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Gas combustion burner

阅读:700发布:2020-07-27

专利汇可以提供Gas combustion burner专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a combustion burner to maintain stable combustion only by low calorific value gas.
SOLUTION: This combustion burner comprises a flame stabilizing burner 1, and a main burner 6 situated at the periphery of the flame stabilizing burner. The flame stabilizing burner 1 comprises a pre-mixture gas feed chamber 10 to feed pre-mixture gas of fuel gas and combustion air, a porous body situated as a pre-mixture gas supply part at the front of the pre-mixture gas feed chamber, a fuel gas supply port and a combustion air supply port formed through the porous body, and a fuel gas feed pipe and a combustion air feed pipe through which preheated fuel gas and preheated combustion air are fed in the fuel gas feed port and the combustion air feed port. The main burner 6 has a fuel gas supply opening and a combustion air supply opening through which fuel gas and combustion air are respectively supplied from the periphery of the flame stabilizing burner. Further, the fuel supply opening 2 and the combustion air supply opening 3 are provided with swirlers 4 and 5.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Gas combustion burner专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 保炎バーナと、該保炎バーナの周囲に配される主バーナとを備え、前記保炎バーナは、燃料ガスと燃焼用空気の予混合ガスが供給される予混合ガス供給室と、該予混合ガス供給室の前面に予混合ガス吹き出し部として設けられる多孔質体と、該多孔質体に貫設される燃料ガス吹き出しポートおよび燃焼用空気吹き出しポートと、該燃料ガス吹き出しポートおよび該燃焼用空気吹き出しポートに予熱された燃料ガスおよび予熱された燃焼用空気をそれぞれ供給するための燃料ガス供給管および燃焼用空気供給管とを備え、前記主バーナは、前記保炎バーナの周囲から燃料ガスと燃焼用空気をそれぞれ吹き出す燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口からなることを特徴とするガス燃焼バーナ。
  • 【請求項2】 前記保炎バーナの周囲に別々に設けられた前記燃料ガス吹出口および前記燃焼用空気の吹出口に、吹き出されるそれぞれのガスに同一方向または逆方向の旋回流を起こす旋回器をもつことを特徴とする、請求項1に記載のガス燃焼バーナ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ガス燃焼バーナに関し、特に保炎性にすぐれ、保炎用の助燃燃料を必要としない、低カロリーガスの専焼が可能な燃焼バーナに関する。

    【0002】

    【従来の技術】製鉄所に併設されるボイラでは、製鉄所から発生する副生ガスの一つである高炉ガス(以下BF
    Gという。 )をその燃料として有効利用している。

    【0003】BFGは、その成分としてN 2が52〜5
    6%、H 2が2.5〜4%、COが21〜23%、CO
    2が17〜20%であり、発熱量は600〜1100K
    cal/Nm 3と、重油や天然ガスの発熱量のおよそ1
    0分の1またはそれ以下である。 このため、助燃用バーナなしでは自燃することが困難であり、低流速でバーナから噴出させて拡散燃焼させるような設計思想が採り入れられている。 しかも発熱量が少ないため極めて大量の燃料を供給する必要がある。

    【0004】図5にBFGをボイラ燃料として使用する場合の従来のバーナ構造を示す。 図5に示すように、B
    FGバーナ(低カロリーガスバーナ)30は、バーナ中心を軸とした大型円筒形となっており、BFGは供給口31から15〜25m/sという低流速でバーナ内に供給される。 さらにBFGは若干の旋回を与えられながらBFGバーナ30の先端部から燃焼用空気とともに火炉32へ供給され、保炎が維持されるようになっている。
    また、BFGバーナ30には保炎用にコークス炉ガス(以下COGという。)を燃料とするパイロットバーナ33が設けられている。 COGは4500Kcal/N
    3程度の比較的高い発熱量を有しており、自立燃焼が可能である。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したBFGバーナ(低カロリーガスバーナ)30は、保炎用に高カロリーガスを必要とするため、低カロリーガスのみで燃焼を維持させることができない。 高カロリーガスは用途の広い高価な燃料であり、比較的安価な低カロリーガスの燃焼バーナに高価なガスを使用することは合理的ではない。 また、この場合低カロリーガスと高カロリーガスの両方の燃料ガスを供給する必要があるため配管が複雑になるという欠点もある。

    【0006】この発明は、以上の課題を解決することにより、低カロリーガスのみで安定した燃焼維持が可能な燃焼バーナを提供することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記の課題は次の発明により解決される。 第1の発明は、保炎バーナと、該保炎バーナの周囲に配される主バーナとを備え、前記保炎バーナは、燃料ガスと燃焼用空気の予混合ガスが供給される予混合ガス供給室と、該予混合ガス供給室の前面に予混合ガス吹き出し部として設けられる多孔質体と、該多孔質体に貫設される燃料ガス吹き出しポートおよび燃焼用空気吹き出しポートと、該燃料ガス吹き出しポートおよび該燃焼用空気吹き出しポートに予熱された燃料ガスおよび予熱された燃焼用空気をそれぞれ供給するための燃料ガス供給管および燃焼用空気供給管とを備え、前記主バーナは、前記保炎バーナの周囲から燃料ガスと燃焼用空気をそれぞれ吹き出す燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口からなることを特徴とするガス燃焼バーナである。

    【0008】この発明は、低カロリーガスを燃料ガスとして用いた場合でも、保炎バーナが安定した火炎保持を行う着火源となり、その周囲に設けられた主バーナから吹き出される燃料ガスと燃焼用空気が失火せずに安定して燃えることができるようにしたものである。

    【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
    保炎バーナの周囲に別々に設けられた燃料ガス吹出口および燃焼用空気の吹出口に、吹き出されるそれぞれのガスに同一方向または逆方向の旋回流を起こす旋回器をもつことを特徴とする、ガス燃焼バーナである。

    【0010】この発明は、保炎バーナの周囲に設けられた主バーナを構成する燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口のそれぞれに、吹き出されるガスに旋回流を起こすことができる旋回器を吹き出し口出口に設けたものである。 この旋回器は、複数の旋回羽根を有しており、その旋回羽根の向きおよび度により吹き出されるガスの旋回方向とその強さを調整している。 例えば、旋回羽根の向きを、燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口から吹き出されるガスの旋回流が同一回転方向になるようにした場合は、燃料ガスと燃焼用空気の混合が緩慢となり長炎が形成される。 逆回転方向にした場合は、燃料ガスと燃焼用空気の混合が比較的迅速に行われて短炎が形成される。 このように吹き出されるガスの旋回流の回転方向の選択、さらに旋回の強さの調整によって熱設備の必要に応じた火炎長を形成できる特徴を有する。

    【0011】

    【発明の実施の形態】図1ないし図2は、本発明の燃焼バーナの第1の実施形態を示すもので、この実施形態は、燃焼バーナがボイラの火炉に設置された例を示している。 図1は燃焼バーナの全体説明図、図2(a)は燃焼バーナの縦断面図、図2(b)は燃焼バーナの部分正面図である。

    【0012】本実施形態に係る燃焼バーナは、保炎バーナ1と、その周囲に配される主バーナ6とから構成されている。 ここで、前記主バーナ6は前記保炎バーナ1の周囲に同心状に配される燃料ガス吹出口2と燃焼用空気吹出口3とから構成され、保炎バーナ1の周囲に燃料ガス吹出口2が、さらにその周囲に燃焼用空気吹出口3が配されている。 なお、主バーナ6の構成は本実施形態に限定されるものではなく、主バーナを構成する燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口を1つにまとめて単一の吹出口とし、これに燃料ガスおよび燃焼用空気を予混合して供給し、燃焼させることも可能である。

    【0013】燃焼時においては、保炎バーナ1が一定の火を持ちながら燃焼を続けるため、その周囲の主バーナ6から供給される燃料ガスと燃焼用空気の拡散混合部分に対して安定した着火源となる。

    【0014】図2(a)において、前記保炎バーナ1
    は、燃料ガスと燃焼用空気の予混合ガスが供給される予混合ガス供給室10と、この予混合ガス供給室10の前面に予混合ガス吹き出し部として設けられる多孔質体1
    1と、この多孔質体11に貫設される燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15と、これら燃料ガス吹き出しポート13および該燃焼用空気吹き出しポート15に燃料ガスおよび燃焼用空気をそれぞれ供給するための燃料ガス供給管12および燃焼用空気供給管14とを備えている。 また、前記燃料ガス供給管12および前記燃焼用空気供給管14には、燃料ガスと燃焼用空気をそれぞれ予熱するための図示しない予熱器が設けられており、それぞれ燃料ガス吹き出しポート1
    3および燃焼用空気吹き出しポート15に接続される。
    この燃料ガス供給管12および燃焼用空気供給管14
    は、予混合ガス供給室10の内部を通過するように配置されており、これら供給管により供給される燃料ガスおよび燃焼用空気と予混合ガス供給室10内のガスとの間で熱交換が可能な構造となっている。

    【0015】ここで、前記燃料ガス吹き出しポート13
    および前記燃焼用空気吹き出しポート15は多孔質体1
    1にそれぞれ複数設けられている。 図3(a)〜(c)
    に燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15の配置例を示す。 図3(a)は、同心円状に燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15を交互に設けたものである。 (b)は、放射状に燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15を交互に設けたものである。 (c)
    は、螺旋状に燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15を設けたものである。 ここで、
    ポートの内径は、燃料ガス吹き出しポートおよび燃焼用空気吹き出しポートとも10〜15mm程度が好ましく、また、ガスの吹き出し速度は、燃料ガスおよび燃焼用空気とも1〜2m/s程度が好ましい。

    【0016】なお、燃料ガス吹き出しポート13および燃焼用空気吹き出しポート15の配置は図3(a)〜
    (c)の形態に限定されるものではなく、例えば保炎バーナの燃焼が安定する範囲でランダムな配置とすることも可能である。 さらに、ポートの形状も円形に限定されるものではなく、例えばスリット状の形状とすることも可能である。

    【0017】ここで、予混合ガスが供給される多孔質体11はバーナの強度部材を兼ねることが好ましく、この多孔質体11としては、例えば鉄板に多数の小孔を切削加工して形成したシュバング型多孔質材、高融点金属の切削粉末を焼結して形成した焼結金属型多孔質材、より好ましくはステンレスや高融点金属の繊維を3次元的に交錯させて綿状組織を形成しこれを圧縮して非酸化雰囲気中で焼結させた金属ファイバー焼結マット型多孔質材などにより構成することができる。

    【0018】前記金属ファイバー焼結マットで多孔質体11を構成した場合、著しく長い金属繊維が多数交錯して相互に焼結接合しているため、80〜95%という比較的高い空隙率を設定してもバーナ部材として十分な強度が確保され、加熱と冷却を頻繁に繰返しても組織が崩壊しにくい。 なお、空隙率とは、金属繊維の体積を差し引いて求めたバーナ部材の体積に占める空間の割合である。

    【0019】金属ファイバー焼結マットの中でも、特にステンレス繊維からなるステンレスファイバー焼結マットは、90〜95%という高い空隙率で作成することが可能であり、圧損が小さく、また、安価で軽く強度にも優れ、大面積で複雑な面形状も容易に成形できるという優れた特性を有するので、より好ましい部材である。

    【0020】なお、以下の実施形態の説明においては、
    多孔質体11をその実施形態の1つであるファイバーマットとした場合について記載する。

    【0021】ここで、図1,図2に示す多孔質体(ファイバーマット)11は、予混合ガス供給室10側に凹陥した形状、例えばロート状に凹陥した形状に構成されており、主バーナを構成する燃料ガス吹出口2および燃焼用空気吹出口3より上流側、つまり予混合ガス供給室1
    0側に下げた位置に設置される。 上流側に下げた位置に設置することにより、主バーナから吹き出されるガスの影響を受けることなく、多孔質体(ファイバーマット)
    11上に火炎を保持させやすくなり、燃焼の安定性が向上する。

    【0022】なお、多孔質体(ファイバーマット)11
    の形状は、本実施形態に限定されるものではなく、フラットな板状とすることもできる。

    【0023】以下、上記保炎バーナでの燃焼の仕組みをその燃焼の開始から順に説明する。 図2において、まず、図示されていない予熱器により予熱された燃焼用空気が燃焼用空気供給管14を通って燃焼用空気吹き出しポート15から吹き出される。 このとき予熱された燃焼用空気が多孔質体(ファイバーマット)11を加熱する。

    【0024】多孔質体(ファイバーマット)11が均一に加熱された後、予混合ガスが予混合ガス供給室10に供給され、さらにガス吹き出し部を構成する多孔質体(ファイバーマット)11を通して保炎バーナ前面に噴出する。 このとき予混合ガス供給室10内の予混合ガスは、燃焼用空気供給管14内を通過する予熱された燃焼用空気との熱交換により加熱され、さらに多孔質体(ファイバーマット)11を通過する際に多孔質体(ファイバーマット)11の熱により加熱される。 このように加熱され、多孔質体(ファイバーマット)11の前面に噴出した予混合ガスは、図示しない点火プラグで着火され、多孔質体(ファイバーマット)11の前面に火炎が付着するようにして燃焼が継続する。 ここで、上記のように燃料ガスと燃焼用空気の予混合ガスは、予混合ガス供給室10内および多孔質体(ファイバーマット)11
    を通過する際に加熱すること、すなわち燃焼直前で加熱することにより、予熱器等で事前に加熱する場合と比較して、異常自着火の危険が少なく安全上好ましい。

    【0025】多孔質体(ファイバーマット)11から供給される予混合ガスが所定温度以上に加熱されることにより、一度着火した炎が継続して燃焼する。 なお、前記の燃焼用空気の予熱温度は、予混合ガスが継続して燃焼が可能な温度以上に加熱できる範囲で決定される。 例えば、燃料ガスとしてBFGを用いた場合には、この予熱温度は約600℃以上に設定される。

    【0026】予混合ガス供給室内では予混合ガスが均圧されているので、付着火炎は多孔質体(ファイバーマット)11の全面に発生して均一な火炎を構成する。 このとき、多孔質体(ファイバーマット)11は燃焼の炎によりさらに高温化される。 なお、予混合ガス供給室10
    に供給される予混合ガス中の燃料ガスと燃焼用空気の混合割合は、理論混合比(完全燃焼に必要な燃料ガスと燃焼用空気の割合)とすることが好ましい。

    【0027】その後、燃料ガス吹き出しポート13から燃料ガスを噴出する。 噴出された燃料ガスは、燃焼用空気吹き出しポート15から吹き出されている燃焼用空気と拡散混合し、ファイバーマット上の炎に誘引されて燃焼を行う。 なお、燃料ガスも燃焼用空気同様に、図示されていない予熱器により予熱されており、さらに、高温の多孔質体(ファイバーマット)11を通して噴出されるため、多孔質体(ファイバーマット)11上面で安定した燃焼が維持される。

    【0028】なお、燃料ガス供給管12、燃焼用空気供給管14を通じて供給される燃焼用空気と燃料ガスの予熱は、例えば、火炉内の熱の有効利用を図る観点から火炉内に設置された予熱器を併用して用いるのが好ましい。

    【0029】上述のように、燃料ガス供給管12、燃焼用空気供給管14を通じて供給される燃焼用空気および燃料ガスの予熱作用により、保炎バーナにおいて、燃料ガスとして例えば低カロリーガスの一つであるBFGのみを用いた場合でも、多孔質体(ファイバーマット)1
    1の上面に安定した火炎帯が維持できる。

    【0030】一方、上記保炎バーナ1の周囲に配された主バーナを構成する燃料ガス吹出口2と燃焼用空気の吹出口3からは燃料ガスと燃焼用空気が吹き出され、この主バーナから吹き出される燃料ガスと燃焼用空気は、保炎バーナ1を着火源にして確実に燃焼する。 ここで、主バーナの燃料ガスと燃焼用空気の供給割合は、理論空気量を考慮して決定されるが、不完全燃焼防止のため、燃焼用空気の供給量は理論空気量の1. 2倍程度とするのが好ましい。

    【0031】なお、本実施形態においては、保炎バーナの多孔質体(ファイバーマット)11から供給される予混合ガス量と、保炎バーナ1の燃料ガス吹出口13および燃焼用空気吹出口15から供給される合計のガス量と、保炎バーナ1の周囲の主バーナから供給される燃料ガスと燃焼用空気の合計ガス量の比率は、おおよそ1:
    9:90とすることが好ましい。 これにより、安定した燃焼を確保するとともに、広範囲の燃焼負荷に対応が可能となる。 つまり、主バーナの燃料ガスと燃焼用空気の流量を絞ることにより約10分の1程度迄の部分負荷燃焼が可能となり、さらに保炎バーナの燃料ガス吹出口および燃焼用空気吹出口から供給される流量を絞ることにより約20分の1程度迄の部分負荷燃焼が可能となる。

    【0032】本実施形態に係るガス燃焼バーナは、例えば低カロリーガスのみを燃料ガスとして用いた場合でも、上述したように保炎バーナが安定した火炎保持を行う着火源となり、その周囲に設けられた主バーナから吹き出される燃料ガスと燃焼用空気が失火せずに安定して燃焼する。 なお、燃料ガスとして低カロリーガス以外でも例えば希薄ガスを用いた場合も同様に安定した燃焼が可能となる。

    【0033】本発明の第2の実施形態は、図2に示すように保炎バーナ1の周囲に設けられた主バーナを構成する燃料ガス吹出口2および燃焼用空気吹出口3のそれぞれに、吹き出されるガスに旋回流を生じさせることができる旋回器4,5を設けたものである。

    【0034】この旋回器は、複数の旋回羽根を有しており、その旋回羽根の向きおよび角度により吹き出されるガスの旋回方向とその強さを調整することができる。 例えば、旋回羽根の向きを、燃料ガス吹出口2および燃焼用空気吹出口3から吹き出されるガスの旋回流が同一回転方向になるようにした場合は、燃料ガスと燃焼用空気の混合が緩慢となり長炎が形成される。 逆回転方向にした場合は、燃料ガスと燃焼用空気の混合が比較的迅速に行われて短炎が形成される。 このように吹き出されるガスの旋回流の回転方向の選択、さらに旋回の強さの調整によって熱設備の必要に応じた火炎長を形成できる。

    【0035】図4(a)はこの旋回器を設けた主バーナの正面図であり、図4(b)は図4(a)のA方向からみた旋回羽根の1つを示したものである。 図4(a)に示すように旋回器には、複数の旋回羽根が円周上に取り付けられおり、また旋回羽根は上記の作用を呈するため、図4(b)に示すようにガスの流入方向に対しある角度で傾けられている。 なお、旋回羽根の数は、それぞれのガス吹出口の大きさ、および旋回の強さによって決定される。

    【0036】

    【発明の効果】本発明により、低カロリーガスのみでも安定した燃焼維持が可能な燃焼バーナが提供される。 さらに、主バーナの燃料ガスおよび燃焼用空気に旋回を与えて供給することにより、燃焼状況に合わせた混合が可能となり、火炎長が任意にコントロールできる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】燃焼バーナの全体説明図である。

    【図2】(a)燃焼バーナの縦断面図である。 (b)燃焼バーナの部分正面図である。

    【図3】燃料ガス吹き出しポートおよび燃焼用空気吹き出しポートの配置例を示す図である。

    【図4】(a)旋回器を設けた主バーナの正面図である。 (b)A方向からみた旋回羽根の1つを示した図である。

    【図5】BFGをボイラ燃料として使用する場合の従来のバーナ構造を示す図である。

    【符号の説明】

    1 保炎バーナ 2 燃料ガス吹出口 3 燃焼用空気吹出口 4,5 旋回器 6 主バーナ 10 予混合ガス供給室 11 多孔質体(ファイバーマット) 12 燃料ガス供給管 13 燃料ガス吹き出しポート 14 燃焼用空気供給管 15 燃焼用空気吹き出しポート 30 BFGバーナ 31 BFG供給口 32 火炉 33 パイロットバーナ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福嶋 信一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 渡辺 富志男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3K017 AA02 AB07 AB10 AD05 AD10 AD14 AF01 3K065 TA09 TA11 TA14 TA18 TB08 TC01 TD05 TE04 TF01 TH07 TJ03 TJ06 TP10

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