Pll device

阅读:836发布:2024-01-10

专利汇可以提供Pll device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a PLL device whose lockup time is short and whose stability and converging speed are not reduced even when frequency division ratio N of a variable frequency divider is changed. SOLUTION: The PLL circuit is provided with a variable frequency divider 3 that frequency-divides an output signal from a voltage controlled oscillator 2 by a frequency division ratio N and provides an output of a feedback signal, a phase comparator 6 that compares the phase of the feedback signal with the phase of a reference signal, and a charge pump 9 that outputs an error signal depending on an output of the phase comparator 6 and the gain of the charge pump is revised with an output relating to the frequency division ratio N.,下面是Pll device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 電圧制御発振器の出力信号を分周比Nで分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え、前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの利得を変更する構成とした事を特徴とするPLL装置。
  • 【請求項2】 電圧制御発振器の出力信号を分周比Nで分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え、前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの出力電流を変更する構成とした事を特徴とするPLL装置。
  • 【請求項3】 制御部と、ラッチ回路と、DA変換器とを設け、前記ラッチ回路は前記可変分周器に前記分周比Nを出力し、前記制御部は前記ラッチ回路を介して前記DA変換器へ前記分周比Nを出力すると、前記DA変換器は前記チャージポンプへ、前記分周比Nに比例する出力電圧を与える事を特徴とする請求項2のPLL装置。
  • 【請求項4】 前記チャージポンプに、前記出力電圧に関連した電流値にて通電される第1ミラー回路と、前記第1ミラー回路に接続される第1スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第1スイッチング部に第1出力信号を与えると、前記第1スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となる事を特徴とする請求項3のPLL装置。
  • 【請求項5】 前記チャージポンプに、第2ミラー回路と、前記第2ミラー回路に接続される第2スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第2スイッチング部に第2出力信号を与えると、前記第2スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となる事を特徴とする請求項4のPL
    L装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はPLL装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、この種の装置は例えば、SANY
    O TECHNICAL REVIEW VOL. 1
    0、NO. 1、FEB. 1978の第32頁に示されている。 この資料によると、電圧制御発振器の出信号を分周し帰還信号を出力する可変分周器と、帰還信号と基準信号を位相比較し、誤差信号を出力する位相比較器と、誤差信号を制御電圧に変換し、電圧制御発振器へ出力するローパスフィルタとを備えたPLL装置が示されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置では、可変分周器の分周比Nを小さい値から大きい値へ変更した時に、ロックアップ時間(設定周波数に到達する時間)が長い第1の欠点が有る。 また、特に可変分周器の分周比Nが大きい場合、PLL装置としての安定性および収束速度が低下する第2の欠点が有る。

    【0004】本発明者は、その原因を究明した。 即ち、
    PLL装置の全体利得(ループゲイン)Kは次式で表わされる。 K=(KP・KV)/N、KPとKVは各々、
    位相比較器と電圧制御発振器の利得である。 上式により、分周比Nが大きくなると、全体利得Kが低下する。
    その結果、ロックアップ時間が長くなる。 また、この時Kの値により決定される自然周波数およびダンピング係数も小さくなり、最適値から外れる。 この様に、PL
    L装置が最適状態から外れる事により、安定性および収束速度が低下する事が分った。

    【0005】故に、本発明は、この様な従来の欠点を考慮して、可変分周器の分周比Nが変化しても、ロックアップ時間が短い、かつ、安定性および収束速度が低下しないPLL装置を提供する。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、電圧制御発振器の出力信号を分周比Nで分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え、前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの利得を変更する構成とした。

    【0007】請求項2の本発明では、電圧制御発振器の出力信号を分周比Nで分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの出力電流を変更する構成とした。

    【0008】請求項3の本発明では、制御部と、ラッチ回路と、DA変換器とを設け、前記ラッチ回路は前記可変分周器に前記分周比Nを出力し、前記制御部は前記ラッチ回路を介して前記DA変換器へ前記分周比Nを出力すると、前記DA変換器は前記チャージポンプへ、前記分周比Nに比例する出力電圧を与える。

    【0009】請求項4の本発明では、前記チャージポンプに、前記出力電圧に関連した電流値にて通電される第1ミラー回路と、前記第1ミラー回路に接続される第1
    スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第1スイッチング部に第1出力信号を与えると、前記第1スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となるものである。

    【0010】請求項5の本発明では、前記チャージポンプに、第2ミラー回路と、前記第2ミラー回路に接続される第2スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第2スイッチング部に第2出力信号を与えると、前記第2スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となるものである。

    【0011】

    【発明の実施の形態】以下に、図1の電気回路図に従い、本発明の実施の形態に係るPLL装置1を説明する。 この図1に於て、電圧制御発振器2は出力信号FO
    を出力する。 可変分周器3に、出力信号FOが入力される。 制御部4は例えばマイクロコンピュータ等からなり、ラッチ回路5に対し、分周比N(デジタル信号値)
    を出力する。 ラッチ回路5は可変分周器3に対し、分周比N(デジタル値)を出力する。 この様にして、可変分周器3は、電圧制御発振器2からの出力信号FOを分周比Nにて分周し、分周した信号(帰還信号FV)を、位相比較器6へ出力する。

    【0012】基準発振器7は入力側が晶振動子8に接続され、出力側が位相比較器6に接続されている。 即ち、基準発振器7は、例えば10KHZの基準信号FR
    を発生させ、位相比較器6へ出力する。

    【0013】位相比較器6は、帰還信号FVと基準信号FRを位相比較し、その比較結果としての第1出力信号(ポンプダウン信号)PDと第2出力信号(ポンプアップ信号)PUを、チャージポンプ9へ出力する。 チャージポンプ9は、位相比較器6の出力PD、PUにより、
    ローパスフィルタ10に対し、誤差信号ERを出力する。

    【0014】ローパスフィルタ10は例えば、抵抗とコンデンサとオペアンプ(共に図示せず)等から成り、誤差信号ERを増幅し、高周波分をカットした制御電圧C
    Vとして、電圧制御発振器2へ出力する。 電圧制御発振器2は、制御電圧CVに応じた周波数を持つ出力信号F
    Oを、可変分周器3に対して出力する。

    【0015】DA変換器11は、ラッチ回路5から送られる分周比N(デジタル値)を、アナログ値に変換し、
    チャージポンプ9に対し、分周比Nに比例した出力電圧Dを与える。

    【0016】そして、チャージポンプ9は例えば、抵抗Rと、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q
    6、Q7等から構成されている。 トランジスタQ1のコレクタは、抵抗Rを介して、DA変換器11の出力側に接続され、エミッタは接地され、ベースはトランジスタQ2のベースに接続されている。 トランジスタQ1のコレクタとベースはリード線12を介して接続されている。

    【0017】トランジスタQ2のエミッタは接地され、
    コレクタはトランジスタQ4のベースに接続されている。 トランジスタQ3のベースは、Q2のベースに接続され、エミッタは接地され、トランジスタQ3のベースは、トランジスタQ7(例えばnチャネルMOS FE
    Tから成り、以後、第1スイッチング部と呼ぶ)のソースに接続されている。

    【0018】トランジスタQ4のエミッタは、電源電圧VDDの供給端子に接続され、 トランジスタQ4のベースはトランジスタQ5のベースに接続されている。 トランジスタQ4のコレクタとベースは、リード線13を介して接続されている。

    【0019】トランジスタQ6(例えばpチャネルMO
    S FETから成り、以後、第2スイッチング部と呼ぶ)のドレインは、トランジスタQ5のベースに接続されている。 第2スイッチング部Q6のゲートは、位相比較器6の第2出力端子14に接続されている。 第2スイッチング部Q6のソースは第1スイッチング部Q7のドレインに接続されている。

    【0020】上記ソースとドレインの接続点に、出力端子16の1側が接続され、出力端子16の他側はローパスフィルタ10に接続されている。 また、第1スイッチング部Q7のゲートは、位相比較器6の第1出力端子1
    5に接続されている。

    【0021】これらの抵抗Rと、リード線12と、トランジスタQ1、Q2、Q3等により第1ミラー回路17
    が構成され、トランジスタQ1、Q2、Q3の各コレクタに流れる電流値Iは同一に設けられている。 この電流値Iは、出力電圧Dと、抵抗Rと、トランジスタQ1により定められるものである。 即ち、電流値Iは、分周比Nに比例する出力電圧Dに関連した電流値であり、分周比Nが大きくなる程、電流値Iも大きくなる。 また、第1スイッチング部Q7は、第1ミラー回路17に接続されている。

    【0022】同様に、リード線13と、トランジスタQ
    4、Q5等により、第2ミラー回路18が構成され、トランジスタQ4、Q5の各コレクタに流れる電流値Iは同一であり、第1ミラー回路17を流れる電流値と同じである。 第2スイッチング部Q6は、第2ミラー回路1
    8に接続されている。 以上の部品により、PLL装置1
    が構成されている。

    【0023】次に、再び図1に従い、PLL装置1の動作を説明する。 まず使用者は、制御部4に接続された周波数設定部(図示せず)に、自分の希望する周波数Aを設定する。 制御部4は周波数Aを10(基準信号FRの周波数が10KHZだから)で割った分周比N(アナログ値)を求める。 制御部4は内蔵するAD変換器により上記アナログ値を分周比Nのデータ(nビットのデジタル値)に変換する。

    【0024】制御部4はラッチ回路5に対し、分周比N
    のデータを出力し、DA変換器11は上記データをDA
    変換し、チャージポンプ9に対し、分周比Nに比例した出力電圧Dを与える。 またラッチ回路5は、可変分周器3に対し、分周比N(デジタル値)を出力する。

    【0025】可変分周器3は、電圧制御発振器2から出力される出力信号FOを分周比Nにて分周し、その分周された信号(帰還信号)FVを、位相比較器6に出力する。 位相比較器6は、基準発振器7から出力される基準信号FRと、帰還信号FVを位相比較する。

    【0026】上述の説明では、PLL装置1は立上り状態(出力信号FOの周波数が設定周波数に到達していない)である。 故に、位相比較器6は上記位相比較の結果、第1出力端子15をして、Hi信号となる第1出力信号PD(ポンプダウン信号)を出力する。 また位相比較器6は第2出力端子14をして、Lo信号となる第2
    出力信号PU(ポンプアップ信号)を出力する。

    【0027】この様に、第1出力端子15に接続された第1スイッチング部Q7のゲートは、第1出力信号PD
    (Hi)が供給されるので、第1スイッチング部Q7は開く(オフする)。 また、第2出力端子14に接続された第2スイッチング部Q6のゲートは、第2出力信号P
    U(Lo)が供給されるので、第2スイッチング部Q6
    は閉じる(オンする)。

    【0028】その結果、第1ミラー回路17を構成するトランジスタQ1、Q2の各コレクタに、電流Iが流れ、第2ミラー回路18を構成するトランジスタQ4、
    Q5の各コレクタに、同一の電流Iが流れる。

    【0029】この時、第1スイッチング部Q7はオフし、第2スイッチング部Q6はオン(閉じ)ているので、上記電流Iは、トランジスタQ5と、第2スイッチング部Q6と、出力端子16を介して、ローパスフィルタ10へ流れる。

    【0030】上記内容をまとめる。 位相比較器6が第2
    スイッチング部Q6に第2出力信号PUを与えると、第2スイッチング部Q6は閉じる。 そして、第1ミラー回路17を流れる電流Iは、チャージポンプ9の出力電流(誤差信号ER)として、ローパスフィルタ10へ吐出される(供給される)。 なお、上述した様に、電流値I
    は、分周比Nに比例する出力電圧Dに関連した電流値であり、分周比Nが大きくなる程、電流値Iも大きくなる。

    【0031】この様な位相比較を繰り返すと、PLL装置1はロック状態(出力信号FOの周波数が設定周波数に到達する)となる。 そして、出力信号FOの周波数が設定周波数を越えた場合、位相比較器6は、第1出力端子15をして、Lo信号となる第1出力信号PDを出力する。 また位相比較器6は第2出力端子14をして、H
    i信号となる第2出力信号PUを出力する。

    【0032】この様に、第1出力端子15に接続された第1スイッチング部Q7のゲートは第1出力信号PD
    (Lo)が供給されるので、第1スイッチング部Q7は閉じる(オンする)。 また、第2出力端子14に接続された第2スイッチング部Q6のゲートは、第2出力信号PU(Hi)が供給されるので、第2スイッチング部Q
    6は開く(オフする)。

    【0033】その結果、第1ミラー回路17を構成するトランジスタQ1、Q2、Q3の各コレクタに、電流I
    が流れ、第2ミラー回路18を構成するトランジスタQ
    4のコレクタに、同一の電流Iが流れる。

    【0034】この時、第1スイッチング部Q7はオンし、第2スイッチング部Q6はオフしているので、上記電流Iは、ローパスフィルタ10と、出力端子16と、
    第1スイッチング部Q7と、トランジスタQ3と、接地体(グランド)へと流れる。

    【0035】上記内容をまとめる。 位相比較器6が第1
    スイッチング部Q7に第1出力信号PDを与えると、第1スイッチング部Q7は閉じる(オンする)。 そして、
    第1ミラー回路17を流れる電流Iは、チャージポンプ9の出力電流(誤差信号ER)として、ローパスフィルタ10から吸込まれる。 また、上記電流値Iは、分周比Nに比例する出力電圧Dに関連した電流値であり、分周比Nが大きくなる程、電流値Iも大きくなる。

    【0036】この様に、位相比較器6が第1出力信号P
    Dを出力する時も、第2出力信号PUを出力する時も、
    分周比Nに関連する出力(例えば、分周比Nに比例する出力電圧D等)により、チャージポンプ9の出力電流(誤差信号ER)は変更する構成とされている。 即ち、
    分周比Nが大きくなる程、上記出力電流(電流値I)は大きくなる様に、構成されている。

    【0037】更に、電流値Iが分周比Nに比例する様に構成されると、次式が成り立つ。 I=C1・N(C1は定数)。 また、従来のチャージポンプの様に、出力電流I1が分周比Nに関連せずに、一定ならば次式が成り立つ。 I1=C2(C2は定数)。 この時、チャージポンプ9の利得KCは次式から得られる。 KC=C1・N/
    C2…式(1)。

    【0038】また、PLL装置1の全体利得Kは次式から得られる。 K=KP・KC・KV/N…式(2)。 ここで、KP、KVは各々、位相比較器6の利得、電圧制御発振器2の利得である。 式(1)を式(2)に代入すると、次式が得られる。 K=KP・(C1・N/C2)
    ・KV/N=KP・C1・KV/C2。

    【0039】つまり、分周比Nに比例する様に、チャージポンプ9の利得KCを設ける事により、PLL装置1
    の全体利得Kは分周比Nに関連しない一定値となる。

    【0040】更に、電流値Iが分周比Nに比例しなくても、分周比Nに関連する出力(例えば出力電圧D等)により、電流値Iを変更する事ができる。 この様に、分周比Nに関連する出力により、チャージポンプ9の利得K
    Cを変更する事ができる。

    【0041】その結果、分周比Nに関連するチャージポンプ9の利得KCと、可変分周器3の利得1/Nを掛算すると、分周比N分が打ち消し合って、PLL装置1の全体利得Kは、分周比Nに関連しない一定値となる。

    【0042】それ故、可変分周器の分周比Nを大きい値へ変更した時も、従来の様に、PLL装置の全体利得が低下する事が防止され、ロックアップ時間が早くなる。
    また分周比Nが変化しても、全体利得は略一定となるので、自然角周波数およびダンピング係数は最適値を維持される。 その結果、PLL装置としての、安定性および収束速度が低下する事が防止される。

    【0043】

    【発明の効果】上述の様に、請求項1の本発明では、電圧制御発振器の出力信号を分周比Nにて分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え、前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの利得を変更する構成とする。 この構成により、分周比Nに関連するチャージポンプの利得と、可変分周器の利得1
    /Nを掛算すると、分周比N分が打ち消し合ってPLL
    装置の全体利得は、分周比Nに関連しない一定値となる。 その結果、可変分周器の分周比Nを大きい値へ変更した時も、従来の様に、PLL装置の全体利得が低下する事が防止され、ロックアップ時間が早くなる。

    【0044】請求項2の本発明では、電圧制御発振器の出力信号を分周比Nにて分周し、帰還信号を出力する可変分周器と、前記帰還信号と基準信号を位相比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力により誤差信号を出力するチャージポンプとを備え、前記分周比Nに関連する出力により、前記チャージポンプの出力電流を変更する構成とする。 この構成により、チャージポンプの出力電流および利得は、分周比Nに関連するものとなり、分周比Nに関連するチャージポンプの利得と、可変分周器の利得1/Nを掛算すると、分周比N分が打ち消し合って、全体利得が一定となる。 この様に、全体利得が一定となるので、全体利得により定められる自然角周波数およびダンピング係数は最適値を維持される。 その結果、
    分周比Nが変化する事による、PLL装置としての、安定性および収束速度が低下する事が防止される。

    【0045】請求項3の本発明では、制御部と、ラッチ回路と、DA変換器とを設け、前記ラッチ回路は前記可変分周器に前記分周比Nを出力し、前記制御部は前記ラッチ回路を介して前記DA変換器へ前記分周比Nを出力すると、前記DA変換器は前記チャージポンプへ、前記分周比Nに比例する出力電圧を与える構成とする。 この様に、制御部がラッチ回路に与えた分周比N(デジタル値)は、DA変換器によりアナログ値に変換されるので、分周比Nに正確に比例する出力電圧がチャージポンプに与えられる。

    【0046】請求項4の本発明では、前記チャージポンプに、前記出力電圧に関連した電流値にて通電される第1ミラー回路と、前記第1ミラー回路に接続される第1
    スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第1スイッチング部に第1出力信号を与えると、前記第1スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となる構成とする。 この様に、第1スイッチング部が閉じた時(例えばポンプダウン信号の出力時)、第1ミラー回路に於て、出力電圧に関連した電流値を生成し、その電流値にて、チャージポンプの出力電流を決定する。 その結果、出力電圧に正確に関連した出力電流が得られ、正確な電流値の制御ができる。

    【0047】請求項5の本発明では、前記チャージポンプに、第2ミラー回路と、前記第2ミラー回路に接続される第2スイッチング部とを設け、前記位相比較器が前記第2スイッチング部に第2出力信号を与えると、前記第2スイッチング部が閉じ、前記第1ミラー回路の前記電流値が前記チャージポンプの出力電流となる構成とする。 この様に、第2スイッチング部が閉じた時(例えばポンプアップ信号の出力時)、第1ミラー回路に於て、
    出力電圧に関連した電流値を生成し、その電流値にて、
    チャージポンプの出力電流を決定する。 その結果、出力電圧に正確に関連した出力電流が得られ、正確な電流値の制御ができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態に係るPLL装置1の電気回路図である。

    【符号の説明】

    2 電圧制御発振器 3 可変分周器 6 位相比較器 9 チャージポンプ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀越 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 内山 久嘉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5J106 AA04 CC01 CC15 CC24 CC38 CC41 CC53 DD32 DD35 DD42 GG15 HH04 JJ08 KK03 PP03 QQ09 RR12

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