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Processing method of waste in slurry shielding method

阅读:915发布:2020-10-17

专利汇可以提供Processing method of waste in slurry shielding method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To form processed soil suitable for rearing vegetation and creating building land so as to effectively utilize industrial waste by mixing residue after separating muddy water from discharged mud of a slurry shield machine with an organic high polymer coagulant. SOLUTION: From mixture of muddy water discharged on the ground from a shield machine 1 under the ground through a mud discharge pipe 7 and drilled earth and sand, muddy water is separated by a sieve 19, a cyclone 22, and a vibrating screen 23, the muddy water property is regulated by a conditioner 14 into circulating, it is supplied to the slurry shield machine 1 through a pipe 6, surplus muddy water is separated into water and dewatered cake by a filter press 27, and water is discharged outward. Meanwhile, residue separated from muddle water is mixed with an organic high polymer coagulant 31 by a first mixer 30 through a grit pit 21, mixed with the dewatered cake by a second mixer 32, and hence processed soil suitable for rearing vegetation and creating building land is formed. Consequently, mud disposed as industrial waste can be effectively utilized as processed soil.,下面是Processing method of waste in slurry shielding method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 泥水式シールド工法において発生する掘削土砂に対し、(a)粗大物分離装置により泥水と分離された砂礫等から成る含水粗大物に有機高分子凝集剤を添加混合する工程、(b)粗大物分離装置により含水粗大物と分離された泥水の少なくとも一部を脱水装置により脱水してケーキを得る工程、(c)前記有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と前記泥水の脱水ケーキとを混合する工程を含んで成ることを特徴とする泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項2】 有機高分子凝集剤が分散液状アクリル系有機高分子凝集剤であることを特徴とする請求項1記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項3】 粗大物分離装置が篩、振動篩、サイクロン、又はデカンターの一種またはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項4】 余剰泥水を脱水する装置がフィルタープレスであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項5】 有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を埋め戻し用土として用いることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項6】 有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を植物生育用土として用いることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項7】 有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を埋立て用土として用いることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 【請求項8】 有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を宅地造成用土として用いることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は泥式シールド工法廃棄物の処理方法に関するものであり、泥水式シールド工法において発生する掘削土砂を振動篩等の粗大物分離装置で分離し発生する砂礫等と余剰泥水をフィルタープレスによって脱水したケーキの混合物を、産業廃棄物ではなく一般土として処分することが可能と成る処理方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】泥水式シールド工法から発生する余剰泥水をフィルタープレスによって脱水したケーキは固く通気性の無いことから植物の生育用土としては不適である。 また水を含むと粘着性の有る柔らかい粘土となり地耐は弱く地盤として用いることはできない。 このため産業廃棄物として処理する以外の方法は無かった。 また上記ケーキに振動篩等の粗大物分離装置から発生する砂礫等の含水粗大物を混合すると粗大物中の水分がケーキに移行し粘着性の有る柔らかい状態となり、やはり産業廃棄物として処理する以外の方法は無かった。 また上記混合物に高分子凝集剤や石灰等の薬剤を混合し改質することは多量の薬剤を必要とし、経済的に困難であった。
    泥水中にはベントナイト、CMC、ポリカルボン酸、ナフタレンスルホン酸・ホルムアルデヒド縮合物などが添加されており、ケーキ中に残留するため通常の含水土に比し多量の薬剤を必要とするものと考えられる。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】従来の泥水式シールド機の一例を図2に示す。 図2は泥水式シールド工法を適用する泥水式シールド機1の要部の拡大図である。 駆動用モータ2により駆動される回転式カッタ3の後方に隔壁4を設けてチャンバ5を構成した密閉型の機械式シールド機1には、チャンバ5に掘削用液としての泥水を送泥する送泥管6と排泥するための排泥管7が連結されており、チャンバ5に地下水圧に見合う泥水を送泥加圧することにより、切り羽の安定化を図るものである。

    【0004】カッタ3にて掘削された土砂(砂礫とシルト粘土の混合物)は、チャンバ5内に取り込まれ、駆動用モータ8により駆動される攪拌翼9により送泥管6から送泥される泥水と混合され、排泥用ポンプ10により排泥管7を通って流体輸送されて抗外に送られた後、振動フルイなどの処理設備11により砂礫12と泥水13
    に分離される。 分離された泥水13は調整槽14に循環されて水注入配管15から必要量の水などを注入し、所要の添加剤Aを添加して必要な泥水粘度、濃度、比重に調整され、送泥用ポンプ16により送泥管6を通って再循環して利用される。 17はチャンバ5内に入るためのマンホール、18はシールドジャッキである。

    【0005】上記の泥水式シールド工法を用いて地盤をシールド掘削する際、掘削土砂の流動性が悪くチャンバ内やスクリューコンベヤ内で掘削土砂が詰まったりする問題を避けるために従来、一般的には、ベントナイトのような微細土粒子分散液から成る泥水や泥漿等にCM
    C、ポリカルボン酸、ナフタレンスルホン酸・ホルムアルデヒド縮合物などの、多価アニオン性水溶性高分子からなる分散剤を添加した泥水や泥漿等を添加する工法が行われている。

    【0006】分離された泥水13の余剰分は図示しないフィルタプレスなどの脱水装置により脱水してケーキ(シルト粘土)として分離されるが、このケーキも分離された砂礫12もいずれも産業廃棄物であり、有効利用が問題であった。

    【0007】本発明の課題は従来技術においては産業廃棄物として処理する以外の方法が無かった泥水式シールド工法廃棄物を有効利用できる処理方法を提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題に鑑み鋭意研究した結果、砂礫などに有機高分子凝集剤を添加すると凝集して粒状の性状を示す土になるので、この粒状の砂礫などはケーキ(シルト粘土)にユンボなどを使用して簡単・容易に混合でき、そして、両者を混合することにより、粒状の砂礫などが凝集剤とシルト粘土からなるバインダーによりうまくつなぎ合わされた骨格構造が形成され、この骨格構造中の間隙に水が入って保持されるため、ベトベトしない、パサパサしたよい処理土となることを見いだし、また、このような処理土は締め固めれば地耐力もあるので埋め戻し土にも利用できる他に、植物生育用土、埋立て用土、宅地造成用土などとしても有効利用可能であることを見いだし、本発明をなすに到った。

    【0009】すなわち、本発明の請求項1の発明は、泥水式シールド工法において発生する掘削土砂に対し、
    (a)粗大物分離装置により泥水と分離された砂礫等から成る含水粗大物に有機高分子凝集剤を添加混合する工程、(b)粗大物分離装置により含水粗大物と分離された泥水の少なくとも一部を脱水装置により脱水してケーキを得る工程、(c)前記有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と前記泥水の脱水ケーキとを混合する工程を含んで成ることを特徴とする泥水式シールド工法廃棄物の処理方法である。

    【0010】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、有機高分子凝集剤が分散液状アクリル系有機高分子凝集剤であることを特徴とする。

    【0011】本発明の請求項3の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、粗大物分離装置が篩、振動篩、サイクロン、又はデカンターの一種またはそれらの組み合わせであることを特徴とする。

    【0012】本発明の請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、余剰泥水を脱水する装置がフィルタープレスであることを特徴とする。

    【0013】本発明の請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を埋め戻し用土として用いることを特徴とする。

    【0014】本発明の請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を植物生育用土として用いることを特徴とする。

    【0015】本発明の請求項7の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を埋立て用土として用いることを特徴とする。

    【0016】本発明の請求項8の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法において、有機高分子凝集剤が添加混合された含水粗大物と余剰泥水の脱水ケーキの両者を混合して得た処理土を宅地造成用土として用いることを特徴とする。

    【0017】

    【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。 なお、図1において前記図2における符号と同一符号で示した部分は、図2で説明した同一符号の部分と同じ機能を持つ部分である。

    【0018】図1において、図2で説明したと同様にして掘削された土砂(砂礫とシルト粘土の混合物)は排泥管7を通って流体輸送されて抗外に送られた後、篩19
    でふるい分け処理されて、礫と砂を含んだ泥水に分離され礫はコンベヤ20を経て砂礫ピット21に送られ、砂を含んだ泥水はサイクロン22に送られて分離処理され、次いで、振動篩23で砂と泥水に分離され、砂はコンベヤ24を経て前記砂礫ピット21に送られる。 サイクロン22と振動篩23で分離された泥水は管路25で合流して、その一部は管路26に余剰泥水として分離されてフィルタプレス27へ送られる。 他の泥水は循環泥水として管路28から調整槽14に送られて、ベントナイト、CMC、必要により清水を添加して調整されて図2で説明したと同様にして送泥用ポンプ16により送泥管6を経て泥水式シールド機1に送られるようになっている。 前記砂礫ピット21に送られた砂礫などはコンベヤ29を経て第1混合機30へ移送されて有機高分子凝集剤31と混合される。 有機高分子凝集剤31と混合された砂礫などは次いで第2混合機32へ送られる。 一方、フィルタプレス27へ送られた余剰泥水は脱水ケーキと水に分離され、水は外部へ廃棄することができ、分離された脱水ケーキは、第2混合機32へ送られて前記有機高分子凝集剤31と混合された砂礫などと混合されて、利用可能な処理土(一般土)とされる。

    【0019】有機高分子凝集剤が添加混合され砂礫など(以下含水粗大物という)と余剰泥水の脱水ケーキの両者の混合比率(重量比)は1:10〜10:1であり、
    好ましくは1:3〜3:1である。

    【0020】本発明において、含水粗大物に添加して使用される凝集剤は有機高分子系凝集剤であればよく特に限定されない。 有機高分子系凝集剤の中でも分散液状アクリル系高分子凝集剤は好ましく使用できる。 この分散液状アクリル系高分子凝集剤は、粘度1万cp以下であり、濃度10%以上であることが望ましい。

    【0021】本発明に好ましく用いられるアクリル系高分子としては3〜100モル%のイオン性モノマーと0
    〜97%モル%のアクリルアミドとの共重合物の中から選ばれる分子量100万以上、好ましくは200万以上のアクリル系高分子凝集剤が適用され、粒径100μm
    以下の微粒子として油または塩水溶液中に分散された状態で用いられる。

    【0022】かかる分散液の製造法は公知であり、油中水型エマルジョンは特公昭34−10644号公報、特公昭52−39417号公報および特公昭55−457
    83号公報に記載され、塩水溶液中分散液の製造法は特公昭46−14907号公報および特開昭62−205
    11号公報に記載されている。

    【0023】アクリルアミドと共重合させるイオン性モノマーとしてはジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの塩および/またはその四級化物、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アルリルアミドの塩および/またはその四級化物などのアクリル系カチオンモノマー並びにアクリル酸またはその塩あるいは2−アクリルアミドアルキルスルホン酸塩などのアクリル系アニオンモノマーが使用される。 これらイオン性モノマーは2種以上を併用してアクリルアミドと共重合することもできる。
    20重量%以下の凝集に悪影響をおよぼさない範囲の量であれば、アクリロニトルやジアセトンアクリルアミドのような非イオン性モノマーを上記イオン性モノマーやアクリルアミドと共重合させることもできる。

    【0024】アクリル系高分子の微粒子が油または塩水溶液中に低粘性で分散した分散液である分散液状アクリル系高分子凝集剤は、含水粗大物に容易に添加混合することができる。 添加量は特に限定されないが、通常ポリマー純分量として含水粗大物1m 3当たり0.1〜5K
    gの分散液状アクリル系高分子凝集剤を含水粗大物に添加混合するのが好ましい。 これら分散液状アクリル系高分子凝集剤を含水粗大物に添加混合したり、この混合物をさらに脱水ケーキと混合するには連続ミキサー、強制攪拌ミキサーなどの混合機を使用する他パワーシャベル、スクリューコンベアなどの土木機械を用いることも可能である。

    【0025】

    【実施例】以下に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

    【0026】(合成例−1)市販高分子凝集剤(アクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合体;アニオン化率30モル%;分子量600万)をボールミルで粉砕し、
    200メッシュのふるいを通った微粉(粉末−1)を9
    倍量のポリエチレングリコールに分散させた液を試料−
    1とする。

    【0027】(合成例−2)攪拌機、窒素曝気管および温度制御装置を備えた反応槽に20重量%塩化ナトリウム水溶液79部を採り、アクリル酸35モル%アクリルアミド65モル%の組成のモノマー20部および分散剤としてポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド1部(シーピーエス社製、商品名:エージフロック−WT4
    0HV)を溶解した後、2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩を重合開始剤として添加し、攪拌下、53℃で10時間重合し、塩水溶液に分散した粒径10〜20μmの微粒子の重合体分散液(pH3)が得られた。 この液を試料−2と呼ぶ。 この高分子分散液の粘度は500mPa・s以下であり、上記分散液は脱イオン水で20倍に希釈しても顕微鏡にて微粒子が観察され本質的に非水溶性であることが確認された。 上記分散液を炭酸ソーダを加えた水に混合しpH7にすると溶解し、この水溶液をもとに固有粘度より求めた分子量は4
    50万である。

    【0028】(合成例−3)攪拌機、窒素曝気管および温度制御装置を備えた反応槽に沸点190℃ないし23
    0℃のイソパラフィン120.0kgおよびソルビタンモノオレート7.5kgを仕込んだ。 脱塩水165kg
    およびアクリル酸ナトリウム35モル%アクリルアミド70モル%の組成のモノマー200kgの混合物を添加し、ホモジナイザーにて攪拌乳化した。 得られたエマルジョンにイソプロピルアルコール200gを加え窒素置換の後、ジメチルアゾビスイソブチレート40gを加え、温度50℃に制御しながら重合反応を完結させ、その後、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル7.
    5kgを添加混合して試験に供する試料(試料−3)とした。 固有粘度より求めた分子量は600万である。

    【0029】(合成例−4)攪拌機、窒素曝気管および温度制御装置を備えた反応槽に20重量%硫酸アンモニウム水溶液79部を採り、アクリロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド10モル%アクリルアミド90モル%の組成のモノマー20部および分散剤としてポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド1
    部(シーピーエス社製、商品名:エージフロック−WT
    40HV)を溶解した後、2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩を重合開始剤として添加し、攪拌下、53℃で10時間重合し、塩水溶液に分散した粒径10〜20μmの微粒子の重合体分散液が得られた。
    この液を試料−4と呼ぶ。 固有粘度より求めた分子量は500万である。

    【0030】(実施例1〜4)泥水式シールド工事より発生した、含水比48%の含水粗大物を、2軸パドルを備えたミキサーの一端より投入し、上記の各試料(試料−1〜試料−4)を添加混練し他端より排出して改質を行った。 有機高分子凝集剤添加量は含水粗大物1m 3あたりのポリマー純分のkg数で表1に示す。 重量比1:
    1の比率で、含水粗大物と泥水式シールド工事より発生した含水比48%の余剰泥水脱水フィルタープレスケーキを上記ミキサーにより混練し改質土を得た。 試験サンプルとして改質土の一部を採り、目視により改質土の形状確認をした。 植物生育に適したpH中性の通気性保水性の良い用土が得られた。 これらの改質土をJIS A
    1210(突固めによる土の締固め試験方法)に従い、
    内径15cmのモールドに改質土を3層に分けて、夫々4.5kgのランマで92回突き固めて、突固め試験を行った。 CBR試験機により荷重一貫入量曲線を求め、
    貫入量2.5mmにおける荷重すなわち貫入強度を測定した。 試験の結果を表1に示す。

    【0031】(比較例1)含水粗大物を有機高分子凝集剤無添加の状態で余剰泥水脱水フィルタープレスケーキと混練する以外は実施例1〜4と同様に操作を行った。
    混練物は粘着性の有る塊と成り植物生育用土としては不適であった。 試験の結果を表1に示す。

    【0032】

    【表1】

    【0033】表1から、実施例1〜4の改質土は埋め戻し、埋立て、宅地造成等に問題の無いことがわかる。 また比較例1の改質土は貫入強度の点で埋め戻し、埋立て、宅地造成等に問題の有ることが判る。

    【0034】

    【発明の効果】本発明の処理方法により、泥水式シールド工法において発生した産業廃棄物を処理すれば、この処理物を埋め戻し土、植物生育用土、埋立て用土、宅地造成用土などとして有効利用することができる。 分散液状アクリル系高分子凝集剤を用いると含水粗大物に容易に添加混合することができ、少量の添加量で含水粗大物を粒状の土の性状を示すものにできる。 そしてこの粒状の含水粗大物をユンボなどの混合装置を用いて容易にケーキに添加混合でき、両者を混合すると、粒状の砂礫が凝集剤とシルト粘土からなるバインダーによりうまくつなぎ合わされた骨格構造が形成され、この骨格構造中の間隙に水が入って保持されるため、ベトベトしない、パサパサしたよい処理土となる。 このような処理土は締め固めれば地耐力もあるので埋め戻し土にも利用できる他に、植物生育用土、埋立て用土、宅地造成用土などとしても有効利用可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の泥水式シールド工法廃棄物の処理方法を説明する説明図である。

    【図2】 従来の泥水式シールド機の要部の拡大図である。

    【符号の説明】

    A 泥水式シールド工法用添加剤 1 泥水式シールド機 2 駆動用モータ 3 回転式カッタ 4 隔壁 5 チャンバ 6 送泥管 7 排泥管 8 駆動用モータ 9 攪拌翼 10 排泥用ポンプ 11 処理設備 12 土砂 13 泥水 14 調整槽 15 注入配管 16 送泥用ポンプ 17 マンホール 18 シールドジャッキ 19 篩 20、24、29 コンベヤ 25、26、28 管路 21 砂礫ピット 22 サイクロン 23 振動篩 27 フィルタプレス 30 第1混合機 31 有機高分子凝集剤 32 第2混合機

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