刈払機

阅读:563发布:2020-05-08

专利汇可以提供刈払機专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】 刈払機においてトリムカッタに起因する騒音を低減する。 【解決手段】 刈払機は、操作棹と、操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、コードホルダによって保持されるとともに、その先端がコードホルダから繰り出されたコードと、コードホルダと共に回転するコードの余長部分を切断するトリムカッタとを備える。トリムカッタは、コードが回転する方向に関して、刃先が設けられた前端と、その反対側に 位置 する後端とを有する。トリムカッタは、コードが回転する領域に対向する位置に、切欠き、貫通孔、凹部及び段差のうちの少なくとも一つ有する。 【選択図】図4,下面是刈払機专利的具体信息内容。

操作棹と、 前記操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、 前記コードホルダによって保持されるとともに、その先端が前記コードホルダから繰り出されたコードと、 前記コードホルダと共に回転する前記コードの余長部分を切断するトリムカッタと、 を備え、 前記トリムカッタは、前記コードが回転する方向に関して、刃先が設けられた前端と、前記前端の反対側に位置する後端とを有し、 前記トリムカッタは、前記コードが回転する領域に対向する位置に、切欠き、貫通孔、凹部及び段差のうちの少なくとも一つ有する、刈払機。前記トリムカッタは、前記前端と前記後端との少なくとも一方から前記切欠きが設けられており、それによって、幅広部と、前記前端と前記後端との間の寸法が前記幅広部よりも狭い幅狭部とを有し、 前記トリムカッタは、前記幅広部において前記刈払機に固定されているとともに、前記幅狭部において前記コードが回転する前記領域に対向する、請求項1に記載の刈払機。前記トリムカッタは、前記コードが回転する領域に対向する位置に、貫通孔又は凹部を有する、請求項1に記載の刈払機。前記トリムカッタは、前記コードが回転する領域からの距離が、前記前端よりも前記後端において大きくなるように、前記前端と前記後端との間に、前記段差を形成する屈曲部又は湾曲部を有し、請求項1に記載の刈払機。

说明书全文

本発明は、刈払機(又は草刈機等とも称される)に関し、特に、回転するコードによって芝草を刈り払うコード式の刈払機に関する。

特許文献1に、コード式の刈払機が開示されている。この刈払機は、操作棹と、操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、コードホルダによって保持されるとともに、その先端がコードホルダから繰り出されるコードと、コードホルダから繰り出されたコードの余長部分を切断するトリムカッタとを備える。

特開2013−034403号公報

上記した刈払機では、コードホルダが回転駆動されたときに、コードホルダから繰り出されたコードの先端が、トリムカッタの近傍を繰り返し通過する。このとき、トリムカッタの近傍では、コードの通過に伴って圧変動が周期的に発生し、それに起因して騒音が生じていることが確認された。本明細書は、このような騒音を低減し得る技術を提供する。

本明細書が開示する刈払機は、操作棹と、操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、コードホルダによって保持されるとともに、その先端がコードホルダから繰り出されたコードと、コードホルダと共に回転するコードの余長部分を切断するトリムカッタとを備える。トリムカッタは、コードが回転する方向に関して、刃先が設けられた前端と、前端の反対側に位置する後端とを有する。トリムカッタは、コードが回転する領域に対向する位置に、切欠き、貫通孔、凹部及び段差のうちの少なくとも一つ有する。

前述したように、トリムカッタの近傍では、コードの通過に伴う圧力変動が発生し、それに起因して騒音が生じている。従って、トリムカッタの近傍における圧力変動が抑制されれば、それに起因する騒音を低減することができる。この観点に基づいて、本技術に係る刈払機のトリムカッタは、コードが回転する領域に対向する位置に、切欠き、貫通孔、凹部及び段差のうちの少なくとも一つ有する。このような構成によると、コードが回転する領域に対して、トリムカッタの一部が比較的に離れて位置する、あるいは、トリムカッタの対向する面積が減少する。これにより、コードの通過に伴う圧力変動が抑制され、トリムカッタの近傍で生じる騒音が低減される。

実施例1の刈払機10の外観を示す側面図。

前方ユニット30の内部構造を示す断面図。

前方ユニット30の外観を示す斜視図。

実施例1におけるトリムカッタ50を示す。

図5中のV−V線における断面図。

トリムカッタ50と、コード44が回転する領域Aとの位置関係を示す。

トリムカッタ50を、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して傾けて配置した一例を示す。

実施例2におけるトリムカッタ150を示す。

図8中のIX−IX線における断面図。

トリムカッタ150と、コード44が回転する領域Aとの位置関係を示す。

トリムカッタ150を、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して傾けて配置した一例を示す。

実施例3におけるトリムカッタ250を示す。

図12中のXIII−XIII線における断面図。

実施例4におけるトリムカッタ350を示す。

図14中のXV−XV線における断面図。

トリムカッタ350と、コード44が回転する領域Aとの位置関係を示す。

トリムカッタ350を、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して傾けて配置した一例を示す。

実施例4におけるトリムカッタ350において、屈曲部352を湾曲部354に変更した一例を示す。

本技術の一実施形態において、トリムカッタは、前端と後端との少なくとも一方から切欠きが設けられており、それによって、幅広部と、前端と後端との間の寸法が幅広部よりも狭い幅狭部とを有してもよい。この場合、トリムカッタは、幅広部において刈払機に固定されているとともに、幅狭部においてコードが回転する領域に対向してよい。

トリムカッタのサイズ(特に、回転するコードの先端に対向する長さ、即ち、前端と後端との間の寸法)を小さくするほど、コードの通過に伴う圧力変動を抑制することができる。しかしながら、トリムカッタのサイズを単に小さくするだけでは、トリムカッタの強度を不足させるおそれがある。これらの点に関して、上記した刈払機では、トリムカッタが幅広部及び幅狭部を有しており、幅広部において刈払機に固定されているとともに、幅狭部において前記コードが回転する領域に対向する。このような構成によると、トリムカッタの強度低下を抑制しつつ、コードの通過に伴う圧力変動(即ち、騒音の発生)を抑制することができる。なお、この刈払機においても、トリムカッタは、コードが回転する領域の接線に対して、傾けて配置されていてもよい。

本技術の一実施形態において、トリムカッタは、コードが回転する領域に対向する位置に、貫通孔又は凹部を有してもよい。トリムカッタの中間部分に貫通孔が形成されていると、コードが回転する領域が、貫通孔を通じてトリムカッタの外側へ開放される。これにより、回転するコードの先端がトリムカッタの近傍を通過したときに、トリムカッタの近傍で発生する圧力変動が抑制される。即ち、騒音の発生がさらに低減される。なお、貫通孔に限られず、凹部が形成されている場合でも、同様の効果を少なくとも部分的に得ることができる。

本技術の一実施形態において、トリムカッタは、コードが回転する領域からの距離が、前端よりも後端において大きくなるように、前端と後端との間に段差を形成する屈曲部又は湾曲部を有してもよい。このような構成によると、回転するコードの先端に対して、トリムカッタが比較的に離れて位置することで、コードの通過に伴う圧力変動が抑制される。即ち、トリムカッタの近傍で生じる騒音が低減される。また、トリムカッタが屈曲部又は湾曲部を有することで、トリムカッタの強度を高めることができる。

本明細書が開示する他の刈払機は、操作棹と、操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、コードホルダによって保持されるとともに、その先端が前記コードホルダから繰り出されたコードと、コードホルダと共に回転するコードの余長部分を切断するトリムカッタとを備える。トリムカッタは、コードが回転する方向に関して、刃先が設けられた前端と、前端の反対側に位置する後端とを有する。そして、トリムカッタは、コードが回転する領域に対向する位置に、貫通孔又は凹部を有する。

上記した刈払機では、トリムカッタの中間部分に貫通孔又は凹部が設けられている。このような構成によると、回転するコードの先端がトリムカッタの近傍を通過したときに、トリムカッタの近傍で発生する圧力変動が抑制される。即ち、騒音の発生が低減される。なお、この刈払機においても、トリムカッタはさらに、コードが回転する領域の接線に対して、傾けて配置されていてもよい。

本明細書が開示する他の刈払機は、操作棹と、操作棹の前端において回転駆動されるコードホルダと、コードホルダによって保持されるとともに、その先端が前記コードホルダから繰り出されたコードと、コードホルダと共に回転するコードの余長部分を切断するトリムカッタとを備える。トリムカッタは、コードが回転する方向に関して、刃先が設けられた前端と、前端の反対側に位置する後端とを有する。そして、トリムカッタは、コードが回転する領域からの距離が、前端よりも後端において大きくなるように、前端と後端との間に屈曲部又は湾曲部を有する。このような構成によると、回転するコードの先端に対して、トリムカッタが比較的に離れて位置することで、コードの通過に伴う圧力変動が抑制される。即ち、トリムカッタの近傍で生じる騒音が低減される。

(実施例1)図面を参照して、実施例1の刈払機10について説明する。刈払機10は、園芸用の電動工具であり、芝草を刈り払うために用いられる。図1に示すように、刈払機10は、操作棹12を備える。操作棹12の後端12bには、ハンドル14及びグリップ16が設けられている。通常、ユーザは、ハンドル14とグリップ16をそれぞれ把持して、刈払機10を使用する。

グリップ16には、トリガ18と、ロックオフレバー24が設けられている。通常、トリガ18はロックされており、トリガ18の誤操作が防止されている。トリガ18のロックは、ロックオフレバー24によって解除することができる。即ち、ユーザは、ロックオフレバー24を操作しながら、トリガ18を操作する必要がある。トリガ18が操作されると、刈払機10は動作を開始し、トリガ18の操作が解除されると、刈払機10は動作を停止する。

グリップ16の下方には、バッテリパック22を着脱可能に受け入れるバッテリ取付部20が設けられている。本実施例の刈払機10は、再充電可能なバッテリパック22を電源とするコードレスタイプの電動工具である。なお、本明細書で開示する技術は、コードレスタイプのものに限られず、AC電源(例えばコンセント)にコードを介して接続されるコードタイプのものや、エンジンを原動機とするエンジン式のものにも採用することができる。

図1、図2に示すように、操作棹12の前端12aには、前方ユニット30が設けられている。前方ユニット30は、関節機構32を介して操作棹12に接続されており、操作棹12に対して揺動可能となっている。ユーザは、自己の身長や地面の傾斜に応じて、前方ユニット30の度を調節することができる。関節機構32には、ロックオフボタン34が設けられている。ロックオフボタン34を押すと関節機構32は揺動可能となり、ロックオフボタン34を戻すと関節機構32は固定される。

前方ユニット30には、モータ36と、モータ36によって回転駆動されるコードホルダ42が設けられている。モータ36は、一対の歯車38、40を介してコードホルダ42に接続されている。コードホルダ42は、前方ユニット30に着脱可能に取り付けられている。コードホルダ42は、その内部にコード44を収容している。コード44の先端は、コードホルダ42から繰り出されており、コードホルダ42と共に回転する。本実施例の刈払機10は、コード44を高速で回転させることによって、芝草を切断する。本実施例のコード44は、一例ではあるが、ナイロンコードである。

コードホルダ42は、繰り出しボタン46を有しており、繰り出しボタン46が押されると、所定の長さのコード44を繰り出すように構成されている。ユーザが刈払機10を使用していると、コード44は摩耗や損傷を受けて切断されることがある。このような場合に、ユーザは繰り出しボタン46を地面に押し当てることで、コードホルダ42の内部からコード44を繰り出すことができる。

前方ユニット30には、保護カバー48が設けられている。保護カバー48は、主に樹脂材料で形成されている。保護カバー48は、コード44が回転する領域の一部を、上方及び側方から覆う。保護カバー48は、コード44とユーザとの間に位置し、草木や石といった物体が、ユーザに向けて飛散することを防止する。保護カバー48の形状やサイズについては、特に限定されない。

図3−図6に示すように、保護カバー48の内面には、トリムカッタ50が設けられている。トリムカッタ50は、コード44が回転する領域Aの径方向外側に位置しており、コードホルダ42と共に回転するコード44の余長部分を切断する。前述したように、ユーザが繰り出しボタン46を地面に押し当てると、コードホルダ42の内部からコード44が繰り出される。このとき繰り出されたコード44の余長部分が、トリムカッタ50に当接して切断される。

トリムカッタ50は、コード44が回転する方向Cに関して、刃先が設けられた前端50aと、前端50aの反対側に位置する後端50bとを有する。トリムカッタ50は、後端50bから切欠き56が設けられており、それによって、幅広部52と幅狭部54とを有する。幅狭部54では、前端50aと後端50bとの間の寸法が、幅広部52よりも狭くなっている。そして、トリムカッタ50は、幅広部52において刈払機10(詳しくは、保護カバー48)に固定されているとともに、幅狭部54においてコード44が回転する領域Aに対向する。

刈払機10では、コードホルダ42が回転駆動されたときに、コードホルダ42から繰り出されたコード44の先端が、トリムカッタ50の近傍を繰り返し通過する。このとき、トリムカッタ50の近傍では、コード44の通過に伴って圧力変動が周期的に発生し、それに起因して騒音が生じる。このような騒音を低減するためには、トリムカッタ50の近傍における圧力変動を抑制することが有効である。この点に関して、本実施例におけるトリムカッタ50は、切欠き56が設けられており、その幅狭部54においてコード44が回転する領域Aの接線Bに対向する。このような構成によると、コード44が回転する領域Aに対して、トリムカッタ50の対向する面積が減少することで、コード44の通過に伴う圧力変動が抑制される。それにより、トリムカッタ50の近傍で生じる騒音が低減される。

概して、トリムカッタ50のサイズ(特に、回転するコード44の先端に対向する長さ、即ち、前端50aと後端50bとの間の寸法)を小さくするほど、コード44の通過に伴う圧力変動を抑制することができる。しかしながら、トリムカッタ50のサイズを単に小さくするだけでは、トリムカッタ50の強度を不足させるおそれがある。これらの点に関して、本実施例の刈払機では、トリムカッタ50が幅広部52及び幅狭部54を有しており、幅広部52において刈払機10に固定されているとともに、幅狭部54においてコード44が回転する領域Aに対向する。このような構成によると、トリムカッタ50の強度低下を抑制しつつ、コード44の通過に伴う圧力変動(即ち、騒音の発生)を抑制することができる。一例ではあるが、本発明者の実験によると、測定された騒音は96.7デシベルであった。これに対して、トリムカッタ50が切欠き56を有さない(即ち、幅狭部54を有さない)比較例では、測定された騒音は97.9デシベルであった。

特に限定されないが、幅狭部54の幅寸法(即ち、前端50aと後端50bとの間の寸法)は、コード44の線径の7倍以下とすることができる。但し、トリムカッタ50の材質によっては、幅狭部54の幅寸法をコード44の線径の6倍以下とすることもできる。但し、幅狭部54の幅寸法は、コード44の切断に耐え得る強度を確保するために、コード44の線径の少なくとも2倍以上とするとよく、安全率を考慮して、3倍以上としてもよい。また、トリムカッタ50の切欠き56は、後端50bから設けられるのに代えて、又は加えて、前端50aから設けられてもよい。

図6に示すように、トリムカッタ50は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、平行に配置されている。これに対して、図7に示すように、トリムカッタ50は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、傾けて配置されてもよい。この場合、トリムカッタ50と当該接線Bとが成す角度θは、特に限定されず、例えば5度、10度、15度、30度等とすることができる。一例ではあるが、本発明者の実験によると、角度θを15度とした場合、測定された騒音は96.0デシベルであり、角度θを30度とした場合、測定された騒音は96.1デシベルであった。このことから、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、トリムカッタ50を傾けて配置すると、騒音の発生がより低減され得ることが確認される。

(実施例2)図8−図11を参照して、実施例2の刈払機について説明する。本実施例の刈払機は、実施例1の刈払機10と比較して、トリムカッタ50、150の構成のみが変更されている。従って、ここでは本実施例におけるトリムカッタ150を主に説明し、他の構成については重複する説明を省略する。

図8−図10に示すように、本実施例におけるトリムカッタ150は、実施例1におけるトリムカッタ50と同様に、コード44が回転する方向Cに関して、刃先が設けられた前端150aと、前端150aの反対側に位置する後端150bとを有する。その一方で、本実施例におけるトリムカッタ150は、実施例1におけるトリムカッタ50とは異なり、コード44が回転する領域Aに対向する位置に、貫通孔152を有する。なお、貫通孔152に代えて、トリムカッタ150は凹部(即ち、有底の穴)を有してもよい。本実施例の刈払機では、トリムカッタ150の中間部分に貫通孔152(又は凹部)が設けられている。このような構成によると、コード44が回転する領域Aに対して、トリムカッタ150の対向する面積が減少することで、コード44の通過に伴う圧力変動が抑制される。これにより、騒音の発生が低減される。一例ではあるが、本発明者の実験によると、測定された騒音は95.9デシベルであった。

図10に示すように、トリムカッタ150は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、平行に配置されている。これに対して、図11に示すように、トリムカッタ150は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、傾けて配置されてもよい。この場合、トリムカッタ150と当該接線Bとが成す角度θは、特に限定されず、例えば5度、10度、15度、30度等とすることができる。一例ではあるが、本発明者の実験によると、角度θを15度とした場合、測定された騒音は95.5デシベルであり、角度θを30度とした場合、測定された騒音は96.0デシベルであった。このことから、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、トリムカッタ150を傾けて配置すると、騒音の発生がより低減され得ることが確認される。

(実施例3)図12、図13を参照して、実施例3の刈払機について説明する。本実施例の刈払機は、実施例1の刈払機10と比較して、トリムカッタ50、250の構成のみが変更されている。従って、ここでは本実施例におけるトリムカッタ250を主に説明し、他の構成については重複する説明を省略する。

図12、図13に示すように、トリムカッタ250は、刃先が設けられた前端250aと、前端250aの反対側に位置する後端350bとを有する。また、本実施例におけるトリムカッタ250は、実施例2におけるトリムカッタ150と同様に、コード44が回転する領域Aに対向する位置に、貫通孔252を有している。但し、この貫通孔252は、実施例2における貫通孔252よりも大きく、トリムカッタ250の後端250bまで延びている。これにより、騒音の発生をより低減することができる。なお、貫通孔252が大きくなるほど、トリムカッタ250の強度は低下する。そのことから、本実施例におけるトリムカッタ250は、後端250bにおいて屈曲されており、それによって補強部254が設けられている。

図示省略するが、本実施例のトリムカッタ250についても、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して平行に配置されてもよいし、当該接線Bに対して傾けて配置されてもよい。

(実施例4)図14−図17を参照して、実施例4の刈払機について説明する。本実施例の刈払機は、実施例1の刈払機10と比較して、トリムカッタ50、350の構成のみが変更されている。従って、ここでは本実施例におけるトリムカッタ350を主に説明し、他の構成については重複する説明を省略する。

図14−図16に示すように、本実施例のトリムカッタ350は、実施例1におけるトリムカッタ50と同様に、コード44が回転する方向Cに関して、刃先が設けられた前端350aと、前端350aの反対側に位置する後端350bとを有する。その一方で、本実施例におけるトリムカッタ350は、実施例1におけるトリムカッタ50とは異なり、コード44が回転する領域Aからの距離が、前端350aよりも後端350bにおいて大きくなるように、前端350aと後端350bとの間に段差Sを形成する屈曲部352を有する。このような構成によると、回転するコード44の先端に対して、トリムカッタ350の一部が比較的に離れて位置することで、コード44の通過に伴う圧力変動が抑制される。これにより、トリムカッタ350の近傍で生じる騒音が低減される。一例ではあるが、本発明者の実験によると、測定された騒音は97.4デシベルであった。なお、屈曲部352によって形成される段差Sの寸法は、一例ではあるが、トリムカッタ350の板厚よりも大きくするとよい。

図16に示すように、トリムカッタ350は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、平行に配置されている。これに対して、図17に示すように、トリムカッタ350は、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、傾けて配置されてもよい。この場合、トリムカッタ350と当該接線Bとが成す角度θは、特に限定されず、例えば5度、10度、15度、30度等とすることができる。一例ではあるが、本発明者の実験によると、角度θを15度とした場合、測定された騒音は96.6デシベルであり、角度θを30度とした場合、測定された騒音は96.6デシベルであった。このことから、コード44が回転する領域Aの接線Bに対して、トリムカッタ350を傾けて配置すると、騒音の発生がより低減され得ることが確認される。

図18に示すように、本実施例におけるトリムカッタ350は、屈曲部352に代えて、湾曲部354を有してもよい。このような構成によっても、前端350aと後端350bとの間に段差Sが形成され、回転するコード44の先端に対して、トリムカッタ350の一部が比較的に離れて位置する。これにより、コード44の通過に伴う圧力変動が抑制され、トリムカッタ350の近傍で生じる騒音が低減されることになる。

以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。

10:刈払機 12:操作棹 42:コードホルダ 44:コード 46:繰り出しボタン 48:保護カバー 50、150、250、350、:トリムカッタ 50a、150a、250a、350a、:トリムカッタの前端 50b、150b、250b、350b、:トリムカッタの後端 52:トリムカッタの幅広部 54:トリムカッタの幅狭部 56:トリムカッタの切欠き 152、252:トリムカッタの貫通孔 352:トリムカッタの屈曲部 354:トリムカッタの湾曲部

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