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Composite gas burner structure

阅读:361发布:2020-08-09

专利汇可以提供Composite gas burner structure专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a composite gas burner structure capable of stable combustion, of preventing production of any dust, and of reduction of fuel cost, and further of improvements of combustion efficiency and environmental condition.
CONSTITUTION: A high calorie gas burner 18 is disposed on the outer periphery of a low heat value gas burner 8, and a gas collision plate 21 is provided in the vicinity of the high heat value gas burner 18, whereby a mixture ratio is improved and a flame holding region is widened.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Composite gas burner structure专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 低カロリーガスバーナと高カロリーガスバーナとを同軸上に配設した複合ガスバーナ構造において、前記低カロリーガスバーナの外周に複数の前記高カロリーガスバーナを配設するとともに、それぞれの高カロリーガスバーナの近傍に、それぞれL型断面形状を有するガス衝突板を設けたことを特徴とする複合ガスバーナ構造。
  • 【請求項2】 ガス衝突板は、高カロリーガスバーナから噴出するガスのうち15〜50%のガスを衝突させ保炎用ガスを形成させる位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の複合ガスバーナ構造。
  • 【請求項3】 高カロリーガスバーナは、噴出するガスのうち15〜50%のガスを保炎用ガスとし、該保炎用ガスの噴射方向を燃焼用空気の旋回流と同一方向そして/または逆方向の組合せとすることを特徴とする請求項1記載の複合ガスバーナ構造。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、燃焼装置に設けられた複合ガスバーナ構造に係り、特に高炉などから副生する低カロリーガスと、天然ガスなどの高カロリーガスとを、同軸上で燃焼させるのに好適な複合ガスバーナ構造に関する。

    【0002】

    【従来の技術】石油の埋蔵量の将来の枯渇の懸念や、産地の政情の不安定さ、さらには環境規制の問題などから、従来から製鉄所内などで発生する高炉ガス、転炉ガス及びコークス炉ガスなどの副生ガスを主燃料として、
    製鉄所内の自家発電用ボイラを運転していた。 また副生ガスの不足分や、安定用バーナまたは副生ガスがないときのバックアップ燃料として、従来使用してきた重油の代りに、液化天然ガス(LNG)を使用するケースが増加しつつある。

    【0003】図5〜図7に上述したような副生ガスをボイラ燃料として使用する場合の従来のバーナ構造を示す。 副生ガスとして例えば高炉ガス(BFG)は、その成分がN 2が52〜56%、H 2が2.5〜4%、COが21〜23%、CO 2が17〜20%であり、発熱量が600〜1100KCal/m 3 Nと、重油や天然ガスの発熱量の1/10またはそれ以下である。 このため、
    安定用バーナなしでは自燃することが困難であり、低流速でバーナから噴出させて拡散燃焼させるような設計思想が採り入れられている。 しかも発熱量が少ないため極めて大量の燃料を供給する必要がある。 従って図5〜図7に示すように、高炉ガスバーナ(低カロリーガスバーナ)8は、バーナ中心を軸とした大型円筒形となっておりBFGは供給口7から15〜25m/sという低流速でバーナ内に供給される。 さらにBFGは若干の旋回を与えられながら高炉ガスバーナ8の先端部から火炉1へ供給され、保炎が維持されるようになっている。

    【0004】図5は高炉ガスバーナ8の中心軸上に重油バーナ(高カロリーガスバーナ)9が装着されたものであり、重油バーナ9の先端にはバーナインペラ13が設けられている。 また重油バーナ9は抜差装置16を介して高炉ガスバーナ8に着脱可能となっており、重油バーナ9の基端から重油10が供給される。 さらに高炉ガスバーナ8の先端はウィンドボックス3のケーシング6内に挿入されており、エアレジスタ4を経由して燃焼用空気5がバーナスロート2に向って供給される。

    【0005】図6は重油バーナ9の外周に同心上にコークス炉ガスバーナ12を設けたものであり、コークス炉ガス(COG)11はコークス炉ガスバーナ12の基端から供給され、先端のCOG噴出ノズル19から噴出する。 COG11は4500KCal/m 3 N程度の発熱量を有しており、BFG7を消火したときや、BFG7
    と同時に燃焼させる。 COG11を用いるとカロリーが高いため燃焼の継続が可能となり、ガスの噴出速度も速くすることができる。 COG噴出ノズル19を放射状に設けることにより、COG噴出ノズル19の下流側にC
    OG巻返し流20を発生させて、保炎が行なえるようにしている。

    【0006】図7は図6に示すコークス炉ガスバーナ1
    2と重油バーナ9との間に転炉ガスバーナ15を同軸上に設けたものである。

    【0007】図8にLNGと重油とを混焼するバーナの一例の構成を示す。 発熱量10000〜11000KC
    al/m 3 Nを有するLNGは、ガスリング17からガス供給管22を経由してLNGバーナ18から、150
    〜300m/sの速度で噴出される。 噴出したLNGの一部の15〜40%をバーナインペラ13へ導いて保炎するとともに、60〜85%のLNGを燃焼用空気5とよく混合させ、や一酸化酸素の発生を防止している。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のように高炉やコークス炉から派生するBFGやCOGなどの低カロリー燃料の供給を、各バーナの入口弁を閉じて止め、LNGバーナを点火したとすると、バーナ中心部近傍には燃料ノズルがあり、燃焼用空気を供給してもそのほとんどが到達しない。 このためLNGは高温で熱分解し、遊離した炭素によって煤が発生するという問題があった。

    【0009】また低カロリーガスの燃焼性を阻害することなくLNG火炎の保炎を行なうために、高炉ガスバーナの内側に保炎板を設置することは困難である。 このためLNG火炎が吹き飛び、失火が発生する危険性が大きいという問題もあった。

    【0010】本発明は、安定した燃焼が可能で媒塵などの発生を防止することができ、燃料コストの低減、燃焼効率の改善及び環境の改善を図ることのできる複合ガスバーナ構造を提供することを目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するため、本発明に係る複合ガスバーナ構造は、低カロリーガスバーナと高カロリーガスバーナとを同軸上に配設した複合ガスバーナ構造において、低カロリーガスバーナの外周に複数の高カロリーガスバーナを配設するとともに、それぞれの高カロリーガスバーナの近傍に、それぞれL型断面形状を有するガス衝突板を設けた構成とする。

    【0012】そしてガス衝突板は、高カロリーガスバーナから噴出するガスのうち15〜50%のガスを衝突させ保炎用ガスを形成させる位置に設けられている構成でもよい。

    【0013】また高カロリーガスバーナは、噴出するガスのうち15〜50%のガスを保炎用ガスとし、該保炎ガスの噴出方向を燃焼用空気の旋回流と同一方向そして/または逆方向の組合せとする構成でもよい。

    【0014】

    【作用】本発明によれば、L型断面形状を有するガス衝突板の底部へ高カロリーガスバーナの先端から噴出したガスの約15〜30%を衝突させる。 そして衝突した高カロリーガスとガス衝突板の下流に生じる燃焼用空気の渦流との混合気で保炎域を作る。 さらに残りの高カロリーガスは燃焼用空気との混合が達成できるように、バーナ軸芯に対して傾斜した度で火炉へ向って噴出させる。 このようにして広い保炎域が得られ、しかも燃焼用空気が十分にノズル先端に到達して、安定した燃焼を行なうことができる。

    【0015】

    【実施例】本発明の複合ガスバーナ構造の一実施例を図面を参照しながら説明する。

    【0016】図1〜図4に本発明の一実施例の構成を示す。 これらの図において、図5〜図8に示す従来例の部分に対応する部分には同一の符号を付して示し、その説明は適宜省略する。 本実施例ではBFGバーナ(高炉ガスバーナ)8とLNGバーナ18とを複合した複合ガスバーナについて説明する。 本実施例の特徴はBFGバーナ(低カロリーガスバーナ)8の外周上に複数本、例えば6本のLNGバーナ(高カロリーガスバーナ)18を同軸上に配設し、BFGバーナ8の先端部に軸方向に平行な底板と直角な垂直板とからなるL型断面形状を有するガス衝突板21を、LNGバーナ18の数にリンクさせて取り付けた点にあり、その他の部分の構造は図8に示す従来例とほぼ同様である。

    【0017】次に図1〜図4を参照して本実施例の作用を説明する。 LNG燃焼時にはBFGバーナ8内に燃焼用空気が少なく、煙を出すおそれがあるため、燃料噴出ノズルから燃焼用空気流路であるスロート2に向う噴出角度が決められる。 すなわち図4に示すように、LNG
    バーナ18から噴出するLNGの約70〜85%を負荷用ガス24とし、LNGバーナ18の軸芯に対する角度α 1 〜α 2を30〜50度として、火炉1の方向へ向って噴出させる。 この結果燃料と空気との混合比が改善でき、LNGが高温で輝炎化することを防止し、熱分解によって炭素が遊離してすすが発生することを防止できる。

    【0018】またLNGバーナ18のノズルから噴出する残りの約15〜30%を保炎用ガス23とし、ガス衝突板21の底板部へ衝突させる。 衝突した保炎用ガス2
    3と燃焼用空気5とは、ガス衝突板21の垂直板の下流で混合されて渦流となり、LNG保炎域を形成する。 このとき保炎域を広く確保するため、保炎用ガス23の噴出方向を燃焼用空気の噴出方向に対し、同一方向旋回とするか、同一方向及び逆方向の両方の組合せとする。

    【0019】上記実施例出はBFGバーナ8とLNGバーナ18とを複合した複合ガスバーナについて説明したが、他の高カロリーガスバーナと低カロリーガスバーナとを複合した複合ガスバーナについても応用することができる。

    【0020】

    【発明の効果】本発明の複合ガスバーナ構造によれば、
    低カロリーガスバーナの外周に高カロリーガスバーナを配設し、高カロリーガスバーナのガス噴出口の近傍にガス衝突板を設けたため、燃料と空気の混合比が改善され、炭素が遊離してすすが発生することなどを防止でき、環境の改善を図ることができる。 また、高カロリーガスバーナから噴出するガスの一部をガス衝突板に衝突させるようにしたため、保炎域を広く形成することができて安定した燃焼を図ることができ、燃焼コストの低減と燃焼効率の向上とが達成できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例の構成を示す側面図である。

    【図2】図1の正面図である。

    【図3】図1の要部を示す拡大図である。

    【図4】図1のガス衝突板の作用を説明する部分拡大断面図である。

    【図5】従来の重油バーナとBFGバーナとの複合ガスバーナの一例を示す縦断面図である。

    【図6】従来の重油バーナ、BFGバーナ及びCOGバーナの複合ガスバーナの一例を示す縦断面図である。

    【図7】従来の重油バーナ、BFGバーナ、LNGバーナ及びCOGバーナの複合ガスバーナの一例を示す縦断面図である。

    【図8】従来の重油バーナとLNGバーナとの複合ガスバーナの一例を示す縦断面図である。

    【符号の説明】

    5 燃焼用空気 8 高炉ガスバーナ(低カロリーガスバーナ) 18 LNGバーナ(高カロリーガスバーナ) 21 ガス衝突板

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