首页 / 专利库 / 换热器 / 蓄热器 / Heat accumulator, warming-up device

Heat accumulator, warming-up device

阅读:1016发布:2021-02-12

专利汇可以提供Heat accumulator, warming-up device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a heat accumulator and a warming-up device for completing quick warming-up by making heat easy to be transferred to an engine oil.
SOLUTION: The heat accumulator includes a case body 42 mounted to a crankshaft 20 to be able to oscillate in an oil pan 30 and filled with heat accumulating material inside, and a pendulum 45 and a nucleating trigger 46 for nucleating the heat accumulating material 44 by the oscillation of the case body 42. The case body 42 is equipped with a bearing 41a and mounted to the crankshaft 20 via the bearing 41a.
COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT,下面是Heat accumulator, warming-up device专利的具体信息内容。

  • オイルパン内において支持部材に揺動可能に装着されると共に、内部に蓄熱材が充填されたケース本体と、
    当該ケース本体の揺動によって前記蓄熱材を発核させる発核手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄熱装置。
  • 前記ケース本体は軸受け部を備え、当該軸受け部を介して前記支持部材に装着されたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱装置。
  • 前記支持部材はクランクシャフトであることを特徴とした請求項1又は2に記載の蓄熱装置。
  • 前記ケース本体は、前記オイルパンに貯蔵されたエンジンオイルの油面に接することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄熱装置。
  • 支持部材と、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄熱装置を含み、
    前記蓄熱装置の複数が、前記支持部材に等間隔で配置されて支持されることを特徴とする暖機装置。
  • 说明书全文

    本発明は、蓄熱装置及び暖機装置に関する。

    冷間始動時のエンジンでは、フリクションの低下、排気組成の改善を図るため、早期の暖機完了が求められる。 特に、シリンダボアやピストン、クランクシャフト等の摺動部を有する構成要素には効率のよい運転を実現すべく速やかな暖機完了が望まれる。

    通常のエンジンが筒内爆発を開始すると、シリンダブロックやシリンダヘッド、ロアケース等のエンジン構成要素、さらに、これらのエンジン構成要素に形成された油路中を循環するエンジンオイルが温められ、徐々に暖機が進行する。

    従来、このようなエンジンの早期暖機完了を達成すべく、クランクシャフトの内部に中空室を設け、この中空室内に蓄熱材を封入し、クランクシャフトの回転に伴う振動により発核させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 また、ウォータージャケット内に配設された蓄熱材ケースに蓄熱材とこれを発核させる発核装置が収容され、エンジンの始動に伴う振動により発核装置が稼動する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。

    特開2007−32592号公報

    特開2007−56694号公報

    ところで、クランクシャフトの内部に蓄熱材を収容して発核させた場合、発生した熱がクランクシャフトに奪われ、エンジンオイルに対する暖機効果が薄れることが懸念される。 また、近年のエンジンの性能向上に伴い、エンジンの振動が低減したため、エンジンの始動に基づいて発核装置を発核させることが困難となることも想定される。

    本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、エンジンオイルに対し熱を伝え易くして、速やかに暖機を完了させる蓄熱装置及び暖機装置を提供することを目的とする。

    かかる課題を解決するための本発明の蓄熱装置は、オイルパン内において支持部材に揺動可能に装着されると共に、内部に蓄熱材が充填されたケース本体と、当該ケース本体の揺動によって蓄熱材を発核させる発核手段と、を備えたことを特徴とする蓄熱装置である。
    この構成によれば、支持部材によって支持され、蓄熱材が充填されるケース本体が振動すると、内部の振り子が発核トリガーに接触する。 この結果、蓄熱材が発核し、蓄熱装置から発生する熱が潤滑油に伝わる。

    また、本発明の蓄熱装置は、ケース本体は軸受け部を備え、当該軸受け部を介して支持部材に装着されたことを特徴とする。
    この構成によれば、蓄熱装置が揺れ易くなり、蓄熱材が発核し易くなる。

    また、本発明の蓄熱装置は、支持部材が、クランクシャフトであることを特徴としている。
    この構成によれば、内燃機関の構成要素に新たな部品を付加しなくてもよい。

    また、本発明の蓄熱装置は、ケース本体は、オイルパンに貯蔵されたエンジンオイルの油面に接することを特徴としている。
    この構成によれば、発核した蓄熱装置により、エンジンオイルが直接温められる。

    本発明の暖機装置は、支持部材と、上述した蓄熱装置を含み、蓄熱装置の複数が、支持部材に等間隔で配置されて支持されることを特徴とする暖機装置である。
    この構成によれば、複数の蓄熱装置により、エンジンオイルに均等に熱が伝わって早期の暖機が完了する。

    本発明によれば、早期に暖機が完了する。

    第1実施形態に係るエンジンの部分断面図である。

    蓄熱装置の斜視図及び断面図である。

    蓄熱装置の動作の一例である。

    蓄熱装置の動作の一例である。

    蓄熱装置の動作の一例である。

    蓄熱装置の熱の伝導を説明するための図である。

    第2実施形態に係るエンジンの部分断面図である。

    第3実施形態に係るエンジンの部分断面図である。

    (第1実施形態)
    以下、本発明を実施するための実施形態について図面を参照して詳細に説明する。

    図1は、エンジン100の部分断面図である。 より詳しくは、シリンダブロックを取り外したエンジン100の部分断面を模式的に示す図である。
    内燃機関としてのエンジン100は、ロアケース10、支持部材としてのクランクシャフト20、エンジンオイル31を貯蔵するオイルパン30、蓄熱装置40を含んで構成される。 尚、少なくともクランクシャフト20、蓄熱装置40によって本発明の暖機装置が構成される。

    クランクシャフト20は、ロアケース10によって支持されるクランクジャーナル21、コンロッドが接続されるクランクピン22、クランクジャーナル21とクランクピン22とをつなぐクランクアーム23から構成される。 同図おいては、クランクジャーナル21は、ロアケース10の5箇所で支持される。

    また、クランクジャーナル21には、蓄熱装置40が取り付けられる。 同図においては、クランクジャーナル21が3つの蓄熱装置40を貫通している。 これらの蓄熱装置40の底部、すなわち、外側面の一部及び外底面は、エンジンオイル31と接している。 言い換えれば、潜熱蓄熱発核措置40の一部がエンジンオイル31に浸かっている。 尚、少なくとも蓄熱装置40の外底面がエンジンオイルの油面と接していればよい。

    蓄熱装置40のエンジンオイル31との浸かり度合いは、同図に示すものに限定されない。 エンジンオイル31はエンジン100の各部を循環することでその油面が変化するが、油面が最も低い位置にあっても、蓄熱装置40がエンジンオイル31に接していることが望ましい。 また、蓄熱装置40の底部はオイルパン30の内底面と接しないことが好ましい。 詳細は後述するが、蓄熱装置40は、クランクシャフト20の出軸を支点とし、紙面手前方向と紙面奥方向に揺れ動く。 このため、蓄熱装置40の底部がオイルパン30の内底面が接すると動きづらくなる。

    また、図1において、左端、中央、右端の3つの蓄熱装置40がクランクジャーナル21によって貫通されている。 蓄熱装置40は1つでも発核による熱が発生し、エンジンオイル31を温められる。 この場合、エンジンオイル31の全体に均等に熱が伝わるようにするために、蓄熱装置40の中央を残すようにしておけばよい。 1つの蓄熱装置40であれば、エンジン100の軽量化や部品数の低減に寄与する。

    一方で、図1に示すように、3つの蓄熱装置40を利用すれば、エンジンオイル31が早期に温められ、エンジン100の暖機が速やかに完了する。 さらに、上述した部品数の低減と早期暖機のバランスをとるべく、右端と左端の蓄熱装置40を残すようにしてもよい。 蓄熱装置40を2つ又は3つ利用する場合、熱を均等に伝えるために、等間隔に配置することが望ましい。

    オイルパン30は、図1に示すように、ロアケース10の下方に取り付けられる。 オイルパン30内には、潤滑油としてのエンジンオイル31が貯蔵される。 上述したように、エンジンオイル31には、クランクジャーナル21によって懸架された蓄熱装置40の一部が浸かる。 このため、蓄熱装置40が発核すれば、蓄熱装置40から発生する熱がエンジンオイル31に伝わる。

    次に、蓄熱装置40の詳細について説明する。

    図2は、蓄熱装置40の斜視図及び断面図である。
    蓄熱装置40は、図2(a)に示すように、貫通孔41が形成されたケース本体42と、ケース本体42の一部が突出し、ケース本体42に一体形成された凸部43を含む。

    ケース本体41は、例えばアルミニウムや鉄等の金属、プラスチック等の樹脂を材料として構成される。 同図(b)に示すように、蓄熱材44の熱を伝えるため、熱伝導性の高い材料が好ましい。 ケース本体41の形状は、図2において、直方体の形状を有しているが、その形状は特に限定されず、例えば、三柱や六角柱等の多角柱、楕円柱の形状であってもよい。

    貫通孔41には、クランクジャーナル21が貫通する。 このため貫通孔41の径は、クランクジャーナルの径より大きい。 貫通孔41の周りには、図2に示すように、軸受41aが取り付けられることが好ましい。 軸受41aとしては、例えば、ボールベアリング、ローラベアリング等がある。 ケース本体41が軸受41aを介してクランクジャーナル21に装着されることで、蓄熱装置40が揺れ易くなる。

    ケース本体41の内部には、同図(b)に示すように、蓄熱材44が充填される。 したがって、蓄熱材44が漏れない材料であることが望ましい。 この蓄熱材44は、凸部43の入口43aから流入される。 この入口43aは、蓄熱材44の流入後に封止される。 尚、凸部43を形成せずに、入口43aを直接ケース本体41に構成するようにしてもよい。

    さらに、ケース本体41の内部には、上述した蓄熱材44のほか、振り子45、発核トリガー46が構成される。 振り子45と発核トリガー46により本発明の発核手段が構成される。 振り子45は、支点45aに回転可能に取り付けられ、支点45aを中心に振れる。 このため、エンジン100が始動すると、クランクシャフト20(より詳しくはクランクジャーナル21)が回転する。 そして、クランクジャーナル21が貫通する蓄熱装置40が振動したり、揺れたりして、その内部にある振り子45が振れる。 尚、支点45aは、ケース本体41と一体として構成してもよいし、別体として構成してもよい。

    発核トリガー46は、金属等で構成され、ケース本体41の内部に固定して取り付けられる。 発核トリガー46は、振り子45により叩かれることで、過冷却状態にある蓄熱材44を発核させる。 したがって、振り子45の振れ(揺れ)が大きくなり、蓄熱材44を発核させるのに十分な力で振り子45が発核トリガー46を叩いた場合、蓄熱材44は発核する。 これにより、蓄熱材44は熱を発生させ、ケース本体42を通じて、エンジンオイル31に熱を伝える。

    尚、熱の早期放出の観点から、蓄熱装置40がエンジンオイル31に浸かる表面積が最大となることが望ましい。 すなわち、蓄熱装置40のクランクジャーナル21からの懸架が真っ直ぐになることが望ましい。 したがって、蓄熱装置40の重心が、中心又はその付近であって、凸部43より底部に近い位置になるように、貫通孔41、凸部43、振り子45、発核トリガー46が構成されることが好ましい。 また、発核トリガー46を、振り子45の線対象となる位置に、さらに1つ加えてもよい。 振り子45がいずれか一方の発核トリガー46を叩けば蓄熱材44が発核する。

    上述した蓄熱材44は、酢酸ナトリウム・和物(CH COONa・nH O、n=2.5〜3.5)である。 蓄熱材44として上記酢酸ナトリウム水和物を用いる場合は、含水量は40〜60wt%の範囲に保つのが好ましい。 40wt%未満では固相を融点以上に十分加熱しても、水化に用いられる水分が不足するため一部固相が残留し、潜熱を放出してしまって蓄熱が不可能となる。 逆に、60wt%以上では、発熱量が低下してしまう。

    特に、酢酸ナトリウム水和物(CH COONa・nH O)においては、n=3すなわち水分量39.5wt%の時に発熱量が大きいことが知られているが、これよりもやや水分量が多いほうが発熱量は少し下がるものの過冷却状態が安定して維持でき、含水率は45wt%程度が好ましい。

    続いて、第1実施形態に係る蓄熱装置40の動作について図3から図6を参照して説明する。
    図3から図5は、蓄熱装置40の動作の一例、図6は、蓄熱装置40の熱の伝導を説明するための図である。

    エンジン100が始動すると、ロアケース10やオイルパン30が振動するとともに、クランクシャフト20が回転する。 これにより、図3及び図4に示すように、クランクジャーナル21に取り付けられた蓄熱装置40は、振動や紙面手前方向と紙面奥方向とに揺動を繰り返す。

    蓄熱装置40が揺れ動くと、図5に示すように、内部に構成された振り子45が振れる。 ここで、蓄熱装置40には、蓄熱材44が充填しているため、振り子45の振れに対する抵抗となり、蓄熱装置40の傾きに合わせて一時的に振り子45も傾く。 そして、振り子45が所定の傾きに達したときに、振り子45は発核トリガー46の方向に振れ、振り子45は発核トリガー46を叩く。 振り子45が一定量傾くことでその傾きがない場合に比べて発核トリガー46は強い力で振り子45によって叩かれる。 これにより、液相にある蓄熱材35は発核し、固相に変化しながら潜熱を放出する。

    放出された熱は、図6の矢印に示すように、ケース本体42を通じてエンジンオイル31に伝わる。 このため、エンジンオイル31が温められる。 さらに、蓄熱装置40は、クランクシャフト20に取り付けられている。 したがって、クランクシャフト20も温められる。 これにより、エンジン100の早期暖機が完了する。

    (第2実施形態)
    続いて、本発明の第2実施形態について図7を参照して説明する。
    図7は、エンジン100の他の部分断面図である。 尚、図1に示されるエンジン100の各装置と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。 後述する実施形態についても同様とする。

    第1実施形態に係る蓄熱装置40はクランクシャフト20によって貫通されたが、本実施形態に係る蓄熱装置40は、オイルパン30に形成された支持部材32によって貫通される点で、相違する。

    支持部材32は、コの字型をしており、それぞれの端部がオイルパン30の内底面で固定されている。 支持部材32は、オイルパン30と一体形成されていてもよいし、別体で形成されていてもよい。 固定先はオイルパン30の内側面であってもよい。 また、同図に示すように、支持部材32の端部は、オイルパン30に突き刺さっているが、支持部材32をネジ止めで固定してもよいし、圧着したり、溶接したりするようにしてもよい。

    本実施形態に係る蓄熱装置40は、エンジン100の始動によりオイルパン30等が振動し、エンジンオイル31が波立つことで揺れる。 この結果、蓄熱装置40は発核し、潜熱がエンジンオイル31に伝わる。 したがって、エンジンオイル31が温まる。 また、蓄熱装置40による熱は、支持部材31を介してオイルパン30にも伝わる。 このため、エンジンオイル31は、オイルパン30の内底面や内側面からも温められる。

    尚、本実施形態における蓄熱装置40も均等に熱を伝えるべく等間隔で配置されることが好ましい。 また、蓄熱装置40の数は同図に示すものに限定されず、4つ以上であってもよい。 蓄熱装置40の数を増やすことで、第1実施形態より暖機時間の短縮化が図れる。 逆に、蓄熱装置40が1つや2つの場合には、暖機効果が得られるとともに、エンジン100の軽量化に寄与する。 このように蓄熱装置40を等間隔に配置する場合、揺動に伴う支持部材32上での蓄熱装置40の位置ずれを防止するために、位置ずれ防止用のストッパを蓄熱装置40や支持部材32に形成してもよい。 これにより、揺動があっても等間隔の状態が維持される。

    (第3実施形態)
    続いて、本発明の第3実施形態について図8を参照して説明する。
    図8は、エンジン100の他の部分断面図である。

    本実施形態に係る蓄熱装置40は、図8に示すように、エンジンオイル31がオイルストレーナ35によって吸引されることで生じるエンジンオイル31の波によって揺れる点で上述した第1実施形態及び第2実施形態と相違する。

    エンジン100の始動に伴うオイルパン30の振動が弱い場合に、併せて、オイルストレーナ35によるエンジンオイル31の吸引を利用することで、蓄熱装置40の発核が行われ易くなる。 これにより、エンジン100の早期暖機が完了する。

    以上、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。 例えば、第1実施形態から第3実施形態を組み合わせるようにしてもよい。 また、上述した実施形態では、4気筒を一例として説明したが、6気筒であってもよい。

    10 ロアケース 20 クランクシャフト 21 クランクジャーナル 22 クランクピン 23 クランクアーム 30 オイルパン 31 エンジンオイル 32 支持部材 35 オイルストレーナ 40 蓄熱装置 41 貫通孔 42 ケース本体 43 凸部 44 蓄熱材 45 振り子 46 発核トリガー

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈