位置Dに操作されて保持されていても行われる。 次に操作レバー32が再び下降位置Dに操作されると(ステップS2,S8)、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が伝動状態に操作される(ステップS12)。 この場合、苗植付装置5の下降駆動により中央の接地フロート9が田面に接地する前に、操作レバー32が再び下降位置Dに操作されても、前述と同様に電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が伝動状態に操作される。 苗植付装置5が下降駆動されても、右及び左の電磁ソレノイド21によって右及び左のマーカー19が退避姿勢に保持されている。 操作レバー32が右マーカー位置Rに操作されると、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が伝動状態に操作されて、右の電磁ソレノイド21による保持が解除される。 この場合、苗植付装置5が下降駆動されていると、バネ24によって右のマーカー19が作業姿勢に操作される。 以上のような、操作レバー32が上昇位置U、下降位置D、右及び左マーカー位置R,Lに操作された際の作動は、昇降レバー26が自動位置に操作されている状態において行われるのであり、昇降レバー26が上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作されている状態では行われない(ステップS1)。 [5] 図3に示すように、主変速レバー43の付近の縦軸芯P2周りに操作アーム47が揺動自在に支持されており、エンジンのアクセル部(図示せず)と操作アーム47とに亘ってワイヤ(図示せず)が接続されている。 エンジンのアクセル部からのワイヤの引き作用により、操作アーム47が図3の縦軸芯P2周りに紙面反時計方向に付勢されて前進変速経路45に入り込んでおり、操作アーム47を図3に示す姿勢で止めるストッパー48が備えられている。 これにより、図3に示すように、主変速レバー43が中立経路44に操作されていると、エンジンのアクセル部がアイドリング状態に設定されており、主変速レバー43が前進変速経路45に操作されると、前述のように静油圧式無段変速装置が前進の高速側に操作されるのに加えて、主変速レバー43により操作アーム47が図3の縦軸芯P2周りに紙面時計方向に揺動操作されて、エンジンのアクセル部が開側に操作されていく。 図3に示すように、植付クラッチ28に対して軸芯P3周りに操作軸49が回転自在に支持されており、軸芯P3から偏芯した操作ピン49aが操作軸49の一方の端部に固定され、ピン49cを備えた操作アーム49bが操作軸49の他方の端部に固定されて、操作軸49の操作ピン49aが咬合部40のフランジ部40bに当て付けられている。 軸芯P3とは異なる位置の軸芯P4周りに操作アーム50が揺動自在に支持されており、操作アーム50の長孔50aに操作軸49のピン49cが挿入されている。 主変速レバー43の付近の縦軸芯P5周りに操作アーム51が揺動自在に支持されており、操作アーム50,51に亘ってワイヤ52が接続されている。 バネ55により操作アーム51が図3の縦軸芯P5周りに紙面反時計方向に付勢されており、操作アーム51を図3に示す姿勢で止めるストッパー53が備えられている。 図3に示すように、主変速レバー43が中立経路44の左の端部以外の部分及び前進変速経路45に操作されている状態において、操作アーム51が後進変速経路46に入り込んでいる。 次に主変速レバー43が中立経路44の左の端部及び後進変速経路46に操作されると、主変速レバー43により操作アーム51が図3の縦軸芯P5周りに紙面時計方向に揺動操作されて、ワイヤ52が引き操作され操作軸49が回転操作されて、操作軸49の操作ピン49aにより咬合部40が咬合部39から離し操作されて、植付クラッチ28が遮断状態に操作される。 前項[2]に記載のように、電動モータ30により操作ピン42が咬合部40のカム部40aに向けてスライド操作されて、咬合部40が咬合部39から離し操作され、植付クラッチ28が遮断状態に操作される場合に、咬合部40が所定の回転位相に達してから、咬合部40のカム部40aが操作ピン42に接当して、植付クラッチ28が遮断状態に操作されるので、電動モータ30により操作ピン42が咬合部40のカム部40aに向けてスライド操作されてから、植付クラッチ28が遮断状態に操作されるのに少し時間を要する。 これに対して前述のように、主変速レバー43が中立経路44の左の端部及び後進変速経路46に操作された場合、操作軸49の操作ピン49aにより咬合部40が咬合部39から直ちに離し操作されて、植付クラッチ28が直ちに遮断状態に操作される。 主変速レバー43が中立経路44の左の端部及び後進変速経路46に操作されて、主変速レバー43により操作アーム51が図3の紙面時計方向に揺動操作された場合、操作アーム51が接触する後進検出スイッチ54が備えられており、後進検出スイッチ54の検出信号が制御装置23に入力されるように構成されている。 [6] 昇降レバー26が自動位置に操作されている状態において(ステップS21)、主変速レバー43が中立経路44の左の端部及び後進変速経路46に操作されると(ステップS22)、前項[5]に記載のように操作アーム51により植付クラッチ28が遮断状態に操作され(ステップS23)、後進検出スイッチ54の検出信号に基づいて自動昇降制御が停止し(ステップS24)、電動モータ30により施肥クラッチ29が遮断状態に操作され(ステップS25)、制御弁27が上昇位置に操作されて油圧シリンダ4が上昇作動し、苗植付装置5が上昇駆動される(ステップS26)。 苗植付装置5が上限位置に達したことが上限センサー31によって検出されると(ステップS27)、制御弁27が中立位置に操作されて油圧シリンダ4が停止し、苗植付装置5が上限位置で自動的に停止する(ステップS28)。 このように苗植付装置5が上昇駆動されると、前項[1]に記載のように、右及び左のマーカー19が退避姿勢に操作されて、右及び左の電磁ソレノイド21によって右及び左のマーカー19が退避姿勢に保持される。 昇降レバー26が自動位置に操作されている状態において(ステップS21)、主変速レバー43が中立経路44の左の端部以外の部分及び前進変速経路45に操作されると(ステップS22)、操作アーム51が図3の紙面反時計方向に揺動して、バネ41により咬合部40が咬合部39に操作されようとするが(植付クラッチ28が伝動状態に操作されようとするが)、ステップS25において電動モータ30により施肥クラッチ29が遮断状態に操作された際、電動モータ30により操作ピン42が咬合部40のカム部40aに向けてスライド操作されているので、操作ピン42により植付クラッチ28が遮断状態に保持されている。 前述のように、昇降レバー26が自動位置に操作されている状態において(ステップS21)、主変速レバー43が中立経路44の左の端部以外の部分及び前進変速経路45に操作された場合(ステップS22)、図4のステップS2〜S12の作動が行われる(ステップS29)。 これにより、操作レバー32を下降位置Dに操作して、中央の接地フロート9が田面に接地するまで苗植付装置5を下降駆動し、操作レバー32を再び下降位置Dに操作して、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29を伝動状態に操作すればよい(前項[4]参照)。 昇降レバー26が植付位置に操作されている状態において(ステップS21)、主変速レバー43が中立経路44の左の端部及び後進変速経路46に操作されると(ステップS30)、前項[5]に記載のように操作アーム51により植付クラッチ28が遮断状態に操作され(ステップS31)、後進検出スイッチ54の検出信号に基づいて電動モータ30により施肥クラッチ29が遮断状態に操作される(ステップS32)。 昇降レバー26が植付位置に操作されている状態において(ステップS21)、主変速レバー43が中立経路44の左の端部以外の部分及び前進変速経路45に操作されると(ステップS30)、操作アーム51が図3の紙面反時計方向に揺動して、バネ41により咬合部40が咬合部39に操作されようとし(植付クラッチ28が伝動状態に操作されようとし)、電動モータ30により植付及び施肥クラッチ28,29が伝動状態に操作される(ステップS33)。 [発明の実施の別形態] 1,2 走行装置 5 作業装置 28 作業クラッチ 32 昇降操作具 43 変速操作具 44 中立経路 45 前進変速経路 46 後進変速経路 |