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High purity of the human factor ix concentrate and other plasma proteins and their therapeutic use

阅读:618发布:2024-02-26

专利汇可以提供High purity of the human factor ix concentrate and other plasma proteins and their therapeutic use专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且Process for the preparation of concentrated, high purity factor IX. The concentrate according to the invention is obtained by chromatographic treatment of a prepurified plasma fraction, combining especially anion exchange chromatography and chromatography on immobilised heparin. This concentrate can be employed for the treatment of haemophilia B. The preparative process according to the invention also makes it possible to obtain concentrates of alpha-antitrypsin, of protein C and S of factors II, VII and X, which are suitable for their therapeutic use. The process also makes it possible to recover albumin, immunoglobulins and antithrombin III.,下面是High purity of the human factor ix concentrate and other plasma proteins and their therapeutic use专利的具体信息内容。

(57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】寒冷沈殿の上澄み液をクロマトグラフ処理にかけることにより因子IXを含有するヒト血漿分画の分離方法において、 a) クロマトグラフイーによる予備精製工程、 b) DEAE−セフアロースおよび段階的にイオン強度が高められる緩衝液を用いて選択的溶離を行うアニオン交換クロマトグラフイーによる分離工程、次いで c) ヘパリン−セフアロースおよび段階的にイオン強度が高められる緩衝液を用いて選択的溶離を行うアフイニテイ−クロマトグラフイー工程、 の3種のクロマトグラフイー工程からなることを特徴とする前記分離方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 本発明は、出発物質として、因子IXを含有するヒト血漿の分画を使用して、イオン交換クロマトグラフィーおよびアフィニティークロマトグラフィーによる高純度の因子IX濃縮物を得ることに関する。 本発明によれば、また、アルファー抗トリプシン、蛋白質Cおよび蛋白質S、プロトロンビンまたは因子IIおよびスチャート因子または因子Xが濃縮した分画を得ることが可能である。
    また、この方法によると、アルブミン、抗トロンビンII
    Iおよび免疫グロブリンを回収することが可能である。

    第1に、因子VII濃縮物および、第2に、剛濃活性をもつ他の蛋白質を含まない因子IX濃縮物を利用可能とすることは、因子VIIおよび因子IXの両者を欠く患者(B
    血友病者)のために極めて有益である。 事実、病気のこれら2つのカテゴリーは、4種類の凝固蛋白質、すなわち、因子II、因子VII、因子IXおよび因子Xを含有するプロトロンビン複合体(また、PPSBとして知られている)の血漿蛋白質の濃縮物を使用することによって現在処置されている。 出血の出来事の間、PPSBにより処置すると、因子VIIを欠く患者および因子IXを欠く患者の両者は、大きい量の他の凝固因子(因子IIおよび因子X)
    を投与され、これに対して、処置前、患者は正常のレベルを有する。 この過剰の凝固蛋白質は、血栓症の危険を誘発しうる。 この危険は、因子VIIを欠く患者においていっそう起こりうる。 なぜなら、生体内において、この蛋白質は比較的短い半減期(7〜9時間)を有し、正常の生理学的レベルを再び達成するためには、大量の投与量のPPSB、すなわち、因子II、因子IXおよび因子Xを注射を必要とするからである。 この現象は、、PPSBは因子
    VIIにおいて通常劣るという事実によって増幅される(例えば、20〜45IU/mgの因子Xに比較して10〜18IU/m
    g)。 全血漿を使用する処置は、提案されたが、ウイルス汚染のよく知られた危険を誘発する。 なぜなら、治療学的血漿は病原性ウイルスに関して通常不活性化されていず、そしてPPSBを使用するときと同一の大量の反復した注射を必要とし、そして付随する血漿誘導蛋白質の過度の配合を生ずるからである。

    イオン交換(DEAE)クロマトグラフィーおよびアフィニティークロマトグラフィー[ヘパリン−セファロース(Sepharose)]の有用性を立証するある種の刊行物が存在する[アンダーソン(Andersson)ら、トロンボシス・リサーチ(Thrombosis Research);7、451−459、
    1975]が、わずかの治療学的因子VIIおよび因子IXの濃縮物が存在するだけである。 現在、因子VII濃縮物は存在するが、この誘導体は因子IX、因子IIおよび因子Xの抗原、および大量の投与量のヘパリンを含有する。 高純度の因子IX濃縮物を調製する方法は発表された[メナシェ(Menach)ら、ブラッド(Blood)、64、1220−122
    7、1984];この方法は2種類のクロマトグラフィーの吸着工程を使用し、第1はDEAE−セファデックス(Seph
    adex)の存在下におけるバッチ処理であり、第2は硫酸デキストランのカラムの通過である。 この技術は、まず、PPSBの精製[DEAE−セファデックス(Sephadex)]
    および引続く硫酸デキストランへの親和性による因子IX
    の単離から成る。 しかしながら、バッチの吸着工程(わずかにのみ自動化可能でありかつ再現性に劣る方法)のために工業的カラムクロマトグラフィーの利点のすべてを提供せず、そして他の潜在的に有用な血漿分画の最適化された回収を損なう。 最後に、それはプロコンバーチンの同時回収に好適ではない。

    今回、普通のクロマトグラフィー技術を使用する方法が発見され、この方法は、因子IXを含有するヒト血漿の任意の分画について使用して、分画を適当に処理した後、高純度の因子IX、すなわち、120IU/mgより大きい比活性を有しかつ主として因子II、因子VIIおよび因子X
    を含有しない因子IXを得ることができる。

    こうして、本発明は、ヒト血漿の分画を予備精製して、脂質および蛋白質の汚染物質を排除し、次いでこの予備精製した分画をクロマトグラフィー処理し、そしてクロマトグラフィー処理は、なかでも、アニオン交換クロマトグラフィーおよびアフィニティークロマトグラフィーの組み合わせである、高純度の因子IXを調製する方法に関する。

    上に示したように、本発明の方法は、因子IXを含有する任意の分画、とくに、また、因子II、因子Xおよび因子VII、ならびに蛋白質Sおよび蛋白質Cを含有する分画に適用することができ、次いで、これらは前記方法によって、また、分離することができる。

    血漿分画について実施できる処理のうちで、つぎのものを記載することができる: − 軟質または硬質のイオン交換樹脂上の吸着、 − リン酸三カルシウムを使用する処理、 − 硫酸バリウムまたは塩化バリウムを使用する処理、 − 硫酸アンモニウムを使用する沈殿、 − アルミニウゲル上の吸着。

    これらの処理は、因子IX、ならびに引続くクロマトグラフィー工程を実施する前に、脱着される、存在しうる因子II、因子VIIおよび因子Xを吸着する。

    予備精製処理は、因子IXの比活性が0.5IU/mgより大きいかあるいはそれに等しい、分画を得るように設計される。 一般に、約1IU/mgの比活性は、この方法の満足な使用を可能とし、そして所望の純度を有する因子IXを得ることを可能とする。

    この予備精製カラムの溶離物は、アルブミン、免疫グロブリン、抗トロンビンIIIおよびアルファ−抗トリプシンを含有する;これらの異なる物質は、引続いて精製し、そして濃縮することができる。

    引続くクロマトグラフィー工程は、好ましくは、イオン交換クロマトグラフィー、例えば、DEAE−セファロース(Sepharose)を使用するクロマトグラフィーを使用することによって実施し、このクロマトグラフィーはヘパリンの存在下に実施することができ、次いでアフィニティークロマトグラフィー、ことに固定化されたヘパリンを使用するアフィニティークロマトグラフィーを実施する。

    本発明の他の面に従い、予備精製の代わりに、透析したを使用して寒冷沈殿を上澄み液を希釈−ろ過してそのイオンを減少させ、そしてクロマトグラフィーゲルへの選択した蛋白質の吸着を可能とすることができる。
    有利には、ヘパリンを1IU/mlの最終投与量で添加する。

    本発明のこの特定の面に従い、アルファ−抗トリプシンは第1アニオン交換クロマトグラフィーにより保持される;それは0.13〜0.17モル濃度(M:以下、単に「モル」という)のNaClを含有する、より特定的には0.16モルのNaClに調節された緩衝液により、わずかに酸性のpH
    において脱着する。

    もちろん、この方法の任意の階段において、この分野においてよく知られた技術によってウイルスの不活性化を実施することができる。

    しかしながら、とくに満足すべき結果は、予備精製した血漿分画を溶媒−洗浄剤処理、例えば、欧州特許出願0 131 740号に記載される処理に付することによって得られた。

    本発明による方法は、アニオン交換樹脂、とくにDEAE
    −セファロース(Sepharose)ゲルを使用するクロマトグラフィーを包含する;イオン力が増大する緩衝液を使用する溶離によって、3つの分画、それぞれ、プロコンバーチン(因子VII)、プロテインCおよびプロテインS、およびアルファ−インター−トリプシン阻害剤が濃縮物された分画、および最後に因子IX、因子IIおよび因子Xを含む分画が回収される。

    プロコンバーチンが濃縮物した分画は、0.18〜0.20モル、好ましくは0.19モルのNaClを含有しかつわずかに酸性のpHにおける緩衝液によって脱着される。 それが溶離されるとすぐに、それに1IU/ml(最終濃度)の投与量のヒト抗トロンビンIIIを添加することが好ましい。 次いで、分画を濃縮し、そして、この段階において、ヘパリン濃度を5〜10IU/ml、好ましくは5IU/mlの調節する。

    この方法によって、約45%の収率で、少なくとも0.7I
    U/mg蛋白質の比活性をもつプロコンバーチンを得ることができる。

    アニオン交換樹脂上に吸着された他の血漿分画の回収は、イオン強度を徐々に増大することによって実施する。

    こうして、プロテインCおよびプロテインSを含有するが、他の凝固因子(II、VII、IX、X)を含有しない分画は、好ましくは、クロマトグラフィーの緩衝液の塩類濃度を増加することによって実施する。 塩類、好ましくは塩化ナトリウム、の濃度は、0.26〜0.30モル、そして、有利には、0.28モルに調節し、そしてわずかに酸性のpHである。

    因子IX、因子IIおよび因子Xが濃縮した分画は、クロマトグラフィー緩衝液の塩類濃度を新しく増大することによって溶離され、この濃度は0.34〜0.38モルの塩化ナトリウム、好ましくは0.36モルの塩化ナトリウムであり、pHは8.0の調節する。

    アニオン交換樹脂を使用するこのクロマトグラフィー後、本発明による方法は、とくに因子IIおよび因子Xの調製を可能とするアフィニティークロマトグラフィーによる、新しい精製工程を包含する。 このアフィニティークロマトグラフィーは、好ましくは、固定化されたヘパリンと、とくにヘパリン−セファロース(Sepharose)
    を使用して、クエン酸塩緩衝液中において実施する。

    このクロマトグラフィーにより、因子IIを含有するろ液を分離することができ、これは引続いてトロンビンの調製のために収集することができる。

    クエン酸塩緩衝液中の塩類濃度を増大することによって、より精確には、塩化ナトリウムの量を0.23〜0.27の範囲に、より好適には0.25モルに調節することによって、因子Xに富み、そしてプロテインCおよびS阻害剤およびアルファ−インター−トリプシン阻害剤を含有する分画が溶離される。

    最後に、NaCl濃度を0.43〜0.47モル以上、好ましくは
    0.45モルに上昇することによって、因子Xに富んだ分画が溶離される。 次いで、この分画を限外ろ過によって濃縮し、そして凍結乾燥する。

    例えば、0.014IU/mgの比活性の相当する量で因子IXを含有する寒冷沈殿の上澄み液を使用して出発することによって、この方法に従い、約120IU/mg蛋白質の高純度の因子IXを得ることができる。

    因子IXを安定化するために、因子IXの劣化および凝固剤活性の損失を防止する、1種または2種以上の安定剤を準備することができる。 好ましくは、これらの安定化は溶離緩衝液に添加する。

    評価する種々の物質のうちで、アルギニンは因子IXを安定化するためにとくに有効であるように思われる。 好ましくは、少なくとも1g/l、例えば、1〜5g/lは最少投与として使用する。

    その上、因子IXがクロマトグラフィーのカラムから溶離されるとすぐに、他の安定剤を添加することによって、因子IXを、ことに凍結乾燥に関して、安定化することが、また、好ましい。 この場合において、リジンを少なくとも0.5g/l、例えば、0.5〜2g/lの濃度で使用することが好ましい。

    こうして得られる生成物は、治療学的に、ことに血友病の処置に、有利に使用することができる。 すでに使用されている同等の物質に比較して、この生成物は他の凝固因子、血漿蛋白質および脂質の汚染物質を含有しないという利点を有する。

    以下の実施例によって、本発明をさらに説明するが、
    これらの実施例は本発明を限定しない。

    実施例 出発物質として、凍結した新鮮な血漿を融解し、そして0〜3℃において遠心することによって得られる寒冷沈殿の上澄み液を使用する。 この物質は因子IX(比活性
    0.014IU/mg)を含有する。

    1、 精製 上澄みのバッチを、生理学的血清の存在下にDEAE−セファデックス(Sephadex)A50で処理する。 0.01モルのクエン酸塩pH7.0中の0.2モルの塩化ナトリウムで洗浄した後、0.01モルのクエン酸塩pH7.0中の2モルの塩化ナトリウムで溶離を実施する。 次いで、塩を限外ろ過によって排除する。

    この予備精製した因子IXの比活性は、1IU/mg蛋白質の範囲である。

    この予備精製カラムの溶離液は、他の蛋白質のなかでも、アルブミン、免疫グロブリン、抗トロンビンIII、
    アルファ−抗トリプシンおよびトランスフェリンを含有し、これらの蛋白質は引続いて収集し、精製し、そして濃縮することができる。

    あるいは、セファデックスを使用するこの精製の代わりに、透析した水で寒冷沈殿の上澄み液を希釈およびろ過する工程を用いることができる。 ヘパリンをろ過後1I
    U/mlの最終濃度に添加する。 この場合において、アルブミン、免疫グロブリンおよび抗トロンビンIIIは次のカラムのろ液中に回収され、そしてアルファ−抗トリプシンはこのカラム上に吸着されるであろう。 それは、また、例えば、0.16モルのNaClを含有する低いイオン強度の緩衝液で溶離することもできる;次いで、それをセファクリル(Sehpacryl)S−200(Pharmacia)によって、欧州特許出願88.400235.3に記載されたプロトコルに従い、さらに精製することができる。

    この希釈/ろ過工程は、セファデックスを使用する予備精製を実施するとき、精製される因子IXを、この方法の終りおいて得ることができない。 わずかに30%の収率で、5〜10IU/mg蛋白質の比活性を有する因子IXが得られるであろう。

    2、 アニオン交換クロマトグラフィー 前述のように樹脂から脱着され、そして因子IXおよび因子II、因子VIIおよび因子Xを含有し、1IU/ml(最終濃度)のヘパリンが多分添加された、予備精製された分画は、DEAE−セファロース(Sepharose)CL6Bカラム(P
    hamacia)(リン酸塩緩衝液pH6.0と平衡化するように充填している)上に注入する。

    ウイルス不活性を確保するために、溶媒−洗浄剤型の処理は0.3%のトリ−n−ブチルホスフェートおよび1
    %のツイーン(Tween)(Merck)を使用することによって実施することができ、この処理は24℃で6時間実施する。

    異なる分子は、カラムから、イオン強度が増大する緩衝液を使用する溶離によって脱着される。

    因子VII(プロコンバーチン)に富んだ分画の回収 0.19モルの塩化ナトリウムと混合した5ミリモルのクエン酸塩の存在下に6ミリモルのリン酸塩緩衝液で溶離することによって、因子IIが濃縮された分画を収集する。 これに、抗トロンビンIIIを1IU/mlの最終濃度で添加する。 蛋白質濃度を約30g/lに調節するために限外ろ過を実施した後、ヘパリン濃度を5IU/mlに調節し、そしてこの濃縮物を20ml/びんの割合に再分配し、そして凍結乾燥する。

    こうして得られた濃縮物を分析すると、プロコンバーチンは通常1.0〜2.0IU/mg蛋白質の比活性について約25I
    U/mgの活性をもってここで存在することが立証される。
    また、生成物の血栓形成性を増加する原因となりうる凝固因子II、因子IXおよびXの不存在、および蛋白質Cの不存在が確証される。 この生成物の弱い血栓形成力は、
    さらに、ウサギについての「生体外試験」(NAPTT、TGT
    50)および「生体内試験」[有効投与量50(ED50)]
    によって、PPSBを使用する約30〜60IU/kgと比較して、5
    00IU/kgより高いことによって立証される。

    生成物の特性は、プロコンバーチンが欠乏した患者についての抗出血処置に対する有意の改良を提供することを確立する。

    蛋白質Cおよび蛋白質Sの分画の回収 問題の分画は、pH6.0において5ミルモルのクエン酸ナトリウムの存在下に0.28モルの塩化ナトリウムを含有するリン酸塩緩衝液の通過によって、DEAE−セファロース(Sepharose)カラムから脱着する。

    溶離液は次の顔料によって特徴づけられる: プロテインC:5IU/ml プロテインS:5IU/ml それは凝固因子II、因子VII、因子IXおよび因子Xを含有しない。

    因子II、因子IXおよび因子Xを含有する分画の溶離 この分画は、pH8,0に調節し、そして0.36モルの酸化ナトリウムを含有する5ミリモルのクエン酸塩−リン酸塩緩衝液の通過によって溶離する。

    因子IXは、この溶離液中に、約3IU/mgの比活性に相当する量で存在する。 この分画は因子VII:Cを含有しないことが保証されている。

    3、 固定化されたヘパリンを使用するアフィニティークロマトグラフィーおよび因子IX濃縮物の調製 前のカラムから溶離された最後の分画は、因子II、因子IXおよび因子Xの混合物を含有する;それを透析してイオン強度を調節し、そして安定剤を3g/lの濃度に添加する;次いで、それを20ミリモルのクエン酸塩緩衝液、
    pH7.4、で均衡させた、ヘパリン−セファロース(Sepha
    rose)クロマトグラフィーゲルを含有するカラム上に注入する。

    因子IIを含有するろ液を集める。 次いで、基を0.25モルのNaClを含有するクエン酸塩緩衝液で溶離し、そして因子Xが濃縮物された分画を集める。

    0.45モルの塩化ナトリウムを含有する緩衝液でさらに各々し、これに3.5gのアルギニンを安定剤として添加することによって、因子IX濃縮物を集める。

    それが溶離されるとすぐに、安定剤として1g/lのリジン、および必要に応じてヘパリンを5IU/ml最終濃度で添加する。 次いで、生成物を限外ろ過によって濃縮し、ろ過により滅菌し、そして凍結乾燥する。

    生成物の平均の生化学的特性を下に記載する: 蛋白質類(g/l) 0.19±0.03 因子IX:C 25±3 因子IXの比活性 (IU/mg蛋白質) 130±10 因子II:C(IU/ml) 0.1 因子VII:C(IU/ml) 0.1 因子IXa(%) 0 AT III(IU/ml) 0 この因子IXは濃縮物は、検出可能な因子(因子XI、XI
    I、プレカリクレイン HMW キニノゲン)または活性化因子(トロンビン、Xa、pka....)を含有しない。 それは、また、プロトロンビン複合体の主要な汚染物質である、他の蛋白質、例えば、インター−アルファ−トリプシン阻害剤または因子C 4 )を本質的に含有しない。

    その血栓形成活性は、ウサギ血行停止モデル(Wessle
    r 試験)によって決定して、究めて低い:DE 50 >450IU/
    kg。

    安定剤によって、可溶化後、因子IXの量は、室温において、活性を損失しないで、少なくとも8時間安定である。

    最初のヒト研究は、注射の時間において、非耐性の反応を示さない。 因子V、フィブリノゲンおよび血小板の投与は、変動が示さざう、生成物の可能な血栓形成性を示す。

    人間への注射は、因子IXの40〜45%の回収率および20
    〜25時間の半減期を示し、こうしてこれらの値はPPSBを使用して得られるものに匹敵する。

    この濃縮は、高品質の生成物であると思われ、そしてB血友病の出血を処置するとき、増大した安全性を提供する。

    本発明の主な態様および特徴は、次の通りである。

    1、因子IXを含有するヒト血漿の分画を、アニオン交換クロマトグラフィーにかけ、次いで固定化されたヘパリンを使用するアフィニティークロマトグラフィーにかけることを特徴とする、因子IXを含有するヒト血漿の分画を分離する方法。

    2、アニオン交換クロマトグラフィーはヘパリンの存在下に実施する上記第1項記載の方法。

    3、アニオン交換クロマトグラフィーは半硬質DEAEゲルを使用して実施する上記第1または2方法。

    4、アニオン交換クロマトグラフィーはDEAE−セファロース(Sepharose)CL6Bゲルを使用して実施する上記第3項記載の方法。

    5、アフィニティークロマトグラフィーはヘパリン−アガロースを使用して実施する上記第1〜4項のいずれかに記載の方法。

    6、アフィニティークロマトグラフィーはヘパリン−セファロース(Sepharose)CL6Bを使用して実施する上記第5項記載の方法。 7、血漿分画は寒冷沈殿の上澄み液である上記第1〜6項のいずれかに記載の方法。

    8、高純度の因子IX濃縮物を調製するため、寒冷沈殿の上澄み液を、アニオン交換クロマトグラフィーの前に、
    予備精製する上記第1〜7項のいずれかに記載の方法。

    9、予備精製はDEAE−セファデックス(Sephadex)を使用するクロマトグラフィーによって実施する上記第8項記載の方法。

    10、予備精製した分画の因子IXの比活性は少なくとも0.
    5IU/mg蛋白質である上記第8または9項記載の方法。

    11、予備精製した分画の因子IXの比活性は約1IU/mg蛋白質である上記第10項記載の方法。

    12、因子IXの安定剤を溶離緩衝液に添加する上記第8〜
    11項のいずれかに記載の方法。

    13、安定剤はアルギニンである上記第12項記載の方法。

    14、1g/lの最少量のアルギニンを添加する上記第13項記載の方法。

    15、凍結乾燥の安定剤として、リジンを、溶離直後に、
    因子IX濃縮物に添加する上記第8〜14項のいずれかに記載の方法。

    16、予備精製した分画を溶媒−洗浄剤処理によってウイルス不活性化する上記第8〜15項のいずれかに記載の方法。

    17、120IU/mg蛋白質に等しいかあるいはそれより大きい比活性を有する高純度の因子IX濃縮物。

    18、上記第8〜16項のいずれかに記載の方法に従って得られる上記第17項記載の濃縮物。

    19、上記第17または18項記載の因子IX濃縮物を含有する製薬学的配合物。

    20、アニオン交換クロマトグラフィーのろ液を分離した後、溶離をイオン力が増大する緩衝液を使用して実施して、それぞれ、アルファ−1−抗トリプシン(AAT)、
    プロコンバーチン(因子VII)、蛋白質Cおよび蛋白質Sが濃縮した4種類の分画および最後に因子IXを分離する上記第1〜7項のいずれかに記載の方法。

    21、アニオン交換クロマトグラフィーより前に、希釈−
    ろ過工程を実施する上記第20項記載の方法。

    22、AATが濃縮した分画を、0.13〜0.17モル/lの塩化ナトリウムを含有する緩衝液により、わずかに酸性のpHにおいて溶離する上記第20または21項記載の方法。

    23、因子VIIが濃縮した分画を、018〜0.20モル/lの塩化ナトリウムを含有する緩衝液により、わずかに酸性のpH
    において溶離する上記第20〜22項のいずれかに記載の方法。

    24、因子VII濃縮物を得るため、溶離した分画を、それにヘパリンおよび抗トロンビンIIIを添加することによって、処理する上記第20〜23項のいずれかに記載の方法。

    25、蛋白質Cおよび蛋白質Sが濃縮した分画を、0.26〜
    0.30モル/lの塩化ナトリウムを含有する緩衝液により、
    わずかに酸性のpHにおいて溶離する上記第20〜24項のいずれかに記載の方法。

    26、因子IXが濃縮した分画を、0.34〜0.38モル/lの塩化ナトリウムを含有する緩衝液により、わずかに酸性のpH
    において溶離する上記第20〜25項のいずれかに記載の方法。

    27、因子IX濃縮物を得るため、因子IXをリジンの添加により安定化する上記第20〜26項のいずれかに記載の方法。

    28、リジンは、アフィニティークロマトグラフィーの前および後に、添加する上記第27項記載の方法。

    29、アルギニンをアフィニティークロマトグラフィーのために使用する溶離緩衝液中に添加する上記第27または
    28項記載の方法。

    30、上記第20〜29項のいずれかに記載の方法によって調製された血漿誘導体。

    31、上記第30項記載の血漿誘導体を含む製薬学的配合物。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 FI // A61K 35/14 A61K 35/14 B 38/43 B01D 15/08 B01D 15/08 G01N 33/48 K G01N 33/48 A61K 37/465 (56)参考文献 欧州公開229026(EP,A1) J. Biol. Chem. ,253(17) (1978)P. 5946−5951 Prep. Biochem. ,11 (4)(1981)P. 397−412 Throm. Res. ,19(6) (1980)P. 743−755 (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) C07K 1/00 - 19/00 A61K 6/00 - 48/00

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