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低電流保護回路

阅读:1039发布:2020-08-26

专利汇可以提供低電流保護回路专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】外部パルス 信号 のデューティー比に応じて異常検出をマスクするマスク時間を適切に設定することができる低電流保護回路を提供する。【解決手段】LED電流ILEDを検出する検出抵抗R1と、検出抵抗R1によって電圧VFBとして検出されたLED電流ILEDと予め設定された基準電圧Vref1とを比較することでLED電流ILEDの低下を検出するコンパレータCP1と、コンパレータCP1によってLED電流ILEDの低下が検出されると低電流保護動作を行う保護回路10と、コンパレータCP1によってLED電流ILEDの低下が検出された後、PWM信号のデューティー比に応じて設定されるマスク時間が経過するまで、保護回路10による前記低電流保護動作をマスクするコンパレータCP2とを備えている。【選択図】図1,下面是低電流保護回路专利的具体信息内容。

  • 負荷をオン/オフ駆動する外部パルス信号に同期させて入力側から出力側に電力を供給すると共に、出力側に供給された電力を用いて前記負荷を設定された定電流で駆動する定電流電源装置において、前記負荷に流れる負荷電流の低下を検出して低電流保護動作を行う低電流保護回路であって、
    前記負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、
    該負荷電流検出手段によって検出された前記負荷電流と予め設定された基準値とを比較することで前記負荷電流の低下を検出する低電流検出手段と、
    該低電流検出手段によって前記負荷電流の低下が検出されると前記低電流保護動作を行う保護手段と、
    前記低電流検出手段によって前記負荷電流の低下が検出された後、前記外部パルス信号のデューティー比に応じて設定されるマスク時間が経過するまで、前記保護手段による前記低電流保護動作をマスクするマスク手段とを具備することを特徴とする低電流保護回路。
  • 前記外部パルス信号のデューティー比が大きいときの前記マスク時間よりも、前記外部パルス信号のデューティー比が小さいときの前記マスク時間が長く設定されることを特微とする請求項1記載の低電流保護回路。
  • 前記マスク時間は、前記外部パルス信号におけるオンデューティーの積算時間が所定時間に到達する時間に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の低電流保護回路。
  • 说明书全文

    本発明は、PWM制御(Pulse Width Modulation)によるパルス信号(以下、PWM信号と称す)で負荷を定電流で駆動する定電流電源装置に組み込まれた低電流保護回路に関する。

    LED(light emitting diode)は、電流の大きさに応じて色調が変化する特性を有している。 従って、LEDを定電流で駆動するが一般的であり、調光制御を行う場合には、外部パルス信号であるPWM信号でLEDをオン/オフ駆動させ、PWM信号のデューティー比によって光量を調整している。

    一方、負荷を定電流で駆動する定電流電源装置としてスイッチング電源を用いる場合には、出電流を検出してフィードバック制御を行う必要がある。 上述のようにPWM信号によってLEDを駆動する場合、LEDが点灯期間と消灯期間とを繰り返すことになり、当然ながら消灯期間ではLEDに電流が流れず、出力電流がゼロとしてフィードバックされてしまう。 このように、出力電流がゼロとしてフィードバックされると、過剰な電力が供給されすぎてしまうため、フィードバック制御をLEDの点灯期間中に制限させることで、過剰な電力の供給を防止させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

    特許文献1には、非絶縁方式の昇圧型チョッパー型のスイッチング電源が開示されており、LEDを点灯するON期間はLED動作電流指示値に基づいて動作電流を供給し、LEDを消灯させるOFF期間はLEDと供給電圧をn型MOSトランジスタにて切り離し、且つLED供給電圧源であるスイッチング電源のスイッチング動作も同期してオフさせている。 このように特許文献1では、PWM信号に同期させてスイッチング電源をオン/オフ動作させることで、待機時の消費電力を低下させることを行っている。

    特開2004−147435号

    従来技術のように、負荷をオン/オフ駆動する外部パルス信号に同期させて入力側から出力側に電力を供給すると共に、出力側に供給された電力を用いて負荷を設定された定電流で駆動する定電流電源装置において、負荷を流れる負荷電流の低下によって異常を検出する低電流(UV)保護回路を組み込む場合、起動時の出力電圧がゼロから所定の電圧に立ち上がるまでの期間は所定の負荷電流が流れないので異常検出が行われてしまう。 そこで、低電流保護回路による異常検出を一時的にマスクし、負荷電流の低下が所定時間以上継続した場合に初めて異常検出を行うようにする必要がある。

    この場合、PWM信号のデューティー比が大きければ、出力電圧は短時間に十分に立ち上がることが可能であるが、PWM信号のデューティー比が小さいと出力電圧が立ち上がるまでに数倍の時間がかかるため、異常検出をマスクするマスク期間を大幅に伸ばして設定する必要があった。

    しかしながら、異常検出をマスクするマスク時間を伸ばして設定すると、今度は連続動作等のPWM信号のデューティー比が大きい時、異常検出が行われて低電流保護動作に入る前に部品が発熱等で破損する恐れがあるという問題点があった。

    本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の問題を解決し、外部パルス信号のデューティー比に応じて異常検出をマスクするマスク時間を適切に設定することができる低電流保護回路を提供することにある。

    本発明の低電流保護回路は、負荷をオン/オフ駆動する外部パルス信号に同期させて入力側から出力側に電力を供給すると共に、出力側に供給された電力を用いて前記負荷を設定された定電流で駆動する定電流電源装置において、前記負荷に流れる負荷電流の低下を検出して低電流保護動作を行う低電流保護回路であって、前記負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、該負荷電流検出手段によって検出された前記負荷電流と予め設定された基準値とを比較することで前記負荷電流の低下を検出する低電流検出手段と、該低電流検出手段によって前記負荷電流の低下が検出されると前記低電流保護動作を行う保護手段と、前記低電流検出手段によって前記負荷電流の低下が検出された後、前記外部パルス信号のデューティー比に応じて設定されるマスク時間が経過するまで、前記保護手段による前記低電流保護動作をマスクするマスク手段とを具備することを特徴とする。
    さらに、本発明の低電流保護回路において、前記外部パルス信号のデューティー比が大きいときの前記マスク時間よりも、前記外部パルス信号のデューティー比が小さいときの前記マスク時間が長く設定されるようにしても良い。
    さらに、本発明の低電流保護回路において、前記マスク時間は、前記外部パルス信号におけるオンデューティーの積算時間が所定時間に到達する時間に設定されているようにしても良い。

    本発明によれば、外部パルス信号のオンデューティーに応じて異常検出をマスクするマスク時間を適切に設定することができ、外部パルス信号のデューティー比が小さい時には、マスク時間を伸ばして誤検出を防止することができると共に、外部パルス信号のデューティー比が大きい時には、マスク時間を短くして速やかに異常検出を行って部品が発熱等で破損することを防止することができるという効果を奏する。

    本発明に係る低電流保護回路の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。

    図1に示す低電流保護回路におけるデューティー比100%時の各部の信号波形、及び動作波形を示す波形図である。

    図1に示す低電流保護回路におけるデューティー比50%時の各部の信号波形、及び動作波形を示す波形図である。

    図1に示す低電流保護回路におけるデューティー比15%時の各部の信号波形、及び動作波形を示す波形図である。

    本発明に係る低電流保護回路の他の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。

    次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。

    本実施の形態の低電流保護回路1は、図1を参照すると、外部パルス信号であるデミング信号等のPWM信号に基づいて、n個(nは任意の自然数を示す)のLED21〜2nが直列接続されてなるLEDアレイ2を定電流で駆動する図示しない定電流電源装置に組み込まれる。 なお、PWM信号は、外部パルス信号であり、そのデューティー比によってLEDアレイ2の明るさを決定するDimming Signal等の調光信号である。

    LEDアレイ2と、N型のMOSFET(以下、NMOSと称す)Q1と、負荷を流れる負荷電流、すなわちLEDアレイ2を流れるLED電流ILEDに対応する電圧VFBを検出するための検出抵抗R1とが、図示しない定電流電源装置の出力側のコンデンサCoの正極端子+とGNDとの間に直列に接続されている。 出力側のコンデンサCoには、負荷であるLEDアレイ2をオン/オフ駆動するPWM信号に同期させて入力側から電力を供給される構成になっている。

    LEDアレイ2のカソード側端子にNMOSQ1のドレイン端子が接続され、NMOSQ1のソース端子が抵抗R1を介してGNDに接続されている。 また、NMOSQ1のゲート端子には、LED駆動信号としてPWM信号がバッファBFを介して入力される。 これにより、PWM信号に基づくLED駆動信号によってNMOSQ1がオン/オフされ、PWM信号に同期し、負荷であるLEDアレイ2が設定された定電流でオン/オフ駆動される。

    低電流保護回路1は、図1を参照すると、コンパレータCP1、CP2と、基準電圧Vref1と、基準電圧Vref2と、アンド回路AND1、AND2と、スイッチSWと、コンデンサC1と、定電流回路CCと、抵抗R2と、NMOSQ2と、RS型のフリップフロップ回路FF1と、保護回路10を備えている。

    NMOSQ1のソース端子と検出抵抗R1との接続点が、コンパレータCP1の反転入力端子に接続され、コンパレータCP1の非反転入力端子には、基準電圧Vref1が接続されている。 この基準電圧Vref1は、LEDアレイ2を流れるLED電流ILED低下を検出する閾電圧である。

    コンパレータCP1の出力端子は、アンド回路AND1の一方の入力端子と、アンド回路AND2の一方の反転入力端子とに接続されている。 そして、アンド回路AND1の他方の入力端子と、アンド回路AND2の他方の入力端子とには、PWM信号が入力されている。 コンパレータCP1では、電圧VFBと基準電圧Vref1とが比較され、コンパレータCP1の出力は、電圧VFBが基準電圧Vref1未満でHレベルとなり、電圧VFBが基準電圧Vref1以上でLレベルとなる。 これにより、アンド回路AND1の出力は、低電流を検出する異常検出信号として機能し、電圧VFBが基準電圧Vref1未満で、且つPWM信号のオンデューティーでHレベルとなる。 そして、アンド回路AND2の出力は、電圧VFBが基準電圧Vref1以上で、且つPWM信号のオンデューティーでHレベルとなる。

    アンド回路AND1の出力によってオンオフされるスイッチSWと、コンデンサC1とが、定電流回路CCとGNDとの間に直列に接続されていると共に、スイッチSWとコンデンサC1との接続点とGNDとの間には、抵抗R2とNMOSQ2とが直列に接続されている。 そして、アンド回路AND1の出力は、RS型のフリップフロップFF1のセット端子Sに接続されていると共に、アンド回路AND2の出力は、フリップフロップFF1のリセット端子Rに接続され、フリップフロップFF1の反転出力端子Q ̄からの出力は、NMOSQ2のゲート端子に接続されている。 これにより、アンド回路AND1の出力がHレベルになると、フリップフロップFF1がセットされてNMOSQ2がオフされ、スイッチSWがオンされるため、コンデンサC1への電荷のチャージが開始される。 その後、電圧VFBが基準電圧Vref1未満の状態が継続している間は、PWM信号がオンデューティー時にのみにコンデンサC1に電荷が定電流でチャージされることになる。 また、アンド回路AND2の出力がHレベルになると、フリップフロップFF1がリセットされてNMOSQ2がオンされ、コンデンサC1にチャージされた電荷が放電される。

    スイッチSWとコンデンサC1との接続点は、コンパレータCP2の非反転入力端子に接続され、コンパレータCP2の反転入力端子には基準電圧Vref2が接続されている。 そして、コンパレータCP2の出力は、保護回路10に入力される構成になっている。 保護回路10は、コンパレータCP2の出力がHレベルなると、定電流電源装置の動作を停止させる低電流保護動作を実行する回路である。 すなわち、コンデンサC1への電荷のチャージが開始され、電圧VFBが基準電圧Vref2を超えるまでの期間が、アンド回路AND1か出力される異常検出信号をマスクするマスク時間となる。

    図2乃至図4は、本実施の形態の低電流保護回路1における起動時の立ち上がりシーケンスを示しており、図2はPWM信号がデューティー比100%時、図3はPWM信号がデューティー比50%時、図4はPWM信号がデューティー比15%時をそれぞれ示している。 また、図2乃至図4において、(a)はPWM信号、(b)は出力電圧Vo、(c)は電圧VFB、(d)は異常検出信号、(e)は電圧Vdcをそれぞれ示している。

    図2(a)に示すように、時刻t0にデューティー比100%のPWM信号が入力されると、図2(b)に示すように、PWM信号に同期して入力側から出力側に電力が供給され、出力電圧Voが立ち上がり始める。 出力電圧Voが十分に立ち上がってLED電流ILEDが流れ始め、図2(c)に示すように、時刻t1で電圧VFBが基準電圧Vref1に達するまでは、図2(d)に示すように、アンド回路AND1の出力である異常検出信号は、PWM信号がオンデューティー時にHレベルになる。

    アンド回路AND1の出力である異常検出信号がHレベルになると、フリップフロップFF1がセットされてNMOSQ2がオフされ、スイッチSWがオンされるため、図2(e)に示すように、コンデンサC1への電荷のチャージが開始されて電圧Vdcが立ち上がり始める。 その後、デューティー比100%の場合には、スイッチSWがオンされ続けるため、連続してコンデンサC1に電荷がチャージされることになる。

    次に、時刻t1に電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、フリップフロップFF1がリセットされてNMOSQ2がオンされ、図2(e)に示すように、コンデンサC1にチャージされた電荷が放電され、電圧Vdcが基準電圧Vref2に達してコンパレータCP2の出力がHレベルになる前に立ち下がる。 これにより、起動時にアンド回路AND1から出力される異常検出信号がマスクされることになる。

    一方、電圧VFBが基準電圧Vref1に達しない場合には、図2(e)に示す点線で示すように、継続して電圧Vdcが上昇し、時刻t2で電圧Vdcが基準電圧Vref1に達すると、コンパレータCP2の出力がHレベルになり、保護回路10による低電流保護動作が実行される。 換言するならば、時刻t2までに電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、異常検出が行われないことになり、時刻t0から時刻t2までの時間がマスク時間となる。 なお、マスク時間は、電圧VFBが立ち上がる速度、すなわち、コンデンサC1の充電速度を決定する定電流回路CCの電流値と、コンデンサC1の容量と、基準電圧Vref2とに基づいて決定される。 従って、定電流回路CCの電流値と、コンデンサC1の容量と、基準電圧Vref2とが、起動時に電圧VFBが低電流保護開始電圧である基準電圧Vref1に達する時刻t0から時刻t1の時間よりも、コンデンサC1の充電が開始され、電圧Vdcが基準電圧Vref2に到達する時刻t0から時刻t2の時間の方が長くなるように設定されている。

    次に、図3(a)に示すように、時刻t10にデューティー比50%のPWM信号が入力されると、図3(b)に示すように、PWM信号に同期して入力側から出力側に電力が供給され、出力電圧Voが立ち上がり始める。 出力電圧Voが十分に立ち上がってLED電流ILEDが流れ始め、図3(c)に示すように、時刻t11で電圧VFBが基準電圧Vref1に達するまでは、図3(d)に示すように、アンド回路AND1の出力である異常検出信号は、PWM信号がオンデューティー時にHレベルになる。

    アンド回路AND1の出力である異常検出信号がHレベルになると、フリップフロップFF1がセットされてNMOSQ2がオフされ、スイッチSWがオンされるため、図3(e)に示すように、コンデンサC1への電荷のチャージが開始されて電圧Vdcが立ち上がり始める。 その後、デューティー比50%の場合には、オンデューティー時のみスイッチSWがオンされるため、断続的にコンデンサC1に電荷がチャージされることになる。

    次に、時刻t11に電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、フリップフロップFF2がリセットされてNMOSQ2がオンされ、図3(e)に示すように、コンデンサC1にチャージされた電荷が放電され、電圧Vdcが基準電圧Vref2に達してコンパレータCP2の出力がHレベルになる前に立ち下がる。 これにより、デューティー比50%のPWM信号が入力された場合でも、起動時にアンド回路AND1から出力される異常検出信号がマスクされることになる。

    一方、電圧VFBが基準電圧Vref1に達しない場合には、図3(e)に示す点線で示すように、継続して断続的に電圧Vdcが上昇し、時刻t12で電圧Vdcが基準電圧Vref2に達すると、コンパレータCP2の出力がHレベルになり、保護回路10による低電流保護動作が実行される。 換言するならば、時刻t12までに電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、異常検出が行われないことになり、時刻t10から時刻t12までの時間がマスク時間となる。 なお、出力電圧Voが上昇するのは、図3(b)に示すように、入力側から電力が供給されるPWM信号のオンデューティー時のみであり、電圧VFBが基準電圧Vref1に達するまでの時刻t10から時刻t11までの期間は、PWM信号がデューティー比100%の場合の時刻t0から時刻t1までの期間よりも長くなり、異常検出信号がHレベルになる期間も延びる。 その分、デューティー比50%の場合には、PWM信号のオンデューティー時のみコンデンサC1に電荷がチャージされるため、マスク時間もデューティー比100%の場合と比べて延びることになる。

    次に、図4(a)に示すように、時刻t20にデューティー比15%のPWM信号が入力されると、図4(b)に示すように、PWM信号に同期して入力側から出力側に電力が供給され、出力電圧Voが立ち上がり始める。 出力電圧Voが十分に立ち上がってLED電流ILEDが流れ始め、図4(c)に示すように、時刻t21で電圧VFBが基準電圧Vref1に達するまでは、図4(d)に示すように、アンド回路AND1の出力である異常検出信号は、PWM信号がオンデューティー時にHレベルになる。

    アンド回路AND1の出力である異常検出信号がHレベルになると、フリップフロップFF1がセットされてNMOSQ2がオフされ、スイッチSWがオンされるため、図4(e)に示すように、コンデンサC1への電荷のチャージが開始されて電圧Vdcが立ち上がり始める。 その後、デューティー比15%の場合には、オンデューティー時のみスイッチSWがオンされるため、断続的にコンデンサC1に電荷がチャージされることになる。

    次に、時刻t21に電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、フリップフロップFF2がリセットされてNMOSQ2がオンされ、図4(e)に示すように、コンデンサC1にチャージされた電荷が放電され、電圧Vdcが基準電圧Vref1に達してコンパレータCP2の出力がHレベルになる前に立ち下がる。 これにより、デューティー比15%のPWM信号が入力された場合でも、起動時にアンド回路AND1か出力される異常検出信号がマスクされることになる。

    一方、電圧VFBが基準電圧Vref1に達しない場合には、図4(e)に示す点線で示すように、継続して断続的に電圧Vdcが上昇し、時刻t22で電圧Vdcが基準電圧Vref2に達すると、コンパレータCP2の出力がHレベルになり、保護回路10による低電流保護動作が実行される。 換言するならば、時刻t22までに電圧VFBが基準電圧Vref1に達すると、異常検出が行われないことになり、時刻t20から時刻t22までの時間がマスク時間となる。 なお、出力電圧Voが上昇するのは、図4(b)に示すように、入力側から電力が供給されるPWM信号のオンデューティー時のみであり、電圧VFBが基準電圧Vref1に達するまでの時刻t20から時刻t21までの期間は、PWM信号がデューティー比50%の場合の時刻t10から時刻t11までの期間よりもさらに長くなり、異常検出信号がHレベルになる期間も延びる。 その分、デューティー比15%の場合には、デューティー比50%の場合に比べて、1回にコンデンサC1に電荷がチャージされる期間が短いため、マスク時間もデューティー比50%の場合と比べてさらに延びることになる。

    なお、本実施の形態では、PWM信号のデューティー比に応じてコンデンサC1への電荷のチャージ量を変化させ、マスク時間を変更させるように構成したが、クロック信号を生成可能であれば、図5に示すように、カウンタ回路20によるカウント時間によってマスク時間を変更させるように構成しても良い。 図5に示す低電流保護回路1aでは、アンド回路AND1の出力と、フリップフロックFF1の出力端子Qからの出力とがカウンタ回路20に入力されていると共に、カウンタ回路20の出力が保護回路10に入力されている。 そして、カウンタ回路20は、フリップフロックFF1の出力端子Qからの出力がHレベルで、且つアンド回路AND1の出力がHレベルである場合には、カウントを行い、所定数のカウント後に出力をHレベルにする。 そして、フリップフロックFF1の出力端子Qからの出力がLレベルになると、カウントをリセットするように構成されている。 これにより、PWM信号のデューティー比に応じてカウンタ回路20のカウントの時間を変化させ、マスク時間を変更させることができる。

    以上のように、本実施の形態によれば、LEDアレイ2をオン/オフ駆動するPWM信号に同期させて入力側から出力側に電力を供給すると共に、出力側に供給された電力を用いてLEDアレイを設定された定電流で駆動する定電流電源装置において、LEDアレイ2に流れるLED電流ILEDの低下を検出して低電流保護動作を行う低電流保護回路1であって、LED電流ILEDを検出する負荷電流検出手段(検出抵抗R1)と、検出抵抗R1によって電圧FBとして検出されたLED電流ILEDと予め設定された基準電圧Vref1とを比較することでLED電流ILEDの低下を検出する低電流検出手段(コンパレータCP1)と、コンパレータCP1によってLED電流ILEDの低下が検出されると低電流保護動作を行う保護回路10と、コンパレータCP1によってLED電流ILEDの低下が検出された後、PWM信号のデューティー比に応じて設定されるマスク時間が経過するまで、保護回路10による前記低電流保護動作をマスクするマスク手段(コンパレータCP2)とを備えている。
    この構成により、PWM信号のデューティー比に応じて保護回路による低電流保護動作をマスクするマスク時間を適切に設定することができる。

    さらに、本実施の形態によれば、PWM信号のデューティー比が大きいときの前記マスク時間よりも、PWM信号のデューティー比が小さいときのマスク時間が長く設定されるように構成されている。
    この構成により、PWM信号のデューティー比が小さい時には、保護回路による低電流保護動作をマスクするマスク時間を伸ばして誤検出を防止することができると共に、PWM信号のデューティー比が大きい時には、保護回路による低電流保護動作をマスクするマスク時間を短くして低電流保護動作に入る前に部品が発熱等で破損することを防止することができる。

    さらに、本実施の形態によれば、前記マスク時間は、前記外部パルス信号におけるオンデューティーの積算時間が所定時間に到達する時間に設定されている。 すなわち、PWM信号のオンデューティー時のみに、コンデンサC1に電荷が定電流でチャージされ、その電圧Vdcが基準電圧Vref2に到達を検出している。 従って、PWM信号のオンデューティーの積算時間とコンデンサC1に電荷量とは比例関係にある。
    この構成により、起動時の異常検出信号が検出されてしまう期間は、出力電圧Voの立ち上がり時間に応じて変化することになるが、出力電圧Voの立ち上がり時間に起因するPWM信号のオンデューティーの積算時間に応じてマスク時間を決定することができるため、起動時の異常検出信号が検出されてしまう期間を適切にマスクすることができる。

    なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。 また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。 なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。

    1、1a 低電流保護回路2 LEDアレイ10 保護回路20 カウンタ回路21〜2n LED
    AND1、AND2 アンド回路BF バッファCC 定電流回路Co、C1 コンデンサCP1、CP2 コンパレータFF1 フリップフロップ回路ILED LED電流
    Q1、Q2 NMOS
    R1 検出抵抗R2 抵抗SW スイッチVref1、Vref2 基準電圧

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