Body fluid absorbing wear

阅读:470发布:2024-02-28

专利汇可以提供Body fluid absorbing wear专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a body fluid absorbing wear that can be wrapped up to prevent excrement or an odor from leaking.
SOLUTION: A fastening tape 10 attached to the outside of a back sheet 3 of a body fluid absorbing wear 1 has the first free end 10a extending longitudinally in the vicinity of a vertical center line Y and the second free ends 10b extending and branching into at least two lines from the first free end 10a, and has non-fastened areas 10b1, separating apart grater as the second free ends 10b extend from the first free end 10a, fastened areas 10b2 extending from the non-fastened areas 10b1 and fastened to the round article (worn diaper) 1, and the fastening tape 10, and the first free end 10a can ride across the portions of the diaper 1 that are superposed at the periphery of the wrapped diaper 1.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Body fluid absorbing wear专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸液性部材が介在する着用物品の前記バックシートの外面に、前記物品を丸めておくことが可能な止着用テープを取り付けた体液吸収性着用物品において、 前記止着用テープが、前記物品の横方向の寸法を二分する縦中心線近傍で縦方向へ延びていて前記バックシートの外面へ着脱可能な係着手段が形成された第1自由端部と、前記第1自由端部から少なくとも二条に分岐して延びる第2自由端部とを備え、前記第2自由端部が、前記第1自由端部に連なって前記第1自由端部から延びるにつれて互いの離間寸法が次第に拡大する非固着域と、前記非固着域から延びていて前記物品に固着された固着域とを有し、前記止着用テープは、前記縦方向へ丸められた前記物品の外周面で互いに重なり合う前記物品の部位を前記第1自由端部が越えることが可能な長さを有することを特徴とする前記物品。
  • 【請求項2】 前記第1自由端部と前記2自由端部との少なくとも前記第2自由端部は、前記物品の前記部位を前記第1自由端部が越えることが可能な弾性伸長性を有する請求項1記載の物品。
  • 【請求項3】 前記第2自由端部の非固着域が、前記吸液性部材の両側縁部の間に延びている請求項1または請求項2記載の物品。
  • 【請求項4】 前記係着手段が、前記第1自由端部に塗布された粘着剤である請求項1ないし請求項3いずれかに記載のおむつ。
  • 【請求項5】 前記第1自由端部を着脱可能に仮着する受止テープが、前記縦中心線近傍に位置して前記バックシートの外面に取り付けられている請求項1ないし請求項4いずれか記載のおむつ。
  • 【請求項6】 前記止着用テープの第1自由端部が前記縦方向へ延びる非伸縮性のテープ片で形成され、前記止着用テープの第2自由端部が前記縦方向と交差する方向へ延びる少なくとも一条の弾性伸縮性部材で形成され、
    前記テープ片が前記弾性部材の略中央に固着され、前記弾性部材が、前記テープ片の両側に延びる前記非固着域と、前記非固着域から延びる前記固着域とを有する請求項1ないし請求項5いずれかに記載の物品。
  • 【請求項7】 前記物品が、前記縦方向に前胴周り域と、後胴周り域と、前記前後胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前記トップシートを内側にして前記前後胴周り域の両側縁部が互いに固着され、胴周り開口と左右一対の脚周り開口とが画成されたパンツ型の使い捨ておむつであり、前記止着用テープと前記受止テープとが、前記前後胴周り域のいずれか一方に取り付けられている請求項1ないし請求項6いずれかに記載の物品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、使用後に丸めて廃棄するための止着用テープを備えた体液吸収性着用物品に関する。

    【0002】

    【従来の技術】排泄物で汚れたおむつの廃棄時に、縦方向へ丸められたおむつが再び広がらないようにするため、おむつの横方向の寸法を二分する縦中心線近傍に取り付けられた一条の止着用テープを有するパンツ型の使い捨ておむつは公知である。 それらおむつとしては、特開平8−84746号公報、特開平10−71172号公報、特開平10−71173号公報等に開示されている。

    【0003】止着用テープは、おむつの縦方向へ延びる自由端部に粘着剤が塗布され、自由端部から延出する固定端部がおむつの縦中心線近傍に取り付けられている。
    おむつの廃棄時では、縦方向へ丸められたおむつの外周面が止着用テープで巻き付けられ、自由端部に塗布された粘着剤を介して止着用テープの自由端部がおむつの外周面に止着される。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】前記止着用テープを取り付けたおむつは、おむつの胴周り開口部が外側になるように丸められた場合において、止着用テープの自由端部が丸められたおむつの胴周り開口部を越えてバックシートの外面に止着されたとしても、止着用テープが位置する縦中心線近傍において胴周り開口部を塞ぐことができるにすぎない。 縦中心線近傍からずれた胴周り開口部の両側部分では、止着用テープが位置しないので、丸められたおむつが広がろうとして胴周り開口部が開き、排泄物や臭気が漏れてしまうことがある。

    【0005】本発明の課題は、排泄物や臭気が漏れることがないように丸めておくことができる体液吸収性着用物品を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するための本発明は、透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸液性部材が介在する着用物品の前記バックシートの外面に、前記物品を丸めておくことが可能な止着用テープを取り付けた体液吸収性着用物品を改良することにある。

    【0007】改良にかかる本発明の特徴は、前記止着用テープが、前記物品の横方向の寸法を二分する縦中心線近傍で縦方向へ延びていて前記バックシートの外面へ着脱可能な係着手段が形成された第1自由端部と、前記第1自由端部から少なくとも二条に分岐して延びる第2自由端部とを備え、前記第2自由端部が、前記第1自由端部に連なって前記第1自由端部から延びるにつれて互いの離間寸法が次第に拡大する非固着域と、前記非固着域から延びていて前記物品に固着された固着域とを有し、
    前記止着用テープは、前記縦方向へ丸められた前記物品の外周面で互いに重なり合う前記物品の部位を前記第1
    自由端部が越えることが可能な長さを有することにある。

    【0008】本発明の実施の態様の一例として、前記第1自由端部と前記2自由端部との少なくとも前記第2自由端部は、前記縦方向へ丸められた前記物品の外周面で互いに重なり合う前記物品の部位を前記第1自由端部が越えることが可能な弾性伸長性を有することにある。

    【0009】本発明の実施の態様の他の一例としては、
    前記第2自由端部の非固着域が、前記吸液性部材の両側縁部の間に延びている。

    【0010】本発明の実施の態様の他の一例としては、
    前記係着手段が、前記第1自由端部に塗布された粘着剤である。

    【0011】本発明の実施の態様の他の一例としては、
    前記第1自由端部を着脱可能に仮着する受止テープが、
    前記縦中心線近傍に位置して前記バックシートの外面に取り付けられている。

    【0012】本発明の実施の態様の他の一例としては、
    前記止着用テープの第1自由端部が前記縦方向へ延びる非伸縮性のテープ片で形成され、前記止着用テープの第2自由端部が前記縦方向と交差する方向へ延びる少なくとも一条の弾性伸縮性部材で形成され、前記テープ片が前記弾性部材の略中央に固着され、前記弾性部材が、前記テープ片の両側に延びる前記非固着域と、前記非固着域から延びる前記固着域とを有する。

    【0013】本発明の実施の態様の他の一例としては、
    前記物品が、前記縦方向に前胴周り域と、後胴周り域と、前記前後胴周り域の間に位置する股下域とを有し、
    前記トップシートを内側にして前記前後胴周り域の両側縁部が互いに固着され、胴周り開口と左右一対の脚周り開口とが画成されたパンツ型の使い捨ておむつであり、
    前記止着用テープと前記受止テープとが、前記前後胴周り域のいずれか一方に取り付けられている。

    【0014】

    【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に係る体液吸収性着用物品の詳細をパンツ型の使い捨ておむつを例として説明すると、以下のとおりである。

    【0015】図1,2は、後胴周り域32の側から示す使い捨ておむつ1の部分破断斜視図と、図1のA−A線断面図とであり、図3は、図1のB−B線矢視断面図である。 おむつ1は、透液性トップシート2と、不透液性バックシート3と、トップシート2とバックシート3との間に介在し、表面全域がティッシュペーパー4で被覆、接合された吸液性コア5とから構成されている。 ティッシュペーパー4は、トップシート2とバックシート3との少なくとも一方の内面に固着されている。

    【0016】おむつ1は、縦方向に前胴周り域30と、
    後胴周り域32と、前後胴周り域30,32の間に位置する股下域31とを有する。 おむつ1は、前後胴周り域30,32の両側縁部30a,32aが合掌状に重なり合い、容易に剥離することがないように一体化されて胴周り開口部6と左右一対の脚周り開口部7とを形成している。

    【0017】胴周り開口部6の周縁部には、複数条の胴周り用弾性伸縮性部材8がトップシート2とバックシート3との間に介在し、脚周り開口部7の周縁部には、複数条の脚周り用弾性伸縮性部材9がトップシート2とバックシート3との間に介在している。 胴周り用弾性伸縮性部材8と脚周り用弾性伸縮性部材9とは、トップシート2とバックシート3との少なくとも一方の内面に伸長状態で取り付けられている。

    【0018】後胴周り域32におけるバックシート3の外面には、おむつ1を丸めておくときに使用する弾性伸縮性の止着用テープ10と、止着用テープ10を仮着しておくことが可能な縦長の受止テープ11とが取り付けられている。

    【0019】受止テープ11は、プラスチック製のシートであり、胴周り開口部6の側へわずかに偏倚して後胴周り域32の両側縁部32aの間の寸法を二分する縦中心線Y近傍に位置し、接着剤13を介してバックシート3の外面に固着されている。

    【0020】止着用テープ10は、縦中心線Y上に位置して縦方向へ延びる第1自由端部10aと、第1自由端部10aの下方から二条に分岐し、縦方向と交差する方向であって脚周り開口部7へ向かって延びる第2自由端部10bとを有する。 第1自由端部10aには、バックシート3の外面に対向する面に粘着剤12が塗布され、
    第1自由端部10aが粘着剤12を介して受止テープ1
    1に着脱可能に仮着されている。

    【0021】第2自由端部10bは、第1自由端部10
    aに連なる非固着域10b と、非固着域10b から延びる固着域10b とを有し、非固着域10b から固着域10b へ向かい互いの離間寸法が次第に拡大するように延びている。 非固着域10b と固着域10b
    とは、コア5の両側縁部5aに達することなく、コア5の両側縁部5aの間に延びている。 固着域10b それぞれは、バックシート3とティッシュペーパー4との間に介在し、おむつ1から容易に外れることがないように接着剤14を介してティッシュペーパー4に固着されている。

    【0022】止着用テープ10は、第1自由端部10a
    を指で摘持しながら受止テープ11から剥がし、第1自由端部10aをおむつ1の上方へ引っ張ると、図1に仮想線で示すように、第1,2自由端部10a,10bがおむつ1の上方へ伸長する。

    【0023】図4は、廃棄するために丸められた図1のおむつ1の斜視図である。 おむつ1は、股下域31から胴周り開口部6へ向かって、胴周り開口部6が外側となるように縦方向へ丸められている。

    【0024】丸められたおむつ1の外周面には、伸びた第1,2自由端部10a,10bが捲き付けられ、止着用テープ10の第1自由端部10aが粘着剤12を介してバックシート3の外面に止着されている。 止着用テープ10は、第1自由端部10aが丸められたおむつ1の外周面に位置する胴周り開口部6を越える弾性伸長性があれば、後胴周り域32ではなくて股下域31や前胴周り域30に取り付けられていてもよい。

    【0025】おむつ1の胴周り開口部6には、二条に分岐した第2自由端部10bの非固着域10b が位置し、それら二条の非固着域10b が胴周り開口部6を塞いでいる。 図において、おむつ1は、丸められた状態が二条の非固着域10b で保持されている。 ゆえに、
    丸まられた状態が一条の止着用テープで保持されることと比較して、丸められたおむつ1が広がろうとすることを一層拘束することができ、胴周り開口部6が開いてしまうことを防ぐことができる。

    【0026】おむつ1に二条の止着用テープを別々に取り付けた場合では、止着用テープそれぞれを丸められたおむつ1の外周面に捲きつけ、さらに、止着用テープの自由端部それぞれをバックシート3の外面に止着しなければならないので、作業が煩雑である。 しかし、図に示す止着用テープ10は、第1自由端部10aを引っ張って、第1自由端部10aをバックシート3の外面に止着するだけなので、おむつ1に二条の止着用テープを取り付けた場合と比較して作業が簡単である。

    【0027】止着用テープ10は、第2自由端部10b
    の非固着域10b がコア5の両側縁部5aの間に延びているので、止着用テープ10を引っ張ったときに、第2自由端部10bが前後胴周り域30,32の両側縁部30a,32aから外れてしまうことを防ぐことができる。

    【0028】図1のおむつ1は、止着用テープ10の第2自由端部10bが二条に分岐しているが、第2自由端部10bが二条を超過して分岐していてもよい。 たとえば、第2自由端部10bが三条に分岐する場合、中心の一条を縦中心線Y上に、他の二条のうち一方を縦中心線Yから左側の方向へ、他方を縦中心線Yから右側の方向へ延ばして、三条に分岐した第2自由端部10bの固着域10b それぞれをおむつ1に固着する。 第1自由端部10aを引っ張って止着用テープ10を伸ばし、第1
    自由端部10aをバックシート3の外面に止着すると、
    おむつ1の胴周り開口部6が三条に分岐した第2自由端部10bによって塞がれ、おむつ1の丸められた状態が三条の非固着域10b で保持される。

    【0029】また、第2自由端部10bが四条に分岐する場合、四条を二条毎に分け、一方の二条を縦中心線Y
    から左側の方向へ、他の二条を縦中心線Yから右側の方向へ延ばして、四条に分岐した第2自由端部10bの固着域10b それぞれをおむつ1に固着する。 第1自由端部10aを引っ張って止着用テープ10を伸ばし、第1自由端部10aをバックシート3の外面に止着すると、おむつ1の胴周り開口部6が四条に分岐した第2自由端部10bによって塞がれ、おむつ1の丸められた状態が四条の非固着域10b で保持される。

    【0030】第2自由端部10bが四条に分岐する場合では、縦中心線Yから左側へ延びる固着域10b それぞれを、横方向と縦方向とへ離間させた状態でおむつ1
    に固着し、縦中心線Yから右側へ延びる固着域10b
    それぞれを、横方向と縦方向とへ離間させた状態でおむつ1に固着することが好ましい。 固着域10b それぞれを横方向と縦方向とへ離間させて固着した場合は、丸められたおむつ1の外周面に第2自由端部10bが捲き付いたときに、四条に分岐した第2自由端部10bの非固着域10b それぞれが互いに重なり合うことがない。

    【0031】図5は、図1とは異なる態様の後胴周り域32の側から示すおむつ1の部分破断斜視図である。 おむつ1は、トップシート2とバックシート3との間にコア5が介在し、縦方向に前後胴周り域30,32と前後胴周り域30,32の間に位置する股下域31と、胴周り開口部6と左右一対の脚周り開口部7とを有する点において図1のそれと同一である。

    【0032】後胴周り域32におけるバックシート3の外面には、非伸縮性の止着用テープ15と、止着用テープ15を仮着しておくことが可能な縦長の受止テープ1
    1とが取り付けられている。 受止テープ11は、接着剤13を介してバックシート3の外面に固着されている。

    【0033】止着用テープ10は、縦中心線Y上に位置して縦方向へ延びる第1自由端部10aと、第1自由端部10aの下方から二条に分岐し、縦方向と交差する方向であって胴周り開口部6へ向かって延びる第2自由端部10bとを有する。 第1自由端部10aには、バックシート3の外面に対向する面に粘着剤(図示せず)が塗布され、第1自由端部10aが粘着剤を介して受止テープ11に着脱可能に仮着されている。

    【0034】第2自由端部10bは、第1自由端部10
    aに連なる非固着域10b と、非固着域10b から延びる固着域10b とを有し、非固着域10b から固着域10b へ向かい互いの離間寸法が次第に拡大するように延びている。 非固着域10b と固着域10b
    とは、コア5の両側縁部5aの間に延びている。 固着域10b それぞれは、バックシート3とティッシュペーパー4との間に介在し、接着剤(図示せず)を介してティッシュペーパー4に固着されている。

    【0035】止着用テープ10は、第1自由端部10a
    を指で摘持しながら受止テープ11から剥がし、第1自由端部10aをおむつ1の上方へ引っ張ると、図5に仮想線で示すように、第1,2自由端部10a,10bがおむつ1の上方へ延びる。

    【0036】図6は、廃棄するために丸められた図5のおむつ1の斜視図である。 おむつ1は、股下域31から胴周り開口部6へ向かって縦方向へ丸められている。 丸められたおむつ1の外周面には、第1,2自由端部10
    a,10bが捲き付けられ、止着用テープ10の第1自由端部10aが粘着剤を介してバックシート3の外面に止着されている。 止着用テープ10は、第1自由端部1
    0aが丸められたおむつ1の外周面に位置する胴周り開口部6を越えることができる長さがあれば、後胴周り域32ではなくて股下域31や前胴周り域30に取り付けられていてもよい。

    【0037】おむつ1の胴周り開口部6には、二条に分岐した第2自由端部10bの非固着域10b が位置し、それら二条の非固着域10b が胴周り開口部6を塞いでいる。 図において、おむつ1は、丸められた状態が二条の非固着域10b で保持さる。

    【0038】図7,8は、図1,5とは異なる態様の後胴周り域32の側から示すおむつ1の部分破断斜視図と、図7のC−C線断面図とであり、図9は、図7のD
    −D線矢視断面図である。 おむつ1は、トップシート2
    とバックシート3との間にコア5が介在し、縦方向に前後胴周り域30,32と前後胴周り域30,32の間に位置する股下域31と、胴周り開口部6と左右一対の脚周り開口部7とを有する点において図1,2のそれと同一である。

    【0039】後胴周り域32におけるバックシート3の外面には、止着用テープ15と、止着用テープ15を仮着しておくことが可能な縦長の受止テープ11とが取り付けられている。 受止テープ11は、接着剤13を介してバックシート3の外面に固着されている。

    【0040】止着用テープ15は、縦中心線Y上で縦方向へ延びる非伸縮性のテープ片16と、縦方向と交差する横方向へ延びる一条の弾性伸縮性部材17とから形成されている。 テープ片16は、その下部が弾性部材17
    を被覆した状態で弾性部材17の略中央に固着されている。 テープ片16には、バックシート3の外面に対向する面に粘着剤12が塗布され、テープ片16が粘着剤1
    2を介して受止テープ11に着脱可能に仮着されている。

    【0041】弾性部材17は、テープ片16を中心としてテープ片16の両側に延びる非固着域17aと、非固着域17aから横方向外方へ延びる固着域17bとを有する。 非固着域17aと固着域17bとは、コア5の両側縁部5aの間に延びている。 弾性部材17の固着域1
    7bそれぞれは、バックシート3とティッシュペーパー4との間に介在し、おむつ1から容易に外れることがないように接着剤14を介してティッシュペーパー4に固着されている。

    【0042】止着用テープ15は、テープ片16を受止テープ11から剥がし、テープ片16をおむつ1の上方へ引っ張ると、図7に仮想線で示すように、弾性部材1
    7がおむつ1の上方へ伸長する。

    【0043】図10は、廃棄するために丸められた図7
    のおむつ1の斜視図である。 おむつ1は、股下域31から胴周り開口部6へ向かって縦方向へ丸められている。
    丸められたおむつ1の外周面には、伸びた弾性部材17
    が捲き付けられ、テープ片16が粘着剤12を介してバックシート3の外面に止着されている。

    【0044】おむつ1の胴周り開口部6には、弾性部材17の二条の非固着部17aが位置し、それら二条の非固着部17aが胴周り開口部6を塞いでいる。 図において、おむつ1は、丸められた状態が二条の弾性部材で保持される。

    【0045】図11は、図7とは異なる態様の後胴周り域32の側から示すおむつ1の部分破断斜視図である。
    おむつ1は、非伸縮性のテープ片16と弾性部材17,
    18とから形成された止着用テープ15と、止着用テープ15を仮着しておくことが可能な受止テープ11とを有する点において図7のそれと同一である。

    【0046】後胴周り域32におけるバックシート3の外面には、横方向へ延びる二条の弾性部材17,18が取り付けられている。 弾性部材17,18それぞれは、
    おむつ1の縦方向へ離間、並行している。 それら弾性部材17,18は、テープ片16を中心としてテープ片1
    6の両側に延びる非固着域17a,18aと、非固着域17a,18aから横方向外方へ延びる固着域17b,
    18bとを有する。 非固着域17a,18aと固着域1
    7b,18bとは、コア5の両側縁部5aの間に延びている。 弾性部材18の寸法は、弾性部材17のそれよりも大きく、弾性部材18の非固着域18aの寸法が弾性部材17のそれよりも大きいものである。 弾性部材1
    7,18の固着域17b,18bそれぞれは、バックシート3とティッシュペーパー4との間に介在し、接着剤(図示せず)を介してティッシュペーパー4に固着されている。

    【0047】テープ片16は、弾性部材17,18それぞれの略中央に固着されている。 テープ片16には、バックシート3の外面に対向する面に粘着剤(図示せず)
    が塗布され、テープ片16が粘着剤を介して受止テープ11に着脱可能に仮着されている。

    【0048】止着テープ15は、テープ片16を受止テープ11から剥がし、テープ片16をおむつ1の上方へ引っ張ると、図11に仮想線で示すように、二条の弾性部材17,18それぞれの非固着域17a,18aがおむつ1の上方へ伸長する。

    【0049】図12は、廃棄するために丸められた図1
    1のおむつ1の斜視図である。 おむつ1は、股下域31
    から胴周り開口部6へ向かって縦方向へ丸められている。 丸められたおむつ1の外周面には、伸びた弾性部材17が捲き付けられ、テープ片16が粘着剤12を介してバックシート3の外面に止着されている。

    【0050】おむつ1の胴周り開口部6には、弾性部材17の四条の非固着域17a,18aが位置し、それら四条の非固着域17a,18aが胴周り開口部6を塞いでいる。 弾性部材17,18は、非固着域17a,18
    aの寸法が異なるので、弾性部材17,18の非固着域17a,18aそれぞれが互いに重なり合うことなく、
    おむつ1の丸められた状態を四条各々で保持することができる。

    【0051】おむつ1には、二条を超過する弾性部材がおむつ1の縦方向へ離間、並行して取り付けられていてもよい。 弾性部材17,18は、非伸長状態で取り付けられてもよいし、弾性部材17,18の非固着域17
    a,18aが丸められたおむつ1の外周面に位置する胴周り開口部6を越えることができる弾性伸長性があれば、おむつ1の横方向へ伸長させた状態で取り付けられてもよい。 弾性部材17,18を伸長させた状態で取り付けた場合は、弾性部材17,18が胴周りを締め付ける機能をも有する。

    【0052】トップシート2には、不織布や開孔プラスチックフィルム等の透液性のシート、好ましくは透液性であって親性のシートが使用される。 バックシート3
    には、疎水性不織布、不透液性のプラスチックフィルムまたは疎水性不織布とプラスチックフィルムとのラミネートシート、好ましくは通気不透液性のシートが使用される。

    【0053】不織布としては、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポンド、ケミカルボンド等の不織布を使用することができる。 不織布の構成繊維としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、の各繊維、ポリエチレン/ポリプロピレンまたはポリエステルの複合繊維等を使用することができる。

    【0054】コア5は、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物であり、所要の厚みに圧縮されている。 伸縮性の止着用テープ10や弾性部材17,18としては、合成ゴムや天然ゴム等のエラストマー、または、それらエラストマーを伸長状態で不織布に固着したものを使用することができる。 弾性部材17,18は、
    糸状または帯状のものを使用することができる。 止着用テープ10と弾性部材17,18とは、丸められたおむつ1の外周面を一周以上することが可能な伸長性を有していてもよい。 止着用テープ10や弾性部材17,18
    が丸められたおむつ1の外周面に二重、三重に巻き付くことで、おむつ1の嵩を小さくすることに役立てることができる。

    【0055】止着用テープ10や弾性部材17,18の取り付けには、ホットメルト接着剤等の接着剤や粘着剤の他に、熱溶着の技術を利用することができる。

    【0056】第2自由端部10bと弾性部材17,18
    との固着域10b ,17b,18bそれぞれは、バックシート3とティッシュペーパー4との間に介在することなく、バックシート3の外面に固着されていてもよい。

    【0057】バックシート3が疎水性不織布で形成されている場合は、第1自由端部10aとテープ片16とに粘着剤12を塗布することの他に、第1自由端部10a
    とテープ片16とのバックシート3に対向する面にフック部材を取り付けることもできる。 フック部材が不織布の繊維に引っ掛かることで第1自由端部10aとテープ片16とがバックシート3の外面に係着される。

    【0058】この発明の止着用テープ10,15は、パンツ型のおむつ1の他に、トレーニングパンツや失禁者用パンツ、生理用ナプキン、包帯等に使用することができる。

    【0059】

    【発明の効果】本発明に係る体液吸収性着用物品によれば、止着用テープの第2自由端部が少なくとも二条に分岐し、第2自由端部の非固着域が互いに離間して延びているので、物品の廃棄時に、丸められた物品の外周面で互いに重なり合う物品の部位を少なくとも二条の第2自由端部で塞ぐことができる。 物品の丸められた状態が少なくとも二条の第2自由端部で保持されるので、丸められた状態が一条の止着テープで保持されることと比較して、丸められた物品が広がろうとすることを一層拘束することができ、物品の一部が開いてしまうことによる排泄物や臭気の漏れを防ぐことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】後胴周り域の側から示すパンツ型使い捨ておむつの部分破断斜視図。

    【図2】図1のA−A線断面図。

    【図3】図1のB−B線矢視断面図。

    【図4】廃棄するために丸められた図1のおむつの斜視図。

    【図5】図1とは異なる態様のおむつの部分破断斜視図。

    【図6】廃棄するために丸められた図5のおむつの斜視図。

    【図7】図1,5とは異なる態様のおむつの部分破断斜視図。

    【図8】図7のC−C線断面図。

    【図9】図7のD−D線矢視断面図。

    【図10】廃棄するために丸められた図7のおむつの斜視図。

    【図11】図7とは異なる態様のおむつの部分破断斜視図。

    【図12】廃棄するために丸められた図11のおむつの斜視図。

    【符号の説明】

    1 パンツ型の使い捨ておむつ(体液吸収性着用物品) 2 透液性トップシート 3 不透液性バックシート 5 吸液性コア 5a 両側縁部 6 胴周り開口 7 脚周り開口 10 止着用テープ 10a 第1自由端部 10b 第2自由端部 10b 非固着域 10b 固着域 11 受止テープ 15 止着用テープ 16 テープ片 17 弾性伸縮性部材 17a 非固着域 17b 固着域 18 弾性伸縮性部材 18a 非固着域 18b 固着域 30 前胴周り域 31 股下域 32 後胴周り域 Y 縦中心線

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 征爾 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 中村 憲二 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3B029 BD01 BD21 4C003 HA04 4C098 AA09 CC28 CC40 CE05 CE16

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