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Airframe attitude controller

阅读:242发布:2024-02-16

专利汇可以提供Airframe attitude controller专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce in size and weight and to simplify an airframe attitude controller for controlling an attitude of an airframe having a booster provided at a rear side of an airframe body at an initial launching time.
SOLUTION: The airframe attitude controller comprises the airframe 1 having the airframe body 2 and the booster 3 for accelerating the body 2 in a range capable of flying the body 2; a biaxial link type thrust deflector 15 for deflecting a combustion gas exhausted at a high speed to control the attitude of the airframe 1 around a pitching axis and a yawing axis, at an initial launching time of the airframe 1 to change four thrust deflecting plates for generating control forces around the pitching axis and the yawing axis at each pair; and four airframe body steering wings 10 projected outward from an outer periphery of a rear part of the body to generate the control forces without aerodynamic interference under the attitude control around a rolling axis.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO,下面是Airframe attitude controller专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 飛しょう体本体と、前記飛しょう体本体の後方に連結され、前記飛しょう体本体を飛しょう可能な範囲になるまで加速するブースタとからなる飛しょう体の姿勢制御を行うための飛しょう体姿勢制御装置において、前記ブースタのノズル内にそれぞれ対向させて設置された2対の推力偏向板と、対をなす前記推力偏向板を発射初期にそれぞれ同一方向へ偏向させて、前記飛しょう体のピッチ方向及びヨー方向の制御を行う推力偏向装置と、前記飛しょう体本体の後端部外周に設置され、
    ブースタ飛しょう時に変角させて、前記飛しょう体のロール方向の制御を行う操舵翼とを設けたことを特徴とする飛しょう体姿勢制御装置。
  • 【請求項2】 前記推力偏向装置が、対をなす前記推力偏向板の軸同士をリンクで連結して駆動する2軸リンク型推力偏向装置である請求項1記載の飛しょう体姿勢制御装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、操翼の操舵により姿勢制御する飛しょう体本体と、飛しょう体本体の後方に連結されたブースタとからなる飛しょう体を、飛しょう体本体が飛しょう可能な範囲になるまで加速する発射初期、いわゆる、ブースタ飛しょう時において、飛しょう体の姿勢、安定を行うための飛しょう体姿勢制御装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】長距離飛しょうさせるタイプの飛しょう体には、発射初期において飛しょう体を所定の速度になるまで加速するブースタと、飛しょう体が所定の速度になったとき、後方に連結されたブースタを切離し、後端部に設けた操舵翼の操舵により姿勢制御を行う飛しょう体本体とから構成するようにしたものがある。

    【0003】上述したタイプの飛しょう体には、図3に示すように、ブースタ加速中の飛しょうにおいて旋回が必要になるため、ブースタ加速を行う発射初期においても、飛しょう体1に旋回運動をさせる必要があり、ブースタ3の後端部に開口させたノズル内に、発射初期においても、強い燃焼ガスの噴射で飛しょう体1の姿勢制御するための制御力を発生させることのできる4枚の推力偏向板6を設けて、旋回運動を必要とするときに推力偏向板6を偏向させて、飛しょう体1の姿勢制御を行うためにピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの大きな制御力を発生させることができるようにした、推力偏向装置7を設けるようにした飛しょう体がある。

    【0004】なお、飛しょう体は、飛しょう体1が所定の速度になったとき、後方に連結されたブースタ3を切離し、飛しょう体本体2の飛しょうを安定させるための周方向に90度間隔で配置され、中央部外周面から外方へ突出させた4枚の主翼と、飛しょう体本体2の姿勢を制御するための、主翼と同様に外周面から突出させ、後端部に配置された、4枚の操舵翼10とを設けるようにしている。

    【0005】従来の飛しょう体に設けるようにした飛しょう体姿勢制御装置では、ブースタ3の後端部に燃焼ガスを偏向させて、偏向した燃焼ガスの噴射力で飛しょう体1の姿勢、安定を制御するための制御力を発生させることができる4枚の推力偏向板6を設けるようにしているために、発射初期においても、高速で噴射される燃焼ガスの大きな流体力が作用する推力偏向板6に生じる大きな偏向力によって、発射初期において必要とされる飛しょう体1の姿勢制御には、充分に対処することができ、ブースタ3切離し直後に旋回させる必要のある飛しょう体本体2の旋回性能要求は緩和される。

    【0006】しかしながら、従来の飛しょう体に設けるようにしている推力偏向装置7では、偏向させて大きな飛しょう体1のピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの制御力を発生させることができる推力偏向板6等からなる推力偏向装置7を設けるようにしているために、飛しょう体1の重量が増し、また、所定の加速性能を発揮させるためのブースタ3が大型化する不具合がある。

    【0007】すなわち、図4に示すように、従来の推力偏向装置7は、ピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの制御力をそれぞれ発生させることができる4枚の推力偏向板6と、推力偏向板6のそれぞれに、ピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの制御力を発生させることのできる偏向をさせるためのアクチュエータ11と、アクチュエータ11からの駆動力を推力偏向板6に伝達するための駆動軸12とからなり、しかも、推力偏向装置7は、個別の推力偏向板6毎にそれぞれ設ける必要があるため、推力偏向装置7自体の重量が増し飛しょう体1の重量が増すとともに、多くのアクチュエータ11及び駆動軸12
    を設けるスペースが必要であるために、ブースタ3も大型化することとなる。 なお、図4中、軸C28はロール軸に対し同心状に配置された軸である。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の飛しょう体の発射初期における制御を行うために採用されている、上述した飛しょう体姿勢制御装置の不具合を解消するため、ピッチ軸、ヨー軸まわりの制御には、飛しょう体本体の後方に連結され、飛しょう体本体を飛しょう可能な範囲にまで加速するブースタの後端部に設けられて同一方向に変されて、発射初期においても高速度で外部に排出される燃焼ガスを偏向させて、ピッチ軸、ヨー軸まわりの大きな制御力を飛しょう体に発生させて、
    ピッチ軸、ヨー軸まわりの十分な制御を行うことができ、ロール軸まわりの制御には、飛しょう体本体の後部外周から外方へ突出させ、対向させて設けられ、4枚の操舵翼10を変角することによって、空力的干渉の影響を受けず大きなロール軸まわりの制御力を飛しょう体に発生させて、飛しょう体の発射初期においてロール軸まわりの制御を行うことができ、従って、飛しょう体の発射初期においても、飛しょう体の姿勢、安定を制御して飛しょうさせることのできる飛しょう体姿勢制御装置とした。

    【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】このため、本発明の飛しょう体姿勢制御装置は、次の手段とした。

    【0011】(1)飛しょう体本体と、飛しょう体本体の後方に連結され、飛しょう体本体が飛しょう可能な範囲にまで加速するブースタとからなる飛しょう体の発射初期における、ピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢、安定を制御するために、発射初期においても高速度で外部に排出される燃焼ガスを偏向させて、ピッチ軸、ヨー軸まわりの制御力を発生させ、発射初期においても十分な制御を行うことができるようにするために、ブースタの後端部内に対向して設けられ、アクチュエータによりそれぞれ同一方向に偏向させて、ピッチ軸、ヨー軸まわりにそれぞれ大きな制御力を発生させることができる、2対の推力偏向板、及び1対の推力偏向板を同時に駆動させることのできるアクチュエータ等からなる推力偏向装置を設けた。

    【0012】(2)飛しょう体本体と、飛しょう体本体の後方に連結され、飛しょう体本体を飛しょう可能な範囲にまで加速するブースタとからなる飛しょう体の発射初期における、ロール軸まわりの姿勢、安定を制御するために、飛しょう体本体の後部外周から対向させて外方へ突出され、飛しょう体本体アクチュエータにより変角させて、発射初期においても、空力的干渉の影響を受けることが少なく、ロール軸まわりの大きな制御力を発生させることができる、4枚の飛しょう体本体操舵翼を設けた。

    【0013】なお、発射初期におけるロール軸まわりの制御力を発生させる4枚の飛しょう体本体操舵翼は、飛しょう体からブースタが分離され飛しょう体本体のみで飛しょうするときには、飛しょう制御を行うようにしたものを使用することが好ましい。

    【0014】本発明の飛しょう体姿勢制御装置は、上述の手段としたので、飛しょう体の発射初期における、ピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御に、飛しょう体の発射初期においても高速度で外部に排出される燃焼ガスを偏向させて、ピッチ軸、ヨー軸まわりに大きな制御力を発生させることができる推力偏向装置を設けたので、飛しょう体の発射初期におけるピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御を十分にでき、飛しょう体の外乱対処性を向上させ、安定した飛しょうをさせることができ飛しょうのばらつきを小さくできる。

    【0015】また、ロール軸まわりの姿勢、安定の制御に、飛しょう体本体の後部外周から対向させて外方へ突出され、変角させて、発射初期においても空力的干渉の影響をうけることが少なく、大きなロール軸まわりの制御力を発生できる4枚の飛しょう体本体操舵翼を設けたので、発射初期におけるロール外乱への対処に対しても充分な制御力を発生させることができ、ロール軸まわりの制御性に優れたものにできる。

    【0016】さらに、飛しょう体姿勢制御装置に設ける推力偏向装置では、ピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御のみを行うようにし、ロール軸まわりの姿勢制御は、飛しょう体本体に設けた操舵翼で行うようにしたので、ピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの制御力を発生させるために、従来、4枚の推力偏向板のそれぞれに設け、ピッチ、ヨー、ロールの各軸まわりの制御力を発生させるための偏向を行うようにしていたアクチュエータ、駆動力を推力偏向板に伝達するための駆動軸は、個別の推力偏向板にそれぞれには設ける必要がなく、1対毎に設ければ良く、これにより推力偏向装置のアクチュエータ、
    駆動軸は半減できて重量を小さくでき、飛しょう体の重量を逓減でき、さらには推力偏向装置を設けるスペースを小さくでき、ブースタの小型化等を計ることができる。

    【0017】また、発射直後の旋回制御させる必要のある場合でも、発射初期においても必要とする旋回制御ができるので、ブースタを切離し高旋回飛しょうをさせる必要のある飛しょう体本体の旋回性能要求が緩和され、
    しかもピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御に推力偏向装置を、ロール軸まわりの姿勢制御に飛しょう体本体操舵翼をそれぞれ使用するようにしたので、簡素な構成で飛しょう体の姿勢制御が可能になる。

    【0018】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の飛しょう体姿勢制御装置の実施の形態を図面に基づき説明する。

    【0019】図1は本発明の飛しょう体姿勢制御装置の実施の形態を搭載した、飛しょう体の全体側面図、図2
    は図1に示す飛しょう体姿勢制御装置を構成する推力偏向装置を示す斜視図である。

    【0020】なお、図1,2において、図3、図4に示す部材と同一部材には、同一符号を付して説明は省略する。

    【0021】本実施の形態の飛しょう体姿勢制御装置においては、ブースタ3後端部内に飛しょう体1の姿勢制御もしくは安定化を目的として、推進力を発生させるために、外部に噴出させている燃焼ガスを偏向させる後述の2軸リンク型推力偏向装置15を設け、ピッチ軸、ヨー軸まわりの、いわゆるピッチ系、ヨー系の飛しょう体1の制御を行うようにしている。

    【0022】すなわち、図2に示すように、ピッチ軸と平行にされて、ブースタ3のノズル内に配置された軸A
    26線上に、回転軸心が配置された第1推力偏向板1
    6、第3推力偏向板18のそれぞれの後縁側が、例えば、下方になるように偏向することにより、高速の燃焼ガスは後下方側へ偏向されることになり、この燃焼ガスの偏向によりブースタ3の後端を上方へ押し上げる推進力が発生し、飛しょう体1には重心まわりに頭下げ方向の回転力が発生することにより飛しょう体1のピッチ軸まわりの姿勢制御を行うことができる。

    【0023】また、ヨー軸と平行にされて、ブースタ3
    のノズル内に配置された軸B27線上に、回転軸心が配置された第2推力偏向板17、第4推力偏向板19のそれぞれの後端側が、例えば、右側になるように偏向することにより、高速の燃焼ガスは右側後方へ偏向されることになり、ブースタ3の後端を左側へ移動させる推進力が発生し、飛しょう体1には重心まわりに、右側に頭部を向ける回転力が発生することにより、飛しょう体1のヨー軸まわりの姿勢制御を行うことができる。

    【0024】また、ロール軸まわりの飛しょう体1の制御には、従来の飛しょう体1では発射初期、すなわち、
    ブースタ飛しょう時には、従来作動させるようにしていない飛しょう体本体2の後端部に設けた、4枚の操舵翼10のそれぞれを同一周方向に変角させることにより、
    ロール軸と同心状に配置された、軸C28まわりの回転力が空気力により発生して、飛しょう体1のロール制御力を発生させるようにしている。 しかも、操舵翼10に作用する空気力は、空力的干渉の影響が小さいため、発射初期の外乱に対処できる十分なロール制御力を発生させることができる。

    【0025】次に、図2により発射初期における飛しょう体1のピッチ軸Y及びヨー軸Zまわりの制御を行うようにした2軸リンク型推力偏向装置15について、詳細に説明する。

    【0026】本偏向装置15は、第1から第4の推力偏向板16、17、18、19と、相対する第1推力偏向板16と第3推力偏向板18、第2推力偏向板17と第4推力偏向板19をそれぞれ連結させるため、ブースタノズルの外周に半周にわたって配設され、その中央部分が、後述するボールスクリューA24及びボールスクリューB25のそれぞれに連結されるとともに、両端部が第1推力偏向板16と第3推力偏向板18との回転軸に、及び第2推力偏向板17と第4推力偏向板19との回転軸にそれぞれ連結されたリンクA20、リンクB2
    1と、そのリンクA20及びリンクB21を前述したボールスクリューA24及びボールスクリューB25を介して駆動するためのアクチュエータA22、アクチュエータB23とで構成されている。

    【0027】本偏向装置は、このように構成されているので、アクチュエータA22によりボールスクリューA
    24が前後に駆動されることにより、リンクA20がピッチ軸と平行に配置された軸A26の軸心を中心に回転し、相対して配置されている第1推力偏向板16、第3
    推力偏向板18を同じ角度で同方向へ回転させる。 これにより、機体軸ピッチ方向Pのモーメントを発生させる推力の偏向が可能となり、飛しょう体1のピッチ軸まわりの姿勢制御を行うことができる。

    【0028】また、アクチュエータB23によりボールスクリューB25が前後に駆動されることにより、リンクB21がヨー軸と平行に配置された軸B27の軸心を中心に回転し、相対して配置されている第2推力偏向板17、第4推力偏向板19を同じ角度で、同方向へ回転させる。 これにより、機体軸ヨー方向Qのモーメントを発生させる推力の偏向が可能になり、飛しょう体1のヨー軸まわりの姿勢制御を行うことができる。

    【0029】また、本実施の形態の飛しょう体姿勢制御装置では、上述した2軸型推力偏向装置15に加えて、
    通常は飛しょう体1の発射初期においては、作動させるようにしていない飛しょう体本体2の後端部に設けた操舵翼10にて、ロール軸まわりの姿勢制御を行うようにしている。 すなわち、4枚からなる操舵翼10を同一周方向に変角させることにより、ロール軸と同心状にされた軸C28まわりのモーメントを発生し、軸C28まわりに回転力が発生するようにして、ロール制御を行うようにしている。

    【0030】この操舵翼10は、飛しょう体本体2に搭載されたアクチュエータにより駆動され、本来は、ブースタ3切離し後の飛しょう体本体2のみで飛しょうするときに使用するようにしたものであるが、本実施の形態の飛しょう体姿勢制御装置2は、発射初期におけるブースタ飛しょう時においても、ロール制御だけはこの操舵翼10により行えるようになっている。

    【0031】(1)本実施の形態の飛しょう体姿勢制御装置は上述のように構成され、ロール系の制御を空力操舵により、またピッチ系、ヨー系の制御を推力偏向装置により、独立にコントロールしている。

    【0032】(2)しかも、推力偏向装置は2基のアクチュエータで4枚の推力偏向板をコントロールする2軸リンク型推力偏向装置15としたことにより、次の作用効果を奏するものとすることができる。 (a)2軸リンク型推力偏向装置15により、ピッチ軸、ヨー軸まわりの制御をするため、操舵翼は空力干渉の影響を受けず、操舵力、いわゆる、制御力を向上させることができる。 (b)外乱対処性は、ピッチ系、ヨー系の制御は、2軸リンク型推力偏向装置15により積極的にコントロールできるため、発射初期における姿勢制御を十分に行うことができ、飛しょう体1の飛しょう特性はばらつかない。 また、操舵翼10は空力的干渉の影響を受けず、ロール系の制御性が向上し、ロール系の外乱対処性を向上させることができる。 (c)2軸リンク型推力偏向装置により、ピッチ系、ヨー系の制御を行い、発射初期における旋回制御が実施可能であるため、飛しょう体本体2に対する旋回性能要求は緩和される。 (d)2軸リンク型推力偏向装置15を使用するようにしたため、従来のピッチ系、ヨー系、ロール系の全ての制御を行うようにした推力偏向装置7に比較し、アクチュエータ等が少なくてすむため、小型且つ軽量にでき、
    飛しょう体1の軽量化が計れるとともに、ブースタ3の大型化を防ぐことが可能となるとともに、従来の飛しょう体において発射初期に、飛しょう体1の制御を行う推力偏向装置7に比較して低コストにできる。

    【0033】以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。

    【0034】

    【発明の効果】本発明の飛しょう体姿勢制御装置は、飛しょう体本体と、飛しょう体本体を飛しょう可能な範囲にまで加速するブースタとからなる飛しょう体の発射初期におけるピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御には、高速度で排出される燃焼ガスを偏向させて、ピッチ軸、ヨー軸まわりの制御力を発生させる2対の推力偏向板を設け、ロール軸まわりの姿勢制御には、空力的干渉の影響を受けることが少い飛しょう体本体の後部外周から対向させて外方へ突出されて、ロール軸まわりの制御力を発生させる4枚の飛しょう体本体操舵翼を設けたものとした。

    【0035】これにより、飛しょう体の発射初期においても、ピッチ軸、ヨー軸まわりに大きな制御力を発生させることができ、ピッチ軸、ヨー軸まわりの安定した姿勢制御ができ、飛しょう体の外乱対処性を向上でき、安定した飛しょうをさせることができるので、飛しょうのばらつきを小さくできる。

    【0036】また、ロール軸まわりの姿勢制御には、空力的干渉の影響をうけることが少なく大きな操舵力を発生できる4枚の飛しょう体本体に設けた操舵翼を使用するので、発射初期における外乱対処性を向上でき、ロール軸まわりの制御性にも優れたものにできる。

    【0037】さらに、推力偏向装置は、ピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢制御のみを行い、ロール軸まわりの姿勢制御は、操舵翼で行うので、推力偏向装置の4枚の推力偏向板を駆動するアクチュエータは2個でよく、推力偏向装置自体の重量を小さくでき、飛しょう体の重量を逓減でき、また、推力偏向装置設置スペースも小さくでき、ブースタの小型化等を計ることができる。

    【0038】また、ブースタの切離し時に、飛しょう体本体に旋回性能が要求される飛しょう体の場合でも、ブースタ飛しょう時にピッチ軸、ヨー軸まわりに大きな制御力で飛しょう体を旋回させることができるので、飛しょう体本体に対する旋回性能要求が緩和される。 また、
    ピッチ軸、ヨー軸まわりの姿勢、安定の制御に推力偏向装置を、ロール軸まわりの姿勢、安定の制御に飛しょう体本体操舵翼を、それぞれ使用するようにしたので、簡素な構成になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態であって、飛しょう体姿勢制御装置を搭載した、飛しょう体の全体側面図である。

    【図2】図1に示す飛しょう体姿勢制御装置を構成する推力偏向装置を示す斜視図である。

    【図3】飛しょう体姿勢制御装置を設ける、従来の飛しょう体の全体側面図である。

    【図4】図3に示す飛しょう体に設けられている、従来の推力偏向装置を示す斜視図である。

    【符号の説明】

    1 飛しょう体 2 飛しょう体本体 3 ブースタ 6 推力偏向板 7 推力偏向装置 10 操舵翼 11 アクチュエータ 12 駆動軸 15 2軸リンク型推力偏向装置 16 第1推力偏向板 17 第2推力偏向板 18 第3推力偏向板 19 第4推力偏向板 20 リンクA 21 リンクB 22 アクチュエータA 23 アクチュエータB 24 ボールスクリューA 25 ボールスクリューB 26 軸A 27 軸B 28 軸C

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