首页 / 专利库 / 信号处理 / 稀疏变换 / 小波变换 / 离散小波反变换 / Image band division encoding device

Image band division encoding device

阅读:307发布:2021-03-04

专利汇可以提供Image band division encoding device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To suppress the picture quality degradation of reproduced images and to perform high efficiency encoding. CONSTITUTION: For transformation coefficient signals LL1 , LH1 ,..., HLN and HHN for performing discrete wavelet transformation by the two dimensional wavelets of first-N-th stages to input image signals 11 in a discrete wavelet transformation part 1 and dividing them into 3N+1 bands, corresponding to the result 13 from a threshold value processing judgement part 3 for judging them as significant when the absolute values are equal to or more than a threshold value 12 which is set in a threshold value setting part 2 so as to let the transformation coefficient signals be preserved when resolution is low and is multiplied by a constant every time the resolution becomes double and judging them as insignificant when they are less than the threshold value 12, they are controlled and left as they are when significant, and be changed to zero when insignificant in a transformation coefficient control part 4. Quantization suitable for a statistical property is performed only to the significant transformation coefficient signals preserved in a quantization part 5, and quantized output signals 14 are generated. Thus, the localized detection ability of the discrete wavelet transformation reflecting local signal features in both spatial and frequency areas is utilized and information compression is performed.,下面是Image band division encoding device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2次元ウェーブレットを複数N段階に階層的に配置し入力画像信号を3N+1帯域に分割する変換係数信号として出力する離散ウェーブレット変換部と、該離散ウェーブレット変換部からの変換係数信号が低解像度成分ほど保存されるように解像度が2倍になる度に定数倍する閾値を設定する閾値設定部と、前記離散ウェーブレット変換部から3N+1帯域に分割する各変換係数信号の絶対値を計算し、前記閾値設定部から解像度が2倍になる度に変化する前記閾値と比較し、各変換係数の絶対値が当該閾値以上ならば有意、未満ならば非有意と判定する閾値処理判定部と、該閾値処理判定部からの判定結果に従い前記離散ウェーブレット変換部から各変換係数信号の値を有意のときはそのままとし、非有意のときは零に変更するように制御する変換係数制御部と、該変換係数制御部から有意と判定された各変換係数信号だけ統計的性質に適する量子化を施し量子化出力信号を生成する量子化部とを備える画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項2】 閾値処理判定部からの判定結果を参照し、画像中の同じ位置を表現する変換係数のうち最低から最高解像度まで1つずつたどる道筋内のうち着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも非有意の判定であれば、絶対値によらず当該変換係数を非有意と再判定し、再判定結果を変換係数制御部に出力する閾値判定再判定部を設けることを特徴とする請求項1記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項3】 閾値処理再判定部で着目する解像度より1/2倍だけ低解像度または2倍だけ高解像度の変換係数に対して非有意の判定であれば、絶対値によらず当該変換係数を非有意と再判定することを特徴とする請求項2記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項4】 閾値処理再判定部で着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも非有意の判定であれば、非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定することを特徴とする請求項2記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項5】 閾値処理再判定部で着目する解像度より1/2倍だけ低解像度または2倍だけ高解像度の変換係数に対して非有意の判定であれば、非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定することを特徴とする請求項2記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項6】 閾値処理再判定部で着目する解像度より低解像度の変換係数に対して、非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定することを特徴とする請求項2記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項7】 閾値処理再判定部で着目する解像度を含むすべての変換係数に対して、非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定することを特徴とする請求項2記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 【請求項8】 閾値処理判定部からの判定結果を参照し、着目する変換係数と同じ信号帯域内で空間的に隣接する位置にある変換係数に対して1つ以上有意の判定であれば、引き続く処理によらず当該変換係数を有意と判定し、エッジ成分を保存する判定結果を変換係数制御部または閾値処理再判定部に出力する閾値処理エッジ判定部を設けることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6または7記載の画像帯域分割符号化装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は画像信号の周波数領域だけでなく空間領域での局在性を生かす離散ウェーブレット変換で入画像を複数帯域に分割し再生画像の画質低下を抑えかつ高能率符号化を実現する画像帯域分割符号化装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】たとえば特開平5−260452号公報に示す従来例の画像帯域分割符号化装置は図15のように、帯域分割部1aは、まずデジタル化入力画像信号1
    1に対し、高域通過フィルタリング/平サブサンプリング部101と低域通過フィルタリング/水平サブサンプリング部102それぞれで、周波数領域の高域と低域に分割し水平方向に2:1ダウンのサブサンプリング(1つおきの間引き処理)をし、水平方向高域と低域信号HとLを生成する。 つぎにHとLそれぞれに対し、高域通過フィルタリング/垂直サブサンプリング部103
    と低域通過フィルタリング/垂直サブサンプリング部1
    04それぞれで、周波数領域の高域と低域に分割し垂直方向に2:1ダウンのサブサンプリングをし、HとLそれぞれの垂直方向高域/低域信号HH/HLとLH/L
    Lを生成する。 量子化部5aは、帯域分割部1aから分割された各帯域信号HHとHLとLHとLLごとの分散を計算し、分散の大きい帯域ほど多くのビット数を配分する適応ビット配分法で周波数領域での信号電力値の局在性に応じ情報量を割当てるように制御し、量子化出力信号14を生成する。

    【0003】上記従来例の画像帯域分割符号化装置は、
    入力画像信号を周波数領域で分割する各帯域信号ごとの分散値だけに基づく適応ビット配分による情報圧縮をする符号化方式(周波数領域ベース符号化方式)を採る。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画像帯域分割符号化装置では、周波数分割された各帯域信号に対しその分散値に応じたビット数を配分する符号化方式を採るから、周波数領域での信号電力値の局在性に応じ情報を圧縮できても、空間領域での局在性(エッジ等の不連続部分、非定常部分の局所的性質)には適応できず、再生画像の画質が局所的に劣化する問題点があった。

    【0005】この発明が解決しようとする課題は、画像帯域分割符号化装置で再生画像の画質低下を抑えかつ高能率符号化を実現するように、空間・周波数両領域での局所的信号特徴を反映する離散ウェーブレット変換の局在性検出能力/多重解像度解析能力を利用し情報圧縮をする符号化方式(空間・周波数両領域ベース符号化方式)を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】この発明の画像帯域分割符号化装置は、上記課題を解決するためつぎの手段を設け、空間・周波数両領域ベース符号化方式を採ることを特徴とする。

    【0007】離散ウェーブレット変換部は、2次元ウェーブレットを複数N段階に階層的に配置し、入力画像信号を3N+1帯域に分割する変換係数信号として出力する。

    【0008】閾値設定部は、離散ウェーブレット変換部からの変換係数信号が低解像度成分ほど保存されるように、解像度が2倍になる度に定数倍する閾値を設定する。

    【0009】閾値処理判定部は、離散ウェーブレット変換部から3N+1帯域に分割する各変換係数信号の絶対値を計算し、閾値設定部から解像度が2倍になる度に変化する閾値と比較する。 各変換係数の絶対値が当該閾値以上ならば有意、未満ならば非有意と判定する。

    【0010】閾値処理再判定部は、閾値処理判定部からの判定結果を参照する。 画像中の同じ位置を表現する変換係数のうち最低から最高解像度まで1つずつたどる道筋内のうち着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも非有意の判定であれば、または着目する解像度より1/2倍だけ低解像度または2倍だけ高解像度の変換係数に対して非有意の判定であれば、絶対値によらず当該変換係数を非有意と再判定する。 または非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定する。 または着目する解像度より低解像度の変換係数または着目する解像度を含むすべての変換係数に対して、非有意の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数で再判定する。 再判定結果を変換係数制御部に出力する。

    【0011】閾値処理エッジ判定部は、閾値処理判定部からの判定結果を参照する。 着目する変換係数に対して有意の判定であり、当該変換係数と同じ信号帯域内で空間的に隣接する位置にある変換係数に対して1つ以上有意の判定であれば、引き続く処理によらず当該変換係数を有意と判定する。 エッジ成分を保存する判定結果を変換係数制御部または閾値処理再判定部に出力する。

    【0012】変換係数制御部は、閾値処理判定部からの判定結果に従い、離散ウェーブレット変換部から各変換係数信号の値を有意のときはそのままとし、非有意のときは零に変更するように制御する。

    【0013】量子化部は、変換係数制御部から有意と判定された各変換係数信号だけ統計的性質に適する量子化を施し、量子化出力信号を生成する。

    【0014】

    【作用】この発明の画像帯域分割符号化装置は上記手段で、まずデジタル化した入力画像信号にN階層の離散ウェーブレット変換を施し3N+1帯域の変換係数信号を生成する。 つぎに大局的な情報を表現し視覚的に重要な低解像度の変換係数ほど保存されるように設定する、解像度r(解像度の小さいほうから2倍ごとの順にr=
    1,2,…,N)が一つ上がる度に定数C倍する閾値T
    r (=C・Th r- 1 )と各変換係数信号の絶対値とを比較し、当該変換係数に対し有意/非有意の判定結果を生成する。 さらに有意のときだけ保存する当該変換係数信号に量子化を施し量子化出力信号を生成する。 または閾値処理再判定部/閾値処理エッジ判定部を設け、当該変換係数の条件に従い再判定をし、画像信号中のエッジ成分を反映するように判定をする。

    【0015】

    【実施例】この発明を示す一実施例の画像帯域分割符号化装置は図1のように、離散ウェーブレット変換部1
    は、まずデジタル化入力画像信号11に対し、第1段の2次元ウェーブレットで離散ウェーブレット変換を施し、空間・周波数両領域で4帯域(解像度r=1)の変換係数信号HH NとHL NとLH NとLL Nに分割し出力する。 つぎに当該変換係数信号LL Nに対し、第2段の2次元ウェーブレットで同じに4帯域(解像度r=
    2)の変換係数信号HH N-1とHL N-1とLH N-1とL
    N-1に分割し出力する。 以下同じ処理を繰返し適用する。 最後に当該変換係数信号LL 2に対し、第N段の2
    次元ウェーブレットで同じに4帯域(解像度r=N)の変換係数信号HH 1とHL 1とLH 1とLL 1に分割し出力する。 閾値設定部2は、離散ウェーブレット変換部1からのある閾値以上の変換係数だけを保存しその他を削除すれば、視覚的に重要な情報だけ保存できることを考慮し、低解像度の変換係数(大局的な情報を表現し視覚的に重要である)ほど保存されるように、解像度r
    (解像度の小さいほうから2倍ごとの順にr=1、2、
    …、Nと番号づける)が一つ上がる度に定数C倍する閾値Th r (=C・Th r-1 )を設定する。 C=1の場合は全ての解像度の変換係数を固定閾値で処理することを意味する。 また可変閾値処理のレート歪特性は定数Cが大きくなるにつれ向上し、Cが3から4あたりで最良となる。 閾値処理判定部3は、離散ウェーブレット変換部1から3N+1帯域に分割する各変換係数信号LL 1
    LH 1 、…、HL N 、HH Nの絶対値を計算し、閾値設定部2から解像度rごとに変化する閾値Th r 12と比較する。 各変換係数の絶対値が当該閾値Th r 12以上ならば「保存」(有意)、未満ならば「削除」(非有意)と判定する。 変換係数制御部4は、閾値処理判定部3からの判定結果13に従い、離散ウェーブレット変換部1から各変換係数信号LL 1 、LH 1 、…、HL N
    HH Nの値を「保存」のときはそのままとし、「削除」
    のときは零に変更するように、それぞれ制御する。 量子化部5は、変換係数制御部4から保存する有意の各変換係数信号だけ統計的性質に適する量子化を施し、量子化出力信号14を生成する。

    【0016】上記実施例の画像帯域分割符号化装置は、
    空間・周波数両領域での局所的信号特徴を反映する離散ウェーブレット変換の局在性検出能力を利用し情報圧縮をする符号化方式(空間・周波数両領域ベース符号化方式)を採る。

    【0017】離散ウェーブレット変換部は、複数N段階の2次元ウェーブレットによる変換係数で、基底関数の空間・周波数両領域での局在性のため特定の位置・周波数を中心として局在する信号特徴を表現している。 絶対値の大きな変換係数は一般に画像の重要な特徴であるエッジ等の不連続部分に、絶対値の小さな変換係数はなめらかな部分に対応する。 また変換係数は画像を異なる解像度で観測し多重解像度表現し、縦・横・斜めの各方向別に解像度rが一つ上がる(解像度が2倍になる)度に4分割する木構造を持つ。 各4分木内の変換係数を最低から最高解像度まで1つずつたどる道筋内の変換係数は、画像のほぼ同じ位置の特徴を異なる解像度で表現する。 これらの特徴は、基底関数の自己相似性のため画像中に内在する自己相似性を反映している。

    【0018】なお上記実施例で閾値処理判定部3は、離散ウェーブレット変換の局在性検出能力を利用して同じ解像度の変換係数ごとに可変閾値処理判定をするとして説明したが、図2のように閾値処理判定部3からの判定結果13を参照し、各2次元ウェーブレットの変換係数で画像中の同じ位置を最低から最高解像度まで1つずつたどる道筋内のうち着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも「削除」の判定であれば、絶対値によらず当該変換係数を「削除」と再判定する閾値処理再判定部6を設け、離散ウェーブレット変換の多重解像度解析能力も利用して異なる解像度の変換係数間の関係を併用するようにしてもよい。 画質を大きく損わないで、さらに5〜12%(C=3の場合)の変換係数を削除できる。 閾値処理再判定部6は図3のように、まず縦・横・斜めの各方向の画像特徴を表現するごとに、たとえば3段階の2次元ウェーブレットで10帯域に分割する変換係数を3分類する(図4参照)。 図4で縦方向の画像特徴を表現する変換係数LH 1とLH 2とLH 3
    は、横方向のエッジ等の縦方向の不連続成分をもつ。 横方向の画像特徴を表現する変換係数HL 1とHL 2とH
    3は、縦方向のエッジ等の横方向の不連続成分をもつ。 斜め方向の画像特徴を表現する変換係数HH 1とH
    2とHH 3は、斜め方向のエッジ等の不連続成分をもつ(以上図3の手順S1)。 つぎに同じ位置の画像特徴を異なる解像度で表現する、たとえば3階層の2次元ウェーブレットで10帯域に分割する変換係数を対応づける(図4参照)。 図4で変換係数F(2,2)と同じ位置を2倍だけ高解度で表現する変換係数は、F(3,
    3)とF(3,4)とF(4,3)とF(4,4)の互いに隣接する4つである。 同じに変換係数F(4,4)
    と同じ位置を2倍だけ高解像度で表現する変換係数は、
    F(7,7)とF(7,8)とF(8,7)とF(8,
    8)である。 逆に変換係数F(4,4)およびF(8,
    8)と同じ位置を1/2倍だけ低解像度で表現する変換係数はF(2,2)およびF(4,4)である。 従ってF(8,8)とF(4,4)とF(2,2)のように最高解像度から順次1/2倍だけ低解像度の変換係数と対応づけをしていくと、同じ位置の画像特徴を異なる解像度で表現する変換係数を各解像度で1つずつとなるように対応づけできる(以上図3の手順S2)。 さらに再判定対象の着目する変換係数と同じ位置の画像特徴を異なる解像度で表現する変換係数のうち、着目する解像度より低解像度の変換係数に対する閾値処理判定結果を参照し、当該変換係数の全ての判定が「保存」ならばそのままとし、それ以外の判定ならば「削除」と変更し、それぞれ次の変換係数に処理を移す(以上図3の手順S3〜
    S5)。 たとえば4階層13帯域に分割する場合、図5
    のように解像度ごとの判定結果13f 1とf 2とf 3とf 4に対する判定パターンPT1〜PT16の「保存」
    と「削除」の各判定を変更し、再判定パターンPM1〜
    PM5をもつ解像度ごとの再判定結果15f 1とf 2とf 3とf 4を生成する。 ここで変更前の判定パターンP
    Tjと変更後の再判定パターンPMkの組合せ数jとk
    は、j=1、2、…、2のN乗ベキ、k=1、2、…、
    N+1(Nは分割階層数)である。

    【0019】また上記実施例で閾値処理再判定部6は、
    縦・横・斜めの各方向の同じ位置の画像特徴を異なる解像度で表現する変換係数のうち、着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも「削除」の判定であれば、絶対値によらず「削除」と再判定をするとして説明したが、図6のように着目する解像度より1/2倍だけ低解像度または2倍だけ高解像度の変換係数に対して「削除」の判定であれば、絶対値によらず「削除」と再判定をするようにしてもよい。 閾値処理再判定部6は図6のように、まず手順S1とS2は図3に対応する。 つぎに着目する変換係数が最低解像度のとき、閾値処理判定結果そのままとし、次の変換係数に処理を移す。 最低解像度でなく判定が「保存」のときだけ、着目する解像度より1/2倍だけ低解像度の変換係数に対する閾値処理判定結果を参照する(図6の手順S11〜S13)。
    さらに当該変換係数の判定が「削除」のときだけ、着目する解像度より2倍だけ高解像度の変換係数に対する閾値判定結果を参照し、当該変換係数の判定が「削除」のときだけ、着目する解像度の変換係数に対する判定を「削除」と変更する(図6の手順S14〜S16とS
    5)。 またそれ以外の判定のときは、閾値処理判定結果そのままとし、次の変換係数に処理を移す(図6の手順S12とS14とS16)。 たとえば4階層13帯域に分割する場合、図7のように解像度ごとの判定結果13
    1とf 2とf 3とf 4に対する判定パターンPT1〜
    PT16の「保存」と「削除」の各判定を変更し、再判定パターンPM1〜PM9をもつ解像度ごとの再判定結果15af 1とf 2とf 3とf 4を生成する。 ここで変更前の判定パターンPTjと変更後の再判定パターンP
    Mm の組合せ数jとm は、j=1、2、…、2のN乗ベキ、m =1、2、…、2N+1である。

    【0020】また上記実施例で閾値処理再判定部6は、
    図8のように着目する解像度より低解像度の変換係数に対して1つでも「削除」の判定であれば、「削除」の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定するようにしてもよい。 閾値処理再判定部6
    は図8のように、まず手順S1〜S4は図3に対応する。 つぎに着目する解像度より低解像度の変換係数に対する閾値判定処理結果で「削除」の判定回数を数え、当該判定回数に比例する値だけ当該閾値を上方修正する(図8の手順S21とS22)。 さらに当該上方修正閾値で閾値処理の再判定をし、次の変換係数に処理を移す(図8の手順S23)。 たとえば4階層13帯域に分割する場合、図9のように解像度ごとの判定結果13f 1
    とf 2とf 3とf 4に対する判定パターンPT1〜PT
    16の「保存」と「削除」の各判定に対応し、当該閾値の修正幅パターンPC1〜PC16による解像度ごとの再判定結果15bf 1とf 2とf 3とf 4を生成する。
    ここで判定パターンPTjと閾値修正幅パターンPCj
    の組合せ数jは、j=1、2、…、2のN乗ベキである。

    【0021】また上記実施例で閾値処理再判定部6は、
    図10のように着目する解像度より1/2倍だけ低解像度または2倍だけ高解度の変換係数に対して「削除」の判定であれば、「削除」の判定回数に比例する値だけ上方修正する閾値で当該変換係数を再判定するようにしてもよい。 閾値処理再判定部6は図10のように、手順S
    1とS2は図3、手順S12〜S16は図6および手順S21〜S23は図8にそれぞれ対応する。 たとえば4
    階層13帯域に分割する場合、図11のように解像度ごとの判定結果13f 1とf 2とf 3とf 4に対する判定パターンPT1〜PT16の「保存」と「削除」の各判定に対応し、当該閾値の修正幅パターンPC1〜PC1
    6による解像度ごとの再判定結果15Cf 1とf 2とf
    3とf 4を生成する。 ここで判定パターンPTjと閾値修正幅パターンPCjの組合せ数jは、j=1、2、
    …、2のN乗ベキである。

    【0022】また上記実施例で図12のように、閾値処理判定部3からの判定結果13を参照し、着目する変換係数と同じ信号帯域内で空間的に隣接する位置にある変換係数に対して1つ以上「保存」の判定であれば、画像信号中のエッジ成分を反映すると判断して引き続く処理によらず当該変換係数を「保存」と判定する閾値処理エッジ判定部7を設け、エッジ成分を的確に保存するようにしてもよい。 画質の劣化を抑えて画像情報を圧縮できる。 閾値処理エッジ判定部7は図13のように、まず手順S1とS2は図3に対応する。 つぎにエッジ判定対象の着目する変換係数に対する閾値処理判定結果を参照し、当該変換係数の判定が「削除」ならばそのままとし、次の変換係数に処理を移す。 「保存」ならばどの方向の画像特徴を表現する変換係数かを判定する(図13
    の手順S31とS32)。 さらに縦と横と斜め各方向の画像特徴を表現するとき、それぞれ着目する変換係数(たとえば図14のF(3,7)とF(7,2)とF
    (7,6)参照)と空間的に上下と左右と斜め(右上・
    左上・右下・左下)に隣接する位置にある変換係数(たとえば図14のF(3,6)/F(3,8)とF(6,
    2)/F(8,2)とF(8,5)/F(6,5)/F
    (8,7)/F(6,7)参照)に対する閾値処理判定結果を参照し、当該変換係数の判定の1つ以上が「保存」ならばエッジ成分を反映すると判断し、着目する変換係数に対する判定を引き続く処理によらず「保存」に固定し、次の変換係数に処理を移す(図13の手順S3
    3〜S37)。

    【0023】

    【発明の効果】上記のようなこの発明の画像帯域分割符号化装置では、空間・周波数両領域での局所的信号特徴を反映する離散ウェーブレット変換の局在性検出能力/
    多重解像度解析能力を利用し情報圧縮をする符号化方式を採るから、従来のように周波数領域を分割する各帯域信号ごとの分散値だけに基づく適応ビット配分による周波数領域ベース符号化方式に比べ、エッジ等の不連続部分に対応する可変閾値以上の変換係数を低解像度ほど保存するようにし、なめらか部分に対応するその他の変換係数を削除することにより、空間・周波数両領域での局在性を生かし情報圧縮できる。 また異なる解像度の変換係数間の関係を併用することにより、画質を大きく損わないでさらに情報圧縮できる効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 この発明を示す一実施例の画像帯域分割符号化装置の機能ブロック図。

    【図2】 この発明を示す他の一実施例の機能ブロック図。

    【図3】 図2に示す一実施例の閾値処理再判定部の機能を説明するフロー図。

    【図4】 縦・横・斜め各方向の画像特徴を表現する変換係数と多重解像度表現をする変換係数間の関係を説明する図。

    【図5】 図3を補足する再判定パターンを説明する図。

    【図6】 図2に示す他の一実施例の閾値処理再判定部の機能を説明するフロー図。

    【図7】 図6を補足する再判定パターンを説明する図。

    【図8】 図2に示す他の一実施例の閾値処理再判定部の機能を説明するフロー図。

    【図9】 図8を補足する閾値修正幅パターンを説明する図。

    【図10】 図2に示す他の一実施例の閾値処理再判定部の機能を説明するフロー図。

    【図11】 図10を補足する閾値修正幅パターンを説明する図。

    【図12】 この発明を示す他の一実施例の機能ブロック図。

    【図13】 図12に示す閾値処理エッジ判定部の機能を説明するフロー図。

    【図14】 着目する変換係数の同じ信号帯域内で空間的に隣接する位置にある変換係数を説明する図。

    【図15】 従来例の画像帯域分割符号化装置の機能ブロック図。

    【符号の説明】

    1 離散ウェーブレット変換部、2 閾値設定部、3
    閾値処理判定部、4変換係数制御部、4 変換係数制御部、5 量子化部、6 閾値処理再判定部、7 閾値処理エッジ判定部、11 入力画像信号、12 閾値、1
    3 判定結果、14 量子化出力信号、15 再判定結果、16 エッジ保存判定結果。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 B (72)発明者 小野 文孝 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社パーソナル情報機器開発研究所内

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈