首页 / 专利库 / 分销网络和设备 / 发电厂 / 核能电厂 / 核反应堆 / 反应堆压力容器 / Nondestructive inspection method in bottom mirror part of reactor pressure vessel

Nondestructive inspection method in bottom mirror part of reactor pressure vessel

阅读:1发布:2020-11-26

专利汇可以提供Nondestructive inspection method in bottom mirror part of reactor pressure vessel专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To improve an accuracy of inspecting a narrow and complex-shaped welded portion of a bottom mirror part of a reactor pressure vessel to solve the problem wherein it will be difficult to obtain sufficient information for soundness evaluation since a shape of the welded portion to be inspected in the bottom mirror part of the RPV is complicated and the vicinity is narrow to cause inspection conditions to be limited in terms of accessibility and contactability to restrict an inspectable range and accuracy.SOLUTION: In inspecting the reactor pressure vessel (hereinafter referred to as RPV) or an internal structure attached to the RPV, nondestructive inspection is made from two directions including from the inside of the RPV (inside the reactor) and the outside of the RPV (outside the reactor) to determine whether a fault is present, or to measure a size or a range of the fault.,下面是Nondestructive inspection method in bottom mirror part of reactor pressure vessel专利的具体信息内容。

  • 原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査において、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法。
  • 請求項1において、RPVもしくはRPVに付帯する内部構造物に発生した欠陥に対して先に炉内から非破壊検査を実施し、当該欠陥の寸法・範囲の測定を行った後、前記非破壊検査によって求められた欠陥位置情報に基づき炉外から非破壊検査を実施する検査手法。
  • 請求項1において、RPVもしくはRPVに付帯する内部構造物に発生した欠陥に対して先に炉外から非破壊検査を実施し、当該欠陥の寸法・範囲の測定を行った後、前記非破壊検査によって求められた欠陥位置情報に基づき炉内から非破壊検査を実施する検査手法。
  • 請求項2および請求項3において、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点のうち2次元座標の原点を炉内と炉外で共有することを特徴とする検査手法。
  • 請求項2および請求項3において、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点を炉内と炉外で共有することを特徴とする検査手法。
  • 原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査を行う検査装置において、RPV内側(炉内)より非破壊検査を行う検査部と、RPV外側(炉外)から非破壊検査を行う検査部と、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を行ったデータを受信し記録する記録部と、前記2方向より非破壊検査を行った両方のデータを表示する表示部と、炉内から非破壊検査を実施することで当該欠陥の寸法又は範囲の測定を行って求められた欠陥位置情報と、炉外から非破壊検査を実施することで同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行った欠陥位置情報の測定結果を前記表示部へ表示する制御装置を有する検査装置。
  • 隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定し、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定することでRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定方法。
  • 隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定する位置決め装置と、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定するアームを有するRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定装置。
  • 说明书全文

    本発明は、原子発電所の主要機器の一つである原子炉圧力容器の下鏡部における非破壊検査に関するものである。

    多くの工業製品では、その安心・安全を確保するために様々な検査が行われている。 特に原子力発電所においては、運転を開始した後も定期的に運転を止めて機器の点検が行われており、原子力発電所の安全運転の確保が何よりも優先されている。

    近年、定期検査等において欠陥が発見された場合は、直ちに補修または取替えを行うのではなく、非破壊検査によって欠陥の寸法を測定することで、機器の健全性を評価し、その後の運転期間の設定または補修時期の決定を行うようになっている。

    原子力発電所の主要機器の一つである原子炉圧力容器(以下、RPV)もしくはRPVに付帯する炉内構造物の溶接部においても定期的に検査が行われており、前記溶接部に対して非破壊検査を行う方法の一つとして、RPV内にカメラを投入し、溶接部の表面状態を確認する目視検査(VT)が行われている。 他にも超音波探傷試験(UT)や過流探傷検査(ECT)など、その多くは溶接施工側となる炉内から検査装置をアクセスさせる方法を採用して実施されている。 例えば、特許文献1のように、RPVの円周方向の溶接部を超音波検査する装置が記載されている。

    しかし、近年は検査装置の高度化や新しい検査手法の開発により溶接部の検査を施工側となる炉内からではなく、RPVを介した炉外からも検査が実施できるようになってきた。 炉内検査では通常RPV内は炉で満たされており、作業環境は水中となるが、炉外検査は気中作業であるため、作業性は向上すると考えられている。 例えば、特許文献2では、炉外の検査で、容器貫通部の原子炉圧力容器壁面に対する傾斜度を測定し、検査位置を求めている。 また、特許文献3では、炉内の液中点検装置として、溶接部を目視検査するときに超音波を用いて装置の位置を判定することが記載されている。

    RPV下鏡部は約150〜200mmの板厚が直径6000〜7000mmの半球状になっており、さらに制御棒駆動案内管(以下、CRDハウジング)などの炉内構造物が貫通するための直径200mm程度の穴が100〜200個程設けられた構造になっている。

    特開平08−226987号公報

    特開2008−039622号公報

    特開平02−95246号公報

    RPV下鏡部での検査対象となる溶接部の形状は複雑で、周囲も狭隘なため、アクセス性,接触性などの点から検査条件が制限され、検査可能範囲や精度に限界が生じ、健全性評価に十分な情報を得ることが困難になると想定される。

    解決しようとする問題点は、原子炉圧力容器下鏡部の狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度の向上である。

    原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査において、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法。

    本発明の検査手法はRPV下鏡部といった狭隘かつ複雑形状な箇所で行う検査において、炉内検査と炉外検査の2手法を適用することで、それぞれの検査不可範囲をカバーすることができる。 また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができ、検査精度を向上させことができる。

    実施対象となる原子炉圧力容器下鏡部の断面図である。

    実施対象である溶接部の断面図である。

    炉内検査装置の構成例である。

    炉内検査装置による計測例である。

    炉内位置座標設定の説明図である。

    炉外検査装置の構成例である。

    炉外位置座標設定の説明図である。

    炉外検査装置による計測例である。

    炉内および炉外の位置座標設定の説明図である。

    図面を用いて各実施例を説明する。

    以下の各実施例に記載するように、RPVもしくはRPVに付帯する炉内構造物の溶接部、特に下鏡部で発見された欠陥に対して、溶接施工側となる炉内側から行う炉内検査と溶接部に対してRPVを介した炉外側から行う炉外検査の2手法を適用し、総合的に当該欠陥の寸法または範囲の測定を行うことで測定精度を向上させる。

    また、RPV下鏡部といった狭隘かつ複雑形状な箇所で行う検査において、炉内検査と炉外検査の2手法を適用することで、それぞれの検査不可範囲をカバーすることができる。

    また、炉内もしくは炉外検査によって求められた欠陥の位置座標に基づき、炉外もしくは炉内からの検査を行うことで欠陥同定の作業時間を短縮するこが可能となる。

    また、この時、炉内検査結果と炉外検査結果によって得られる欠陥の位置座標をマッチングさせるため、検査時に予め炉内と炉外で同一の座標軸を設けることにより欠陥評価時の作業効率向上を図る。

    また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができる。

    さらに、検査場所となるRPV周辺は狭隘かつ高線量であるため、作業時間を短縮できることにより作業者の被爆線量を少なくすることができる。

    図1は本実施例の検査方法などの実施対象である原子力発電所のRPV下鏡部の断面図である。 前記で述べたようにRPV下鏡部は半球状の構造物であるRPV1に円筒状のCRDハウジング2などが貫通しており、CRDハウジングとRPVはCRDスタブ3によって固定されている。 A部は図2で詳述する。

    図2は実施対象である溶接部の断面図である。 図2のA詳細図に示すようにCRDスタブ円周とRPV内面側が溶接部4a,4bにより固定されているため、検査対象となる溶接部形状が3次元的に変化し、複雑であることがわかる。 以下に説明する実施例ではCRDスタブ3の溶接部4a,4bを検査対象としているが、他のRPVもしくはRPVに付帯する炉内構造物の溶接部に対しても応用できる。

    また、以下に説明する実施例では炉内からと炉外からの非破壊検査により求められる欠陥の位置座標をマッチングさせるために炉内と炉外で貫通して存在するCRDハウジングを利用して、同一の位置座標原点を設けているが、他の炉内構造物においても応用できる。

    各実施例の検査装置は、検査対象を検査する検査部,検査部からの情報を受信し記録する記録部,受信した情報を表示する表示部を有する。 記録部はデータベースサーバ,ハードディスク,メモリなどの記録媒体である。 表示装置は、ディスプレイなどである。 例えば、超音波非破壊検査を行う超音波については特許文献2に代表されるような構成を有し、検査部として、超音波を送出,受信する超音波探触子(超音波センサ)を有する。 また、超音波探触子から送出,受信される超音波の送出,受信のタイミングなどを制御する制御機構を有する。 制御機構はコンピュータであり、フェーズドアレイ法などによる超音波走査をプログラムをCPUで実行することで行う。 目視検査(VT)の場合は、検査部はカメラである。 渦流探傷検査(ECT)の場合は、検査部は励磁コイル,検出コイル又は励磁・検出兼用コイルなどである。 また、コイルを制御する制御機構を有し、制御機構はコンピュータである。

    実施例1では、まず炉内超音波探傷検査によって炉内側からの非破壊検査を行い、欠陥の検出および寸法を測定する。 次に前記炉内検査で得られた欠陥位置座標に基づいて炉外側から超音波非破壊検査を行う。 最後にこの両検査結果をマッチングさせて欠陥形状の評価を行う。 ここでは炉内の非破壊検査において超音波探傷検査(UT)を採用しているが、目視検査(VT),渦流探傷検査(ECT),超音波探傷検査(UT)のうち1手法のみ、2手法の組み合わせもしくは3手法の組み合わせのうち、いずれを適用しても良い。

    図3は炉内検査で用いる炉内超音波装置の構成の概要図である。 超音波検査装置本体5はCRDハウジングの上部に着座し、本体側面に取り付けられたアーム部6を上下に昇降および装置を中心として回転または収縮することでアーム部先端に取り付けられた超音波センサ7を検査対象部位にアクセスし、超音波を送受信しながら走査することで当該部の探傷検査を行う。

    また、装置着座部に取り付けられた位置決めプレート8はガイドピン9a,9b,押付プレート10,ガイドプレート11により構成されており、着座したCRDハウジングから隣接するCRDスタブに向けガイドプレート11を押し出すことで2つのハウジング間をクランプ(固定)することが可能である。

    定期検査等において欠陥が発見された場合、その欠陥の寸法や範囲を測定する必要がある。 次に発見された欠陥を前記炉内検査装置を用いて測定する過程について図4により説明する。

    図4は炉内検査装置による計測例である。 超音波検査装置本体5が着座したところからCRDハウジングの管中心軸方向をz 0とし、超音波検査装置本体5が着座したCRDハウジングの管中心から隣接するCRDハウジングの管中心までをr 0とし、アーム部6の回転中心から超音波センサ7までの距離をr 1とし、位置決めプレート8が接続された隣接するCRDハウジングの方向からのアーム部6の回転角度をθ 1とし、超音波検査装置本体5が着座したところからCRDハウジングの管中心軸方向で欠陥位置までの距離をz 1として測定する。 これら位置の測定は、ロボットアームなどの位置を制御するときのように通常の測定装置により測定される。 測定された位置情報は炉内検査装置のデータベースへ記録される。

    図5は、炉内位置座標設定の説明図である。 上記のように測定したデータに基づいて座標を設定する。 まず、本装置では着座したCRDハウジングの管中心軸12とCRDハウジング上面13の交わる部分を中心とした基準座標軸を設ける。 具体的には着座したCRDハウジングの鉛直方向をz軸、クランプしている2つのCRDハウジングの中心を結んだ方向をr軸、前記z軸を中心とする回転角θで構成される基準座標軸である。

    前記基準座標軸を用いると欠陥位置座標は図5右に示すように、r軸と検査装置アーム部とのなす角をθ 1と、CRDハウジング中心からアーム先端までの距離r 1と、CRDハウジング上面から欠陥までの距離z 1を測定することで欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )を特定することができる。

    次に前記欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )に基づいてRPVの外面側から超音波探傷検査を行う炉外検査装置とその過程について説明する。

    図6に示す装置はRPV外側の床に設置された保温材14の上を走行する台車15と前記台車の先頭部分に旋廻及び昇降機能を有するアーム部16、さらに前記アーム部の先端に取り付けられた超音波センサ17によって構成されている。 また装置本体部分からガイドプレート18a,18bを左右に押し出すことによって2つのCRDハウジングの間でクランプする機能を備えている。

    前記炉外検査装置を用いて、RPV外面に超音波センサを接触させたまま走査し、超音波を送受信することで当該部の探傷検査を行う。

    ここでは前記炉内検査にて欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )が特定されているため、前記欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )に基づいて炉外検査装置をアクセスさせ炉外側から超音波探傷検査を実施する。

    まず、欠陥が検出されたCRDハウジングの付近まで走行させ、炉内検査において基準座標軸を設ける際にクランプした2つのCRDハウジングと同じCRDハウジングを炉外検査装置によりクランプする。

    図7は、炉外位置座標設定の説明図である。 欠陥が検出されたCRDハウジングへ炉外検査装置を接続することにより炉内検査の際に基準座標軸を設定した手順と同様の手順で炉外検査装置において基準座標軸を設定することができ、炉内と炉外で同じ基準座標軸を設けることができる。 この基準座標軸を基に、既に炉内検査によって特定された欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )となる部分を探傷するように適宜、炉外検査装置をアクセスし、炉外から当該部の超音波探傷検査を実施する。

    図8は、第1の実施例による炉外検査装置による計測例である。 炉外検査装置の台車15が着座し、欠陥を有するCRDハウジングの管中心軸方向をz 0とし、欠陥を有するCRDハウジングの管中心から炉外検査装置の台車15が着座した隣接するCRDハウジングの管中心までをr 0とし、欠陥を有するCRDハウジングの管中心から超音波センサ17までの距離をr 2とし、欠陥を有するCRDハウジングの管中心を中心としてr 0方向から超音波センサ17までの回転角度をθ 2とし、炉外検査装置の台車15が着座したところからCRDハウジングの管中心軸方向で超音波センサ17までの距離をz 2として測定する。 これら位置の測定はロボットアームなどの位置を制御するときのように通常の測定装置により測定される。 測定された位置情報は炉内検査装置のデータベースへ記録される。 炉外検査装置の超音波センサ17の位置座標(r 2 ,z 2 ,θ 2 )から既に炉内検査によって特定された欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )の方向へ超音波探傷検査を実施する。

    図9は、炉内および炉外の位置座標設定の説明図である。 3次元の座標原点を炉内と炉外で共有した場合、図5の炉内検査装置が着座したCRDハウジングの管中心軸12とCRDハウジング上面13の交わる部分を基準座標原点とし、欠陥位置までをz 1とし、RPVの軸方向の厚さをz tとし、炉外検査装置の超音波センサ17から炉外検査装置の台車15の走行面位置までをz 2とした場合、炉外検査装置の台車15の走行面位置のZ座標は、炉内の原点からの距離Zとして設定することができる。 このようにRPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点を炉内と炉外で共有する。

    尚、上述した基準座標軸による位置合わせは、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点を炉内と炉外で共有したが、3次元の座標原点のうち2次元座標の原点を炉内と炉外で共有しても良い。 つまり、図9の位置座標のように、Z軸の原点を共有せず、図5の炉内位置情報と図7の炉外位置情報のように、別々にZ軸原点をもつこともできる。

    炉内外からの別々の検査結果について同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行った測定結果をマッチングした一例としては、上述したように、炉内外で同一のCRDハウジングの位置に測定装置を合わせて欠陥の位置を測定することで欠陥の位置を合わせることにより行う。 また、別の例としては、炉内外からの検査画像から欠陥を評価するために、炉内外からの検査画像それぞれの欠陥の位置情報について同じ座標に基づいた位置表示を行うことで、評価する技術者は両画像からより精度よく評価することができる。 また、別の例としては、炉内外からの検査画像から欠陥を評価するために、同一欠陥を含んだ範囲についての炉内外からの検査画像それぞれについて座標軸の表示を行っても良い。 これらのように、炉内と炉外からの2方向での同一欠陥の寸法又は範囲の測定結果をマッチングすることは、欠陥評価をしやすくするために、炉内外からの別々の検査結果について同一欠陥を含む検査結果の位置を合わせることにより行う。

    また、上述した基準座標軸による位置合わせは、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し平面座標(r,θ)を共有したが、それを共有せず、図5の炉内位置情報と図7の炉外位置情報をそれぞれ有し、炉底部の設計情報を参照して炉内位置情報と炉外位置情報の相対位置を補間することとしてもよい。 このように、座標の原点を共有しなくても、炉内外で欠陥位置情報を求め、測定結果をマッチングすることができる。 この場合、炉内,炉外で同じCRDハウジングに検査装置を接続できない場合でも同じ欠陥に対して超音波探傷検査を実施することができる。 但し、同じCRDハウジングに検査装置を接続した場合の方がRPV実機と設計情報とのズレが少なくより精度良く測定できる。

    上述したように、原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査において、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法により、狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度を向上することができる。 また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができ、検査精度を向上させことができる。 上述したように、RPVもしくはRPVに付帯する内部構造物に発生した欠陥に対して炉内から非破壊検査を実施し、当該欠陥の寸法・範囲の測定を行った後、前記非破壊検査によって求められた欠陥位置情報に基づき炉外から非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法・範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法により、先に炉内検査により欠陥位置を測定することで、検査装置の設置位置の自由度が炉内に比べて高いため、測定結果のマッチングを行いやすく、炉内外の欠陥画像をマッチングした画像について精度も良いものが得られる。

    従来、炉内検査によって特定された欠陥位置座標を利用せずに検査を行う場合はRPV外面に超音波センサを接触させ、超音波を送信しながら走査し、反射エコーを確認することで欠陥の位置を求めていた。

    しかし本実施例1では炉内検査の結果を利用し、炉外検査装置をアクセスさせるため、炉外検査における作業時間を短縮することができ、検査全体の作業効率の向上に貢献することができる。 また、先に炉内検査により欠陥位置を測定することで、検査装置の設置位置の自由度が炉内に比べて高いため、内部で検査した範囲を外部から補完しやすく、得られた両方の画像から精度よく欠陥を評価することができる。

    上述したように、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点を炉内と炉外で共有したり、3次元の座標原点のうち2次元座標の原点を炉内と炉外で共有することにより、炉内探傷結果と炉外探傷結果は同一の座標軸上で表されるため、2つの探傷結果を容易に組み合わせて評価することができる。

    上述したように、原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査を行う検査装置において、RPV内側(炉内)より非破壊検査を行う検査部と、RPV外側(炉外)から非破壊検査を行う検査部と、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を行ったデータを受信し記録する記録部と、前記2方向より非破壊検査を行った両方のデータを表示する表示部と、炉内から非破壊検査を実施することで当該欠陥の寸法又は範囲の測定を行って求められた欠陥位置情報と、炉外から非破壊検査を実施することで同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行った欠陥位置情報の測定結果を前記表示部へ表示する制御装置を有する検査装置により、狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度を向上することができる。 また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができ、検査精度を向上させことができる。

    上述したように、隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定し(位置決めプレート8又はガイドプレート18によるCRDハウジングのクランプ)、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定する(アーム部6,アーム部16による欠陥位置までの移動と計測)ことでRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定方法により、CRDハウジングの位置を基にして計測対象物の位置を簡易に精度良く得ることができる。

    上述したように、隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定する位置決め装置(位置決めプレート8,ガイドプレート18)と、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定するアーム(6,16)を有するRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定装置(超音波検査装置本体5,台車15)により、CRDハウジングの位置を基にして計測対象物の位置を簡易に精度良く得ることができる。 尚、計測対象物の位置を簡易に精度良く得るためには、必ずしも上述した炉内および炉外の非破壊検査装置は必要とはしない。

    実施例2では、まず炉外超音波探傷検査によって炉外側からの非破壊検査を行い、欠陥の検出および寸法を測定する。 次に前記炉内検査で得られた欠陥位置座標に基づいて炉内側から超音波非破壊検査を行う。 最後にこの両検査結果をマッチングさせて欠陥形状の評価を行う。 ここでは炉内の非破壊検査において超音波探傷検査(UT)を採用しているが、目視検査(VT),過流探傷検査(ECT),超音波探傷検査(UT)のうち1手法のみ、2手法の組み合わせもしくは3手法の組み合わせのうち、いずれを適用しても良い。

    炉外検査で用いる炉外超音波装置の構成は実施例1の図6の炉外超音波装置と同様であり、欠陥の測定をする過程も、クランプしたCRDハウジングを用いて実施例1の図8と同様に欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )を特定する。 このとき、欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )は、炉外検査装置の超音波センサ17の位置座標(r 2 ,z 2 ,θ 2 )と超音波探傷検査を行った結果としての欠陥の位置情報に基づいて特定する。 次に前記欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )に基づいてRPVの内面側から超音波探傷検査を行う。 ここで用いる炉内超音波装置の構成は実施例1の図3の炉内超音波装置と同様である。

    本実施例2では前記炉外検査にて欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )が特定されているため、前記欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )に基づいて炉内検査装置をアクセスさせ炉内側から超音波探傷検査を実施する。

    まず、欠陥が検出されたCRDハウジングの上面に炉内検査装置を着座させ、炉外検査において基準座標軸を設ける際にクランプした2つのCRDハウジングと同じCRDハウジングを炉内検査装置によりクランプする。 これにより炉外検査の際に基準座標軸を設定した手順と同様の手順で炉内検査装置において基準座標軸を設定することができ、炉外と炉内で同じ基準座標軸を設けることができる。 この基準座標軸を基に、既に炉内検査によって特定された欠陥位置座標(r 1 ,z 1 ,θ 1 )となる部分を探傷するように適宜、炉内検査装置をアクセスし、炉内から当該部の超音波探傷検査を実施する。

    実施例2では炉外検査の結果を利用し、炉内検査装置をアクセスさせるため、炉内検査における作業時間を短縮することができ、検査全体の作業効率の向上に貢献することができる。 さらに、実施例1と同様に炉外探傷結果と炉内探傷結果は同一の座標軸上で表されるため、2つの探傷結果を容易に組み合わせて評価することができる。

    上述した実施例2では、先に炉外検査により欠陥位置を測定することで、狭隘で検査装置の設置位置の自由度が低い炉内検査の予定を予め検討することができるので、炉内検査の作業時間を短縮することが可能という効果もある。 また、炉内構造物の撤去など別の作業を行っている間に、炉外検査を先に行うことができるため炉内および炉外の両検査全体の検査時間を削減することが可能である。

    上述したように、原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査において、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法により、狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度を向上することができる。 また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができ、検査精度を向上させことができる。

    上述したように、RPVもしくはRPVに付帯する内部構造物に発生した欠陥に対して炉外から非破壊検査を実施し、当該欠陥の寸法・範囲の測定を行った後、前記非破壊検査によって求められた欠陥位置情報に基づき炉内から非破壊検査を実施し、同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行い、前記2手法による測定結果をマッチングする検査手法により、炉外検査によって求められた欠陥の位置座標に基づき、炉内からの検査を行うことで欠陥同定の作業時間を短縮するこが可能となる。 また、先に炉外検査により欠陥位置を測定することで、狭隘で検査装置の設置位置の自由度が低い炉内検査の予定を予め検討することができるので、炉内検査の作業時間を短縮することが可能という効果もある。 また、炉内構造物の撤去など別の作業を行っている間に、炉外検査を先に行うことができるため炉内および炉外の両検査全体の検査時間を削減することが可能である。

    上述したように、RPV下鏡部(炉底部)を貫通する構造物を利用し、3次元の座標原点を炉内と炉外で共有したり、3次元の座標原点のうち2次元座標の原点を炉内と炉外で共有することにより、炉内探傷結果と炉外探傷結果は同一の座標軸上で表されるため、2つの探傷結果を容易に組み合わせて評価することができる。

    上述したように、原子炉圧力容器(以下RPV)もしくはRPVに付帯する内部構造物の検査を行う検査装置において、RPV内側(炉内)より非破壊検査を行う検査部と、RPV外側(炉外)から非破壊検査を行う検査部と、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を行ったデータを受信し記録する記録部と、前記2方向より非破壊検査を行った両方のデータを表示する表示部と、炉内から非破壊検査を実施することで当該欠陥の寸法又は範囲の測定を行って求められた欠陥位置情報と、炉外から非破壊検査を実施することで同一欠陥の寸法又は範囲の測定を行った欠陥位置情報の測定結果を前記表示部へ表示する制御装置を有する検査装置により、狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度を向上することができる。 また、それぞれの検査結果をマッチングさせるため、欠陥のより詳細な評価を行うことができ、検査精度を向上させることができる。

    上述したように、隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定し(位置決めプレート8又はガイドプレート18によるCRDハウジングのクランプ)、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定する(アーム部6,アーム部16による欠陥位置までの移動と計測)ことでRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定方法により、CRDハウジングの位置を基にして計測対象物の位置を簡易に精度良く得ることができる。

    上述したように、隣接するCRDハウジングの相対位置関係を測定する位置決め装置(位置決めプレート8,ガイドプレート18)と、前記CRDハウジングの一つから測定対象物までの位置を測定するアーム(6,16)を有するRPVもしくはRPVに付帯する内部構造物の測定対象物の位置を測定する位置測定装置(超音波検査装置本体5,台車15)により、CRDハウジングの位置を基にして計測対象物の位置を簡易に精度良く得ることができる。 尚、計測対象物の位置を簡易に精度良く得るためには、必ずしも上述した炉内および炉外の非破壊検査装置は必要とはしない。

    尚、上述した各実施例では、炉内検査および炉外検査のどちらかを先に行い、他方を後に行ったが、同時に行っても良い。 但し、炉内,炉外の検査で欠陥の位置が判明していないタイミングで同時に行う検査は、欠陥位置が判明していないので作業効率の点では落ちるが、それぞれの検査不可範囲をカバーすることができる。 また、RPV内側(炉内)からとRPV外側(炉外)からの2方向より非破壊検査を行うので、狭隘かつ複雑形状な溶接部の検査精度を向上することができる。

    尚、上述した各実施例では、位置測定をアーム部6,アーム部16,位置決めプレート8,ガイドプレート18などを用いたが、他の位置測定装置でも良い。 例えば、特許文献3のような容器壁に取り付けた超音波発信子と検査部に取り付けた超音波受信体を設け、制御部に位置判定を実行させることでも位置を測定できる。

    1 原子炉圧力容器(RPV)
    2 制御棒駆動案内管(CRDハウジング)
    3 CRDスタブ4 CRDスタブ溶接部5 超音波検査装置本体6,16 アーム部7,17 超音波センサ8 位置決めプレート9 ガイドピン10 押付プレート11,18 ガイドプレート12 管中心軸13 ハウジング上面14 保温材15 台車

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈