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Positron emission tomography-magnetic resonance tomography compound apparatus

阅读:995发布:2020-07-05

专利汇可以提供Positron emission tomography-magnetic resonance tomography compound apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To satisfy a radiation protection reference value for protecting the periphery of a measuring device favorably as much as possible and to eliminate interfering environmental influence to the measuring device. SOLUTION: This positron emission tomography-magnetic resonance tomography compound apparatus includes: a positron emission tomographic apparatus 3 provided with a radiation detector 4 for detecting a positron annihilation radiation from an inspection space 2; and a magnetic resonance tomographic apparatus 5 provided with a static magnetic field magnet coil 6 generating a static magnetic field in the inspection space 2, an oblique magnetic coil 7 generating an oblique magnetic filed in the inspection space 2, and a high-frequency antenna device 8 for transmitting an excitation pulse in the inspection space 2 and receiving a magnetic resonance signal from the inspection space 2, wherein the radiation detector 4 and the oblique magnetic coil 7 are disposed coaxially and at the substantially same axial height in the periphery of the inspection space 2. The apparatus is provided with a shielding device 14 having a shield element 15 for attenuating a static magnetic field, an oblique magnetic field and annihilation radiation outside a vehicle housing 11. COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT,下面是Positron emission tomography-magnetic resonance tomography compound apparatus专利的具体信息内容。

  • 検査空間(2)内の検査対象(1)の器官の画像表示のための車両ハウジング(11)内の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置であって、この陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置が、
    検査空間(2)からの陽電子消滅放射線を検出する少なくとも1つの放射線検出器(4)を備えた陽電子放出断層撮影装置(3)と、
    検査空間(2)内に静磁場を発生する少なくとも1つの静磁場磁石コイル(6)、検査空間(2)内に傾斜磁場を発生する少なくとも1つの傾斜磁場コイル(7)および検査空間(2)内へ励起パルスを送信しかつ検査空間(2)からの磁気共鳴信号を受信する高周波アンテナ装置(8)を備えた磁気共鳴断層撮影装置(5)とを含み、
    放射線検出器(4)および少なくとも1つの傾斜磁場コイル(7)が検査空間(2)の周りに同軸にかつほぼ同じ軸方向高さに配置され、
    車両ハウジング(11)の外側における静磁場および傾斜磁場ならびに消滅放射線を減弱させるための少なくとも1つの遮蔽要素(15)を有する遮蔽装置(14)が設けられている陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 遮蔽装置(14)の少なくとも1つの遮蔽要素(15)が強磁性である請求項1記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 少なくとも1つの遮蔽要素(15)が、遮蔽要素(15)と検査空間(2)との間にγ線の遮蔽のための金属が存在しないところでは、より厚い壁厚(15a)を有する請求項1又は2記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 少なくとも1つの遮蔽要素(15)が、高い原子番号の材料と消滅放射線の減弱のためのコバルトとを含んでいる請求項1乃至3の1つに記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 遮蔽装置(14)の少なくとも2つの遮蔽要素(15)が1つの磁気共鳴断層撮影装置(5)に対して対称的に配置されている請求項1乃至4の1つに記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 陽電子放出断層撮影装置(3)が磁気共鳴断層撮影装置(5)から取り出し可能である請求項1乃至5の1つに記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 複数の磁気共鳴断層撮影装置(5)を備え、陽電子放出断層撮影装置(3)が異なる磁気共鳴断層撮影装置(5)間において交替させられる請求項6記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 磁気共鳴断層撮影装置(5)の異なるトンネルに対して陽電子放出断層撮影装置(3)を適応させるためのアダプタ部品が用意されている請求項7記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 陽電子放出断層撮影装置(3)がγ線検出のためのアバランシェフォトダイオードを含む請求項1乃至8の1つに記載の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置。
  • 说明书全文

    本発明は、移動式の陽電子放出断層撮影(PET)−磁気共鳴断層撮影(MR)複合装置、特に請求項1の前文による車両ケーシング内の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置に関する。

    最近、医用撮像法において、陽電子放出断層撮影およびコンピュータ断層撮影からなる複合法(PET−CT)、単光子放出コンピュータ断層撮影およびコンピュータ断層撮影からなる複合法(SPECT−CT)、磁気共鳴断層撮影(MR)および陽電子放出断層撮影(PET)からなる複合法(MR−PET)もしくは磁気共鳴断層撮影および単光子放出コンピュータ断層撮影からなる複合法(MR−SPECT)のような、いわゆるハイブリッドモダリティが一段と重要性を増している。 この組み合わせに関しては、MRまたはCTのような高い分解能を持ったモダリティと、感度の高いモダリティ、すなわちSPECTまたはPETのような核医学法(以下において、NMと呼ぶ。)との結合が有利である。 これらの装置の幾つかは検査ボリュームの同時かつアイソセントリックな撮像を可能にする。 これらの新しいハイブリッドモダリティの利用は、まさに初期段階において、絶え間ない予約が保証されているほど集中的であることは考えにくい。 MR−PETまたはPET−CTの収益性を保証するためには、システムが移動ユニットとして備えられるべきである。 この場合にシステムは、車両(トレーラ)内に収納されて交替で多くの病院で利用される。 車両内の限られた空間に収納することができるように、かつ全ての位置において新しい環境に協調していくように装置を変更する技術的な要求が頻繁である。 例としては、移動式のPET−CTシステムにおける磁場に対する不都合として高い敏感性を挙げることができ、これはあらゆる位置において時間および人手のかかる調整過程を必要とする。

    移動式のMRシステム、PETシステムおよびPET−CTシステムは知られている。 特に、移動ユニットにおけるMRとPETとの組み合わせに関心が寄せられている。 しかしながら、通常のPETのシステムの外部磁場に対する高い妨害敏感性が欠点であり、その敏感性は地磁場の妨害作用ですら測定に影響を及し得るほど著しい。 これは、位置移動ごとに時間のかかるシステム調整を必要とする。 更に、MR検査もPET検査も必要とする指示に対して、個別システムの場合には患者ロジスティックスおよび装置ロジスティックスが明確にされなければならない。

    陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置による検査空間内の検査対象の画像表示方法は知られている(例えば、特許文献1参照)。 陽電子放出断層撮影装置は、検査空間に付設されたガンマ線検出器を備えた装置部分を含み、検出器は検査空間から検査対象によって放出されたガンマ線を検出する。 磁気共鳴断層撮影装置は、静磁場を発生する静磁場コイルと、検査空間内に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイルシステムと、検査空間内への励起パルスの送信および/または検査空間からの検査対象の磁気共鳴信号の受信を行なう高周波アンテナ装置とを含む。 傾斜磁場コイルシステムと高周波アンテナ装置との間には、高周波アンテナ装置を傾斜磁場コイルシステムから分離する高周波シールドが配置されている。

    更に、両PET−MR撮像に使用されるアバランシェフォトダイオード(APD)モジュールが知られている(例えば、特許文献2参照)。 各モジュールは多数の独立の光学的に絶縁された検出器を含む。 各検出器はシンチレータ結晶の装置を含み、シンチレータ結晶の装置はAPDの相応の装置によって読み取られる。 モジュールはMRトンネル内に配置されている。 このようにして、APDによりアーチファクトのない高分解能のPET−MR画像が撮影される。

    それぞれのモダリティの複合化および空間的に制限された車両内への組込みのためのそれらの小型化のほかに、一方では環境への測定機器の影響を、他方では狭い限界内における環境による測定機器への影響を抑止することが重要である。 したがって、車両の外側では測定機器の放射および磁場が通行人に危害を招いてはならない(いわゆる、心臓ペースメーカ限界)。 更に、PET測定の場合には、ガンマ線が外へ向かって突き抜けることがあり得る。 これも同様に車両周辺における放射線被曝の著しい増大を招いてはならない。 逆に車両外部の放射線源または磁場が車両内部における測定機器に影響を及ぼしてはならない。

    独国特許出願公開第102005015070号明細書

    国際特許出願公開第2006/071922号明細書

    本発明の課題は、できるだけコンパクトに構成され、一方では測定機器周辺の保護のための放射線保護基準値をできるだけ良好に満たし、他方では測定機器への妨害的な環境影響を排除する移動式の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置を提供することにある。

    この課題は請求項1による方法によって解決される。 本方法の有利な実施態様は従属請求項に記載されている。

    本発明によれば、両モダリティのデータを同時にかつアイソセントリック(isocentric)に取得することができるMR−PETハイブリッドシステムが適切な車両内に設置されて、ある位置から他の位置へ運ばれ、そこで動作させられる。 移動装置の外側におけるガンマ線ならびに磁場に対する遮蔽は、車両ハウジングの外側での放射線被曝が最少に低下するように最適化される。 このために、車両ハウジング内には強磁性ハウジングが組み込まれ、この強磁性ハウジングによって磁線が短い距離を介して濃密にされ、それによって磁場の強さの急降下が達成される。 強磁性ハウジングが比較的高い原子番号を有する材料からなるので、電磁放射との相互作用のための有効横断面積も比較的大きい。 それにより電磁放射の相応の遮蔽が得られる。 すなわち、PET測定の場合に外に向かって突き抜けるγ線がここで吸収される。

    強磁性材料の配置は磁場の遮蔽への要求に応じて最適化される。 これは磁石の漏れ磁場分布(ダイポール磁場)によって規定される形を前提とする。 これに対してγ線は、第1近似において一様に球表面上に分布し、従って検査空間からの距離の2乗で弱まる。 γ線から周辺を保護するための遮蔽体は鉛からなることが好ましい。 本発明によれば、遮蔽体は、化学的組成、MR−PETハイブリッド車両の周りにおける配置および厚みに関して、MR構成要素の磁場の遮蔽に寄与するように最適化される。 それによって遮蔽体の重量およびコストが節減される。

    検査空間内の検査対象の器官の画像表示のための車両ケーシング内の本発明による陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置は、検査空間からの陽電子消滅放射線を検出する少なくとも1つの放射線検出器を備えた陽電子放出断層撮影装置と、検査空間内に静磁場を発生する少なくとも1つの静磁場磁石コイル、検査空間内に傾斜磁場を発生する少なくとも1つの傾斜磁場コイルおよび検査空間内へ励起パルスを送信しかつ検査空間からの磁気共鳴信号を受信する高周波アンテナ装置を備えた磁気共鳴断層撮影装置とを含み、放射線検出器および少なくとも1つの傾斜磁場コイルが検査空間の周りに同軸にかつほぼ同じ軸方向高さに配置され、車両ハウジングの外側における静磁場および傾斜磁場ならびに消滅放射線を減弱させるための少なくとも1つの遮蔽要素を有する遮蔽装置が設けられている。

    本発明の1つの実施態様によれば、好ましくは遮蔽装置の少なくとも1つの遮蔽要素が強磁性である。 それにより磁場は最も効果的に影響を及ぼされる。

    更に、少なくとも1つの遮蔽要素が、遮蔽要素と検査空間との間でγ線を遮蔽するための金属が存在しないところでは、より厚い壁厚を有する。 それにより遮蔽要素が重量およびコストに関して最適化される。

    本発明の他の有利な実施態様では、少なくとも1つの遮蔽要素が、高い原子番号の材料と特に消滅放射線の減弱のためのコバルトとを含んでいる。 このようにして同じ材料により車両外における磁場も電磁放射も減弱させられる。

    特に、遮蔽装置の少なくとも2つの遮蔽要素が1つの磁気共鳴断層撮影装置に対して対称的に配置されている。 それにより、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置を有する車両の設置時に放射線被曝が特定の方向において低減されるだけでなく、これがMR−PET装置に関して対称的に生じることが達成される。

    本発明の更に別の有利な実施態様では、陽電子放出断層撮影装置が磁気共鳴断層撮影装置から取り出し可能である。 それにより、陽電子放出断層撮影装置の引き出しによって、磁気共鳴断層撮影装置における患者の快適性を高めることが達成される。

    この実施態様においては、特に陽電子放出断層撮影装置が異なる磁気共鳴断層撮影装置間において交替させられ得る。 これは、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置が複数の磁気共鳴断層撮影装置を装備している場合に有利である。 いざという場合にはこのようにして陽電子放出断層撮影装置を予め定められた特定の場所に持ってゆき、必要時に相応に装備されたMRシステムにて動作させることができる。

    これを実行することを可能にするためには、陽電子放出断層撮影装置が異なって設計されたMRシステムに適応可能でなければならない。 このために、特に、陽電子放出断層撮影装置を磁気共鳴断層撮影装置の異なるトンネルに対して適応させるために役立つアダプタ部品が用意されている。

    陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置を地磁場のような周辺の磁場に関係なく設置することができるようにするために、陽電子放出断層撮影装置内においてγ線検出のためのアバランシェフォトダイオードが使用されるとよい。 それにより、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置を有する車両をほぼ任意の方位で設置することができる。

    本発明による装置の利点は、とりわけ車両内におけるMRシステムのスペース要求を簡単に考慮することができることにある。 なぜならばPET構成要素が完全に組み込まれているからである。 装置空間内にMR構成要素のほかに収納可能である特別なPET電子機器のための最小のスペース要求しか生じない。 例えばコンピュータ、コンソール、患者用寝台、電源接続要素、冷却要素のような他の全ての構成要素は、両部分モダリティに対して共通に構成される。 PET−CTのような公知のハイブリッドモダリティと違って、この場合には部分モダリティが相前後して配置されるのではなく、互いに入れ子式に配置され、このことが車両環境においてまさに限られたスペース占有を最適化する。 更に、例えば、PETにおいて通例の光電子増倍管技術の代わりにアバランシェフォトダイオードのような半導体技術を使用することよって、磁場に対する障害耐性が達成される。 この技術が、適切な車両内の移動式のPETシステムまたはMR−PETシステムの簡単な位置移動を可能にする。 すなわち、移動式のPETシステムまたはMR−PETシステムが問題なしに迅速にその都度の所望の位置に設置可能であり、しかも、その設置がそこにおいて何らかの付加的な準備措置が行なわれなければならないということなしに可能である。 特に、PET装置におけるアバランシェフォトダイオード(APD)の使用は地磁場への非依存性をもたらし、すなわち設置時における車両の方位は重要でない。

    以下における添付図面を参照する実施例の説明から本発明による装置の他の特徴および利点を明らかにする。
    図1は従来技術に基づくPET−MR複合装置を斜視図にて示し、
    図2は従来技術に基づくPET−MR複合装置を側面図にて概略的に示し、
    図3はPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に上から見て概略的に示し、
    図4は遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に上から見て概略的に示し、
    図5はPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に側方から見て概略的に示し、
    図6は遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に側方から見て概略的に示し、
    図7はPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に前方から見て概略的に示し、
    図8は遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に前方から見て概略的に示す。

    図面は正しい縮尺に従って示したものではない。 同じ要素または同じ作用をする要素には同一の参照符号が付されている。

    図1に示されているように、PETとMRとの組み合わせおいて検査対象1が検査空間2に送り込まれる。 この検査空間2は検出器装置4を有するPET装置3によって囲まれている。 検出器装置4は、一般に、検査空間2の周りにリング状に配置された(図示されていない)シンチレーション結晶の装置である。 シンチレーション結晶において511keVのエネルギーを有する光子(陽電子の消滅放射線)が光量子に変換され、その後光量子が他方の側で、(図示されていない)光検出器に好ましくは(図示されていない)光導波路を介して導かれ、光検出器が光量子の個数に応じて電気的な出力信号を発生する。

    検査対象1における検査の空間分解能を改善するために、PET装置3がMR装置5により取り囲まれている。 MR装置5は静磁場磁石6のほかに主として傾斜磁場コイル7および高周波アンテナ装置8を含む。 以下において、これらの要素を図2に基づいて説明する。

    図2にはこの種の構造を他の細部とともに断面図にて示す。 検査対象1は部分的に検査空間2の内部にある。 検査空間2の周りの外側全体に、静磁場を発生するためのコイル6が配置されている。 コイル6によって検査空間2内に発生される磁場は、画像平面において検査対象2の主軸線と一致する軸線を有する。

    コイル6内には他のコイルとして、検査空間2内に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル7が配置されている。 傾斜磁場コイル7は静磁場コイル6内に押し込まれているか、もしくはねじ込みにより嵌め込まれているので、両コイル6,7は互いにしっかり固定して結合されている。

    MR装置の部分である高周波アンテナ装置8により、高周波電磁場が検査空間2内に照射される。

    図3は、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置を、車両11内に組み込まれた患者用寝台10を有するユニット9として上から見た状態で示す。 この車両11は、特にトラックの大型トレーラであるとよく、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置9はその重量のゆえに好ましくは直接的にトレーラの1つまたは複数の車軸上に位置決めされている。 測定機器9によって発生される磁場の説明のために、図3には、磁場の広がりを概略的に表わす等磁場線12が示されている。 明らかのように、測定機器9の直接周辺において最高の磁場強さが生じている。 測定機器9からの距離が増すにつれて磁場強さは低下する。 等磁場線12の経過は測定機器9の周辺における材料によって決まる。 磁気的な関連材料が測定機器9の近くに存在しないところでは、測定機器から出る磁場が周辺に深く入り込む。 磁場に影響を及ぼす材料が測定機器の近くに存在するところでは、磁場が周辺へ殆ど入り込まない。 したがって、図3において最も外側に示された等磁場線12は、長軸が車両の長手軸線に平行に延びる楕円形を形成している。

    本発明によれば、等磁場線12の経過が、磁場による環境負担を最小にするよう的確に変更される。 これは図4に概略的に示されている。

    図4には車両内の測定機器9が平面図にて他の細部と共に示されている。 測定機器9は検査空間2を囲う複数のコイルを有し、これらのコイルは車両の長手軸線に沿って連続的に配置され、図4には棒として示されている。 磁場経過を車両の長手軸線に対して直角方向にできるだけ大幅に制限するために、車両11内に、測定機器9を少なくとも部分的に取り囲む遮蔽装置14が設けられている。 この遮蔽装置14は、測定機器9の周辺において一様に磁場強さを低減するために測定機器9に対して対称的に配置されている複数の遮蔽要素15を含む。

    図3と図4との比較から明らかのように、測定機器9の周りにおける重要な位置に遮蔽要素15を配置することによって、車両の外側の磁場が明らかに低減する。 このような磁場低減は、車両の側方周辺において特に望ましい。 なぜならば、そこでは、通行人が全然気づくことなく車両内部の測定機器9に特に近いところを通るからである。 しかし、車両11の走行方向における放射線被曝も低減させるために、もちろん測定機器9の前後に他の遮蔽要素15が配置されるとよい。 これが同様に図4に示されている。 そして、ここにおいても磁場強さの相応の低減が得られる。 全体として測定機器9の周りにおける磁場強さの楕円形経過はほぼ維持されたままであるが、磁場の広がりは主としてあと僅かに車両11の内部空間のみに制限される。

    この作用が磁場12に対しても電磁放射に対しても通用することが、検査空間から出てくるガンマ量子である放射線13によって示されている。 この放射線13も、遮蔽要素15を有する遮蔽装置14によって遮蔽されるので、放射線13は車両11から周辺へ全く到達しないかまたは僅かしか到達しない。 主として、遮蔽要素15が検査空間から大きな距離を持つところにおいてのみ、ガンマ量子が測定機器上に漏れる。 換言するならば、図4の表示において、測定機器9に対して直角方向に設けられこの測定機器9の近くにある2つの遮蔽両要素15が特に有効であることがわかった。 なぜならば、当該遮蔽要素はγ線にとっての自由な空間角度も明らかに減少させるからである。 この場合、PET構成要素の一部としてのγ線の遮蔽体は、MR構成要素の一部として磁性の鉄が存在するところでは、薄くてもよいことを考慮すべきである。 換言するならば、本発明にしたがって提案されているように遮蔽体が高い原子番号を有する磁性材料からなるならば、磁場の遮蔽体がγ線の遮蔽をも生じかつγ線の遮蔽体が磁場の遮蔽をも生じる。

    磁場の遮蔽も、電離した電磁放射の遮蔽も達成するためには、遮蔽要素15のために適切な材料が使用されなければならない。 このために、特に高い原子番号Zを有する強磁性材料が適している。 特に、これは強磁性の鉄およびコバルトの合金である。

    γ線の遮蔽の更なる改善は、絶対に必要であると思われるところにおいて、それぞれの遮蔽要素15の壁厚が補強されることにより達成される。 図4に示されているように、この場合に、遮蔽要素15と検査空間2との間にγ線の遮蔽のための金属が存在しないところで、遮蔽要素15がより厚い壁厚を有する。 図4において、この壁補強15aは、遮蔽要素15上における補強リブであり、これらの補強リブは、金属が検査空間2を取り囲んでいないところ、つまりコイルまたは継鉄が存在しないところに配設されている。 したがって、側方の遮蔽要素15上のリブ15aは概略的に示された測定機器9の金属を含む構造に対して相補的に配置されている。 測定機器の先端側および後端側での遮蔽要素15においては、範囲15aにおける壁がリブによってではなく、むしろ補強板全体によって補強されている。 このようにして、磁場の低減に加えて放射線の低減も行なわれることが保証される。

    他の図5ないし図8には、車両11の側面図および正面図もしくは背面図で等磁場線12が示されている。 図5において、車両11の車軸16に関する測定機器9の負荷分布が明らかである。 測定機器9の高重量のゆえに、患者用寝台10を有する測定機器9は、2つの車軸16上に配置されることが好ましい。 車両は支持装置18により止められている。 車両の外側における収納装置17は、特に材料が特別な条件下で収納されるべきである場合に、またはコンプレッサなどのようなエネルギー源が車両内部の人に負担をもたらす場合に、内部空間の外側に材料およびエネルギー源を収納するのに用いられる。

    図6には、遮蔽要素15を使用した場合における等磁場線12の経過が示されている。 磁場が車両11の長手方向に幾何学的に制限されるのに対して、磁場は上または下の方向には全く影響を及ぼされない。 これは図5による車両の場合にも絶対に必要というわけではない。 高い原子番号Zを有する強磁性材料からなる遮蔽要素15が寄与する車両11の重量を削減するために、図6による実施形態では図示の2つの遮蔽要素のみが設けられている。

    最後に図7および図8は遮蔽要素15が有る場合もしくは無い場合における等磁場線12の経過を示す。 他の図におけると同様に、遮蔽なしの図7には車両11ならびに測定機器9の外形が示されている。 これに対して、図8には図をより良く見易くするために磁場経過のみが示されている。 図7においては磁場が車両の側方に対して明白な広がりを示しているのに対して、図8による実施形態においては遮蔽によりこの広がりが消えている。 したがって遮蔽の有効性が明らかである。

    更に、以下において、移動式の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴複合断層撮影の幾つかの利点および特徴を説明する。

    移動式の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置におけるPET構成要素は、(図示されていない)有利な実施形態において「挿入部分(インサート)」として実施され、すなわち、移動式の陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置のMRシステムへのフレキシブルな挿入部分として実施されている。 この場合に、コンピュータ、電子機器、電源等のPETシステムのための構造基盤が存在し、追加装備の必要はない。 しかしながら、PET構成要素はより大きなMRトンネルのために取り出し可能であり、それによって患者の快適性が改善される。 取り出し可能なPETシステムは、相応の構造基盤が存在している場合に、要求に応じて車両11内へ組み込むことができ、あるいは異なった移動式または固定設置されたMRシステムの間で交替させられる。

    特に、PET構成要素を、このようにして複数の(固定設置された)MRシステムに対して使用することができる。 この場合に、PET構成要素は、トラック内のそれぞれの指定位置に運び込まれ、必要に応じて、相応に装備させられたMRシステムにおいて作動可能である。

    他の有利な実施形態では、PETシステムが適切なアダプタ部品を装備している。 それによりMRシステムのトンネル設計における相違を補償することができる。 PET構成要素のための構造基盤がMRシステムに設けられていることが好ましい。 この実施形態ではPET構成要素が磁場強さに依存せずに構成可能であるので、PET構成要素は異なった磁場強さを有するMRシステム間でフレキシブルに交換可能である。

    MR−PETハイブリッドシステムの移動式構成に基づいてそれの利用を最適化することができる。 移動式構成を可能にするために、本発明によれば、MR−PETハイブリッドシステムのスペース占有が車両内において許容範囲に低減され、車両周辺における放射線被曝が最少化される。 これは、本発明によれば、部分モダリティの集結および中央構成要素の共通利用のような技術的措置によって達成される。 この場合に半導体技術の利用がセットアップ時間の低減を可能にし、これがまたもや正味利用時間を高める。 PET構成要素の交互利用によって柔軟性が高められ、車両システムまたは固定設置システムが要求に応じて装備される。

    更に陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置が陽電子放出断層撮影装置3内にγ線検出のためのアバランシェフォトダイオードを含んでいるので、陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置が周囲の(地)磁場に関して任意の方位で設置可能である。

    従来技術に基づくPET−MR複合装置を概略的に示す斜視図

    従来技術に基づくPET−MR複合装置を概略的に示す側面図

    PET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に上から見た概略図

    遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に上から見た概略図

    PET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に側方から見た概略図

    遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に側方から見た概略図

    PET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に前方から見た概略図

    遮蔽装置が設けられている場合にPET−MR複合装置を車両内および車両周辺に発生される磁場の等磁場線と共に前方から見た概略図

    符号の説明

    1 検査対象2 検査空間3 PET装置4 検出器装置5 MR装置6 静磁場磁石7 傾斜磁場コイル8 高周波アンテナ装置9 陽電子放出断層撮影−磁気共鳴断層撮影複合装置10 患者用寝台11 車両12 等磁場線13 放射線14 遮蔽装置15 遮蔽要素16 車軸17 収納装置18 保護装置

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