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Automatic selecting device for hierarchical relation

阅读:57发布:2020-12-16

专利汇可以提供Automatic selecting device for hierarchical relation专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To extract only hierarchical relation in which attributes are properly succeeded in the case of succeeding corresponding attributes in accordance with hierarchical relation among data by specifying the depth of hierarchy included in the group of attributes.
CONSTITUTION: When correspondence 4 exists between a data group 1 having hierarchical relation among the data and a data attribute group 2, the hierarchical relation is automatically selected by specifying the hierarchical depth 3 included in the attribute group at the time of succeeding the corresponding attributes in accordance with the hierarchical relation among the data in order to derive new correspondence from the applied correspondence 4. When superior hierarchy, e.g. is specified, hierarchical relation to be extracted is increased and much correspondence to attributes is also derived, but danger causing the derivation of error correspondence is also increased. Consequently a user can obtain hierarchical relation in consideration of the number of correspondence elements required and reliability.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO,下面是Automatic selecting device for hierarchical relation专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合とデ−タの属性の集合との間に対応付けがある場合、与えられた対応付けから新しく対応付けを導出するため、
    属性の集合が持つ階層の深さを指定することにより、対応付けられた属性がデ−タ間の階層関係に従って適切に継承される階層関係のみを選別する階層関係自動選別装置であって、 上記デ−タの集合を入力し、順次上位関係をたどることにより最初にたどられる上位デ−タを先頭とする上位デ−タの順序集合を作成する上位デ−タ順序化手段と、 上記上位デ−タ順序化手段により作成された各デ−タ毎の上位デ−タの順序集合を格納する上位デ−タ格納テ−
    ブルと、 上記属性の集合を入力し、該属性の階層の深さの指定に応じて該属性の集合をいくつかの属性群に分類する属性分類化手段と、 上記属性分類化手段により分類された属性群を格納する属性群格納テ−ブルと、 上記デ−タと属性との対応付けを入力し、上記属性群格納テ−ブルに格納された属性群を用いて、属性群毎に対応するデ−タ群を決定するデ−タ群化手段と、 上記デ−タ群化手段で決定されたデ−タ群を格納するデ−タ群格納テ−ブルと、 上記デ−タ群格納テ−ブルの各デ−タ群に含まれる各デ−タに対して、上記上位デ−タ格納テ−ブルの上位デ−
    タの順序集合を用いて、同じデ−タ群に含まれ、かつ順序が最も前の上位デ−タとの階層関係を取り出す階層関係抽出手段と、 上記階層関係抽出手段で抽出した階層関係を出力する階層関係出力手段とを具備することを特徴とする階層関係自動選別装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、大規模なデ−タ集合において、デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合とデ−
    タの属性の集合との間に対応付けがある場合、与えられた対応付けから新規に対応付けを導き出すため、対応付けられた属性をデ−タ間の階層関係に従って継承する際に、属性の集合が持つ階層の深さを指定することにより、その階層の深さに応じて属性が適切に継承される階層関係のみを取り出す階層関係自動選別装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、知識ベ−スシステムにおける知識は、フレ−ム、プロダクションル−ル、あるいは意味ネットワ−ク等の記述形式で表現されている(例えば、人工知能学会編『人工知能ハンドブック』オ−ム社
    1990発行、'エキスパ−トシステム編'参照)。 いま、
    知識をフレ−ムの記述形式で表現しようとすると、対象がフレ−ム、その対象が持つ属性がスロット、その属性の値がスロット値となる。 例えば、対象として『病気』
    というフレ−ムを考えた場合、具体的に『病気』を表わすインスタンスには「風邪」「炎」「癌」等がある。
    属性のスロットとしては、『病気』の症状を示す「熱」
    「咳」「吐き気」等がある。 さらに、インスタンス「風邪」のスロット「熱」には、「38度以上」等のスロット値を対応付けることにより表現される。 このような知識を用いた知識ベ−スシステムの代表的なものとして、
    エキスパ−トシステムが知られている。 このエキスパ−
    トシステムでは、対象分野と処理内容とが限定されているので、知識ベ−スとしては小規模のものとなる。 これを前述の例で説明すると、対象分野を『病気』とし、処理内容を『病名診断』とすることにより、インスタンスは『病名』に限定されることになる。 このような小規模な知識ベ−スを構築する場合、限定された対象のインスタンスと各インスタンスのスロット値との対応付けは、
    従来、人手により行われていた。 以下の説明では、対象のインスタンスをデ−タ、各インスタンスのスロット値をデ−タの属性としている。

    【0003】一方、文献検索システムおよび翻訳処理システムで利用されているシソ−ラスは、大規模なインスタンスからなる知識の代表的なものとして知られている。 シソ−ラスでは、語と語の間の上位下位の関係、および同義関係としては表現されているが、語とその語が表わす事物の属性との関係については表現されていなかった。 例えば、「山」に対しては、上位語として「陸地」、下位語として「火山」、同義語として「やま」
    「山岳」等が関係付けられて記述されているが、「山」
    の量の尺度を表わす属性として「標高」等は関係付けられてはいなかった。 ところで、最近では、種々の状況に対処でき、高度な問題を解決することができるように、
    対象分野を限定することなく、原則的な知識や常識を常備することの必要性が提案されてきた。 そのような知識の1つとして、シソ−ラスのような大規模なデ−タの集合に対して、デ−タと属性との対応付けがある。 すなわち、量に関する概念知識を持つ知識ベ−スを用いて、対象概念と比較概念とから量属性を導き出す。 その手順としては、対象概念と比較概念の組合わせを入とし、知識ベ−スを用いて対象概念と量属性の関係から量属性候補1を決定し、次に比較概念と量属性の関係から量属性候補2を決定し、さらにこれらに共通な量属性を選択して、入力に対する量属性を決定する。 例えば、上記シソ−ラスにおいて、「山」に「標高」という属性が対応付けられていると、比較の程度を表わす「高い」という語と量の尺度を表わす「標高」という語の関係を用いて、
    『高い山』という文章から「高い」のは「山」の「標高」であることを知る、等の省略語の補填が行える。 また、例えば、『鳥がとんでいる』という文を英語に機械翻訳する際に、シソ−ラスを用いるだけでは、上記文中の'とんでいる'の意味が「飛ぶ(fly)」であるのか、あるいは「跳ぶ(jump)」であるのかを一意に決定できない。 しかし、「鳥」に「飛ぶ(fly)」という属性を対応付けておくことにより、『A bird is
    flying』のような属性を考慮した機械翻訳が可能となる。 このように、従来は不可能であった補填や機械翻訳等を円滑に行うためには、大規模なデ−タの集合に対するデ−タと属性との対応付けが必要となる。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大規模なデ−タの集合に対するデ−タと属性との対応付けを人手により実行すると、属性との対応付けに作業者の主観が含まれるので、一貫性のある対応付けが困難であり、
    かつ膨大な手間と時間と経費を必要にするという問題がある。 また、作成後の拡張、およびそのメンテナンスが簡単ではないという問題も生じる。 従って、デ−タと属性との対応付けは、できる限り自動化されることが必要である。 そこで、最初に考えられることとして、シソ−
    ラス等の既存の階層関係およびデ−タと属性との既存の対応付けの事例を利用することが考えられる。 対応付けの事例は、例えばテキスト等から抽出したものでよく、
    必要とする対応付けの一部でよい。 この対応付けの事例を階層関係に従って継承することにより、与えられたデ−タと属性との対応付けから新規に対応付けを導き出すことができ、それにより、デ−タと属性との大量の対応付けを効率的に行うことができる。 しかしながら、既存の階層関係をそのまま利用すると、対応付けるべきでない属性も下位のデ−タに継承してしまう危険性があり、
    その場合には、得られた属性との対応付けの信頼性を低下させる。 例えば、『'車'に'排気量'がある』という知識を得ることにより、『'車'の下位の'バイク'
    にも'排気量'がある』という知識が導き出される。 これは、予め人間が対象の上位下位関係を知っているからである。 計算機上では、対象の上位下位関係を示すものとしてシソ−ラスが開発されてきた。 しかし、既存のシソ−ラスの階層を単純に対象概念の階層として利用すると、『'車'の下位の'自転車'にも'排気量'がある』という誤った継承をする危険性もある。 従って、本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、デ−タ間に階層関係があるデ−タの集合とデ−タの属性の集合との間に対応付けがある場合に、与えられた対応付けから新規に対応付けを導き出すため、対応付けられた属性をデ−タ間の階層関係に従って継承する際に、属性が適切に継承される階層関係のみを取り出すことが可能な階層関係自動選別装置を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の階層関係自動選別装置は、デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合(1)とデ−タの属性の集合(2)との間に対応付け(4)がある場合、与えられた対応付け(4)から新しく対応付けを導出するため、属性の集合が持つ階層の深さ(3)を指定することにより、対応付けられた属性がデ−タ間の階層関係に従って適切に継承される階層関係のみを選別する階層関係自動選別装置であって、かつ上記デ−タの集合を入力し、順次上位関係をたどることにより最初にたどられる上位デ−タを先頭とする上位デ−タの順序集合を作成する上位デ−タ順序化手段(5)と、上記上位デ−タ順序化手段(5)により作成された各デ−タ毎の上位デ−タの順序集合を格納する上位デ−タ格納テ−ブル(6)と、上記属性の集合を入力し、属性の階層の深さの指定に応じて属性の集合をいくつかの属性群に分類する属性分類化手段(7)と、上記属性分類化手段(7)により分類された属性群を格納する属性群格納テ−ブル(8)と、上記デ−タと属性との対応付けを入力し、上記属性群格納テ−ブル(8)に格納された属性群を用いて、属性群毎に対応するデ−タ群を決定するデ−タ群化手段(9)と、
    上記デ−タ群化手段(9)で決定されたデ−タ群を格納するデ−タ群格納テ−ブル(10)と、上記デ−タ群格納テ−ブル(10)の各デ−タ群に含まれる各デ−タに対して、上記上位デ−タ格納テ−ブル(10)の上位デ−タの順序集合を用いて、同じデ−タ群に含まれ、かつ順序が最も前の上位デ−タとの階層関係を取り出す階層関係抽出手段(11)と、上記階層関係抽出手段(1
    1)で抽出した階層関係を出力する階層関係出力手段(12)とを具備することを特徴としている。

    【0006】

    【作用】本発明においては、デ−タ間に階層関係があるデ−タの集合とデ−タの属性の集合との間に対応付けがある場合に、与えられた対応付けから新規に対応付けを導き出すため、対応付けられた属性をデ−タ間の階層関係に従って継承する際に、属性の集合が持つ階層の深さを指定することにより、指定された階層の深さに応じて属性が適切に継承される1階層間の上位下位関係を自動的に取り出した後、指定された階層の深さに応じて、属性が適切に継承される複数の階層間にまたがる上位下位関係を1階層間の上位下位関係として自動的に生成することにより、階層関係の自動選別を行う。 本発明では、
    属性の集合が持つ階層の深さの指定を変化させることにより、取り出される階層関係の数を変化できる。 例えば、上位の階層を指定すると、取り出される階層関係は多くなり、属性との対応付けも多く導き出されるが、誤った対応付けが導出される危険性も高くなる。 これに対して、下位の階層を指定すると、取り出される階層関係は少なくなり、属性との対応付けは少数しか導出できないが、誤った対応付けが導出される危険性も低くなる。
    これにより、利用者は、必要とする対応付けの数と信頼性とを考慮して、階層関係を得ることが可能となる。

    【0007】

    【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。 図1は、本発明の一実施例を示す階層関係自動選別装置の機能ブロック図である。 図1において、1
    〜4は選別装置への入力であって、1はデ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合、2は属性間に階層関係を持つ属性の集合、3は属性の集合が持つ階層の指定された深さ、4はデ−タと属性との対応付けである。 また、5はデ−タの集合1を読み込み、各デ−タ毎に上位デ−タの順序集合を作成する上位デ−タ順序化手段、6は順序化手段5で作成された上位デ−タの順序集合を格納する上位デ−タ格納テ−ブル、7は属性の集合2および階層の深さ3を読み込み、属性の集合をいくつかの属性群に分類する属性群分類手段、8は分類手段7で分類された属性群を格納する属性群格納テ−ブル、9は対応付け4を読み込み、対応付け4と属性群格納テ−ブル8を用いて属性群毎に対応するデ−タ群を決定するデ−タ群化手段、10はデ−タ群化手段9により決定されたデ−タ群を格納するデ−タ群格納テ−ブル、11は上位デ−タ格納テ−ブル6とデ−タ群格納テ−ブル10を用いて適切な階層関係を取り出す階層関係抽出手段、12は抽出手段11により抽出された階層関係を出力する階層関係出力手段、13は自動選別された階層関係の出力である。

    【0008】図2は、図1における処理フロ−チャ−トである。 先ず、デ−タの集合1を読み込み、デ−タ順序化手段5により上位デ−タの順序集合を作成し、上位デ−タ格納テ−ブル6にこれを格納する(ステップ1
    4)。 次に、属性の集合2およびその集合が持つ階層の指定された深さ3を読み込み、属性群分類手段7により属性の集合をいくつかの属性群に分類し、属性群格納テ−ブル8に格納する(ステップ15)。 次に、デ−タ群格納テ−ブル10の内容を消去する(ステップ16)。
    次に、デ−タと属性との対応付け4を読み込み、属性群格納テ−ブル8を用いてデ−タ群化手段9によりデ−タ群を決定し、デ−タ群格納テ−ブル10に格納する(ステップ17)。 次に、上位デ−タ格納テ−ブル6とデ−
    タ群格納テ−ブル10とを用いて階層関係抽出手段11
    により適切な階層関係を取り出し、階層関係出力手段1
    2により出力する(ステップ18)。 そして、利用者により階層の深さ3が変更されたならば、ステップ15に戻り、また変更されていなければ処理を終了する(ステップ19)。

    【0009】図3はデ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合であるシソ−ラスの一例を示す図、図4は図3に示すシソ−ラスの階層関係にあるデ−タの組の図、図5は属性間に階層関係を持つ量の尺度に関する属性の集合の一例を示す図、図6は図5に示した属性の集合の階層関係にある属性の組の図、図7はデ−タと属性との対応付けの一例を示す図である。 いま、デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合は、図3に示すようなシソ−ラスであるとする。 図3では、「道路」の上位語は「建造物」、
    下位語は「地下道」であることを示している。 また、図4では、図3の内容を階層関係にあるデ−タの組として表現している。 例えば、Kind(物体,物品)の意味は、「物体」の下位語が「物品」であることを表わしている。 図4のデ−タを装置に入力するとき、これらをデ−タの集合1と呼ぶ。 図5では、属性間に階層関係を持つ属性の集合を、量の尺度に関する属性の集合とした場合の階層関係を示している。 図5に示すように、最上位の階層をレベル0、その下位の階層をレベル1、さらにその下位の階層をレベル2とする。 このように、属性の集合の階層の深さをレベルで表わすものとする。 図6には、図5の内容を階層関係にある属性の組として表現したものが示されている。

    【0010】いま、装置に入力する階層の深さ3として、順にレベル0、レベル1、レベル2が与えられ、かつデ−タと属性の対応付け4として図7に示す組が与えられたものとする。 この場合、本発明により、上記シソ−ラスから量の尺度に関する属性を適切に継承する階層関係のみを自動選別する実施例を説明する。 なお、図7
    において、ryou(建造物,重さ)の意味は、「建造物」というデ−タに量の尺度に関する「重さ」という属性が対応付けられていることを表わしている。 先ず、図2に示す手順により、図1の上位デ−タ順序化手段5がデ−タの集合1を読み込み、各デ−タ毎に1階層ずつ上位関係をたどることにより、最初にたどられる上位デ−
    タを先頭とする上位デ−タの順序集合を作成して、上位デ−タ格納テ−ブル6に格納する。 図4に示すデ−タの集合を読み込むと、「地下道」の上位語は「道路」、
    「道路」の上位語は「建造物」という具合に1階層ずつ上位関係をたどることによって、「道路」を先頭にして「建造物」をその次という具合に上位デ−タの順序集合を作成し、上位デ−タ格納テ−ブル6に格納する。 図8
    は、この場合の上位デ−タ格納テ−ブルの内容を示す図である。

    【0011】図9は、レベル0が指定された場合の属性群格納テ−ブルの内容を示す図であり、図10は、レベル0が指定された場合のデ−タ群格納テ−ブルの内容を示す図である。 図1に示す属性群分類手段7は、属性の集合2およびその階層の深さの指定3を読み込み、指定された階層にある属性ごとに、その下位関係をたどって得られる属性群を作成することにより、属性の集合を属性群に分類し、それらを属性群格納テ−ブル7に格納する。 すなわち、属性群分類手段7は、図6に示す属性の集合を読み込み、その最上位の階層(レベル0)が指定されると、最上位の階層にある「量の尺度」に着目して下位関係をたどり、「量の尺度」「体積」「寸法」「重さ」「温度」「排気量」「道幅」「延長」を1まとまりとして属性群格納テ−ブル7に格納する。 このときの属性群格納テ−ブル7の内容は、図9に示すようになる。
    次に、デ−タ群化手段9は、デ−タと属性の対応付け4
    を読み込み、属性群格納テ−ブル8を用いてその属性群に含まれる各々の属性と対応付けられているデ−タをまとめてその属性群に対応するデ−タ群とし、これらをデ−タ群格納テ−ブル10に格納する。 図7に示すデ−タと属性との対応付けを読み込むと、レベル0が指定された場合、「量の尺度」に着目して分類された属性群に含まれる「重さ」「道幅」「延長」に対応するデ−タの「建造物」「道路」「地下道」を1まとまりとしてデ−
    タ群格納テ−ブル10に格納する。 このときのデ−タ群格納テ−ブル10の内容は、図10に示すようになる。

    【0012】図11は、レベル0が指定された場合の階層関係抽出手段により取り出された階層関係の一例を示す図である。 次に、図1に示す階層関係抽出手段11
    は、デ−タ群格テ−ブル10の各デ−タ群に含まれる各デ−タに対して、上位デ−タ格納テ−ブル6の上位デ−
    タの順序集合を用いて同じデ−タ群に含まれ、かつ順序が最も前の上位デ−タとの階層関係を取り出す。 レベル0が指定されると、図10に示すデ−タ群格納テ−ブル10の「量の尺度」に着目して決定されたデ−タ群「建造物」「道路」「地下道」の各々に対して上位デ−タとの階層関係を取り出す。 図8に示す上位デ−タ格納テ−
    ブル6において、「建造物」に関する上位デ−タは「物体」であるが、この「物体」は図10のデ−タ群格納テ−ブル10には含まれていないので、階層関係は取り出されない。 図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において、
    「道路」に関する上位デ−タは「建造物」「物体」である。 それらの中で「建造物」は図10のデ−タ群格納テ−ブル10で「道路」と同じデ−タ群に含まれているので、「建造物」と「道路」の間の階層関係Kind(建造物,
    道路)を取り出す。 図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において、「地下道」に関する上位デ−タは「道路」「建造物」「物体」である。 それらの中で「道路」「建造物」の2つが図10のデ−タ群格納テ−ブル10で「地下道」と同じデ−タ群に含まれているが、図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において順序が前であるのは「道路」であるため、「道路」と「地下道」との間の階層関係Kind(道路,地下道)のみを取り出す。 このときに取り出された階層関係は、図11に示されている。

    【0013】図12は、レベル1が指定された場合の属性群格納テ−ブルの内容を示す図であり、図13は、レベル1が指定された場合のデ−タ群格納テ−ブルの内容を示す図である。 次に、階層関係出力手段12は、階層関係抽出手段11により取り出された階層関係を出力する。 レベル0を指定した場合には、Kind(建造物,道路)、Kind(道路,地下道)の2つの階層関係が出力される。 次に、属性の集合が持つ階層の深さの指定をレベル1に変更すると、次のような動作となる。 属性群分類手段7は、図6に示す属性の集合を読み込み、レベル1にある「体積」「寸法」「重さ」「温度」の各々に着目して属性の集合を属性群に分類し、属性群格納テ−ブル7
    に格納する。 このときの属性群格納テ−ブル7の内容が、図12に示されている。 デ−タ群化手段9は、図7
    に示すデ−タと属性との対応付けを読み込み、「寸法」
    に着目して分類された属性群に含まれる「道幅」「延長」に対応する「道路」「地下道」「重さ」に着目して分類された属性群に含まれる「重さ」に対応する「建造物」の各々のデ−タ群を決定し、これらをデ−タ群格納テ−ブル10に格納する。 このときのデ−タ群格納テ−
    ブル10の内容が、図13に示されている。

    【0014】図14は、レベル1が指定された場合の階層関係抽出手段により取り出された階層関係を示す図であり、図15は、レベル2が指定された場合の属性群格納テ−ブルの内容を示す図であり、図16は同じくレベル2が指定された場合のデ−タ群格納テ−ブルの内容を示す図である。 次に、階層関係抽出手段11は、図13
    の属性である「寸法」に着目して決定されたデ−タ群「道路」「地下道」および属性である「重さ」に着目して決定されたデ−タ群「建造物」の各々に対して、上位デ−タとの階層関係を取り出す。 図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において、「道路」に関する上位デ−タは「建造物」「物体」である。 「建造物」と「物体」は、
    共に図13のデ−タ群格納テ−ブル10において「道路」と同じデ−タ群に含まれていないため、階層関係は取り出されない。 また、図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において、「地下道」に関する上位デ−タは「道路」
    「建造物」「物体」である。 それらの中で「道路」と「建造物」の2つが、図13のデ−タ群格納テ−ブル1
    0に含まれているが、「地下道」と同じデ−タ群に含まれるのは「道路」だけであるため、「道路」と「地下道」の間の階層関係Kind(道路,地下道)のみを取り出す。 また、図8の上位デ−タ格納テ−ブル6において、
    「建造物」に関する上位デ−タは「物体」である。 この「物体」は、図13のデ−タ群格納テ−ブル10に含まれていないため、階層関係は取り出されない。 結局、このときに取り出された階層関係は、図14に示されているように、Kind(道路,地下道)のみが出力される。

    【0015】次に、属性の集合が持つ階層の深さの指定を、レベル2に変更すると、次のようになる。 属性群分類手段7は、図6に示す属性の集合を読み込み、レベル2にある「排気量」「道幅」「延長」およびレベル2に下位関係を持たないレベル1の属性「重さ」「温度」の各々に着目して、属性の集合を属性群に分類し、属性群格納テ−ブルに格納する。 図15は、このときの属性群格納テ−ブルの内容を示したものである。 デ−タ群化手段9は、図7に示すデ−タと属性との対応付けを読み込み、「重さ」に着目して分類された属性群に含まれる「重さ」に対応する「建造物」,「道幅」に着目して分類された属性群に含まれる「道幅」に対応する「道路」,「延長」に着目して分類された属性群に含まれる「地下道」、の各々のデ−タ群を決定して、デ−タ群格納テ−ブル10に格納する。 図16は、このときのデ−
    タ群格納テ−ブル10の内容を示したものである。

    【0016】階層関係抽出手段11は、図16に示す「道幅」に着目して決定されたデ−タ群「道路」,「延長」に着目して決定されたデ−タ群「地下道」,「重さ」に着目して決定された「建造物」の各々に対して、
    上位デ−タとの階層関係を取り出す。 図8に示す上位デ−タ格納テ−ブル6において、「道路」に関する上位デ−タは「建造物」と「物体」である。 これらの中で「建造物」は図16に示すデ−タ群格納テ−ブル10に含まれているが、「道路」と同じデ−タ群に含まれていないので、階層関係は取り出されない。 また、図8に示す上位デ−タ格納テ−ブル6において、「地下道」に関する上位デ−タは「道路」「建造物」「物体」である。 これらの中で「道路」「建造物」の2つのデ−タは図16のデ−タ群格納テ−ブル10に含まれているが、どちらも「道路」と同じデ−タ群に含まれていないので、階層関係は取り出されない。 また、図8に示す上位デ−タ格納テ−ブル6において、「建造物」に関する上位デ−タは「物体」である。 この「物体」は図16に示すデ−タ群格納テ−ブル10に含まれていないので、階層関係は取り出されない。 その結果、このときの階層関係は1つも取り出されない。 従って、階層関係出力手段12は、階層関係は1つも取り出さない。

    【0017】以下、本発明の作用として、属性の集合が持つ階層の深さの指定を変化させることにより、取り出される階層関係の数が変化するので、本発明の利用者は必要とする対応付けの数と信頼性を考慮した階層関係の自動選別を行うことができるという理由を説明する。 前述したように、レベル0を指定した場合には、自動選別される階層関係は図11に示すようなKind(建造物,道路),Kind(道路,地下道)となる。 この階層関係を用いると、「建造物」に対応付けられた「重さ」という属性が下位の「道路」や「地下道」にも継承されるため、
    誤った対応付けを導出することになってしまう。 従って、この場合、高いレベル0を指定すると、多くの対応付けが導出されるが、前述のように誤った対応付けも導き出されてしまうので、好ましい選別結果ではないことが判る。 次に、レベル1を指定した場合、自動選別される階層関係は、図14に示すようにKind(道路,地下道)
    となる。 この階層関係を用いると、レベル0を指定した場合に継承された「重さ」という属性は下位の「道路」や「地下道」へは継承されず、「道路」に対応付けられた「道幅」という属性のみが下位の「地下道」に継承されるので、正しい対応付けのみが導出されることになる。
    従って、レベル1の指定が好ましい選別結果となる。 さらに、レベル2を指定した場合には、自動選別される階層関係はない。 従って、この場合には導出される対応付けがないので、装置の利用者がデ−タと属性との対応付けを多く必要とするときには、好ましい選別結果ではないことが判る。

    【0018】本実施例から明らかなように、本発明の階層関係自動選別装置を用いると、デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合とデ−タの属性の集合との間に対応付けがある場合、与えられた対応付けから新規に対応付けを導出するため、対応付けられた属性をデ−タ間の階層関係に従って継承する際に、属性の集合が持つ階層の深さを適切に指定することにより、取り出される階層関係の数も変化し、指定された階層の深さに応じて属性が適切に継承される階層関係を取り出すことができる。 上述のように、属性の集合が持つ階層の深さの指定を変化させることにより、取り出される階層関係の数が変化するので、属性との対応付けの数も変化することになる。 例えば、上位の階層を指定した場合には、取り出される階層関係は多くなり、属性との対応付けも多く導出されるが、誤った対応付けが導出される危険性も高くなる。 これに対して、下位の階層を指定した場合には、取り出される階層関係は少なくり、属性との対応付けも少ししか導出されないが、誤った対応付けが導出される危険性は低くなる。 このことにより、装置の利用者は、必要とする対応付けの数と信頼性を考慮して、階層の深さを指定することにより適切な階層関係を得ることができる。 さらに、本発明において、属性の集合を種々に変更することにより、各々の属性を適切に継承する階層関係を自動選別することができるのは勿論である。

    【0019】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    属性の集合が持つ階層の指定する深さを変化させることにより、取り出される階層関係の数が変化するので、装置の利用者が必要とする対応付けの数と信頼性を考慮した階層関係の自動選別が可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例を示す階層関係自動選別装置の機能ブロック図である。

    【図2】図1における処理フロ−チャ−トである。

    【図3】デ−タ間に階層関係を持つデ−タの集合であるシソ−ラスの一例を示す図である。

    【図4】図3に示したシソ−ラスの階層関係にあるデ−
    タの組の図である。

    【図5】属性間に階層関係を持つ量の尺度に関する属性の集合の一例を示す図である。

    【図6】図5に示した属性の集合の階層関係にある属性の組の図である。

    【図7】デ−タと属性との対応付けの一例を示す図である。

    【図8】図1に示した上位デ−タ格納テ−ブルの内容の図である。

    【図9】図1の属性群格納テ−ブルでレベル0が指定された場合の内容を示す図である。

    【図10】図1のデ−タ群格納テ−ブルでレベル0が指定された場合の内容を示す図である。

    【図11】図1の階層関係抽出手段においてレベル0が指定された場合に取り出された階層関係の一例を示す図である。

    【図12】図1の属性群格納テ−ブルでレベル1が指定された場合の内容を示す図である。

    【図13】図1のデ−タ群格納テ−ブルでレベル1が指定された場合の内容を示す図である。

    【図14】図1の階層関係抽出手段においてレベル1が指定された場合に取り出された階層関係の一例を示す図である。

    【図15】図1の属性群格納テ−ブルでレベル2が指定された場合の内容を示す図である。

    【図16】図1のデ−タ群格納テ−ブルでレベル2が指定された場合の内容を示す図である。

    【符号の説明】

    1 デ−タの集合 2 属性の集合 3 階層の深さ 4 対応付け 5 上位デ−タ順序化手段 6 上位デ−タ格納テ−ブル 7 属性群分類手段 8 属性群格納テ−ブル 9 デ−タ群化手段 10 デ−タ群格納テ−ブル 11 階層関係抽出手段 12 階層関係出力手段 13 出力

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 敏幸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

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