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Rubber composition for tire tread

阅读:1发布:2021-12-26

专利汇可以提供Rubber composition for tire tread专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rubber composition for a tire tread by which the balance of rolling resistance properties and wet properties can be improved while improving processability.
SOLUTION: The rubber composition for the tire tread contains a 1-80 pts.wt. chaff charcoal powder based on a 100 pts.wt. rubber component comprising a single modified natural rubber having a polar group (e.g., an epoxidized natural rubber) or a blend of the modified natural rubber with other diene rubbers. A pneumatic tire has the tread comprising the rubber composition. The chaff charcoal powder preferably contains a 30-90 wt.% silicon dioxide component and a 60-5 wt.% carbon component.
COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT,下面是Rubber composition for tire tread专利的具体信息内容。

  • 極性基を有する変性天然ゴムの単独、又は該変性天然ゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドからなるゴム成分100重量に対して、籾殻炭粉末を1〜80重量部含有する、タイヤトレッド用ゴム組成物。
  • 前記極性基を有する変性天然ゴムがエポキシ化天然ゴムである、請求項1記載のタイヤトレッド用ゴム組成物。
  • 前記籾殻炭粉末は、二酸化ケイ素成分を30〜90重量%と、炭素成分を60〜5重量%含有するものである、請求項1記載のタイヤトレッド用ゴム組成物。
  • 請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物からなるトレッドを備える空気入りタイヤ。
  • 说明书全文

    本発明は、空気入りタイヤのトレッドに用いられるタイヤトレッド用ゴム組成物に関するものである。

    最近の空気入りタイヤにおいては、湿潤路面でのグリップ性能であるウェット性能と、低燃費性に寄与する転がり抵抗性能とのバランスを向上することが求められており、かかる要求に応えるために、天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムからなるゴム成分に充填剤としてシリカ粒子が配合されている。

    シリカ粒子は、カーボンブラックに比較すると、転がり抵抗性能に寄与する発熱性を著しく低減させることができるが、その反面、シリカ粒子の凝集により、未加硫ゴムの粘度が上昇し、加工性が著しく悪化するという欠点がある。

    ところで、空気入りタイヤのトレッドを構成するゴム組成物に籾殻を配合する技術は、スタッドレスタイヤ用として既に提案されている(下記特許文献1〜3参照)。 これらの文献に開示の技術は、籾殻のセルロース成分に着目し、籾殻が氷表面を引っ掻くスパイク効果を狙ったものである。 そのため、籾殻は、炭化せずに所定粒径に粉砕した粉体加工品として用いられており、籾殻を炭化させた籾殻炭については開示されていない。

    また、スタッドレスタイヤのトレッド用ゴム組成物においては、活性炭や、木炭、竹炭などの多孔性炭化物粒子を配合することも知られているが(下記特許文献4,5参照)、これらは、氷上路面に発生する膜を吸水し除去して氷上摩擦を高めるために配合されている。 また、これらの文献に開示の木炭や竹炭は二酸化ケイ素成分の含有比が低い点で、本発明で用いる籾殻炭とは明確に区別されるものであり、本発明特有の効果も奏されないものである。

    なお、下記特許文献6には、籾殻シリカを配合した易燃焼性シリコーンゴム組成物が開示されている。 しかしながら、同文献は、籾殻の二酸化ケイ素成分のみに着目して、籾殻を燃焼させた残渣の灰から得られるシリカを用いるものであり、ジエン系ゴムに配合するものでもなく、更にはタイヤ用として用いられるものでもない。

    特開平02−167353号公報

    特開平11−255966号公報

    特開2000−351304号公報

    特開2000−211315号公報

    特開2005−162865号公報

    特開平11−43607号公報

    本発明は、以上に鑑みてなされたものであり、加工性を改善しつつ、転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上することができるタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することを目的とする。

    本発明者は、上記課題に鑑みて鋭意検討していく中で、極性基を有する変性天然ゴムに対して、籾殻を炭化させてなる籾殻炭の粉末を、充填剤として配合することにより、転がり抵抗性能は同等量のシリカ粒子以上に向上し、しかも未加硫ゴムの粘度低減効果があることを見い出し、本発明を完成するに至った。

    すなわち、本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物は、極性基を有する変性天然ゴムの単独、又は該変性天然ゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドからなるゴム成分100重量に対して、籾殻炭粉末を1〜80重量部含有するものである。 また、本発明に係る空気入りタイヤは、該ゴム組成物からなるトレッドを備えるものである。

    本発明によれば、極性基を有する変性天然ゴムに籾殻炭粉末を配合することにより、同等量のシリカ粒子以上に転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上することができ、また、未加硫ゴムの粘度が下がるので加工性を改善することができる。

    以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。

    本発明に係るゴム組成物において、ゴム成分は、極性基を有する変性天然ゴムの単独、又は該変性天然ゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドからなる。

    上記極性基としては、エポキシ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、オキシカルボニル基、オキシ基、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、イミド基、アミド基、アンモニウム基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基など、酸素や窒素、硫黄等のヘテロ原子を持つ基が挙げられる。 このような極性基であれば、籾殻炭粉末中の二酸化ケイ素成分との間での相互作用により、転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上することができる。

    これらの極性基を有する変性天然ゴムは、天然ゴムに対して上記極性基を有する化合物を反応させるなど、化学的処理を施すことにより得られる。 具体的には、エポキシ化天然ゴム、メチルメタクリレート変性天然ゴム、マレイン酸変性天然ゴムなどが挙げられ、なかでもエポキシ化天然ゴム(ENR)を用いることが特に好適である。

    エポキシ化天然ゴムは、天然ゴムの主鎖の二重結合にエポキシ基が導入されたものであり、例えば、天然ゴムラテックスに過酢酸を反応させることにより得られる。 エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率は、5〜50モル%であることが好ましく、より好ましくは15〜40モル%である。

    上記他のジエン系ゴムとしては、未変性の天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンジエン共重合体ゴム(EPDM)などの各種ジエン系ゴムを用いることができ、これらはそれぞれ単独で用いても2種以上併用してもよい。

    前記他のジエン系ゴムは、ゴム成分100重量部中に、0〜80重量部にて配合することができる。 すなわち、ゴム成分は、極性基を有する変性天然ゴムの単独、又は該変性天然ゴム20重量部以上と他のジエン系ゴム80重量部以下のブレンドからなる。 上記変性天然ゴムが20重量部未満であると、ウェット性能が損なわれる。 より好ましくは、上記変性天然ゴム100〜50重量部と他のジエン系ゴム0〜50重量部のブレンドである。

    また、他のジエン系ゴムとしては、未変性の天然ゴムが特に好適であり、従って、ゴム成分は、エポキシ化天然ゴムの単独、又は、エポキシ化天然ゴムと未変性天然ゴムのブレンドからなることが好ましい。

    上記ゴム組成物に配合される籾殻炭粉末とは、籾殻を加熱により炭化して得られる籾殻炭の粉末である。 籾殻炭は、木炭や竹炭などに比べて、二酸化ケイ素(SiO )成分を多量に含むものであり、このことが転がり抵抗性能の向上に寄与するものと考えられる。 特に、ゴム成分として、エポキシ化天然ゴム等の極性基を持つ変性天然ゴムを用いるので、籾殻炭粉末中の二酸化ケイ素成分と該極性基との間での相互作用が期待でき、それにより、転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上することができる。

    好ましくは、二酸化ケイ素成分を30〜90重量%と、炭素成分を60〜5重量%含有する籾殻炭粉末を用いることである。 これらの成分比率は、炭化条件によって籾殻の燃焼度合を変えることにより調整可能であり、上記範囲内の籾殻炭粉末を用いることで、本発明の効果を一層高めることができる。 二酸化ケイ素成分と炭素成分とのハイブリッド効果を高めるため、二酸化ケイ素成分が40〜80重量%であり、炭素成分が40〜15重量%であることがより好ましい。

    籾殻炭の製法は、特に限定されず、公知の種々の方法を用いることができ、例えば、窯を用いて籾殻を蒸し焼きにすることで熱分解させて籾殻炭を得ることができる。 籾殻炭粉末は、このようにして得られる籾殻炭を公知の粉砕機(例えば、ボールミル)を用いて粉砕し、所定の粒径範囲に選別し分級したものを用いることができる。 籾殻炭粉末の粒径は、特に限定されないが、平均粒径が100μm以下であることが好ましく、より好ましくは0.1〜50μmである。 ここで、平均粒径は、島津製作所製のレーザー回折式粒度分布測定装置「SALD−2000A」を用いて測定したメディアン径の値である。

    籾殻炭粉末は、ゴム成分100重量部に対して、1〜80重量部にて配合される。 籾殻炭粉末の配合量が少なすぎると、転がり抵抗性能の向上効果が不十分であり、逆に配合量が多すぎると、物性が低下し、ウェット性能も低下傾向となる。 補強性及びウェット性能を維持しつつ、転がり抵抗性能を向上する上では、籾殻炭粉末の配合量は、ゴム成分100重量部に対して2〜40重量部であることがより好ましく、更に好ましくは4〜20重量部である。

    籾殻炭粉末は、充填剤の一部として用いられることが好ましい。 すなわち、本発明のゴム組成物には、タイヤ用ゴム組成物において一般に配合されるカーボンブラックやシリカ粒子(湿式シリカ、特には沈降法シリカ)などの充填剤を併用することができる。 特に、一般に使用されるシリカ粒子に対して籾殻炭粉末を同量置換することにより、補強性及びウェット性能を損なうことなく、転がり抵抗性能を向上することができ、また、未加硫ゴムの粘度が下がることから加工性を改善することができる。

    シリカ粒子を配合する場合、更にシランカップリング剤を用いることが好適である。 シランカップリング剤としては、従来からシリカ粒子とともにゴム組成物に使用されるものであればよく、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。

    本発明に係るゴム組成物には、上記の各成分の他に、老化防止剤、ワックス、亜鉛華、ステアリン酸、軟化剤、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤、加硫遅延剤など、タイヤトレッド用ゴム組成物に通常配合される各種添加剤を配合することができる。

    本発明に係るゴム組成物は、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ローラーなどの混練機を用いて混練りすることにより得られ、常法に従い加硫成形することにより、各種空気入りタイヤのトレッドゴムを構成することができる。

    以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

    バンバリーミキサーを使用し、下記表1,2に示す配合に従い、実施例及び比較例の各タイヤトレッド用ゴム組成物を調製した。 表中の各成分は以下の通りである。

    ・ENR25:エポキシ化率が25モル%のエポキシ化天然ゴム(マレーシアのMRB社製「ENR−25」)、
    ・NR:未変性天然ゴム(RSS3号)、
    ・籾殻炭粉末1:籾殻炭(関西産業(株)製「バイオ炭」)をボールミルで粉砕して得られた平均粒径20μmの籾殻炭粉末(二酸化ケイ素成分=60重量%、炭素成分=38重量%)、
    ・籾殻炭粉末2:籾殻炭(関西産業(株)製「バイオ炭」)をジェットミルで粉砕して得られた平均粒径2.0μmの籾殻炭粉末(二酸化ケイ素成分=60重量%、炭素成分=38重量%)、
    ・籾殻炭粉末3:籾殻炭(関西産業(株)製「バイオ炭」)をジェットミルで粉砕して得られた平均粒径2.0μmの籾殻炭粉末(二酸化ケイ素成分=75重量%、炭素成分=20重量%)、
    ・木炭粉末:奈良炭化工業(株)製「みのり炭素(粉)」をボールミルで粉砕した木炭粉末(平均粒径=20μm)、
    ・シリカ粒子:東ソー・シリカ(株)製「ニップシールAQ」、
    ・シランカップリング剤:デグサ社製「Si69」、
    ・カーボンブラック:東海カーボン(株)製「シースト3」。

    各ゴム組成物には、共通配合として、ゴム成分100重量部に対し、オイル(ジャパンエナジー株式会社製「プロセスX−140」)15重量部、亜鉛華(三井金属鉱業株式会社製「亜鉛華1号」)3重量部、ステアリン酸(花王株式会社製「ルナックS−20」)2重量部、老化防止剤6C(大内新興化学工業株式会社製「ノクラック6C」)2重量部、ワックス(大内新興化学工業株式会社製「サンノック」)2重量部、硫黄(細井化学工業株式会社製「ゴム用粉末硫黄150メッシュ」)2重量部、加硫促進剤CBS(大内新興化学工業株式会社製「ノクセラーCZ」)1.5重量部を配合した。

    各ゴム組成物について、未加硫ゴムのムーニー粘度を測定するとともに、160℃で20分間加硫して加硫ゴム片を作製し、各加硫ゴム片について、物性(硬さ、100%、300%モジュラス、引張強さ、切断時伸び、引裂強さ)を測定した。 また、各ゴム組成物を用いてキャップ/ベース構造のトレッドを有するタイヤのキャップトレッドに適用し、205/65R15 94Hの空気入りラジアルタイヤを常法に従い製造し、転がり抵抗とウェット性能と耐摩耗性を評価した。 各測定、評価方法は、以下の通りである。

    ・ムーニー粘度:JIS K6300に準拠して(L形ロータ)、予熱1分、測定4分、温度100℃にて測定。

    ・硬さ:JIS K6253に準拠して、タイプAデュロメータ(A型)を用いて、23℃で硬さを測定。

    ・モジュラス、引張強さ、切断時伸び:JIS K6251に準拠した引張試験により測定(ダンベル状3号形)。

    ・引裂強さ:JIS K6252に準拠して測定(クレセント形試験片)。

    ・転がり抵抗性能:空気圧230kPa、荷重450kgfとして、転がり抵抗測定用の1軸ドラム試験機にて23℃で80km/hで走行させたときの転がり抵抗を測定した。 結果は、比較例1の値を100とした指数で表示した。 指数が小さいほど、転がり抵抗が小さく、従って燃費性に優れることを示す。

    ・ウェット性能:2000ccの国産FF車に各タイヤを4本装着し、2〜3mmの水深で水をまいたアスファルト路面上を走行し、90km/hでABSを作動させて20km/hまで減速時の制動距離を測定した。 結果は、比較例1の値を100とした指数で表示した。 指数が大きいほどウェット性能に優れることを示す。

    ・耐摩耗性:2000ccの国産FF車に各タイヤを4本装着し、乾燥アスファルトの一般路面において5000km毎にローテーションしながら、2万km走行後のトレッド残溝深さから摩耗量を求めた。 結果は、比較例1の値を100とした指数で表示した。 指数が小さいほど耐摩耗性に優れることを示す。

    表1,2に示すように、エポキシ化天然ゴムに充填剤として籾殻炭粉末を配合した実施例であると、同等量のシリカ粒子以上に転がり抵抗性能とウェット性能のバランスを向上することができ、また、未加硫ゴムの粘度が下がって加工性を改善することができた。

    また、籾殻炭粉末の配合量を4〜40重量部とすることで、物性にほとんど悪影響なく、転がり抵抗性能も良好でありながら、ウェット性能の低下はわずかであり、耐摩耗性も特に低下は見られなかった(実施例1〜4,6〜11参照)。 籾殻炭粉末の配合量が80重量部の場合(実施例5,12)、転がり抵抗性能には非常に優れるものの、ウェット性能が低下傾向であり、また、やや物性低下も見られたので、籾殻炭粉末は80重量部以下で配合すべきである。

    また、変性天然ゴムが20重量部の場合、転がり抵抗性能には優れるものの、ウェット性能が低めとなるため(実施例13参照)、変性天然ゴムは20重量部以上で配合することが好ましい。 なお、比較例5のように、未変性天然ゴムの単独使用では、ウェット性能が大幅に低下していた。

    本発明は、乗用車用ラジアルタイヤを始めとする各種空気入りタイヤに用いることができる。

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