首页 / 专利库 / 电池与电池 / 电化学发生器 / 燃料电池 / 氧化还原液流电池 / Assembly method for redox flow battery

Assembly method for redox flow battery

阅读:891发布:2021-07-09

专利汇可以提供Assembly method for redox flow battery专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an assembly method of a redox flow battery in which breakage of the diaphragm is not easily brought about after assembly of a battery.
SOLUTION: The battery comprises a process of dipping the diaphragm in the preservative liquid beforehand and a process of laminating the diaphragm dipped in the preservative liquid, a cell frame and electrodes. The preservative liquid, which makes same level of contraction to the diaphragm when the diaphragm is dipped in the preservative liquid as the contraction made when the diaphragm is dipped in an electrolyte, is used. As the preservative liquid, the electrolyte itself and sulfuric acid are provided.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Assembly method for redox flow battery专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 隔膜を予め保存液に浸漬する工程と、 保存液に浸漬された隔膜とセルフレームおよび電極を積層する工程とを具え、 前記保存液に隔膜を浸漬した際に生じる収縮と、電解液に隔膜を浸漬した場合に生じる収縮とが同程度であることを特徴とするレドックスフロー電池の組立方法。
  • 【請求項2】 保存液が運転時に用いる電解液であることを特徴とする請求項1に記載のレドックスフロー電池の組立方法。
  • 【請求項3】 保存液が硫酸であることを特徴とする請求項1に記載のレドックスフロー電池の組立方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、レドックスフロー電池の組立方法に関するものである。 特に、電池組立後の隔膜に破れの生じ難いレドックスフロー電池の組立方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図1は従来のレドックスフロー2次電池の動作原理を示す説明図である。 この電池は、イオンが通過できる隔膜103で正極セル100Aと負極セル100Bとに分離されたセル100を具える。 正極セル100Aと負極セル100
    Bの各々には正極電極104と負極電極105とを内蔵している。 正極セル100Aには、正極用電解液を供給及び排出する正極用タンク101が導管106、107を介して接続されている。 同様に負極セル100Bには、負極用電解液を供給及び排出する負極用タンク102が導管109、110を介して接続されている。 各電解液は、バナジウムイオンなどの価数が変化するイオンの溶液を用い、ポンプ108、111で循環させ、正極電極104及び負極電極105におけるイオンの価数変化反応に伴って充放電を行う。

    【0003】図2は、上記の電池に用いるセルスタックの概略構成図である。 通常、上記の電池には、複数のセルが積層されたセルスタック200と呼ばれる構成が利用される。 各セルは、隔膜103の両側にカーボンフェルト製の正極電極104および負極電極105を具える。 そして、
    正極電極104と負極電極105の各々の外側には、セルフレーム210が配置される。

    【0004】セルフレーム210は、プラスチック製のフレーム枠212と、その内側に固定されるプラスチックカーボン製の双極板211とを具える。 正極電極104および負極電極105は双極板211に接着剤で固定されている。

    【0005】このようなセルフレーム210と電極104、10
    5の積層体は、その両端部にエンドプレート201を配置し、両エンドプレート201を棒状体202で貫通して、棒状体202の端部にナット203をねじ込むことで締め付けている。

    【0006】一般に、セルスタックを組み立てる際、隔膜103は予め水などに浸漬して保存しておく。 そして、
    組立時に水から取り出して電極104、105やセルフレーム
    210と積層される。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、水に浸漬して保存されている隔膜でセルフレームを構成すると、運転時、隔膜に電解液が浸透されると、隔膜には大きな収縮が生じる。 そのため、隔膜に破れが生じることがあり、
    その破れ目から正極電解液と負極電解液の流通が生じて電池効率が低下したり、破れ目の大きさによっては電池として使用できないといった問題があった。

    【0008】従って、本発明の主目的は、電池組立後の隔膜に破れの生じ難いレドックスフロー電池の組立方法を提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明レドックスフロー電池の組立方法は、隔膜を予め保存液に浸漬する工程と、保存液に浸漬された隔膜とセルフレームおよび電極を積層する工程とを具え、前記保存液に隔膜を浸漬した際に生じる収縮と、電解液に隔膜を浸漬した場合に生じる収縮とを同程度としたことを特徴とする。

    【0010】電解液に隔膜を浸漬した場合に生じる収縮と同程度の収縮が起こる保存液に予め隔膜を浸漬しておき、保存液から取り出した隔膜で電池を組み立てると、
    運転時に隔膜が電解液に浸漬されても大きな収縮を生じることがなく、隔膜の破れを抑制することができる。

    【0011】保存液は、実際の運転に用いられる電解液自体であることが好ましい。 レドックスフロー電池の電解液にはバナジウム系や鉄・クロム系のものが知られており、これらの電解液が利用できる。

    【0012】また、電解液自体ではなくても隔膜に対して電解液と同程度の収縮を生じさせるものであれば利用できることは明らかである。 ただし、電解液と接触しても反応しないものが好ましい。 電解液には硫酸が含まれることが多く、硫酸も保存液として利用が期待される。

    【0013】隔膜を保存液に浸漬しておく時間は、隔膜が十分に収縮しきる程度の時間とすることが望ましい。
    例えば、塩化ビニル製の隔膜の場合10時間程度以上浸漬しておくことが好適である。

    【0014】さらに、保存液から取り出した隔膜は、長時間放置して乾燥しないよう、直ちにセルスタックに組み立てて電解液を接触させることが好ましい。

    【0015】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。 図1、2に示したレドックスフロー電池を作製し、
    電解液流通時に隔膜の収縮に伴う破れが生じているかどうかを調べた。

    【0016】(実施例1)塩化ビニル製フィルムからなる厚さ150μmの隔膜を保存液に15時間浸漬しておき、この隔膜を用いてレドックスフロー電池を組み立てた。 保存液は、バナジウムイオン濃度:2.0モル/L、フリーの硫酸濃度:2.0モル/L、添加燐酸濃度:0.14モル/Lからなる液体を用いた。 この保存液は電解液と同じ組成である。

    【0017】(実施例2)実施例1の保存液の代わりに
    2.0モル/Lの硫酸を用いた。 他の条件は実施例1と同様である。

    【0018】(比較例1)実施例1の保存液の代わりに純水を用いた。 他の条件は実施例1と同様である。

    【0019】実施例1、2および比較例1で組み立てたレドックスフロー電池に、バナジウムイオン濃度:2.0モル/L、フリーの硫酸濃度:2.0モル/L、添加燐酸濃度:
    0.14モル/Lからなる電解液を流通し、後に隔膜に破れが生じていないかどうかを調べた。

    【0020】その結果、実施例1、2では隔膜に何ら問題はなかったが、比較例1では隔膜に部分的な破れが認められた。

    【0021】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれば、電解液に隔膜を浸漬した場合に生じる収縮と同程度の収縮が起こる保存液に予め隔膜を浸漬しておくことで、運転時に電解液と接触した隔膜に大きな収縮が生じることはなく、破れを防止することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】レドックスフロー電池の動作原理を示す説明図である。

    【図2】セルスタックの説明図である。

    【符号の説明】

    100 セル 100A 正極セル 100B 負極セル 101 正極用タンク 102 負極用タンク 103 隔膜 104 正極電極 105
    負極電極 106、107、109、110 導管 108、111 ポンプ 200 セルスタック 201 エンドプレート 201A 矩形板 201B 格子枠 202 棒状体 203 ナット 210 セルフレーム 211 双極板 212 フレーム枠

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寒野 毅 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 荻野 誠司 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 伊藤 岳文 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 重松 敏夫 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 徳田 信幸 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA10 BB00 BB03 CX05 EE11 RR01

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈