首页 / 专利库 / 植物油脂 / 荷荷芭油 / Skin care preparation

Skin care preparation

阅读:829发布:2020-10-27

专利汇可以提供Skin care preparation专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a skin care preparation effective for the prophylaxis and amelioration of pigmentation, stains, ephelides, liver spots, plications, and sags developed by active oxygen, ultraviolet rays, or physiological dermal aging. SOLUTION: The skin care preparation essentially consists of (A) at least one member selected from among ascorbic acid sulfate salts and ascorbic acid phosphate salts, (B) hydroquinone-α-D-glucopyranosido(α-arbutin), (C) an olive (Olea europaea L) leaf extract, (D) a jojoba (Simmondsia Chinensis Schneider) leaf extract, and (E) olive oil. COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Skin care preparation专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】少なくとも下記の(A)〜(E)に記載する物質を含有することを特徴とする皮膚外用剤(A)アスコルビン酸硫酸エステル塩、アスコルビン酸リン酸エステル塩の1種又は2種以上(B)ハイドロキノンα−D−グルコピラノシド(α−
    アルブチン) (C)オリーブ葉抽出物(D)ホホバ葉抽出物(E)オリーブ油【請求項2】(A)及び(B)の配合比が5:1〜1:
    5である請求項1の皮膚外用剤。 【請求項3】(A)が、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、L
    −アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩である請求項1記載の皮膚外用剤。 【請求項4】(C)のオリーブ葉抽出物が、オリーブ葉の水又はエタノール抽出物を合成高分子系又は結合型シリカゲル充填剤を用いたカラムクロマト処理分画物である請求項1の皮膚外用剤。 【請求項5】(D)のホホバ葉抽出物が、ホホバ葉の水又はエタノール抽出物を合成高分子系又は結合型シリカゲル充填剤を用いたカラムクロマト処理分画物である請求項1の皮膚外用剤。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、特定の成分を配合することにより、活性酸素、紫外線及び皮膚の生理的老化により発現する色素沈着・しみ・そばかす・肝斑・しわ・たるみの予防及び改善に有効な皮膚外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術】社会の高齢化が進むにつれて、老化に大きな関心が寄せられている。 色素沈着・しみ・そばかす・肝斑・しわ・たるみは、典型的な老化皮膚の特徴であるが、これらは、皮膚内外からの活性酸素、紫外線、皮膚の生理的老化に起因する。 老化皮膚では、線維芽細胞の活性低下に伴い、真皮マトリックス成分であるコラーゲン線維、エラスチン線維、酸性ムコ多糖の質的、量的な変化が起こる。 コラーゲン線維は異常な老化架橋が形成されるため硬直化し、本来の弾性に富む張りが失われる。 エラスチン線維は変性崩壊し、変わってアミノ酸組成の異なるエラスチンが代償性に生産されて機能障害が進行する。 その結果皮膚は柔軟性を失って、シワやたるみが発生する。 これら生理的老化皮膚では、増殖能の低下、生理的機能低下が観察されるのに対して、光老化皮膚では、線維芽細胞が増大増殖し、コラーゲン産生能も亢進しているという。 この著しい対照を最もよく表す特徴の一つは皮膚の厚さで、光老化した顔面皮膚は強く肥厚するが、前腕内側の生理的老化皮膚は、徐々に薄くなるのが常である。 ヒト皮膚の老化を考えるときこれら相反した現象に対応した防御法を用いなければならない。 一方、皮膚のしみの発生機序については、日光からの紫外線の刺激やホルモンの異常が原因となってメラニン色素が形成され皮膚内に異常沈着するものと考えられている。 メラニン色素は、メラノサイト内のメラノソームにおいて産生される。 メラノサイト内では、必須アミノ酸であるチロシンがチロシナーゼの作用によりドーパキノンとなり、これが酵素的又は非酵素的酸化作用により赤色色素及び無色色素を経て黒色のメラニンへ変化する。 これら生理作用は、紫外線、活性酸素からの防御システムであるが、老化に従って異常沈着が起こってくる。 【0003】様々の老化現象を改善するために、活性酸素消去剤、コラゲナーゼ活性阻害剤、エラスターゼ活性阻害剤などの抗老化化粧料、チロシナーゼ活性阻害剤などの美白剤が開発されてきた。 【0004】しかしながら、これまで開発されてきた活性酸素消去剤、抗老化化粧料、美白剤は、安全性、安定性、有効性の点から、必ずしも十分なばかりでなく、総合的な皮膚防御システムの補助として有効な結果を得るに至っていない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的とするところは、活性酸素、紫外線及び皮膚の生理的老化により発現する色素沈着・しみ・そばかす・肝斑・しわ・たるみを総合的に予防及び改善に有効な皮膚外用剤を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本願発明は下記の請求項により構成されている。 請求項1: 少なくとも下記の(A)〜(E)に記載する物質を含有することを特徴とする皮膚外用剤(A)アスコルビン酸硫酸エステル塩、アスコルビン酸リン酸エステル塩の1種又は2種以上(B)ハイドロキノンα−D−グルコピラノシド(α−
    アルブチン) (C)オリーブ葉抽出物(D)ホホバ葉抽出物(E)オリーブ油請求項2: (A)及び(B)の配合比が5:1〜1:
    5である請求項1の皮膚外用剤。 請求項3: (A)が、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、L
    −アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩である請求項1記載の皮膚外用剤。 請求項4: (C)のオリーブ葉抽出物が、オリーブ葉の又はエタノール抽出物を合成高分子系又は結合型シリカゲル充填剤を用いたカラムクロマト処理分画物である請求項1の皮膚外用剤。 請求項5: (D)のホホバ葉抽出物が、ホホバ葉の水又はエタノール抽出物を合成高分子系又は結合型シリカゲル充填剤を用いたカラムクロマト処理分画物である請求項1の皮膚外用剤。 【0007】本発明で用いられるアスコルビン酸硫酸エステル塩、アスコルビン酸リン酸エステル塩は、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩である。 これらアスコルビン誘導体は、通常化粧料の美白剤として用いられるほか、コラーゲンの合成促進、真皮形成の促進、抗酸化効果などが確認されている。 【0008】本発明で用いられるハイドロキノンα−D
    −グルコピラノシドとは、α−アルブチンと呼ばれるものである。 製造法としては、船山らの方法(Biosci.Bio
    tech.Biochem.59,143-144,1995)により、ハイドロキノンと可溶性デンプンをBacillus subtilis K-531由来のg
    lucoside synthetaseを反応させることにより製造する方法が挙げられるが、これらに限定されるものではない。 ハイドロキノンα−D−グルコピラノシドの効用としては、前記文献によると、マッシュルーム由来のチロシナーゼには阻害活性を示さないが、マウスB16メラノーマ細胞由来のチロシナーゼに対してβ−アルブチンの約10倍の阻害活性を示すとされており、高い美白効果が期待される。 【0009】本発明で用いられるオリーブ葉抽出物とは、モクセイ科オリーブOlea europaea L.の葉の抽出物で、カラムクロマト分画物に高い活性酸素消去作用が期待される(特開2001−26518)。 【0010】本発明で用いられるホホバ葉抽出物とは、
    ホホバ Simmondsia chinensis Schneiderの葉の抽出物で、活性酸素消去作用(特開2000−15413
    5)、抗アレルギー作用(特願2001−24961
    5)、エラスターゼ阻害作用(特願2001−2496
    16)、コラゲナーゼ阻害作用(特願2001−264
    932)などが知られている。 【0011】本発明で用いられるオリーブ油とは、オリーブ種子(有機栽培されたものが好ましい)から圧搾法により得られるもので、高い抗酸化作用があることは周知である。 【0012】本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、
    (A)、(B)、(C)、(D)及び(E)成分を通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。 例えば、クリーム、乳液、化粧水、ジェル、パック、オイル等の基礎化粧料、洗顔料、全身洗浄料、ファンデーション、白粉、メーキャップ用下地等のメーキャップ化粧料、軟膏、分散剤等とすることができ、液状、多層状、乳液状、ペースト状、ゲル状、固形状、粉末状、顆粒状等の種々の形態を選択することができる。 【0013】本発明で用いられる(A)、(B)、
    (C)、(D)及び(E)成分の配合量は、特に限定されないが、種々の形態の剤型により最も組み合わせの相乗効果が期待される配合量、配合比を選択することが好ましい。 (A)及び(B)は、効果の発現、安定性から、全組成中0.01〜3重量%配合することが好ましく、さらに(A)及び(B)の配合比が5:1〜1:5
    であることが、相乗効果の点から好ましい。 (C)及び(D)は、後述の実施例におけるカラムクロマト分画抽出物の1%固形分濃度のものとして、全組成中0.1〜
    5重量%配合することが好ましい。 また、(E)は、全組成中0.1〜30重量%配合することが好ましい。 【0014】また、本発明の皮膚外用剤には、(A)、
    (B)、(C)、(D)及び(E)成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料、医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、水(精製水、温泉水、海洋深層水等)、界面活性剤、油類、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、保湿剤、紫外線吸収剤、ビタミン類、水溶性高分子、粉末、
    色素、防腐剤、酸化防止剤、香料、エタノール等を適宜添加することができる。 【0015】界面活性剤としては、石けん用素地、脂肪酸石けん、高級アルキル硫酸エステル、アルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、リン酸エステル塩、スルホコハク酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、POE
    アルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸塩、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム等のアニオン界面活性剤。 アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノニウム塩、ジアルキルモルホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等のカチオン界面活性剤。 イミダゾリン系界面活性剤、ベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤。 ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等の親油性非イオン界面活性剤。 POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POEアルキルフェニルエーテル、POE・POP
    アルキルエーテル、テトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物、POE硬化ヒマシ油誘導体、POE
    ミツロウ・ラノリン誘導体、アルカノールアミド、PO
    Eプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル等の親水性非イオン界面活性剤が挙げられる。 【0016】油類としては、アボカド油、オリーブ油、
    ゴマ油、ツバキ油、月見草油、タートル油、マカデミアンナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、ナタネ油、卵黄油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、キリ油、
    ホホバ油、カカオ脂、ヤシ油、馬油、パーム油、パーム核油、脂、羊脂、豚脂、ラノリン、鯨ロウ、ミツロウ、カルナウバロウ、モクロウ、キャンデリラロウ、スクワラン等の動植物油及びその硬化油。 流動パラフィン、ワセリン等の鉱物油、トリパルミチン酸グリセリン等の合成トリグリセリンがある。 【0017】高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、
    ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、イソステアリン酸、ウンデシン酸、トール酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸などがある。 高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、
    オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、ホホバアルコール、ラノリンアルコール、バチルアルコール、2−デシルテトラテセシノール、コレステロール、
    フィトステロール、イソステアリルアルコール等がある。 合成エステルとしては、例えば、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、
    オレンイ酸デシル、ジメチルオクタン酸、乳酸セチル、
    乳酸ミリスチル等がある。 シリコーンとしては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルシクロポリシロキサン等の環状ポリシロキサン、シリコーン樹脂等の三次元網目構造のもの等がある。 【0018】保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、アテロコラーゲン、尿素、乳酸ナトリウム、
    胆汁酸塩、dlピロリドンカルボン酸塩、可溶性コラーゲン、等のほか、各種動植物抽出物、酵母抽出物等がある。 【0019】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸誘導体等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサシリレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、4−メチルベンジリデンカンファー、3−ベンジリデンカンファー、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール等がある。 【0020】ビタミン類としては、例えば、ビタミン油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のビタミンB6類、
    L−アスコルビン酸等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、エルゴカルシフェノール等のビタミンD類、ニコチン酸アミド等のニコチン酸類、酢酸トコフェノール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等がある。 【0021】天然水溶性高分子としては、例えば、アラビアガム、トラガントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード、アルゲコロイド、デンプン、
    キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン、コラーゲン、カゼイン、ヒアルロン酸、アルブミン、ゼラチンなどがある。 半合成水溶性高分子としては、例えば、メチルセルロース、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース系高分子、カルボキシメチルデンプン等のデンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸系高分子等がある。 合成水溶性高分子としては、例えば、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール2000等のポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等の共重合高分子系、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等がある。 【0022】粉末成分としては、例えば、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸塩、シリカ、硫酸バリウム、焼セッコウ、フッ素アパタイト、セラミックパウダー等の無機粉末、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末などがある。 色素剤としては、二酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、コバルトバイオレツト等の無機顔料、赤色201号、赤色3号、黄色205号、黄色4号等の有機顔料、クロロフィル、リボフラビン、β−カロチン等の天然色素、ベニバナ、ウコン等の植物抽出物色素等がある。 防腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、レゾルシン、エタノール等がある。 酸化防止剤としては、トコフェノール、アスコルビン酸、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸エステル等がある。 キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、クエン酸等がある。 【0023】さらに、本発明の皮膚外用剤の効果を妨げない範囲で、美白剤、抗酸化・活性酸素消去剤、細胞賦活、皮脂分泌調整、消炎、収斂、抗アレルギー等の生理活性作用を有する皮膚薬効成分、動植物、生物抽出物及びこれらの抽出分画、精製物を配合することができる。 【0024】次に実施例をあげて説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。 【0025】(オリーブ葉抽出物の製造例1)乾燥したオリーブ葉250gに50vol%エタノール溶液5kgを加え、60℃にて8時間攪拌抽出を行い、冷後、ろ過し、
    抽出物約4500gを得た。 抽出物を減圧下、40℃以下にて約500gまで濃縮した。 濃縮液に適量のエタノール及び精製水を加え10vol%エタノール溶液100
    0gとし、カラム充填用試料とした。 径60mm、長さ1000mmのガラスカラムに高分子吸着体ダイヤイオンHP−20、2Lを充填し、10vol%エタノール溶液に置換したカラムに充填用試料を通液した後、5Lの10vol%エタノール溶液にて洗浄した。 さらに、20v
    ol%エタノール溶液3Lにて洗浄した後、50vol%エタノール溶液にて溶出し、溶出液を回収した。 回収した溶出液を減圧乾固し、適量の50vol%エタノール溶液を加え、乾燥固形分1%のオリーブ葉抽出物を製した。 【0026】(ホホバ葉抽出物の製造例2)乾燥したホホバの葉200gに50vol%エタノール溶液4kgを加え、60℃にて8時間攪拌抽出を行い、冷後ろ過した後、濃縮し、カラムクロマト用オクタデシルシリル化シリカゲルを充填したカラムに通液した。 水洗後、10〜
    30vol%エタノール溶液にて溶出した分画を合わせ、
    減圧濃縮後、凍結乾燥しエキス末3.8gを得た。 得られたエキス末に適量の50vol%エタノール溶液を加え、乾燥固形分1%のホホバ葉抽出物を製した。 【0027】(試験例1)モルモット皮膚紫外線惹起色素沈着に対する消退効果褐色モルモット(各群10匹)の背部を剃毛し、UV−
    B領域の紫外線の最小紅斑量を1日1回、2日おきに計4回照射し、色素沈着を誘導した。 この色素沈着部位に1日2回、4週間に渡って表1に示した試料(全量10
    0%、重量%)を連続塗布することにより、色素沈着に対する消退効果を観察した。 L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム(和光純薬社製)、L−アスコルビン酸2−硫酸エステル二ナトリウム(和光純薬社製)、α−アルブチン、オリーブ葉抽出物(製造例1)、ホホバ葉抽出物(製造例2)、オリーブ油をそれぞれ使用した。 オリーブ油配合のものについては、懸濁液の状態にて使用した。 【0028】 【表1】

    【0029】評価は、目視評価により以下の評価基準に従った。 【0030】 (評価基準) [スコア] [状態] 0: 色素沈着が全く認められない 1: ごくわずかな色素沈着が認められる 2: 色素沈着は認められるが非照射部との境界は不明瞭 3: 色素沈着が認められ、非照射部との境界部は鮮明【0031】各試料のモルモットの合計スコアを表2に示す。 【0032】 【表2】 【0033】表2の結果に示されるように、本発明の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)の組み合わせ配合の結果は、他の組み合わせに比して明らかに相乗効果が認められた。 また、別に、(A)及び(B)の相乗効果について詳細に検討した結果、その配合比が5:1〜1:5の範囲を超えるところでは、相乗効果は確認されなかった。 【0034】(試験例2)皮膚の抗老化試験皮膚の抗老化効果を調べるために、表3に示す組成の化粧料を用いて、以下の方法により、しみ、しわ、肌のはり・たるみに対する改善効果について評価試験を行った。 【0035】 【表3】 【0036】年齢40〜50歳のしみに悩む女性50名を被験者とし、各10名ずつ実施例及び比較例化粧料を朝夕の2回、洗顔後に顔面皮膚に連日2ケ月使用した後、しみ、しわ、肌のはり・たるみに対する改善効果について調べた。 使用期間中に皮膚の異常を訴えた者はなかった。 【0037】「しみに対する改善効果」顔面のしみの状態を視覚評価した。 (判定基準) 有効 :しみが目立たなくなったやや有効:しみが以前より目立たなくなった効果なし:変化なし「しわに対する改善効果」目尻のしわの状態を視覚評価した。 (判定基準) 有効 :しわがかなり目立たなくなったやや有効:しわが以前より目立たなくなった効果なし:変化なし「肌のはり、たるみに対する改善効果」 肌のはり、たるみを視覚評価した。 (判定基準) 有効 :使用前に比べ肌にはりがあり、たるみがないやや有効:使用前に比べ肌にややはりがあり、たるみが減少した効果なし:変化なし【0038】 【表4】 【0039】表4から明らかなように、α−アルブチンは、β−アルブチンに対してしみに対する改善効果として有効な結果であった。 また、オリーブ葉抽出物、ホホバ葉抽出物を配合した実施例においては、しわ、肌のつや・張りに対する改善効果にとして有効な結果であった。 【0040】以下にさらに、本発明の処方例を示す。 【0041】(実施例1)クリーム下記成分(1)〜(10)、別に下記成分(11)〜(16)


    を75℃に加温溶解しそれぞれA液及びB液とする。 A


    液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(17)を加え、クリームを調製した。 (成分) (重量%) (1)オリーブ油 3.0% (2)スクワラン 2・0% (3)メチルポリシロキサン 0.5% (4)ステアリルアルコール 0.5% (5)セチルアルコール 0.5% (6)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 12.5% (7)モノステアリン酸グリセリル 5.0% (8)モノステアリン酸ジグリセリル 1.5% (9)モノステアリン酸デカグリセリル 3.0% (10)酢酸dl−α−トコフェノール 0.05% (11)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1% (12)キサンタンガム 0.1% (13)L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム0.1% (14)α−アルブチン 0.3% (15)オリーブ葉抽出物 0.5% (16)ホホバ葉抽出物 0.5% (17)グリセリン 1.0% (18)1,3−ブチレングリコール 5.0% (19)パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (20)精製水 63.6% (21)香料 0.05% 【0042】(実施例2)化粧水下記成分(9)〜(13)を混合溶解させA液とし、これとは別に下記成分(1)〜(8)及び(14)を混合溶解させてB液とし、A液とB液を均等に混合し、化粧水を調整した。 (成分) (重量%) (1)クインスシードエキス 8.0% (2)グリセリン 3.0% (3)1,3−ブチレングリコール 5.0% (4)α−アルブチン 0.3% (5)L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム 0.1% (6)L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム 0.1% (7)オリーブ葉抽出物 0.5% (8)ホホバ葉抽出物 0.5% (9)オリーブ油 0.3% (10)ポリオキシエチレンソルビタンラウリン酸エステル 1.2% (11)エチルアルコール 5.0% (12)パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (13)香料 0.1% (14)精製水 75.5% 【0043】(実施例3)乳液下記成分(1)〜(10)、別に(11)〜(17)及び(1


    9)を75℃で加熱溶解させてそれぞれA液及びB液とし、A液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(18)を加え、乳液を調製した。 (成分) (重量%) (1) オリーブ油 1.0% (2) スクワラン 2.0% (3) ベヘニルアルコール 1.0% (4) トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.0% (5) テトラグリセリン縮合シリノレイン酸 0.1% (6) モノオレイン酸プロピレングリコール 0.5% (7) モノステアリン酸グリセリン 1.0% (8) モノミレスチン酸ヘキサグリセリル 1.0% (9) モノミリスチン酸デカグリセリル 0.5% (10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1% (11)クインスシードエキス 5.0% (12)L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム 0.1% (13)L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム 0.2% (14)α−アルブチン 0.5% (15)オリーブ葉抽出物 2.0% (16)ホホバ葉抽出物 2.0% (17)1,3−ブチレングリコール 3.0% (18)香料 0.1% (19)精製水 77.9% 【0044】(実施例4)石けん石けん製造の定法により下記成分を混合し製した。 (成分) (重量%) (1)石けん素地 53.2% (2)スクロール 19.4% (3)オリーブ油 0.25% (4)オリーブ葉抽出物 2.5% (5)ホホバ葉抽出物 2.5% (6)濃グリセリン 6.5% (7)L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム 0.05% (8)α−アルブチン 0.15% (9)常水 15.5% 【0045】(実施例5)クレンジングジェル下記成分(1)〜(4)、別に(5)〜(11)及び(13)


    を70℃に加熱溶解させてそれぞれA液及びB液とし、A


    液にB液を加えて均一になるまで攪拌する。 攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(12)を加えてクレンジングジェルを製した。 (成分) (重量%) (1)モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 20.0% (2)オリーブ油 5.0% (3)流動パラフィン 53.8% (4)パラオキシ安息香酸エステル 0.3% (5)L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム 0.2% (6)α−アルブチン 0.1% (7)オリーブ葉抽出物 1.0% (8)ホホバ葉抽出物 1.0% (9)キュウリエキス 1.0% (10)濃グリセリン 4.9% (11)ソルビトール 4.0% (12)香料 0.1% (13)精製水 8.6% 【0046】(実施例6)パック剤A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化し、次いでC相を加えて均一に溶解し、


    製する。 (成分) (重量%) (A相)ジプロピレングリコール 5.0% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 5.0% (B相)オリーブ油 5.0% 酢酸トコフェノール 0.2% パラオキシ安息香酸エステル 0.2% (C相)亜硫酸水素ナトリウム 0.03% ポリビニルアルコール 13.0% L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム 0.1% α−アルブチン 0.3% オリーブ葉抽出物 0.5% ホホバ葉抽出物 0.5% エタノール 7.0% 精製水 63.17% 【0047】(実施例7)乳化型ファンデーション下記成分(1)〜(6)を充分に混合粉砕した粉末部をA


    とし、(7)〜(9)をB液、(10)〜(15)及び(17)


    をC液とする。 C液を加熱攪拌後、Aを添加しホモミキサー処理し、さらに過熱混合したB液を加えてホモミキサー処理する。 攪拌しながら50℃まで冷却し、(16)


    を加え、さらに室温まで冷却して製する。 (成分) (重量%) (1) 二酸化チタン 10.3% (2)セリサイト 5.4% (3)カオリン 3.0% (4)黄色酸化鉄 0.7% (5)ベンガラ 0.4% (6)黒色酸化鉄 0.2% (7)デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5% (8)流動パラフィン 6.5% (9)オリーブ油 2.0 % (10)セスキオレイン酸ソルビタン 3.0% (11)L−アスコルビン酸2−硫酸エステルニナトリウム0.1% (12)α−アルブチン 0.2% (13)オリーブ葉抽出物 2.5% (14)ホホバ葉抽出物 2.5% (15)パラオキシ安息香酸エステル 0.2% (16)香料 0.2% (17)精製水 51.3% 【0048】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明の皮膚外用剤は、特定の成分を配合することにより、活性酸素、


    紫外線及び皮膚の生理的老化により発現する色素沈着・


    しみ・そばかす・肝斑・しわ・たるみの予防及び改善することができた。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C A61P 17/00 A61P 17/00 17/16 17/16 Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA121 AA122 AB232 AB242 AB352 AB432 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC242 AC392 AC422 AC432 AC442 AC482 AD112 AD152 AD172 AD352 AD391 AD392 AD641 AD662 CC02 CC04 CC05 CC07 CC12 CC23 DD21 DD23 DD31 DD41 EE10 EE11 EE12 EE16 4C086 AA01 AA02 BA18 EA08 MA03 MA04 MA07 MA63 NA05 NA14 ZA89 4C088 AB12 AB64 AC05 BA08 BA37 CA14 MA08 MA63 NA05 NA14 ZA89

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈